« ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第107号 | トップページ | 「米国」と「日本」は、北京で繰り返えされる「北朝鮮との茶番劇」いつまでやるの?! »

2007/03/25

ハノイも雨が続く毎日!

ハノイも大きな気候区分では「乾季」で季節的には「春」だ。

普段なら、冬の霖雨(りんう)が春先の雨となり、舞い立つ塵芥を清浄な空気に戻してくれる雨になる。
友人達は、「今年は、ホントに雨が多い」と言っていた。
何よりも今年の雨は、「大雨」だ!しかも長い時間降り続いているように見える。

いずれにしても、今年は、ちょっと「雨」多くないかな?!

ベトナムの朝は、バイクのエンジン音と共に明ける。
ハノイの市民は、雨でも生活のために、バイクを駆使して街中を田畑の間を走り抜ける。公共交通機関が手薄なため、暮らしていくにはバイクに頼らざるを得ない。
朝夕の通勤時間帯の交差点は、いずれもバイクで大渋滞だ。
延々と、警笛とガナリ合い怒鳴り合いが続く。
雨の中、色とりどり様々なポンチョを被り、雨に打たれながら右へ左へ北へ南へ西へ東へバイクを走らせるのだ。
この季節、ハノイの雨は「冷たい雨」だ。
冷たい雨に打たれながら、バイクを走らせると、物凄い勢いで体温を奪われる。
帰り着いた家は、タイル張りの床だから、地表温に近いこともあり躰は温もらない。
それでも、「どこどこの市場へ行けば、○○が安く手に入る」と、風の便りで届けられるや否や一目散にバイクを疾駆させるのだ。

23日の雨は、未明から降り始め、午前中降り続いた。
昼前後、降り止んだから、安心していたら、午後の仕事が始まる頃合いを見計らうように、また降り始め、夕方まで降り続いた。

ハノイの街中は、至る所、工事だらけだ。
日本を始め、多くの国が提供するODA(政府開発援助)資金を投入した、市外基盤改造と新構築に向け、道路の拡幅と立体交差化を始め大改造中のため、これまで以上に埃っぽいのが玉に瑕だ。そんな中を走り回るのだ。

おかげで、車は泥だらけ。
黒い塗装は、ワイパーで払拭された部分を除いて、限りなく土銀色に変わってしまった。
雨が上がると、ドライバーは、車体の洗浄に余念がない。
実に丁寧に、全体を手洗いする。車室内も靴に付着した泥で汚れるため丁寧に洗う。
1時間ほどかけて、完璧に洗い上げるわけだ。決して妥協したり手抜きすることはない。
なぜなら、外国人に提供する「車」は自らの生活の糧であるばかりでなく、投資資金に対する運用利益とほぼ同じだから、機嫌良く客を迎えるためにも、提供する車は光り輝いていなければならない、でなければ客に愛想を尽かされ大切な収入が途絶えると、健気に考えているからだ。
「客のためには、自らのために」という極めて当たり前のことを維持しているに過ぎない。

顧客サービスなのだが、想定外の時期に大量の雨が降ると、自らの行動計画が狂ってしまうから、狂いにより生じる「収入減」をどう埋め合わせするか、彼らには深刻な問題になってくる。

しかし、夕方、雨上がりのハノイを包む空気はきれいになり、西へ沈む夕日は感動的で一際美しい。心が安まるひとときだ。

|

« ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第107号 | トップページ | 「米国」と「日本」は、北京で繰り返えされる「北朝鮮との茶番劇」いつまでやるの?! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ハノイも雨が続く毎日!:

« ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第107号 | トップページ | 「米国」と「日本」は、北京で繰り返えされる「北朝鮮との茶番劇」いつまでやるの?! »