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2005年11月

2005/11/30

明治安田生命という会社には、本当に開いた口が塞がらない!

またまた明治安田生命についてです!

明治安田生命から(10/28:まさに業務停止命令が出されたその日)、当方は不当な言いがかりをつけられたことを掲載しました。その後一度だけ状況を掲載しました。

月も変わりますので、今日の午前のやり取りを念のために掲載したいと思います。

先月28日の朝、月払い掛け金について不当な言いがかりを受けました(内容は10/28のブログをご覧下さい)。その日(夜半)から、明治安田生命は金融庁から行政処分を受け二週間にわたり営業業務を停止致しました。そのため、この間に提起された問題解決に向けた努力ができなかったとしても、多少の情状酌量の余地はあります。しかし、業務停止解除後から今日まで、既に2週間以上の日々が経過しています。この2週間ほどの間、明治安田生命から生じた事案解決のために、どのような事が検討され、あるいは、議論されたのか、何の連絡も音沙汰もありませんでした。そのため当方は事態の推移を全く知りません。

そこで、今日の午前、担当営業所長へ電話を入れ「あれから既に1ヶ月の日時が経過しましたが、何のご連絡も頂戴しませんので、どのようになさるお考えで、どのような状態なのかお知らせ頂きたい」と申し入れました。
それに対する回答は「私たちも分からないのです。一生懸命やっていると思いますが」でした。一見、話をしているようにも聞こえますが、返事自体には主語も述語も目的語もありません。意味もない言葉を羅列しただけの空虚な言葉に過ぎません。
その点を指摘し、「一体全体、被契約者に対し、自社(明治安田生命)の規定も無視し、電話をかけ、一方的に契約者の不法な論理を押しつけ、被契約者の名誉を毀損したことを、会社としてどのように捉え、どのように詫びる考えか、被契約者としての当方の希望は、既に充分伝えてある」と再度、厳しく抗議し注意を促しました。
担当の営業所長は「自分では手に負えない(担当営業所で生じたことであるにも関わらず)。そのため、もう一度、担当支社の方(窓際族部下無し肩書きだけの顧客係)から、連絡して貰います」と言い電話を切りました。

その後、窓際族部下無し肩書きだけの顧客係から電話が入り「昨日、本社からお詫びの文書が届きましたので、今日、お届けしようと思っておりました」と言ってのけました。
よっく言うよね!全くもって!
これは、蕎麦屋の出前と同じで、「これからお詫びの文書を作りますから、今日のうちには、お届けできると思います」と言っているのと同じです(蕎麦屋さんに悪気はありません。昔からの単なる例え話です)。明治安田生命は本当に客をバカにしています。
当方は、「誰がお届けになるのか」と畳みかけますと、「支社長と一緒に伺います」と、臆面もなく言い放てるところがホントに無責任を地でいっています。

この窓際族顧客係の発言を、社会人として考えてみたいと思います。もし、百万歩譲って、昨日のうちに本社から詫びの文書が届いていたと仮定しましょう。それなら、少なくとも、昨夜のうちに電話などで、当方の今日の予定を訊ねるべきではないかと、一方の当事者の当方は、この程度の疑問を持ってもおかしくはないでしょう。当方は、そのような打診を受けていません。
あるいは、当方は、担当役員の来訪と当人からの詫びを求め(合意)しているわけですから、担当役員の行動予定を照らした、訪問日時の打診が当方へ為されて然るべきです。

全く以て、その場限りの、場当たり的な、誠意の欠片もない発言に終始するところが明治安田生命という会社の、客を客とも思っていない本質を顕しています。

先月合意した中身は「担当役員が、社長の詫び状を持ち、当方を訪問し、社を代表して詫びること」です。別に文書化はしていませんが、紳士的な合意であり協定です。
これに対し、この窓際族顧客係は「そんなことを言われても」と返してきました。
ここでこの人物は、またもや、支社は会社を代表していると、さして重要な意味を持たない言葉を積み上げ、つべこべ言い逃れを始めるのです。

元来、保険契約は、被契約者(申込人)と契約者・引受会社(代表取締役)の契約です。決して、支社や担当営業者との契約ではありません。それは単なる窓口であり代理業務者に過ぎません。当該の会社が『基本約款』を作り担当官庁の許認可を得て業務を行っているわけで、会社を代表するのはあくまでも代表権を持つ役員です。少なくとも、取締役以上の役員でもなければ、会社を代表していると表見上からも考えられません。

支社長などといってみたところで単なる使用人に過ぎません。保険契約に当たって、支社長などが契約書面に記載されているのを見ることはありません。『保険約款』は会社の時々の代表者の役職と氏名が記載されており、その表見代表を契約者として被契約者は署名押印しているのです。

約款に記載されたことは、時代や環境の変化を受け対応が難しくなる場合もありますから、それらに適宜対応できるように細則などを別に定めることで運用するのが一般的な会社運営の方法です。

この度のことは、『保険約款』記載の中身から派生したと考えられる運用上(月払い契約金の払い込みの取り扱い規定または規則あるいは細則)により、明治安田生命の管理部門から「対象月指定日に掛け金の収受が適正にできなかったため、翌月、次月分と一緒に収受したい」との連絡文書(明治安田生命の管理部門が規定に基づいて送付した公式な文書)を当方は得ていました。また、翌月指定日には、合意のとおり2ヶ月分の振り替え(掛け金支払い)を終えています。

その確認もせず、振り替え翌日の朝、一方的に「掛け金を支払っていない。どうするつもりか、解約するのか、このままでは失効となる」と強硬に電話で言い立ててきたのです。
明治安田生命は管理制度が全く出来ていない。話にならない。このネットワーク社会で、自社の被契約者の入金内容は殆ど把握できないらしい。不思議な金融機関です。

それで、当方は、あまりの酷さに驚愕し、担当営業所へ赴き、担当者、担当所長、そして窓際族部下無し肩書きだけの顧客係を交えた論争になりました。
当日の結果は、大口(洞口)を叩いた、窓際族部下無し肩書きだけの顧客係は、当方の指摘と抗議に対し、いろいろご託を並べて防戦してみたものの、あっけなく敗退し、「後日、当方の指摘と主張を受け容れ、お詫びをする」と確約したわけです。
それが、1ヶ月経過して、このとおりです。

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ココログが使いにくくなった!

ニフティ ココログについての疑問および機能回復についての緊急質問

ココログ変更に伴う緊急質問です!至急ご回答下さい!
日時 : 2005年11月30日 1:14

ココログの変更(11/24)によりフリーの提供開始が行われて以降、想像以上の混雑のためかどうか分かりませんが、ブログ作成後、保存(送信)をクリックしますと、送信に膨大な時間(当方は光ファイバー使用:従来は1~2秒が今は4~5分ほど)を要することになりました。
そして、ただいま混雑しています。しばらくお待ち下さい。
との表示が画面上に出ます。放置しておれば、いつまで経っても送信しないのです。そのうち、ココログトップ画面に変えたりしますと、もう、作成したブログはどこかへ消えてしまうようで、どこへ消えたのかも分かりません。

この事態が、①2005/11/28/21:42と
                 ②2005/11/29/23:40 の2回にわたり生じました。まず、この点を、通知致します。いずれも長文のブログです。

これへの照会(抗議)を行う目的で、NIFTYのトップページから、お問い合わせに懸かるメールを開き、これらの一連について、御社指定の手順に従い、詳細に説明したメールを作成致しました。
そして、内容を確認した後に、会員送信をクリックしたところ、インターネットエクスプローラーで接続できない際に、表示されるエラー画面になりました。
仕方なく、画面上の戻るの←をクリックして、もう一度、御社指定の手順を示した問い合わせ画面に戻りましたところ、作成した長文のメール文書が消えていました。

このように、連続的に生じた、不都合に対し、当方は、御社に対し強く抗議致します。これが通知の二点目です。

さて、本論に移りますが、
11/24より、ココログフリー版の提供を開始されたようですが、技術の進捗と共に、新しいサービスが提供されることは非常に素晴らしいことで敬意を表します。

しかしながら、従来(11/24以前)には、快適な環境でココログを利用しておりました多くの契約者が、非常に接続に難儀を強いられるということは、受け容れがたいと申し上げなければなりません。
ココログトップページも非常に不安定な状態になっています。ご存知でしょうか?
従前からの契約利用者としては、今回の改訂構築の意図や事態を理解しかねます。

そこで以下の質問を申し上げます。ご回答下さい。
①現在の状況(無茶苦茶な混雑)は異常と考えますが、御社のご担当部門は、どのようなご認識なのでしょうか。
②今後、当該の事情を掌握された上で、どのような回復をなさるお考えなのでしょうか。
契約者が一方的に権利を主張するものではありません。しかし同様に、契約者が一方的に不便や不都合を享受させられるものでもありません。明確に、お答え下さい。
③どこかえ消えてしまったと考えられる、当方の長文のブログ2本と1本の質問(抗議)メールはどこへ消えてしまったのでしょうか。
④それらは著作物ですから、その著作権はどのようになるのでしょうか。あるいは、どのように御社はお考えなのでしょうか。
⑤長文のブログを作成した後に「保存」ができない。「いま、しばらくお待ち下さい」との指示を画面上で表示されるなら、その作成ブログは御社の措置(機能)で一時保存される必要があると思量致しますが、現在は、行方不明です。
この点について、いかがお考えでしょうか。ご回答を求めます。
⑥以前のココログトップページには、ココログ内のブログ記事を検索するための「検索エンジン」が設けられておりました。
大変使い勝手の良い、素晴らしい機能でした。
現在(改訂後)、その機能は消去されたようですが、その理由をお知らせ下さい。あるいは、当方が発見できないようであればできるだけ詳細に、どこに隠されたのか、それを発見し使用するにはどのような作業が必要か、分かりやすくご教示下さい。
⑦ついでですが、ブログの女王「眞鍋かおり」さんかどうか知りませんが、どうせ意図的に創り上げた(デッチ上げた)人をトップページに羅列されるのはほどほどにして頂けませんか。
個人的な意見を申し上げますと、いつも見せつけられるのは苦痛です。支持も多いことと存じますが、もう少し、扱い方もあると思います。ニフティのセンスを疑います。
⑧ココログのトップページから、@niftyのトップページへワンクリックで戻れるように、トップページを再構築頂けませんか。
改革されてから、とても使いにくい状況になっています。
ここまでくれば改悪です。現実は机上の計算や理論を超えていることを真摯にお感じになることを推奨申し上げます。

29日の午前に、ココログのトップページで、当方と同じような経験をされた契約者の抗議と意見が掲出されておりました。
当方は、そのブログを拝見した上で、当方にも生じた同様の事情を理解した次第です。
加えて、日付が変わりましたが、同日内に2度にわたる不都合を不本意にも経験することになりましたので、強く抗議を申し上げます。併せて、緊急に質問を申し上げますので、誠意のあるご回答を早急にお寄せ下さいますようお願い申し上げます。
なお、このメールは、当方のブログに掲出し公開致します。2005/11/30. 

BLOG コラコラコラム いろいろ言いたいことを言う!
   http://febnet.cocolog-nifty.com/column

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2005/11/29

日越友好議員連盟?関係者、ダラットへ何をしに?!

ダラット・フラワー・フェスティバル こぼれ話 [サイゴンより日時 : 2005年11月29日 17:18]

いやはや、何を血迷ったか、この12月10日より、ダラットで開催されるフラワー・フェスティバルに(自民党)武部幹事長の息のかかった集団(日越友好議員連盟?)、200名が来越。
先乗りで、当方の支店長、ラムドン(Lam Dong)省への寄付のノ-トを持ち込もうとしたら、税関で差し止め(STOP).

一説には、日本の大手商社、4社がいずれダラット(DALAT)で一大プロジェクトを展開するという話(Topic)は、2ヶ月ほど前に流れていましたが、、、。デベロッパーとして。

ただ、大勢押しかけて何をしかけるんでしょうね?
今日は、ニュージーランド・ビジネス・サークル(NZ Business Circle)とのミ-ティングにファン・バン・カイ首相がこのシェラトン(Sheraton)に来てたらしく、それなりの警備が敷かれていました。

世界の要人がくると、大抵はこのシェラトン(Sheraton)なので、実物が見物できるのは、ラッキ-なのかも。

SGNの居候より

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2005/11/27

ベトナムの大企業経営も自由化、ベトナム共産党が規約改正を検討(読売新聞)

ベトナムも、遂に、ロシアや中国と同じ途を歩む

リンク: @nifty:NEWS@nifty:大企業経営も自由化、ベトナム共産党が規約改正を検討(読売新聞).

ベトナム経済も、想定どおりの展開になります。
当たり前といえば、当たり前ですが。社会主義市場経済を掲げ市場経済を追究すればするほど、企業経営の規模に応じ「個人事業」や「国営事業」と区分すること自体の意味はなさなくなります。
問題は、社会主義への過程では「民間資本」を接収する途を選び、多少の抵抗はあっても押し退け簡単に推進できたことが、社会主義政策で国家管理してきた資本(資産)を民営化するときに、どこの誰が主体者になるのかがキーワードになります。

何よりも、ベトナムでは個人の資本蓄積がありません。従って、これまでの過程で、少数ながら富を得た人民が「民営化の過程」で手を挙げるかも知れません。
しかし、そのような資本は所詮大した資本(金額)ではありません。

それでは、誰が手に入れようとするのでしょうか?
やはり一番手は、旧ソビエト連邦が崩壊する過程で起きたことと同じで、政治権力を握る側(あるいは非常に近接した関係性を持つ者)が集団的な軸を成し、国家管理されてきた資産に手(掠め取ることも含め)を出すのでしょう。

その者達は、自らが動員できる資金では不足すると考えたら、外国資本と手を組むことになります。そうでもしないと、国家管理されている巨大な資産で、莫大な収益を期待できる資産は手に入らないからです。

なぜなら、ベトナム人民の資本と考えるべき、金融機関に預けられた「預貯金は、ほぼゼロに近い」状態です。なぜなら金融制度や銀行業務を人民が信用していないからです。ほとんどの人民は預貯金できるような収入を持たなかったこともありますが、しかし、自らの意志で制御できない度重なる政治制度(政策)の変更に伴い、損失を強いられ続けた結果、根本的に信用しないからです。
彼らは、庭壷預金か箪笥預金で政策変更へ巧みに対処してきました。ベトナムは個々人は、多少なりともあるいは幾ばくかの金(本当に僅かの金)はありますが、国家の国庫にはほとんど金がないという不思議な国です。

ロシアも、中国も、国家管理の巨大会社(資産)を民営化する際に、目には見えなかったけれど、想像を絶する暗闇での闘いが繰り広げられてきたようです。
基本的に、「人」は「金」には汚いのであり、凄まじいのです。

基礎的な人民資本を持たない(未形成)のに、国営会社(非効率な)を民間開放する判断は、途轍もない「英断」であり、同時に途轍もない「大博打」でもあります。
何よりも、前衛政党として政府と人民を規定し指導してきた、ベトナム共産党内部で、前途が有力で収益性の高い生産手段を手に入れようとする蠢きが強まることでしょう。
次に、政府内の一定の権能者に対する蠢きが強まるでしょう。
当然、ちょっと小銭という小資金を持つ者が、手練手管を駆使して党の中枢者を始め、中央、地方を問わず、政府機関の権能者に接近を図ろうとするのは当たり前でしょう。

いまでも、手練手管が不可欠(絶対条件)なのに、もう完全に手練手管の世界に幅を利かす(能力を発揮する)人物が差配する社会が見えないところで形成されることでしょう。
これは、ロシアも中国も同様に先んじてきた途ですから。

俊英な外国資本は、その機会を見逃すわけがありません。これも、ロシアと中国では裏面社会で既に証明されています。

ロシアと中国は、それでも一定程度の「力」ともいえる「ブツ」を背景にした巨大なパワーを持っています。そのため、例え時に無軌道な米国資本と云えど、外国資本は遠慮がちに行動しました。しかし残念ながら、ベトナムは、ロシアや中国とはその面において大きく異なっています。
ここが二つの国と根本的に違う重要なポイントです。

WTO加盟を追究するベトナムが、国営会社で日夜繰り広げられる非効率を放置することは、自殺行為ではありますが、それでも、もう暫く時間をかけて民営化する上での政策とロードマップを樹立するべきと、例え日和見と指弾されようが、大切な人民の資産を護るために考えます。
おそらく、時間もないし、何よりも「充分に政策を提議し管理できる人材も揃っている」との主張(反論)を受けることでしょうが、客観的に見て、充分に育成され活躍しているとは全く思えません。

しかし、これ以上、口を挟むと内政干渉に当たるので控えたいと思います。

何年か後に、こんな筈ではなかった。いつか来た途に陥らないことを祈るのみです。

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2005/11/26

西村議員を週明け逮捕=名義貸しの弁護士法違反容疑-政策秘書も、大阪地検・府警(時事通信)

西村慎悟(弁護士)衆議院議員 威勢はよかったけど~

潔く、襟を正して貰いたい。弁護士の肩書きが鳴いている。

リンク: @nifty:NEWS@nifty:西村議員を週明け逮捕=名義貸しの弁護士法違反容疑-政策秘書も、大阪地検・府警(時事通信).

自らの身の振り方について、ようやく観念されたようですが、いつも威勢のよい発言を繰り返してましたが、これで静かになってしまうのかなぁ、と少し寂しい気もしますけれどね。

思えば、確か週刊プレイボーイのインタビュー記事(発言)での「(防衛政策や自衛隊について)わけの分からんこと、言うとったら、よその国が攻めてきても守ったらへんぞ、強姦されても知らんぞぉ」[発言記事の詳細は忘れましたが]を辻元清美代議士に「私のこと、言うてるんでしょ!」と咎められ、当時の社民党の議員から喧しく詰め寄られたり、全国の女性団体からも非難囂々の嵐でしたが、めげることなく耐え抜き、「北朝鮮」をテーマにした案件が出るや否や、一気に退勢を挽回し論客ぶりを発揮され存在感を回復された記憶があります。

その間に、天敵の辻元清美代議士は、秘書給与疑惑(犯罪)で国会を逐われ代議士という美味しい職業を失いました。また、辻元清美代議士の一方の天敵だった鈴木宗男代議士も、北方領土支援金に関わる疑惑やアフリカへのODA資金の不正疑惑で検察のお世話(お縄)になり、これもまた国会(代議士という美味しい職業)を逐われました。
二人のラウンドスピーカーが国会(衆議院)から消えたことで、越後のおばさんも注目を集めなくなり、国政の場から低次元で低級な争いが消え、だいぶ静かで平和になっておりました。
この間、西村慎悟代議士は、八面六臂のご活躍で、石原慎太郎東京都知事との盟友関係を背景に巧く(しぶとく)政界を遊泳されておりました。社民党は、北朝鮮や中国についての祟りを受けたのか露と消えようとする目前ですが。

先の、意味不明な小泉郵政解散が作用し、天敵の辻元清美さんは、政界のゾンビこと保阪展人さん(自民党東京都連の失策が作用し)も衆議院(美味しい職業)へ舞い戻りました。辻元清美代議士の天敵的盟友(?)でもある鈴木宗男代議士も舞い戻りました。越後のおばさんは、役者が揃ったことにニンマリし、さあこれからもう一度注目を集めるために爪研ぎにかかる頃、もう一方の主役(名脇役)でもあった西村慎悟代議士が、検察の手によりお縄となる?!ちょっぴり残念ですね。

国会の低次元低級化路線に拍車をかける点において、西村慎悟代議士が欠けると正直面白くありませんね。全く国政とは関係のないテーマで辻元清美、保阪展人、鈴木宗男の各代議士と感情剥き出しの場外乱闘に近い、どうでもよい闘いを期待していたのですが。
残念ですよ。ホントに。北朝鮮関係者と辻元清美代議士はどう考えているのでしょうね。高笑いのような気がしますけれど、喧嘩相手が消えてちょっぴり寂しいかな、コメントが楽しみですね。

しかし、いずれの人たちも、はっきり申し上げて「本当に、低級な事案でお縄になり、逐われる」のですね。
声高に「正義」を振りかざす人たちの「正義」って一体なんですか。声が大きくって、図太くって、人を喰ったような主張を繰り返し、人をとにかく虚仮にして、図々しく見下して、を繰り返してきた人たちの姿がこれでは、本当の意味で市井の凡人は情け無いですよ。議員のレベルは市井の凡人たちのレベルをある程度象徴していますからね。

「北朝鮮問題に対処し、適切な発言を続けたいから、国会議員は辞めたくない」とのことのご意向ですが、民主党は鳩山幹事長が「離党勧告」を奨めたいと発言しています。西村慎悟代議士は、民主党の近畿比例選出ですから離党なら衆議院議員辞職が筋ではないですか。
西村慎悟代議士の京都大学の後輩でもある民主党の前原代表は、「辞職勧告」が適切とのお考えのようですね。
西村慎悟代議士は、取り敢えず辞職しても、次の衆議院選挙では、また出馬されるのでしょうか。

またまた注目を集めますね。どうです、石原慎太郎東京都知事と強力タッグを組まれたら、ほとんど浪人中とも言える亀井静香代議士も、小林興起前代議士もいるじゃないですか。この際、辻元も保阪も鈴木も越後のおばさんも一緒になって「叫ぶ新党」なんてのはどうですか。全国各地を廻りながら、辻説法をするのです。議題は「北朝鮮」「安保・外交」「憲法」などいろいろ国政上のテーマを選びましてね、その場で、おそらく大論争になるでしょうから注目を集めますよ。ついでに、本当にお得意の「場外バトル」も入り乱れて展開して貰えると市井の凡人の政治意識は確実に高まると思いますが、いかがですか。どこかのテレビ、乗りませんかね?

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2005/11/25

「建築構造計算偽造」は誰もが真実を語っていない

弱い奴以外は、誰も真実を話さない猿芝居だ

リンク: @nifty:NEWS@nifty:「ばかげたこと」=鉄筋減量指示を否定-耐震計算偽造でヒューザー社長(時事通信).

善意の第三者を装おうとする猿芝居は哀れ以外の言葉がない
耐震設計の構造計算偽造に携わった本人(も表面化してしまったから仕方がない)以外、自分は正しく、全く知らなかった、善意の第三者を装おうとする姿勢は醜い話だ。
発注者が「分からなかった、気がつかなかった」とひたすら被害者面するのは自由だけれど、この態度は笑止千万ではないか。
さらに、建築を施工した会社の代表までもが「知らなかった、分からなかった、100%、120%信じているので、告訴します」とはよく言えたものだ。聞いている側が思わず笑ってしまう。

能無しも一応屁理屈だけは主張する
仮に、弁解する奴らの主張のように建築士の単独犯行だとしたら、誰が儲かるのか、誰の利益か?猿でも分かる、誰が考えても分かる話だ。構造的に最も利益を得られない者と最大利益を享受できる者の差は歴然としている。
建築を請負施工した建築会社は、その物件だけを建築施工したわけではないだろう。それまでにも同様の物件を多数手がけてきたはずだ。経験則から考えて、自社が建築を請け負う建物で使用される重量鉄骨の厚みや幅、あるいは基礎部分に使用する鉄筋の数量を見れば分かることだろう。管理部門が分からなくても、現場責任者は分かるだろう。分からないと主張するなら、建築会社として「全く能無しだった」ことになる。そんな能無しの建築会社へ発注した側の責任も、「知らなかった、分からなかった」で逃げられるものではない。

基本的には、小狡い奴らの倫理観欠如が全て
建築には、平方メートル当たりの施工単価が常識的な範囲で形成されている。基礎的な単価は、設計方法によりいくらか上下することはあろうけれど、大幅に下がることはあり得ない。ローカル出の中小零細の建築会社が東京へ出てきて請け負ったから建築工費が大幅に安くなるというものではない。
仮に、大儲けしようと考えて、現場の労賃を抑えても、使用する部材の単価は平均的に安定しているから、大きく変わることはない。

どうすれば儲かるか
それでも、全体の工費を安くする(下げる)には、大量に使用する部材の量を減らす以外に途はない。それで単位面積当たりのコストを常識的な範囲から大きく逸脱させた、画期的な価格が生まれるのだ。また、画期的な工期の短縮も可能になるのだ。
安価に販売したいという開発会社の利益計算もある。工期短縮で利益を得たい建築会社の利益計算もある。

間抜けな正義を主張することの愚かさ
確かに鉄筋の数を減らせと具体的に指示しなかったのかも知れない。しかし、「工事単価を圧縮せよ、圧縮する方法はないか」と四六時中求め続けることは「何か見えないところで手を抜け」と言っているわけだ。それが「バレたら、『知らなかった、鉄筋の数を減らせと指示するわけがない』とは醜い言い逃れ」に聞こえてしまう。実に愚かな話だ。建築した側にも、販売した側にも「瑕疵担保責任」が残される。人命と個人資産の毀損に関わる事態を引き起こし、ダジャレを放ったり、破産宣告すれば逃れられるという代物ではない。徹底的に責任追及がなされなければならない。何年か前に、韓国ソウル市で、今回と同じ建築設計上で構造計算を簡略化し、建築上でも手抜きした、百貨店が営業中に倒壊したことがあった。その際、日本の(建築関係で)有識者とされる幾人もの人物は、せせら笑うかのように「日本ではなによりも耐震設計や構造物に重点をおいている起きえない」と話した。しかし、それは虚言となってしまった。日本ではまだ倒壊していないが、同じ事が生じたのである。これは「技術力ではなく倫理力」の問題であった。

低級な「お笑い欲得トライアングル」に泣かされるのは購入者
欲得ずくめの三者による、倫理観を欠いた当に低級で構造的なお笑い犯罪である。この犯罪がいかに低級かと言えば、建築設計士という最も権威と責任がありそうで一番弱い人物に全責任をかぶせ、本当の巨悪が善意の第三者を装い口を拭い知らぬ顔を決め込み逃げようとする珍奇な姿勢である。語るに落ちるとはこのことだろう。

周囲の観客は事の全容を既に見抜いているにも関わらずだ。国を含めた行政の責任も免れない。異常なまでに民間委託を推進すると、能力もない組織や機関が客先から求められるまま、形式的に盲目的に審査するだけに陥ることを図らずも証明したわけで、民間の話(経済活動)だから行政は関係がないと主張しても、その責任が免れるわけではない。
問題の建物への竣工検査もした上で、課税もしているわけだから。

構造改革も偽造されていないかな?
どこかの首相が形相を変えて進める構造改革も、どこかで計算数値が偽造されているかも知れない。そのとき「知らなかった、分からなかった」と、また得意の開き直りを見せるのだろうか。弱体な立場で巻き込まれる国民は「いい面の皮」である。

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2005/11/23

ベトナムの医療事情などの雑感です

ベトナム在住の友人から雑感を交えた近況が届きました

[ハノイから]
8月に高速ネットを申し込み、9月になっても手続きされず10月に催促。
11月になってやっと(催促のあげく)工事がすみ本日ようやく接続が完了しました。

11月20日はベトナムで教師の日。
わたしが勤務するFPT日本語センターでは朝から文藝大会(日本の学芸会もどき)で、スピーチや日本の歌、ベトナムのカラオケ大会的騒ぎでした。わたしは「ナニコレ」と思わなかったといえばうそですが、途上中のエネルギーを感じました。
(昭和30年代越後の田舎で村の青年部が楽しんでいた雰囲気そっくりだった)

[共通の友人が「癌」で逝去したことについて]
ベトナムで日本のような定期健康診断や、会社、学校での検診がないため死ななくていのに命を落とす人はそうとうらしいです。日本の「ベトナム戦争反対(連帯)世代は、VNは教育と医療は無料と思ってる人が多い」ようですが、この両方はカネがかかるということがまったくわかっていない。(特に、日本で自らを進歩派と考え鼻高々に)科学的と称する非科学者が多いのにはあきれ果てています。
ではでは。[Ha Noiの姉御]  2005年11月19日 21:22
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<拝金主義が横行するようになったベトナムでも、まだ人々の心が通い合うなら、苦しくても貧乏を共有できるのでしょうね>
日本では、昭和33年の春から冬への東京を描いた「ALWAYS 三丁目の夕日」が大いに観客を集めています。懐かしい「昭和」の風景と「貧しくとも筋のある人情」に、観客の涙を誘っているようです。「貧しさを分け合う」ことができるのは、人の心が美しいのでしょうね。
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[ホーチミンから]
政治の舞台では、APECでの小泉さんの孤立やら経済関連の各首脳表明の中で、意表をついて日中関係を語ったとか、話題に事欠かないようですね。

[靱帯損傷の緊急事態]

今週末には、引越しをと考えていた矢先、先週打った膝頭に土曜から急に激痛が、、、、。
今朝堪らず、病院にかけこみました。
レントゲンでは、骨に異常はなし。テーピングをして痛み止めをもらい、今日はオフィスへ。明日、MRIで再検査、多分 Soft Tissueと言ってますのでじん帯を痛めたのだと思います。

しかし、こちらの医療事情は、外人医師を要するところに通わざるを得ないのですが、保険があると医療費も法外に高い気がします。

レントゲン3枚、問診、痛み止め12錠、松葉杖、締めて570ドル。オチオチ怪我もできないと痛感。

まあ、何となくこちらは、医師としての道徳観を期待するものの向こうは、金儲けとしてしか見てないような雰囲気が漂う。
医者「痛み止め、あげたので、請求書に入れといてくれ」看護士「この人保険あるから、明日でもだいじょうぶですよ。」

何となく、会話の中に、患者なんかより、勘定が優先してる感が、、、、。
まあ、仕方ないかと思いながら、何となく医者も所詮ビジネスの枠内ではないか。
小さかったころの記憶では、先生というのは絶対的な雰囲気があって、緊張を強いるけど、それなりの倫理観的な信頼感が、言葉にあったような気が、、、。

高望みでしょうね。勿論、今でもそんなタイプのDrもいますが、、、。

じん帯手術になれば、また、1000-2000ドルは、かるくぼられるんでしょうね。(笑)
保険があって良かったと初めて痛感。今までは、保険の類って払うだけで、使ったことが一度も(歯医者を除き)なかったですから(笑)。

サイゴンの居候より  2005年11月21日 18:38
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[ホーチミンから]
取敢えず、手術の必要性はないとのことでほっとしました。(最悪は回避)
昨日、10区のMedic Centerで、MRI検査を受けました。
機材が何処製か判別できなかったのですがうるさいこと。なんとヘッドホンを貸してからの検査が始まりました。ドラムをたたくような音やジージーと言う音など、初めてのMRIでしたが結構、楽しんだところです。多分、こんなことは日本などのMRI機材ではないんでしょうけど。

しかし、こちらの病院は、人(治療を待つ人)があふれ返っています。
順番があるのかないのかも分からず、患者は担架の上で、30-40分もほったらかし状態は普通だし、、、。延命治療については、一説には淡白だと聞いていますが、なるほどという感がします。

以前、チョーライ病院に交通事故の患者を運び込みましたが、30分以上も、書類作成だけで時間が経ち、頭に来てSOSへ移送しなおした経験があります。

まあ、生き延びれたはずの患者が命を落とすこともかなりのケースであるんでしょうね。そういう意味ではオチオチ怪我もしておれない国だと思います。

意識の違いなんでしょうね。その割には、アパートの近所では、セオムやタバコ屋のおっちゃん、アパートの家主など、びっこを引いているのを見て、どうした、大丈夫かと声をかけてくれる。憎めない一面。

不思議の国の、一要素ですかね。

サイゴンの居候より  2005年11月23日 13:01
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まずは、何よりも、大事なくご無事で良かったと本当に安堵しています。いま、何も応援できない状況でもあり、本当に申し訳なく思います。ベトナムでの医療は「仁術ではなく算術」なのですね。医療技術のレベルに乗じて一儲けする外国人医師も大したものですね。またベトナムの個々の人は、日本人と同じ面があり、心根は優しく人に配慮し本当にケアしてくれます。でも、なぜか知らない人で、しかも仕事になれば、その姿勢は不思議なくらい180度反転します。凡人には理解できません。サービスとかケアなどという概念は存在しないようです。「金になるか、金にならないか」は別に、何よりも、自らの担当範囲以外のことは一切手を付けない。これを徹底する(できる)姿勢にはただただ感服する以外に途は残されていないようです。友人または知人でなければ、なぜ、そこまで人が変わるのか、変われるのか、凡人には全く理解できません。

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2005/11/20

ゴルバチョフ氏とのオープンフォーラム

「ペレストロイカ20年後の世界」

神戸学院大学(神戸市西区)は11月17日、ミハイル・ゴルバチョフ氏(元ソ連邦初代大統領・ゴルバチョフ財団総裁)を招き、オープン・フォーラムを開催した。

フォーラムは同大学が主催。前学長でアジア太平洋研究センター長の谷口弘行教授がコーディネーターを務め、パネリストは、ゴルバチョフ氏を中心に、井戸敏三兵庫県知事、北口寛人明石市長、新野幸次郎神戸都市問題研究所理事長・神戸大学名誉教授と同大学法学部の学生、井上雅弘さん、稲澤宏行さんの二人を加え6名。
一般にも公開されたフォーラムへは市民300人を含め800人が参加し熱心に耳を傾けた。

ゴルバチョフ氏は冒頭の基調講演で
冷戦終結後のグローバル化や、深刻化する貧困問題などについて熱弁を振るった。
「ペレストロイカ20年後の世界」と題し、基調報告したゴルバチョフ氏は、冷戦後、経済のグローバル化が進む一方で「貧しい人と、富める人の開きが広がっている」と先進国と発展途上国の間に横たわる問題を指摘。改革の必要性を認め指摘し「国連には非常に大きな可能性がある」と期待を寄せた。

グローバル化による功罪
グローバル化の進展により、相互依存関係が深まり、世界の貿易は30%増加し、多国籍企業と呼ばれる巨大資本による生産者の製品が全貿易量の75%を占め、ヘッジファンドと呼ばれる1兆ドルの資金が世界を駆け巡り利益を獲得し続けている。
グローバル化した貿易システムに乗じ利益を得る側に位置した、極めて少数の者はこの間に収入を300倍に高め莫大な富を手にしたとされている。一方において、不幸にも収奪される側に位置してしまった者は2ドルに充たない収入すら得られない生活に追い込まれている。
このように富と貧(60%を超える)が急拡大した状態を放置すれば世界が安定するわけがない。貧困な社会に放置された人たちは基本的な教育も受けられない。先進諸国があらゆる人に人としての公正さを要求するなら、多くの発展途上国には人としての教育を受けることができない子供たちがたくさんいることを忘れてはならない。この子供たちが平等に教育を受ける権利を保障しなければならない。

貧困の撲滅が必要
かつてリオデジャネイロで、「持続可能な発展」の可能性を考える会議が提起され、多くの国からたくさんの人が集まり議論した。しかし、富める側に位置する国(者)は、その後、どれだけ貧困撲滅に資金を使用しただろうか。貧苦に喘ぐ国では、自らが生きるために急激な環境破壊が起きている。先進諸国はこの事態にどう立ち向かうのか。

リベラルに位置する者は勝者か
グローバル化は、リベラルと呼ばれる側が、コミュニズムに対する勝ちを意味するわけではない。自らを勝者と考える側も「社会的公正さを喪失した」ことにより勝者としての限界を招き、自ら混乱を収拾できないままだ。
'80年代以降、世界は新しい思考方法が求められているにも関わらず、世界は未だ創出し得ていない。

アメリカの独善思考
さらに、ソ連邦の崩壊により「唯一の超大国」となったアメリカについて「軍事力で民主主義を移植しようとしている。米国流の判断(価値観)を押し付けている」と、イラク攻撃などを挙げながら、強硬な外交姿勢を批判した。
米国の価値観を絶対視した世界観の押しつけは、永く伝統的な価値観やそれによる歴史や文化を持つ「イスラム社会」を押しのけることになり、「イスラム社会」に位置する側は世界から排除されようとしている。世界の人口構成で多数を占める「イスラム社会」の人たちを押しのけ、世界の秩序を維持することは可能だろうか。

パネルディスカッションで
また、井戸敏三知事らを交えたパネルディスカッション「地域活性化とグローバリゼーション」では、地方分権についても言及。
自らが推進したペレストロイカの過程で、各共和国への権限委譲を試みた経験を踏まえながら「地方に資金を与えずに権限を与えると、地方で税収源をつくらねばならず、これは非常に難しい」などと、ペレストロイカの過程で自らが経験した数々の困難について、あるいはロシア共和国との税源を巡る軋轢についても率直に言及し、失敗の経験を「自己批判」する場面もあり、日本政府が進める「三位一体の改革」について、自らの経験による思考として慎重な吟味が不可欠と苦言(自己反省)を呈するような意見もあった。
他に、パネルディスカッションのテーマ「地域活性化とグローバリゼーション」について、グローバリゼーションが進行する中で、地域社会が果たす(せる)役割について、真剣な意見交換がなされた。井戸知事から、兵庫県では、世界のいくつもの地域と、県内のそれぞれの地域が国境を越え直接交流を推進していることや、その方法の説明と国際交流の具体的な中身も紹介があった。、これに対し、ゴルバチョフ氏は、地域が互いに交流し理解を深め合うことは素晴らしい、積極的な意味があると見解を述べた。

お断り:このブログは、当日のノートから大要をまとめ紹介しています。

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2005/11/19

「日米同盟」は対中国包囲網の世界戦略だ!

米国は東南アジア諸国連合(ASEAN)と17日夜、政治、経済、社会の各分野で包括的な協力関係の強化を合意し、APECの開催に先立ち釜山で共同声明を発表しました。

その中で米国はASEAN全体と貿易投資協定締結に向けた交渉を始める方針も合意しています。
年末にマレーシアで開催される「東アジア首脳会議」などを睨み、米国はASEANへの影響力拡大を目指す中国を牽制する強い意味合いを込めたようです。

<<関連BLOGの掲載 10/18. 11/01. 11/03. 11/16 11/18 に関連事項として掲出中です。併せてご覧下さい>>

「米国とASEANの共同声明」その中身と背景
米国とASEANの共同声明では、安全保障・政治、社会、経済などの広範な分野での協力強化を網羅的に示しています。特に安全保障・政治分野では大量破壊兵器の拡散防止、テロ対策の強化、麻薬の密輸、人身売買防止などで協力関係を強化し推進する方針を盛り込んでいます。
経済分野での協力関係は、主に、経済統合(米国とASEANの力関係を量ればASEAN側の片務性が高くなる)の推進に力を注ぐことも強調しています。そして「米国とASEANが地域的な貿易と投資の枠組みについての協定の締結作業を始めることでも合意」した模様です。
米国は、「貿易投資枠組み協定」を「自由貿易協定(FTA)」締結に向けた交渉開始の前提条件として提起したと考えるべきでしょう。
米国は、ASEANとの経済関係を強化するために各国と個別協定で議論するよりも、地域全体を相手に網羅的な協定を包括的に結ぶことが合理的で意義深いと考えているようです。
一方、ASEAN各国の側も、おそらく「米国と、個別の貿易交渉に入れば、壁が厚く困難なテーマが連続すると想定しているでしょうし、米国とは地域全体でFTAとしての実現に向けた第一歩とする」ことを選ぶ方が良いと、むしろ期待値の方が大きいのでしょう。
米国がASEANとの関係強化をAPECの場でアピールする最大の理由は、ASEAN市場への影響力を強め拡大しようとする中国を牽制する強い狙いを込めています。米国は今年7月にラオスで開催されたASEAN地域フォーラムにライス国務長官が欠席したことなどもあり、ASEAN地域を軽視しているとの強い批判をASEAN側から受けていました。
中国は、今年7月にASEANとの貿易自由化を「モノ」の面で実行に移しました。12月にマレーシアで開催される初めての「東アジア首脳会議」で、参加資格を持たない米国を尻目に存在感を示すことが予想されます。このため米国は「東アジア首脳会議」を主導するASEAN各国との友好や関係性を強化する姿勢を明確に示す必要があり、ASEAN各国への影響力低下に歯止めを打ちたいメッセージを示したのです。

中国はASEAN内で通行権を求め貿易戦略を強化
一方中国は、雲南省などASEAN地域の後ろに控える南部の内陸山間地域から、海への通路とそれに伴う市場を確保したいとの基本戦略を抱えています。中国は、何よりも米国主導による民主化要求を拒否し経済封鎖を受け続け孤立中のミャンマーに、まず接近し、軍事技術を含む多面的な援助を積極化しています。驚愕すべきことは中国政府だけに止まらず、中央政府直轄都市の上海市人民委員会の直属機関が、ミャンマーへの支援を直接間接に行っていることです。なぜ、そこまで積極的な支援を行うかを考える必要があります。中国の狙いは南部(内陸山間地域)からインド洋への通路(出入口)を確保することにあります。より分かりやすくいえば、ミャンマーを縦断する大河であるイラワジ川の船舶通行権を獲得し、中東原油をマラッカ海峡や南シナ海を経ず直接船で輸送することを考慮しているようです。また南北回廊(雲南省からラオスを縦断しタイへ抜ける)と命名される陸路通行権も既に確保しました。加えてイラワジ川での河川(船舶)通行権を確保すればより安全性を向上させることができます。これとは別にミャンマー内を貫く原油輸送のパイプライン建設も視野に入れた動きを始めているようです。ASEAN市場と海(インド洋とシャム湾)への通行権を求める中国は一気に活発な動きを見せています。

日本がASEANで置かれている中国との状況(関係性)
このように中国が一方的な動きを強めると、ASEAN地域を通過しない限り原油輸送(基礎エネルギーの供給)を確保できない日本は、シーレーンの継続的な安定性や安全性の面で大きな不安要素を抱えることになります。同時に基本的にはASEAN地域での影響力の低下を招き同市場への影響力も弱体化させると考えなければなりません。日本も本格的に中国の動きを牽制する行動を強めることが不可欠となっています。まずは「東アジア首脳会議」自体を、中国のミャンマー支援に象徴されるような「上海協力機構」化を阻止することが重要です。最優先事項は中国の影響力を低下させることであり、全力を挙げて取り組まなければならないテーマです。そのためにも、ASEAN地域の周辺国家として有力な利害関係者でもあるオーストラリアやニュージーランドとの協力を欠かすことはできません。
米国は、インドとの友好な関係性を構築することが次の最大テーマとなります。その場合、中国は対抗策として、パキスタンとの関係性を見直し友好協力を強化した上でインド洋への西側出入口を確保する動きを強めるでしょう。

中国の対外戦略とその基本姿勢
中国は、海洋への出入口確保に向けた動きを活発化させていますが、内陸側では、これ以上に資源確保のための戦略的な動きを強めているようです。
中国は、旧ソ連邦内の国家だった、カザフスタン、ウズベクスタン、キルギスタン、タジキスタンの中央アジア4国に対し、これらの各国とロシアを含め「上海協力機構」を2001年に設立し、経済、軍事を含む安全保障の分野で協力支援関係を締結しました。
これらの4国は、やがて中国への軍事基地提供も含めた関係に発展すると想定しておく必要があります。米国は、アフガニスタンへの反テロリズム(対テロ戦争)に入る際、キルギスとウズベクから軍事基地の提供を受け(見返りも実施し)ています。中国は「上海協力機構」で加盟国の外国軍駐留反対を宣言させました。中国は、アゼルバイジャンで手に入れたカスピ海原油の輸送パイプラインをカザフスタン経由で既に建設し終えています。
また、中国は自らの主権(無茶苦茶な)を主張し続けて止まない、新彊ウイグル自治区(東トルキスタン)では天然ガスの採掘を始めようとしています。日本では、中国による東シナ海の天然ガス採掘の件だけに目を集中させがちですが、中国は、ここに掲げた2件以外にもベトナム領海内のトンキン湾での天然ガス採掘に向けた共同開発事業をベトナム政府へ打診しています。基礎エネルギー(石油と天然ガス)確保に向けて懸命のようです。
中国は、抱えた12億の人口を維持するために必死に取り組みを強め、そのためには衝突も辞さないと至る所で角遂する強い姿勢を顕しつつあります。
米国は、インドにも同様ですが、対中包囲網を完成させ維持する上からも、モンゴルへ強力な楔を打ち込むことを必要としています。そのため、ブッシュ大統領はAPECの帰路、モンゴルを公式訪問するのです。

これらの背景を考えた上で、ウォール・ストリート・ジャーナルの「日米首脳会談」評を眺めると、日米の置かれた立場が鮮明に見えます。

<引用開始→ "アジア最大の経済大国で域内最強の民主主義国家日本が、ブッシュ米国政権の後押しで域内安全保障に果たす役割を拡大しつつある。アジアには北朝鮮の金正日総書記や台湾問題、軍事力を増強している中国などの危険要因があり、ブッシュ戦略の中で米日同盟強化は最優先課題だ。
ブッシュ大統領が「親しい友人」に数える小泉純一郎首相の下で、日本は「普通の国」を目指している。日本が国防に従来以上の責任を持ち、国際的な安全保障問題に果たす役割向上も決意したということだ。
両国は軍事的連携の拡大に同意する報告書を発表。密接な軍事協力は「域内の安定を損なう軍事力の台頭を防ぎ、脅威に即応するために必要」なのだという。北京よ、聞いているかだろうか。
今後は航空防衛やミサイル防衛などの分野で協力を強化する必要がある。米陸軍の太平洋司令部は日本に移り、陸上自衛隊と基地を分け合う。
米政権は平和的で国際的な形での中国の発展を後押ししてきた。だが、中国が別の道を選べば、強化された日米軍事同盟が最悪の事態を回避する道を開くだろう。(17日付社説)" ←引用終わり>

中国とロシアの関係性と日本外交の立場
ロシアは、いまやアゼルバイジャンでカスピ海原油の採掘を成功させたことにより、サウジアラビアを追い抜く世界最大の産油国になりました。世界のエネルギー事情を左右させることができる国です。もう、10年前のイメージの国でないことを理解しなければ、ロシアの戦略転換も中国との関係も理解できません。
中国は、ロシアのシベリア横断パイプラインをロシアの沿海州(日本海=日本のため)へ引かせずに、東北地域(自国領)内への引き込みをロシアとの間で合意した模様です。この瞬間に、日本がこれまで実施してきた様々な対露支援が、同時に終焉を迎えることになったと考えるべきです。
その瞬間、ロシアの対日戦略は大きく方向転換し急速な修正が加えられたわけです。「北方領土」の帰属問題など雲散霧消したと冷静に捉えなければなりません。なぜなら、日本の役割が急低下したからです。ロシアの論理に従えば「戦争で負けた方が悪い」のです。極めて分かりやすく明快な論理を、現在のロシアの政治指導者は展開することでしょう。
従って、21日APECの帰路に訪日するプーチン露大統領との「日露首脳会談」は、形式だけの儀礼的な砂を噛むような無味乾燥になり、得るものは何もない会談となるでしょう。

日本人は、本当に、自らが置かれている世界での位置関係を充分に理解できているのでしょうか。その上で、短時間に合意された「日米軍事同盟」への大転換を受け容れるのでしょうか。この件は、9月の衆議院総選挙では全く争点にならなかったのに、自国を防衛するためなら仕方がないじゃないかと、すましていてよいのでしょうか。そこまでのフリーハンドを与党へ白紙委任し全てを一任勘定で運営させる主権付与(逆には放棄)したのでしょうか。全く分かりません。理解できません。これって本当に危なくないですか?危ないことだと思いますけどね。どうでしょうか。

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2005/11/18

「世界の中の日米同盟」はASEAN市場争奪戦開始ゴングだ!

「世界の中の日米同盟」は「ASEAN10市場」争奪への布石!

<<関連BLOGの掲出があります。ご確認頂くには、10/18.11/01.11/03.11/16の日をクリック頂くと便利です。ぜひ併せてご確認下さい。>>

日本で「世界の中の『日米同盟』を固めた」米国ブッシュ大統領は、APEC開催地、韓国の釜山でマレーシアのアブドラ首相と会談し「ASEANと『FTA(=自由貿易協定)』締結」に向けた協議を開始することで一致した模様。

マレーシアはマハティール前首相の後半期にジョージ・ソロス氏が率いる「ファンド(LTCM)」の洗礼を受け、アジア通貨危機では一夜にして巨額の損失を一方的に負わされました。そのため周辺国同様に建国以降未曾有の危機に見舞われました。マハティール前首相は同国の外為市場を閉鎖という非常手段を打ち出し、為替管理を徹底させました。非常手段とはいえ国際的に強い非難を受けながら、辛うじて国の崩壊を食い止めたことは有名な話です。金融を含む全ての分野における自由化を求める米国との間で、感情的なまでの大論争を繰り返したことでも知られています。現在のマレーシアは、マハティール前首相の巧みな政策運営が功を奏したのか、後を引き継いだアブドラ首相のリーダーシップも奏功し、アジア通貨危機を巧みに吸収克服し安定成長へ戻しています。

このような背景を持つ両国が、「恩讐」を超え、貿易面で手を結ぼうというのです。しかも、「ASEAN10市場全体」で「米国市場」とシェアしようというのですから、これもまた大胆な話です。米国ブッシュ大統領は、この案件提議を待ち望んでいたように見えます。一も二もなく全面的な賛意を示した点によく顕れています。

マレーシアに止まらず、ASEAN各国は、急速に「軍事・経済大国化」する中国の圧力を背後に抱え気が気でない状態なのでしょう。この地域でよく指摘され、引き合いに出される言い伝えの一つに「中国人の糞を嗅がされるなら、米国人のでも欧州人のでも、その方がましだ」という、極めて直裁的、感情的な表現でいささか品位に欠ける話で恐縮ですが、ここまでの恐怖感が実際には先立つようです。米国の狙いは当にこの一点を擽ることに集約されているのではないでしょうか。「対中国包囲網」。今後の東アジアを考える上で避けられない仕組みが構築されようとしています。「ASEAN10」を抱き込めば、後は、インドとモンゴルが残されるだけです。当たり前ですが中国は、やがて次の戦略を考えることでしょう。中国は南シナ海の油田と天然ガスを必要としていますし、そう遠くない時期に大変な困難を抱え込むことになりかねないのでは、と丸腰で気弱な側の者としては心配ばかりしています。

一人ひとりの日本人は、先日の「世界の中の日米同盟」という劇的なまでの関係性の質的変化を、本当にどう捉えたのでしょうか。また、本当に米国と共に危険負担する覚悟はあるのかとの疑問を打ち消すことができません。本当に分からないことに一体化するのです。

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2005/11/16

世界の中の「日米同盟」はスゴイ!

ホントに、予想どおりでしたね「対中国」に向けた「世界の中の日米同盟」!

今日のことは「小泉外交の脆さを懸念する!」(11/03)で事前予測しています。

アッとサプライズ!オッー、サプライズ!ではなかったですね。最初に想定していたとおりでした。それでもスゴイです。臆面もなく言い切ることができるというのは。次は、いよいよ「日米英三国軍事同盟」ですか、もう、それしかないですよね。「日米の結束がアジアの平和を保つ」と小泉首相、これもスゴイね。ワシントンでラムズフェルドは腹を抱えて高笑いしているよ、「小泉よくやった」ってね。おそらくね。ライスが後追いしてきますよ、そう遠くない時期にね。「何しにって?」、「それは、具体的な中身を詰めるためにですよ」。

多くは空手形に終わるだろうけど、①「日本の国連安保理事会常任理事国」、②「北朝鮮の核完全廃棄と拉致問題への懸念」、③「台湾を含む中国はひとつであるが、台湾の平和と安全を保たなければならない」、④「イラクでもアフガニスタンでも、日本はよくやっている。感謝している」、⑤「日本の景気が回復することは、米国にとって(は大変)良いことだ」、⑥「小泉さんは、よくやっている、素晴らしいパートナーだ」、⑦「在日米軍の統廃合については、日本の関係者とよく協議したい、基本的には日本の国内問題だから」、⑧「米国産の牛肉の件は、日本の関係者が『安全』との見解を示してくれた。感謝に堪えない」と、表情に焦りを感じさせ(今日は、どこか落ち着きがなかったですね)ながら、リップサービスを連発した米国ブッシュ大統領。

対する、わが小泉首相も、①「在日米軍の再配置は、誰でも、基地の受け容れについて『反対』表明するのは、当たり前のことだ」。「しかし、平和があって繁栄が保たれている。このことを忘れてはいけない」とさり気なく応じて付け加える。そして「政府一体となって、地元に何が重要かを充分に説明し推進していく」と強い決意を凛々しく述べた。②「イラク、サマーワで活躍する自衛隊の派遣は、イラク情勢の推移を見守りながら延長する」と優等生の見解を述べる。本当にお利口さんですね。なぜか、共同会見場での目元や表情には、どこかにゆとりさえ感じさせましたね。どっちが米国大統領か分からないくらい、小泉首相は実に堂々としてましたよ(お世辞ではなく)。ちょっと、気合いに恐ろしさを感じましたが。

米国ブッシュ大統領は、日本で「兄弟の契り」を(軍事面で)充分に固めた上で中国の首脳陣に対したい。それこそが、対テロ戦争の後に迎えるであろう、対「中国」(軍事)戦略のキーポイントなのだから。何よりも、沖縄を始めとする日本国内の軍事基地は極東全体に睨みを利かせるためにも最重要テーマなのだと考えた?!。最近の「中国」は国力がついたと、奴らは思い上がった節があると、米国の軍事関係者は分析しているらしい。なおかつ、近頃の「中国」は、いまやアゼルバイジャンの石油を手に入れ、世界最大の産油国の地位を占めるであろう「ロシア」と急接近し、殊もあろうに、シベリアルートの石油パイプラインを「中国」内へ引き入れようとしている。「なんということだ!?」という焦りもあるが、「中国」へ一発見舞うにも「日本」の長期的な協力が欠かせない。「小泉純ちゃん」と仲良く「兄弟の契り、できれば主従の契り(日本人が一番好きな心に響く人間関係)を結んでしまうことだ」と考えたのである。

ラムズフェルドとライスの考えは、「日本は、場所と金を出す(提供する)だけだ。ぐちゃぐちゃ言わせない」。「日本は、小金持ちなのだから」。何よりも「義侠心に篤い連中だ」という思いこみもある。これさえ固めれば、「中国」なんて一捻りだと「米国」は考え、さあ、「中国」に勝手な真似はさせない。「自由」こそ大事だ。「覚悟しろ、中国!これからは揺さぶるぞ!」なのだ。そして帰りの駄賃で「モンゴル」にも楔を打ち込んでしまう。これが「APEC」を軸(ダシ)にした今回の「米国」の基本戦略ではないか。米国大統領閣下は就任以来の失態続きで支持率は低下の一途を辿り歴代最低らしい。間もなく中間選挙だし、ここらで一挙に挽回できる方法を考えないと終わってしまう。欧州大陸では、相手にしてくれそうな奴はいない。そう考えれば、「小泉純ちゃん」は、いい男だなぁということだ。

今回の「日米首脳会談」の席上では細かな話は一切なく、どちらかといえば友好確認に重きをおく雑談に近かったはずである。何よりも「京都」へ立ち寄ることが絶対条件(日本の文化を愛しているし造詣を深めようと考えている姿勢を見せる)であり、それが日本の世論に良い影響を与えると「米国」は考えたのだろう。今後、長期的に軍事費を日本に分担(支出)して貰うためにも大切なことだとの判断が先立っている。その条件整備の上からも、何よりも「在日米軍と自衛隊の共同指揮」へ踏み込まなければ、「日本に軍事費の肩代わり」をさせられない。また長期的な視点から考えれば、取るに足らないことだが、日本が喧しいから「国連の安保理常任理事国」の席を与えることだ。これらの点を間接強調するためにいろいろと考えに考えたスピーチ(リップサービス)が、共同記者会見では連続し突出していた。

この度の、「日米首脳会談」は、日本が米国とのこれまでの関係性(歴史)を飛び越え、明らかに平等性を欠く(能力からして当然)ものの一気に有力なパートナーの位置を占めるように仕組まれた中身(準備されたシナリオ)を持つのではないか。その意味で、米国は大枠を抑えたのだし「予想以上の成果」を得たのではないだろうか。これからは、実務者の会議で詰めればよく、それはタフな外交官ライス国務長官の仕事だ。おそらく日本の外務、防衛官僚では、ほぼ太刀打ちできないだろう。赤児の手を拈るみたいな話になるだろう。そして正確には「日米英三国軍事同盟」+「豪州」を加えた「日米英豪四国軍事同盟」へ進むことを想定した方がよい。

これから、いよいよ、日米は中国との間で熾烈な「アセアン10」の争奪戦に入ることになるだろう。日本人は、本当にその覚悟はできているのだろうか。その意味で真に不思議な一日である。ひょっとして世界史に残る一日かも知れない。そんなことを、いかに形式的で儀礼的なこととはいえ、約2時間弱の首脳会談で合意してしまったようだ。分からないなぁ!ホントに。大丈夫かなぁ?ホントに。

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学生諸君のレポートを簡単に比較する

「昼間」と「夜間」の学生諸君が作成したレポートを比較して考えたこと

担当講義の中間的な段階で、同じようなテーマを設け「昼間の学生と夜間の学生」に同時にレポート作成を求めたところ、

①現実の社会を冷徹に見つめる眼力は「夜間の学生」の方が確かであった。事実を事実として捉える点(裏付けのある思考)への理解力を充分に備えている。「昼間の学生」は夢が多いというか大きいのか、自分が描く社会を、授業中に批判されたとか、厳しい見解を聞かされたとかで「夢が崩れた、夢を潰された」との主張も多かった。「夢」がなければ生きていけないが「夢」だけでも生きていけない。

②テーマに対し、心象を含めた言葉を書き連ね論述を試みる点では「昼間の学生」が記述力の面で上回り、論述面で「夜間の学生」は全体に要点のみを重視した簡潔な記述が印象的だった。

③いずれも、誤字脱字、用語使用の点に、いくつかの課題を残した。PC使用者でも見受けたが、特に自筆者には多く見られた。これは個々人の表現力の点から捉える必要もあると考えるが、意味と文字の関係性を充分に捉えきれていないことに多くの原因があると推量する。何よりも漢字表現では「発音が近い漢字」を誤用するケースが目立つ。

④「昼夜間」ともに講義を受講した上で、個々のテーマについて自らが思考しそこで得た見解を論述することを求めたにも拘わらず、配付資料やノートを、そのまま記述する学生が散見される。この場合、実に丁寧に書き写している(その丁寧な作業には敬服する)が、求められた中身との整合性について、多少でも考えないのかと不思議な気分に。

⑤最近は、さすがに「丸文字、花文字などの少女変体文字」はなくなった。10年前には全盛だった「丸文字、花文字などの少女変体文字」は絶滅したのか、目にしなくなり、お陰で読みやすくなったし安心できる。学生のレポート文字にもやはり流行があるらしい。

というように雑駁な感想を持ちました。

「夜間の学生」は、正式な被雇用者はもちろん、例えアルバイトでも、社会の仕組みや実際について、日々の業務を通じ、数々の困難を体験し刻み込んでいるためか、社会の「厳しさ」は皮膚感覚として承知しているようで、その点において「甘さ」は少ないように見受けた。

一方で「昼間の学生」は社会経験(責任を伴う)が乏しいことも原因だろうが、例えば、就職活動で一生懸命に自らの売り込みに懸命だったにも拘わらず、「採用決定され入社して間もなく退社する」ことが生じるのも、自らの希望や期待値と現実のギャップ(人間関係も含めた)が大きいことも要因だろうが、「夢に包まれた甘さ」と「現実の厳しさ」の埋め方をどのように教え助言するかは、教育を担当する側の責任といえなくもないと考えます。

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2005/11/13

「日本ファッション・ウィーク」と「東京コレクション」が終わりました。

10月31日に幕を開けた「日本ファッションウィーク」に合流し開催された「東京コレクション」も、初の試みながら、11月9日無事に幕を下ろしました。

これへの評価は、それぞれの皆さんの関わり方や立場により、いくつもの意見があるものと思いますが、何はともあれ、官民が力を合わせ開催できたことが大きいと思います。衣服を軸にしたクリエイションや流通について、いつも冷淡な態度が多い、マスメディアが、意外に熱心だったことにも特徴があったのではないかと思います。(官が一緒に呼び掛けないとマスメディアも動かない事は残念な点もありますが)

http://www.yomiuri.co.jp/collection/tokyo/    讀賣新聞社の関連WEB

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/fashion/jfw/  毎日新聞社の関連WEB

アパレルの分野が、直ちに、マスメディアのビジネスに繋がるとは思いませんが、それでも現在の日本(東京)が保持する、クリエイティビティを表現でき、それを報道面でフォローを受けました。今後は、地に着いた的確な「批評や評論」を得られるものと思量致します。

また今後の展開について、展望を持つことができるのか、それとも回数を重ねるに従いマスメディアの熱は冷め、やがて従来のようなことになっていくのか、真に興味深いテーマとなりそうです。

何はともあれ、とりあえず大きなトラブルもなく、初めての試みを無事に終えることができたことを喜び、次のステップに向け、官民がより内容のある知恵を出し、世界から注目される魅力をどのように共創できるかに懸かると思います。

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紀宮さま「朝見の儀」ほか関連記事、報道記事比較

http://www.yomiuri.co.jp/features/impr/eng/im20051112_41.htm

以上 「讀賣新聞社WEB」

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http://www.asahi.com/national/update/1112/TKY200511120224.html

以上 「朝日新聞社WEB」

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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20051113k0000m040093000c.html

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20051112k0000e040020000c.html

http://mdn.mainichi-msn.co.jp/national/news/20051112p2a00m0na035000c.html   (英文)

以上 「毎日新聞社WEB」

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http://www.sankei.co.jp/news/051112/sha071.htm

以上 「産経新聞社WEB」

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日本が文化として伝統的に受け継いできた、いくつかの原型を拝見することができました。慶事でもあり、できるだけ簡易にご案内できればと考え、各社の関係記事を全文引用転載致しましたが、取材から記事として作成される過程における著作権上の問題もありますので、報道各社の著作権保護のお立場を尊重し、各位にお詫び申し上げますと共に、当該の件に伴う各社の記事につきまして、改めて各社のWEBアドレスをご案内することに致します。

*十二単の表着の「紅色」と唐衣の「濃紫」は独身者を顕す色とのことです。

*正装の白のロングドレスは金糸の刺繍で飾られ、必ず勲章とティアラを付けるとのことです。

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2005/11/11

仏内相、再び「くず発言」(共同通信)

フランスの病魔と内相の思考回路を憂う!

リンク: @nifty:NEWS@nifty:仏内相、再び「くず発言」(共同通信).

威勢のよい言葉をはけばよいというものではない。ここまで傲慢なモノ言いを繰り返す人物が内務大臣などという要職を占めていることについて、他国のこととはいえ「フランス政治の貧困」を見る思いがする。父母が東欧からの移民である内務大臣は、一生懸命、自分が努力してきたこと、加えて「フランス人」として確かに歩んでいることを強調しようという意図を無意識のうちにさらけ出しているのだろう。人としての哀れみを禁じ得ない。元来、フランスは頑迷固陋な文化を持つ国である。それを必要以上、誇りにしてきた手前、自分達の側に位置しない者は見下し徹底的に排除する。この度も、そのベクトルが働いているわけだが、いささか、異常に見えてしまう。海外に幾多の植民地を抱え、その掠りで国をつくり現在の国の骨格を守り、その遺産を維持してきた本性がいかんなく顕れている。モロッコを占領したのは誰だ?アルジェリアを占領したのは誰だ?アフリカ中部西海岸の国々を占領し続けたのは誰だ?インドシナ半島を占領したのは誰だ?中国の華南を占領したのは誰だ?上海はフランス租界が一番大きかったのではないのか?自らが撒いた種ではないか。内相が主張していることは、それらの植民地で解放戦争が始まった頃に、まるで忠犬のように暴力の限りを尽くしたお雇い外人部隊のそれと同根、全く同じではないか。それでは、百歩譲って、なぜ移民政策を採ったのか?それで大儲けをした奴らがいるのだろう。近代市民国家の原点ともいえるフランス大革命で手に入れた「自由・平等・博愛」の精神はどこへ消えたのか。やはりフランスも凶暴さを隠せない愚劣で哀れな人物が治める国なのだ。実に、哀しいことだ。

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6カ国協議が休会、早期再開盛り込んだ議長声明を発表(ロイター)

北朝鮮相手にいつまで茶番劇を繰り返すのか?

いかに寛容な国際社会が、北朝鮮の核保有を廃棄させる目的で、6カ国協議を何度繰り返しても、北朝鮮自体が廃棄する考えなど毛頭無いのだから、時間稼ぎというか、協議を続けるポーズを保つための儀式ではないか。だいたい、中国の面子を立てるために、周辺の韓国とロシアは付き合っているわけで、本来、中国がぐちゃぐちゃ言い続けるような筋合いの話ではないのだ。北朝鮮の核疑惑は、国連の安全保障理事会で取り上げて議論すればよいのだ。
そうなると、中国は、自ら直接支配したい北朝鮮に、世界中から好奇の目を集めるため、いろいろ「ご託」を並べ「北朝鮮に対する中国の国家利権を守ろう」としているのであって、金正日という「ならず者は」中国の言うことを建前で聞いても誠意を見せることはない。
このような馬鹿げたことに、米国は、いつまで付き合うのか。やはりイラクが泥沼になってしまったことで有効な手を打てない苛立ちもあろうから手痛いことだろう。北朝鮮は「ならず者」らしく、敵とする相手の懐具合をよく見ている。
日米は、表面上は、悠長に構えたポーズを見せてはいるが、もう、本当は爆発寸前だろう。
北朝鮮は、次々に小理屈を繰り出し、事態の引き延ばしを計り続けることだろう。別に、失う物を何も持たない「ならず者」は実は強いのだ。
北朝鮮は、自国民を飢えさせようとも、自らの体制擁護のために、大いに国際社会を弄び楽しんでいる。引きづり込まれた、各国は、国際社会での面子もあるから、当面は、悔しくても、自画自賛し続けるしか方法がないのである。金正日は本当に高笑いをしているだろう。

中国は、6カ国協議の議長国としての役割を果たしていないし、果たそうともしていない。所詮、中国は、単に米国に対し「貸し」を作り「恩」を売りたいだけである。なぜなら「台湾」問題で米国を封じるためである。実にはっきりしている。だから、中国も、最初から「北朝鮮の核疑惑」を払拭しようなどと考えているわけではない。あくまでも「台湾」問題で米国を牽制することが狙いだ。だから本質的には無責任な姿勢である。後、2年もすれば、米国はブッシュが大統領ではなくなるのだから、次の大統領が民主党から選ばれるのを待てばよいのであり、そこまで引き延ばし、次の8年の時間を改めてかければよいのだ。その間に、いかに北朝鮮でも確実に核兵器は実用段階に入る。おそらく、その間に、日本が音を上げるだろうと見ている筈である。中国とはそのような政治志向を繰り出す国なのだ。その頃、北朝鮮は、「ならず者の金正日」は引っ込んでいるから、弱体な赤児に「見てみろ、守ってやっただろう!」と大見得を切ることができる。中国は6カ国協議で、絶対に損をしない構図なのである。中国の描いた6カ国協議という提案に愚かにも乗ってしまった日米が単に間抜けなのである。

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2005/11/08

本田美奈子さんのご逝去を悼みます

本田美奈子さんのご逝去に対し、感慨深い思いが少しあります。

MM20051106180700688L0 余りにも、突然の死(11/06)で、本当に言葉がありません。今日まで、このことについて、触れることができませんでした。「脊髄の急性白血病」。難病ですね本当に。私なりの、本田美奈子さんへの追悼文を記させて頂きたく存じます。若い時代に「演劇が日常であり、脚本を書き綴った」者として、また、永い「ベトナムの友」として、「ミス・サイゴン」を演じられた本田美奈子さん(享年38歳)を讃えさせて頂き、その追悼と致したく存じます。

あれは確か、1992年の年明けでしたか、東京で「ミス・サイゴン」を4月より上演すると東宝の関係者から耳にし、約一年半にわたるロングラン公演につきあい(別に頼まれたわけではありません)、何度か、帝国劇場へ足を運ばせて頂き観劇致しました。上演話を耳にしたとき最初に考えたことは、誰が小柄なベトナム人女性「キム」を演じるのだろうという疑問でした。NYC公演では確か「フィリピン人(名前を度忘れしました)」が演じ好評を得ていました。東京公演で、「キム」は本田美奈子さんが演るらしいと知り、「できるのかなぁ?」というのが正直な感想でした。ベトナム人のアクの強さを象徴する「エンジニア」は市村正親さんだと聞き、「なるほど。向いているなぁ。ピッタリだなぁ!」と強い印象を持ちましたが、正直に申し上げますと、本田美奈子さんは大丈夫だろうか、という心配の方が大きい印象でした。

ところが、幕が開いてみると、なんと、なんと、「キム」を演じた本田美奈子さんは素晴らしかった。「エンジニア」を演った市村正親さんが予想どおりの好演だったこともあり、東京での「ミス・サイゴン」は大ヒットしました。二人の呼吸と演技力がシナリオの狙い以上の効果をもたらせたと私は考えています。東京公演のそれはNYC公演よりも遙かに素晴らしかった(と言ってもNYCは2回しか見ていないが)。

折りから、その頃のベトナムは、ドイモイ政策(社会主義市場経済という開放経済体制)に転じて以降、約7年を経過させたときでもあり。日本国内でも、徐々に、先見の明のある人たちが、俄然「注目」し訪越し始めた頃でした。その時期に、1975年4月前後から1978年9月の状況を創作し、断片的ながら「人」を軸に描いて見せた「ミス・サイゴン」はあらゆる意味で秀作と評して過言でない作品だったと考えています。難しい時期に、難しい作品の主役を演じきった本田美奈子さんは輝いていた。心配した「甘さ」は公演回数を重ねるごとに消え去り、最後の頃は、本当に主人公「キム」になりきって、どちらが「本田美奈子」で、どちらが「キム」なのか判然としない状態だった残像が今もあります。同様に「市村正親」さんも、判別がつかないくらい「エンジニア」になりきっていた。二人の姿を見て、次の何かの公演まで「二人は大変だろうな?」と、別の心配をしてしまうほど他を圧する役に填った熱演でした。東京公演が幕を下ろしてもNYCは、まだロングラン公演の真っ最中でしたが、もう見に行こうとは思わなくなっていました。それほどまでに、「ミス・サイゴン」の東京公演は素晴らしかった。当に、本田美奈子さんがあり、市村正親さんがあって東京公演の成功があったと、今も私は評価しています。

長らくベトナムと付き合い、いろいろな側面を見聞きし、ベトナム内に多くのベトナム人の友人を持ち、同様に、難民としてアメリカ本土へ出国し住み着いたベトナム人たち、難民としてパリに住むベトナム人たち。何よりも、日本に住む多くのベトナムから難民として到着した人たち。いずれの人も根っからの固有の「ベトナム人気質」を持っています。それを「ミス・サイゴン」はあらゆる角度から見事に描き出したし、二人は本当に完璧にといってよく、見事に演じきった。いまも多くのシーンが鮮明に残り消えません。

本田美奈子さんの、突然の逝去に対し「ミス・サイゴン」は、いま本当に千穐楽の幕を降ろしたのか、と思うばかりです。おそらく市村正親さんの弔意の言葉から拝見しても、同じようなお気持ちなのではなかったかと、推察させて頂いております。本田美奈子さん、「レミゼラブル」も素晴らしかった。「屋根の上のバイオリン弾き」もよかった。出演されたミュージカルの数々はいすれも素晴らしいできでした。しかし、私は、本田美奈子さんを決定づけたのは、やはり「ミス・サイゴン」で見事に演じきられた「キム」だったと考えています。「安らかに」とご冥福をお祈り申し上げます。ご法名は「釋優馨」とお聞き致しましたが、あの「サンライト・ムーンライト」に包まれて「生命あげるわ」と静かに心に響く囁きのように安らかに。

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ベトナム、ホーチミン市で地震発生!

ベトナム、ホーチミン市在住の友人より、先ほど一報が入りました。

今日(11/08)、15:30頃(現地時間・日本時間17:30頃)、なんと地震がありました。地質学上は、何の不思議はありませんが、、、。

タイやベトナムでも何十年か昔あったことは聞いていますが、、、。
まさか自ら体験するとは、思っていませんでした。

最近、8月くらいより、ブンタオや市内の局地的な場所で地震があったとの情報が、ネット上にも出ていましたが、、、。

相前後して、例のマリアの涙と結びつけて、不吉な前触れだなんて噂は、出ないだろうかと思ったりしています。

サイゴンの居候より
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地震は、地球上なら、どこでも起きるのです!阪神大震災の被災者として思うことです。

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2005/11/06

日本の国債は本当に安全か?

日本の国債について説明を聞

昨日(11/05)某大手證券会社の営業担当者が、「日本の国債」による資金運用を説明に来た。基本は10年ものを2年ごとのラダー方式で既発債と新発債を組み合わせてと、わかりやすい説明で「リスクを伴わない、投資(資金運用なら)利回りの優位性」を繰り返し強調した。一緒に聞いた人たちの多くは、若干の疑念を持ちながら、対象となる資金の性格上、仕方がないか?という空気だった。営業担当者から「物価変動に応じて必要とあれば、債券ですから、市場での売却は可能です。現在、『日本の国債』は、例えばS&Pの格付けでは『AA-』です。一定の評価を得ています」と一連の説明を加えた。

果たして、そうだろうか?

国債は、債券だから、市場での売買は当前可能だ。しかし、その際の市場価格は発行者(日本国政府:財務省)の財政状況を反映すると考えなければならない。債券だから、当然市場価格になる。従って、償還途中の市場売却は差損(益)が生じると考えるべき(この指摘への回答は小声で答えを濁す)。しかし、営業担当者と、この案件を推進しようと考える側は「国債は国の保証」を強調する。確かに、そうだ。通常の企業が社債を発行してもCPを発行しても、発行会社の責任で国は保証しない。その会社の責任である。当たり前のことだ。しかし、社債を発行しようという会社の信用力や競争力、あるいは何を目的にした債券発行なのかを知ること(判断材料)は得られる。加えて、一般的な流れでは、その経営目的に対し真摯な姿勢で臨むだろう。転換社債であれば、後に株式市場での運用も可能だ。

日本の国債はどこまで信用できるか?

日本の国債は、本当に信用できるのか、実際、どこまで信用できるのだろ。何よりも、現在、発行を繰り返している国債は「利払いと償還債の借り換え」が目的で、お世辞にも健全な投資とは言い難い。何よりも、国は国債についての(財政)政策を明らかにしていない(明らかにされたかも知れないが守られた試しがない)。その点を国会で指摘されても修正されることもない。何よりも、小渕内閣のときに発行した84兆円の国債の償還は2007年とされている。84兆円って簡単にいうけれど、これは国の年間予算の規模だ。さらに驚くことは、小泉内閣の4年間に発行された国債が、ほぼ250兆円もあるという。合計334兆円。郵政民営化により名目上、民間事業者の資金となる「郵便貯金ほかの資金総額」がほぼ320兆円。なにやら、きな臭いですね。ここまでは、持ちこたえられても、その先は全く分からない。つまり先が見えない状態ではないか。何よりも、社債を発行する会社は「監査機能」もあれば「株主総会」もある。そして「有価証券報告書」が提出され残される。国の財政査察について、国は一度でも「監査機能」を受け容れただろうか、「株主総会(=国会)」は機能しただろうか。国は「有価証券報告書」に該当する「財務財政報告書」を精緻に作成し公表しただろうか。

国の「財務財政」運用は霞ヶ関と永田町のフリーハンドでは

「官僚」と「政治」の談合状態に、未だ、終止符は打たれていない。小泉内閣の主張はよいし、聞こえも響きも素晴らしいが、本当に中身はどうなのだろう?正確に採点したとき、果たして合格点だろうか。就任時点で国債発行額の上限(年間30兆円)を示し、「やるなぁ」と気を引いてみたものの、一年ほどで「(国債発行上限を守る)公約なんか、大したことではない」と衆議院予算委員会で大見得を切って開き直り、以降250兆円という途方もない金額である。一年に置き換えると僅か60兆円強ではないかとの主張も一方にはある。30兆円が33兆円ほどになり守れなかったとしてもそれはまだ議論もできようが、毎年60兆円を超えるとなれば、一体全体「政治家の公約って、首相の公約って、一体なんだろう?」って疑ってしまいますよね。利払いを入れると発行残高総額1,000兆円に達する勢いですからね。日本の預貯金総額は1,200兆円だ、などという説もありますが、それは本当のことでしょうか。実際上の監査機能もない株主総会も機能しない官僚と政治家へフリーハンドを与えたまま、あっという間に、ここまできてしまったわけです。国債の支払い利息は、既にGDPの年間成長率を遙かに上回っているのです。すなわち、国全体の収益を合算しても国債の支払い利息をカバーできない状態にあるようです。これって、はっきり言ってしまうと「国の財政は破綻」した状態です。多少でも、経済学を理解できる人なら、実際には国家財政を破綻させた「アルゼンチン」以上の状況にあると考えるのが普通だろうと思います。それでも日本の国債は安全だという、営業担当者も大したものですが、推進しようという側の人の神経も理解できません。日本人は、いつから「巨大幻想を紡ぐようになってしまったのでしょうか?」。「幻想」や「夢想」をするのは自由ですが実態ではありません。

既に本邦への「原油着岸価格」は従来平均の3倍になっている

原油の国際市況が高騰したこともあり、基礎エネルギー価格も全てが市場価格を上げる状況を見せています。市場環境は小泉内閣の政策とは関わりなく「デフレ経済からインフレ経済へ」転じようとしています。また政府の政策意図に関係なく、原油先物投資で一儲けした海外資金を含め、東証には資金が集まり(戻り)始め「東証平均株価」は小泉内閣発足時の水準14,000円までようやく戻りました。政府は、この環境をどう評価すべきか、政策上でどう反映するのか見通しを示し得ていません。市場についての基本は「日銀」任せのスタンスを貫いています。一見、民主主義のように見えますが、政策無能の無責任と考えることもできます。本邦政府が保証する「日本の国債」は、この環境でどのような方向へ向かうのでしょうか。政府は財政見通しを十分に一貫して説明できないままではないですか。

国債購入に慎重な意見を述べると

国債を買い入れるか否かの議論をしているのは、一定多数の会員を擁する特定法人の外郭に位置する「任意団体」です。従って、資金は、一定多数の会員が終身拠出した資金です。国債購入(宝くじ一回当選金額程度)企案推進者から「国が破綻するときは、どのような社債を持とうが、株式運用しようが、紙幣を持とうが意味はないでしょう」と、これまた大胆な主張を返されました。「外国債や外貨預金は安全ですか、安全性だけ主張されるなら、外国人みたいに『金塊』でも買うしかありませんね」と追い打ちされ、全く噛み合わないまま、議論を切り捨てる方向へ交わされてしまいました。

加えて、企案推進者は「自分の資金だったら、社債、外国債、リート、株式投資などいくつもの方法を組み合わせて資金運用する」。しかし「この組織の資金は、そのようなことが許される資金ではない。そのため、国債しかないのだ」と堂々と主張しました。うがった見方をすれば「自分の資金ではない、組織の金だから、リスクを負わされたくないし、差損を出した時に、後から文句を言われるのは嫌だ。その意味で、気楽なものだ。何で文句をつけるのだ」と考えられないこともない。そして「国の保証を信用できないなんて、どうにかなっている(=まるで非国民)」というように指弾を加えられました。国債購入を企案し推進しようという側へ、国債の懸念と、市場環境を指摘し、拙速な推進に意見を述べることが、「国の保証を信用できないのか?この非国民」のような指摘を受け、その種の議論で押し切られなければならないのでしょうか(この点は、私の関係する組織内の固有の問題かも知れませんが)。いま、日本全体を覆う便利な言葉として「非国民」に類した言葉がよく飛び交うようになりましたが、別の懸念もありますね。

実際、誰が「日本の国債」を買い支えているのか

大手證券各社は、国債の下支えに躍起です。買い支えてくれるファンドがあれば、どこへでも飛んで行き懸命の売り込みを図っています。もう、本邦の中に、一定の資金量を保ち「日本の国債」へ資金シフトしてくれる資産保持者は本当に少なくなっているようです。普通の資本家は、如何に政府保証があろうとも国債など相手にせず、より利回りの高い産業へ資金を投資しますから、国内で国債を買い支えているのは「機関投資家」と呼ばれる「生保」「損保」「銀行」など「金融庁」から許認可を受けた事業者が中心で、謂わば国ぐるみです。これらの資金の殆どは広く市民から集められています。

次の段階では民営化される「郵便貯金会社」も資金運用の合理的判断という理屈で、「郵便の資金」を注ぎ込むことになるのでしょう。そうなると、小泉改革の原点だった「郵政資金」による「財政投融資」を縮小し「特別会計による公共事業部門」を大幅に見直し、抜本的な「構造改革」を断行するという主張に、結果として著しく相違することになります。ここでも小泉首相は「(抜本的な構造改革を推進する)公約なんて、大したことではない」と主張されるのでしょうか。確かに国内的な歳出削減は一定の速度で進んでいるようですが。しかし、一方では「年金」「医療」「軍事」「外交」部門での資金支出は増加の一途です。行政の非効率は相変わらずで、実際に改善されているのかどうか不明です。

小泉首相は、さかんに「郵政民営化」の効果を強調するが

小泉首相は「郵政を民営化することで国家公務員を減員できる」との主張ですが、そもそも郵政職員は、正規の意味でいう「国家公務員」ではありません。正確に表現すれば、もともと外縁部の「公社(法律により三公社五現業と規定分類された)の職員」です。ですから、郵政職員を現在の「民営型公社」に移そうと、あるいは「株式会社」に移管しようと、本質的には、所謂「国家公務員の減員」とはならず、「国家公務員」の総量には何の変化も生じません。その意味で「郵政民営化」をすることで「公務員の減員」を行ったなどとの主張は噴飯もので小児の理屈に過ぎません。

財政を均衡させるには税制度を変更する以外に途なし

つまり、「課税制度を変更」する。課税金額を変える以外に税収増を図ることはできません。そのうち最も簡単な第一騨は「消費税の増税」です。第二弾は「勤労者全体への課税制度変更」です。企業への課税変更は「国際的な競争力を回復」させるまで、雇用確保(増大)の観点から見送る方が適正という結論になるでしょう。

しかし、その前に、歳出の圧縮はどこまで進めるのか、そのために「どの程度の痛み(国民負担増=税以外の追加支出)が生じるのか」明らかにされなければなりません。なぜって、現状のままでは、国債の利払いに廻され費消されるだけです。国家財政の破綻を交わすこと(延命)で終わるからです。本当に日本は金持ちの国なのでしょうか?どのように考えるべきでしょうか。現状は、「サラ金で金を借り切った状態の国家」です。そうか、それでO社の会長は、政府の「経済財政諮問会議」の委員として「官僚」と「政治家」を押しのけ、やりたい放題に辣腕を振るっておられるのか。そうか。そうなのか。そういうことだったのか。なるほど。だから、実際には「サラ金まがいの会社の経営者が仕切っているのか」そうだったなぁ。そういうことか。

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2005/11/05

明治安田生命は絶対なにも反省していない!

「明治安田生命」は専務以上の役員が引責辞任と発表!

10月28日「行政処分」を受けた日に生じた、同社からの「月払い契約金の入金について」不当な言いがかりつけられた事件を掲出しましたが、その件を含めた第二弾です。

「明治安田生命」は、これだけの事件を引き起こし、一年間に二度も「業務停止」なる行政処分を受け、契約者に対する責任を明らかにすることなく、記者会見場で報道機関相手に形式的に詫びる。それですべてを終えようとする姿勢が、何とも「世の中の水準と大きくズレている」と先月28日に思いました。

それでも、ウダウダと責任の所在も明らかにせず、経営陣は、社内で責任のたらい回し(旧・明治と旧・安田の役員が責任所在について抗争)を繰り返し、4日まで誰も引責辞任すら表明しませんでした。確かに、専務以上の11人(こんなに上級役員がいたのか、非効率な会社だなぁ!)が11月30日に辞任するようです。しかし後任の会長は「旧・安田」から、社長は「旧・明治」出身の常務が就任する旨を同時に発表しています。唖然とさせられますね。言葉を失いますね。厳しい批判を加えなければなりません。

http://newsflash.nifty.com/search?func=2&article_id=te__yomiuri_20051104i204&csvname=1846424669

http://newsflash.nifty.com/search?func=2&article_id=te__reuters_JAPAN-192967&csvname=1846424669

http://newsflash.nifty.com/news/te/te__yomiuri_20051104i117.htm

「明治安田生命」は、自社が、引き起こした事態をどのように考えているのでしょうか。常務や専務は上級経営役員でしょう。その経営責任は等しく同等であるとの認識はないのでしょうか。「信頼回復に努める」と松尾なる新社長就任予定者は会見したようですが、タスキがけ人事をしたり、常務を新社長に抜擢するなどの行為(適切な人材がいない、と説明するのでしょうが、生命保険会社は「相互会社」です。社外から招いてもよいのです)は、本当に、社会に対し真摯に「お詫び」しているのかどうか疑いは晴れませんね。新社長予定者は、会見で、「株式会社化する方向も含めて検討する」などとコメントしてみたり、いよいよ混乱していますね。

何よりも、「明治安田生命」はこの日を限りに、この件の幕引きを考えたのでしょうか、生命保険業務を営む他社にも大変な迷惑をかけ「生命保険」全体の信用を著しく傷つけていることを自覚しているのでしょうか。「会社存亡の危機」との発言もあったようですが、彼らが引き起こしたことによる「生命保険業界全体の信用低下」を招いたことについて反省も謝罪もみえません。顧客も見えなければ市場も見えていない、まるで他人事のようなコメントです。それらの点について記者会見では一切明らかになりませんでした。報道陣からの質問を極度に恐れ過剰に警戒しているような会見でした。

私どもが、不当な言いがかりを受けた件についても、既に一週間も時間的経過をみましたが、何の説明も、なんと連絡すらありません。本当に顧客のことを考えている会社。何よりも生命保険業務というサービス業の事業者だとは、とても思えないですね。これが、当に「明治安田生命」の実態なのですよ。あきれてモノがいえませんね。当たり前のことでしょうが、「行政処分を受けた『業務停止』期間は、何もできませんので」と分かったようなことを時間をかけて慇懃無礼に述べ立てるのでしょう。保険事業者として契約者(顧客)の中身も十分確認もせず、契約者(顧客)の名誉を一方的に傷つけて知らぬ顔というのも興味がありますから、もう少し見守りましょう。

先日も、「明治安田生命」の営業代理会社が、契約者の書類を代理作成していた(保険業法違反)と、報じられていましたが、この件についても精緻な調査は避けられないと考えます。金融庁は、腰を退かずに、もっと徹底した立ち入り調査をすべきではないでしょうか。まだまだ、もっと、隠しているんじゃないかとの疑疑いは晴れません。金融庁、本当にしっかりして下さい。

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2005/11/04

そうだ京都へ行こう!

「日本ファッションウィーク」と「東京コレクション」の開催もあり、日本(東京)市場を観察しようという趣旨でNYCから友人やスタッフが来日。いろいろなテーマを議論し意見交換も回を重ねるうちに徐々に雑談に堕してしまうのは世の常でしょうか。そのうち頃合いよく、一人が「折角、日本へ来たのだから、日本の秋を体験したい」などと言い出す始末。NYCと違って、まだ温かい日々が続いているため紅(黄)葉はまだ先のこと。それじゃどうすれば日本の秋を体験できるかということで、ワイワイガヤガヤ言いつ戻りつの挙げ句「そうだ、京都へ行こう」ということに落着。京都も秋の風情にはまだ早いが、折りから「京都御所」の秋季一般公開もあるため、3日に東京からの日帰りツアーを敢行(恐ろしいことを)する。

「京都御所」についていえば、周辺の「京都御苑」へは公園として整備されいつも公開されているため立ち入りは自由だが、「京都御所」の見学を希望するときは、通常、宮内庁京都事務所だとかへ往復葉書で希望日時などを認め申し込む作業を経たうえで無事に「許可」がおりると見学できる流れです。一般公開は、その手続きが不要だし「よぉーしっ」と気合いを入れて出かけることに。

東海道新幹線「のぞみ」は東京駅から京都駅まで500Kmほどを2時間程度で走り抜け、「京都御所」へは東京駅から2時間30分ほどで到着できた。初めて「のぞみ」を体験したNYCの友人たちは列車の速度より、同じ高速で走り抜ける列車が、ほぼ満杯の客を乗せて次々と東海道をひた走ることについて妙に感心していた。

「文化の日」でもあり、一般公開に訪れた見学者は膨大な数で、入口で荷物検査を受ける長い列ができていた。それも全員、無事にパスでき「御所」内へ入る。「諸大夫の間」から「新御車寄」を眺め、進むうちに、日本の文化の基本は「生成の文化」と説明してきたにも拘わらず「承明門」とその回廊が「朱塗りではないか」と指摘され、こちらは、その正確な理由を知らないため「?!、分からない」としか応えられず、困った事態を招く。チョット恥ずかしい(ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示下さい)。

「紫宸殿」の前では「右近の橘」「左近の桜」にふれ、雛人形飾りの原点だと説明し。「高御座」と「御帳台」の意味を説明する。しかし、これはよくよく考えてみると、北京の「故宮」で「御座」を見たときも配置が同じだったなと思い起こしたりする。順序と示されたとおり「清涼殿」へ足を進め「漢竹」と「呉竹」の違いを眺め、引き続き「小御所」を見学する。「御池庭」まで進むと「もみじ」が僅かに紅葉し、苔も秋を感じさせる色に移ろうとしていた。室町時代に整備されたとされる「御常御殿」と「第三の間」を見学する頃に疲れを感じる。すると「休憩所」が現れるというコースになっている。宮内庁もやりますね。通常はここまでらしいがこの度は、まだ公開が続く。

配布されたリーフレットによると <<引用開始→ ”「京都御所」がこの地に定まったのは、1331年のことである。以来1869年までの永きにわたり皇居とされたが、その間、何回も火災により焼失し、その都度再建された。現存する建物は、大半が1855年(安政2年)に再建されたもので、今年は、それからちょうど150年の節目の年に当たっている。これを記念して、このたびの一般公開では、例年の公開範囲に加えて、これまであまり公開されたことのない北側の殿舎を特別に公開している。”  ←引用終わり>> 【” ”部分はリーフレット表紙から全文引用】

確かに北側に位置する「皇后宮常御殿」と「藤壷」および「飛香舎」も公開されていた。順序よく秩序正しく「監視カメラ」に映し出されつつ、約90分かけて「Old Imperial Palace」の見学を無事に終える。NYCからの客人は、木造の日本建築の美しさを称え、池泉式庭園の美に感動したと褒めていた。現代の日本を表徴する幾多の文物、例えば「新幹線」も、「京都御所」の建築に顕される「技術」を伝承した結果であると考えている。「紫宸殿」の「御座」については「遣隋使」「遣唐使」を中国へ送り、統治の権威を高める方法として移入し確立した結果でもある。2005年は皇紀2665年だとの暦も一方においてはあるようですが、まあ、それはさておき、交流により得たそれぞれを昇華させ、新たな文化に置き換え伝承し続けた結果いろいろなものがあることも事実です。ある一日を京都で過ごし、感じたことでもあります。ちなみに「京都御苑」は南北1300m東西700mで91ヘクタールあります。「京都御所」はその中心を占めています。東隣に「京都迎賓館」が建設されました。東南には「仙洞御所」があります。丁寧に手入れされた常緑樹と広葉樹がひときわ美しくバランスを保ち「京都御苑」全体の引き立たせています。

ちなみに、NYCからの友人たちは、その後も、京都観光を大いに楽しみ、「東京から京都まで、こんなに短時間で、快適に移動できるとは思いもしなかった」との感想でした。

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2005/11/03

小泉外交の脆さを懸念する

小泉外交は「日米同盟」一辺倒へ傾斜する!

小泉改造内閣の外交政策は、いよいよ「日米同盟」一辺倒への傾斜を強めようとしています。非常に危険な方向へ踏み出すのか、歩みを強めようとするのかにみえます。ほとんど75年ほど前の状況に酷似してきました。「日独伊三国軍事同盟」の「ドイツとイタリア」が「アメリカとイギリス」に置き換わっただけの「日米英三国軍事同盟」ですね。危ない、危ない。
「戦争の基本条件」ともいうべき「エネルギーの確保」命題が重くなり始めました。日本への原油着岸価格は、従来平均のほぼ3倍になっています。これからも上昇傾向が続くと予想されています。アメリカは自国の農業を維持するにも石油エネルギーは不可欠ですから、何らかの手を打つでしょうね。このまま手を拱いて呆然と立ちつくすようでは「強いアメリカ」ではなくなり「タダのアメリカ」になりますから。中国に足下を見透かされてしまいます。そもそも中国は原油高騰の原因でもあるわけですから、緻密に物事を考えそうにない「アメリカのボス」は「小泉純ちゃん」を持ち上げ続けています。ボスの周辺を取り巻いている傲岸不遜の輩たちは、基本的な考えがあるのかどうかも疑わしい連中ですしね。

アメリカから日本へ貿易で移動した資金を取り返すことは徐々に実現へ(アメリカの本音)

アメリカの大切な資金を、やれ貿易だとかなんだとか言いながら、巧い手で日本は奪い続けた。「日本に奪い取られた資金」は、父ちゃん坊やの竹中ちゃんが、実に巧みに取り返す道筋をつけてくれた。だいぶ取り返せた。しかし、もっと難癖をつけ続け「取り返した資金」で「東京」の半分を占領してしまおう。東京なんてアメリカの植民地だ!東京で余った資金を、欲深いアメリカかぶれの日本人を雇ってローカルへ廻させて、そこを間接支配すれば、日本全体をもっともっと巧妙に支配できる。そのためには小泉純ちゃんは大切にしないとね。この次は、可愛い弟分の小泉純ちゃんを煽て上げ、軍事部門でも対等という美名の下に完全に組み敷くことが重要だ。組み敷いたことがバレると大騒ぎになるかも知れないから、在日米軍と自衛隊の「共同指揮」というこれまた「美しい言葉」を編みだそう。軍事費を使わせるのだ!そうだ、自衛軍よく言った!長いこと、待ってたんだぞぉー!これは日本の問題だからなぁ。確かに、いまの憲法はアメリカが押しつけたかも知れんが、そんなことは日本の問題だろうが!早く改正してしまえっ!

恐ろしい奴ら(ラムズフェルドの考え)と小泉純ちゃん

小泉純ちゃんの本音は「ブッシュもそうだけど、ラムズフェルドとライスって恐ろしい奴らだ。本当に困った奴らだ。おそらく『中国』の脅威、先頃『中国』に完全に組み敷かれたあの『北朝鮮』への対抗戦線を強固に構築するのだろう」。しかし、どっこい、ラムズフェルドの考えは「アメリカはイラクで泥沼状態だ。戦争資金もない(国内のハリケーン被害も救済できない)状態」だ。小金持ちの顔だけした日本を脅かして組み入れ、対等の関係だなんだとか言って分担(吐き出)させよう。もし不平や文句を言ったら、ライスに一睨みさせて「キィー、キィー」チョィット言わせて騒げばよい。ライスの狡猾そうな目許は「キィー、キィー、ギャー、ギャー」騒がせるにはうってつけだしよい面構えだ。「沖縄」から「グァム」へ海兵隊を移す(立ち退く)資金も日本で出させよう。「沖縄」の基地もあまり騒がれたくない。「普天間」は老朽化しているから丁度よい。「キャンプ・シュワブ(=辺野古)」の海を埋めたてさせて新しい基地を手に入れよう。これは日本が言い出したことだから。この前まで防衛庁長官していた野郎は田舎者だったから扱いやすかった、何も考えがない間抜けな野郎だから巧く組み込めた。これからはチョットは気の利いたのが相手になるのか、その方がもっと良い。これまでの日本で権力を握り続けたトップ連中は腰抜けだったけど、小泉純ちゃんならやるだろうと、ちょっと変な期待を背負わせると良い。京都の「日米首脳会談」で押し切ってしまえ!無頼の兄貴の期待を受け、小泉純ちゃん号は今日も行く!

「中国」「韓国」は経済的には一体だ(小泉純ちゃんの本音)

もう、お互い戻るに戻れない「靖国」を批判しようがどうでも良い。いわせておけば良いのだ。ここまで経済的に市場が実質的な一体化をしてしまえば、「ガァー、ガァー」騒いでも、別にどうって事はない。能力もないくせに何を騒いでいるのか、という空気を創り出せばよい。それで良いのだ。もし、奴らがグチャグチャ言い続けたら、こちらには「アセアン市場」があるじゃないか!彼らは何も言わないよ。何か偉そうなことを言っても「中国市場」は、結局、どこかの誰かに掠め取られるのだ。中国政府はそれを知っているから、当面、日本を攻撃しているに過ぎない。相変わらず小汚い遣り口だ。自分が国内でやっていることを棚に上げてよく言うよ。チベットは中国だなんてよく言えたものだ。内蒙古も中国だなんてよく言えるなぁ。東トルコ(新彊ウイグル族自治区)まで中国だなんて、どこからそんなことが言えるのか。地球上の地理も歴史も知らないから言えるのだ。だいたい万里の長城の西は中国ではないだろう。ホントに厚顔無恥とはこのことだ。そのうち『北朝鮮』も自分のものだと言い出しかねない。「靖国」を理由に、いよいよ非難を強めたら、国際社会でこんなふうに言い返してやればいい。そこまでいかないと奴らの膨張主義は直らない。経済的に市場では一体化していることも理解できない、説明できない奴らを相手にするのは手に負えないし話にならない。

「アセアン市場」は「満州国」か

本当にダメなら「アセアン市場」があるさ!と真面目に考えているんじゃないか?!「マラッカ海峡」は日本の生命線だ。「マラッカ海峡」を「満州鉄道」に置き換えてみると「満州鉄道」は日本の生命線だ!という主張に似ていませんか。「アセアン市場」はかつての「満州」があるさと共通しませんか?そのためにも、「台湾」は「日米」で防衛してやるって、おそらく言い切ってしまうであろうところがスゴイ!興味津々、津々浦々、またまた興味津々というところですか。期待半分、危険半分。誰かがどこかで必ずババを引く。それが国際政治です。

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2005/11/02

サイゴン大教会の「聖母マリア」像が涙を流したと、ホーチミン市では大騒ぎ!

根も葉もないどうでもよいこと、別にどうということもないのに、大騒ぎできる人たちが羨ましい!(以下は、ベトナム、ホーチミン市在住の友人からのメールです)

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ご無沙汰です。
(日本は)新内閣もでき、今後どう展開するか、面白そうですね。

ところで、先週の土曜日(10/29)の深夜から(サイゴン)大教会の辺りに不穏な雰囲気があり、群集の人溜りと公安の道路閉鎖。
saigon04 何か大事件でもと思いきゃ、真相は、聖母マリアが涙を流しているとの噂が人を呼び寄せたとのこと。

ここ暫くの長雨でセメントの一部が剥がれて丁度、右目下に白い筋がひとつ。
暇で騒ぎが好きなベトナム人ですから、この噂はあっと言う間に広がり、連日、交通渋滞を引き起こしています。

ちょっと昔、スペインかどこかでマリアが涙をながして、不吉な前兆として大分ニュースになったような記憶がありますが、、、。

もうすぐ、雨季も終わり、ちょっと過ごしやすい乾期になります。
ダナンを中心に、安価な労働力を求める日系企業が本格的に動き初めています。ホーチミンを中心とした地域では、だんだん労働者の確保が難しくなりつつあるようですね。
インフラでは、VSIPが一番らしく、はたしてダナンあたりは、どうか分かりませんが、マブチ、住友系列は、労働者の確保の面からこれからは、中部だという判断をくだしたようです。

しかし、相変わらず、法整備と運用がまちまちで、来年は、ファン・バン・カイ(首相)が退き、政界も変化しそうだとか。また新たな政権抗争が出て競うな前兆も、、、。そんな時期かも知れませんね?

サイゴンの居候より
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この事件は、騒ぎが起き始めた瞬間に、たまたま通り合わせた、もう一人の友人から電話で一報を受けました。「へぇー、またかぁ!」というのが正直な印象でした。ベトナムの一般的な日常生活での人風景は、「風の便り」、「人の噂」、「意味不明な迷信?」いろいろあります。本当に興味が尽きません。これらの一連の流れは、いくら居着いてみてもやはり外国人である側には、よく分かりません。おそらく、誰かが見出し、一瞬のうちに、道路を往来する人の口から口へ、ベンタン市場で「アッ」と言う間に脚色され盛り上げられ伝播されるのでしょう。それをわざわざ確認するために、ある者は車を手当てし、他の多くの者はバイクにうち跨り、それも手当てできない者は自分の足を使い、サイゴン大教会の前へ押し寄せるのでしょうね。分かりませんね、まったく。

尤も、日本のテレビ報道も、特にワイドショー番組は、これより低俗悪趣味のオンパレードですから、その他の多くもこれと似たり寄ったりですし、あながち、ベトナムの日常風景が変わっていると断じることはできませんが。画面で見てそれぞれが「あーだ、こーだ」と騒いでいるか、実際を自らの眼で確認しようとするかの差でしかないのでしょう。いずれも、その稚拙さにおいて変わるところはありません。

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2005/11/01

小泉首相、なかなか、やりますねぇ!

小泉首相は、やはり、なかなかの人物ですねぇ!

sei059-1 新閣僚の人事は主要者については、ほぼ予想どおり(新鮮みがないとうか、小泉流の眼にかなう人材がいないことも明らかになった)でした。それでも、少しだけ、ほんのチョットだけ感心しています。竹中氏が留任なら総務大臣と予想どおりでした。今度は、国家公務員制度をいじくることを任されて、併せて郵政の民営化を着実にというわけでしょう。財務大臣も谷垣氏(これも予想どおり)でした。防衛庁長官は額賀氏か久間氏と想定していました。ある時期に、二階氏が入閣との情報を得た際、二階防衛庁長官か?とも考えましたが、巧く手綱捌き(首相は抵抗勢力官庁との認識のようですから)を示すことができれば、とっても美味しい経済産業大臣でした(なるほど)。中川昭一氏の農林水産大臣というのも妥当な線ですね。小池環境大臣留任、まあ、そんなものでしょうね、笑いを抑えるのが難しく零れてしまいますが。猪口男女平等参画大臣というのは、よくよく考えた魔球のような手ですね。失礼を省みずに申し上げれば、ちょっと笑ってしまいますねぇ。公明党は、とっても美味しい国土交通大臣を北側氏が継続!スゴイですねぇ!自民党も自分党ではなく小泉党だから、まあ、文句を言う人も勢力もないか?冬柴・武部(山拓)ラインで、ホントに、よく考え抜いたバーターですよね。おっと、新鮮みを欠いた新しいサプライズのない今回の人事で、最大のヒットと言えそうなのは、プリンス安倍晋三官房長官の抜擢でしょうなぁ!やはり。二日酔いの窓際みたいだった細田さん、ご苦労様でしたねぇ。福田さんを外すところなど、なかなか冴えていますね!中馬さんって、何ができるのでしょうかねぇ?まあ良いか。麻生氏の外務大臣はどうでしょうかねぇ!?世界で最も大事なのは「日米同盟」だそうですから?!フーン、アそぅ!?ってとこですか。

小泉首相のやる気!

①「日米一体化」、②「日中」、③「日韓」、④「日露」。おっと⑤「北朝鮮」どう展開されますか。国内的には⑥「沖縄」、いやいや⑦「米軍の再配置」そして⑧「米軍と自衛隊指揮の共同化」もうひとつ⑨「憲法改正と自衛軍の明示」、これらを総合的に考えると中々きわどい布陣のようですね。忘れかけていましたが⑩「年金と医療の改革」には団塊世代代表の川崎二郎氏、全く、厚労の分野を知らない人に任せるって、川崎さんも政策通ではありましょうがスゴイ人事ですね、⑪「靖国」も厚労省の担当だとの質問が記者から飛んでいますが?とにかく「日米一体化」最優先、至上命題という布陣ですね。次の展開が見えますよ。「靖国」も「憲法」も、小泉首相は「戦後政治の総決算」を仕上げようとしているわけですね。三代にわたり代議士として椅子を得た一族として、何はともあれ、日本の政治史に良い意味でも悪い意味でも名を残されることでしょうなぁ!ご立派なことです、いやはやホントに。

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