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2006/12/08

NHKラジオの番組作りの姿勢が理解できない!

NHKは、ラジオ放送で各地に伝わる物語などを「音声ドキュメント」として記録し保存する狙いも含め番組を作り、その過程で語り部が地方言語の発話アクセントポイントをこなせなく、違っても仕方がないと主張するの?!

NHKは深夜時間帯に、ラジオ第一放送で「ラジオ深夜便」なる長寿番組を放送中です。
先日、車で走行中に偶然聞く機会があり、多少、連続した音楽に食傷気味だったことと、定時ニュースと深夜の道路事情を聞く事も狙い、NHKに周波数を合わせたままで走行しておりました。
流れてきたのは、大阪に伝わる「民話を語る」というプログラムでした。NHKらしく、出演者について紹介があり、多少の御託を並べ、突然大阪(河内・松原)の民話が語られ始めました。始まって直ぐ、異様な耳障りを覚え、不思議な感覚に襲われたため、丁度、戻り着いたこともあり、駐車するや否や興味深く異様な感覚を確かめました。
ナッナァ~~ンと、ラジオマイクの前で民話を語っている語り部は、大阪(河内・松原)の言葉(発話アクセント)が話せないのです。
大阪の人なら直ぐに感じる異様な違和感、「そうです、それそれ!(発話)アクセントのポイントがモノの見事に違う」のです。
違うことを前提とした番組なら仕方がありません。
しかし、大阪(河内・松原)に伝わる「民話を語る」と称し、大阪は河内・松原の代表のような顔をしてNHKの渋谷まで出向き、見事にアクセントポイントを外し(つまり正系の発話ができもしないくせに話したがる出しゃばり)、大阪(河内・松原)の民話として語られることを、気高い関西の文化を誇りに思う者としては許すことができません(度量が広い狭いの話ではありません)。
何よりも、大阪(言語文化圏)以外の多くの人は、「大阪の言葉って、やっぱりヘン」って思いこんでしまう可能性を否定できません。お笑い番組ではないのです。
深夜帯とはいえ、列記としてNHKが公的に放送している番組です。しかも、重要なことは「ラジオ」なのです。つまり映像がないわけですから、「耳からの音」が全てです。

これは、大阪の文化(言葉は思考する道具で文化そのものです)を、例え深夜とはいえNHKのラジオにより蹂躙される文化侵略と考えたわけです。つまり大阪(河内・松原)の民話を大阪の言葉(河内弁)で語るといいながら、その言葉を用いるようなフリ(嘘偽嘘言)をして平気なわけです。信用できないのです。傲岸であり厚顔なのです。何よりも、文化侵略であり、(間違った発話アクセント)言葉による言葉の植民地支配だと考えます。無茶苦茶です。もう、ホンマにムチャ・クチャでございます。

NHKは東京の日本語(標準語)なる言葉の普及促進には熱心です。しかし、各地の放送局が制作する大方の番組においても、東京からの圧しがあるのか、ドラマなどでも、これまで多くの「地方発話アクセントポイント」を無視(地域の伝承される言葉を取り上げた)した姿勢の番組制作が横行しておりました。

しかしそれも、若干は仕方がないのかなぁ、と半ば諦め、半ば妥協姿勢で受け入れていたわけですが、この度の大阪に伝わる「民話を語る」は、見事にブッ飛びましたねぇ!
お陰様で、ドライブを終えた眼も頭も「スッキリ・クッキリ・バッチリ」と冴えわたり、手持ちのPCでNHKのWEBから、すかさず下記の抗議(注意)メールを送信しました。

意見・要望  ※NHKは400字以内の文字数制限を課しています。その文字数を超えると送信できません(ブログ主宰者としての注)※

cont_edb: 現在、「各地の民話」を語るを各地の言葉(方言)を使用し語り放送中です。
今日現在は、大阪の松原市の民話です。
.残念ですが、語り手は大阪の言葉(松原は河内言葉)に苦労し無理矢理に話(発話) しアクセントポイントが見事に外れ聞くに堪えません。
NHKはラジオで全国へ放送中です。地方の民話を伝える言葉(発話)のアクセントは、地元の純粋な言葉でなければ、各地に伝わる重要な意味やニュアンス暖かさなどを伝えられません。民話を言葉(発話)で表現するには、その考証がなければ意味を 持ちません。正確な言葉(発話)が不可欠です。アクセントポイントの外れた河内言葉を聞くのは苦痛です。大阪の言葉を毒さないためにも録音がありましょうから大阪放送局を含め正確に検証し、ご回答下さい。正しい言葉(発話アクセント)で、各地の民話を放送頂きたい。2006.12.03 0219>>..>>submitTime: Sun Dec 3 02:19:52 UTC+0900 2006>>

それへの回答は、以下のとおりです。これまた「ブッ飛び佐助」みたいな中身で、見事にNHKらしいというか、当事者能力を欠いた傲岸不遜な開き直りでした。皆様に、ご解読頂きたく、公開申し上げご一考願いたく存じます。

送信者: <nhk-mail@○○○○.nhk.or.jp>
受信者:○○○○
件名 : Re: ラジオ深夜便 [#769287] 日時 : 2006年12月3日 2:22

○○○○様
日ごろNHKの番組を視聴していただきありがとうございます。お寄せいただいたご意見・ご要望・お問合せは、受付番号[#769287]でお受けしました。
このメールは、お客さまのメールを受信したことを自動的にお知らせするものです。
このメールへのご返信は、お受けしておりませんのでご注意ください。

○○○○ 様 

日頃より、NHKラジオ深夜便をお聞きいただき、誠にありがとうございます。
お問合せいただきました件を、ご案内致します。

今回放送しました「民話を語る」にご出演いただきました◇さんは、 四国の愛媛出身の方で、結婚してから大阪にお住まいです。
大阪で、生活してる間に貴重な民話が数多くあり、それを埋もれさせたり、風化させてはいけないという思いから、地元の方々の下に足繁く通い、地元の方から民話を語って頂き、今現在、民話にとどまらず、民話を含む大阪の文化財の保持、普及にご尽力されている方です。
放送では、◇さんが地元の方より聞いた話をそのまま語って頂きました。

放送では、何度も録音しなおしたり、編集を重ねますと、民話の味わい、地元で聞くような臨場感を損なう可能性がありますので、そのまま手を加えずにあえて放送致しております。

上記な事情により、アクセントやなまり等聞き取り難い点あると思うのですが、そのまま放送しております。
地元の方が聞いて、生まれも育ちも地元のかたと、アクセント等違ってることもあると思いますが、ご理解くださいます様お願い致します。

貴重なご意見、ご指摘を頂戴いたしましたことは、番組制作担当者及び、今回ご出演いただきました◇さんにも伝えさせて頂きました。

今後の番組作りの参考にさせていただきますので、ご指導のほど宜しくお願い致します。

ラジオ深夜便制作班  ※原文のまま転載

この返信メールを受け、しつこいようですが、下記のメールで、改めて注意というか抗議を行いました。

送信者: ○○○○
宛先: "△△△△" <△△△△@radio.nhk.or.jp>
件名 : Re: お問合せの件について   [#769287] 回答内容への抗議!
日時 : 2006年12月5日 20:23

NHK、「ラジオ深夜便」ご担当 御中

(送信本文では)記のお返事を頂戴しましたが、当方の指摘に対する回答になっていないように思い致します。

まず、何よりも、指摘者には、氏名と住所電話番号などを入力させながら、回答者の氏名も部署も役職も一切を省略した回答をしても平気な幽霊メールに驚愕しております。
この礼を失した点について、まず強く抗議致します。

お返事では、各地の貴重な「民話を残し話し伝える」ことに尽力しているのだから、多少聞き苦しくても辛抱すべきである、とのご主張と承りました。

しかしながら、それは実に傲岸不遜な物言いと、あえて指摘申し上げたく存じます。

各地に伝承される民話は、当該地域の発話(方言によるアクセント)を以て、伝承されているのであり、その発話アクセントに、当該地域の文化を含めた多様な要素が混入し、その民話が持つ「暖かさや、教訓」を伝えることができるわけです。
基本的に、当該地域において、語彙は同じでも発話におけるアクセントが異なれば、その瞬間に当該地域の民話であっても、当該地域の民話でなくなります。これは、誰が考えても普通に理解できることです。
それを、素直に認めることなく、「伝承しようという方が、多方面で尽力される方だから、それに免じて仕方がない」という論法で、かつ、多少聞き苦しい点があっても辛抱されたし。というご主張は、放送に関わる側としていかにも情け無い言い訳だろうと考えます。
なおかつ、この種の物言いは、極めて傲岸不遜な開き直りであると指摘せざるを得ません。極めて、残念です。

このメールが、本当に良心のあるNHKの職員から戻されたメールかどうかも疑わしいのですが、NHKの番組制作に関わる方々の姿勢を疑います。

もっと、誠意のある回答があるべきと存じます。
改めて、放送された発話アクセントの中身を精査されました上で、回答されますよう、重ねて申し入れを致します。 2006/12/05. 2022

この後、NHKから、多少は検討に値するメールが寄せられました。公開申し上げたく存じます。しかし、お寄せ頂きましたメールでも、指摘に対する本質的な点についての回答にはなっていないとも考えられます。皆様のご判断を仰ぎたく存じます。NHKの努力は認めているのですが、どこかスッキリしませんね!

送信者: <nhk-mail@△△△△.nhk.or.jp>
宛先: <○○○○@○○○○.com>
件名 : RE:ラジオ深夜便 [#769287]
日時 : 2006年12月7日 11:06

○○○○ 様

いつもラジオ深夜便をお聞き頂き有難うございます。

先日は私どものスタッフが中途半端な回答をしてしまい申し訳ありません。
 
「民話を語ろう」のコーナーは17年4月から全国各地に伝わる民話を、地元の民話の語り手の録音を再生し、その地域の民話に詳しい研究者が解説するスタイルを基本に放送してきました。(時には語り手自身が解説も担当するケースもあります。)
 
研究者の中には他の県から嫁に来たり転勤がきっかけで、その地域の民話の研究者になった方もいらっしゃいます。
 
今回の◇さんもその一人で、四国の出身ですが、40年ほど前に大阪・松原にやってきて民話の採話に取り組んでいます。現在は「日本民話の会」の会員で、松原の民話の保存・伝達活動に熱心に取り組む地元の第一人者で、大阪府文化財愛護推進委員として民話の保存にあたっています。

また、老人会や子ども会の要請で民話を語る活動もしており、語りの面でも評価を高めています。
 
◇さんは民話の採話に重点を置き、消え行く民話を40年の間に何千人もの方から直接聞き取り、聞いた方からのお話をそのまま残したいという考えです。
 
ただし、◇さんは四国生まれのため、今回は話しやすい四国の言葉で語っています。この点は○○様のご指摘のとおりで、不信感を抱かれたのだと思います。

例えば「ひい(古だぬき)」など土地独特の言葉は変えずに、アクセントは生まれ育った自分の言葉で話されています。
 
初めにも書いたように、この番組は、土地に伝わる民話をそこに生活する人に語っていただくのが狙いですが、民話の適任の語り手も高齢化が進んでいます。松原地区もその一つでした。
 
こうした事情から、担当ディレクターは日本民話の会に取材した上で、◇さんに解説とともに語りもお願いしました。
 
ただ、○○様のように、大阪・松原の言葉に詳しい方にはアクセントが違い、違和感を覚えられたのも無理はありません。
 
次回の9日夜の放送の際には、「◇さんは地元の研究者の第一人者であるが、四国出身である旨」説明を加えた上で放送いたします。
 
 
この民話の企画も、当初東北や中部など素晴らしい語り手がお元気だったり、録音が残されている県から始めましたが、まだ放送していない都道府県の中には、優れた研究者や語り手、録音も無く、保存活動が行なわれていないところも少なくありません。

今後は、無理に日本地図を埋めるようなことはせず、条件がよりよき民話の地域を再び紹介したいとも考えています。
 
今回は、私どものスタッフのまずい対応と、番組の説明不足をお詫びするとともに、ご指摘を今後の放送の中で生かしていきたいと思います。ご意見有難うございました。
                            
ラジオ深夜便・△△△プロデューサー △△△△
NHK視聴者コールセンター  ※原文のまま転載

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コメント

いつも朝ドラ「だんだん」を楽しく拝見し毎日楽しみにしていますが、今はパートに出ていますので、勤務がシフト制です。そこで朝と昼はちょうど平均週2から3日は見られずとても残念です。今後、朝と夕方か夜にならないかと切に思います。BSや録画という方法もありますが、働いて受信料を払う人が見れないつらさは残念です。どうか、よろしくお願いいたします。

投稿: 湯田眞理子 | 2009/02/28 18:45

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