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2007/01/25

「外国人技能研修・実習生制度」を悪用のブローカー逮捕!

このニュースを最初に報じたのはNHKである。

1月24日正午の全国ニュースで映像も交えて報道した。久々にNHKが放った特ダネだった(よう)。
その他の報道機関は、ネタがなかったのかも知れないけれど、カスリもしなかった。特定外国人の人権には口やかましい「朝日」も抜け落ちいる。特定の外国人には鋭さを発揮するが、一般的な発展途上国からの外国人については、素知らぬ顔だから凄いことだ。
「外国人技能研修・実習生」の制度と実態を追っていた「讀賣」も、NHKに抜かれたのだから、さぞかし残念な気分だろう。その意味で、NHKの報道は善い意味で突出している。狙いを定めて追っていたのだろう。逮捕された容疑者へも事前に接触しインタビューをしていたかも知れない。なぜなら容疑者の普段の映像が流されたから、そのように考えるのだ。
とりあえずNHKに喝采の拍手を贈りたい。

さて、本論に戻り、JITCOも、入管も、警察も動きが、遅すぎる!もっと、迅速に徹底的に摘発しろ!

コラコラコラム」は「外国人技能研修・実習生」制度について、可能な範囲で主張(紹介)してきたが、以前にも(過激に)指摘したとおり、この制度の本質を歪め私的利益のみを追求する悪徳な事業者が多数存在するようになっている。

制度の体系化に弱体な点が多いことが、制度を悪用されるそもそもの原因だが、何よりも導入した後、素知らぬ顔でろくに実際の姿を調査もしなかった、天下り集団JITCOの罪の方が大きいのだ。
JITCOは国の機関だから、「(外国人技能研修生・実習生で)間違いが生じないように、適正化を助言し、そのお世話をしているに過ぎない」と嘯くことだろう。
実態は、何も行わなかったし、事実、何も考えなかったのだ。為すがままで、入管と警察の仕事だと高を括って惚けていたのだ。

その間隙を縫う、あるいは、制度の盲点を探し出す、はたまた、法体系など始めから無視する、自己利益のみを追求するために、「外国人技能研修・実習生」を売り込むバカ野郎の輩(ブローカー)を出没させ、大きくはびこらせてしまったわけだ。
実際に、JITCOが有能であり、監督を行き届かせておけば、もう少し、マシな形で収まっていたかも知れない

しかし、現状は手遅れだ。ローカルの中小零細企業では、「外国人技能研修・実習生」制度の本質など理解することなく、手っ取り早く「外国人は、人件費が安いらしい」という理由で、斡旋ブローカーに頼るのだ。斡旋ブローカーも袖を引かれると、自らの金儲けしか考えない腐った輩だから、「安直な人材派遣」同じように、困り果てた零細事業者の要請に応えて一儲けを企むわけだ。

受け容れた側のオヤジは、よくわけは分からないけれど、とりあえず「外国人技能研修・実習生」を本来の目的とは異なる形で受け容れるわけだ。というより、最初から「制度の本質的な要素や約束事」など理解していないし、理解しようともしないのだ。

当に「手っ取り早く、安い人手が確保」できたらよいわけである。
従って、労働基本法も何もあったモノではない。まず、自らの喰い扶持を確保するための手立てに過ぎないから、導入した「外国人技能研修・実習生」が自分の思うように動かない(動かせない)、働かないと言っては、送り込んだ側に引き取りを要請したり平気の平座である。この種の奴らには「人」も「機械」であり「人」であることへの認識や配慮などは一欠片もない。

ここまで、野放しにした国もヒドイ。
何よりも、政府機関を名乗る各省寄せ集めのJITCO(ザル機関そのもの)の責任は免れない。
美しい国」どころではない。そのうち、関係国との間で「人権侵害」という重大な外交問題へ発展するだろう。日々「日本」の生活安全を脅かすのは、「日本」の中で法秩序を無視し破壊して平気な「日本人」が招いているのである。

今回は、氷山の一角に過ぎない。
国は、もっと本腰を入れて、「外国人技能研修・実習生」制度の検討をすべきである。また、違反者への罰則規定を実態に合わせて徹底するべきだ。
違反者は再起できないところへ追い込むべきだと考える。なぜなら、「外国人技能研修・実習生」に関わり摘発される場合は、その殆どが「(人としての)基本的人権の(過大で重大な)侵害」だから、これに正面から対処できないなら、「日本」は本当に法治国家かどうか疑われるだろう。

コラコラコラム」は、2月16日(金)に、大阪で開催される「第2回多文化共生フォーラム2007」の案内と呼びかけをしている。「外国人技能研修・実習生」に限らず、多面的な文化を抱える各国からの滞日外国人と共生を図る上での研究交換ができればと願い紹介している。多くの方のご参加を得たいと思います。

引用開始→ 研修制度悪用 ブローカー逮捕    (NHK NEWS)

逮捕されたのは、研修生の受け皿として設立された協同組合「山陽インテック」の理事長、鶴野啓介容疑者(60)です。岡山県警察本部などの調べによりますと、鶴野理事長は、去年2月、「外国人研修・技能実習制度」で入国したインドネシア人の男性を、入管当局に事前に届け出ていた受け入れ先とは別の岡山市内の金属加工会社にあっせんして働かせていたとして、出入国管理法違反の疑いが持たれています。調べに対して、鶴野理事長は容疑を認めているということです。また、警察は、クン・サントソブディ・ヌグロホ容疑者(25)らインドネシア人の研修生6人についても偽造パスポートで入国していた疑いで逮捕しました。これまでの調べによりますと、鶴野理事長は、インドネシアに現地のスタッフを置いて、人手不足に悩む岡山県や広島県の中小企業に毎年150人に上る研修生を送り込んでいたということで、逮捕された6人の研修生も鶴野理事長が入国をあっせんしていたとみられています。警察は、鶴野理事長が研修制度を悪用して不正な利益を上げていた疑いもあるとみて調べを進めることにしています。
1月24日 18時53分   ←引用終わり

ようやく、岡山の地元紙「山陽新聞」が事件の記事を25日の紙面で取り上げたようだ。WEB NEWSで発見したので引用し追加紹介する(2007/01/25 18:54)

引用開始→ 研修装い不法就労 岡山の組合代表理事 助長容疑で逮捕  (山陽新聞WEB NEWS)

国が推進する「外国人研修制度」を悪用し、本来の研修先とは違う企業に派遣していたとして、岡山、広島両県警は24日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで岡山市津島京町、金属加工関係協同組合「山陽インテック」の代表理事鶴野啓介容疑者(60)を、同法違反(不法入国など)容疑でインドネシア人の男6人を逮捕した。

両県警は鶴野容疑者が不法就労あっせんブローカーとして、低賃金で労働力を確保しようと、山陽インテックや経営する研修事業運営・援助会社を通じ、年間100人以上の研修生を受け入れ、岡山や広島の中小企業に派遣していたとみている。

調べでは、鶴野容疑者は昨年10月17日から同30日、山陽インテックを通じて受け入れた別のインドネシア人男性(26)を、外国人研修制度に基づき国が認可した業種とは違う岡山市の金属加工会社や鉄鋼製品加工会社で働かせた疑い。容疑を認めているという。
【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年1月25日掲載)
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