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2007/03/29

伊勢丹は、東急百貨店と業務提携ではなく、経営統合へ進むべきだ!

伊勢丹も、東急百貨店と、業務提携するなら、もっと大胆に進めた方がよい!

東急沿線とりわけ東横線と田園都市線で、伊勢丹の顧客開拓も進むだろう!
伊勢丹との業務提携で、東急百貨店の商品構成や顧客サービスが本当に変われば、「二子玉川高島屋」は一定程度影響を受けるだろう。ここは一番、中長期的な観点から見守ってみよう。

東急本店を、あのまま、渋谷の街中においてみても、渋谷の街造りにとり、正直どうなの?????といつも考えている一人として、東急電鉄が東急百貨店を、伊勢丹にくっつけてしまおうと考えるのは自然なことかも知れない。
どうせ後は、「東京三菱UFJ銀行」の仕業だろうけど。
「まぁ、いいんじゃないのかな」
これを機に、東急本店も「人がたくさん集まる賑わいのある百貨店」になって貰いたいな。

渋谷は、どちらかと言えば「東京急行」が開発したような街である。

しかし60年代以降の渋谷は、「西武渋谷店」と「渋谷パルコ」が主軸になり、いわゆる渋谷の空気と文化を変えた。
東急の道玄坂から、NHKへ続く公園通りが、西武の手で主導権を奪い、渋谷をオシャレなイメージの街に変えた。何か「公園通り」がかっこよく、「道玄坂」はイマイチのようなイメージに置き換えられてしまった。

円山を抱えた渋谷は、集まる若者を、あの手この手で陥れるべく、渋谷センター街へ押し出してきた。
ちょっと前まで、渋谷は、何の変哲もない山手線の乗換駅だった。
渋谷の変遷は、たかだか40年である。

本論から逸れるけれど、幕裏の小咄をおひとつ提供!
その渋谷を変えたと自負して止まない和田繁明が、西武百貨店で名を挙げたのは、彼が「渋谷西武」店長のときだった。「A館、B館」などと建物をネーミングし、体質の古い百貨店なら本館・新館とするところを、切り口を変えたなどとホザいたものである。
そう言えば「切り口を変える」って言葉が、流通業でポジションを得たのは、この頃からだったような気がする。
次は、改装するという言葉を「リニュアル」すると言い換えたのも西武だった。

対する伊勢丹は、「リボーン(生まれ変わる)」するって言葉で対抗したような気がする。

英語圏の仕事仲間から、「日本人は、少し、頭がおかしくなったんじゃないか?どうして自国の言葉を大切にしないんだ?!」って、鋭い指摘を受けた時期はこの頃だ。

西洋環境開発というわけの分からない事業を率いボロボロにした挙げ句、よりボロボロに追い込まれた「西武百貨店」へ返り咲き、それ以上にボロボロだったかも分からない「そごう」の再建にも手を挙げ、「ミレニアム・リテイリング(世紀小売業)」と当にヒトを喰ったような、和田繁明ならではの名称を創り出した上で、事業統合しグループの長に収まってはみたものの、並み居る赤字は半端ではなく、恐れを為したか、今度は「イトーヨーカ堂」の袖を引き、「セブン・アンド・アイ・ホールディングス」との経営統合で逃げ切りを図ったわけである。
対する「セブン・アンド・アイ・ホールディングス」は、百貨店業態が欲しくて堪らなかったこともあり、和田繁明の巧妙な口車に乗せられ一も二もなくボロ会社に飛びついたという構図だ。
積年の業が原因かどうか知らないけれど、和田繁明は病に襲われ闘病を余儀なくされた。
そして、自らに汚名がそそがれる前(寸前)に、逃げるように引退を表明した(んじゃないかな?)。

何とも、引退表明の日は、東急が伊勢丹との業務提携を発表した翌日だとから、事情を知る側に立つ者としては、二重三重に興味深い見物となった。

本人の心臓も悪いのだろうが、事業の血液(資金)も相当程度重症なのではないのか?!
勝ち目が消えると姿を隠すのは和田繁明の常套手段だし。
ここは当面、もとボスの靴磨き係か鉛筆削り係でもなさいますかねぇ~!

東京で、西武と伊勢丹が、ファッション商材の覇権を競い合っていた頃、西武を率いた堤清二の子飼いの和田繁明は渋谷西武の店長だった。対する伊勢丹の武藤信一は新宿本店のレディース部門の課長職だったように記憶している。会長の小柴和正と良いコンビに見えた。

少し脱線したけれど、普通は報道されない幕裏の「小咄」に触れておいた。

万年、前頭半ばで彷徨う「東急百貨店」が、引退廃業へ追い込まれる前に、東京三菱UFJ銀行というタニマチの仲介で、関脇の「伊勢丹」と業務提携し、全体として大関から横綱を狙う側へ参加してみようという意志を示したことは、少しだけ評価しておこう。

引用開始→ 伊勢丹、東急百貨店に役員2人派遣・提携正式発表  (日経NET)

伊勢丹、東急百貨店、東京急行電鉄の3社は27日、百貨店事業で業務提携すると正式発表した。伊勢丹は執行役員2人を、東急百に取締役として派遣。システムも統合する。百貨店業界では大丸と松坂屋ホールディングスが9月に統合することで合意しており、業界再編の動きは中堅百貨店も巻き込んで一層激しくなりそうだ。

伊勢丹の武藤信一社長、東急電鉄の越村敏昭社長、東急百貨店の水田寛和社長が都内で会見した。伊勢丹は東京・新宿の本店など全国で13店を営業し、2006年3月期の連結売上高は7600億円で業界5位。東急百は東急電鉄の完全子会社で東日本を中心に11店舗を運営。06年1月期の連結売上高は3384億円で業界9位。

伊勢丹は上野直樹執行役員(59)と小俣裕史執行役員(58)の2人を東急百に派遣する。両氏は4月24日の株主総会を経て、それぞれ東急百の専務取締役と常務取締役に就任する。

東急百は数年以内に伊勢丹の商品や顧客情報のシステムを導入する。顧客カードの共通化については「今後の協議で詰めていく」(武藤伊勢丹社長)としている。 (19:42)
(C) 2007 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media;Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ ミレニアムの和田会長が退任、健康上の理由で5月に  (asahi.com)
2007年03月28日23時04分

そごうと西武百貨店を傘下に持つミレニアムリテイリングは28日、健康上の理由で和田繁明会長(73)が5月17日付で退任する、と発表した。ミレニアムの親会社セブン&アイ・ホールディングスの取締役も同24日付で退く。和田会長は「05年秋に心臓の手術を受け、健康上の問題を考えると今後グループ経営に携わることは大変厳しい」とのコメントを発表した。

和田会長は00年、経営破綻(はたん)したそごうの再建役を引き受けた後、03年には経営再建中でかつて社長と会長を務めた西武百貨店との統合を実現。05年12月にはセブン&アイ傘下入りを決め、鈴木敏文セブン&アイ会長とともに業態を超えた国内最大級の流通グループ誕生の立役者となった。
Web朝日新聞 asahi.com  ←引用終わり

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