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2006/12/03

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第91号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成18年12月2日 土曜日 第91号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflag_61いつもお世話になっておりますベトナムからニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その91 今週のヘッドライン

* 11月27日(月) WTO加盟後のベトナム株の勢い
* 11月28日(火) ベトナムでもカウチポテト?
* 11月29日(水) “実業”と“虚業?!”の企業経営資源
* 11月30日(木) WTO加盟後のベトナムは今
* 12月01日(金) 食物フェスティバル間もなく開催
* 12月02日(土) 女性が未来の亭主に求める資質

11月27日(月) WTO加盟後のベトナム株の勢い
* 11月21日 ハノイ証券取引所で売られたアジア商業銀行株(ACB)は初日56500株に達し、同証券取引所全体の商いの56.5%を記録した。取引された1億1千万株の一部の7.3bドンへは最高値で15万ドン(約US10$)、最安値で11万ドン(約US7$)が付けられた。今回のこの手のハノイでの上場は企業として17番目。銀行としては初めてとなった。また、ACBは商業銀行としてサイゴンThuong Tin 商業銀行(Sacombank)に次ぎ二番目の上場を果たしたことになる。

ACB株の登場はハノイ証券取引所の同銀行の初取引だけでポイントインデックスを5.77から202.94に押し上げるだろうと専門家筋は見ている。現状、ACBは総資産・動産・ローン・収益のいずれもベトナムの牽引的な商業銀行の役割を担っている。同行の年間成長率は他行に比べると2~2.5倍の高さを誇っている。ACBは資本金額を現行から約3倍の3.4tドン(US213m$)に拡大すべく計画しており、2008年には配当を38%に増大する予定。今のところ4つの外国系機関がACBの5%以上のステークを持っており、その内訳はスタンダード・チャータード銀行が8.56%、国際金融協力機構(IFC)とコンノート投資有限会社がそれぞれ7.3%、ドラゴン金融ホールディングスが、6.84%といった具合である。

(辛口寸評)
ベトナムがWTOに加盟し、APEC議長国の大任を果たしてからというもの、ベトナム株式市場もそれに呼応するかのように活況を呈しつつある。また、この時期に合わせるかのように、上場の承認を得る企業や、その後、上場を果たす企業が続々と出て来つつある。この一週間だけでベトナム・インデックスは100ポイント近くまで上げ、まさにご祝儀相場の様相を見せている。新規に参入を果たす外国人投資家の数は毎日うなぎのぼり、株を買えば翌日にはその値を上げて行く。

さて、今回のACB株はそんな中での大型上場となった。未公開株時で、二ヶ月前まで一株1400万ドン(約103700円)“額面100万ドン”を付けていたが、上場が決定すると、一旦1100万ドン(81500円)まで値を落としたものの、額面1万ドンで上場を果たすと11月21日初日に130200ドン(約964円)を付け、現在は15万ドン辺りを推移しているが、今後とも目が話せない銘柄のひとつである。

11月28日(火) ベトナムでもカウチポテト?
* ドラマをこの上なく愛するものの、近くに劇場がなく日頃不便を感じていたドラマフリークたちにとって朗報だ。何と自宅に居ながらにしてVCDやDVDでそられを楽しめるようになったからだ。これらのディスクは、劇場とディスク生産センターの提携で、提供されるという。もちろんドラマの内容は、市内各地の劇場で催されるものと変わらぬ質を保ち、有名どころが目白押しなのだそうだ。

ハノイのHai Ba Trung区に住むLe Thi Thuyさん曰く、市内のCDショップ等で簡単に入手可能で、仕事で自宅への戻りが遅くなりがちな彼女の多くの友人たちは、帰宅後、夜の一時を素敵なドラマを鑑賞しながら過ごしているとの事。「涼しい冬の夜、ベットの上で寝転がってドラマを観るのはとても楽しいですよ!」とThuyさん。
家庭でドラマを観る。この流れは、海外に暮らす越僑たちにも祖国の文化を知る上で役立っているという。

30年近くロスアンジェルスに住む越僑のDuong Quang Phongさんは、家族と共に祖国のドラマを家庭に居ながらにして楽しめるようになりましたと笑顔を覗かせる。彼の家族のお気に入りのドラマは、Chi Pheo、Giai Oan Thi MauやSo Doだそうだ。Rang Dongディスクセンターが、越僑向けにドラマの版権を買い取りこのビジネスを始めた草分けだ。ホーチミン市Phu NhuanドラマのトップHong Vanさんは、生産者たちは主に長くて悲喜劇物を題材に商品化し、メコンデルタの住人や越僑に届けるのだという。

Phuong Namフィルム社のVo Tinh(相違無し)、Taxi May Man(幸福タクシー)等の作品やLac Hong ディスク生産センターのXax Chet Trong Tu Lanh(冷蔵庫の死体)などが市場で好評を博しており、価格はディスク一枚45000~72000ドン(約333~533円)で販売されている。これらの海賊版も市場に出回っているものの、品質面から消費者には敬遠されているとVan氏は語る。

国内映画撮影用民間スタジオセットの質が高まり、数も増えて来たお陰で、市場規模は毎年拡大傾向にあり、大勢の観客を動員し結果的に大きな収益を生み出している。競争は激烈であるが、僅かな利益のチャンスを求め各スタジオは凌ぎを削る毎日である。将来的に、ベトナムの映画市場は映画の品質及び生産価値・収益・役者などの大きな転機が訪れることとなるだろうと、Le Hoang監督は結んだ。

(辛口寸評)
最近、ベトナムでも日本のテレビ番組が観られるようになったという。これまでも衛星放送でNHKワールドやプレミアムは観られたのだが、それとは全く別の手法で、民放の番組などをデジタルデータ化し、自宅のPCで観る事が出来るようだ。筆者の家では、これを利用していない。というのも、どうやらこの商売は、一個人が非合法でビジネスとしてやっているからである。如何にコピー天国のベトナムであるにせよ、日本人が犯す犯罪行為の一方の当事者にベトナム人がしているのならまだしも日本人として関わりたく無い。

生きて行く為に、何にせよ働いてお金を得る事が必要である。
この行為は実に自然であり、当然なのだが、だからといって、違法行為をしてまで稼ごうとするのは反社会的な行為であり許されないことだ。それよりも他人は、ある人が何をしようと黙って見ているだけだが、本人はどの様に考えているのか判らないが犯罪行為に手を染めている事実は皆冷静に受け止めており、本人が気づかぬ内に悪い評判を呼び込む事になるかねないので注意が必要だ。

11月29日(水) “実業”と“虚業?!”の企業経営資源
*11月23日 ベトナム最大の造船所Vinashin社とIT最大手FPT社が、3年間期間限定で戦略的協力関係を結ぶ合意書に調印した。この合意により、双方がベトナムWTO加盟後の企業競争力向上に繋がると期待している。合意内容は、ITアプリケーション・ハイテクゾーン開発・金融、そして交換職員研修に跨ると、Vinashin代表Pham Thanh Binh氏は語る。

最も有益とされる双方の協力関係のひとつとしてFPT社がVinashin社の企業全体経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念を打ち立てるのに役立てようとするものだ。「FPTが、戦略的パートナーとしてこのプロジェクトにコンサルティングから計画・供給・操業の全ての分野で参画する事になるだろう。我々はビジネスを発展させて行く上において、共通のアイデアを持ち、それらを共有する事に因って、双方の企業の競争力がより高まるでしょう。」とBinh代表。

合意書に因れば、FPT社はハノイ西部30キロの地点にあるHoa Lac郊外ハイテク地域のVinashinハイテクゾーンの開発を助け、金融関係でも双方が資金の融通やプロジェクトに因っては互いに投資協力を結んだりして行くとの事。加えて、双方が持つアイデア並びに経験を活用し、FPT・Vinashin大学の設立を目指すという。このプロジェクトは最近、ベトナム政府から承認を受けた。

昨年、FPT社はUS517m$の収入を稼ぎ出し、同社過去5年間の収入の70%をも増加させている。もう一方のVinashin社は、今年売上げ目標を昨年のUS690m$からUS1b$に掲げており、同社を含む子会社20社でベトナムを世界11番目の造船王国として伸し上げている。

(辛口寸評)
IT企業と造船会社の組み合わせは、我々日本人にとって割りと意外な組み合わせでは無かろうか。今年前半、我が国のお茶の間の話題をさらった、村上ファンドにライブドアー事件で、すっかり“虚業”という言葉が市民権を得た感があるのだが、その虚業(全てのIT企業を指している訳では無い)に対して、造船と言えば押しも押されぬ“実業”の雄が、多面的に事業提携を行うというのだから、トレビア物といえる。日本ではやっかみも含んでしばしば、IT関連(特にネット関連会社)を虚業と呼んで久しい。果たして、このベトナムのFPT社が、花も実もある産業として今回のプロジェクトで証明させるかどうか 関心は尽きないところである。

11月30日(木) WTO加盟後のベトナムは今
* 今年過去10ヶ月間でベトナムが成し終えた社会経済進捗は、特にWTO加盟及び第14回APEC議長国などの大イベントを含め、ベトナム国民は幸せに浸る事が出来た。この報告は副大統領兼ベトナム祖国戦線書記長のHuynh Dam氏により、国会下院で報告が行われた。
報告書は、市民の意見や問題点の改善策などが詳細に書かれている。
Dam副大統領の語ったところでは下院常任委員会及び祖国戦線は860件に及ぶ土地や公共工事に関わる汚職や役所の無駄遣い要望や文句が届けられたという。

ベトナムはこれまでに貧困撲滅に力を注ぎ一定の効果は高めつつも、未だ約200万世帯は貧困層に属したままで、内40万人は一時的なバラック住まいを余儀なくされている。これら貧困層のほとんどは山間部や僻地で暮らしているものたちだと報告書は指摘している。人々は政府に対し低所得者向けの住宅整備実行の1994年7月5日施行された法令61・CPに乗っ取ってスピードアップを要求している。土地問題で意見を持つ人々は関係行政当局に対し、工業団地造成予定地在住の既地権者の立退き先を可及的速やかに選定し、工業団地造成を随時行って行かねばならないと語った。その為に、政府はそれら地権者世帯へ妥協可能な賠償額を示したり、替地・替住宅の提供をしてゆく事が肝要であると続けた。

その他、国民の請願は、食の安全・鳥インフルエンザ・家畜の口蹄疫・大気汚染、下水問題を含む環境対策・交通安全及び薬物中毒などが挙げられていた。人々は政府が全ての要因を集約し、定期的に工場施設などが法律に則り、操業を行っているのか監査や検査体性を行う必要があると指摘する。国民の中にはベトナムのWTO加盟が現実のものとなり、不安と恐れ、機会と挑戦が織り交ざった機運に包まれており、他のWTO加盟国に対しベトナムの情報を開示して行くよう呼びかける必要があると考えている。国民はベトナム政府が国益・社会保護・慣習から来る否定的なインパクト・独立維持と主権を支持しながら協調し問題解決に図ることを希望し、2006年10月20日にユネスコがパリで承認したWTOの合意の文化保護・増強、そして変化させることに関する協定をベトナム国会下院が早く批准するように求めた。

国民は、共産党・下院・政府が首相を筆頭に汚職撲滅に邁進している事を歓迎しているものの、その進展は思ったように成果が現れていない。汚職や無駄遣いの多くのケースは、様々な職域と職責で今も跋扈している。特に、投資・公共工事・予算支出・土地管理並びに公共資産使用に関わる分野でその傾向が顕著である。国民は、国会下院・下院常任委員会・国家会議委員会等に規則の監督強化と問題点を炙り出し、より良き道筋を付け実行に移すよう呼びかけた。
加えて、司法当局に対しても裁判の質をこれまで以上に向上させるよう要望している。

行政改革に関しては、既に多くの成果と実績を積み上げて来たものの、まだまだ改善の余地は沢山あると報告書は指摘する。
厄介な管理手順は、土地利用権・戸籍騰本作成並びに変更手続き、或いは公証人活動は、これまで市民や企業に問題を常に投げ掛けて来た。故に、国民は官僚主義を改善し行政改革により手続きの合理化を果たして行くことを要求した。

(辛口寸評)
ベトナムはWTO加盟を果たした瞬間から、名実共に国際社会の一員として迎えられた。その上、駄目を押すかのようにAPEC議長国として華々しい成果を挙げ、これでもうベトナムは昔へ後戻りが出来なくなった。これまでは、自国内で適当になあなあでやって来れた事が、今後は通用しなくなるばかりか、ベトナムの一挙手一投足が、国際社会から観察され、そして徐々に評価が定まってゆくことになる。誇り高いベトナムの人々は、そんな事、他者から云われるまでも無く、充分、理解していることだろう。しかしながら、そもそもナアナアと言うのは身内に対してなされて来たもので、良くも悪くもベトナムの文化の一面で、歴史・風土・環境に根付いたものであるがゆえ、一朝一夕に幔幕が下りるように変える事は叶わない。
ベトナムは、WTO加盟に因って得るものも多い一方で、棄てねばならぬものがある事を受け容れられるのか否か、そこにベトナムの未来が掛かっているような気がする。

12月01日(金) 食物フェスティバル間もなく開催
* Binh Thanh地区のVan Thanh Tourist公園では、12月1日~3日間開催する「世界の味」と呼ばれる食物フェスティバルのための準備を進めている。入口で、フェスティバルの模様を促すパネルと一緒に、見学者は、調理道具を一堂に集め陳列されたショーケースを見ることが可能だ。3日間の開催期間中、料理人たちは、見学者のための音楽ショーを料理道具を楽器として使用するパフォーマンスを展開してくれるという。

ホーチミン市内の約23軒のホテル及びレストランが、ホーチミン市観光課・同対外業務部とSaigontouristによって組織されて、15か国の国々の特別メニュー並びに食物文化紹介の役割を果たすことになるだろう。見学者は、中国、フランス、インド、イタリア、日本、韓国、米国、ベトナムの他、他の国々からの料理を楽しむことができる。
その上、見学者は、各ブースでもようされる伝統的なフォークソングショー・ゲーム・料理教室・民族衣装ショーなどに同時に触れながらこれらの国々の食物文化に関する知識を深めることが可能だという。

フェスティバルは、さらに、料理人やバーテンの技術を披露するための機会として役立つ。ホーチミン・シェフ・クラブの料理人は、全長100メートルの春巻を作る準備をしており、200人の料理人が、新鮮な春巻を作るためにグリドルケーキ、野菜22kg、米製バーミセリの40kg、小エビ16kg及び豚肉20kgを使用することになるという。クラブは、チャリティー募金のお金を集める為にフェスティバル中、見学者にスペシャルデッシュの販売の予定をしているそうだ。入場券は、1人当たり12万ドン(約890円)を、今回、約4,500枚の販売を計画しているとのこと。入場券の予約は08-5123025と5123026まで電話でただいま受付中。

(辛口寸評)
意外に思われる向きもある事と推察するが、ホーチミン市で実は幅広く世界各国からの料理が食べられることを知る人はまだまだ少ない。簡単に上げてみると、欧州料理ではフランス・ドイツ・イタリアは云うに及ばす、スイス・チェコ・ロシア・ポーランド・スペイン・ブルガリアなどカバーし、アメリカ大陸系ではメキシコ・ブラジルがあって、我らのアジアに目を向ければに日本・中国・韓国・マレーシア・タイ・カンボジア・ラオス・インド・ネパール・トルコそれに北朝鮮!ベトナムへ来たからには当然、ベトナム料理をお奨めするものだが、折角、世界のレストランが揃っているホーチミンに足を踏み入れたのなら、是非、お試しなされてみては如何だろう。

12月02日(土) 女性が未来の亭主に求める資質
* 最近結婚したばかりの私の友人は、伝統的な妻の4つの理想像(真面目・美しい・料理上手・洗練されていること)はもう聞き飽きたと愚痴をこぼしている。「男性は妻の理想像を語るのみで不公平よ。これじゃあ結婚した女性は亭主に規格に合わせるしかないじゃないの!」と友人は鼻を膨らませる。彼女の憤りを慰めるわけではないけれど、私はこの件について簡単な調査をし、その結果、現代女性は情熱よりもより現実的であることが解ったのだ。儒教の教えでは理想的な男性は、慈悲深く礼儀正しく、それに忠実で知恵があり、誠実であることとされてきた。

その一方で多くの女性が、男性に対する価値観にこれらを重要な要素として今も重きをおくものの、現実、これらの意味は本来のそれと大きく懸け離れて用いられているのだ。例えば、知恵とは元々、音曲・将棋・詩作・絵画に対する知識の高を捉えていたが、現代女性は頭脳明晰さを異性である男性に求めるのだ。ベトコムバンクに勤務するNguyen Kim Lanさんは、「考えてもみてください。今日日一家の大黒柱の亭主が、音楽や詩、それに絵の知識しか知らなかったとしたら、どのように家族を養っていけるのでしょう。」とこれまでの古い考え方を否定する。

私が面談した今年23歳のDo Hoang Minhさんと何人かの女性たちは、亭主らが古い価値観の才能を多く有していることは趣味の世界として否定はしないものの、要するに家族を養うための食べ物をテーブルにもって来れるだけの技術があれば問題ないのだと語った。外資系企業でマーケッティングを行っているNguyen Chi Maiさんは、亭主の最も重要な要素は安定していて、高給取りであることだという。

無職即ち無収入。無収入これ即ち家庭の台所事情が逼迫しているということである。この様な状況下では、普通、その家庭に幸せはやって来ないものだ。今では、ひとつの菅笠、ふたつの金の心臓があっても女性にとって魅力的では無くなっているのだとMaiさんの弁。(筆者中:菅笠は愛し合う男女ならひとつの菅笠でも分け合うことが出来ることをさし、ふたつの金の心臓は愛し合う男女を指す。日本の諺調で言えば、一人なら過ごせないが二人なら暮らせるじゃないかと、、、。)

これらの女性のことを金遣いの荒い女性と考えてはいけない。
ハノイ大学の女子大生Le Ngaさんは、親の脛をかじることの出来ない男性は受け容れられないと説明する。「働きもせず親のお金を湯水が如くつ遣うことの出来るドラ息子が魅力的と価値を置く女性の多くは中身が空っぽで、目先の今年か考えられないのです」とMaiさんは主張する。Maiさんを含む幾らかの女性は、亭主に迎え入れる男性は仕事ばかりでなく、家族を省みる男性を望んでいるという。「亭主は家族全てを扶養する大切な人です。ですから、亭主の決め事は重要で、仮に意志薄弱な男性と所帯を持ったとすれば、とても苦痛に感じるでしょう」と彼女は続ける。

その一方で、何人かの女性は、未来の夫になる男性の為に喫煙と飲み過ぎ禁止などの厳しい規則を設けたりするそうで、さらにマイホーム獲得は何にも況しての最優先事項として考慮するのだという。国家公務員のMai Phuong Thuさんはロマンスより慈悲深いことに重きを置き、それが良い亭主の要素だという。感情に左右されたり、夢ばかり追い駆ける男性は彼女にとってもその周囲の女性たちにとってもお呼びでないとのこと。「幸運なことに私の彼氏はエンジニアで、多少根暗なところはあるけど、とっても温かくて優しい人なのよ!」とThuさんは照れ笑いを浮かべる。

「パートナーを捜します!」というタイトルの新聞個人広告は未来の夫を見つけるための女性の希望基準が読み取れる。地方紙の調査に因ればは、ほとんど、すべての個人広告が賢く洗練されたパートナーを要求するのだという。また、若干だが少数の意見ながら、相手に対し高い身長と見てくれの良さを希望するとのこと。私が話しをした女性は、外見より人格や背景を重要視するのだと応えてくれた。Ngaさんは外見を余りにも気にする男性は返って嫌だという。彼女の人生の伴侶は、英語とコンピュータスキルを持ち、欲を言えば大学院出が理想だとする。最も重要な亭主の要素は、誠実さに尽きるとNgaさん。「どんな女性も浮気な男性だけはごめんだわ!」と彼女は続ける。

今年45歳になるDinh Kim Leさんの様な多くの女性は経験から亭主は強い責任感を持った男性に限り、その男性は物質的な豊かさに恵まれた男性よりも女性には魅力的に映るのだと語ってくれた。「亭主は自分に対し責任を持ち、次に家族、そして社会に責任を持つもの。責任感の強い人は安定した職につくことが出来、誠実で妻子を大切にするものです。」とLeさんは言い切った。
なんだかんだといいながら、やはり女性たちは将来の連れ合いとなる男性に慈悲心、丁寧さ、忠実、知力、誠実を理想として追い求めているようである。

(辛口寸評)
ベトナムの女性の価値観に大きな変化が訪れているような話題だが、女の子のいる飲み屋へ日頃から市場調査を欠かさない筆者からすると、多少の西洋カブレと近代化の波に飲まれた若い女性のマテリアリステックな感覚が年々研ぎ澄まされてきているように思われるが、それでも大多数の女性は今も古い価値観を共有していると言い切れる。だからこそ、今も筆者を含む多くの日本人のおじさんたちは、ベトナムの夜の巷を徘徊するわけだ。

要するに洋の東西 或いは日本・ベトナムを問わず、女性という生物は神が創りたもうた時から、生活力に卓越した男性を求める本能が備わっているのであり、夢や理想論より常に実益を追う様に出来ている。だって日本でもいうでしょう“花より団子って”本日の寸評は纏まりに掛けましたが、そういう日もあるということでお許しを、、、(笑う)

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