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2006年8月

2006/08/31

「コラコラコラム」へのアクセス、ベスト5を分析して!

アクセス解析サービス提供を受けて分かったこと。

「コラコラコラム」へアクセス頂き、ご覧頂いている方々のイメージが、朧気ながら理解できるようになりました。あるいは、背景についてもいくらか想像できるようになりました。アクセス解析って凄いですね。

今後は、アクセス頂く閲覧者の背景を考慮し、より特徴のあるブログとして維持していきたいと考えます。

「コラコラコラム」へのアクセスで、最近、常時トップの座を占めるのは、邪悪なイスラエルによるレバノン戦争に関連する記述です。実際には、イスラエルの対パレスチナ政策を批判する延長上に、「レバノン戦争」があるわけですから、「パレスチナとレバノン」を一体として捉えています。今後も、報道の行間を読み説くスタイルでの記述を続けたいと考えます。引き続きご期待下さい。

次に、予想外でしたが、は阪急神戸線9000系車両についての記述に、多くのアクセスを頂戴しています。これは、瞬間的な数値だろうと思い致しますが、正直に申し上げて、ちょっと驚きでした。できれば、引き続き阪急神戸線9000系車両にかかる記述も継続したいと考えています。アクセス下さいました皆様、ご期待下さい。

第三番目は、は、ベトナム関連の記述にたくさんのアクセスを頂戴しています。「コラコラコラム」の主宰者と運営チームは、おそらく、ベトナムにかかる記述のアクセスがトータルでは最大なのだろうと見ています。特に、毎週土曜日に掲出させて頂いています「週間ベトナムニュース」は、ホーチミン市在住者から配信を得ておりますので、市井の市民の目線が多くのご支持を得ているのだろうと捉えています。ご協力を賜っています配信者に深甚より感謝申し上げます。

その他は、意外にも、世界遺産・国宝姫路城(選景写真)へのアクセスが多いことです。英文表記を加えた後、海外からのアクセスが増加する傾向を示しています。同様に、姫路・松原八幡宮の秋季例大祭「灘のけんか祭り」(選景写真)へのアクセスも同様に大きな数になっています。この点を考慮し、最も、正確な情報を提供中のWEBへのリンクを作成させて頂きました。

「コラコラコラム」へのアクセス現況を捉えた結果、非常に乱暴ですが、若干なりとも、当コラムをお訪ね下さいます皆様の、ご興味を知ることができました。大変ありがたいことだと考えています。

今後も、更に、「コラコラコラム」の強化に努めたく存じます。皆様のご協力、ご支持、ご期待に添えるよう微力を尽くしたいと考えています。

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2006/08/30

阪急神戸線9000系乗車記(その2)とビューポイントなどなど!

再び、阪急神戸線9000系についてです。

「またかよぉ」って言われそうですが、なにぶん、アクセスが多いモノですから(ホントです)。正直なところ、掲出した側が、ちょっと驚いています!

阪急京都線に、9300系を配置した当時も、多分、同じだったのでしょうね。一編成の運用ですから「乗車機会」が頻繁にあるわけではないからでしょう。それでも、阪急電鉄にはありがたいことですね。本当に、ビックリするアクセス数ですから。

昨日(29日)の午前中に、神戸ハーバーランドでの大切なミーティングを終え、大阪へ戻るために、(神戸高速鉄道の)高速神戸駅へ行きました(コラム主宰者は、京阪神間の移動で、JRは基本的に使用しません。阪急電鉄です、これからは阪神電鉄も使い分けます)。

00074600hk_312時30分過ぎだった思います。丁度、4番ホームへ、阪急梅田行き特急電車が入線してきました。またもや偶然にも9000系でした。前から6両目(後から3両目)に乗車しました。9000系車両は、窓(熱線吸収ガラスを使用しています)が大きく、センターピラーも極度に細いため、外から見ると、大きな窓に見え(当然ながら乗車しても大きいです)、インパクトを強めています。

残念なことに、昨日(29日)も、デジカメを持ち合わせておりませんでした。そのため、阪急電鉄の広報写真を使用します(適切な写真を掲出できないのが残念です)。これからは、毎日、持つように心がけます。

三宮駅の発車時刻は12時40分だったと思います。大阪・梅田への到着は13時08分でした。従って、梅田駅での折り返しは13時20分発、神戸・新開地行き特急となった筈です。ならば、神戸線の運行ダイヤから考え、三宮駅は13時48分の到着、神戸・新開地への到着は13時55分~56分だろうと思います。14時02分に神戸・新開地を折り返し、大阪・梅田行き特急となっている筈です。勝手に想定しているだけ(はた迷惑な話)ですが。

そんなことより、電車の中身について印象を記述します。前にも掲出しましたが、車両中程に設けられた8人掛けのロングシート(一両に4シート)は、中央に2席の仕切りが設けられています。首都圏の電車では普通ですが、関西では珍しいスタイルです。阪急は既に京都線を走る9300系の車両連結部前後のロングシートに2席+3席の基本パターンが導入されています。しかし、神戸線の車両では初めての導入です。三宮駅までその席は埋まりませんでした。三宮駅から乗車したカップルが目敏く空きを見つけ、仲良く座りました。「ホッホ~!善いもんだなぁ~!」という正直な感想を持ちました。「カップルズシート」って命名してあげようかな。ちなみに、シートの色は従来と同じく阪急らしさを漂わすグリーンです。

乗降扉上に設けられた「液晶画面」による案内は分かりやすく、親切な情報提供ができているように思います。何よりも乗換駅で乗り換え線の案内と階段位置やエレベーター位置の表示も簡単にできるようになったわけですから、親切になったという表現は間違いではないと考えます。走行区間全体の所要時間情報を表示することも、なるほど、と思わせる効果があるように見受けました。

何よりも、二つセットの液晶画面で一方の画面は、主として速報ニュースと「PiTaPa」のコマーシャルというよりは案内情報でした。首都圏の電車、特に山手線の車内液晶画面は速報ニュースとコマーシャルのオンパレードですから、早い時期に、阪急電鉄も、その準備と営業活動に入るべきだろうと、これは私的な観点(事業分野)から高い可能性を見出せたと考えています。

乗り心地ですが、全ての電車あるいは列車と同様に、車両の中程は快適な乗り心地を提供してくれます。台車上と連結部付近は、揺れを受けます(当たり前のことです)。しかしながら、阪急神戸線は基本的に直線部分が多いこともあり、高速運転でも総じて快適さは充分に保たれています。今も現役の3000系車両、改良を終え活躍中の5000系と比べ、格段の違いを感じ取ることができました。

9000系が、持てる能力をフルに発揮するのは、塚口=神崎川間ですね。この区間は、従来の車両も腕の見せ所でしたが、10月28日からのダイヤ改正と運行システムの改良が重点的に施された区間でもあり、フル能力による実に快適な走行を楽しめます。ダイヤ改正後は、更に、特急・通勤特急・快速急行・急行を利用するときに、乗車して楽しくなる区間でしょうね。

阪急電鉄は、基本的に車内広告が少ない電車だと思います。また、車内吊り広告も、それなりに統一感を保ち、文化観に裏付けられた風格を備えている点を積極的に評価しています。

例えば、首都圏、そうですね「羽田空港」駅で、都心・品川方面への電車を待っていて、京成電鉄(+北総開発公団)の電車が入線してきた時は、正直、嫌な気分に襲われます。ハッキリ申し上げて、車両の統一感もないし、車両に使用される基本カラーも適当だし、何よりの驚きは「車内広告」の乱雑さというか粗雑さが目に余る点です。広告出稿される方に申し訳ないですが、京成の車両は、それだけで相当な損をしていると思います。都営地下鉄の電車もデザインとスタイルは評価できますが、車内広告は驚くべきセンスです。京浜急行の車両も羽田空港へ乗り入れえう車両は、改善(しようと)の跡が見えます。引き続き、努力されることを求めたいです。なぜ、ここまで言うかといえば、そもそも電車は私鉄であろうとJRであろうと、乗客は目的地までの所定運賃を支払い利用しているのです。その乗客に対し自社の広告収入目的で、「金さえ入れば何でもよい」という思考とセンス、京成電鉄(+北総開発公団に代表される)は、乗客に対する暴力であるとも言えます。京成電鉄(+北総開発公団)は少しくらい恥と考え反省すべきです。できないなら、青砥から都営地下鉄浅草線を使用し南へ入るのは遠慮されたらどうですか、「羽田空港」への乗り入れは他社に任せておかれたらどうでしょうか。9月初めの週末、また「羽田空港」から乗車するからストレスが溜まるなぁ!ちょっと、日頃の不満もあり脱線しましたね。

少なくとも、阪急電鉄を始め、関西の私鉄には、京成電鉄(+北総開発公団)に代表される粗雑で見境のない乱雑なセンスはありません。首都圏在住の方々は、大阪を中心とする関西文化圏の人は、「粗雑で乱雑でセンスを欠く」と断定し、決めつけておられるようですが、文化のレベルは京成電鉄(+北総開発公団)に代表されるセンスとは大きな開きがありますね。少なくとも、関西文化圏にはハコモノだけを重視する思考はありませんから。

プリベ・チューリッヒの松村謙三、ホントに分かって、京成電鉄と阪急ホールディングスの筆頭株主やっているのか?本当に脱線してしまった。ついでに警告しておくが、勝手なことは、ささんぞぉ~!ナメルなよぉ~!

阪急神戸線の9000系車両は、特に、車内広告への自己規制が見受けられます。このセンス、今後も大切にして貰いたいなぁと希望します。

さて、9000系車両が、最も似合うポイントはどこか、阪急神戸線は眺めの良い地域を結んでいますから、まず、神戸・三宮方面へ西宮北口駅を出て高架部を全速で走行し、夙川駅(10月28日以降は全列車絶対停車駅)から芦屋の市境の切り通し部分も、9000系車両が似合いますね。次は、芦屋川鉄橋と芦屋川駅を越える前後の区間、更に、岡本駅付近から住吉川鉄橋(おそらく神戸線の最高地点)を越え御影駅への御影カーブと御影駅西の切り通し、石屋川を越えて六甲駅までの高架を全速走行する姿は、春の桜、秋の紅葉期も基本的には常緑樹が多いため、緑と季節を象徴する色合いが見事に調和します。神戸線の9000系車両への乗車はこれからの季節が楽しみですね。

写真をお撮りになるベストショットは、図りかねますが、住吉川の東堤防上の道路と山手幹線が交差する辺りで、住吉川鉄橋を越える9000系車両と、後方西北側に聳える白鶴美術館さらに後方を占める六甲の山脈を入れた構図が、最も、阪急神戸線を象徴する構図ではないかと思います。住吉川鉄橋を通過する電車も登り角度と御影カーブの影響を受け、速度を落とし(70Km/h以下?)て通過しますから、シャッターチャンスが何度かあります。電車の写真は、近くで大きく撮ることもマニアには大切でしょうが、堂々たる風景と溶け合う写真も素晴らしいと思います。ビューポイントは、オマケです。

今回は、ちょっと、日頃の不満も含め脱線もしていますが、次回、またチャンスがありましたら、9000系車両のオリジナル写真つきで掲出したいと考えます。

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2006/08/29

日本も「中央アジア」外交へ!もっと強いプレザンスを!

遅まきながら、日本は「中央アジア」への資源外交を展開開始!
Jpnationalflag_13KazafnflUzbeknfl 出遅れ印象の強い感は拭えませんが、それでも、ようやく、「中央アジア」諸国での資源外交へ踏み切ったことを、積極的に評価したいと考えます。

「中央アジア」各国との連携は、もっと早い時点で着手すべきテーマだったと考えますが、それでも、これまでは何だかんだと様々な理由を探し出しては、手控えてきたように思います。小泉内閣がスタートし、従来の「中央アジア」への外交政策が転換されるか?と見守りましたが、大きな転換はありませんでした。

この間、川口順子外務大臣(懐かしい名前ですね)は、この地域での本邦のプレザンスを高めるために、いろいろな手当を始められたように見ておりました。
前任者は、基本的には何の考えもなく「ガァー、ガァ~」自己主張のみに固執する変なオバサン(覚えてますか、害努大尽<確か>田中真紀子という名前)でしたから、実に困った事態でした。この間に、本邦の外交はあらゆる点で大きく出遅れたと考えています。

しかし、時間がかかりすぎましたね。確かに、「イラク戦争」という想定内の出来事も作用しましたが、この間に、中国は「中央アジア」地域への外交を積極化させましたし、侮るわけではありませんが、韓国も目にも見えぬ手業で「中央アジア」への進出を積極化させています。

本邦の「中央アジア」外交は、一体どうなるのか、この地域をどう捉え考えているのか、随分、ヤキモキしながら眺めておりました。
気の短い友人は、「もう、待っていられない」とか何とか言い放ち、大胆にも、ウズベキスタンへ足を踏み入れ、ビジネスを始める始末でした。その短気なところを責め、短慮ではないかと批判を加えましたが、本人は意気軒昂で、一向に怯む様子も見せず、ウズベキスタンの良い点を、会う度に「しつこく説明」します。その姿を、「まるで、仲人口の口入れ屋」と変わらないと揶揄したこともありました。
多少のことに物怖じしない友人は、ウズベキスタンで大いに人的交流を積み上げ、ビジネス面で数少ないチャンスをモノにしようとしています。

友人は、「中央アジア」地域における中国の脅威を主張して止みません。
当方は、対「中国包囲網」という考え方を基本線に据え、周辺諸国の外交戦略を見守っていますから、随分、興味をそそられています。
海側からは、何とか、囲い込みも整いかけ形を見せようとしていますが、大陸側すなわち陸地については手つかずでした。

小泉首相は、最近、急に閃いたのか、それとも神の啓示でも受けたのか、よく分かりませんが、「モンゴル」訪問に加え「中央アジア」諸国への訪問という、基本的に対「中国」包囲網を構築すべきことに、やっと着手したのか?ようやく着手したのか?というのが、この度の正直な感想です。しかし、それでも気づき着手された点は、積極的に評価します。

TajiknflKirgisnflTorkmeninfl願わくば、報道のとおり、小泉内閣の置き土産に止めず、戦略的外交政策として強く継続されることを期待しています。カザフスタン、ウズベキスタンに止めず、タジキスタン、キルギスタン、トルクメニスタンなどとの関係強化を切望します。

引用開始→ 首相が中央アジア訪問に出発、資源供給の関係強化へ (讀賣WEB)
小泉首相は28日午前、中央アジアのカザフスタンとウズベキスタン両国を訪問するため、政府専用機で羽田空港を出発した。

日本の首相が両国を訪問するのは初めて。

石油、ウランなどの資源が豊富な両国との関係強化を図るとともに、中央アジアへの影響力があるロシア、中国などをけん制する狙いがある。

首相はカザフスタンで同日夜(現地時間同日夕)、ナザルバエフ大統領と会談し、原子力発電の燃料となるウラン鉱山開発への支援などを盛り込んだ共同声明を発表する予定だ。

ウズベキスタンでは、29日にカリモフ大統領と会談し、エネルギーや人権の問題などについて意見交換する。

出発に先立ち、首相は28日朝、首相公邸で記者団に「エネルギー戦略は多角化していかないといけない。カザフスタンとウズベキスタンとも資源に恵まれた国だ。良い関係を築きたい」と述べた。

首相は31日午前に帰国する。(2006年8月28日10時29分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

引用開始→ 日本・カザフスタン首脳会談 資源開発協力で声明  (朝日Com)
2006年08月28日21時33分
小泉首相は28日午後(日本時間同日夜)、カザフスタンの首都アスタナ市内でナザルバエフ大統領と会談した。首相は豊富なエネルギー資源を持つカザフスタンの経済発展に日本が積極的に関与する方針を伝え、資源の共同開発や、人的交流の拡大などを盛り込んだ共同声明を発表した。

資源開発の分野で、日本は世界第2位の埋蔵量を持つカザフスタンのウランに特に着目しており、両国は会談後、「原子力の平和的利用の分野における協力に関する覚書」に署名した。

覚書にもとづき、日本はカザフスタンのウラン鉱山開発への日本企業の参加を推進。ウランの核燃料への加工など、技術面でも両国の協力を進める。カザフスタンが核物質を適切に管理できる体制が整うのを待って、両国が原子力協力協定を結ぶ交渉を始めることも覚書に盛り込んだ。

また、小泉首相は会談で、カザフスタンを含む中央アジア諸国から、今後3年間で2千人の研修員や留学生を受け入れる方針を表明した。
asahi.com  ←引用終わり

引用開始→ 小泉首相、エネルギー開発協力でカザフ大統領と合意  「SankeiWeb」

【アスタナ=高木桂一】小泉純一郎首相は28日、中央アジア歴訪の最初の訪問国であるカザフスタンに到着し、同日夕(日本時間同日夜)、ナザルバエフ大統領とアスタナ市内の大統領宮殿で会談した。
両首脳は世界第2位の埋蔵量を誇るカザフのウラン鉱山開発や原子力発電所導入などエネルギー資源分野での協力を柱とした「友好、パートナーシップと協力の一層の発展に関する共同声明」に署名、広範な分野で両国関係を強化することで合意した。

日本の現職首相の中央アジア訪問は初めて。首相は、豊富なエネルギー資源を抱え、ロシア、中国、中東と接する要衝である中央アジアに、日本が積極的に関与していく姿勢をアピールした。

会談で両首脳は「原子力の平和的利用の分野での協力促進に関する覚書」にも署名。両国間の「原子力協力に関する協定」の締結に向けて交渉を開始することで一致した。また、北朝鮮問題で、ミサイル発射の凍結や核開発の放棄、6カ国協議への早期無条件復帰、日本人拉致事件の解決に向けて連携を強めることで一致した。(08/29 00:08)
(c) Copyright 2006 The Sankei Shimbun. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ 小泉首相:ウラン鉱山開発で協力…カザフと共同声明 (毎日・MSN)
【アスタナ山下修毅】小泉純一郎首相は28日午後(日本時間同日夕)、カザフスタンの首都アスタナに到着し、大統領宮殿でナザルバエフ大統領と会談した。両首脳は同国のウラン鉱山開発などエネルギー資源分野を中心に協力強化をうたった共同声明を発表。両政府は原子力の平和的利用を目的とした協力協定の交渉開始を盛り込んだ覚書を交わした。

カザフスタンは世界第2位のウラン埋蔵量を有し、原子力発電用のウラン燃料について将来的な供給不足を懸念する日本側が関係強化を働きかけてきた。首相は会談で「ウラン鉱山開発など原子力分野の協力は有望だ」と強調。大統領も日本からの投資に期待する考えを示した。

ただ、カザフスタンの核不拡散や核物質管理体制の整備状況を見極める必要があるため、原子力協定の交渉開始時期は覚書に明記されなかった。日本は同様の協定をウラン埋蔵量1位のオーストラリアや米国、中国など6カ国と締結している。

首相はこのほか、中央アジア諸国から今後3年間で計2000人の研修生・留学生を受け入れる方針を表明。北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難し、北朝鮮に対する国連安保理決議を支持することも共同声明に盛り込まれた。
毎日新聞 2006年8月28日 21時54分 (最終更新時間 8月29日 1時06分)
Copyright 2005-2006 THE MAINICHI NEWSPAPERS. All rights reserved.   ←引用終わり

引用開始→ ウラン鉱山開発で協力、日・カザフ首脳が合意  (讀賣WEB)
【アスタナ(カザフスタン)=宮崎誠】小泉首相は28日夕(日本時間28日夜)、カザフスタンの首都アスタナの大統領宮殿で、ナザルバエフ大統領と会談した。

両首脳は、世界第2位の埋蔵量を誇るカザフスタンのウラン鉱山開発に協力して取り組むことで一致し、政治対話の継続を確認した。

日本の現職首相の中央アジア訪問は初めて。

大統領は会談で、ウラン開発に関し、「日本からの投資を期待する。ウラン鉱山開発を含め、エネルギー分野の協力は戦略的に重要だ」と述べた。首相は「ウラン鉱山開発への日本企業の参画など原子力分野の協力は有望だ」と応じた。日本政府は、カザフからのウラン輸入の拡大とともに、ウラン加工産業をはじめとするカザフの原子力産業の振興や、原子力発電所建設を支援していく方針だ。両首脳は、協力強化をうたった共同声明を発表した。

また、両政府は28日、原子力の平和利用に関する覚書を締結し、〈1〉ウラン開発に関する法的基盤整備〈2〉カザフスタンの軽水炉型原子力発電所導入に必要な人材交流〈3〉核不拡散体制の整備状況を勘案しつつ、原子力の平和利用に関する2国間協定の締結交渉開始――などが盛り込まれた。(2006年8月29日1時40分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.    ←引用終わり

引用開始→ カザフスタン 対日関係を重視   [NHK On Line]

ナザルバーエフ大統領は、初めての日本の現職の総理大臣の訪問について、「歴史的な意義がある」と述べて歓迎しました。そのうえで、「中央アジア・プラス・日本」と名づけられた日本が中央アジアの域内協力を支援するために設けた枠組みを高く評価しました。また、北朝鮮のミサイル発射など国際問題について話し合う「戦略的な対話」を進めていくことに同意しました。さらに経済では、日本の高い技術を導入してウランの加工を行うことで合意するとともに、日本が中ロ両国をけん制するねらいで呼びかけているアフガニスタン経由でインド洋に伸びる新たなエネルギー輸送ルートの計画に強い関心を払うことを表明しました。今回の小泉総理大臣の訪問に対する高い評価は、カザフスタンが隣の大国ロシア、中国との関係を重視しながらも、政治と経済の両面で多極化を進めるために日本との関係を重視していることを示しています。
[2006年 8月 29日6時3分]  ←引用終わり

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2006/08/28

高校野球の感動押し売り報道は、もう、この辺りで!

今年の、第88回全国高校野球選手権大会は、確かに劇的であり、多くの感動がありました。しかし、数々の感動を産み続けた、第88回大会は、もう終わりました。

しかし、テレビメディアは、感動の拡大再生産と、そのためのフラッシュバックに大忙しのようです。感動の拡大再生産とその押し売りには辟易させられます。もう、頭を切り換えて終わりにされたらどうですか。「高校野球」は、学校教育の課外授業に過ぎないのですから、徒に、ヒーローのイメージを作り続け、追い続け、垂れ流し続けるのは、品位と行儀のある姿勢とは思えません。

この掲出に対し、またぞろ、沢山のご批判や反論が届けられるものと思いますが。

毎日まいにち、変化のない社会は、確かに面白くありません。しかし、毎日まいにち、次から次へと、ヒーローが出てくるわけはありません。ヒールかヒーローが出現しないと、報道する側はネタがなくなるじゃないか、維持できないよという、ご意見は深く納得させられる点もありますが、それでは、マスメディアって何のために存在しているのか、全く分からなくなります。商業放送は視聴率が売りですから、視聴率を獲得するために努力を重ね、社会のできごとと格闘されることは、よく理解できます。

しかし、それにしても、限度というものがあるのでは?

次に「高校野球」を目指す子供達(親たち)へ、「感動を伝えたい」という考えを、マスメディアで声高に主張されると、市井の市民には反論する手立てがありません。

「ハンカチの王子」とか何とか言い始め、そのハンカチ屋が難渋するような事態に至ったなどという、馬鹿馬鹿しい話題を撒き散らし、悦に入っているようでは、マスメディアの姿勢として情けないと、思わず考えてしまいます。

それでも「感動を報じることは重要だ」とマスメディアの側から主張されると、返す言葉はありませんが、やはり、自ずと限度があると考えます。

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2006/08/27

「靖国」について、頂戴した賛否のご意見へ!

Kiri57世論調査によると、日本人の半分程度は、8月15日に小泉首相が行った「靖国神社」参拝を支持しているとのことです。それはそれで結構です。
しかし、不思議なことは、なぜ、そのような馬鹿げた「世論調査」を、いちいちする必要があるのか?という点です。政権自体も困惑していることの裏返しでしょう。情けないですね。

それはさておき、
16_kiku_2ここで申し上げている点は、「靖国神社」が主張している中身は、国際社会では理解されにくいと指摘しているのです。日本人のメンタリティとして、内向きに議論している間は、何となく、どことなく分かり合えるのかも知れませんが、国際社会で他の国の人には理解できない内容です。

「靖国神社」を奉賛される日本人でも、(世界の)誰にも理解できる平易な表現で、正確に議論すれば、説明できないのではないでしょうか?
自分自身が、充分に理解できないことを、世界が理解してくれることはありません。
正確に理解してもらえるように説明する事が大切なのであり、「心の問題」だと策を弄する言い方では説明になっていないと考えます。

ほとんど無名に近い兵隊を戦場に駆り立て、それをまた増産する上で、政治の上で仕組みとして過去に有効性を保持した「靖国」にまつわる論理は、現在の国際社会で展開される論理性の前で、ほぼ破綻しているのではないか?と考えるわけです。
取り巻く社会の側が、理解できない論理(ありうると思いますが)を、押し通したいのであれば、押し通そうとする側の極めてローカルな国内問題に閉じこめておかなければなりません。

ところが「靖国」は、「国内問題」であると同時に立派な「国際問題」でもあるわけです。

それは、明治維新政府による政体で展開された数多くの政策に派生し、第二次世界大戦により幕を降ろされた「大日本帝国」に懸かることを、現在の「日本国」が引き継ごうとする点(それを求める勢力)の論理に問題の本質があると考えます。

現在の「日本国」は「大日本帝国」が第二次世界大戦で無条件降伏した後に、「連合国」の占領を受け、「連合国」による政策と制度を引き継ぎ、いまに至る政権を構築してきました。

「靖国神社」はこの過程で、一連の政治・制度改革を受け入れ、一宗教法人として存立しているに過ぎません。一般論としては、そこが、どう考えようと、とやかく言う筋合いの事ではありません。

しかし「靖国」は、明治維新と大日本帝国陸軍創出の雄であった「大村益次郎」により編み出され、後には戦争に兵隊を駆り出すための巧妙な仕組みと役割を与えられた極めて政治性の高い存在に他なりません。従って、今もなお政治性が高いわけです。

諸外国に理解できないのは、「戦争で死んだ兵士が、なぜ神になるのか?」の一点に尽きます。様々な信仰があり、様々な宗教的立場の人があるにも関わらず、どうして全ての兵士が「神道」に集約(強制)され(なければならない?)るのかという点に集約されます。
軍隊という単一組織に位置づけられる間は、多少の制約も受け入れざるを得まいでしょうが、それでも「信仰」については、「個々人の心の問題」であるがゆえに、制約を受けるものではありません。しかも、死亡した後に自らの意志に関わりなく「神道」により「神」にされることは、どのような意味を持つのか、この点について「靖国神社」は全く合理的な説明を欠いています。
基本的には「できるわけがない」。人為的に、ご都合主義で政治制度として創出された仕組みであるため、政治が優先するために難しいのです。

「靖国」で、よく指摘されることは、「西郷隆盛」は明治維新の一方の立役者でありながら、最終的には「政府」と対立し「西南戦争」を起し自刃しました。そのため「西郷隆盛」は、政府に弓引く賊であり、「靖国」には祀られないわけです。「靖国」は、つまり時の政権で勝ち馬の側に位置する兵士を奉賛する施設であり賊の側に位置する敗残者は祀られることはないのです。これを表徴するのが「西郷隆盛」の一件であると説明されます。
従って、「靖国」は高い政治性を持つ特別な施設と考えなければなりません。

しかし、この「靖国」を支えた制度で、「大日本帝国」は第二次世界大戦を遂行した後、「大日本帝国」は「連合国」に「無条件降伏」したのです。
勝者の側に立ち生命を捧げた兵士を奉賛し続けた「靖国」は、(世界的には)敗者の側に追い込まれました。つまり「靖国」を必要とし、かつ支え続けた「政治的な論理と制度」が為す術もなく崩壊してしまったわけです。
いまもなお「靖国」にすがる人達の多くは、この事実を受け入れられないのだろうと考えます。
なおかつ、現在の「日本国」は「大日本帝国」を受け継いでいるとお考え(信じておられる)だろうと見受けます。この点をどう評価するかで「靖国」への姿勢と態度が変わります。

もう一点、なぜ、国家を破綻させ(るに至っ)た戦争指導者と彼らに駆り出され、無碍に貴い生命を落とした兵士が、共に崇められるのか、あるいは、なぜそうしなければならないのか?について、「靖国」は論理的に世界に向けて説明できていません。
この点への指摘があります。

「日本国」は、「戦争を自ら企図し、結果として国家を破綻させた」戦争指導者を自らの手で裁いていません。もちろん、「無条件降伏」により「大日本帝国」は消滅したわけですから、裁く側の主体とはなりえません。これを占領者としての「連合国」が「東京軍事裁判」として裁きました。この点について「靖国」を奉賛される側の人達は、「東京軍事裁判」を認めると、ご自身の存立基盤を揺るがしますから、納得できないわけで、「東京軍事裁判」は占領者である「連合国」による一方的な裁判で無効との主張を繰り返しておられます。従って「A級戦犯などいない」という論理です。この視点に立てば「靖国」への合祀も論理的に一貫するわけです。
続いて、現在の「日本国」を規定する「日本国憲法」も占領者としての「連合国」から押しつけられたから「無効」との主張です。

つまり、「日本国」の存在そのものが「無効」と主張されているように聞こえます。

どなたでも、世界に向けて、論理的かつ合理的に説明できるのであれば、それをなさったらどうですか?と申し上げているのです。
「それができない」から、非論理的な感情論や暴力で、押さえ込もうとしているわけでしょう。
「その程度の行動能力では、世界で友人を失いますよ」と指摘しているのです。

「靖国神社」が、これらの点について論理的に説明できないのは、既に、論理的に破綻しているからではありませんか?
それを「日本国政府」が代わって説明しようなどという愚かな行為は止めたほうが善いですよ。そんなことをしたら「政教一致」になってしまいますからね。

しかし、自らの存立が無効だと言われている「日本国政府」が、「靖国」に表徴される諸件を「正当」であると、論理的に説明するのは究極の自己矛盾ともいえますから、難しいですね。やはり、論理的には破綻していますよ。

もし、「靖国」の仕組みを正当と主張される側の意見に「日本国政府」が与することは、何よりも、「靖国」が果たしていた、従来の機能性を「日本国政府」が、図らずも認めることになりますからね。それは、非常に難しい事態を招きますね。より困難な事態をね。

しかし、内閣総理大臣として小泉純一郎氏は、「靖国」を8月15日に公約実現のために参拝されたわけですから、その意義について「心の問題」だなどという、姑息な話ではなく、正々堂々、世界に通じる論理で合理的に説明されるべきではないか?と提議しているのです。

それが、海外で活躍される、多くの日本人へのメッセージにもなるわけです。
その上で、改めて「靖国」に懸かるテーマは、議論が生ずることでしょう。
明治開国と維新により、できた明治政府の統治機能としての「靖国」を、機能面でも充分に総括しなかった、ツケが回ってきているわけです。そのように見えてしまうのです。
現代政治の思想として「靖国」と、どう向き合うかが、世界から問われています。論理的に合理的な説明ができればよいのです。それだけです。

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2006/08/26

ナマのベトナムが分かる、週間ベトナムニュース第77号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成18年8月16日 土曜日 第77号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflag_37いつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その77 今週のヘッドライン

*8月21日(月) ネットフォーラム
*8月22日(火) 越秦は水魚の交わり
*8月23日(水) 教育問題の改善には
*8月24日(木)  ベトナムのバイクシェア
*8月25日(金) 国際金融協力機構
*8月26日(土) Triet大統領 軍隊に発破?!

8月21日(月) ネットフォーラム
*インターネットの進歩と歩調を合わせるようにより多くのプロ・アマ写真家が、オンラインコミュニティーを利用して作品の発表をし、趣味を共有するようになってきた。初めはオンラインを使った写真作品の発表会は、趣味を共有する一部の愛好家たちの空想にしか過ぎなかった。しかし今日では既に20を超す写真愛好家のウェブサイトが立ち上げられており、その中のいくつかは既に写真を主軸とした新聞ほどの内容を持ち合わせ写真についての包括的な情報を網羅している。参考までにそれらサイトを幾つか紹介しよう。
①nghethuatnhiepanh.  ②photoworld.  ③vnphoto.  ④photo.com. がそうだ。

これらとは他に幾分、小さな写真に関するフォーラムサイトが存在する。
サイトは、⑤www.ttvnol.や  ⑥hanoicorner.がそれだ。
これらのフォーラムはアマからプロ或いはジャーナリストらで構成されるものが幾つも存在する。
一年前に立ち上げられたばかりのフォーラム
⑦Photo.com.は、現在5000名の会員数を誇り写真に関するフォーラムとしてはベトナム随一の規模を誇っている。その次に活発な活動を繰り広げ最近立ち上げられたばかりの
⑧photoworld.com.は、会員2000名を有しており、これらフォーラムの会員数は日を追う事に膨らみつつあるという。

「写真フォーラムをオンラインで創るのはとても便利です。写真人気を発揚に大いに役立ちます。」と唱えるのはハノイ写真家協会会長プロ写真家のVu Ducさん。
フォーラムに参加すれば撮り終えたばかりの作品をメンバーはフォーラムに投稿が可能で、他の参加者から作品についてのコメントやアドバイスを得られるのだ。それらは時に新たな創作意欲を湧かせ、撮影技術・アングルの取り方・露出など情報を共有し更に素敵な作品を生み出すことに繋がるのである。

「プロ写真家の多くはフォーラムの発生に協力的で、積極的に持てる知識をフォーラム上に披露し後進の育成に貢献しているのです。」と建築家でアマチュア写真家のNguyen  Hoang Hieuさん。これらのサイト上ではカメラやその他の機材の売買もメンバー間で行われ、「高額でもなく安価でもない しかし信頼の置ける取引」をモットーに取引が活発に行われている。「それにオンラインで情報を共有することにより、メンバーが有志を募りオフラインでの撮影会を組織したりして、多くの良い作品はこのような中から生まれやすいのです。」とフォーラム参加メンバーのTruong Van Viさん。

撮影会が済めばフォーラムへの投稿が行われ早速、品評会がオンラインで行われる。より興味深いのは時折、メンバー間の投票でフォトコンテストが繰り広げられたりすることだ。Photoworld.com.vn は、最近大規模なフォトコンテストを打ち上げ会員メンバーの話題を誘ったという。このようなメリットの一面、デメリットもあるようだ。会員は誰でも自由に入会可能なため聞くに堪えない荒らしのような発言や讒言が飛び交う事がしばしば起きる。また他方、コンテストに供される高額商品の出現が詐欺行為に繋がる事があるのだ。つまり著作権侵害の横行である。

これらフォーラムの殆どはオープンにされており基本的に自由に参加出来、会員は好きな画像を好きなときにアップ&ダウンロードすることが可能なため、投稿された画像がオリジナル作品かどうかの判断が難しいのだ。実際 多くのフォーラム参加者が著作権侵害の被害に遭う一方で、違反者の殆どはオンライン新聞や一般新聞社で占められているのだ。例えば、昨年photo.com.に投稿されたヌード写真はあるオンライン新聞の売春記事で無断に掲載さ、他のケースでも会員の恋人の写真を新聞紙上で肺ガン患者として載せられた事例など数々寄せられている。

これら著作権侵害は個人の投稿作品がオリジナルかどうかの判断基準が難しく今のところ黙って見過ごすしかない現状だ。「誰もこのようなトラブルに巻き込まれなくないから、私も最近は作品の投稿を控えるようにしているほどです。」と前出のHieuさん。その一方で弁護士で、自らも写真フォーラムを主催するPham Thanh Longさんは、この問題に憤慨しているという。「主催者として、私は公式に違法行為を行った新聞社、その他のメディアに対し、著作者に公式な謝罪を謝罪広告文として彼らの媒体に掲載するよう要求しています。そして、違反者に関する告発文をファーラムで掲載しています。」と語った。しかし、これに対する反応は、その場しのぎの対応に過ぎず、違反者が問題を十分認識し、法や著作権者を尊重しなければ根本解決にはならないとLongさんは指摘する。

別のフォーラムを主催するNguyen Viet Thanhさんは、投稿写真にロゴや署名を添えて投稿する事を勧める。自己防衛だけが唯一の著作権保護に繋がるのだとThanhさんは結んだ。

(辛口寸評)
昨今、ベトナムのネット事情は急速に発展しており、もはやメールやウェブ閲覧だけの時代は終わり、いくつものフォーラムが立ち上げられたり、出会い系サイトなども日本以上に増えており、ベトナムのその手のローカルスパムが続々と配信される有様である。筆者のかみさんもクイズのネットフォーラムを楽しんでおり、会員の中で親を決め設問をし、それを会員が解き、目出度く正解を出すと模擬賞金が与えられ、それでクイズフォーラム内で設定された様々な優先権などを購入し、間違った答えを出してもそのまま居座れたり罰ゲームを回避出来たりするようだ。

ユニークなのは、ネットを通じた会員がベトナム国内だけでなく、世界各国に散っているベトナム人同胞の参加者が非常に多く見られることだ。遊びの中から、先進国に住む会員たちからはクイズに紛れ込んだ進んだ情報がもたらされ、この国の人々は世界に触れ、その一方でベトナム語、特に読み書きに不慣れな越橋二世、三世たちは、クイズを通して祖国に触れる機会を得ているようなのだ。勿論、ベトナムでも荒らしの如き問題はあるだろうが、概ねフォーラムは順調に運営されているようだ。ネットでの問題は何もベトナムだけに限った事ではないが、このような優れた文明こそ人類の英知を結集しよりよい社会の形成に役立てていって欲しいものだ。

8月22日(火) 越秦は水魚の交わり
*Nguyen Minh Triet大統領は越秦両国国民の包括的利益の結びつきの中において二国間の司法協力を増大させてゆく希望を述べた。Triet大統領は8月15日ハノイで開かれたタイ最高裁判所裁判長Chanchai Likhitjitta氏のレセプションの席上、呼び掛け、最近の二国間関係のあらゆる分野での発展を指摘した上で、両国間の司法協力に意欲を滲ませた。これまでにタイはベトナムの裁判官及び司法関係職員の訓練を手助けしてきている。

洗練されたタイの開発モデルはベトナムにとって特に観光・スポーツなど参考とすべき点が多いとTriet大統領は前置きした上で、裁判長に対し大統領からのタイ国王他指導者たちに越秦外交関係樹立30年記念・タイ国王ご在位60周年記念、そして80歳のお誕生日に際し、心より宜しく伝えるよう依頼した。加えて、Triet大統領はタイ政府に対し、タイ在住ベトナム人への正式な居住許可を与え、彼らの生活の安定と彼らが両国に跨る貢献を促す土壌を創り出した事への謝意を述べた。

Chanchai Likhitjitta最高裁判長は、二国間の司法協力関係の加速化は言うに及ばず、今回のベトナム訪問が、越秦両国の絆と友好関係を更に固める目的が達成されたと返答した。このレセプションに先立ち、Pham Gia Khiem副首相は越秦両国の多面的な司法協力の促進を希望する旨、Likhitjitta最高裁判長の会談で述べており、全ての分野に於ける両国関係でも特に司法協力は、地域の平和と安定、協力・発展に繋がるものであるとのことを副首相は強調した。

これまでのベトナム経済改革で築き上げた功績を絶賛すると共に、両国間の友好関係に満足していると語り、これからの司法協力関係は両国の発展に寄与し続けるであろうとLikhitjitta最高裁判長は結んだ。

(辛口寸評)
筆者の個人的な見方は、タイにとってベトナムの存在抜きにアセアン地域の安定と発展が望めないほどのものになって来ており、今後もあらゆる分野で両国の関係は進展して行くと思われる。ベトナムがアセアンに加盟するまで、タイ、シンガポール、それにマレーシアなどが中心となってアセアンの推進役とて機能してきた。勿論、アセアンである以上、表面的なメンバー間での差別はないが、アセアンの顔としては存在感の上でこれら3カ国が、他のメンバー諸国をリードしていたのは否めない。その中でも、タイとシンガポールは実際、最上位を占めていたが、国の面積・国力・人口から言えば、流石のシンガポールも公園国家ではお呼びでなく、事実上、タイが盟主であったと言えるだろう。

しかしながら、ベトナムがアセアンに加わった事でそのバランスは一気に流れを変え、タイのライバルとして急浮上してきたのである。ただ、タイの賢いところはベトナムの実力というものを充分にカウントし、ライバルとしての位置づけでなく、地域の戦略パートナーとして初めから見ていたところにある。尤も、タイ自身、ベトナムがこれほど急速に力をつけるとは考えてもいなかったが、いずれにしても対中戦略上欠かせないパートナーのベトナムが経済力を域内で経済力をつけて行くことはタイにとっても不足はない。この二つの国の関係はこれからも水魚の交わりの如く続いて行くことだろう。

8月23日(水) 教育問題の改善には
*世界銀行が推進し立ち上げた教員訓練開発プロジェクトは3年間の絶えまぬ活動は公共から賞賛を浴びた。訓練の質を目的に設けられたこの事業は、2003年9月にスタートし、10箇所の自治体の教員養成短期大学や師範大学で実習が進められた。全国の凡そ35万人の教職員や新任教師が初等教育の増え続ける需要に応える為にこの事業に参加した。初等教育の基礎を培う重要な小学校教育は、これまで教育の質、特に近代国家としてベトナムを後押しする部分で不足が指摘されていた。

教員養成短期大学卒の教員の知識及び教育技術は過去10年で随分向上し、学生たちは質の高い教育とよりよい摘要がなされるようになった一方、多くの専門家たちはベトナムが国際社会と協調して行く上で、急速な社会環境の変化や経済の成長に伴う教育についての要求が更なる高まりを見せ始めていると指摘する。故に、教育レベルの向上を計るには特に教員の質を訓練開発プロジェクトへの参画によって拡大・加速が必要だとする。

しかし、教育が強制的に人々の読み書きの力レベルを上げるために過去に助成金を支給してきたが、今回、プロジェクトでは新生国家教育シナリオに基づいたシステムを再適合を要求している。教育セクターのために最も重要なステップのひとつは、初等教員の知識と技術を標準化することであり近年、初等教育の質は、管理の弱く貧しい教育基盤の自治体において勉強を強いられる教員は質の面で落ちこぼれが生じてしまったいるのだ。また、試験セクターのシステムでは学生の知識と技術を改善せずに過ごして来た為に国際的標準を満たしておらず、保護者や教職員から不満がこぼされてきた。専門家によると、初等教育の質を改善することにおける決定的な要因は、初等教員のために高等訓練を施すことにあるとしてきた。

訓練に参加し無事履修を終えた教職員は、2つの別々の過程で自己査定と検証が評価されなければならないと初等教育訓練開発プロジェクトのディレクターNguyen Tri教授と言いう。国家規格に基づく世界中の多くの国々が採り入れている新しい概念、自己査定と検証方法はベトナムにおいても実践することは重要であるとTri教授は訴えた。自己査定は学校や個人のレポートからなされるのではなく、客観的に経験値を論評し、自己の教育手法を判断する過程で、 学校はそれに基づき個々の教員の能力を判断し、教師の質を改良する方法を立案するのだ。

自己査定は、教員養成大学で実行され学習者はもとより、図書館及びその他の教育設備の支援に対し、定期的な管理、教育に必要とする摘要の7つの基本的な規格を包括する国家訓練プログラムで設定された規格と職業的なアドバイスを与えられる。 2番目の過程が試験と資質認定が文部省の指導の下でよって行われる。「質検証の目標は各教育関連大学では国家規格に基づく小学校教員訓練プログラムの保証することです。」と、Nguyen Tri教授は語る。

初等教育開発プロジェクトの3つめの目的は、小学校教員の職業的な規格を精査し、これらの職業的な規格に基づく小学校教員訓練プログラムを再構築し、教員の給与に反映させることにある。Hai Phong師範大学の学生Nguyen Ngoc Anhくんは、このプログラムを歓迎しており、学生の知識・職能および教育意識の改良するのに貢献するものだと賞賛している。しかし、プロジェクトディレクターは、質について査定する各大学で直接、自己査定を行う大学の教員と職員自体が未だ専門技術を欠いており、適切な判断が難しいので、自己査定はレポートのように客観的に扱い、検証の過程の品質にかかわった人々の判断に依存することになるという。プロジェクトにおけるすべての大学の自己査定の過程は今までのところ完了した。 海外で教育訓練コースを受講した資格を持つ教職員は、9月より、ベトナム各教育関連大学のプログラムの進捗を確認するためにそれぞれ訪問することになっているという。

(辛口寸評)
ベトナムの初等教育の格差は長く指摘され続けている。特に地域間格差があり、ベトナム政府もこのことは理解している為か、大学試験などでは地方学生に対しハンデを与えている。地域によってハンデの点数は若干異なるのだが、凡そ10~20点。つまり、都市の学生にとっては、小学校、教育施設が揃っていることに加え、私費ではあるが望めば塾に入ることも出来るから、これらが揃っていない地方との不公平感を是正するために講じられた手段なのだ。

とは言え、近代化が進むにつれ都市と地方の格差は経済だけに留まらず社会のあらゆる場面で広がりを見せてきている。勿論、教育もそうだ。故に、初等教育に於ける標準化を今回の教育訓練プログラムで改善の一助としてベトナムは期待を掛けているのである。ただ、プログラムを受けたからといって知識の標準化は教員の間で深まるではあろうが、問題は、それを教室で行う際 有効に機能するかが問題であろう。過去からの因習として、教師に対する付け届けは今も存在するし、教師側もそれで教育の差をつける。もっと言えば、教師が放課後、私的に塾を経営するのが一般的なベトナムにおいて、経済的に塾へ行くことが出来ない児童は必然的に萱の外に行われることになっている。簡単に言えば担任の塾へ参加した子供たちは試験内容をそこで教えて貰えるわけだ。このようなことを改善せずに徒にシステムだけ導入しても教育格差は縮まらないと思われる。

8月24日(木) ベトナムのバイクシェア
*ベトナム国内の外資系バイクメーカーの売り上げが伸びる一方で国産バイクメーカーの伸び悩みに歯止めが掛からずにいる。国内市場でのバイクの今年の販売台数は180万台を見込んでいるものの、この内130万台がホンダベトナム、ヤマハベトナム、スズキ、そして台湾SYMの実績になると考えられている。残り50万台を20社余りの国内バイクメーカーで分けられる有様だ。今年上期の実績ではホンダ、ヤマハとも国内販売を増加させており、ホンダはこれまでに37万台を、ヤマハが17万台の売り上げを記録している。

ホンダは更に下期に32万台をヤマハは18万台の販売を予測している。しかしその一方で国内バイクメーカーの伸び悩みは深刻化しつつあるのだ。新たに国内バイクメーカーへ参入した企業が、供給過剰を引き起こしていると説明するのは、国内バイクメーカーのひとつVinagimex社Do Van Binh社長。あるメーカーは販売コストを抑えるために疑わしい供給元から仕入れた部品やアクセサリーを使用し組み立てた粗悪なバイクを市場に送り込み、このため益々、国産バイクの信頼を市場で損ね悪循環を喚起てしまうのだと、Binh社長は嘆く。
Vinagimex社では生産能力が低いため、製造バイクは全て受注生産によるという。 

多くの国産バイクメーカーは販売力を高めようと価格値下げ競争に邁進し、一台当たりの利益が5万ドン(US3.12$)でさえも受け入れて生産しているほどだと、ある販売店は語る。別の国内メーカーであるT&T社は日産1000代のバイクを生産しているが、既に今年一年の予定生産台数を50%への削減を決め、製造一台につき20万ドン(US12.5$)の損失を出している状況だ。2006年度のホンダのマーケットシェアは40%を占めると予測され、国産バイクメーカーにとっては当分、苦境を強いられそうだとヤマハベトナムのDinh Ngo  Tuan販促課長は応えている。

(辛口寸評)
自慢じゃないが、ベトナム国産バイクメーカーが存在するとは全く知らずに過ごして来た。何せ、これまで新聞・雑誌・テレビなどでも広告を一切見たことはなかったし、街中に出れば、殆どが日系企業メーカーで、時折、中国から輸入された安価なコピーバイクを目にする程度だったからだ。因みに、うちの会社のスタッフにベトナム製バイクについて尋ねたところ、驚いたことに逆に「そんなのあるんですか!!」と聞き返されたくらいである。あ~良かった 筆者だけではなかったのだ。

この程度の認知度であれば、当然、品質に勝る外資系メーカーは向かうところ敵なしというところで、政府から介入さえ入らなければいずれ国産メーカーは消えゆくのみの運命にあるだろう。別に自分が日本人だからといって日系バイクメーカーに肩を持つつもりはないが、昭和30年代前半の日本には2000社を超すバイクメーカーがしのぎを削っていたそうだ。それを勝ち抜いて現在の4社が確立した技術力・信頼性を持ってすれば他国で会っても太刀打ちするのは容易ではない。

何といってもアメリカですら、今や何とかハーレー社が辛うじて息をついている有様なのだから。。。。たまにベトナム郊外を行くと、小型の古いバイクが走っている。珍しい形だな~などと、よく見るとブリジストンのロゴが張られていたりする。そのとき始めて今でこそタイヤメーカーとして揺るぎない地位を確立している同社が昔はバイクを作っていたとを知り、それをベトナムで目にすることに何となく歴史の皮肉を感じる。因みに、農機製造のイセキ、ミキサー車などの特殊ボディーを手掛ける極東製作所、ミシンで有名なブラザー工業も元はバイクメーカーだったとか、、、、。

8月25日(金) 国際金融協力機構
*Nguyen Sinh Hung副首相は、国際金融協力機構(IFC)に対してベトナムへの支援と技術協力を継続するよう要請した。ハノイでIFC執行副代表Lars Thunell氏を招いて行われた会合の席上、Hung副大臣は、過去数年間のIFCの果たした役割は大きく、ベトナム経済成長及び各ビジネスの強化に貢献してきたことを指摘し、今後も金融・国営企業の公正化、それに民間部門への融資に関する更なる支援を依頼したいと述べた。Thunell氏はこれに応え、ベトナムのビジネス環境が向上しつつあるのは認めつつも、なさねばならぬことが山ほどあり、IFCは、今後とも協力を惜しまないと述べた。世界銀行の民間部門を統括するIFCは、ここ数年でベトナムへの投資を倍増し、年間US100~150m$規模になるだろうと、Thunell氏。

ベトナム訪問4日間の全日程を昨日終えたThunell氏は、記者会見の席上、国営企業の公正化・産官連携で行う社会資本開発及び労働集約型産業の実経済成長などはIFCにとってのベトナムでの優先事業となるだろうとし、国内各銀行と共に彼らの金融・技術協力を推進し、中小企業への融資実務の向上に努めて行くと語った。銀行部門への投資は、銀行部門の増強に有益なばかりでなく、民間企業にも活力を生みだすので、通常IFCの一国に対する総投資額の30~40%を占めるという。IFCは現在、アジア商業銀行とSaigon  Thuong Tin商業銀行のメインシェアーホルダーで、一方 ベトナム企業基金(VEIL)の創業メンバーでもある。

IFCはベトナム政府に対し技術供与をしビジネス環境向上や金融政策策定のアドバイスを与えている。既にIFCはベトナム経済の急成長への挑戦及び世界金融市場への参入に関する基幹的役割を担っている。ベトナムでは多くの水資源・電力・輸送などの諸問題が未だ改善を必要としており、ベトナム政府は産官共同のBOTを通じた資金集めに邁進しているところにあるとThunell氏。今後5年間で、ベトナムは社会資本整備事業にUS140b$の投資を計画しており、これをするには民間基金を如何に集めるかに掛かっていると語るのは、会見に同席した世界銀行ベトナム事務所代表Klaus Rohland氏。

IFCベトナムオフィス代表Sin Foong Wong氏は、これまで殆ど国家資金調達で実行されて来た、電気関連事業へ民間資本を引きつけようと企てて、産業省はIFCとで諮問権限を設置したと語った。電力部門に今後5年間に亘り毎年US3$規模の投資を行う。このためIFCは、アドバイスを介し産官から資金調達を目指しベトナムに貢献することになるとWong氏。IFCはこれまでベトナムと共に17年協力を続けてきており、US500m$の投資を行ってきた。ここ数年では年間US50~75m$を投入してきている。

(辛口寸評)
ベトナムの今後の発展の為にも、継続して貰えるものは何でも貰って置くべきである。時には不心得な役人が、自己の利権と搦め流用することもあるが、それは途上段階、清濁併せのむ度量で、渡す方も貰う方も“えへへ”と笑顔で取り交わすべきだろう。銀行の質を高める為には、お金もさることながら、資本主義経済の中において有効な金融システムの構築がベトナムには知識として必要であり、その部分を根気よくIFCにはサポートしていただきたいものだ。

出来れば、日本のようなサラリーマン銀行員はいても一銀行として融資にリスクを負うことが出来る銀行家(バンカー)が、この国に育ってくれたなら尚更、素晴らしいだろう。融資先の経営者の経営能力・運営方法・技術力・従業員その他諸々を総合的に判断し、担保に頼らぬ融資が出来るほどに、ベトナムの銀行の質を高められることを、一中小企業のオヤジとして筆者は望んでいる。

8月26日(土) Triet大統領 軍隊に発破をかける?
*軍隊はベトナムが次世代の革命を推進するために必要な全ての課題を速やかに処理できるように訓練しなければならないとNguyen Minh Triet大統領は訴えた。防衛省の将兵との懇親会の席で、大統領は国防から要求された必要なタスクを軍隊が果たしてきた功績を讃えつつ、軍隊は如何なる困難も打開し常時戦場にあるか如く訓練を磨き、共産党と国家に忠誠を誓い国家建設と国の守りに寄与しなければならないと述べた。
軍隊は訓練に勤しみ戦い且つ働き、すべてのスキームに対応し敵の警戒を増強し対抗可能な演習の質を改善すべきだとし、戦陣訓の心得を重ねて強調した。

Triet大統領は、そのイデオロギーの教育、軍事技術と資源の科学的調査、人員トレーニングおよび管理を改善を軍隊に求めると共に、復興に寄与した人々はみな国家の優先的政策に浴することが保証され、また、国民の愛国精神の手本として、全軍隊に徹底するよう促進されるべきであると語った。国防大臣で政治局員のPhung Quang Thanh上級中将は、大統領に軍隊がどのように国家建設と国防に寄与したかを説明し、その後、大統領は国防省科学技術センターの職員に、国防の需要に応えるよう更に高い目標を定め邁進しなければならないと申し渡した。又、同センターの幹部職員に対しては、国全体の知的資本を利用・結集し防衛政策の近代化を開発して行かねばならないと述べた。特に、国防センターは政策・金融部門からの人材を集約し、如何に科学技術力の向上を推し進めて行くかが今後の鍵になると大統領は結んだ。

(辛口寸評)
古い資料で恐縮なのだが、2002年度世界実情に記載された世界軍事費順位に拠れば、ベトナムは1997年会計年度では凡そ720億円で、世界的には65位にランクインされている。2006年度の国内総歳入が約1兆8300億円なので、国家予算に占める軍事費の割合は実に4%を占めているが、アセアン域内で比較すれば、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピンに次ぐ5番目でしかない。現状、ベトナムは国を経済的に富ませることが急務であり、外交政策上、全方位外交に比重を置くことが至上命題なのだ。勿論、軍事費は劣るものの、ベトナムの外交には目を見張るものが多々ある。この国のインテリジェンスは、お金が無い代わりにとことん智恵を絞り出し、如何に国益を最優先に相手国から譲歩を取り出すかにかけては、並の先進国など及びもつかないほど強かなのだ。

先般、北方領土の貝殻島付近で我が国の漁船が、ロシアの国境警備隊に銃撃を受け、漁民がその被弾を受け命を落とす事件が発生した。麻生外相はいつもの“いの一番の遺憾の意”を表(評?!)しただけで、この不条理なロシアの行為に対し、既に幕引きを計る方向で進めているとのこと。
いわんや、残る漁民は拿捕され今も露西亜に抑留されている始末。むかしイギリスのチャーチル首相が、外交は武器を使わぬ戦争だと言ったそうだが、ベトナムの外交を見ているとまさしくそれに当たると思えてならない。高価な宴会用ワインを国民の血税で購い、駐露日本大使館内に100億円かけて、職員用のプールを作っては遊ぶ暇があったり(結局批判に晒され撤回したらしいが)昨今は中国に対抗上、外務職員を2000名に増やしたいだのと寝ぼけて貰ってては困るというものだ。

そういえば、以前も紹介したが現在休職中扱いの外務官僚の佐藤優氏が最近書き表した小学館の著作の中に、「日米開戦の真実」がある。これは大川周明著の『米英東亜侵略史』を平易に佐藤流に焼き直し、氏自身の考え方を網羅した渾身の力作である。是非ご一読をお奨めしたい一冊だ。

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2006/08/25

北朝鮮、「腐ったブタ野郎」は北京へ行くか?それともガセネタか?注目の週末だ!

「腐ったブタ野郎」は北京で土下座か?開き直りか?それとも馬耳東風か?

世の中、分からないことだらけで、東京(新宿京王百貨店)では、ワケもなく、健康器具の販売催事でイチャモンをつけ、販売応対した係の目を、「傘で突き、眼球破裂で失明」させる「通り魔犯罪」をヤラかした、イカれ頭の女が捕まったと報じられたりで、このクッソ暑い最中にどうなっているのやら、本当に分からない日々が続いています。

Nkoreanf_3お近くの国(?)では、頭がイカレた「腐ったブタ野郎」が、テポドンを打ち上げ(大失敗で)姿を隠していたかと思えば、喰うモノが無くなり「ご愛用の『人民軍』から総スカン」になると困るので、貧民農家が細々と飼い続け生命を繋いできた(らしい)ウサギを、「ウサギ税」だとか、なんだとか得意のヘボな小理屈というか言いがかりをつけ、供出させているらしい。それを人民軍の飼育施設へ集め寄せ、集団で飼育し集団で喰うらしい。
なんでも、その施設を、「腐ったブタ野郎」が白衣を着けて、似合いもしない下品の象徴でもあるサングラスで、ド汚い面を隠して「うさぎ飼育」を視察したという。

お近くの国(?)では「人民のための軍隊という建前の『人民軍』が、人民の食料品を公然と奪い、自らの食糧にしているのである、それを高貴な事にするため、『腐ったブタ野郎』が出かけ、『オゥ!ようくやった!』という必要がある」らしい。お近くの国(?)は、ここまで行ってしまったらしい。

相も変わらず、そんなことを繰り返しているから、国を捨てる者が後を絶たず、タイで175名(?)もの大量脱出者が発見されたりで、世界に向けて垂れ流す悪行非道ぶりは堂に入っている。何よりも、タイの政治も驚愕もので、「脱出者に罰金を科す」というなかなかのデキらしい。大量の脱出者は、罰金を科されても支払えないから「タイで収監されることを求めた(収監中は北朝鮮にいるよりまともなモノが喰える)」という。その後は、韓国への移送を希望しているらしい。

さてさて、「腐ったブタ野郎」である。
テポドンは大失敗だったから、寝言戯れ言を言い、確信を持って成功させると言い放ち、関係した者は「全員粛正だぁ~~~!」と、おそらく「腐ったブタ野郎」は、宣もうたに違いない。
しかし、テポドン失敗組を粛正し公開銃殺してみても、「腐ったブタ野郎」と国(?)を取りまく環境は全く変わらない。悪化することはあっても前進しない切り開けない。
普通は、この状態まできたら、考え方を変えるモノだが、そうはいかないのが、この「腐ったブタ野郎」の「腐ったオツム」のゆえんである。
それなら、「核実験でもして、脅かしてやろうか」と考えてしまうのである。
「アッホ~」は、どこまで行っても「アッホ~」なのである。
「それでは、いよいよダメになる?」と考えられないところが、恐ろしいところである。
おそらく、この「腐ったブタ野郎」の頭には、インドもパキスタンも「核実験」を成功させたから、米国はイヤイヤ付き合っているじゃないか?と考えているのだろう。
程度の悪い「腐ったオツム」でも、悪行非道については、多少なりとも考え方のトレーニングができているらしい。
Cnnationalflag_5「唇と歯」の関係。「血で固めた」兄弟の国(相手は、そんなこと考えもしていない)へ自ら行って「核実験」をぶっ放すのか、呼び出されて「しおらしく謝罪し」に行くのか、そんなことはどちらも関係が無く、己の逃げ場を確保するために行くのか、イヤイヤ、人民は食糧もないのに、そこから取り上げた食糧を喰いすぎ、腹に溜まった「腹水」を抜きに行くのか、顔まで癌に冒されそうだから、首から上を取り替えに行くのか、
注目の、週末となりました!

引用開始→ 金正日、電撃訪中へ…地下核実験の事前通知? (夕刊フジ)
さまざな憶測

自発的か、呼び出されたのか。将軍さまの御用列車は中国へ(AP)
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(64)が月内にも電撃訪中するとの情報が23日、浮上した。金総書記の訪中は今年1月以来、7カ月ぶり。今月に入って北朝鮮による地下核実験準備が伝えられたことから、「米国から実験中止の協力要請を受けた中国が、金総書記に直接実験中止を求めるために呼び出したのではないか」(日朝関係筋)との見方が強まっている。だが、最近の微妙な中朝関係を背景に、「中国側に実験の事前通知にいくのではないか」(別の関係筋)という声も出ており、訪中の理由をめぐって様々な憶測が流れている。

複数の情報筋によると、金総書記の訪中は今月25日から週明けまででで、平壌から特別列車に乗車して、北京に向かうという。金総書記は元来、飛行機嫌いのため、平壌から乗車。中朝国境となる鴨緑江(おうりょくこう)を渡り、瀋陽(しんよう)経由で北京に到着する予定。この準備のため、すでに22日に朝鮮人民軍将校らが平壌発の定期航空便で北京入りしているという。

このタイミングでの訪中について、ある日朝関係筋は記念日に大事を起こす北の傾向を指摘した上で、「(建国記念日の)9月9日に核実験を行う可能性が高い」と“Xデー”を推測する。胡錦濤国家主席との会談予定は不明だが、実現すれば「核実験の事前通知をトップ会談で持ち出すのではないか」と話している。

胡主席は21日、ブッシュ米大統領と電話会談。その際、ブッシュ大統領は「『核開発の継続よりもっとよい選択がある』というメッセージを(金総書記に)伝えるため、米中両国が協力することで一致した」と胡主席との会談内容を明らかにしている。こうしたことから、今回の金総書記の訪中は「中国からの招請」を有力視する声が強くなっている。

ただ、最近の中朝関係はギクシャクした状態が続いているため、別の見方もある。

先月5日、北朝鮮によるミサイル発射前、金総書記は極秘に訪朝した米国人に「中国は信じられない」と漏らしたという。北朝鮮側の友好国であるはずの中国が、米政府の金融制裁に伴うマカオの北関連口座凍結解除を実現できないことに苛立ちを募らせていることが背景にあるようだ。

一方、中国側も「事前通知なくミサイル発射を行った北朝鮮に怒っている」とされ、ミサイル発射後、中国四大商業銀行の1つ、中国銀行マカオ支店にあった北朝鮮関係の口座を凍結。さらに、鴨緑江を往来する貨物列車が一時、ストップする情報が流れたほか、中国人民解放軍が中朝国境近くで異例の軍事演習を実施するなど、緊張感が漂っている。

金総書記の動静はミサイル発射後一切、伝えられなかったが、今月14日に朝鮮中央テレビなどの官製メディアが朝鮮人民軍の畜産基地にあるウサギ牧場を視察したと伝えた。サングラスに珍しく白衣を着た金総書記がヨーグルトのような容器を生産する現場を視察する写真も公開された。

中朝メディアは前回同様、金総書記が訪中している間は一切、動向を伝えないとみられる。今年1月、9日間の日程で訪中した金総書記は特別列車で深セン、珠海といった経済特区をはじめ、広州、上海、北京を訪問。バイオテクノロジーやレーザー技術の工場を視察している。

今回の訪中によって、再び「伝統の蜜月」が復活するか、ケンカ別れで金総書記が核実験のボタンを押すか、天下分け目の会談はまもなく始まる。 
ZAKZAK 2006/08/23   ←引用終わり

引用開始→ 北朝鮮の核実験、中国が牽制 外務次官補「協力できぬ」  (朝日COM)
2006年08月23日14時32分
中国の崔天凱・外務次官補は21日、訪中している土井たか子・元衆院議長と会談し、北朝鮮が準備を進めている可能性があるとされる地下核実験について「中国はそうした行動をとれば協力できない」と述べ、北朝鮮側を強く牽制(けんせい)した。土井氏が23日、会見で明らかにした。

土井氏の説明によると、崔次官補は、北朝鮮が核実験をすれば「地域の安全に重大な影響を与える」との懸念を示した。また、膠着(こうちゃく)状態にある6者協議に関連して、北朝鮮側が解除を求める米国による事実上の金融制裁について「北朝鮮側にルール違反があった」と、北朝鮮側の責任を認める一方で、「朝鮮半島の非核化は、金融制裁の問題の解決を待っていられない」と述べ、米国側にも柔軟な対応を求める考えを示した。
asahi.com   ←引用終わり

引用開始→ 北朝鮮関連の口座凍結、米がベトナムの銀行に要請  (讀賣WEB)
【ロンドン=中村宏之】24日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、ベトナムの銀行が北朝鮮関連の口座を凍結するよう米国から要請を受けていると報じた。

米国による北朝鮮の秘密資金封じ込め対策の一環として行われているもので、ベトナム当局は米国の申し立てに応じて国内の銀行に隠されている北朝鮮資金を調査しているとしている。

05年9月に米国が北朝鮮による違法金融取引に関与したマカオの銀行に対して制裁措置を発動して以降、麻薬密輸などの違法活動に関連する巨額の北朝鮮資金がベトナムやモンゴルなどの銀行に移されていると指摘されていた。
(2006年8月24日23時30分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

引用開始→ ベトナム中銀、北朝鮮の銀行口座を凍結  (日経WEB)
【ハノイ=長谷川岳志】ベトナム中央銀行は23日、ベトナム国内に北朝鮮が最近開設した少なくとも2つの銀行口座を凍結した。ベトナム政府関係者が明らかにした。北朝鮮は米国が昨年9月にマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」に金融制裁を科して以降、違法資金を世界各地に分散していると指摘されていた。北朝鮮との友好国であるベトナムの今回の措置は北朝鮮の資金ルートに大きな影響を与えそうだ。

ベトナムが凍結した口座のうちの1つは北朝鮮の大同銀行が開設していたものとみられている。ベトナム側の銀行名については明らかになっていない。 (07:01)
(C) 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

追加掲出します(2006/08/25 21:20)

引用開始→ 「北朝鮮、ベトナム口座の資金をドイツに移転」 (朝鮮日報)
米国によって大量破壊兵器(WMD)の拡散に関与している企業と名指しされ、金融制裁を受けている北朝鮮の端川商業銀行は、先月までベトナムの銀行に巨額の資金を預けていたが、これをドイツの銀行などに移したという。共同通信が24日、ベトナムの銀行関係者の話を引用し、ハノイ発で報じた。

ベトナム軍事商業銀行のある幹部は、北朝鮮の端川商業銀行が同行に口座を開設し、数百万ドルとユーロを入金し運用していた。しかし、今年7月にベトナム中央銀行が米国の要請に従って、ベトナム国内における北朝鮮の違法な金融取引について調査に乗り出した直後、資金をあわててドイツの銀行などに移したと共同通信は伝えた。

端川商業銀行がいつ、ベトナム軍事商業銀行に口座を開設したのかは定かではないが、資金がドイツ銀行とベトナム輸出入銀行から入金されていたという。(朝鮮日報) 2006年8月25日
Copyright 2005-2006 THE MAINICHI NEWSPAPERS. All rights reserved.   ←引用終わり

追加紹介記事:(2006/08/27 00:52) 「中露は信用できない」と「腐った豚野郎」は、発言したらしい。大変、興味深い記事なので追加で引用紹介したいと思います。

いまの中国もロシアも「そっくり、そのまま、お言葉を、お返しましょ!」という心境ではないか。普通の感覚を持つならそうだと思うけどなぁ!

引用開始→ 金総書記、中ロは信頼できず (共同通信:Nifty WEB)
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会が7月15日、北朝鮮のミサイル発射を非難する決議を採択した後に平壌で開かれた同国の在外大使会議で、決議に賛成した友好国の中国とロシアを「信頼できない」と批判し、他国に頼らず自力で難局を打開しなければならないとする金正日総書記の見解が示されていたことが26日分かった。複数の外交筋が明らかにした。[共同通信社:2006年08月26日 18時00分]
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2006/08/24

「灘のけんか祭り」WEBへリンクできるようにしました!

アクセス解析の提供が始まり、現在、「コラコラコラム」は、いくつもの観点から現状分析を重ねています。

最近、興味深いことですが、姫路・松原八幡宮の秋季例大祭、通称「灘のけんか祭り」写真へのアクセスが急増中であることが分かりました。

026_1Zamatsuri松原八幡宮の秋季例大祭は、所在の姫路市白浜町の旧三村を中心に、旧東山村、旧八家村、旧木場村(港)、旧宇佐崎村、旧中村、旧松原村、旧妻鹿町の、姫路市南部の灘地域七か村が執り行う豪快で絢爛豪華な祭礼です。また、旧松原村の「獅子壇尻」は軽やかに打ち鳴らす「太鼓」の音に大きな特徴があり、環境省から「日本の音百選」に選定されています。

掲出写真の表紙でもご案内申しあげておりますが、毎年10月14日・15日が祭礼日です。14日が宵宮、15日が本宮です。槍が降ろうと(ヤリは降りませんが)雨が多少降ろうと「祭礼」は執り行われます。本年は、偶然にも、宵宮が土曜日、本宮が日曜日に重なりますので、例年以上の人が各地から押し寄せるものと思い致します。

それへの事もあり、掲出中の写真へのアクセスが多くなっているものと考えます。そこで、姫路で熱い気持ちをお持ちの個人の方が運営されている、「灘のけんか祭り」WEBへのリンクを右側中央に追加致しました。どうぞ、そちらのWEBもご覧頂き、播磨を代表する豪快で絢爛豪華な文化財としての「灘のけんか祭り」についての情報をお持ち下さいませ。

また、上記記載のように、本年は祭礼日が土日に当たります。ぜひ、多くの皆様方がお越し下さいますと、祭礼の運営に当たられる皆さんはお喜びになるものと思い致します。

「祭礼」の観覧には、JR線は、JR姫路駅で下車、山陽電車に乗り換え、5つ目の「白浜の宮」駅まで各駅停車でお越し下さい。JR明石駅で山陽電車へ乗り換える方法も便利です。

大阪・梅田からは阪神電車(山陽電車と相互乗り入れ)で山陽「姫路行き」直通特急をご利用下さい。阪急線側からは、神戸高速線内の「高速神戸」・「新開地」で阪神または山陽の「姫路行き」直通特急電車へお乗り換え下さい。

祭礼日は宵宮・本宮の両日とも、直通特急は、「白浜の宮」駅に臨時停車致します。大阪・梅田から約80~85分です。松原八幡宮へは「白浜の宮」駅下車、南へ徒歩2分です。

国道250号線は、祭礼期間中、姫路市内の大塩町から的形町、八家、白浜町、妻鹿町の区間は全面通行止め(姫路バイパスは通行できます)となります。祭礼期間中、松原八幡宮近辺に駐車場はござません。よろしくご理解下さいませ。

「松原八幡宮」も「灘のけんか祭り」も公式ホームページはお持ちではございません。灘の地域に在住される個人の有志が、それぞれ素晴らしいWEBをお作りになり情報提供されています。ぜひ、ご覧頂ければと存じます。

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「北方領土海域」で発生した、漁船銃撃拿捕事件、政治の体たらくを糾す!

Runationalflag_2_1Jpnationalflag_12_2北方領土海域でロシアに拿捕された漁船員の解放交渉は、明らかに、本邦の外交政策と国境管理についての戦略的破綻を示している。国民は、このような無策の前で切り捨てられるばかりである。涙すら見せない官邸も外務省も、何よりも首相と呼称される丸投げポチ公は「夏期休暇中」だというから、驚愕せざるを得ない限りである。

引用開始→ 漁船銃撃1週間、日露「過剰警備」「密漁悪い」平行線 (読売新聞:Nifty Web)
北海道根室市の漁船がロシア国境警備隊に銃撃、拿捕(だほ)された事件から23日で1週間が経過した。

拘束している日本人乗組員の解放に応じないロシアに対し、与野党や地元関係者の間では抗議や反発が広がっている。インターファクス通信は23日、ロシア警備隊の話として、乗組員は捜査終了まで国後島に拘束されると報じるなど、解放時期の見通しは立たないままだ。

原田義昭・衆院外務委員長らは23日、ロシアのガルージン駐日臨時代理大使を国会に呼び、「無防備の漁船に対する銃撃は過剰警備であり、いかなる正当化の余地もない」と述べ、乗組員の早期解放と漁船返還、再発防止の徹底などを求めた。
[読売新聞社:2006年08月24日01時36分]
Copyright(c) NIFTY 2006 All Rights Reserved.   ←引用終わり

「コラコラコラム」は、当該事件についての考えを、既に掲出しています。ご覧頂ければありがたく存じます。最初から、戦略概念を欠き、腰が引けた外交交渉だったのです。従って、勝ち目はありません。当初、ロシアは偶発的に起きた事件と考えたモノと思量します。しかし、本邦側の交渉戦略を見透かした瞬間に、自らの正義を主張する戦略へ転換したと考えるべきです。背後にある意図も考察できず、全く交渉能力を欠いた、意味不明でトンチンカンで嫌がるオバサンを国後へ送り込んだ、初動が間違っているのですから、いくらやっても埒があかないと考えます。

プーチン政権に代わってから、ロシアは武力を使っても、領土拡張を繰り返しているのです。この事実、日本人は、本当に分かってますか。先日も、飲んだくれの挙げ句、対ゴルバチョフのクーデターをやらかした、エリツィン元大統領が、バルト三国のひとつを訪問し、バルト諸国をロシア領からの切り離しに尽力したエリツィンを歓迎したとの報道を聞いたプーチンは、「クソの役にも立たない」と自ら論評しているのですよ。この辺りの事実を日本人は、よく、理解することが大切ですね。

ロシアとイランやトルコの間に挟まれた、ロシア内のイスラム自治州(例えば、チェチェン共和国、オセチア自治州などがロシア連邦から独立したいと)の要求に対するプーチンの回答は、ロシア軍を送り込み徹底した武力弾圧なのですよ。このような政策の一方で、欧州連合との関係性を悪化させたくないから、仕方なく、バルト三国をロシア領から切り離すことにしただけです。それがエリツィンの手柄にされると、露骨に気分を害された表情を変えるプーチンは人間くさい人物ですが、極めて象徴的なできごとです。

本邦の外交当局は、この程度の話は、百も千も承知のことで織り込み済みのことでしょう。それが、当該事件の解決交渉で、基本的なスタンスを間違えているのです。誰のための外交かと言えば、外務省の官僚が自らの収入を得るために、ポーズとしてやっているだけの話なのですよ。ハッキリしたじゃありませんか。

http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2006/08/post_caeb.html

人類愛や、お涙頂戴のクッサイ猿芝居を打てば、世界は理解してくれると考える思考回路を持つのは、永田町と霞ヶ関に生息する一部の政治屋と官僚、それにまとわりつく地方行政、それを批判しているようで、実はぶら下がっているマスゴミ、いや、またまた失礼、マスコミでしたね。その人達だけです。おっと、忘れていました、その人達の報道で煽られその気にさせられている多くの人たちだけの世界に過ぎません。国際間の交渉について、日本人は、本当に目覚めるべきだと考える、まだクッソ暑い今日この頃です。国家コンセプトも国家戦略もない政治。二世議員(ひょとしたらニセ議員だったりして)が猿山の椅子取りゲームに血道をあげるだけの政治。情けないですねぇ~~。悲しいですわぁ~。

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2006/08/23

ベトナムは、全方位外交という知恵を駆使!

ベトナムの外交戦略(の一部)!

Vnnationalflag_36ベトナム共産党ノン・ドク・マイン書記長は、ファム・ザー・キエム副首相(外務大臣)を伴い、中国公式訪問へ。グェン・タン・ズン首相は、10月中旬、本邦を公式訪問することに!
昨日(22日)の日本経済新聞朝刊国際面の記事から、手動入力により引用紹介します。

中越間の共同事業
①中国雲南省・昆明~ラオカイ~ハノイ間高速道路整備計画
②ベトナム政府、中越国境付近で深水港開発構想
③トンキン湾での両国海軍合同パトロール(06/04)、天然ガスの共同探査合意(05/11)、海洋資源の共同調査合意(05/11)
④ボーキサイトの共同採掘で覚書(05/11)
⑤ベトナム電力公社(EVN)中国から年間合計で12億キロワット時の電力購入契約を締結(06/06)
以上が、最近、両国で政府間合意され、公表されているプロジェクト案件です。

引用開始→ ベトナム全方位外交展開 (日本経済新聞2006/08/22:14版8P)

書記長、22日訪中  新首相は10月半ば訪日
ベトナム共産党のノン・ドク・マイン書記長が22日から26日まで中国を公式訪問し、中国重視の姿勢をアピールする。一方で10月半ばには日本政府が要請していたグェン・タン・ズン新首相の訪日が大筋で固まった。6月末に発足したベトナムの現政権は、日本、中国、米国など主要国との距離感を微妙に保ちながら全方位外交を展開し始めた。
マイン書記長は4月の再任後、初の外遊地として中国を選んだ。書記長の中国訪問は2001年、03年に続き就任以来三度目。中国からは昨年、胡錦濤国家主席が訪越。04年にはファン・バン・カイ首相(当時)と温家宝首相が相互訪問した。
今回の首脳会談では、計画が宙に浮いているトンキン湾での天然ガスの共同開発などの実現性を探る。両国の海軍は今年4月に同湾で合同パトロールも実施。中国側は「今後とも軍事面でのベトナムとの信頼醸成を積極的に進めたい」(中国外務省高官)としている。
領土・領海問題で最大の火種の南沙(スプラリー)諸島と西沙(パラセル)諸島では、領有権問題を棚上げし資源を共同開発することで05年に合意。フィリピンも交えた三カ国の関連企業が交渉中だ。外交筋によると、中国側は担当企業を中国海洋石油から最大手の中国石油天然ガスに替え、交渉の加速を目指している。東シナ海での日本との領有権問題にも波及する可能性があるだけに、書記長訪中を追い風にしたい考えだ。
一方、6月末の国会で新首相に選出されたグェン・タン・ズン氏が10月中旬に日本を公式訪問することで、ベトナム外務省は日程の最終調整に入った。ズン氏は日本の新しい首相と会談するほか、企業関係者など経済界との交流も予定。日越首脳会談では経済連携協定(FTA) の本格交渉入りについても協議するとみられている。ベトナムは党のトップを中国へ、政府のトップは日本へ、という格好で日中双方の顔を立てたとの見方が一般的だ。
米国には「昨年、カイ首相が訪米している」(ベトナム外務省)として、11月にハノイで開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でのブッシュ大統領の訪越後、大統領もしくは首相の訪米の調整に入る考えだ。
年内には世界貿易機関(WTO)に加盟する見通しが強まったベトナムでは、持続的な経済発展を最重要課題に掲げ、最大の投資実行国である日本や最大の輸出相手国である米国との関係強化は欠かせないとの認識は党・政府内で一致している。一方、領土・領海問題のほか、中越紛争など歴史的に微妙な感情を抱える中国とは友好的な関係を維持・発展させるという姿勢で、主要国とのバランス外交を今後も展開していくとみられる。
(中国総局=飯野克彦、ハノイ=長谷川岳志) ←引用終わり

引用開始→ ベトナム書記長、中国主席と会談…協力関係発展を確認  (讀賣WEB)
【北京=杉山祐之】23日付の中国各紙によると、今年4月にベトナム共産党書記長に再任されたノン・ドク・マイン氏が22日、北京を訪問し、中国共産党の胡錦濤総書記(国家主席)と会談した。

中越ともに共産党一党独裁の矛盾拡大という問題を抱える中、両党トップは、国、党の全面的協力関係をさらに発展させていくことを確認した。

胡氏はこの中で、中越関係強化に向け、党間交流の深化、経済協力、領土問題の適切な解決などをうたう5項目の提案を行った。マイン氏も、「再任後最初の外遊先に中国を選んだ」として中越蜜月(みつげつ)を強調し、胡氏の提案に賛同した。

胡氏はまた、「ベトナムが共産党の指導を堅持することを支持する」と発言。マイン氏は、経済面などでの中国の成功を「兄弟であるベトナム共産党・政府を大いに鼓舞するものだ」と絶賛し、「成功の経験を分かち合いたい」と述べた。
(2006年8月23日23時49分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

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2006/08/22

「自民党総裁選挙」始める前に、ゴールの着順が分かるって、オカシナ話だね!

自民党総裁選挙、始める前から、「オチャラケ」は、頂けませんなぁ!

Ldpemblem_2もう少し、マジメにやって貰いたいですねぇ~!こんな風に指摘すると、自民党関係者の中から、「マジメに取り組んでいる!よく分かりもしないくせに、外野から、口を出さないで貰いたい!」とのお叱りや、逆噴射批判を受けそうですが、傍目からは、どう贔屓目に見ても「マジメにやっている、とは見えないのが残念です!」。アイドルの人気投票ではないのですから、政策提示(政権マニュフェスト)も何も示されずに、関東地域ではブロック大会があり、出るのかでないのか分からない(政策提示もない)人までもが・・・・・・・?!

全く、理解できません。本邦の極近未来政権の政策提示が充分なされないまま、世間体の人気とか勢いとかだけで、つまり「人気投票」を断行しようというようにしか見えません。まぁ、考えてみれば、これまでも人気投票みたいなものでしたから、仕方がないのかも知れません。来春の「統一地方選挙」と来夏の「参議院銀選挙」に向け、「勝てる顔」という理屈は分からないでもありませんが、それって、選挙民を愚弄していませんか?

選挙は政策で戦うモノでしょう、政策で戦わなければ、選挙も政党の代表の顔に対する人気投票ですか、それなら、小学校や中学校の学級委員長を選ぶのと同じじゃありませんか。日本の選挙制度は、中学生程度ですか?!情け無いですねぇ~。それじゃ、一党独裁の国の選挙より程度が低いですよ!

マスゴミ、いや失礼マスコミの皆さんも、ここまで馬鹿げた事態は、ハッキリ批判する必要があるのではないですか?マスゴミ各社、いやまたまた失礼!マスコミ各社の皆さんも、すり寄ることばかりしているように見受けますが?批判する精神を削除されたのですか?

引用開始→ 総裁選候補者、揃い踏み「安倍独走状態なのに…」 (夕刊フジ)

正式に立候補を表明したばかりの麻生氏
9月20日の自民党総裁選に名乗りを上げる立候補予定者がきょう22日、横浜市で開かれる自民党南関東・北関東ブロック大会で初めてそろい踏みする。だが、安倍晋三官房長官が圧倒的強さを見せていることから、「勝敗がほぼ明確になっている状況で候補者同士の論戦を聞いても…」(北関東自民党県議)との指摘もが出ている。

この日のブロック大会に出席するのは安倍氏、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相、鳩山邦夫元文相、河野太郎衆院議員。現段階で立候補を正式表明、または意思を表明している全員が初めて顔をあわせる場となる。

立候補表明はトップだった谷垣氏
これに先立って、安倍氏は応援団の1人、菅義偉総務副大臣らの呼びかけで開く「再チャレンジ策を考える神奈川セミナー」で講演。講演後、安倍氏はセミナーに出席する神奈川県議、横浜、川崎両市議らのうち約100人との“ツーショット写真会”を行う。来年春の統一地方選を控える地方議員にとって、次期首相に最も近い安部氏との写真は「選挙ポスターなどに使える」という思惑もあり、希望者は多い。

だが、「安倍さんが独走状態で全候補者が出席してのブロック大会をやる意味もよく分からないし、まだ総裁になったわけでもない段階での安倍さんと県議らとの撮影会も、いくらなんでも気が早すぎるんじゃないか」(前出の県議)とのぼやきも出ている。ZAKZAK 2006/08/22  ←引用終わり

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2006/08/21

間もなく出揃う、自民党「総裁選」候補!

自民党の総裁選挙は「靖国」だけが争点ではありません!

Ldpemblem_1次の国家戦略とその政策を提議し、政策の議論をして下さい。何よりも、それを求めます。総裁選挙を始めようとするときに、最初から栄冠に輝く人物を特定するやり方はフェアではありません。まったく、お話になりません。何よりも、最終的な勝者とされる人は、いまだ立候補表明をしていません。従って、当たり前ですが、その人の政策は示されていません。

何よりも、政権政党の総裁選挙は、実質的に首相を選ぶ選挙ですから、政策を抜きにしたまま、国民的人気が高いとか低いとかが選ぶ際の判断基準では、真に心もとない話です。総裁選はアイドルの人気投票ではないのですから。

ハッキリと、語尾まで聞き取りやすく政策を述べることができ、正面から論争できる人材が必要なのではないでしょうか。また、掲げられる政策は、実現可能な中身でなければ意味を成しません。加えて、国民からの収奪を企図するものもダメです。これ以上、国が収奪してどうしますか?「国(官)富貧民」政策は、もうヤメテ貰いたい。国の財政破綻を回避できる真剣な政策を、次代のビジョンと共に示して頂きたい。

その上で、①アジア外交、②日米同盟、その後に「靖国」があってもイイですけれど。なぜか、どこか順序が逆じゃありませんか?決して「靖国」が先ではありませんよ!

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2006/08/20

日本は、国境侵犯について、考えが根本的に甘い!

まずは何よりも、銃撃により尊い生命を落とされた漁船員の方と、ご家族に対し哀悼の誠を捧げたく存じます。

日本は、国境侵犯について、考えが甘い!

Jpnationalflag_12全ては、この一言に尽きる。現在の日本は陸上で国境を接することがないこともあり、「国境」という概念が余りにも希薄なように見える。
国を出入りする平均的な日本国民が感じる「日本の国境」は、船舶や航空機の国際線が発着する港または空港の入国審査場と税関検査場である。いずれも緊張感を薄め優しく対応する係官が「笑顔」で迎えてくれる。
隣国と国境の線引きを始め、何らかの緊張状態にある国の、港や空港の入国審査や税関検査の場は、重い緊張感に包まれている。何よりも、軽機関銃など多様な武器を持つ兵士が、指を引き金に当て警戒の目を光らせている。何かあれば、即座に反応し、瞬時に発砲できる体制にあるわけだ。緊張関係にある陸上の国境は、一方の国を無事に出国できたら、双方の国が設ける中間地帯の中を進み、もう一方の国の側へ到着することになる。一度でも隣国と厳しい対立を経験した国は、双方の国境線から一定の地域は相互に非干渉地帯を設け対処し合っている。国境とは、国益遵守と国家安全の最前線だと思う。

何年か前、新潟の悪口ババが外務大臣を担当し、やれ「自分の指輪がどこかへ消えたの」、「外務省は伏魔殿だ、怪物ラスプーチンがいる!」などと、およそ本邦の外交政策とは直接的に関与しない内部の組織統制情報を、越後の辻説法ではなく東京からテレビで全国へ垂れ流していた頃、かの北朝鮮の腹黒い養豚ブタの長男だか二男だか養豚子豚が、ニセの日本国旅券を所持し、成田へ降り立ち、入国審査官に見破られ、まずは旅券法違反の罪で捕らえられ成田で留置された。担当した入国審査官は国家栄誉で勲章ものだった。
しかし、新潟の悪口ババは、外務大臣で、ろくに調書も取らず作成もせず、即刻、第三国への出国を促し、結果的には中国・北京へお引き取り願った事件があったことを、皆さん、お忘れじゃないでしょうね。
この新潟の悪口ババを外務大臣に任命したのは、何を隠そう、丸投げポチ公ドンイチローなのである。そして、法務大臣を指揮し、この養豚子豚を釈放し第三国への出国を促すことに最終同意したのも丸投げポチ公ドンイチローなのである。
本邦の国境警備についての考えは、基本的に、あれだけ世間を騒がせ耳目を集めた、新潟の悪口ババの、おつむの程度もこれ位です。ハッキリした国家観を欠いているわけです。そんな輩が衆議院の代議士だとか参議院議員だとか、はたまた、閣僚だとか政務官だとか、真にお寒い話で、恐ろしいですね。

ここまでの諸点を下敷きにされた上で、下記を読み進んで下さい。

Runationalflag_2北方領土、根室沖での、今回の漁船銃撃事件は、ロシアの国境警備兵が、上官の命令を受けた上で発砲したのか、発砲してから上官が発砲を承諾したのか、いずれかだろうが、報じられるところでは照明騨も打ち上げたというから、これは警備艇全体が追撃する姿勢を示したものである。従って、(不審船の国境侵犯への)銃撃はロシアとしての国家権力の発動と考えなければならない。しかも、銃撃を受けた漁船員は不幸にも死亡した。
ロシアは、国境侵犯(という侵略行為[=戦争行為])へ対処したと主張する。捕らえた他の漁船員、とりわけ、船長に対しては「国境侵犯した」ことを認めさせ、なおかつ「国境侵犯は迷ったからではなく、自らの意志であった」ことを認めさせ調書を作成するまで釈放することはないだろう。
ロシアの当局者が話す、「人道的に対処」という意味は、「国境侵犯の罪による、刑は科さない方向で対処したい」ということと推量する。しかし絶対に「漁船の船長が、自らの意志で、国境侵犯した」との証言を求め調書を作成するだろう。つまり「当該漁船の船長は、自らの意志で、ロシアの国境を侵犯した」のであると主張するために。
この調書を作成できなければ、ロシアは国際的に信用を低下させる。加えて、死亡した漁船員への補償問題が生じる。となれば、銃撃した国境警備兵を殺人罪で起訴しなければならなくなる。そんなことをすれば、国境警備を担当する兵士はいなくなる。国境警備兵の志気を守る上からも、国家の威信をかけ守り抜かなければならないことだから。

日本側でも、海上保安庁や防衛庁は理解していると考える。外務省も「国境侵犯」についての隣国の対処方針は織り込み済みのはずである。それを、「ビザ無し交流」の時期だからとか何とか言いながら、とりあえず塩崎外務副大臣をモスクワへ派遣し、国後島の現地へは山中外務政務官を派遣し、国内向けにポーズを示すことで茶を濁したのである。そして、昨日、死亡した漁船員の遺体だけは、山中オバサンと一緒に根室に戻ってきたわけだ。真に情け無い話だ。初めから交渉などになっていない。テレビに報じられる山中オバサンは、「困ったなぁ~~、誰かなんとかしてよぉ!ワタシ、分からぁ~ない!」という間の抜けた表情しか見せなかった。明らかに、山中オバサンの想定を越えたデキゴトだったから、「外交交渉なんてぇ~?! 何よりも、外務省の主力も夏期休暇中だぁしぃ~~」って、終始、困惑した表情しか見せなかったのが殊更印象深かった。

ロシアは、この事件で、国家の威信をかけている。明確な国家観を欠いた人物が、遺体の引き取り交渉に行くのは仕方がないが、その山中オバサンに全体を何とかという期待を持つ報道をする方もオカシナ話だ。
ロシアは、この事件は、早期に幕引きするだろうが、幕引きの議論をする上で、北方領土交渉議論の過程での、一つの布石に必ずするだろう。それを目指した漁船の船長による調書を作成するものと思われる。

何よりも、北方領土を取りまく議論は、大きく変化している。この夏、サンクトペテルブルグで開かれたサミットでも、日露の個別案件として、議論されたのかどうかさえも不明な状況にある。プーチン大統領は、歯舞と色丹の二島返還で決着をつけようとし、これ以上の議論はしないとの姿勢を示している。
この議論を認めるわけではないが、ロシアの風向きが大きく変わったわけで、この変化への対処を日本は国を挙げて行ったかどうかが一つの焦点である。
つまり、外務省は、ロシア側の変化をどう捉え、国境警備に当たる海上保安庁へ情報開示を行ったかどうか?あるいは、外務省の担当部局の机上に放置されただけか、この度の問題はこの点の検証に尽きるのである。
あるいは、根室海上保安部は、ロシア側の主張が大きく変化した以降、どのような警備の変更を行ったかについて検証されなければならない。

丸投げポチ公ドンイチローは、夏休みだとか何だと言いながら、本当に政府を指揮しているのかどうか?まったく、分からない。米国~中東(イスラエル・パレスチナ・ヨルダン)~ロシア~モンゴル~中央アジア各国、卒業旅行を思いっきり楽しんでいる様子だが、そのうち
「北方領土海域でねぇ~、銃撃、犠牲になられた方は痛ましいですねぇ。よくありませんねぇ、担当当局に、無事に解決するよう努力してもらっていますから」とか何とか言い逃れ、「北方領土交渉は進展しなかった!」って指摘でもされると、
「ワタシは、ワタシの在任中に、北方領土問題が解決するなんて、一言も言っていない。言ってませんよ!よくお調べになって下さい。公約してないんだから、だから、できなかったからって、大したこと無いじゃありませんか」って
言い放てばオモシロイけどね!「いっよっぉ!丸投げドンちゃん!」ってかけ声かけるぜ!

この度の、銃撃事件を受け、かの鈴木宗男代議士は、またもや、お得意の「我田引水」で外務省批判を始めている。「国益観を欠いた」鈴木流の議論に惑わされることなく、日本は、本気で国境警備[国境を侵犯しない、させない]について議論すべき時期にある。

引用開始→ 漁船銃撃、ロシア側の姿勢に日本側は手詰まり状態 (読売新聞Nifty WEB)
【モスクワ=古本朗】日本人乗組員一人の犠牲を生んだロシア国境警備隊による日本漁船銃撃・拿捕事件を巡る日露政府間協議で、日本側は19日時点で、「停船命令を無視した密漁漁船への警告射撃は正当だった」とする露側の強硬姿勢に直面、事実上の手詰まり状況に陥っている。

塩崎恭久外務副大臣は18日、アレクセーエフ露外務次官らと会談し、銃撃、拿捕に改めて抗議するとともに、坂下登船長(59)ら国後島で拘束されている漁船乗組員3人の即時引き渡しなどを要求したが、露側は、刑事事件としての取り調べが終了するまで、身柄返還には応じない構えを崩していない模様だ。このため、「『人道的見地から最大限の努力をする』と述べたアレクセーエフ次官らの言辞に期待する」(日本側関係者)以外に打つ手がないのが実情だ。塩崎副大臣は19日夕(現地時間)までモスクワに滞在するが、ラブロフ外相ら露政権幹部との会談は同日、設定されていない。
[読売新聞社:2006年08月19日 21時36分]
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2006/08/19

明日からベトナムで、「ベトナムにおける日本祭2006」が始まります!

明日から、ベトナムでは「日本フェスティバル」が始まります!

Jpnationalflag_11Vnnationalflag_35官民(進出先企業+進出予定企業)挙げて、日本のプレザンスを高めようという狙いです。
なんと言っても、この行事に出席する目的で、武部 勤自民党幹事長は、オーストラリアとカンボジア(今日はプノンペン滞在)を訪問し、その足(実は本命)で、ベトナムへ入りフェスティバルを(政治的意図で)盛り上げることに一役買われるようです。
故・渡辺美智雄氏以降、山崎 拓氏から武部 勤氏へと代々、巧く受け継がれてきたようにお見受け致します。
いろいろな観点から見ても、八方塞がりの外交で、東南アジアで(本邦の)外交を取り敢えず応援して貰えそうなベトナムですから、武部幹事長も、いろいろな意味を込め、実行委員長として、先頭に立たれたようです。松田岩夫参議院議員のご尽力にも敬意を表しておきます。

詳細は、最下欄にも WEBリンクを再掲しています。ご確認下さい!

1.  事業の名称
英文名: Japan Festival 2006 in Vietnam
和文名: ベトナムにおける日本祭2006 

2. 主催・共催機関などの名称
(1) 主催:
Japan Festival 2006 in Vietnam 実行委員会
(2) 後援:
【日本側】
外務省、駐日ベトナム大使館、文化庁、国土交通省、経済産業省、国際交流基金、(社)日本経済団体連合会、(財)日本・ベトナム文化交流協会、(社)ベトナム協会、日本ベトナム友好協会、日本貿易振興機構、(財)東京都サッカー協会、国際理解友好協会
【ベトナム側】
ベトナム文化情報省、在ベトナム日本国大使館、ハノイ市、ホーチミン市、ベトナム商工会議所、ベトナム商業省、ベトナム通商代表部
(3) 協賛:(株)日本航空、ベトナム航空、(株)日本旅行、他
(4) 協力:ベトナム商工会議所日本代表事務所、ベトナム日本商工会、ベトナム貿易促進局、キッズコーポレーション株式会社、K-BROADWAY CO.,LTD 他

3. 開催時期
2006(平成18)年8月20日(日)~25日(金)

4. 開催場所

ハノイ市:
ハノイオペラハウス(劇場公演) ベトナム文化宮(劇場公演・展示会場)
ベトナム国立美術博物館(展示会場) ベトナム国立シネマセンター(アニメ会場)

ホーチミン市:
タイロンスポーツセンター(サッカー会場)

5. 実施責任者

最高顧問 松田岩夫 参議院議員

委員長 武部勤 衆議院議員 日本・ベトナム友好議員連盟会長

ベトナム実行委員会委員長 ファム・クァン・ギ 文化情報大臣

6. 事業の目的と意義
本事業は、日本政府派遣「ベトナムに対する文化交流使節団」の提言を踏まえ、民間国際交流として、日本の文化・芸能・音楽・スポーツなどを紹介し、かつ文化交流を行うためのものである。2006年を日越文化交流促進年と位置づけ、ベトナムで初めて開催される大規模な日越文化交流「Japan Festival」は、ベトナムと日本両国間の市民レベルでの国際交流を実現し、かつ持続的な友好関係を築くためのイベントとします。

7. 事業のプログラム
国際文化交流、経済交流および政治交流を以下のように展開する予定。

スポーツ交流:
(1)Jリーグ(J1)OB等による少年サッカー指導会
(2)日越少年サッカー団による友好親善試合
(3)日越対抗武道大会ならびに演舞(空手等)

芸術・文化交流:
(1)日本の伝統文化の紹介
(2)和紙絵画展の開催(実演・講習・学校訪問等)
(3)日本料理・ベトナム料理講習会・試食会
(4)日本舞踊、よさこい等
(5)和太鼓

ポップカルチャー交流:
(1)日本の音楽の紹介・演奏
(2)日本のポップ・ロックミュージックの紹介・演奏
(3)日本のアニメの紹介

政治・経済交流:
(1)日越投資セミナーの開催
(2)環境セミナー、シンポジウムの実施

8. 参加人数
1,000名

安田祥子、由紀さおり 姉妹も参加されるとの表記があります。

政治経済交流には、「投資ミッション」として、本邦から4日間と6日間のツアーが企画され、皆さん、それぞれ、それなりの思いを込め参加されるものと思量しております。

詳細は、下記WEBでどうぞ、
  http://www.japanfes2006.org/address/03.html

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ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第76号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成18年8月19日 土曜日 第76号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflag_34いつもお世話になっておりますベトナムからニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その76 今週のヘッドライン

*8月14日(月) 信頼のブランド育成法
*8月15日(火) 胎児の動画見たいですか?
*8月16日(水) ハードウェア産業の伸び
*8月17日(木) スポンサー募集!!
*8月18日(金) WTOも楽じゃない
*8月19日(土) 難儀な税制改革

8月14日(月) 信頼のブランド育成法
* あらゆる商品が市場で容易に手に入るようになった今日のベトナムだが、多くのベトナム人はブランド品に対する意識が高く、購う傾向にあるという。ハノイのHai Ba Trung通りで、バイク修理を生業にするHoang Van Ducさん(45)は長い間 新車でホンダ・ドリーム号を買うことを夢見てきた。「若い頃からホンダ・ドリームは僕の憧れでした。丈夫で格好良いし、、、だから一生懸命お金を貯めたのさ。だけど内の息子はヤマハのバイクがお気に入りのようだよ。」とDucさん。

Ducさんが、ホンダ・カブに乗り出したのは1975年、南部ベトナム解放後のことだった。それは、叔父からの頂き物で、当時としてはカブでも注目の的で人目を引いたものだという。「家の嫁さんが病気になって薬代に困ってカブは売り払ってしまいましたが、だいぶバイクの外観は随分汚れていたもののまだまだ快調にエンジンは回っていましたよ。しかし、あのバイクには夫婦の想い出が詰まっていまして、良く里帰りにThai Nguyenに出掛けたものです。」とDucさん。

Ducさんと同じく、ホンダ・カブを30年間乗り続けているNguyen Thanh Binhさんは、新しいバイクを購入するために親友のような今のバイクを人手にわたすつもりはないと言い切る。「バイクに掛かる維持費は自動車に比べれば極僅かだし、滅多に故障もしないしね。」とBinhさん。多くのベトナム人がDucさんやBinhさんのような中高年はブランドに対する絶対の信頼を置くようだ。

Pham Thi Hoaiさんは彼女の誕生日に友人がプレゼントしてくれた最新のソニーウォークマンとソニービデオカメラをとっても気に入っているという。「最新のウォークマンは最長3時間の連続再生が可能な上、バッテリー充電に掛かる時間はたったの3分で済むし、どこへ行くときも手軽に持ち運びできてとても便利。ポケットに忍ばせられるほどスリムでコンパクト、重量も25グラムで、言うことなしよ。我が家の家電品は全てソニー製で、やはりソニーは耐久性に勝れているから」とHoaiさん。

ベトナム人女性は近年、ハノイやホーチミン市で入手可能となった舶来化粧品に興味を示しているという。「私は週末になると最後の一錢まで化粧品や洋服・スキンケア用品を手当たり次第買い漁るのよ。」と言うのは外資系投資会社に勤務するHuong Haさん。ドイモイ以前、ベトナムの家庭ではソビエト製品で溢れていたものだ。そんなわけで今も多くの世帯ではSaratov製冷蔵庫・アイロン・ポットなどが使われている。

5年間ソビエトで生活をした経験のあるNguyen Van Toaiさんの家庭で使用している家電品は30年前にソビエトで購入し、持ち帰ったものでそれらの多くが今も日常的に利用しているという。
「ソビエト製は頑丈だし、これからも壊れて動かなくなるまで使うつもりさ。」とToaiさん。時代は変わり生活レベルも向上した今でも、ベトナム人は以前、使ったことのある信頼を得たブランドを使い続けたいといった傾向があるというわけだ。

(辛口寸評)
信頼のブランドとは各メーカーが長年培ってきた技術の裏付けであり、顧客の期待を裏切らない力である。これはベトナム人に限らず、どこの国の人であろうが普遍的な思いなのだ。これを守るためにメーカーは各々日々努力し、技術革新に邁進するのである。筆者は日本滞在中、ある人の紹介で、東京の下町でおこしを製造しているメーカーへ訪れた。その際、そこの社長さんから興味深いお話しを伺ったのでここに紹介したい。

このお菓子屋さんでは、味噌を使用する商品があるのだが、菓子製造の機械化に辺り、従来の味噌では最大容量が2キロまでしかないため大量生産には適さず、やむなく味噌の業者を別の所に変えることにしたそうだ。材料を変更したといえ、味噌の質は寧ろ以前のものよりも上で、価格も幾分高く、更に容量も10キロと機械生産には理想的だと、社長さんは胸を張ったそうだ。
やがて新しい味噌が市場に出回り始め、一ヶ月ほど経ったある日、会社に一本の電話が入った。長年、ご愛顧頂いている消費者からのもので、社長さんに一言「お宅、最近味噌変えませんでしたか?」と指摘されたそうだ。それを聞いて件の社長さん、直ぐに味噌を元のものに変えたという。味噌といっても全材料に含まれる割合は0.01程度のもの。それでもお客さんの舌を欺くことは出来ないという例えであり、筆者自身菓子を扱う者として、この話を伺い身の引き締まる思いをした。

ブランドとは少し外れるけど、日本などで良く“懐かしのメロディー”とか“70年青春歌謡ヒット”といった歌番組が流される。青春を共に過ごした歌を聴けるのは、そのまま自分をあの時代にフラッシュバックさせてくれるので、筆者も好んで観るのだが、往年の名曲を唱う歌手の中に、久しぶりにテレビ局に呼ばれて舞い上がってしまったのか、はたまた何を勘違いしたのかは知らないが、昔と歌い方を変えてしまう輩を見かける。全く興ざめであり、その瞬間、もうその歌手は見たくなくなる。自らファンの想い出の曲をぶちこわすこと、これこそブランドの一失とこのような歌手は認識した方が良いと考えるが如何なものか。

8月15日(火) 胎児の動画見たいですか?
*超音波診断は医師にとって胎児の健康状態を計る伝統的な技術だったが、ハノイに住む妊婦にとってこの技術は胎児の性別を事前に諮る為の道具になっている。4D超音波と呼ばれるこの技術は、子宮の中の様子をビデオで確認することが出来る最も優れた方法のひとつと考えられている。胎児の成長と性別をリアルタイムで確認するこの新しい技術は、これから親になる人々へ期待と喜びをもたらすものになっているのだ。経済的観点からすると、この技術は医師に新時代の処置法を与えると共に、ビデオクリップ業者にとっては、潜在的な大きなビジネスへの発展を秘めていると云えるだろう。

妊婦は10分に纏められた彼女の胎児の動きに驚きと感動を顕わに眺め、彼女にこのクリップをどのように入手したかを尋ねると、同僚に紹介された超音波診療を売り物にしているPhan Chu Trinh通りの民間クリニックですと答えてくれた。録画費用が15万ドン(約US9$)これにビデオクリップ代が5万ドンとのこと。
「このような価値ある映像が安く手に入るの!!子供が大きくなったらこれをプレゼントしてあげるの」とクリニックに通うとある妊婦はいう。

胎児のビデオクリップ所有がハノイ在住の若い親たちの間でポピュラーになったのは今を遡ること二年前で、最初にこの技術を導入したところがTran Hung Dao通りのクリニック

しかし最も安いサービスを提供してくれるクリニックはDien Bien Phu通りにあるが、現在はこの設備を持つクリニックは市内の至る所に出来ているという。しかし、超音波画像による、検診については医学上、胎児に影響を与えるものではないとされているが、完全にリスクフリーというわけでもないのだ。

ある医師は超音波解析の必要性そのものに疑問を投げかけているという。数多くの超音波を浴びることが胎児の健康を損なう可能性を知らずに、母親たちは半ば楽しんでいるのではないのかと批判する。一般的に3つの超音波診断が存在する。2Dは音波を実際に聞く方法、3Dは表面検索が可能で4Dはその名の通り立体的に被写体を映すことが出来る。超音波の利用で胎児の眺めることが可能となった今日だが、医師のアドバイスを的確に守り使用することが求められており、これら乱用により産まれ落ちる子供の生涯に不具合を生じさせることがあってはならない。

(辛口寸評)
超音波で胎児の様子が見られることは良く聞いていたが、技術革新かビデオ化がベトナムでも可能となったという。確かに親の気持ちとして成長した我が子に胎児の頃の様子を見せてやりたい 故に記念にビデオクリップに撮っておくという気持ちが解らぬではないものの、個人的には生後に撮られた我が身の写真やビデオなどと異なり、後から喜んで見たいという気にさせるものではないと考える。まあ、一生の内に一度くらいはどれどれと好奇から鑑賞することもあろうが、野別幕なし嬉々として見ていたら相当頭の逝かれた人間と思われかねない。えっ!もう思われているから心配いらないって、、、そうかも知れん・・・・(^_-)>いずれにせよ親が考えるほど子供の需要は少ないのではないだろうか、、、。

8月16日(水) ハードウェア産業の伸び
* ハードウェア産業の今年上期の輸出売上額は7月末時点で、US1b$に達したとホーチミン市コンピュータ連盟会長Le Truong Tung氏は発表した。この分野は他の7つの基幹産業(石油・アパレル・テキスタイル・海産物・シューズ・木材・米)のひとつとして成長目覚ましく、今回の華々しい結果は外資系関連企業の努力に負うものであるとTung氏続ける。富士通がUS515m$を輸出で稼ぎ出したのを筆頭にキャノンはプリンターでUS450m$を、他のコンポーネントでUS100m$を売り上げ、業界のリーディングヒッターの役割を果たした。

国内ローカルメーカーの健闘も著しく、国内供給でElead社がUS13.4m$の歳入を記録したのを筆頭に、CMS社がUS9.3m$をMekong Green社がUS6m$を水揚げた。同じ時期にベトナムのIT市場は国内向け生産と輸入品の伸びはUS825m$で、この数字は対前年比で20.9%上昇していた。またこの上昇率はアジア大洋州の平均値の2倍に匹敵する。

(辛口寸評)
ソフトウェアの伸びについてはここでも良く取り上げるが、ハードに関してはこれが初めてである。ソフトに比べハードは資金的な裏付けがないと成り立たぬ側面を持っているため、ここで外資系が活躍し貢献しているのはさほど驚くには値しない。この国のローカルハードウェアメーカーというのは海外からパーツを輸入してアセンブリを行い国内向けに販売しているのみで、独自に開発といったことは現段階ではしていない。しかしながら、国内メーカーの店先はいつも大勢の人々で賑わいを見せており、年々 高まるPC需要も一見すれば頷けるというものだ。

間もなく、インテルがUS100m$規模の投資を行い、半導体の生産に入る予定であるが、インテルが操業開始すると言うことつまり裾野産業も内外問わず増大することが見込まれるだろう。マイクロソフトもベトナムへの投資を既に決めている。ベトナムは今後、東南アジア随一のIT産業国家となってゆくだろう。

8月17日(木) スポンサー募集!!
* 世界中から3000名にも及ぶ学生たちが来週 ハーバード・アジア国際関係会議参加の為、シンガポールに集まってくる。これに参加が決まっている今年19歳になるTrong Vuくんにとって、ここへ辿り着くまでの道のりは辛く厳しいものであった。ハノイ社会科学人文大学の一回生の彼は先ず、現在と将来の中国とインドの経済についての小論文を書かされた。そして主催者側から、他の570名の優秀な参加学生たちと共にその小論文のプレゼンを会議の席上で発表するよう要請されたのだった。

始め主催者からプレゼンの依頼を受けた時、正直僕の英語力で務まるだろうかと心配したという。しかし、プレゼンのリハーサルと英語での質疑応答に備えた練習を繰り返した今、彼は自信を深めたようで効果的に彼の意見を会議で堂々と述べられると胸を張る。
「ベトナム人に対するイメージをVuくんに尋ねたところ、彼はベトナム戦争のイメージを世界の人々は強く持っていると答えた。その為、彼は今日のベトナムの若者が如何に動的でユニークであるかを会場に集まった世界中の学生たちに訴えるのだという。

ホーチミン市から参加する2名の学生と現在海外留学中の3名の学生と共に、Vuくんは今回の会議に集まった人々へベトナムを紹介すべくインターナショナル・ナイトを主催する。そこで、伝統的なベトナム用品を展示したり民族舞踊を披露するそうだ。しかし今、彼にはひとつ心配事がある。会議に参加する為の費用のことだ。彼の試算では6日間の旅費はUS300$ほど掛かるのだが学生にとっては負担が大きい。この他に会議出席登録料がUS325$必要なのだが内US100$は、プレゼンをするので減額されたという。もちろん、この他にも諸費用が生じてくるだろう。

Vuくんは現在、彼の所属する学科の青年同盟副書記であり、且つ高校総体で優秀な成績を残したものだけが、参加可能なオリンピック・クラブのメンバーでもある。加えてLe Khiet高校の特待生として若干18歳で正式に共産党員の資格も得ている。にも拘わらず、今回の国際会議に参加する為の旅費に難儀しており、今のところ登録料は減額分を除いた額を彼の出身地Quang Ngai省人民委員会が負担してくれることになったのみで完全解決には至っていないのだ。
シンガポールとベトナムを結ぶタイガーエアーには、優待券制度が無く、シンガポール航空も往復航空券を支援するプログラムの持ち合わせが無いと至って消極的だ。その一方で、駐越中国大使館・同インド大使館も金銭的な援助は行わず、Vuくんがプレゼンで必要な資料の提供には協力するという姿勢を見せるのみなのだ。今のところVuくんはシンガポール観光協会に同様の依頼をしている最中で回答待ちの状況にあるという。

2004年度HPAIRに参加したNguyen Thanh Tuさんも、Vuくんと同様の資金的なスポンサー集めに苦労したひとりだ。現在、ハノイ外語大学で講師をする彼女は、2004年当時のことを思い出しながら、このような栄えある活動に理解を示してくれる組織が僅かであることを憂いた。US1500$の費用が掛かる2004年に上海で行われた会議に出席するため、何とかハノイのWTOに夏休みの間、アルバイトをしたがそこで得られたお金は登録料分にしか過ぎなかった。そこでTuさんは残りを掻き集める為に母校やアメリカ大使館・ブリテッシュカウンシル・アジア基金・学生連盟・中央青年同盟・アジア開発銀行・UNDP・CARE Vietnam他、外資系企業を訪ねて回ったのだった。しかし、徒労に終わった。というのも、既に年度初めに予算組が決まってしまっており、他に回せる予算が無かったからだ。

最終的に、ベトナムネットオンライン新聞の編集長に相談したところ、残りの費用の負担の承諾並びに、中国南方航空と掛け合い、75%オフのチケットを発行して貰い、ついに念願が適い上海へ飛べることとなったのだった。VuくんはTuさんのスポンサー探しについてアドバイスを受けたものの、未だ費用はカバーできていない。何とか彼の希望が可能と良いのだが、、、、。

(辛口寸評)
今回の学生の気持ちは判らぬでも無いが、如何に意義深いイベントであろうと、またそれがどれほど本人にとってプレステージャスな檜舞台であろうが、招聘されたのでは無く参加するために費用が別途掛かるようなイベントには端から出るべきでは無いと思う。逆に言えば、乞われて出掛けるくらいのイベントであれば、それなりに社会性・公共性の意味が出てくるし、そんなところへは企業も喜んで金を提供するであろう。今回の記事は、ひとつ読み方を違えれば、資金を提供しない方が一方的に悪のように取られかねない要素を持っている。

内外問わず政府系機関であれば、このような事業に予算を削ってくれる場合もあるだろうが、営利が目的で運営されている一般企業では、支援をすることでそれに対する対価を常に考えるもので、これは資本主義なら当然のことである。筆者は今回の国際会議がどれほどの影響力を持つものか些かも存ぜぬが、それでも登録料を徴収するようなものであれば、穿った見方をするがこれもハーバード大学のビジネスの一環ではないかと考える。

8月18日(金) WTOも楽じゃない
*Nguyen Tan Dung首相は関係省庁に対し、WTO加盟に向け国内企業の競争力を高める為の政策の見直しをするよう指示を出した。
首相は、先ず財務省と商務相へWTO加盟に求められる輸入関税の引き下げの為のロードマップを発表するよう要求し、特に財務省へは減税の国家予算への否定的な影響を制限する為の解決策を考慮もしなければならないとし、同省と関連機関は、対外援助資源を割り当て、そして効果的に使用することをベトナムがWTO責任を果たし、援助の詳細な計画を立案するようも命じた。同時に関連省庁と各自治体の人民委員会は向上した投資環境を効率よく利用し、企業の投資成長の妨げになるような税の取り立てや投資手続きの改善に集中しなければないと述べた。他方、国営企業においては、公正なプロセスと操業の効率化を速やかに行わねばならないとした。

また首相の指示はベトナム国立銀行に対し、生産資材の輸入の拡大を見越して、十分な外貨準備を行い、通貨政策を管理することでイニシアティブをとることを保証するよう要請した。

WTOの会員資格に必要な要素として、ベトナムは10,600件の異なる輸入税を求めてこれまで交渉て来たが、26カ国のWTOメンバーと相互的な確約によれば、ベトナムは現在のレベルから更に22%輸入税の全体的なレベルを減らさなければならないのだ。26カ国との主要な取引相手がWTO内にある市場参入に関する二国間交渉において、課税は最も複雑で微妙な問題となっている。輸入税の22%の引き下げは、ベトナムが世界貿易体のメンバーになるという時の後で、5年の期間にわたって実行される予定。輸入税の10,600件の36%は、5~7年のロードマップの後で減少させなければならない。

減少はセクター毎に異なり、へのセクターからそれます。そして、輸入織物及び衣類の2%から上で輸入鉱物関税の最大63.2%に亘ることになる。輸入水産加工品の関税は38.4%引き下げ、木材と紙は32.8%、電気器材と機械は23.6%、革とゴムは21.5%へ、そして、農産品が10.6%となっている。

(辛口寸評)
10月のWTO加盟に向け、ハノイも慌ただしくなってきているようだ。
以前にも寸評で述べたようにWTO加盟が即ちベトナムの輝かしい未来に直結するものではなく、寧ろ加盟後からボディーブロウのように各国内業界にダメージが浸透して行くであろうことは間違いなく、それは痛みの伴う改革の日々の始まりとなるだろう。その中でついて行けないローカル企業は容赦なく淘汰されて行くだろう。が、これを乗り切れば、その後のベトナム経済は劇的に活性化されたものとなり、ビジネス環境はよりスムーズにそして無駄なコストを排除した中で進展して行くことになるだろう。つまり、これまでのような行政の対応は自ずと許されなくなり、手続きの簡素化を強いられ、不透明な賄賂の授受は透明化が迫られ、好むと好まずによらず襟を糺した仕事を求められるようにならざる負えないからだ。ただ、上に政策あれば下に対策ありのお国柄、すんなりと行くとは今の段階で何とも云えぬところであるが。。。。

8月19日(土) 難儀な税制改革
* ベトナム国会は税務署は脱税やその他、詐欺紛いの節税行為の調査に責任を持たせることに同意した。一昨日、税制管理法起草を討論した代議士たちは、詳細な手続きの関する問題点の炙り出しは、下院常任委員会によって解決させることを決定した。しかし、Tran  Ngoc Duong代議士は、税務署にこのような権限を与えることに対し、更に精査して検討ることが大切であると各参加代議士に注文をつけた上で、別の方法として税務署に初歩的な調査を委託し、その後は手続きは他の政府機関に任せるような二元的な方法で対応することも考えられるのではと述べた。

Tran Dinh Long代議士とDang Van Xuong代議士は、昨今の脱税者はその手法が巧妙化しており、彼らの違反調査を早急に行うことが急務であると訴えた。Nguyen Ngoc Tran、Nguyen Thi Hoai そしてTrang A Paoの各代議士は起草委員会に対し、現在、審議中のドラフトから第18条の削除を求めた。この条項は収税機関を新たに創造することになりかねず、これを放置すれば税制管理が複雑となるばかりか、予期せぬ好ましからぬ結果をもたらしかねないと三者は反対した。対案として、彼らは、税コンサルタント会社の編成を提案した。

Nguyen Ngoc Tran氏は法律が納税者の責任を明確に規定し、収税担当官が直接関与すべきでないとし、仮に収税担当官が介入すれば贈収賄の温床を残すことになりかねぬと述べた。Tran Ngoc Duong氏はTran氏の意見に賛同し、起草委員会に収税担当官の責任と権限を明確にした内容を網羅するように求めた。ほとんどの代議士は、これまで大蔵大臣および特別の状況において税務長官が税負債を償却するかあるいは罰金を課する力を持つことを許されていましたが、下院だけがその権力を行使することに同意した。

しかし、数名の代議士は財務大臣は7bドン(US437000$)以下、首相はそれ以上の決済をするよう提案した。憲法は下院だけが負債の消却を許すことが出来るとTao Huu Phung代議士は指摘した。倒産・国有の企業の所有権の変更・債務者の死亡・自然災害や火災などで起きた損失は削除できるものと見なし財務大臣および税務長官に権限を与えることは、企業が生産での障害を解く支援を促すことになるだろうと、Phung代議士は語った。代議士たちは、特別の消費税法および刑事訴訟法を含む他の法則を備えた全法則を包括的に調査するよう起草委員会に依頼した。

(辛口寸評)
個人的に収税方法は、直接収税担当官が関与せず、税コンサルタント会社が編成されそこに納めるのが好ましいと考えるが、しかし、仮にそうなったとしてもベトナムの事だから、それら税コンサルタント会社は税務署に直ぐに骨抜きにされ息の掛かった機関に成り下がるか、または税務官僚が権力を行使し、彼らの家族名義でこれらの会社を立ち上げるのは日を見るより明らかだと思う。

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2006/08/18

「レバノン戦争」、米国とイスラエルの本音!

Usnationalflag_13Ilnationalflag_17戦争大好き、世界で戦争を仕掛け続ける、自らIQが高いと公言して憚らない厚顔無恥の米国ライス国務長官の本音が漏れています。ご参考までに追記しますのでご覧下さい。既に、ライス長官のパレスチナとレバノンでのイスラエル支援戦略は破綻し、その延長上にある、対シリア、イラン戦略の基本も崩壊しようとしています。人は、自分が頭の良い人間だと過剰に思いこみ、間違った自信を持つと世界を不幸にする典型かも知れません。

引用開始→ 武装解除は国連部隊の責務ではない ライス長官   (産経WEB)

【ワシントン=有元隆志】ライス米国務長官は16日付の米紙USATODAYのインタビューで、レバノン南部に増派される国連レバノン暫定軍(UNIFIL)について、イスラム教シーア派組織ヒズボラの武装解除の責務は負わないとの見解を示した。ヒズボラが武装解除に応じない場合は、ヒズボラやヒズボラを支援するイランやシリアへの国際社会の圧力がさらに強まると牽制(けんせい)した。
武装解除は停戦合意を進めるうえで、大きな焦点となっているが、同長官は「国連部隊がヒズボラを物理的に武装解除するとの期待はないと思う」と述べ、レバノン政府が中心となって武装解除を進め、国際部隊はそれを支援することになるとの見通しを示した。

さらに、「ヒズボラへの対処で重要なことは武器の問題だけでなく、戦略上重要な地点である(レバノン)南部から締め出すことだ」と述べ、UNIFILの「抑止力」としての任務の重要性を指摘した。

また、ライス長官は16日付の米紙ワシントン・ポストに寄稿し、停戦合意について「脆弱(ぜいじやく)であり、すべての当事者は停戦の強化に努めなければならない」と強調した。

同時に、「国際社会が和平に向けて努力しているときに、シリアとイランは戦争を長引かせ、激化させようとした」と、両国を批判。停戦決議が履行された場合「両国にとり戦略的な後退となる」とした。

ロイター通信によると、同長官は訪米中のイスラエルのペレス副首相との会談で、ヒズボラに対するイランの支援問題を協議した。

ペレス副首相は16日のワシントン市内での講演で、イランはヒズボラに対し、年間1億ドルの支援や精密兵器の供与をしているほか、100人以上のイラン人教官がレバノンに滞在し、ヒズボラの訓練の指導にあたっていると推定していると語った。
(08/17 21:04) (c) Copyright 2006 The Sankei Shimbun. All rights reserved.  ←引用終わり

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2006/08/17

イスラエルの弱虫政権は、レバノンとパレスチナで墓穴を掘る!

レバノンに平和は?
Lebanonflag_5本当に、レバノンに平和は訪れるか?
レバノン市民に希望は戻るか?

レバノンは、国家分裂を克服し「統一国家」を建設できるか?
レバノンは、国家意志を表明できる国になれるか?

突然資産を失くさせられたレバノン市民は、どうすればよいのか?

17mideast_600x360NY Timesが報じたレバノン

(空爆被害を受けた地域を片づけるレバノン市民)

Usnationalflag_10国際社会は、中東を、どう考えるべきか?米国・ブッシュ大統領とライス国務長官が強引に推進した、「中東の民主化」の結果を、どう評価すべきか?欧米社会の論理の押しつけは、完全な、失敗ではなかったのか?

直接的な、関係性はないが、パレスチナ自治政府を率いた、故アラファト議長の嫁がとる行動についての報道がある。この報道を見て、世界はどう考えるべきか?パレスチナでは「ハマス」が悪だといいい、レバノンでは「ヒズボラ」が悪だという、その主張が主張として存在することは認めたい。しかし、例えば、パレスチナで、独裁者として振る舞い政権を欲しいままにしてきた、故アラファトが不正に蓄財した資金・財産が、なぜ、嫁の取り分になるのか?ましてや、その資金目当てに、結婚する男が現れるのか?それをパレスチナの市民は許さなければならないのか?!「不正」これほどの不正があろうか?

Palestineflag_12世界で最下層に押し込められた、パレスチナの市民は、ただただ、指をくわえて、このバカな話「白昼堂々の強盗」を許さなければならないのか?アラファトが不正蓄財した、資金は、その殆どが、国際社会から支援された「善意の資金」であり「パレスチナの復興を応援する資金」である。それをクスねて蓄財し、年端もいかぬ嫁につぎ込む、それを、国際社会は許すのか?

「ハマス」がパレスチナの政権をアラファト一派の「ファタファ」から引き継いだとき。政府の金庫は空だったという。全てを持ち逃げしたクズがいるわけだ。アラファトは、生前から毎日まいにち、正々堂々クスね続けたわけである。

「ハマス」は、故アラファトが不正に横領(背任罪)した「資金」の返還を、アラファトの一族に対し求め、とりわけ、故アラファトの嫁に対しては強く求めている。ところが、この嫁は、パレスチナ政府の資金は「全て、自分のものである」と厚顔にも主張して止まない。バカらしくって話にならない。

このような腐った、腐りきった政権に「ハマス」は挑み、米国が推し進めた「民主的な選挙」に勝ち、その上で政権を奪取し、現在の「パレスチナ自治政府」を担っているのである。ところが、イスラエルと米国は、この「ハマス」は、「イラン」と「シリア」の手先だと主張し、レッテルを貼り、強硬に弾圧しているのである。常に、あれこれ小理屈を繰り出し、政権運営を妨害するのである。それにも「ハマス」が屈しないとみるや、常套手段の「ロケット攻撃」を無辜の市民に向けたのである。

怒ったパレスチナ市民を挑発し、巧妙に、「兵士」が二人「ハマス」に拉致されたと喧伝し、まず、パレスチナへの攻撃(空爆)を始めたのだった。「兵士二人の拉致」、は攻撃を始める言いがかりでしかない。挙げ句は、パレスチナ自治政府の閣僚の3分の1を拘束し、イスラエルへ連行し、「ハマスによるパレスチナ自治政府」の機能を停止させ崩壊させることを試みているのである。故アラファトの嫁は、パレスチナの苦境を見ようともせず、再婚するというのだから噴飯モノとは、このようなことを揶揄する言葉なのであろう。

Ilnationalflag_15今回の「レバノン戦争」のそもそもの始まりは、イスラエルによる強引な言いがかりなのである。それでも、イスラエルの政権が、戦争への途を選択したのは、自らの政権基盤が弱体であること、加えて「弱虫批判」を受け続けていたことなどがあり、実は、自分たちは強いのだ、ということをイスラエル国内へ示すため、手始めに「レバノン」を相手に戦争を始めることにしたわけだ。国家というものは、本当に政権が安定し、国論が冷静に統一されているときは、無用で無益な軍事行動には出ないのである。世界の中で、軍事的緊張を創り出す国は、その殆どが、内政面で行き詰まっているため、外に目を向けさせる手段として、軍事に手を染めるのである。イスラエルは、その典型である。同じ種類の国家は、「北朝鮮」、「中国」、「韓国」、「パキスタン」、「インド」が挙げられる。丸投げポチ公の政権も、後半の4年は、まさにこれに等しい行動をとっている。

レバノンに展開する「ヒズボラ」には日頃から手を焼いていたから、パレスチナ向けと同じ小理屈を繰り出し、「兵士二人がヒズボラに拘束された、解放を求める」と言いがかりをつけ、レバノンへの攻撃(空爆)を開始し、やがて侵攻したのである。

中東では、貴重な命が奪われている。それでも、この厚顔無恥な女は、恥じることがないのである。何よりも、パレスチナ自治評議会のアッバス議長は、自身が故アラファトから、いまの地位を準備されたこともあり、口を閉ざし貝になっている。イスラエルも米国も、不正を厳しく激しく追究する「ハマス」よりは、不正蓄財に熱心でパレスチナのことなど、一向に構わない「ファタファ」の方が、何かと便利でお買い得なのである。世界は真剣に考える必要がある。

まずは、パレスチナ自治政府を腐らせた、独裁者故アラファトの噴飯モノの嫁の噂から

引用開始→ 莫大資産のため…「アラファト夫人と再婚」のうわさ (夕刊フジ)

イスラエル紙イディオト・アハロノト(電子版)は16日、故アラファト・パレスチナ自治政府前議長のスーハ夫人が、チュニジアのベンアリ大統領夫人の兄弟であるラハスン・トラブルシ氏と再婚したとのうわさが流れていると報じた。

スーハ夫人はチュニジアの首都チュニスとパリの双方で暮らし、アラファト氏の死去直前の指示により、自治政府側から年間2200万ドル(約25億円)の生活費を受け取っているという。トラブルシ氏は数カ月前に離婚。スーハ夫人と再婚した大きな理由は、莫大(ばくだい)な資産のためという。(共同)  ZAKZAK 2006/08/17 ←引用終わり

次の2本は、レバノン戦争のその後に関わる報道より

引用開始→ レバノン南部 ヒズボラ退去、難航も     (CNN・asahi com)
2006年08月16日23時45分
レバノン南部では、停戦維持のためのレバノン国軍の展開準備が急ピッチで進められている。ただ、シーア派武装組織ヒズボラの軍事拠点があちこちに残るだけに容易ではない。

南部マルジャユーンでは、イスラエル軍撤退直後の15日午後、インド兵の乗った国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)の装甲車によるパトロールが再開。国軍基地にはレバノン兵が続々と集まった。シーア派兵士(21)は「16日から配置につくよう命じられている。ヒズボラは英雄。衝突なんかしない」と記者の取材に答えた。国軍は、すでに南部各地で軍用車両の通路確保に向け、道路や橋の補修を始めていた。

しかし、ヒズボラの実質的支配下にある南部への国軍の展開は政治的な危険を伴う作業だ。

ムル国防相は15日、地元テレビ局のインタビューで「国軍はまずリタニ川以北に展開し、その後で南部に入り、中央政府の支配を確立する」と言明。「ヒズボラに武装解除は求めない」としつつも「軍の展開後、ヒズボラ構成員には退去を求める。軍以外の武力の存在は(認められ)ない」と述べた。

しかし、ヒズボラは武装解除拒否を鮮明にしている。アラブ圏紙アルハヤトは、シニョーラ首相とヒズボラ側との「リタニ川以南での武器確保を認める」とする密約があると報道。これには政府内からも「国連決議違反だけでなく(イスラエル軍の新たな攻撃を招き)国が崩壊する」(サルキス観光相)と強い反発が広がっている。  asahi.com ←引用終わり

引用開始→ レバノン、国軍の南部派遣を正式決定    (CNN・asahi com)
2006年08月17日10時32分
レバノン国軍は17日朝、リタニ川以南に向けて移動を始めた。レバノン政府は16日夜の閣議で、国軍1万5000人の南部展開を正式に決定。シニョーラ首相はテレビ演説で、「国家以外に武力を持つ勢力は存在しないとの原則を確立させる」と宣言し、南部地域を実質支配してきたシーア派武装勢力ヒズボラに代わり、中央政府が統治を回復する意思を鮮明にした。

中央政府による南部の支配権は69年にパレスチナ武装勢力が流入して以来失われており、回復すれば、ほぼ40年ぶりとなる。

シニョーラ首相は「単一の意思決定権を持つひとつの国家を実現する。二重権力は終わりだ」「国軍が立ち入れない地域は存在しなくなる」と述べた。

同首相の演説は、これまで国軍の入れなかったヒズボラ支配地域を解消させる、との強い決意を示している。さらに、今回のレバノン危機は、中央政府が全く関与せず、ヒズボラが勝手に進めたイスラエル兵拉致作戦が引き金になったことも踏まえたとみられる。

イスラエルへの「勝利宣言」を出しているヒズボラ側の反応は複雑だ。指導者ナスララ師は、国軍の展開を認めながらも、武装解除には「今はその時期ではない」とあいまいな姿勢のままだ。

AP通信によると、南部ティールで会見したヒズボラ幹部は「今後、目に見える軍事的プレゼンスは取らない」と発言。武装解除も南部撤退もせず、戦闘要員は武器を隠して一般市民に紛れる考えを示唆した。

イスラエル軍側は今回の一連の攻撃で、ヒズボラ戦闘員530人を殺害したとしている(ヒズボラは80人と主張)。事実とすれば軍事部門はかなり打撃を受けたことになる。また、ヒズボラ地区はどこも徹底的に破壊されており、しばらくは市民生活の復興と軍事部門の立て直しに専念する必要に迫られているとみられる。しかし、ヒズボラが素直に中央政府による支配に応じるかどうかは未知数だ。  asahi.com ←引用終わり

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2006/08/16

レバノンでの戦争、停戦後の情勢と展開を考える!

シリアのアサド大統領、レバノン戦争での「ヒズボラ」を高く評価!
Syriafl_2シリアからのラジオ放送によると、シリアのアサド大統領は首都ダマスカスで
「今回の、イスラエルによるレバノン侵攻に対し、イスラム教民兵組織・ヒズボラは、高い戦闘能力を示しよく闘い、イスラエル軍を終始圧倒し、シオニストの野望に対する偉大な楯となった」と演説した。
この演説については、NHKも16日早朝のラジオニュースで報じました。

Lebanonflag_4レバノンでの戦争は、表面上の停戦が成立し、平和が戻るかどうかの瀬戸際ですが、停戦合意後、今日までの動きについて既存報道を検証したいと思います。報道された記事の行間を読み取ることで、隠された思惑を浮上させることができると思います。今回の停戦は、束の間の平和かも知れません。

Ilnationalflag_14イスラエルは、今後も、イスラム教民兵組織・ヒズボラを挑発し続け、ヒズボラ側からイスラエルを攻撃させることを狙うだろう。同時に「国連平和維持軍」への攻撃を誘発させ、米国とイスラエルは、レバノン南部に展開する予定の各国軍を包括し、シリアとイランへの戦争の足がかりにするのではないか?おそらく、それのような長期戦略を考えたのではないか。その懸念が透けて見え隠れしている。中国は、ちゃっかり、権益狙いの中国人民軍派遣を表明している。

引用開始→ ヒズボラ「勝利宣言」…指導者ナスララ師がビデオ声明  (讀賣WEB)
【ベイルート=柳沢亨之】イスラム教シーア派組織ヒズボラ指導者のナスララ師は14日夜、自派のテレビ「アル・マナール」でビデオ声明を発表し、同日朝に停戦したイスラエル軍との戦闘でヒズボラが「戦略的、歴史的勝利」を収めた、と述べた。

支持者やアラブ大衆を鼓舞するとともに、停戦後の発言力強化を狙ったものとみられる。

同師はまた、「レバノン国軍や国際部隊ではレバノンを防衛できない」と発言、国連安保理の停戦決議のうち「ヒズボラの武装解除」の項目を拒否する姿勢を鮮明にした。

ヒズボラ拠点のベイルート南郊には同日夜、ヒズボラの黄色い旗を多数掲げた車列が幹線道路に繰り出し、クラクションを鳴らした。
(2006年8月15日13時37分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

引用開始→ ヒズボラ、条件付きで停戦を表明  (朝日COM)
2006年08月13日01時27分
レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの指導者ナスララ師は12日、自派系テレビ局で声明を出し、国連安保理のレバノン停戦決議について、停戦合意が成立すれば順守する考えを示した。一方、改めてイスラエル軍の全面撤退を求めた。

ナスララ師は「我々には自衛権がある」と述べて軍事作戦を続けるイスラエルを牽制(けんせい)したうえで、決議でレバノン南部に展開する予定のレバノン国軍や国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)に協力する考えを示した。 asahi.com ←引用終わり

引用開始→ イスラエル政府が停戦決議受け入れ 攻撃継続には含み  (朝日COM)
2006年08月14日11時48分
イスラエル政府は13日、国連安保理決議の受け入れを閣議決定した。アナン事務総長はイスラエルのオルメルト首相とレバノンのシニョーラ首相から同意を取り付けたとしているが、イスラエル政府から発効の時間に関する発表はない。

ハアレツ紙(電子版)は14日、オルメルト首相が、自衛の場合を除いて同日午前2時から停戦を順守するよう軍に命令したと報じた。ただ、リブニ外相は13日の閣議決定後の記者会見で、イスラエル軍のレバノン南部からの撤退はUNIFILの拡充部隊とレバノン国軍が「現地に展開してからになる」と強調している。イスラエル側は国連部隊などの陣容が整うのは数週間後になると見ている。

ロイター通信によると、イスラエル政府高官はレバノン南部でヒズボラがロケット弾攻撃を再開することを防ぐため、イスラエル軍は停戦発効後も掃討作戦の継続を認められるとの見解を示した。国連安保理の停戦決議はイスラエル軍の「攻撃的な軍事作戦」を禁止しているが、同高官は掃討作戦が「防衛にあたる」としている。

一方、レバノン政府は12日に閣議を開き、全会一致で停戦決議の受け入れを決めた。ヒズボラの閣僚2人も賛成したが、協議の中では、武装解除に難色を示す発言もあったとされる。

ヒズボラの指導者ナスララ師は12日のテレビ声明で、イスラエルの停戦順守を条件に決議を受け入れる考えを示したが、決議にヒズボラの武装解除が盛り込まれたことには不快感を示していた。決議は、レバノン・イスラエル境界から20~30キロ北のリタニ川以南を非武装地帯にすることを定めている。

イスラエル軍による攻撃が13日も全土で続いていたことを受けて、レバノンのシニョーラ首相は、アナン国連事務総長、ブッシュ米大統領、シラク仏大統領らに電話し、UNIFILの増強準備を急ぐよう協力を求めた。

停戦実施の監視にあたるUNIFILには現在、フランス、中国、ガーナ、インド、アイルランド、イタリア、ポーランドが兵員を提供している。AP通信などによると、フランスのほかニュージーランドとイタリアが、さらに兵員を送る姿勢を示している。
asahi.com  ←引用終わり

引用開始→ 米大統領、イランとヒズボラを再び名指し非難 (日経WEB)
【ワシントン=丸谷浩史】ブッシュ米大統領は14日、国務省で記者会見し、レバノン情勢について「国連決議は暴力の停止に役立つだろう」としたうえで、紛争の原因はヒズボラにあると強く批判した。同時に「レバノン国民が被害を受けた責任は、ヒズボラを支援したイランとシリアにもある」と、両国を名指しで再び非難した。

大統領は「レバノンでの紛争は広い意味で自由とテロとの戦いだ」と指摘。「イランはレバノン、イラク両国で民主化を止めるため武装グループを支援している。テロへの支援をやめなければならない」と強調した。

大統領は1週間の夏休みを終え、国務省で中東情勢の状況報告を受けた後、チェイニー副大統領、ライス国務長官とともに記者会見に臨んだ。 (8/15 11:01)
(C) 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ 米、シリア人2人の資産凍結  (日経WEB)
【ワシントン=藤井一明】米財務省は15日、シリアの軍関係者2人を特定し、米国内での資産を凍結すると発表した。米国内での資産取引ができないようにし、米国人からの送金なども禁じる。テロリストを支援するシリア向けの金融制裁を定めた大統領令に基づく措置。1人はレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの支援にも関与していたという。

財務省は声明で「シリアは中東に不安定と暴力をもたらしてきた。シリアが国際社会の責任ある一員となるための具体的な対応をとるまで、米国は違法行為を明らかにしていく」と強調した。ブッシュ政権は最近のレバノン紛争の原因がヒズボラを支援してきたシリアとイランにもあると非難する姿勢を強めている。 (8/16 13:55)
(C) 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ レバノンのヒズボラ2閣僚、武装解除は留保  (讀賣WEB)
【ベイルート=柳沢亨之】レバノン政府は12日夕の閣議で、停戦決議を全会一致で受諾した。

ヒズボラ側も決議の原則受諾を表明しているが、ヒズボラ所属の2閣僚は、ヒズボラの武装解除を求めた項目について諾否を留保。

ヒズボラ筋は13日夜、本紙に「国際圧力で武装解除に応じることはあり得ない」と語った。

レバノン政府は13日夕、決議実施の具体的手順などを協議する閣議を開く予定だったが、ヒズボラが「武装解除反対」姿勢を打ち出したことから、レバノン国軍の南部展開などに影響を及ぼす恐れが出たため、閣議開催を延期した。
(2006年8月14日13時49分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

引用開始→ 仏軍、国際部隊の派遣は決議順守前提   (産経WEB)
【パリ=山口昌子】フランスのドストブラジ外相が14日夜、国連の停戦決議を順守するのは「義務」と述べ、イスラム教シーア派組織ヒズボラの武器放棄など安全が保障されない限り、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)として仏軍を派遣しないことを示唆した。仏軍は現在展開中の2000人のUNIFILの主力を担っており、国連決議で決まった1万5000人のUNIFIL強化軍に関しても2000~4000人を派遣するとみられている。
(08/15 23:49) (c) Copyright 2006 The Sankei Shimbun. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ ヒズボラ退却と武装解除求める 国際部隊展開で仏外相  (朝日COM)
2006年08月15日10時24分
ドストブラジ仏外相は14日、フランスが主体となる国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)の増強について、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラがイスラエル境界付近から退却したうえで武装解除することが欠かせない、との見方をAFP通信に示した。

同外相は、レバノン国軍(約1万5000人)とそれを支援する国連PKO部隊が南部に展開するには、ヒズボラがリタニ川(イスラエルとの境界線から北に20~30キロ)以北に退却し、武装解除される必要があると強調した。武装解除はレバノン政府の権限による、としている。

ヒズボラ首脳は14日、早急で強制的な武装解除には応じない方針を打ち出しており、仏外相の意向表明はこれを受けたもの。レバノン南部をヒズボラが支配している現状では増強後の国連部隊が思うように活動できない、との懸念がある。 asahi.com  ←引用終わり

引用開始→ レバノン暫定駐留軍、2週間以内に3500人規模  (朝日COM)
2006年08月16日11時29分
国連のアナビ平和維持活動担当事務次長補は15日、安全保障理事会の停戦決議で拡充が決まった平和維持活動(PKO)の国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)について、「今後10日から2週間以内に、3千から3500人の部隊を第1陣として現地に増派する」と記者団に述べた。派遣地は、リタニ川に近い戦略拠点マルジャユーンになる。イスラエルがレバノン南部からの一部撤退を開始する中、PKOの展開を急ぐ方針だ。

また、アナビ氏は「フランスが増強の主軸となることを期待している」と話した。

安保理決議で、現在2千人規模のUNIFILは最大1万5千人まで増強されることが決定。現在約200人の部隊を派遣しているフランスは、最終的に4千から5千人を増派する意向と報道されている。

国連高官によると、第1陣の増派となる3千から3500人規模の部隊の内訳は、最大で4個の歩兵大隊をはじめ、工兵中隊、通信中隊、輸送中隊、地雷除去中隊、衛生部隊、ヘリコプター部隊、海上警備部隊で構成。追加の増派を得ながら、マルジャユーンから徐々に南西に展開させる予定という。

国連はレバノンや周辺アラブ諸国に配慮し、トルコやインドネシア、マレーシアなどのイスラム教徒の多い国からの部隊派遣も求めている。

フランスの政府と軍の担当者が16日にニューヨークを訪れ、国連PKO局の幹部と増派について協議。17日には部隊派遣の可能性が強い国による3回目の会議を開くという。
asahi.com  ←引用終わり

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2006/08/15

終戦記念日の「靖国参拝」ドタバタを悲しく思う!

香港在住で活躍中の、ペンネーム「閑臥彌」さんから、「靖国」騒動について興味深いメールが届けられました。右でも左でもない、誇り高い日本人ビジネスマンの私見をご紹介したいと思います。なお、「閑臥彌」さんは、現在、本邦へ帰国中です。ご本人の説明では、今日の「カオスの顔」へ掲出されたそうです。従って、今日は、「コラコラコラム」も「カオスの顔」も中身は同じ、今日に限っては、いわばミラーサイトともいえます。

引用開始→ 8月15日  香港発ブログ「カオスの顔」
終戦記念日の「靖国参拝」ドタバタを悲しく思う。
誇り高い(鼻持ちならないと香港では言われている)日本人でありながら、日本も分かない国だなぁとつくづく思います。

16_kiku_1今日は、首相が「靖国神社」を参拝したと、蜂の巣を突いたような報道の洪水です。
私は、第二次世界大戦を、いたずらに美化しようなどとは思いません。そのため心情を問われると複雑です。

香港で仕事をする一人の誇り高い日本人としての意見を述べます。
多くの外国人には、日本人のメンタリティが、基本的に理解できないという大きな問題があります。
戦争で、死ねば神になり、靖国神社へ全員が祀られるという論理は、殆どの外国人には理解不可能なテーマです。
「神道精神」による考えだと説明されても、それでは「神道」の教義は何か?その論理展開は?と問われると、殆どの人は説明できないのではないでしょうか?!
これは、古来より、日本人が受け継いできた「日本人の精神的紐帯のようなもので、基本的には曖昧模糊」なことで、論理的・合理的にスパッと説明できるものではないと考えます。そこが、他の多くの外国人には全く理解できない点でもあります。

戦争に動員し、不本意にも「戦死」したわけで、国家の困難を受け容れた「受難者」でもあるわけで、だから、国家がその動員された者の「戦死」を、神道形式により象徴的に尊崇することで、「無駄死」を「名誉の戦死」へ置き換え、国家としての戦争動員体制を保持する機能でしかないわけでしょう。

国家による尊崇行為自体が、明治維新以降の政治体制を支える上で、重要な手段だったに過ぎません。
国難という表現をどのように捉えるかにより、「靖国」に対する姿勢は当然のことながら変わります。

とりわけ、第二次世界大戦を巡る評価で、どのような立場をとるかで、はっきり色分けされてしまいます。

基本的に、第二次世界大戦は、「帝国主義列強間の覇権争奪の面」がある一方で、「日本による、新たな植民地獲得の侵略戦争としての面」があります。
主に、太平洋上で交わされた戦争は、「帝国主義列強間の覇権争奪戦争」でしょうが、中国大陸で交わされた戦争は、「日本による、新たな植民地獲得の侵略戦争」であることは明白です。

長い世界史の面から考えたとき、中国大陸や朝鮮半島との交流を無視することはできません。

日本には、明治維新以後の「脱亞入欧」に成功した、「近代ニッポン」のイメージがあり、周囲の国々を見下す思考が常に先行していたように見受けます。
明治維新政府による「朝鮮半島情勢の分析」における、西郷隆盛の「征韓論」などは、国際情勢を正確に分析した上でのことかどうか、甚だ疑問です。しかし、いまでも西郷隆盛の「征韓論」は、(一般的な)日本人が対朝鮮半島政策を述べる際の下敷き(見下し視点)になっているようにも見えます。
中国に対する視点も、清朝政府が末期に犯した様々な愚策をあざ笑う思考が奈辺で形成されているように見えます。
特に、「日清戦争」で一方的に勝ち、続く「日露戦争」で辛勝を得たことで、対中国観は決定的に見下す方向へ舵を切ったように思います。
長い世界史で見れば、この百年ほどだけを、自己本位に捉え、それを、ことさら強調するのは、知性のある議論として考える上では無理があります。

いずれの国も、その時々の政策判断を誤ることはあります。人がやっていることですから。

周辺に位置する国が、(それぞれの)対象国を尊重するなら、失政や愚策を、ことさら取り上げ罵るのではなく、友人として、必要な助言をしあう関係でなければ巧く運ばないと考えます。

「靖国」が議論になる際、日本の側には、中国や韓国(朝鮮)に対する、異常なまでの蔑視が根底にあり、対する、中国や韓国(朝鮮)には、拭いがたい侵略植民地政策への不信感(極度の怨念)があります。

その(極度の怨念の)象徴として、「靖国」が認識され位置づけられているわけです。

中国(共産党)の従来からの主張では、戦争に兵隊として強制徴兵され動員され、中国大陸で戦い生命を失った(戦死)兵隊と、戦争を指導した側は異なるとの見解を示している。これはいまも変わらない。

この論点は重要である。
私は、これと、ほぼ同じ見解を保持している。つまり、第二次世界大戦を無謀にも始めた「戦争指導者」は、
無理矢理、(無辜の民を)徴兵し、その多くの兵士を死地へ追いやり、無駄な死を強いたわけである。いわば、その加害者と被害者が同一であるわけがない。なぜ、同じ論理で祀られるのか合理的な説明が必要だ(と思います)。
遺族会会員にも、この点で、違和感をお持ちになる方もあることだろう。

「首相の靖国参拝支持者」の中には、「東京裁判」の不当性を訴求する意見も強いように見えます。
しかし、よく考えないといけない点は、「大日本帝国」は、「連合国」に対し、無条件で「ポツダム宣言」を受諾している事実を忘れていないでしょうか?この事実を否定するのは、まさに歴史を知らぬ無知のなせる業であります。
「大日本帝国」は、無条件降伏しているのです。従って、主権を所持しない国となり、「米国占領下における日本国」という地位であったことは否定できないのです。

主として「米国」を中心にした「連合国占領下における日本国」は国家主権を放棄していたのです。(それが国際社会における戦争と「無条件降伏」の結果です)
その時点における問題を蒸し返し、「東京裁判」の不当性を述べ立てることは、国際社会を知らぬ恥の上塗りに過ぎないことになります。それはさらに次の恥を生むことになるでしょう。

その「東京裁判」で裁かれた「A級戦犯」が「靖国」に合祀されたことで、問題を複雑にし、単なる「内政問題」を「国際問題」にしてしまったわけです。

中国と韓国(朝鮮)は、自国を蹂躙した「戦争指導者」を合祀したと怒り、日本国内ではこれらの外国政府の主張に呼応し賛同する勢力が現れ、「A級戦犯の『靖国』合祀は不適正」と主張し、分祀が必要との見解を表明する始末になりました。
それ以来、「靖国」は国家を二分する百家争鳴の激論となったようです。

これに、小泉さんという、ちょっと変人が首相になり、大した政策もないまま「終戦記念日に『靖国神社』の参拝」を公約し、実際、その実現に向け既成事実を積み上げ始めたことで、中国と韓国(朝鮮)は苛立ち、(子供じみた)反発を日増しに強め、口を極めて感情的に罵る行為に出ているわけです。
この出来事に対し、過敏に反応する日本のマスコミは、「天下の一大事」とばかりに、中国や韓国(朝鮮)の期待以上に騒ぎ立て、とうとう「東アジア全体の国際問題」にしてしまったように見受けます。

いま、「靖国」は、基本的に「日本の国内(内政)問題」です。諸外国政府が、口を差し挟む内容ではありません。
しかし、一方で、日本も「靖国」を議論する際、過去の歴史や、過去の「大日本帝国」と現在の「日本国」を同一視し、同じ次元で議論することは止めなければなりません。

[民族は同じですが、国の政治体制は根本的に違うのです。この点への正確な理解が不可欠です。ここを整理して議論しないから、諸外国政府につけ込まれるのです。つまり、現在の「日本国」は過去の「大日本帝国」が犯した様々な事実について、諸外国に反省を示し、和解した上で必要な賠償を行い、それを諸外国政府と個別に条約を締結し、既に解決しています。従って、諸外国政府との関係において、未来関係はあっても、過去に対する償いをとやかく言われることはありません。これは国際政治の大原則です、「日本国」が「大日本帝国」の過去を、相手国政府に対し清算し、相手国政府は受け入れ、その担保に条約を締結しているのですから、後年になり、まだ足りないとか、誠意がないとか言われる筋合いはありません]

(しかし)いかに、脈々と日本人が日本の歴史を背負い誇りにしてきたからと言って、現代史で確定した事実をねじ曲げることは慎まなければなりません。自らに都合の悪いことを書き換えていたら、国際社会で真の友人はいなくなるでしょう。中国や韓国(朝鮮)に対し、ハッキリ発言する考えがあるなら、第二次世界大戦と中国大陸での15年にわたる日中戦争を、国際社会が理解し納得する総括を示す必要があります。

残念ながら、日本は、この点において、残念ながらまだまだ弱体な面を残しています。
兵士として徴兵され、戦争に動員され、無駄に生命を奪われた側と、無謀な戦争を明確な戦略もなく見通しもないまま、戦争を指導した側が、同じであるとは思いません。被害者が加害者とどうして同席できるのでしょうか?あるいは、なぜ同席させられるのでしょうか?(ここが「靖国」を利用した支配体制の重要なポイントです)
知恵のない無謀な「第二次世界大戦」で、戦場だけに限らず、国内で無差別爆撃により生命を落とした無辜の市民も加え、戦争犠牲者は310万人です。

いわゆる「A級戦犯」は、10人内外の一握りの輩でしょう。なぜ、同じでなければならないのでしょうか?

[自らが望まない戦争に駆り立てられ、無為に生命を奪われた兵士。無差別爆撃により生命を奪われ財産を失った無辜の多数の市民に対する国内での加害責任を、戦争指導者は負わなければなりません。同様に、他国の市民に対する加害行為について戦争指導者は負うのは当然です。本邦内で、A級戦犯に対する「戦争責任」議論で、特定の勢力は小児病のように、論理的に筋の通らない主張を感情的に繰り出しますが、その種の非論理的で感情的な主張が無謀な先の戦争に繋がったのではないかと懸念します。その意味で、他国からの批判にも真摯に耳を傾け、批判や主張に矛盾があれば、国際社会に通用する思考で論理的に反論すればよいのである。徒に、感情を激突させるだけでは、本質は何も解決されません。「戦争指導者」は、「国内責任」と「国際責任」を免れることはありません]

「靖国神社」は世界へ向け、合理的で論理的な説明をすればよいのです。できなければ、自らの責任を明らかにすべきです。この点で、現在「靖国」の側から積極的に、合理的かつ論路的な説明を受けた記憶はありません。
誰にも理解できない、つまり説明不能な、わけの分からぬ身内の話を、「靖国」側はしているに過ぎません。
それでは、世界は納得しません。

私たちは、中国でも香港でも、他の国でも、「日本人としての誇りを持ち、この件では、寄せ付けぬ議論をしています」。海外で活躍する、国を思う誇り高い日本人に、もっと、合理的で論理的な説明をすべきです!

中国も、韓国(朝鮮)もそれほど然様にバカばかりではないと考えます。しっかりした論争ができると、争点は残っても理解することでしょう。
小泉首相も、あそこまで「公約だと公言し、『心の問題』だというような、詭弁を弄せず、もっと正々堂々の議論」をして貰いたいと思います。海外在住者として、何よりも、国としての強いメッセージを望むものです。 ←引用終わり 

*お断り:( )と[ ]で括る部分は、「コラコラコラム」の側で追記したものです。

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2006/08/14

「大停電」による大きなパニックも事故もなく!

超高層のマンション、例えば50階(ざっと地上180mほど)に住む人は、今日のような「広域大停電」が起きたとき、どうなさるのでしょうか?

正直なところ、何がなんだか、分からなくなります。歩いて昇り降りするのは大変でしょうし、さりとて、エレベーターは動かないでしょうから。おそらく自家発電装置があるから大丈夫だと、ある友人は言うのですが。何よりも、超高層のマンションは完全空調だと思いますから、自家発電装置がなければ、真夏のこの時期に、自分の家でも閉じこめられると息が詰まるのではないでしょうか。

実は、数年前、不本意にも、ニューヨーク(マンハッタン)で「大停電」を体験させられました。偶然にも、停電が起きたときは、私自身は地上におりましたので、パニックに襲われることはありませんでしたが、それでも、その夜、非常に不気味な緊張感に包まれ、米国の友人達の助言やガードに従い、対岸のニュージャージーへハドソン川を渡って避難し、停電が回復するのを待ちました。

そのとき、もし、自分が宿泊ホテルの部屋で「大停電」に襲われていたら?あるいは、外出先で「大停電」のパニックに襲われていたらと考えたとき、もの凄い不安に襲われたであろうと考えました。

ニューヨークのような大都市で、多様な人がせめぎ合う場所で、完璧に英語をモノにしているわけでもない人間が、どのように自らの安全を確保できるか、後で考えたときゾッとしました。確か、9.11同時テロの後だったため、貿易センタービルは、既に姿を消していました。そのとき、例えば、エンパイアステートビルやロックフェラービルの上層階にいる人はどうするのだろう?と自然に考えました。

とにかく、自分自身が安全を保障されたことについて、本当に素直な気持ちで安堵しました。その記憶が蘇りました。

今日、東京を襲った「大停電」に巻き込まれた「外国人」は、どう対応されたのでしょうか。あるいは、超高層の上層階にお住まいの皆さんは、どのように対処なさったのでしょうか?走行中の「ゆりかもめ」が停止し駅間をお歩きになった方もおありのようですから、地下鉄のトンネル内に閉じこめられた方もおありでしょうし、皆さんどうなさったのでしょうか。

しかも、「大停電」の原因が、旧江戸川を遡上中の工事用クレーン船が、無造作にクレーンを伸ばし、それが送電線に接触したため、ショートし停電したとのこと、何とも凡ミスとしか言いようがない間抜けな話です。「東京電力」も、そこまで間抜けな野郎が、長大なクレーンを操るなどと考えもしなかったでしょうから。

分からないのは、そのクレーン船に乗っていた3人が、誰も感電せず無事にいることが理解できません。高圧電線に接触しショートしたわけですから、船が無事で乗船員も無事であることが理解できません(別に重傷になれと言ってるわけではありません)。旧江戸川の魚たちが、感電して大量に浮き上がったという話も報道されていませんし。本当によく分からない謎だらけのできごとですね。

何よりも、阪神大震災のとき、高層マンションに住む友人が、「毎日、水を運ぶのが辛い」と漏らしたことが、記憶の片隅に「しっかり」残っています。

報道では、「大停電」による、大きな事故は起きなかったようですから、よかったと思います。なんと言っても、日本はやはり平和なのですね。つくづく思い致しました。

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2006/08/13

阪急神戸線9000系車両の乗車レポートほか

以前、阪急電鉄が神戸線(専用)へ新規導入した9000系車両についての記事を掲載しましたところ、掲載記事を追われる方が多いようですから追記致します。

00074600hk_1阪急神戸線に新規導入された9000系車両は8両固定連結の一編成です。現在は一編成だけですが、多年度にわたり、徐々に増強されるものと思います。7月31日から営業運転をしています。偶然、31日の昼前、梅田駅8号線ホームから神戸・新開地へ向け出発する車両を眺めました。

京都線は9300系車両を導入し、最初の2年は一編成のみでしたが、昨年一気に2編成を増強し、現在3編成となっています。

従って、神戸線に導入された9000系車両も増強されるものと考えています。9000系、9300系、いずれも日立車両製です。アルナ工機製ではありません。

現在、9000系による特急車両としての営業運転は、大阪・梅田と神戸・新開地です。神戸線と神戸高速線を結んでいます。神戸線は、ダイヤ編成の性格から、梅田と西宮北口、あるいは神戸・新開地、高速神戸、三宮と西宮北口を各駅停車として営業運転することが避けられません。従って、特急専用(車両)限定の運転ではありません。各駅に停車する列車としても運用されます。

先日は、偶然にも、西宮北口~梅田を乗車することができました。気持ちはラッキー!という軽い感想でした!12日には、またまた、偶然にも神戸・新開地駅で電車を待っていると、またもや偶然、梅田から神戸・新開地、折り返しの特急車両として入線し、梅田までの特急運転に乗車することができました。何か、得したような、ラッキーな気分でした(子供みたいですね)。

感想は、乗り心地が随分改良されています。神戸線車両(9000系)は京都線車両(9300系)より改良されているような印象でした。何よりも、発進と停止が実にスムーズです。

写真は次のWEBでご覧下さい http://www.railfan.ne.jp/hankyu/ ダウンロードもできると思います。

興味深い点は、車両を横から眺めたとき、屋根に載せた空調機器全体を覆うデザインに見えるため、車両全体が一回り大きく見えます。先頭と最後尾車両を上から眺めるとV字型ですから、空力もあるのでしょうがスマートさを備えたナイスデザインです。神戸線も三宮以西は神戸高速鉄道線を利用し地下鉄道となりますから、神戸・新開地(地下駅)のホームへ入線してきた9000系車両は大きくまさに威風堂々の感じでした。京都線の9300系車両も、烏丸駅ホームへの入線を見ると、ひときわ大きく見えるのが不思議です。

いまや、首都圏の電車では不通になった、ロングシートの仕切りは、デザイン面では違和感もなく、スッキリ収まっていますが、これまで阪急電鉄の車両にはなかったこともあり、乗客には途惑いがあるようにも見えます。どう座ろうかと思わず躊躇してしまうのですね。新開地では、そのまま折り返し運転となりますから、昨日、見たところでは、乗り込んできた乗客は、一回座った席から、もう一度、別の席へ座り直す人が何人もあったように思います。特に、中央の2席シートに座った人は、必ず立ち上がり、別のシート(両端の3人席)へ移動していたのが面白かったです。

液晶表示板による案内は、次の駅、乗換駅などの情報が分かりやすいので、よいことだと思います。関西の鉄道では珍しいのでしょうが、首都圏では、既にJR東日本の「山手線」は全車両とも、この方式ですし、時にはプロ野球のナイター中継もありますから、いろいろなメディアとして利用することが考えられます。阪急HDのシェアホルダーとしては、今後この分野での事業展開に期待します。

阪急電鉄の次世代をイメージする、神戸線の9000系車両ですが、一編成ということもあり、乗車できる確率は「宝くじ」を当てる確率よりは低いと思いますが、なかなか至難の業でもあります。お時間がおありの方は、梅田駅で3時間くらい(18本程度の)特急をやり過ごすと乗車の可能性が生まれるのではないかと思い致します。

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航空機同時爆破テロ未遂、その続報から考えること!

この度の、航空機爆破テロリズム(未遂)の続報は、世界の仕組みを教えてくれるに充分すぎるように思います。

「アルカイーダ」もさることながら、コラコラコラムが当初に予想したとおり、基本的には「パキスタン」が抱える国内問題としての側面を、徐々に見せ始めてきたように捉えています。

Pknationalflag_2パキスタン政府は、あらゆる機会を捉え、自らの功績を喧伝しています。それはそれで立派なことです。異議を差し挟むことは致しません。なぜなら、国際テロ組織と闘うことを世界に向けて政府が宣言した国なのですから、それらの機関を徹底的に検索し、争闘することは、世界から、国際テロ組織を温存しているとの疑惑の眼を向けられている国の政府として、当然のことです。別に自慢するほどのことではありません。今回は、お利口さんでした!褒めてあげます。

Ukgbflag_2それはそれでよいのです。何よりももっと大切なことは、自国からテロリスト主謀者を担う側の人物を出さないことです。今回は、捕らえられた犯人の大半はイギリス国籍でした。しかし、後ろから操ってきたのはパキスタン国籍でパキスタンに在住する人物のようです。それらの全てが検挙されているわけではありません。

パキスタンは、隣国インドとの軍拡競争も大切でしょうが、それよりも内政の充実を図るべきです。余りにも大きな貧富の差が解消されるどころか、むしろ拡大する傾向を示している限り、パキスタンの中から「アルカイーダ」へ傾斜する人物が出ることを、パキスタン社会が阻止できないと思います。社会が阻止しない限り、「アルカイーダ」へのシンパシーを抱く者は増えることがあっても減ることはないと思います。

パキスタンは、外交と軍事を拡大することより、教育とその質を向上させることで、内政の改革を図るべきだと、ある時期、多少なりともパキスタン政府の政策に関わりを持たせて貰った一人の者として考えています。また世界は、共存に向けた、知恵をもっと必要としているように思い致します。

引用開始→ 黒幕のアル・カーイダ幹部、旅客機テロ計画主犯に指示 [讀賣WEB]
【ロンドン=本間圭一】英国の旅客機爆破テロ計画事件で、国際テロ組織・アル・カーイダ幹部が計画に関与していた疑いが強いことが12日、明らかになった。

逮捕された容疑者の中で、主犯格のラシド・ラウフ容疑者は11日、アル・カーイダ工作員と確認されたが、ほかの容疑者もアル・カーイダの基地で訓練を受けていた可能性が強いことが判明、アル・カーイダが今回の事件のシナリオを書いた疑いが強まっている。

12日付の英各紙は、米国やパキスタンの情報機関の話として、計画の「黒幕」として、マティウ・レーマン氏(29)の存在を挙げた。レーマン氏は、アル・カーイダの「軍事司令官」で、パキスタンのムシャラフ大統領への暗殺未遂や米系施設への攻撃の容疑で指名手配を受けた。「軍事司令官」の地位は不明だが、アル・カーイダ幹部と見られ、アフガニスタンまたはパキスタンにある軍事訓練キャンプで、イスラム系英国人を指導し、活動家が居住する国外の銀行に送金する役割も担っていたとされる。米同時テロから5年にあたる今年9月をめどにテロを計画。爆発物製造の専門家で、ラウフ容疑者にも指示を与え、今回の事件の計画を立案したという。

また、先月下旬にパキスタンの警察当局に拘束された別のアル・カーイダ幹部は、今回の事件で逮捕された容疑者を数人知っていると供述したことも判明。さらに、ロンドン東部ウォルサムストウ地区に居住する事件の容疑者が、アル・カーイダと関連するキャンプで恒常的に軍事訓練を受けていたと伝えられた。

12日付の米紙ニューヨーク・タイムズも、米政府の当局者の話として、ラウフ容疑者が1990年代後半から、アル・カーイダのキャンプで訓練を受けていたと報じている。

昨年7月にロンドンで起こった同時テロ事件では、主犯格の容疑者2人が事件前、パキスタンに滞在し、アル・カーイダとの関係を指摘されたが、十分に解明できなかった。
(2006年8月13日1時34分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun.   ←引用終わり

引用開始→ テロ阻止、電話傍受が奏功 パキスタン当局者 [朝日COM]
2006年08月12日23時43分
英国のテロ未遂事件でパキスタン政府当局者は12日、同国から英国にかけられた国際電話の傍受が、計画実行の阻止に大きく貢献したと明らかにした。AP通信が伝えた。

当局者によると、この通話は主犯格とされるパキスタン系英国人ラシド・ローフ容疑者がパキスタンで逮捕されたと知った仲間が、英国の仲間に急を告げたもの。傍受の時期は不明だ。同容疑者は、ロンドン警視庁が事件を発表した10日の約1週間前に逮捕されたという。 asahi.com ←引用終わり

引用開始→ 英テロ未遂、アルカイダ関与の証拠 パキスタンが声明 [朝日COM]
2006年08月12日13時22分
英国で摘発された米国行き旅客機の同時爆破テロ未遂事件で、パキスタン外務省は11日夜、事件に国際テロ組織アルカイダが関与した疑いがある、とする声明を発表した。当局が公式にアルカイダの関与に言及したのは初めて。

声明は、事件の主犯格を「逮捕された英国籍のラシド・ローフ(容疑者)」と名指ししたうえで、「アフガニスタンを拠点とするアルカイダとの関係を示す証拠がある」と述べている。ただローフ容疑者が逮捕された時期や場所、関与の具体的な内容などは明らかにしていない。

パキスタン当局は、事件にかかわったとしてパキスタン系英国人2人を含む少なくとも7人を国内で事前に逮捕したが、うち1人は、アフガンとの国境地帯で逮捕している。

パキスタンのシェルパオ内相はAP通信に、国境地帯で捕まったのがローフ容疑者だと認め、「その供述内容を英当局と共有することで未遂事件の摘発につながった」と語った。

パキスタンとアフガンの国境地帯は、アルカイダを率いるオサマ・ビンラディン容疑者が潜伏しているとされる。

パキスタンは米国やアフガンからテロ対策が不十分だと重ねて批判されてきた。パキスタン政府としては、声明でアフガンのアルカイダの関与を強調することで、パキスタンと事件の関係を否定する狙いがあるとみられる。 asahi.com ←引用終わり

引用開始→ 英旅客機テロ計画、爆発物は有機過酸化物か [讀賣WEB]
【ロンドン=渡辺覚】10日に摘発された英・旅客機テロ計画で、犯人グループが機内に持ち込もうとしていた爆発物は、昨年7月のロンドン同時爆破テロや中東の自爆テロなどで用いられた有機過酸化物である可能性が高いことが、12日明らかになった。英捜査当局は、家宅捜索で押収した化学物質の分析を急いでいる。

12日付の米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、英捜査当局の幹部が、旅客機テロ計画の爆発物は、有機過酸化物の一種である「トリアセトントリペルオキシド」(TATP)だったと明言した。また、同日付の英大衆紙サンは、英警察当局が、ロンドン東部の犯人宅で行った家宅捜索で、爆発物と見られる化学物質が入ったコーラのペットボトル数本を発見、押収したと報じている。

TATPは、「過酸化アセトン」とも呼ばれ、塩酸、硫酸、過酸化水素水など、入手がたやすい化学物質から合成できる物質。熱や炎による起爆が容易で、爆発の威力が強いことで知られている。

英各紙の報道によると犯人グループは、合成前の原料を別のペットボトルに入れて機内に持ち込み、トイレで合成した上、使い切りカメラを用いて起爆させる計画だったと見られている。携帯電話や携帯音楽プレーヤーでの起爆を計画した可能性もあるという。

過酸化アセトンは、原料が入手しやすいことから、インターネットの普及とともに2000年以降、同物質を用いたと疑われる爆破テロが世界各国で頻発。昨年のロンドン同時爆破テロでも使用されたほか、イスラエルでのイスラム過激派による自爆テロでも用いられている。(2006年8月13日1時43分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

引用開始→ 英航空機テロ計画、英に資金支援グループか・英メディア報道 [日経WEB]
【ロンドン=横田一成】英国で阻止された旅客機爆破テロ計画にはパキスタンと英国にまたがる大掛かりな犯行グループが関与していたとみられる。両国の捜査当局はパキスタンで逮捕され、アルカイダと関連があるとされる同国系英国人のラシド・ラウフ容疑者(26)らが計画の中枢を担い、英国の実行犯グループを指揮していたとみている。

12日の英メディアの報道によると、テロ計画は英国発米国行きのブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、アメリカン航空、ユナイテッド航空、コンチネンタル航空など七機を爆破させ、数千人の殺害を目的としていた。ジュースなどに見せかけて機内に持ち込んだ液体爆弾の爆発は各機に乗り込んだ人物がそれぞれ1人で実行する予定だったという。実行役の7人はいずれもパキスタンを訪問していたとされ、少なくとも遺書代わりのビデオテープ2本が押収されたもようだ。 (07:00) (C) 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights reserved. ←引用終わり

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イスラエルが勝手に始めたレバノン戦争、「停戦合意」など、噴飯モノになるだろう!

町内会の井戸端会議、国連は、イスラエルの勝手な主張に従う「停戦決議」を採択!

Unflag_10町内会の井戸端会議でしかない、国連の場で、戦争とは、こういうものだ、ということを、「イスラエルによるレバノン戦争」は如実に示している。つまり「強い方が勝つ!絶対に強い方の理屈がとおる!」という、国際政治の真実を露骨に見せている。これでは、武器を持たない「アラブの正義」は踏みにじられるばかりで、「アラブの正義」を掲げる側が、テロリズムへ、一層傾斜することの懸念が残る。

Ilnationalflag_13イスラエルは、当初の軍事的・政治的目的をほぼ達成したといえる。これは、イスラエルの安全確保に基づく当初の戦略であったろう。その戦略範囲を軍事的には確保できたのである。加えて、当面、占領地域を支配することで、レバノンの政治に対し、強い政治的影響力を与えることができる。とりわけ、イスラエルがイランの傀儡と見なしているイスラム・シーア派の戦闘組織「ヒズボラ」の押さえ込み(大弾圧)に弾みをつけることができる。

国連は、なんだかんだと言ったところで、実質的な機能は何も持たないのだから、居座り、居直った側が、結局は勝ちなのである。それが寝言や戯言でない「現実の国際政治」の力学である。イスラエルは、ハッキリとアラブの無知につけ込んでいる。

国際社会の多くは、この「停戦決議」でレバノンでの戦闘は終了すると、安易に考えるだろうが、そうはいかないのである。イスラエルによる「組織的な軍事行動」は停止される。これは間違いなく停止される。しかし、イスラエルによる都合のよい占領が始まるのである。国連軍が部隊編成に手間取る間、自衛権を楯に、占領地域を徹底して検索する権利を保障されたのだから、イスラエルにとり、これほどオイシイ停戦決議はありえない。

Irnationalflag_6イランの傀儡とか何だとか言われる「ヒズボラ」も、組織的武力抵抗に限界を見たから、一応形だけの停戦に応じるのである。組織を温存するために、ゴラン高原を越え、シリアへ移転するか、あるいは、レバノン中・北部地域へ活動拠点を移し、テロリズムの開発に力を注ぐかを迫られる。「ヒズボラ」も組織的軍事行動という正面戦では、武装力と機動力の面でとうていイスラエルには勝てそうにない、ことを今回悟っただろうから、少しの間は、平和を維持する姿勢を示すだろうが、その間に、組織の弱点を克服する再編を行うことだろう。それはテロリズムによるゲリラ的抵抗運動へ変身することが充分に予想される。

イスラエルは、この点を、十二分に把握しているだろうから、占領地を手放すことはない。今回の占領地こそ、「ヒズボラ」の母胎を構成する地域に他ならないからである。従って、徹底的な検索を加え、「ヒズボラ」の組織的壊滅に向けた、内政的な軍事行動を強化するだろう。その後でなければ、国連の平和維持軍を受け容れないだろう。

それでは、なぜ、イスラエルは、国連の平和維持軍の駐留を受け容れるのか?と考える人が出るのは自然である。その答えは簡単で、イスラエル軍を長期駐留させることは、イスラエルの軍事費負担が大きくなるからです。それを町内会の国連に負担させれば、イスラエルは財政上傷つかないわけです。それでは、国連軍の中軸を占めることが予想されるフランスは、レバノンを植民地として支配していた国です。レバノンは、日産自動車を再建したとされている、かのカルロス・ゴーン氏(彼はレバノン系フランス人です)の出身地でもあります。フランスが提供する国連平和維持軍はフランス軍といっても、これまでの例に倣い殆どは外人部隊です。中国は、レバノンへの国連平和維持軍への参加を狙っています。フランスも中国も、レバノンでの駐留費を支弁するかといえば、しないのです。しません。その費用は、主として、国連の通常経費から支弁されます。そして通常経費の最大負担国は、わが「日本国」そのものであります。

Cnnationalflag_4中国はなぜ、レバノンへ国連の駐留軍として軍隊を出すのか?といえば、これは中国一流の考え方で、「アジアの一員として、世界の大国として、中東和平に、強い関心がある」ことを示し、ウイグル族を始めとする国内のイスラム勢力に対し「イスラム社会への貢献を訴える」という国内向けの政治的理由が最初にあります。加えて中東での存在感を強めることが何よりも、いまの中国には必要なことであり、それをテコに「中東での石油利権の確保」を図ることが最優先事項なのです。つまり、中国は、日本の(国連)資金を使い、中東での存在感を強め、自国利益の観点から権益確保と利権掌握に日夜努力しているのです。日本国は、既に、中国の草履取りに堕していると考えることもできます。どう、お考えになるかは、個々人の自由ですが。

イスラエルの勝手な理屈で始めたレバノン戦争は、結局、戦地から最も離れた「極東の島国」へ請求書が廻される仕組みです。しかも、破壊されたレバノンの復興に対しても、わが「日本国」からも多くの資金が提供されることでしょう。その資金は、回り回って、世界の悪徳金融資本を握るジューシー達の懐へ還流されるのです。

つまり、イスラエルは、弱体な国内政権が、「実は、自分は強いのだ!」と国内向けに見得を切る手段の一つとして、対「レバノン」戦争を起案し、実行し、勝利し、その上、回り回って世界で金融資本を握る、ジューシー達への貢献も果たしたわけです。これが寝言や戯言ではない「国際政治」の現実です。

Lebanonflこの段階で、「レバノン市民の人権や正義」が一顧されることなどあり得ません。レバノンの市民は虫けらのように扱われ支配されるのです。また、大量の難民を生むことでしょう。イスラエルのジューシー達は、自らが2000年前に受けたことを、周辺各国の無辜の民に強要しているのです。それが、彼らのシオニズムを満足させる唯一無二の目的だからです。報道記事の行間を読み抜くと、そのようなイスラエルの狙いが透けて見える。

引用開始→ イスラエルとレバノン、14日停戦で合意 [讀賣WEB]

【ニューヨーク支局】国連のアナン事務総長は12日、イスラエルとレバノンがグリニッジ標準時14日午前5時(日本時間同日午後2時)に停戦することで合意したと発表した。

これに先立ち、レバノン政府は12日の閣議で、停戦を求めた国連安全保障理事会の決議を全会一致で受諾することを決定した。イスラエルも13日、決議を承認する見通しだ。ただ、イスラエル政府は、決議について「自衛のための軍事行動は停戦対象ではない」と解釈しており、ただちに戦闘が停止するかどうかは疑問だ。

一方、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエル軍の戦闘は激化。イスラエル軍は12日、レバノン国境から20~30キロ・メートル離れたリタニ川に到達、ヒズボラとの間で激しい地上戦を繰り広げた。ヒズボラ側は南部戦線で、イスラエル軍のヘリコプター1機を撃墜した。7月12に始まった戦闘でイスラエルのヘリが撃墜されたのは初めて。(2006年8月13日10時6分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun. ←引用終わり 

引用開始→ イスラエル軍、決議後も侵攻拡大…「作戦あと1週間」 [讀賣WEB]

【エルサレム=三井美奈】イスラエル軍は、国連安全保障理事会が戦闘停止を決議した後の12日、レバノン南部にヘリコプターで大量の部隊輸送を開始し、侵攻を拡大した。

同軍のホルツ参謀総長は同日、「兵員規模は3倍になる」と述べ、1万人規模だったレバノン南部での兵員を3万人規模に増やす方針を示した。

軍の侵攻拡大は、イスラエルのオルメルト首相が11日、安保理決議の数時間前に命じたもの。参謀総長は「作戦はあと一週間続く」と述べ、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)増強部隊の展開まで作戦を続け、ヒズボラを押さえ込む考えを示した。国連のデソト中東和平特別調整官は12日、ロイター通信に対し、部隊展開までの期間について「1週間から10日かかる」との見方を示している。

イスラエルのテレビ「チャンネル2」は12日、イスラエル政府は13日の閣議で国連安全保障理事会のレバノン停戦決議を承認し、14日午前7時(日本時間同日午後1時)に発効させると伝えた。政府は決議について、「自衛のための軍事行動は停戦対象ではない」との解釈で、実際に「決議発効」になっても、ヒズボラへの軍事作戦を続ける可能性が強い。

イスラエル軍は、国連安保理での決議採択と前後して11日夜から12日未明にかけ、レバノン南部の80か所を空爆。12日には、国境から約12キロメートルのガンドリアでヒズボラと激しく交戦し、「過去24時間でヒズボラ兵40人を殺害した」との声明を出した。AP通信によると、レバノン南部ラシャフでは空爆で少なくとも15人が死亡した。
(2006年8月13日1時59分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun. ←引用終わり 

引用開始→  ヒズボラ指導者、停戦決議を受諾  [讀賣WEB]

【ベイルート=柳沢亨之】ヒズボラ指導者ナスララ師は12日夕、自派のテレビ「アル・マナール」でビデオ声明を発表し、国連安保理の停戦決議について「レバノンとイスラエル(両政府)が停戦合意するなら従う」と述べ、受諾する意向を表明した。

ナスララ師はただ、イスラエル軍に対する武装闘争を「当然の権利」と強調。同軍の出方次第では「反撃する」と語った。
(2006年8月13日1時10分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun.   ←引用終わり

引用開始→ 国連レバノン駐留軍、拡充には数週間 [朝日COM]
2006年08月13日02時24分
米仏の当局者は11日、安保理でのレバノン停戦決議で決まった国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)の拡充をめぐり、12日にも部隊を派遣する可能性が強い国による協議を招集、早期展開に向けた作業を始めることを明らかにした。現在2000人規模の部隊を1万5000人規模にまで拡大するには数週間はかかるという。当初期待されていた国際部隊が国連憲章第7章による強制力を持つとされたのに対し、UNIFILは平和維持活動(PKO)としての制約も背負う。

1万5000人規模の部隊は、中東に駐留する国連PKO部隊としては突出した存在になる。

決議はイスラエル軍の撤退について、UNIFILやレバノン国軍の展開と並行して始まるとしており、UNIFILの拡充が停戦のカギだ。水面下ではフランスの部隊が増強の中核となることで合意ができているが、今後は国連PKO局が受け入れ側のレバノンや周辺国の意見を聞きながら、部隊の構成、装備を詰めることになる。

米国のライス国務長官は11日の安保理外相級会合で「名前は同じでも、同じ部隊ではない」と力を込めた。UNIFILは78年に結成されたが、イスラエル、レバノン両国の板挟みとなり、当時レバノン南部に侵攻していたイスラエル軍は00年まで撤退しなかった。イスラエルも撤退後は、ヒズボラの攻撃を抑えるため、より強力な国際部隊の派遣を望んでいた。

ただ、PKOであるUNIFILは、ヒズボラの武装解除などの役割は負えない。停戦監視やレバノン国軍の支援などが中心になる。新たな国際部隊が検討されながら、結局UNIFILの拡充で決着したのは、レバノンやアラブ諸国の反発があったためだ。

決議ではUNIFILの展開がイスラエル軍撤退の前提とされたため、ある国連外交筋は「(その展開まで)イスラエルはレバノン南部でのフリーハンドを確保した」と分析する。asahi.com ←引用終わり

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2006/08/12

ナマのベトナムが分かる、週間ベトナムニュース第75号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成18年8月12日 土曜日 第75号
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ こんにちは!!

Vnnationalflag_33いつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り 言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その75 今週のヘッドライン

* 8月07日(月) 入って安心 私の保険
* 8月08日(火) 悪代官と三河屋の構図
* 8月09日(水) 新しい観光開発
* 8月10日(木) 意図的なプロパガンダ
* 8月11日(金) 公務員襟を糺すか?!
* 8月12日(土) カンボジア農産品関税0%?!

8月07日(月) 入って安心 私の保険
*今年上期の保険部門の総収入は8000bドン(US500m$)に達し、対前年同期で18%の伸びを示し、年末までにこの総額が17000bドンになると期待されている。近年 保険部門の伸びはかなり高く推移しており、平均29~30%上昇しているという。1995年当時は、GDPの僅か0.37%を占めていたに過ぎなかったが、2004年には2%に上昇そして今年は2.5%となると見込まれている。

現在、ベトナムには28社の保険会社が存在しており、その内訳は5社が国営、7社が株式会社、6社が合弁企業 そして残り10社が外資系となっている。これ以外にも約30社の保険関連企業の代表事務所がベトナムに進出してきている。外資系保険会社の存在は地元保険会社へ経営の合理化を促し、顧客獲得の為に必要な魅力的な商品開発に仕向ける結果となっているが、外国企業との厳しい競争に晒されながらも、地元保険会社は効果的な経営を行っており、Bao Viet社等は国内シェアの45%を占めているほどだと財務省保険局Le Quang Binh局長は語る。

来年にはベトナム保険訓練センターの開校する予定で、保険分野で働く人材を育成して行くという。

(辛口寸評)
以前、筆者の会社で損害保険に入ろうと家内に提案した時、彼女は保険については理解したものの、保険料が必要だと話したところ“もったいない”と言われてしまった。彼女にしてみれば、起こらぬ可能性が高い事件に保険をかける必要がどこにあるといった立場であろう。それでも、数年経ったある日 弊社のハノイ営業所に泥棒が侵入し、商品の盗難事件が発生した際、ここでかけていた保険が役立ったことで彼女の保険に対する認識は180度転換したのだった。

最近では、ローカル保険会社から様々な種類の保険商品が売り出され、家内は家族用にいくつかかけている。保険会社から送りつけられるDMも昨今は増え、恐らくベトナム庶民の中に少しづつではあるが着実に保険に対する信頼感が育って来ているのだろう。現段階では都市部での伸びが顕著だが、今後 地方の顧客を取り込んで行けば更なる発展の可能性が保険業界全体に期待されることは間違いないだろう。ただ、気になるのはアメリカがこの分野でのイニシチャブを取ろうと政治力も取り込み虎視眈々と市場席巻を推し進めていることである。これについては、ベトナムローカル保険会社のみならず、アメリカを覗く外資系企業もうかうかとしておれなくなるだろう。

8月8日(火) 悪代官と三河屋の構図
*投資計画省のNguyen Ngoc Phuc副大臣に因れば、最近、輸出入加工区内での給料・労働問題及び健康保険などの待遇改善を求めたストライキ発生件数が増加傾向にあるという。今年上期だけで303件のストライキが起こり、これは昨年の2倍に当たる。ストライキ全体で外資系企業で発生したものが66%にのぼり、その中でも台湾系企業は36.3%、韓国系企業が28%で外資系企業では群を抜いたものだった。

これらストライキの多くはホーチミン市郊外や南部Binh Duong省・Dong Nai省で発生しているが最近ではこれらの傾向が中北部の都市や省などにも飛び火しつつあるとの報告も上がっている。副大臣曰く、多くのこれらストライキは法的手続き上 手順を踏まえたものではなかったが、労働者の要求は合理的であり、ストライキの発生原因は企業側が労働者との労働契約を遵守出来ていないところにあるとする。加えて、外資系企業の給与体系が市場の物価に照らし合わせ改善されないことにも起因していると副大臣はいう。

従業員宿舎の問題も経営者側から長く放置されてきた。例えば、Binh Duong省をケースとして見れば、これまでに整備された宿舎は全体計画数の僅か15%(約15000人分)しかなく、これはホーチミン市の4%、Dong Nai省と比較しても6.5%の遂行率に留まっているといった案配なのだ。労働・傷病兵・社会省労働者賃金課Pham Minh Huan課長は、行政当局がストライキ発生の根本原因を真面目に対処しようとせず、結果的に外資系企業の不正を蔓延らせてしまっていると告白した。

(辛口寸評)
韓国系や台湾系企業の多くは以前からストライキ発生件数が群を抜いて多かった。その多くが暴力を振るったというもので、たびたび新聞紙面を賑わして来た。流石に最近では暴力沙汰は以前と比較すると形を潜めたようだが、それでもこれら企業のやり方は関西弁でいうところの“えぐい”ものであるには変わりない。先ず、賃金の出来高払いが基本給に占める割合が著しく高く、基本的に基本給だけでは生活不可能な低レベル しかも、ペナリティーが多く設けられており、減点すれば給料から引かれてしまう。加えて、ペナルティーの一回当たりの減額は一日分の労賃に匹敵するかそれ以上だ。

また、社会保険などは熟練工を除き殆ど加入させず、未登録で雇用するなんてのは当たり前。おまけに役所が地回りに来ても、賄賂に色を付けその場を取り繕うこともしばしばで、結果的に労働争議となり跳ね返るといった構図が出来るわけだ。考えて見れば韓国も台湾も未だ賄賂が横行している国である。ベトナムでもそれがあれば彼らはツボを心得ているだけに与しやすいというわけなのだろう。勿論、上述の二カ国だけが悪いと言っているのではない。ただ、記事に出された統計結果を真摯に捉えるべきだろう。

8月9日(水) 新しい観光開発
*このほど旅行会社のBen Thanhツーリスト社は、他にはないベトナム旅行を模索している観光客用に岩登り・ワンダーフォーゲルなどの冒険的なツアーを設定した。これらのツアーに参加した観光客は自分の可能性を発見する機会を得られるばかりか、そこから自信を得ることが出来るだろう。Ben Thanhツーリストはユニークなツアーを香港で展開しているASCO社と業務提携を行い今回のツアーを開発したのだ。

ツアー参加費は一人50万ドン(US31.25$)で冒険好きの観光客はBien Hoa市の山に囲まれたBuu Long公園に連れて行かれる。到着後、公園内をトレッキングし、テントの設営。そしてツアーガイドに因る簡単なロッククライミング時の山頂の攻め方やその他諸注意の講習を受け、登頂に必要な知識を得るのだ。最初の登頂が終わると今度はケーブルを張った道を尾根づたいに山から山へ登坂するのだが、興味深くも非常にスリリングである。参加者はヘルメット・グローブ、その他の安全装備に身を包むのだ。

登山は智恵と判断力が必要とされ、ガイドの指示によってツアーが催行される。多くの参加者は初めのうちナーバスになるものの、一旦、登頂すれば全ての不安は達成感に変わりやみつきになること請け合いだという。

(辛口寸評)
ベトナムは観光収入を拡大する為、官民一体となって観光業に力を入れている。多くの場合、リゾート開発などによる大規模なホテルや施設の建設が主となっているわけだが、一方で環境破壊も懸念されている。そんな中で、このようなベトナムの自然を相手にした観光資源の開発は今後も大いに推奨されるべきで、この国にタイに優るとも劣らぬ自然環境が豊富にあるのだから、それらにねずいた観光開発に取り組んで行くことは今後の観光業の発展に多大な貢献をもたらすことだろう。

8月10日(木) 意図的なプロパガンダ?!
*最近ベトナムの多くの若者は大学へ進学することがその後の人生に影響を与えるとは考えていないらしい。また大学生に至っては卒業後の就職は物価の高いハノイで過ごすことはないと考えているという。
故にこれらの若者は、国営企業よりも地方や民間会社に就職を希望する傾向があるというのだ。Tuoi tre新聞が最近 ハノイ大学の学生を対象とした卒業後の進路選択に関するアンケート調査を行った。

結果から浮き彫りとなったのは、43.8%が地方や他の都市での就職を志し、21.6%が故郷に戻り、僅か34.6%がハノイでの就職を希望するに留まったという。これは明らかに学生たちの就職意識に変化が現れてきたといえよう。数年前までは、田舎の金持ちより都会の貧乏人の方がましといった感覚が若者たちを支配し、卒業後は如何に適職でなくても都市での生活を優先させていたほどだ。しかし、今は地元のハノイっ子ですら、都市に留まることが全てではなくなってきている。

ハノイ師範大学の学生Nguyen Trang Thuさんにとっても都市生活第一とは思わないという。「小さな省或いはハノイで働こうが、私の興味は先ずキャリアを磨くことで、兎に角 学んだことを仕事に生かせることが重要なのです。」とThuさん。宣伝ジャーナリズム研究所の学生、Pham Kienさんは地方で働くことに躊躇いはないと語る。「私は新しいことを発見したり、未知の土地を旅したりするのが好きですから、テレビや本などでしか知り得なかったベトナム北西山間部への配属が訓練生として決まっているので今からわくわくしています。」とKienさん。

多くの学生が将来の約束の地に関してハノイや都市が全てではないと考えているようだ。外国貿易大学の学生Pham Thanh Lanさんは、彼女の両親は彼女に国営企業への就職を勧めているが彼女自身は合弁企業への就職を希望しているのだという。「地方の工業団地では人材不足に喘いでいるというけど、我々のような若者がこれらの場所で働けば済むことでは?」とLanさん。

数年前、若者の多くは是が非でも大学へ行くことが必須と考え、偏差値の低い学校を選びそして入学を果たしてきた。しかし、そのような学校を卒業しても仕事はうまく見つからなかった。もしこれらの若者が努力で実力を養い優秀な大学を選ぶなり、職業訓練校への進路を選択したならば、それなりの仕事に就けただろうと思われる。

Thanh Hoa省の高校生Nguyen Lamくんは、大学の入試にパスする自信があるのだという。しかし、家が貧しく弟や妹も多いので彼は大学進学を諦め短大に進むことにした。短大で専門的な知識を学び早く稼ぎ出し両親を助け弟や妹たちの学費を稼ぐのだと胸を張る。多くの高校生は大人たちが考えるように、本人にやる気がありさえすれば大学へ行こうが、短大へ行こうが、職業訓練校へ行こうがきっと成功するとしている。実際、多くの高卒の小説家の活躍は目覚ましいものがあるほどだ。
このような傾向が生み出す効果は若者たちから古いこれまでの進学に対する考え方の脱却を促し、やりたいことに情熱を燃やしたならば、それも成功に導くひとつの要素なのだということを物語っているのではなかろうか。

(辛口寸評)
この記事を読んで真っ先に筆者の頭に思い浮かんだことと言えば、意図的なベトナムの若者に対するプロパガンダでは?ということだった。
というのも、筆者が知る限りベトナムも都市部での生活にあこがれ地方からやってくる人たちの数は年を重ねる毎に今も増え続けているし、都市に対する地方出身者の憧れは強く、一方で都市生活者は都市生活者であることに誇りと優越感を絶えず持ち続けているくらいなので、そう易々とこのような考え方が変わるとは考えにくいのだ。

政府は国民を指導する際 行政的な直接的なそればかりでなく、メディアを媒体として間接的な啓蒙活動を良く採り入れるもので、筆者が冒頭で書いた直感とはまさにこれを指している。この記事から読み取れる内容は、実は地方での人材不足を如何に緩和して行くかの取り組みの一環であること。勿論 筆者は是々非々論で政府の取り組みにけちをつける積もりは毛頭ない。寧ろこのような取り組みはベトナムに進出した外国企業にとって政府の支援とも云えるもので感謝すべき行いであると云えよう。今回は記事の中身はさておき、国民の世論をベトナムが創り出し、国家の運営を図りやすくするために、メディア等も活用し実施しているという好例となるものだ。

8月11日(金) 公務員襟を糺すか?!
*Nguyen Tan Dung首相は全ての役人に対し公金を使用した接待や記念品の受け渡しを禁じた。首相は昨今、公金を記念品の購入や接待に充てることが一般化してきていることを重く見て、公金の無駄と公務員風紀に悪影響を与えかねないとして、今回の措置に訴えたのだ。首相は全ての閣僚及び中央官庁職員 そして各人民委員会委員長に各職場において公金流用を厳しく関しするよう要請した。役所・個々職員はいわれのない接待やプレゼント受領を固持すべきで仮に拒否出来なかった場合においても、上司にその旨、報告すると共に受け取った金銭・プレゼントを法律に基づいて処理しなければならず、違反者は厳罰に処せられると語った。

政府は各役所や各職員に対し彼らが受け取った品物に関する報告を促し、それを正直に行えば規律の減免措置を講じるとしている。首相は財務省に品物の授受に関する規約の制定をさせ、それは公務員倫理法に沿って策定されるという。首相は今後会議や宴会などを公務員が主催する場合は簡素な方法を用い、これに従わない者は厳しく取り締まると結んだ。

(辛口寸評)
首都ハノイは役人の街である。夜の町に繰り出して、そこそこ名の知れたレストランなどへ行くと必ずや、したたか飲んで場に似つかぬ大声で傍若無人に振る舞うグループに出くわす。その中で幹事役とおぼしき人は、「この店で一番高い酒を持ってこい!!」等とえらい景気の良いことを吼える。別に聞き耳を立てる積もりはないのだが、余りにも五月蠅いので彼らの会話内容は嫌でも耳に入ってしまう。そこから彼らが役人であることが簡単に判るのだが、それにしても飲みっぷりといい食べっぷりといい他の席を完全に圧倒している。

ボトル一本100ドルもするようなものを平気で何本も空けている。先ず、これらが彼らのポケットマネーから出ているとは到底考えられず、やはり接待費か或いは賄賂から出ていることは容易に想像がつくのだが、成金趣味的で何とも鼻につく。一般庶民のベトナム人が入ることが出来ないレストランの中の出来事なので表に出ることは少なかろうが、それでもパブリック・サーヴァントとして襟を糺して貰いたいものである。

8月12日(土) カンボジア農産品関税0%?!
*ベトナム政府はプノンペンにてカンボジア産の40品目に渡る農産品に対し0%の関税を9月1日から適用する調印を行った。対象産品は米・コーヒー・ゴムを含み、二国間に跨る17箇所の国境にて実行に移されるという。しかし、一部の米とタバコについては、ベトナム側の新しい既定に沿った輸入割り当てが課せられることになる。カンボジアのKem Sothane商務相が、調印式後にベトナム新聞社プノンペン支局特派員に語ったところで
は、今回の調印が両国の貿易をさらに加速させ、これはカンボジアの貧困を減少させる効果にも繋がるとした。

カンボジア側のカウンターパートベトナム商務副大臣Phan The Rue氏は、今回の調印は関税減率及び免罪は二国間がこれまで取り決めてきたロードマップに従ったものであり、カンボジア産農産物の減税措置は、二国間の貿易傾向を反映したものに加え、ベトナム政府が掲げる近隣諸国との経済の活性化に寄与する政策であると強調した。今回の調印には別のカンボジア商務相Ouc Bonk氏とカンボジア商工会議所会頭Kit Miengと100名を超す両国のビジネスピープルがこの水曜日プノンペンに内揃い行われたのだった。ベトナム商務官は、この際 2007年にベトナム・カンボジア両国はそれぞれの重要基幹産品のトレードプロモーションをベトナム商務省が企画中であることを発表した。

ベトナム・カンボジアは投資環境を向上させ、トレードプロモーションの効果を高め、現在持てる可能性を実現可能なものにして行かねばならないとRue氏が語ると、カンボジア開発カウンシル事務局長Sock Chenda氏は、二国間の貿易を更に発展させるため、カンボジアはベトナムのビジネスにおける優遇政策を立ち上げて行くだろうと返答した。そして現在、審議中で12月に発動予定のBavet・Moc Bai国境で行われるワン・チェック・カスタムポリシーを引き合いに出し、同様な措置は別の四つの国境でも講じられるだろうと付け加えた。

今年上半期の二国間の貿易額はUS417m$に達し、対前年比で28.7%増を記録し、今年度中に取引総額は、US900m$を突破すると見込んでいる。

(辛口寸評)
今回、ベトナムが部分的とは言え40品目に亘るカンボジア産特定農産品の関税率を0%に至った経緯は定かではないものの、以下の3つのことが考えられる。1つめは、アセアン域内における将来の非関税障壁撤廃に備えた練習、2つめは、記事にも書かれているようにカンボジア農本経済の自立と活性化の手助け(これにより恩を売っておく)が挙げられる。尤も重要な目的はベトナムが明確に農業国から工業国への脱却を計り、その為、国内需給だけでは将来不足が見込まれる農産品の確保をカンボジアからの恒久的な輸入によって補おうとする意図が存在するわけだ。とは言え、表面上、関税を撤廃すると言っても、ベトナムにとってはこれまでカンボジアから闇で流れてきた農産物を考慮すれば、税率を0にしたところでカンボジアに恩を売るだけで今更、痛くも痒くもないのが本音だろうが、、、。

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2006/08/11

We need "In to A Black Sun".この本を探しています!

故 開高 健先生の、毎日文学賞受賞作品、「輝ける闇」の英語版「In to A Black Sun」を2冊、探しています。

We need the book which title named "In to A Black Sun" 2 books wrote by Takeshi Kaikoh.

If you have this books.  Then could you please send comments to our column. Afterthat, we must connect to you by e-mail soon.  And pay fare which today's value of price.  We must pay for you.

お手持ちの方があり、お譲り頂けるようでございましたら、当コラムのコメント欄へ、ご一報頂けませんか?ときをおかず、当コラムから、ご連絡申し上げますので、皆様へ、ご協力をお願い申し上げたく掲出する次第です。必ず、応分の謝金をお支払い申し上げます。ご一報賜ることができますと、まことに幸甚に存じます。

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2006/08/10

航空機テロは、余りにも卑劣で残忍だ!テロリストを徹底的に糾弾する!

アルカイダか、何か知らないけれど、航空機を使ったテロはヤメろぉ~!

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060810it08.htm?from=top 讀賣WEB

http://www.asahi.com/international/update/0810/012.html 朝日COM

http://www.asahi.com/international/update/0810/009.html  朝日COM

取り敢えず、各紙のWEB速報をチェックしてみました。参考にアクセスして下さい。

報道各社のWEBでの続報リンクは最下段に追加掲出しています。

コラコラコラムは、主宰者が移動手段としての航空機をこよなく愛することもあり、航空機を使用した、ハイジャックとテロリズムは余りにも卑劣だと考え、強い嫌悪感を持っています。

航空機テロには断固とした姿勢を示すべきだと考えています。イスラム教徒の過激な集団が手段を選ばず、航空機テロを続発させるなら、イスラム教徒の多くが、結果的に航空機利用を忌避され、自ずと移動を制限されることになるでしょう。それは、世界には大きなマイナスを生むと思います。

Ukgbflag_1ロンドン、ヒースロー空港は、未曾有の大混乱だということですが、どうなのでしょう。2万人以上3万人近い人が、甚大な影響を受けているようです。空港の警備を厳重にして、一握りのテロリストを排除するために、他の多くの利用者が多大な迷惑を受ける。その被害は甚大です。イスラム教徒の過激派は、世界の交流を阻止しようというのでしょうか。それが徹底されたら、イスラム教徒の過激派も大きな損失を受けるのだという、現代の世界の仕組みが基本的に理解できていないのだろうと考えてしまいます。余りにも、幼稚で話になりません。

伝えられる範囲では、逮捕されたグループは24名で、イギリス生まれのパキスタン系人とのことですが、以前起きたロンドン市内のバスを中心とした交通機関同時テロに連なるグループなのでしょうか?

基本的には、イギリス国籍を保持しているのでしょうが、考え方は、偏狭なイスラム教徒の過激派というわけですか。簡単にパキスタン系人といっても、実際には(パキスタンでは)パシュトン人に連なる民族ではないかと推察するのですが。

Pknationalflag_1パキスタン(正確には、パキスタン・イスラム共和国)は、実は大変複雑な民族複合国家です。カラチを中心とする南部地域は、インドとイギリスからの独立を分け合ったとき、インド側から大量のイスラム教徒が流入定住し、50年近い年月を経ても、インド側から流入した住民に関わる問題は、未だ、解決されているとは言い難いように見受けます。この問題は、現在のパキスタン、とりわけカラチを中心とした地域では、政治の貧困もあり解決できない、極めてセンシティブでナイーブなテーマであり、不安定の最大要素となっています。

Innationalflag_2同様に、パキスタンと国境を接するインド側の大都市ムンバイを構成する人口の半分は、インド側に残ったイスラム教徒です。ムンバイも、イスラム教徒住民の対応に苦慮しています。インドとパキスタン、バングラディシュは、元来、兄弟の国です。いろいろな学説はあるようですが、両国の独立に際し、実際に国境の基本線は、藩王国マハラジャの支配地域と、そのマハラジャが信仰した宗教性が基軸となり、現在に至る国境線が確定しています。当時は、この解決策以外に適切な方法を持たなかったのでしょうが、この安易な方法が、現在に至る過程で、インド・パキスタン問題を複雑にしていると言えます。

何よりも、この安易な国境線画定の象徴は、カシミールの帰属問題を残しました。カシミールの帰属問題は、現在も両国の指導者の知恵で解決できないばかりか、軍拡競争の原点になっています。ついに、パキスタンもインドも、核開発を達成し核保有国となりました。加えて両国とも大陸間弾道弾を所有するまでの軍拡競争に至りました。これを米国は「対中国政策」もあり積極的に牽制できませんでした。

パキスタンは、軍事技術による国家の安定を掲げます。これは基本的に「北朝鮮」の発想と同じで「幼児の思考による小児病の論理」に過ぎません。国家の安定は、何よりも「貧困の一掃」です。パキスタンは、政策面で貧困を克服しない限り、パキスタンも北朝鮮と同じように、自ら誇り高い国家と喧伝してみても、国際社会で伍すことはできません。貧困は、国内政治を不安定にし制度の崩壊を招くからです。何よりもパキスタンは、カラチの貧困を克服し一掃すべきです。その資金を外国からの援助に求めるのではなく、自ら私腹を肥やした人達の資金を投入すべきです。カラチ(パキスタン)の貧困は、パキスタンの政治の貧困を象徴しています。

その貧困から逃げ出す「中間的な所得者」の行き着く先の多くが、かつての支配者であったイギリス(あるいは香港でした)です。イギリスや香港まで辿り着いた人は幸せなように見えます。しかし、イギリス社会を構築する社会の論理は欧州社会の論理です。これは当たり前のことです。苦労して(何が?苦労か分かりませんが?)イギリスまで辿り着いても、彼らは頑固に、イギリス社会の論理を受け入れようとしません。

古来よりアーリア人として生きてきた手前勝手な小理屈による論理を繰り出しても、自ら、困難を克服するために主体的に何かをするということは避けるようです。つまり「口は動いても、体も手足も動かさない」のです。やがて、イギリス社会で排除され、ポジションを得ることができなくなり、片隅へ追いやられてしまいます。イギリスで高等教育を受けた人も、そのチャンスを得ることができなかった人も、同じように、動かない人は排除されます。これが、移住先イギリスでの社会問題を形成しています。

パキスタンの政権は、「人」の心が分からない。「人道」への配慮ができないように見受けます。決定的には、インドと一緒に、宗教性の違いを掲げ、西パキスタンと東パキスタン(現在はバングラディシュ)という歪な独立を達成しましたが、30数年前、パキスタン(西側)による圧政にたまりかねた、東側(バングラディシュ)が西側からの独立を求めました。これに対する弾圧は熾烈を極め、遂に、内戦となりました。何とも言えない過酷で熾烈なイスラム教徒同士の戦争を経た上で、パキスタンは自らの植民地のように隷属させたバングラディシュを失いました。パキスタンの稚拙な圧政から独立したバングラディシュも、その政治的稚拙さにおいては、西側と大きく変わることもなく、未だ貧困を克服できないままです。

パキスタンは、核兵器を開発する資金があるなら、自らの資金で、国内の貧困を一掃せよ。パキスタンの政権が行っているわけではないけれど、結果的にはテロリストを輸出しているのと何ら変わらないのである。テロリストを輸出するな!

http://www.sankei.co.jp/news/060811/kok043.htm  サンケイWEB

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060811it05.htm?from=top  讀賣WEB

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060811i105.htm?from=main1  讀賣WEB

http://www.asahi.com/international/update/0811/005.html  朝日COM

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060811it11.htm?from=top 讀賣WEB

追加:検証する方向の記事が掲載され始めました

http://www.asahi.com/international/update/0812/003.html 朝日COM

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060811it14.htm?from=top 讀賣WEB

追加:検証記事の続報がありますから、紹介掲出致します。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060812it15.htm?from=top 讀賣WEB

http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__kyodo_20060812ta014.htm nifty 共同通信

状況が、判明するに従い、もっと積極的に追記致します。

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2006/08/09

イランは、やはりイスラエル・米国との最終戦争を想定したのか?

Unflag_9イラン大統領、国連事務総長に電話で、イスラエルのレバノン攻撃を非難し、「停戦に持ち込めるのは、アナン事務総長である」と、発言したと報じられている。いつも、町内会の井戸端会議でしかない、国連の場での会議や決定を無視し続けたイランが、国連にすがる姿は驚きである。偉そうな発言や、恫喝を繰り返し続けても、所詮は、ただのくだらない俗物でしかないようだ。

Irnationalflag_5イランも、イスラエルとヒズボラの一時停戦を打診する方向へ舵を切る?それではイスラエルと米国の思う壺だろうが。そうではなく、やはり、イスラエルが米国と組んで、想定していると考えられるイランとの最終戦争での最終的な勝利を想定し描いているのだろうか。イランは、現状ではヒズボラが押し返せないことを悟ったのか、決定的なダメージを受ける前に、名誉を残せる一時停戦をイランの大統領が漏らしたことは、決定的に大きい、国際世論というか、国際政治の力学の前で、バカにされ無視されるのか、実に矮小な展開になってきたように思う。多分、狡猾な米国の手により、世界に向けて赤恥をかかされるのだろう。

イランは、ヒズボラに一時的な停戦を確保させ、早期に戦略兵器の開発に向かうのだろう。米国は、イランの魂胆を想定済みのことだろうから、イスラエルを含め、そう簡単に停戦協議に応じるとは考えられない。その間にも、レバノンの無辜の市民は、自らの意志に関係なく殺戮され続ける。

Syriafl_1とは言っても、シリアは、戦時体制に入るだろうし、イランも黙って戦争準備を急ぐことだろう。イスラエルによる戦争(攻撃)速度は、イランの想定範囲を大きく超えていたのだろう。米国は、この点を見逃していないようで、イスラエルを焚きつけ、地上軍を増強した上での大量投入を教唆したように見受けられる。イスラエルは、レバノン国境から20Kmほど侵攻し、南部地域全体を占領する考えを表明した。

Lebanonflag_2レバノン内戦に、イスラエルがかつて、手を突っ込んだとき以上に、大量の地上軍を投入することになる。これまで、ヒズボラは、対イスラエル戦では、ロケット弾攻撃で応戦し続けてきたが、イスラエルはレバノンでの闘いが、地上戦になると、イラクで米軍が取り込まれ逃げ場を失ったように、徹底したゲリラ戦との闘いに悩まされることになるだろう。正規軍がゲリラ戦に対応するとき、余りにも多くの犠牲を覚悟する必要があると、多くの軍事叢書は総括している。イスラエルは、どこまで犠牲に堪えられるか。

Ilnationalflag_12イスラエルの政権は暴圧的・暴力的でも、イスラエルの市民は、一定のレベルで満ち足りた生活を既に享受している。つまり失うモノを抱えた生活をしているわけで、一人の生命の重みについても、ダヤン国防相が指揮した第4次中東戦争の頃とは異なり、考えるようになっている筈である。つまり、米国化が一定程度進んだと考えている。過去の精神でもあるジューシー流の特攻精神がどこまで讃えられるか定かではない。

何よりも、いかに世界各国へ隈無く資金を貸し出す手合いの母国、父祖の地を預かる政権かも知れないが、世界の世論は、イスラエルの蛮行を、いつまで、どこまで許すだろうか。イスラエルも米国も、遣りたい放題が許されると考えているなら、余りにも、人類をバカにしているのではないか。

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2006/08/08

強盗、ゴロツキ、イスラエルと米国のレバノン無差別攻撃、本当の狙い!

戦争による破壊は、憎しみを生んでも、友好を生むことはない。

Ilnationalflag_11イスラエルは、国際世論など、何処吹く風で、真剣に耳を傾けることもないまま、遂に、レバノンの首都ベイルートへの攻撃を開始したようだ。今回、イスラエルが最初に主張したことは、レバノン国境をパトロール中に、レバノンの民兵組織「ヒズボラ」に捕らえられた二人の兵士を釈放せよ!であった。釈放に応じないなら、実力で取り返す!であった。

実際に、二人の兵士がヒズボラにより、捕虜になったかどうか、確認されていない。何よりも、どの部隊に所属する誰かも明らかにされていない。イスラエルは、パレスチナ側でも、同様に、ハマスの武装組織に二人の兵士が捕らえられた、と主張しているが、これも確認されたわけではない。

つまり、同時期に起きたとされる、「二人(合計4人)の兵士が捕虜に」というのは、イスラエル得意のデマコギーの疑いが消えないのである。それは、今回のレバノンに対する侵略戦争を始める口実に過ぎないのではないか。おそらく、それ以外には考えられない。

Lebanonflag_3なぜ、隣国レバノンが犠牲になるのか?答は簡単である。まず、レバノンはフランスの植民地だった。そのことも作用し、カトリック教徒、イスラム教徒が割拠し、それぞれが独特の政治勢力を構築している。何よりも、伝統的なフランスの思考方法が根強くあるため、国論が統一されることはない。「分裂させて統治せよ!」この思考方法こそが、フランス植民地社会に根付いた統治論理であり、とりわけレバノンには徹底されている。そのため、レバノンの世論はモザイク国家を表徴し決して一本化されることがない。イスラエルは巧みにこの点を衝いてくるわけである。

さて、どうして、イスラエルはレバノンを組み伏せるのか?その答えは、次にシリアと戦争を開始するためである。レバノンは、中東では珍しく、真水が豊富な国である。その水が国旗にも描かれる「レバノン杉」を育てるのであり、緑豊かな国である。

Syriaflシリアは、基本的にはイスラム教徒が多数を占める国であり、大アラブ主義の主張に賛同し続ける国である。また、何よりもイランの影響力をまともに受ける国である、とイスラエルと米国は規定している。イラクのサダムフセインを倒したのだから、次は、シリアのアサド親子を倒し、その上で、イランとの最終戦争に備える。その手始めが、レバノンの占領であり、レバノンの解体である。その後、シリアとの戦争に入るわけである。最後はイランとの全面戦争だ。イスラエルは、ヒズボラの後ろはイランだと、一生懸命にネタを繰り出し非難を強めている。米国は、この主張を見守り、結果的には応援している。

イスラエルは、強気である。極めて強気である。極めつきのゴロツキぶりをいかんなく発揮している。レバノンへの攻撃を日々エスカレートさせ、レバノンを痛めつけている。レバノンの市民は、「なぜ、イスラエルに、ここまでされなければならない?」と大きな疑問が生じるはずである。この点がイスラエルの第一の目標でもある。そうなれば、イスラエルはすかさず主張する「それは、イランの傀儡であるヒズボラを抱えているからだ!」と。この、ジューシーなご託宣に、レバノン市民の多くが、武器を持って立ち上がり、ヒズボラを含む現政権を打倒することを願っているのである。その後、レバノン市民が樹立した新政権の要請を受け、治安維持に乗り出す構えなのである。だから、その前に、国連の平和維持部隊が大挙してレバノンへ繰り出してくると困るから、必死で、戦線を拡大し続けるわけである。

Unflag_8結果的には、国連軍が平和維持活動に参与させられるのである。丸投げポチ公の資金(貴重な税金=本邦の血税)も投じられるのである。イスラエルは、その時には参与しないのである。しかし、軍隊はいろいろ小理屈をつけて駐屯させるのである。その理由は、本来の目的の前段階を達成するためのシリアとの戦争を有利に導くためにである。

G8サミット前に、イスラエルとパレスチナを公式訪問した、丸投げポチ公は、サル屋のブッシュ親分からの「お言伝て」を届けに行ったのである。前後も何も考えずに。プレスリーの毒が頭まで廻ってしまったこともあり。メンドリ・ライスの狡猾な目つきに震え上がりながら、忠実な忠犬ぶりを発揮しに行ったわけである。

町内会の井戸端会議、国連の場では、相も変わらず、イスラエルと米国の途轍もないお喋りに付き合わされて、少々、グロッキー気味のようである。それが、ゴロツキどものねらい目なのである。可哀想なのは、国論分裂のレバノン市民である。

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2006/08/07

イスラエルによる、レバノン戦争は終わらない!

Unflag_7町内会の井戸端会議、国連は、イスラエルによるレバノンへの侵攻戦争でようやく米・仏間のボス交に目処が立ち、国際社会向けのポーズだけは、通過儀礼としての話し合いの場が設けられたような、コメントを垂れ流しているけれど、実際、実務者の間で「平和」に向けた話し合いが始まるまで(前)に、イスラエルのような勝手な理屈を繰り出す国は、戦線を拡大し、レバノンにおける自らの権益を徹底拡大することを狙う。

従って、国際世論がどうであろうと、どんな逆風が吹こうと、自らには関係がないという姿勢を貫くし、相手にしないのである。例え、イスラエル内で政権が代わっても、そこから撤退命令が出ても、レバノンとパレスチナで繰り返す戦争による暴力を止めることはない。

Ilnationalflag_10なぜなら、イスラエルの軍隊は、周囲の国々と闘うこと、戦争をすること、戦争を続けることが自らの存在意義を誇示する手段になっているから、おいそれと戦争を止めるわけにはいかないのである。10年に一度は、どこかで誰かを敵にして、四六時中戦争していないと気が済まない構造になっている。

Lebanonflag「イスラエルは強いのだ!分かったか!」と周辺国を威圧するためだけに存在しているわけだから、戦争がなくなれば、イスラエル軍の存立基盤が崩壊しかねないのである。そのためには、パレスチナは勿論、隣国のレバノン、シリアと適当に戦争できる理由作りをしてくれないと、自らの躰と組織を持て余すのである。本当は、イランと一発戦争してと考えているらしいが、簡単に戦争を仕掛ける理由が見あたらない。

Palestineflag_11まずは、パレスチナを叩き、返す刀でレバノンを滅多打ちにしてしまう。そのうち、弱いくせに、シリアがちょっかいを出すことだろうから、弱いシリアを徹底的に叩き潰す。すると、いよいよ、イランとの直接対決の希望が適えられる。そのときは、米国は従いて来ざるを得なくる。「世界の諸悪はイランにある」と、イスラエルは常々考え、米国にも吹いているから、巧妙に、対イラン戦争を準備するだろう。対するイランも、イスラエルは中東でのイランの権益を犯す最大の敵だから、徹底的に叩き潰すことが必要だと認識している。つまり、潜在的な仮想的なのである。

イスラエルは、レバノンのイスラム民兵組織ヒズボラにより捕虜となった兵士二人の釈放を掲げたが、これはレバノン戦争へ踏み切るための口実に過ぎない。本当に捕虜になったのか謀略行為かどうかも分からない。イスラエルは表面上、兵士の解放を要求しながらも、真剣に交渉せず、あっさり、戦争に踏み切ったのである。

これは、パレスチナに対しても同様の手口で、報復と称して侵攻し戦争行為に出た。その結果、双方の戦線で、イスラエル側だけでも、既に100人以上の死者を出している。レバノン側は700人を超える民間人が犠牲になっている。パレスチナでも同様だ。最近、パレスチナの友人からのメールが届かなくなった。ハマスが選挙で勝ったときには、希望に満ちたメールが届いたのに、どうしたのだろうか、いま、どうしているのだろうか?犠牲になってしまったのではないか?心配の種は尽きない。パレスチナの友人は、この度の、イスラエルによる身勝手な戦争を、もっと分かりやすく解説してくれるのに。

Irnationalflag_1本質的にはテロリズムを心情とする国家は、表面上、民主主義や自由な制度を強調するが、そこはやはり、ゴロツキの集団だから、国家が国家権力の発動としてテロリズムを実行しても、それは国家防衛であり、戦争行為だと主張する。一方で、萌芽的な統治状況にある(国際社会で)非認知の準国家機構が展開する、防衛についての主権発動は、認められないと主張し、テロリストによるテロリズムだと断罪する。ナント身勝手な論理であることか。イスラエルの主張は、自らは国家である。レバノンに巣くう、イスラム民兵のヒズボラは単に夜盗の類でテロリストの集団に過ぎないと都合よく主張する。一歩譲って、イスラエル国家を牛耳る輩こそ、イスラエルのテロリスト集団ではないか。それらが、イスラエルという国家を乗っ取り、自らの都合で他国へ戦争を強いているのではないか、と思わず疑ってしまう。いずれにしても、イスラエルも、イランも、冷静さが必要だ。おそらく冷静になれる「人としての思考」を持つなら、ここまで世界の国々で嫌われることはないのだろうが。

国連という、町内会の井戸端会議は、果たして、本当に役立つか?間もなく、答えが見えることだろう。

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2006/08/06

第88回高校野球全国選手権、初日の第三試合は、まるで決勝戦でした!

夏の全国高校野球選手権大会。

今年は88回大会だという。初日の第三試合は、さながら決勝戦でした。少なくとも、そのように考えています。日曜日で、初日、しかも今大会屈指の好カードとあって、甲子園球場は朝から満員でした。タイガースの公式戦と同じように、人で膨れあがっていました。第三試合の公式入場者は4万7千名とのことでしたから、タイガースの公式戦に1500人ほど足りないだけです。炎天下に、よく集まったものだと思います。

自らもそのうちの一人です。横浜高校の巧みな試合運びと2回目の春夏連覇を期待し、炎天下の甲子園球場へ駆けつけ、ようやく席を確保し試合を観戦することができました。

いずれが勝っても勇者だと考え、白熱の試合を見守ることができた。序盤は横浜高校が押し気味にそつなくゲームを支配した。中盤は縺れかけ、双方が実力をいかんなくぶつけ合い、素晴らしい展開だった。終盤は、大阪桐蔭が、地力を発揮し圧勝に近かい終わり方となったが、横浜高校も9回裏に意地の粘りを見せた。

横浜高校、敗れたとはいえ、立派でした。大阪桐蔭、勝ってもまた素晴らしかった。

無茶苦茶、暑かった、灼熱地獄とは言い過ぎかも知れませんが、そんな炎天下に始まり暮れ切る手前で幕切れとなりましたが、手に汗握る好ゲームでした。おそらく今大会を象徴する試合の一つとして間違いなく記憶されることでしょう。クジ運とは恐ろしいものですね。大阪桐蔭の二回戦で対戦する相手は、自動的に早稲田実業になったようです。これまた決勝戦に等しい試合展開となることでしょう。

まさに、「雲はわき、光あふれて、天たかく、純白のたま、きょうぞ飛ぶ、若人よ、いざ、まなじりは、歓呼にこたえ、いさぎよし、ほほえむ希望、ああ、栄冠は、君に輝く!」に相応しい一日を体験できました。

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2006/08/05

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第74号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成18年8月5日 土曜日 第74号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflag_32いつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その74 今週のヘッドライン

*7月31日(月) 中国人観光客の期待
*8月01日(火) ジャパン・フェスティバル2006
*8月02日(水) 幼稚園不足深刻化
*8月03日(木) 時代遅れの尊厳
*8月04日(金) 有害サイトから子供を守る
*8月05日(土) 日越経済関係の行方

7月31日(月) 中国人観光客の期待
*中国雲南省からやってきた企業家グループはメコンデルタのTien Giang省を訪れ、観光業発展の可能性を調査した。Tien Giang省当局者は一行に地元の産品・観光業、それに投資について紹介した。同省人民委員会副委員長のTran Thanh Truong氏曰く、Tien Giang省は今後、省を挙げて観光資源・観光に付随するキャンペーンプログラム・旅行ギフトなどの情報交換を雲南省と将来的に交わして行きたいと述べた。

中国視察団一行はTien Giang省に対し、メコンデルタの特徴を生かし、中国人観光客の趣向に併せた地域の伝統やエコツアーなどを立ち上げる努力をして欲しいと要請した。今年これまでにTien Giang省は5万人の観光客を誘致しており、内27000人が外国人客で、その3割が中国本土からの観光客となっている。

(辛口寸評)
ほんの2~3年前まで、中国語を操る観光客といえば、台湾人か香港人、或いは近隣の華僑といったのがベトナムの相場だったが、中国本土の好景気を反映してか、最近はメインランドの中国人たちが日本で随分前に流行ったマディソンスクエアガーデンのような旅行会社名が入ったスポーツバックを片手に大挙してこの国に訪れる姿を見かける。ついこの間も、メコンデルタ観光の人気スポット、メコン遊覧を楽しんで来たところだが、船着き場でも、レストランに入っても大勢の中国人ツアー客たちが喧嘩でもしているような大声でワーワーと盛り上がっていたところに遭遇し、唖然としたものだが、その一方で、中国人観光客の増加は見過ごせない自治体の重要な収入になるであろうことは容易に読み取れた。

尤もこれはベトナムだけに限らず、中国人観光客の誘致はどこの国に取っても旨味のある産業で、彼らが観光地先で失踪さえしなければ日本なども是非積極的に受け入れるべきだと思う。
個人的に今回、雲南省とTien Giang省の邂逅が両省を強く結びつけ、雲南からTien Giangまでの区間をメコン川を船で下るツアーを立ち上げてくれたら直ぐにでも参加したいと思う。一ヶ月ほどかけ、中国・ミャンマー・ラオス・タイ・カンボジア・ベトナムと川伝いに人々の生活風景を眺めながらゆっくりと下って見たいものだ。

8月01日(火) ジャパン・フェスティバル2006
*今月、ベトナムで日本の伝統芸能とモダンアートで構成されるジャパン・フェスティバル2006が開催される。8月18日から25日にかけて主だった都市で行われるこのフェスティバルは、ベトナム人に他国の文化を知って貰うために国際市民交歓プログラムの一環として催される。この手の催しではベトナム最大規模となる今回のジャパン・フェスティバル2006開催目的はこれまで築いてきた日越二国間の友好関係を更に強化・促進である。フェスティバルは、ハノイのCau Giay体育館で二日間に亘り行われる空手選手権大会や8月22~23日までホーチミン市Thanh Longスポーツセンターでは日越の青年らによりサッカートーナメントが繰り広げられる。

表千家・裏千家によるお手前の披露は、前者がDaewooホテルで20日に、後者はHanoi Opera劇場で21日に行われる他、日本の踊りや民謡などは21日夜8時からHanoi Opera劇場で開催されるがその演目は、琴・三味線演奏やよさこい踊り・タップダンスなどが繰り広げられるとのこと。日本の芸術好きには21日から3日間Nguyen Thai Hoc通りにあるベトナム美術館へ出掛けると良いだろう。加えて、21~23日、国家映画センターで日本のアニメが上映される。日本料理を楽しみたいのであれば、21~22日の間、Hoa Sua職業訓練校で日本食クッキングクラスに参加可能だ。尚、フェスティバルではロック&ポップミュージック演奏や経済会議なども行われる。

(辛口寸評)
日本がベトナムに対し、このような催しをしてくれることはベトナム人を家族や親族に持つ日本人のひとりとしては実に嬉しくもあり喜ばしいものだ。ここまで行き着くまでに、日越双方の関係者諸氏には様々なご苦労があったと思う。実は筆者は昨年、恐妻会母体の在留会有志らと共に、“盆踊り大会”を企画し、実行した。資金をを有志で持ち寄り、出来る範囲で行おうと立ち上がったのだが、如何せん サイゴン発の試みであり、しかも商工会のようにベトナム政府から組織団体として認められているわけでもなく、当初、同じ日系社会の中でも、好意的に捉えてくれた人々は極僅かしかなかった。

それでも、実行委員会を立ち上げ各委員で役割分担を明確にし、粛々と準備を進めたのだった。予算は僅か2500米ドル、これで全てを間に合わせなければならない。日系の関係各位に協力のおねがいをして回り、会場租借の交渉、総領事館から後援を取りつけ、その一方で櫓の準備、週に一度の踊りの練習等々、それぞれの委員が最後まで音を上げず、盆踊り当日は盛況の内に幕を閉じることが出来た。この間、3ヶ月余り、流石に盆踊り終了後、一ヶ月間は燃え尽き症候群に見舞われたものだった。

今年も10月に第二回盆踊り大会が計画されているという。
一回目の成功があり、今回は開催準備も順調に進んでいるという。ジャパン・フェスティバル2006の寸評を書く積もりだったが、思わぬ脱線をしてしまった。ホーチミン市で行われる行事には是非家族を伴い見学に行きたいと思う。

8月02日(水) 幼稚園不足深刻化
*ホーチミン市の幼稚園不足は、園齢期の子供を持つ親たちを不安に駆らせ、何とかその子供たちの保育場所を確保しようと躍起になっているという。統計に因れば市内には541の幼稚園があり、内350軒が公立、残りが私立だ。しかし、既存の幼稚園数は市民の需要を満たしていないのが実情である。市教育訓練課は市内の全ての幼稚園に対し12クラス設け、生後18ヶ月からの幼児を受け入れるよう要請したが、それを実行した幼稚園は片手にも満たない。

市教育訓練課Nguyen Thi Kim Thanh幼児教育係は、問題の根源は保育士不足にあると指摘している。ホーチミン市は毎年800名の保育士を必要としているが、実際、採用される有二つの条件を兼ね備えた採用者は300名程度でしかない。二つの条件とは先ず、ホーチミン市に住民票を持つ者で、且つホーチミン市保育士訓練短大か高校を卒業していなければならないのだ。Thanh係長は、Nha Be区のケースを引き合いに出し、5つの幼稚園が保育士不足に拠って10クラスしか設けられない実情を語った。

ベトナムでは育児休暇が4ヶ月認められている一方、幼稚園は12ヶ月の幼児からしか入園を認めていない。これにより、多くの母親たちは育児のために無給で産休延長をしなければならないのである。一人の保育士で3人までの生後12ヶ月児の面倒を見る一方、年長者クラスの場合、一人の保育士で20~30名の幼児を担当することが可能だ。従って、全ての幼稚園は予め必要な保育指数とそれに掛かる経費を新設クラスを設ける際、算定しなければならないのだが、この数字に新しい備品の費用は盛り込まれないのだという。ある園長先生に拠れば、各備品のひとつひとつを細かく審査し、幼児たちの安全性が確保されるのか最優先にするため、クラス新設は簡単には進まないと語る。

コストが上がっても、他方、幼稚園の月謝は1998年度に設定された国の枠組みに沿うことが求められており、収支バランスが全く採れず、しかも物価上昇率との乖離が近年甚だしいのが原因とも云える。現在、国営幼稚園の月謝は10万ドン(US6.25$)、公立は25万ドン(US15.63$)で、結果的にそれらは幼稚園経営に重くのしかかって来ている実情なのだ。教育訓練省の規則では、幼稚園1クラスにつき30名の園児としているが、多くの幼稚園がその倍の60名を収容し、収支を合わせようとしているのである。

多くの工業団地や加工区を有するTan Phu区人民委員会教育訓練係のHong Hai氏は、保育士不足と公立幼稚園の運営の限界を緩和するために、区では積極的な私立幼稚園建設を持ちかけ労働者の子弟が通える施設を増やし需要を満たして行くべきだという。しかし、その為に供給できる区内の土地は僅かであるとHai氏は顔を曇らせた。

(辛口寸評)
まるで、日本の団塊の世代の教育事情を聞かされているような、今のベトナム教育事情である。今回は幼稚園問題に特化された記事ではあるが、小学校・中学などへ進級しても事情はさほど変わらない。事業が午前と午後の部に分けられているので、極端な生徒超過のぎゅうぎゅう詰めなんてことは避けられるものの、要は学校が絶対的に不足しているから、こうするほかないわけだ。

小学校や中学校なら二部制を引いても子供たち自体ある程度、親に頼らずとも身の回りの自分の世話は可能なので問題はないが、やはり幼稚園となると話しは別だ。育児のために親が働きに行くことが出来ず、当然、その間の収入は途絶えるし、国や自治体に取っても、もったいない。規制緩和を促し民間に幼稚園経営を許可して行くのも確かに妙案であるが、既に高騰した土地を購ってまでそこへ参入する個人も企業も、損得バランスを考えたら、ビジネスにもならず尻込みするしかないだろう。

役所も今のところ具体的な解決策を持っていないらしいが、現在、南部ベトナムだけ捉えれば既に労働者不足が指摘されている。特に、工業団地及び加工区などが深刻になってきている。産休明けの労働者でも貴重な戦力であるはずで、これを補うためにいっそのこと、今後、官民問わず工業地帯や加工区を作る際、託児所や幼稚園を設けるようにすればどうかと筆者は思う。法的にそのように仕向けることが多少の問題解決に繋がると考えるのだが如何なものか?とはいえ、この問題は市全体が抱えるものであるので、それ以外の場所については、妙案が浮かばない、、、。

8月3日(木) 時代遅れの尊厳
*人間の尊厳に対する価値は永遠に変わらぬものであると私は思う。世のため人のために尽くすことは、それが自己犠牲に立脚したものであったとしても貴重で尊いものだと常々考えてきた。しかし、今日、その考え方が人々から徐々に崩れ去ろうとしている。私がこの思いを強くしたのは父の死に目に会い彼の生き方を今一度呼び起こしそして、それに照らし合わせた結果だった。

あれはもう何十年も前のことだった。病に冒され臥せっていた父に妹が彼女の勤める病院から輸入物の栄養補助食品を持ち帰り父に食べさせようとした。このような貴重な食品は市場にもなく、痩せ細った父を前に妹と私はそれを盛んに勧めたのだった。父は枯れ枝のような細い腕を伸ばし、食品に貼り付けられたラベルを読み「スウェーデン産?」と尋ねた。妹はその食品がスウェーデンから援助物資としてベトナムに贈られたものであることを伝えると父は、孫のBiの栄養状態が良くないのか?と問い返した。

「そんなことはない」と妹が言うと、父は静かにそれを妹に渡し、「返しておいで、、、これは私には必要でないと」と優しく諭した。妹はなんどもこの食品は余分に支給されたものであって決して、横流しされたものでないことを父に説明したが、彼は頑として受け取ることを拒否したのだった。父は抗仏戦争で兵士として戦った。彼はそのとき上官から、民間人よりどんな小さなものであったも取り上げることを強く戒められたためか、栄養失調児に贈られた栄養食品に手を出すことですらもっての他と考えたに違いない。それほどの自戒と自己犠牲を信条として持ち続けたのだろう。

父は今のベトナムの現状を知らない。多くの公務員が多額のお金を横領し、子供たちを海外留学に送り出し、それでも出世して行く。そして後進に説教を垂れていることを、、、。

私は父の意に沿うよう妹に栄養食品を病院へ返して来なさいと言うと、私は品質が落ちる栄養食品を買い求め、それを父に渡すことにした。これで少なくとも父の尊厳を保つことが出来る。
父はそれを受け取ったものの私に「高価なものに無駄遣いをするでない。私にはおかゆで十分なのだから」といった。そして彼は、か細い声で私に農民が作るお米の大切さ有り難さについて語ってくれた。

父は今、田んぼの横で永遠の眠りについている。毎回、お詣りをする度、この時の父との想い出が蘇り、父が固く栄養食品の受け取りを辞退し、良かれと思い妹がした行為を踏みにじられたと大泣きした妹の泣き顔と共に昨日の出来事にように思い出される。父のこのような行動は現代にあっては既に時代遅れなのだろうか?言葉もなく自問自答する。父の姿勢は過去の産物でしかないのであろうかと、、、、。

(辛口寸評)
時折、筆者はベトナム人のかみさんとバック・ホー「ホーチミン主席」の話しをすることがある。国を思い高潔で優しいホーおじさんのイメージは、今も彼女の胸には息づいており、如何にベトナムにとって大切な人であったのかを蕩々と語る。しかし、経済が発展して行くと共に、役人の不正は至る所で蔓延り自分と家族と身内さえ良ければ後はどうでも良いと言った風潮がベトナムを包んでいる。「バック・ホーは天国で泣いているわ。おじさんが望んだのはベトナムはこうではなかったなかった筈」と決まって漏らす。
国民が豊になること むろんバック・ホーもこれについては喜んでいるだろう。しかし、歪な不正が罷り通るベトナムは彼の本意では断じてなかっただろう。時間はまだまだ掛かるだろうが、この国の指導者の人々は、経済のみならずバック・ホーの子供として恥ずかしくない国の舵取りをしていって欲しいと思う。

8月04日(金) 有害サイトから子供を守る
*Phan Minh Ducくんは彼が4歳半の時から毎日インターネットを利用し両親と連絡を取り合っている。Ducくんはインターネットでアメリカ・ベルギーでそれぞれ暮らす両親とチャットやチェスをしたりするが、その過程で父親から英語も学んでいるという。彼にとっては同世代の多くの子供たちのようにインターネットは日課になっており、膨大な情報を集めたり意志の疎通を図っているわけだ。
しかしその一方で、暴力・セックス、その他諸々の有害サイトの危険に晒されている。保護者にとって家庭や学校などでポピュラーになってきたインターネット・コネクションで子供たちを如何に有害サイトに触れさせないかが、悩みの種となりつつある。

ホーチミン市コンピューター協会の最新報告書に因れば、ベトナムのインターネット利用者数は現在1300万人を数え、昨年同時期より600万人の増加となったという。Ducくんの母親Vo My Linhさんは、以前、息子がインターネット使用時にどんなサイトに出くわすか心配したこともあったが、読み書きも満足にこなせない息子に、それほど大きな問題ではないと考えていたが、今は息子にどんなサイトを見たら良いのか指導するようになったという。「コンピューターにロックをかけることも可能ですが、最良な方法は息子にサイトに関する教育を親が施し、自ら有害サイトにアクセスさせないようにすることですよ。」とLinhさん。

主婦のNguyen Kim Quyさんは息子がオンラインに向かうときには帰宅するようにしていたという。彼女のPCはリビングルームに置かれ、彼女は読書、ご主人はテレビ鑑賞、息子はネットサーフィンを楽しむと入った具合である。「これなら息子も有害サイトへのアクセスは出来ないし、息子も殆ど音楽サイトや友人とのチャット、或いは彼が興味を持つ情報収集を楽しんでいるようです。それに、むやみにインターネットから発信されるオファーに回答をしないよう注意を与えています。」とQuyさん。これは住所などを見知らぬ者に知らせることにより、強盗を招き入れることになりかねないからだ。

LinhさんもQuyさんも、インターネットの便利性・有益性は別にして、有害サイトの悪影響から子供たちを守る為に必要な含蓄のある意見をここに述べている。ハノイ工科大学Bach Khoa Internetwork Security Centre代表Nguyen Tu Quang氏は、インターネットが普及しつつある今日、子供であろうと大人と同じように様々な情報にアクセスが可能となったが、子供たちは有害サイトに関する知識が不十分で、保護者は注意が必要だと警鐘を鳴らす。保護者もネットサーフィンの技術を身につけ有害サイトの見分けが出来るようになることが大切で、それが可能となることに因り有害サイトから子供たちを遠ざけられると語る。加えてインターネット利用時間の制限を設けた、有益サイトを防ぐソフトウェアを搭載するのも重要だとする。

(辛口寸評)
ベトナムもADSLが整備され、数年前と比べればネット環境が格段に向上している。以前ダイアルアップの頃だと、1MBの画像でも添付されてメールが送られて来たりすれば、20分もダウンロードに時間が掛かったものだが、それが今では、インターネットを利用し、動画つきの無料ネット電話も可能となり、チャットもさることながら外国に親戚を持つベトナム人たちが互いのコミュニケーションを図る上で、爆発的普及の起爆剤になっているのは容易に予想がつくというものだ。

有害サイトについて言えば、ベトナムでは中国などと比べるとほぼどんなサイトにもアクセス可能である。一時期、噂ではフィルター或いは検閲が掛かっているとも言われていたが、自らの経験ではほぼフリー状態というのが実情だろう。記事に因れば、親が子供に対しインターネット利用法を指導することが大切だと言い切るが、筆者もこの意見に賛成だ。話しは少し飛ぶが、ベトナムではベトナム人が作ったローカル・ウィルスが多数存在する。それようのアンチウィルスソフトもあるほどだ。

故に、有害サイトをブロックするソフトを搭載することはひとつの解決策かも知れないが、それで完璧とは残念ながら云えない。
聞いたところに因れば、Yahooベトナムが登場して以来、キーワード検索が破られたという。どういうことか言うと、検索に引っかかる特定の単語でこれまでの検索はされてきたのだが、“隠語”などを利用したり、或いは普通の単語を入れて有害サイトに導く方法が出てきたというのだ。これから云えるのは、結局、どこまで行ってもウイルスが進化し永遠になくならないように、フィルターも限界があり、とどのつまり保護者が考え子供に使い方の指導を徹底することが最良の方法なのだろう。

8月5日(土) 日越経済関係の行方
*7月28日 Nguyen Minh Triet大統領は、日本から供与されるODAの運用法を向上させる一方、外国投資家を惹き付ける投資環境整備を進めて行くと発表した。この大統領の発言はハノイへ訪れた日本の国会議員、横路孝弘氏との会合の席上なされたもので、併せて日本との伝統的な友好関係構築に邁進すると共に、恒久的な安定的且つ価値ある信頼関係をベースとし、二国間で包括的兼戦略的協力を促進させて行くことを希望した。

Triet大統領は横路孝弘氏の来越を歓迎し、この訪越が2つの国の立法府の関係を促進するのを助け、両国間での貿易は増大は両国政府と両国民の相互信頼・相互理解・相互協力に貢献している現在の流れに満足していると語った。日本は現在ベトナム最大のODA供与国で、1992~2005年の間にUS10.4b$に達し、国際社会全体で30%の拠出を占めている。今年第一四半期の日越貿易額はUS2.96b$で、対前年比で30%増となった。昨年末で、日本から約600件の投資プロジェクトが立ち上げられており、総額はUS6.2b$に達した。

大統領は今後の二国間関係は第一次~第三次産業のみならず、ヘルスケア・教育・文化交流などでも促進を加速に期待を滲ませた。また先頃、二国間で調印された日越共同イニシチャブ第二段階を賞賛し、ベトナム投資環境整備の進化と共により多くの日本人投資家が効果的で長期視野に立ったベトナム投資に役立つことになるだろうと述べた。これに応え横路孝弘氏は、ベトナムの経済発展を目の当たりに出来、投資環境が向上している姿を見ることが出来て嬉しく思うと語り、大統領は横路孝弘氏からの訪日要請を受託した。

(辛口寸評)
ベトナムは大統領・首相・国会議長とも先月一新し、これからの政治手腕がどのように出されて行くか関係各国は興味津々で外交を展開しているところだが、その中でも特に目を引くのが今回、Triet大統領が訪日要請を受託したというくだりである。大統領といえば、首相より日本では格上と考えがちだが、ことベトナムについて言えば同格、ただ経済が絡んだときは大統領より首相の方が格上なのだ。そこで、首相を先ず招聘出来るかが今後の二国間関係を占う為の重要な要素となる。

今回、仮にこの記事の大統領の招聘が正式のものとなったとすれば、首相はどこの国へ挨拶に行くことになるのだろう。恐らく、中国にというのが筆者の考え方である。Dung首相は親中派とも目されているだけに、今後の日越経済関係に注視して行く必要があると思われる。

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「王子製紙」は王子の狐に騙されたのか?経営陣の責任は甚大ですね!

「王子製紙」は、よくよく考えて「北越製紙」への事業統合を提議したのだろうと推察するが、本質的な事情が理解できない周囲の者としては、「???・・・・・?!」というところが正直な気分です。

「ムラカミ・ファンド」や「ホリエのライブドア」とは異なり、「まともな会社の、まともな事業統合提案」と、「王子製紙」の主張を捉えれば、「いかにも、確かに!」と言えなくもない。しかし、その主張の裏面にある「何か、モヤモヤした点が、解消できないまま、大きな疑問として残る」。これと言って、大きな世界市場へ向けた戦略観が示されているわけではない。「国内市場の争奪戦で優位に立てる。しかも、北越が持つ、最新設備の工場を入手できる。一から工場を建設するより手っ取り早いし、なんと言っても北越全部が手に入る」という何とも分かりやすい思考が透けて見える。

世の中は、資本力が最優先される事は、紛れもない事実である。だからと言って、何をしても許されるわけではない。

「王子製紙」が「北越製紙」へ事業統合を申し入れた、との報道を耳にしたとき、「へぇー、そうか!」という印象だった。しかし、いつまでたっても、「王子製紙」の強者の論理だけが一人歩きしていた。一方の「北越製紙」は、自らの力量の中で自らを維持するために「三菱商事」との連携を図るため、「三菱商事を引き受け手とする第三者割り当て増資」を発表し、「王子製紙」による一方的な事業統合を牽制した。

よくよく考えれば、「北越製紙」が「三菱商事」を選択したことで、「王子製紙=三井グループ」と「北越製紙/三菱商事=三菱グループ」の闘いという構図が明らかになった。それでも、「王子製紙」は諦めず、嫌がる「北越製紙」と「三菱商事」に対し、話し合いを求め、形式的な協議の場が設けられた。通過儀礼みたいなもので実務面では時間の無駄でしかない。

普通は、この時点で諦めるものだが、「王子製紙」の経営陣は頑なに見えた。その頑なさをいかんなく発揮したのが、遂に「北越製紙へのTOB(公開買い付け)」を宣言したときだった。「王子製紙」の論理的主張が正義と考えるなら、もっと、製紙市場の事業戦略を示すべきだろう。いずれの株主にも検討できる材料を示すべきだろう。この間、「王子製紙」の経営陣から、その種の事業観が分かりやすい言葉で示されることはなかった。傍目には、育ちもよく金持ちのボンボン(ぼんくら)の乱暴者が、金の力にモノを言わせて、温和しい田舎者をなぶり、イジメ、田舎者の資産を取り上げ組み伏せようとしているだけにしか見えない。そのため、「王子製紙」は、その名前のとおり「王子の狐」が乗り移り正確に物事が捉えられない状況になったようにしか映らないのが残念だ。

まずは、「大王製紙」が独占禁止法に抵触すると主張し、状況によれば「公正取引委員会」へ提訴する姿勢を明らかにしたが、次に、二番手の「日本製紙」が、業界の秩序が破壊されると主張し、「北越製紙」から依頼を受けたわけではないが、「北越製紙」の株を一定量、市場で手当てし「王子製紙」によるTOBを阻止すると、これはこれで、明確に一線を画す議論を引っ提げ、この闘いに参入してきた。これで、基本の構図は着地点が見えた。株式市場は、「北越製紙」株が急騰する勢いで、とても「王子製紙」が掲げたTOB価格に収まりそうもない状態となった。既に決着という流れだ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060805k0000m020103000c.html (毎日新聞インタラクティブ記事)

元を正せば、明治の初期に、渋沢栄一翁が、日本の製紙事業を開始した時、現在の「王子製紙」が原点であり、製紙事業各社は全て「王子製紙」から分割され、あるいは関わることで今日を迎えてきた事実もある。製紙産業揺籃期の歴史が、この度の「王子製紙」の強権的で強圧的な姿勢に見え隠れする点も残念だ。

「王子製紙」の経営陣の責任は重大である。市場を説得できる「世界観も、戦略も充分に説明できなかった」のだから、これでは、駄々っ子が隣の家のモノを欲しがっただけ。に堕することで終わる。当然ながら、社長の責任は免れるものではない。どのように責任を取られるのか見守りたい。まさか、逃げたりしないだろうが。

もう一つ、「王子製紙」を焚きつけたと漏れ聞こえる「○○證券」も、どのように責任をお取りになるのか、後始末に向けた展開は、極めて、興味深く、目を離せないように思う。

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2006/08/04

アベカワ餅、なかなか、やるやない?!

アベカワ餅、ちょっと姑息じゃないのかなぁ~!

Ldpemblem何もこの時期に、4月に靖国参拝について独白しなくても!余りにも姑息ですね、方法としても余りにも薄汚いと思います。何で、この時期に独白するのですか?おかしいくありませんか?何をしているのですか?にわかに信じがたいですねぇ。

薄汚いと考える理由を示します。

①自民党総裁選挙に出馬し、総裁の椅子が確実とされるアベカワ餅は、別に、靖国参拝の是非を議論しない立場だった。

②ところが、谷垣財務大臣が出馬宣言をなし、その際、自らは靖国参拝をしないと、宣言した。これにより、にわかに靖国参拝案件は、総裁選挙で避けられない論点となった。

③丸投げポチ公は、ナントしても、アベカワ餅に後継を任せたい。ところが、育ちと血筋での勝負を考えるアベカワ餅は態度を明らかにしない。

④丸投げポチ公は、神奈川県南部に続き、山口県を訪問中である。基本的にはアベカワ餅を支持しているとの姿勢を示しているのである。そのアベカワ餅は、靖国について態度を明らかにしなかった。丸投げポチ公は、業を煮やしていたはずである。

⑤アベカワ餅は、ここで、4月に靖国を参拝したと、独白せざるを得なかったのである。つまり、丸投げポチ公に独白させられたのである。

⑥アベカワ餅は丸投げポチ公が、8月15日に靖国参拝を実行してから、自分が靖国参拝をしても、バカにされるから、あるいは、自民党総裁選挙で不利になると考え、「実は、4月に参拝していた」と独白することで、総裁選挙では直接の争点にせず、しかも、自らの総裁選挙で損をしないと踏み、丸投げポチ公の意向を受け、独白することに及んだのである。

⑦気弱な奴だなあ、ホントに話にならない。自民党総裁や内閣総理大臣の器ではないと考える。

⑧アベカワ餅は、ある時期に「クールビズにするのは、丸投げポチ公に遠慮してです。なぜなら、郵政民営化に反対された方は、その殆どが、ネクタイをされていましたから、違いを強調する意味でからも、丸投げポチ公を支持している姿勢を示す上でも、クールビズに徹しました」などと、ほざいているのである。

アベカワ餅の背後霊は、勿論、モチモチ、ロンロン、丸投げポチ公その人である。その点で、アベカワ餅のこの独白は、ホントに薄汚いのである。

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2006/08/03

金貸しジューシー、やりたい放題!国連中心主義は幻想だろう!

国連は役立つか?本当に国連は世界の平和維持能力を備えているか?

Unflag_6日本は、国際社会で生じる出来事に対処する際、常に「国連中心主義、国連第一主義」を掲げ、国連のお墨付きさえあれば、多少のことは、国際社会に対して言い訳ができる、と考えているフシがある。

例えば、日本が国連の平和維持活動(PKO)に、自衛隊を派遣することになった、カンボジアの暫定統治(UNTAC)から、便利な魔法の言葉としての「国連中心主義」が念仏のように唱えられるようになった。何かあれば「国連の場」で議論し決着をつける。

日本は、常に国際社会と一緒に行動するのであり、単独で行動するわけではない。国際社会の秩序を誰よりも重視している。国際社会の決定に従う国である、というイメージ造りを国内向けに乱発してきた。「国際社会で付き合うには、絶対的に交際費(国連分担金とODA)が必要なのだ」と吹聴し続け、今日まで、自民党も民主党も、潰れたテープレコーダーのように同じフレーズ「国連中心主義」を唱えるのである。また、大多数の日本人は、その魔法の言葉を聞けば、何となく安心し意味もよく考えず諒解してしまうのである。

思えば不思議な国である。いつから、ここまで思考力を失う国になってしまったのか。

国連は、町内会の井戸端会議と何ら変わらぬ集まりでしかない。とにかく井戸端会議に出なければ、隣近所で、何を言われるか、言われているか分からないから、とりあえず、町内の井戸端会議には、朝昼晩のどこかで、参加しておくのである。参加すれば、思わぬときに、思わぬ相手から、思いもしないお裾分けを手にすることもできるから、井戸端会議に出て悪いわけではないのだ。

国連は、この程度の役割(機能)だと思えば難しいわけではない。しかし、いつの頃からか、日本人の多くが、国連の役割に過度の期待を寄せ、自らの貢献が大きいと誤解するようになってから、いよいよおかしくなってきたのである。そこで、国連は役に立つか?とコラコラコラムは問うわけである。

町内会でもそうだが、どこにも、もちろん国連にも、声のでかい、態度のでかい、口数の多い輩は存在するのである。何かにつけ、他人の暮らしにケチをつけ、口やかましく小言を言い、場合によれば、自分の意見を通すために、暴力も辞さずと脅しもかける輩が必ず存在する。この種の輩は、いつも、自分の廻りを自らに忠実なバカどもで固めたがり、徒党を組んで町内を威圧的に徘徊するのである。時には、頼みもしないのに、他人の家の夫婦げんかにも口を挟み、あれやこれやと口実をつけては上がり込み、居座り、居直り、時には何らかの金銭を要求するのである。これは見ようによれば、ゴロツキと同じ構図である。いやゴロツキそのものである。だから、多くの善良な人は、毛嫌いするが、それでも無視もできないので、町内会費(国連分担金)とは別に、何がしかの金銭を掴ませ、あるいは握らせゴロツキからの難を逃れようとするである。

ゴロツキは、「何かにつけ、町内会の井戸端は、自分の地所を貸してやっている」と凄み、周囲を固める子分達を札束を叩いて増やすのである。しかも、その札束は自分のモノではなく、より忠実なポチ公が差し出すのである。

世の中には、このゴロツキの態度を、疎ましく考える者もあり、およそ3分の1は嫌悪している。しかし、ゴロツキは意に介さない。最近は、ポチ公を始め、多くの年寄りや若い衆が付き従うようになったと、意気軒昂むしろ鼻高々である。

このゴロツキも、金貸しジューシーから、大量の金を借りている。世の中で厄介なことは、「金がなければ、生きていけない」という絶対的な事実である。ゴロツキは徹底したリアリストである反面、驚くことに物凄い誇大妄想教でもあるため、いつも何かの強迫観念に駆られている。強迫観念を沈めるには、腕力を高める以外に途はないと、単純に考える思考力しか持ち合わせないこともあり、そこが金貸しジューシーには、堪らない魅力となるのである。

金貸しジューシーは、ゴロツキには「返済能力はない」と考えている。なぜなら、ゴロツキは「働くことよりも、腕力を試すこと、遊び呆けること」だけに忙しいからである。普通の金貸しなら、そこまでリスキーなことはしないのだが、どっこい、ゴロツキはポチ公という忠犬を従えていて、このポチ公が、実によく働くし金を稼ぐのが巧いので、最近、金貸しジューシーはポチ公にゴロツキの借金を肩代わりさせることを狙い、連帯保証させたのである。

その甘言は「町内会での『兄弟の契り』という便利な魔法の言葉」である。ポチ公は、ゴロツキの親方から「町内会の兄弟分」と囁かれ、天にも舞い上がる心境となり、大いに尻尾を振り、いよいよ忠犬稼業に精を出すようになった。

これで金貸しジューシーは安心した。いつでも、ポチ公へ請求すればよいのである。

さあ、それなら、金貸しジューシーの廻りで、うるさく騒ぎ立てる貧乏人ドモを懲らしめてやるか、と考え、いろいろな小理屈を準備した上で、ゴロツキにも、ちょっと脅かしをかけてから、一気呵成に貧乏人ドモへショバ代の取り立てに動いたのである。陰惨極まりない方法で、圧倒的な暴力仕立てで取り立てているのである。ゴロツキは、躰がでかいだけで、繰り出すパンチ力も強いようで実は弱い。金貸しジューシーの方が、この種の暴力沙汰では何千年も前から本家本元でもあり、自らの沽券にかけて、実は若い衆のゴロツキやポチ公に、「暴力とはこのように振るうのだ」と見本を示し学習させているのである。

周囲は驚き、町内の井戸端会議は、俄然賑やかになった。毎日毎日、「ああでもない、こうでもない」と言い合い、ときには掴み合い寸前までいくが、よく考えてみたら自分のことではないから、井戸端会議はやはり井戸端会議に過ぎず、町内会の井戸端での平和は保たれるのである。

それでも、日頃からゴロツキを疎ましく考える側は、お灸を据えてやろうと、徒党を組んで、金貸しジューシーを非難し、ゴロツキを牽制しようと企むが、ゴロツキは突然、腹が痛いとか頭が痛いとか言い、井戸端会議に姿を見せない。この間、金貸しジューシーは徹底的に貧乏人ドモを痛めつけ、再起不能な状況へ追い込んでしまう。ある日、ゴロツキが井戸端会議に姿を見せたので、徒党を組んだ側は、「金貸しジューシーの行為を諫めるから、金貸しジューシーへ一緒に文句を言え」と言ったら、ゴロツキは「趣味に合わないから、自分は絶対反対だ、そんなことをしたら、テメーらも一緒にぶっ飛ばすゾぉ~」などと脅しをかけて、ふて寝してしまった。

徒党を組んだ側の、一方のボスは、いつもいい顔をしようとするけど、このボスも、実は金貸しジューシーから、しこたま金を借りていて、周囲は金貸しジューシーが送り込んだ執事達に固められているから、苦虫を噛み潰したような顔をしてみたものの、尻尾を巻いて引き下がってしまった。面白いのは、ポチ公で、とりあえずポチ公は、町内の事なら、どこへでも尻尾を振る癖があるから、「金貸しジューシーのやっていることは悪いゾぉ~!」と一緒になって言ったのだ。不思議なこともあると、事情をよく知らない者は見守っているが、事情通は、そのうち、ゴロツキが目覚めたら、ゴロツキの側に尻尾を振ってすり寄るから、まあ、見てみよう、などと不埒なことを言う者も出る始末である。

所詮は、国連などというのは、この程度の話でしかない。国連が役に立つと幻想を持つ人達は、不本意にも闘い合う相手のどちらかが、白旗を掲げ、斃れるときか、斃れた後でしかない事実を、何よりも認識するべきだ。国連が創設されてから、世界で生じた戦争、紛争の多くが、国連の真実について実に鋭利に事実を物語っている。

ちょっと、暑いから、頭がおかしくなったワケではありません。既に、頭はおかしくなっていますから。

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2006/08/02

最初は、捕虜兵士の釈放要求だった、イスラエルによる無謀な戦争!

イスラエルの蛮行を徹底的に非難する!世界の良識と良心が問われている!

個人的なテーマに取り組んでいる間に、世界は大変な方向へ進もうとしている。

Ilnationalflag_9イスラエルは、世界の世論を無視(この点では北朝鮮と同じ)し、好き放題、勝手し放題の様子で、その姿勢は止まるところを知らない。米国は、相も変わらず、イスラエルを一方的に支持し、国連では都合の悪い決議案に対し「拒否権」を連発する姿勢を崩さない。

Usnationalflag_12先日、ライス国務長官は、イスラエルへ赴き、停戦を打診しようと試みたものの、イスラエルの頑なな態度の前で、『停戦を』と言っただけで、狡猾な目元から薄笑いも消え、あっさり方針を転換する。世界から物笑いの種になるに充分だった。

Palestineflag_10この度の戦闘は、パレスチナ側へ、イスラエルがいつもどおり都合のよい口実で、ロケット弾攻撃を行った。この攻撃で、海岸で父親と遊んでいた少女は、目の前で父親を爆殺された。パレスチナ側は怒りを爆発させ、イスラエルの無法に対し抗議活動を表面化させた。この過程で、パレスチナ側はイスラエル兵を2名捕虜にした。イスラエル側は、強硬な姿勢でパレスチナ側へ捕虜の兵士を解放せよと圧力をかけた。これに対し、パレスチナ側は、二人の兵士を解放する条件として、イスラエル側が捕らえたままの、パレスチナ人1万人の解放を要求し、対立は決定的となった。

業を煮やしたイスラエルは、格好の戦争口実を見出し、パレスチナ自治政府の建物を空爆するという挙に出た。そして、パレスチナのあらゆる社会基盤の破壊を重ねた。この点については、当コラムも既報のとおりです。

世紀の記録を塗り替える、「存在の耐えられない軽いパフォーマンス男、わが丸投げポチ公コイズミドンイチロー」は、この時期に、のこのこジューシーイスラエルへ出かけ、ついでに、パレスチナへも足を踏み入れ、ヨルダンではラクダで遊ぶという、クッサイ演技を連発したことも既報のとおりである。ついでに、エルサレムではにわかユダヤ教徒に変身し、嘆きの壁で祈りを捧げる姿も写真付きで報じた。

その後、イスラエルの北側を占める、元はフランスの植民地だったレバノン南部のイスラエル国境をパトロール中のイスラエル兵2人が、レバノン南部を拠点にするイスラム教徒の民兵組織「ヒズボラ」に捕らえられ虜囚となった。

Lebanonflag_1イスラエルは、ヒズボラに対し、捕らえた兵士の解放を要求したが、ヒズボラにあっさり拒否され、反対給付を突きつけられるハメになった。ジューシー・イスラエルはこの態度に激怒し、それでは戦争の道を選ぶと、あっさりレバノン南部を空爆し始めた。加えて、イスラエル側からもロケット攻撃を断行するなど、レバノンとイスラエルは戦争状態となった。国連は、いつものとおり、形の上だけ、イスラエルに自制を求め、レバノン政府にも適正な対処を求めるという、子供の使いみたいな噴飯モノの声明を出す。この後、安保理事会にイスラエルの行動を非難する決議案を世界の心ある国が提出してはみたものの、米国はいつもどおり「拒否権」をあっさり発動し決議を葬り去る。

イスラエルは、この流れを見て、一気に勢いづきレバノンへの侵攻を開始し、あっという間に戦争状態が急拡大することになった。この時期から、個人的な諸問題への対処と解決に時間を要したこともあり、滞在国で届けられる新聞とCNNのチェックに忙しかったが、なかなか、ブログにまとめてという状況にはならず、今日まで、時間を逃してきた。

イスラエルは、世界の中から非難されても怯まず、米国のライス国務長官は、形式的にイスラエルを訪問し、米国としての格好を見せただけで(というより、米国からの強い指示を命じたのではないか)、イスラエルを増長させる結果に過ぎなかった。

サル屋のブッシュ親分は、相も変わらず「テロとの戦い」を強調し、かねてからの念願でもある対イラン、対シリアへの戦争準備に入るかの口撃を重ねている。近いうちに、シリアとイランへの難癖をつけるのだろう。G8サミット前にポチ公がこの地域を訪問したことは、サル屋の親分の意向を受けてと考えるのが自然だろう。

最終的には、米国は、イラン、シリアとの直接対決も視野に入れているのだろう。最近は、日本も「イランに対し、国益(石油権益)に拘らない」と政府首脳が発言するなど、その姿勢は米国側の主張に沿うよう転換を図っている。

話を戻せば、イスラエルは、パレスチナでもレバノンでも、捕らえられた兵士2人の解放を要求したのである。捕虜になった兵士(合計4名)の生命が危険にさらされたわけではない。しかし、パレスチナへの空爆でも多くの犠牲者が出た。何よりも、レバノンでの死者は既に500人を越えている。

Unflag_4また、イスラエルは国連平和維持軍の監視ポストを攻撃し、各国から停戦監視に派遣された兵士4名を爆殺している。中国を始めとする派遣国は、一斉にイスラエルを非難し、またもや国連安保理へイスラエル非難決議をと構えるが、米国は最初から拒否権発動を示し、話にも何もならない状況で、一方的にイスラエルが軍事力にモノをいわせて好き放題、勝手放題を繰り返している。

イスラエルにとり、捕らえられたイスラエル兵の解放要求は、所詮、戦争を始める口実に過ぎないのである。狂気のジューシー・イスラエルは、自らは甘くないと世界に示したいのである。「テロは、野蛮な行為である」。究極のテロは「武器を持たない非戦闘員の市民を攻撃し、死に至らしめる『戦争』である。戦争こそが、究極のテロリズムである」。国家による戦争は正当であり、民兵組織(実質的には国家組織)による抵抗はテロリズムとされるのである。しかし、それは不公正である。大いに間違っている。イスラエルとアメリカこそが究極のテロ国家といわれても反論できないのではないか。

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2006/08/01

We never give up the fight against !

We never give up the fight against the illegality at this time until the day of victory.

We win without fail.

I defend beloved my important sweetable friend and her daughter and pull out..

We win this fight without fail by using all my connections.

As for me,  we do not overlook the illegality win the illegality without fail.

In all the fair worlds,  an unfair act is the crimes not permitted.

The handicap cap is permitted even if my important sweetable friend is holding the handicap cap and I do not permit the reason to attack my important sweetable friend.

I fight against the illegality by using all my networks .

And,  we win without fail.

I do not permit an unjust attack to my important sweetable friend.

It is a challenge to right human rights,  and a violation that the burglar went.

Therefore,  I never permit the burglar.

My important sweetable friend is not solitary at all.

We win without fail.

We never give up the fight against the illegality at this time until the day of victory. 

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