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2007/03/17

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第106号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年3月17日 土曜日 第106号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflag_78いつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その106 今週のヘッドライン

* 3月12日(月) ロシアもすり寄るベトナム
* 3月13日(火) 越南的論理法を行使する一部の証券会社
* 3月14日(水) 抱合えばそれで幸せ
* 3月15日(木) 自信溢れるベトナムの今
* 3月16日 (金)   日越関係が深まると桶屋が儲かる
* 3月17日 (土)  副首相とカリフォルニアの青い空

3月12日(月) ロシアもすり寄るベトナム
* Nguyen Tan Dung首相は9日、ロシアのプーチン大統領から露越戦略パートナーシップ促進に向けた優先課題リストのドラフトを受け取った。このドラフトはプーチン大統領の側近で外交政策と国際関係を担当するSergey Eduardovich Prikhdko特使がもたらしたもので、ロシアはベトナムとの戦略的パートナーシップを重要視しており、両国の指導者の信念と努力、そして活動的で結びつきの強い官庁間及び企業間の連携がなされるものと信じており、包括的な二国間関係の強化が両国の未来に利益をもたらす事になるとPrikhdko氏は述べた。亦、彼はベトナム政府がロシアのビジネスの為に力を貸してくれるよう希望した。

これに対し、Nguyen Tan Dung首相はプーチン大統領のドラフト作成に感謝し、ベトナムはロシアの今回の提案の中身を良く吟味し、計画を両国で立案し実行に移せるよう努力したいと語った。
首相は、越露関係は戦略的パートナーとして安定且つ公正な協力の強化をし続けていると述べ、経済・貿易・投資 特に石油や天然ガス・電気・エネルギー・科学・教育分野での両国間の協力は前向きな発展を見せていると指摘。貿易と観光業も好調で2005年以来、US1b$近くの数字に達し、ベトナムからロシアへの輸出も順調に増えていると語った。

Dung首相は、二国間のより良い協力の為に双方が互いに努力を惜しまず、内部組織を監督し、活動の活性化を向上させることが重要で、ロシアがインフラ・工業・石油・天然ガス・エネルギー分野でのベトナムへの直接投資促進に注意を傾けることが大切であるとした。Dung首相は会見の席上、両国の企業人に両国の市場調査や貿易フォーラムなどの貿易促進活動を加速させるよう呼び掛けた。併せて、Dung首相は、Prikhdko特使に対し、プーチン大統領へベトナム政府が懸念するロシアで起きたベトナム留学生殺害事件の調査と依頼し、ロシアの法律が殺人犯を公正に裁くよう要請した。

(辛口寸評)
ご存知の通りロシアはアメリカが嫌いである。エリチェン時代にロシア経済はアメリカのIMFの言い成りになった為、ボロボロにさせられている。プーチンが指導者となってIMFのくびきを断ち切った今、ロシアの経済は膨大な天然資源を背景に絶好調な勢いだ。
ロシアはアメリカを牽制する為、中国と今のところ良好な関係を維持しているように見えるが、ロシアと長い国境線を共有する中国はロシアにとって常に脅威な存在だが、取り敢えず対米を考えたとき、少なくとも今は中国と手を握って置いたほうが得だし、中国も同じような理由からロシアと仲良くしている振りをしているに過ぎない。

この様な政治力学の中において、ロシアにおけるベトナムの戦略的重要性は決して低くない。現状、中国と蜜月を送っているよう装ってはいても、いずれ中国との覇権を争う事を既にロシアは想定しているのだ。アセアンの盟主の道を駆け登るであろうベトナムとの関係を強化して行く事は、ロシアにとって対中国政策の抑えの要としたいのである。こうして見ていると、ベトナムという国は如何に“自己”を持つ国かというのが判る。アメリカもロシア同様、いずれ経済のみならず軍事的にも台頭して来るであろう中国の抑えとしてベトナムを必要としているし、中国もその事を痛いほど判りすぎている故に、ベトナムに対して腫れ物に触るような外交展開を仕掛けて来る。

日本から見ればまだまだ貧しい途上国に過ぎないベトナムだが、国家としてベトナムの矜持は我が祖国、日本を遥かに凌いでいるといえよう。

3月13日(火) 越南的論理法を行使する一部の証券会社
*二つの証券会社が、最近の許容量オーバー気味の証券取引を是正する措置として口座開設者への新たな条件を課すことにした。サイゴン証券は国内最大手のひとつで、新たな口座開設条件として少なくとも1億ドン(US6260$)のデポジットを決済口座に預けなくてはならなくなった。このお金を取引に運用する事は出来ない。2007年3月1日より新たに導入されたルールは、小口の投資家を排除するためのものであるとサイゴン証券のNguyen Duy Hung社長はいう。現状、同社の注文システムは許容量を遥かに超えており、同社だけでベトナム総ての証券会社の取扱い高の24%を行っているとHung社長の説明。

現状、サイゴン証券の装備及び人材だけでは注文量をさばく事が出来ないことに加え、同社がNguyen Hue通りに作る予定の支店も未だ操業に漕ぎ着ける事が出来ずにいる。そこで新たなルールを導入し、同社のサービスの質を高め許容量に近づける事にしたとHung社長。尤も、これはサイゴン証券内独自の規約であり、同社は既に国家証券委員会に対し、この措置を発表したとのことだ。サイゴン証券のNguyen Hong Nam副社長は、新しい規約を導入してからというもの新規口座開設者の数は大きく現象しているという。

南東アジア証券も、サイゴン証券同様の措置を取り、少なくとも500万ドン(US312.50$)のデポジットを納めなければならなくなった。その上、今月に限り同社は新規口座の開設を行わないとしている。国家証券委員会の職員曰く、証券会社各社が独自に規約を設けるのは合法としながらも、新規口座を開く事が顧客間の不公平を生み出すのではと疑問を投げ掛けている。同委員会のVu Bang委員長は、同委員会自体、証券会社に対し新規口座開設に関する規約を設けておらず、亦、この様な流れを推奨するものではないと語る。
2006年末時点で、国内証券会社が持つ口座総数は10万件に達している。

(辛口寸評)
ついこの間、3月1日からサイゴン証券ではベトナム人の新規口座開設にデポジットが取られるようになったと書いたが、実はこれは外国人ベト株投資家にも適用されるようで、早ければ今日(12日)からと噂されている。それに拠ると、これまで口座開設料がUS50$からUS200$に値上げされ、同様に毎月の口座維持手数料はUS15$からUS100$に引き上げられる。これだけでも日頃の同社のサービスに照らし合わせれば、価格に見合ったそれの提供を受けていないと憤りを感じるのに更に追い討ちを掛ける様に、ベトナム人同様デポジットを出せという。それも1万米ドルだとぬかしおる!!!
メールで問い合わせても返事は寄越さないわ、電話をすれば相手名を見て即切りするわの天下のサイゴン証券がである!!!
(実際 同証券会社ヘ出向き、担当が居たので試しに電話すると名前を確認してそれを切りよった現場を押さえた経験あり)

ちょっと調子に乗ると直ぐ浮かれて強気に回るベトナム人の国民性がモロ現れた今回のサイゴン証券経営サイドの決定はまさに暴挙と言って差し支えない。本来、社会主義の命題は、建前でも平等を掲げなければならないものだが、自己の努力もせずに他社にその責任を押し付け体の良い脚きりが許されて良いものではない。国家証券委員会の沽券に掛けても、今回のサイゴン証券の決定は是正させるべきだろう。いずれにせよ、今後、良くも悪くも同証券会社の動きから暫く目が離せなくなる。

3月14日(水) 抱合えばそれで幸せ
*テト休暇を故郷で過ごすため大勢の帰省客が降り立つハノイ駅の一角で、“自由に抱合おう!”や“抱擁を共有しよう!”と言ったスローガンが書かれた看板を掲げた若者の一団が見受けられた。人々が見たその一団の動きは世界的な兆候となるローカル的な現象だった。フリーハグ・キャンペーンは一年前に若いオーストラリア人旅行者の発案によって始まった。空港ターミナル内で家族どおしが抱合って別れる風景は、その若者をとても孤独な気持ちにさせ、「誰かを抱きしめたい」と思ったのがそもそものきっかけとなったという。そして見知らぬ人々に手を貸し抱き合う事を推し進めたのだ。

人気のビデオ投稿サイトYouTubeにアップされた彼の真摯な様子は人々の共感を誘い次第にベトナムを含む世界中の若者たちに支持されるようになって行った。「“人生は抱き合う事によって共有するもの”、私たちは私たちが与えたもの以上に私たちは与えられているのです。」と語るのは、フリーハグ・キャンペーンのボランティアNguyen Minh Hoangさん。その他の多くの若者たちも、愛の輪を広げるこの行為に賛同し、フリーハグはハノイ市中に広がり、抱き合う事で人々に幸せな気持ちを送り届けているのだ。

オンライングループ“幸せを自ら創造する会”では、フリーハグを国家的な動きにする事を目的として活動している。情熱の抱擁と名称を与えられたフリーハグ・キャンペーンは、不幸な人々を焦点に当て旧正月前の一ヶ月間Nguyen Dinh Chieu盲学校・仏越Bach Mai病院・国立老人専門病院、そして冒頭にあったハノイ駅などで実験的に社会団体によって行われた次第だ。「それぞれの場所でそれぞれ違った反応が寄せられたのは云うまでもない。
しかし抱いた方、抱かれた側、何れも泣けるほど感動したのです。
」と発言したのは、同社会団体のコーディネーターNguyen Khanh Thuongさん。「我々が抱く準備をしている場面、抱いている場面、相手からの抱き返しをもらうそれぞれの場面でいくつもの忘れられないメモリーを持つことが出来ました。我々の抱擁が気持ちの沈んだ人々を勇気づけ、人生の悲しみに打ち勝ちようそれに愛情とインスピレーションを託しているのです。」

Bach Mai病院に入院しているある癌患者は、彼のたったひとつの願い事は一日でも早く病気から回復し、家族の住む自宅に戻りテトを一緒に過ごすことだという。しかし、ハノイから実家のある故郷までは遠く、彼の今の体調ではその長旅に耐えるだけの余力もない。そこでボランティアたちは温かい抱擁を彼に捧げることによって彼をい勇気づけたのだった。しかし、フリーハグは誰にでも受け入れられているわけではない。アジアの文化環境では奇異の目に映るのは致し方ない。性的な収益を得る為の活動と偏見を持つ心ない人々もいる。

例えばハノイ駅では、多くの人々が抱擁の拒否をし、しばしば警察の注意を引いたものだった。「この狂った時代の中で、悪者は跋扈しています。だからこそ、全ての人々は人と人との触れ合いがより重要になってきているのです。」と団体メンバーのHoangさん。「無料の抱擁を捧げる事が、人々に総ての人々が悪者では無いのを伝えられるのです。私自身、子供時代から誰とも抱き合ったりしていませんでした。両親や祖父母にさえ抱かれるのを恥ずかしいと思っていたほどですしかし、フリーハグ・キャンペーンに参加してからというもの総てが180度転換しました。」と語るのは、ベトナム商工会議所に勤務しフリーハグのボランティアのNguyen Minh Thuyさん。「抱擁によって暖かな気持ちになれる今、家族・友人に関らず誰とでも抱擁を分ち合う事がで切るのです。」と彼は結んだ。

(辛口寸評)
この記事の書き方からフリーハグ・キャンペーンに対し、割と好意的な感じを受けた。通常、ベトナム政府は新興宗教や世間を惑わすように団体・デモに対して、決して良い印象を持たないものだ。というのも時に、それらが反体制に回ったり、或いは特定の外国勢力の民主化という名の尖兵になる事を怖れるからに他ならない。しかし、このような記事が普通に掲載された段階で、このフリー・ハグキャンペーンはベトナム政府にとって、人畜無害のお墨付きを得たと考えて良く、しかも首都、政治の都ハノイでの活動が自由に許されているのが何よりも、その立証となるだろう。ホーチミン市では、筆者は未だ、このグループにお目に掛かった事がない。まあ、それはさて置き、偶には強く抱きすくめるのも良いものである。そこには仄かな安らぎと安心感を植え付けるもので、何故かホッとする。しかし、最近、そんなことも自宅でも殆ど無くなった。いっその事、筆者もこのキャンペーンに参加するとしようか(笑)

3月15日(木) 自信溢れるベトナムの今
* 約167名の代表団が世界中からハノイに集結し、第17回世界民主青年連合会議に出席し、3月11日に華々しく開会した。この会合は今月14日まで54カ所の国と地域から集まった先鋭的で民主的青年組織の若者たちにより行われる。会合では前期の活動報告の反省会の他、今期の行動計画・政策宣言の策定、それに連合指導部の選出を行うことになっている。学生代表団は、月曜日、夜にハノイ工科大学と交歓会や“ベトナム 社会主義への道”と題したフォーラムに出席する予定だ。

ベトナム共産党Nong Duc Manh主席は火曜日の夜、代表団との会合を持つことになっている。ホーチミン市青年同盟書記長Doan Van Thai君は、今回初めてベトナムで開かれることになった会合は、会議に参加する各国の若者たちへベトナム文化を紹介する良い機会だとし、加えて戦後、ドイモイ政策を採り入れ、わが国の社会経済の輝かしい業績を学んでくれるだろうと語った。Thai君は亦、ベトナムの若者が各国参加者からそれぞれのお国の民主化への若者たちの動きを情報として得る事が出来ると付け加えた。世界民主青年連合は1945年にロンドンで発足し、1946年にベトナムは、ホーチミン共産党青年連合とベトナム青年連合の二つの組織が会員として名を連ねている。

(辛口寸評)
昨年のAPEC国際会議を成功させたベトナムは、それ以前と以来では自国に対する自信の度合いが劇的な変化を見せている。それまではどちらかと言えば、相手に謙って物を教わるような謙虚さを持っていたが、今では逆に自分たちの意見を明確に主張し始める動きに出て来ている。勿論、それまでのベトナムが主体をもっていなかったと云うのではない。コアの部分はあくまでもその体内に持ち続け、交渉事も最終的には自分たちに有利な方向に落とし込む寝技は駆使していたが、ドイモイ自体、この国にとって初の試みであり、これまでとは180度転換を図った体制移行は思考錯誤しながらも、資本主義国家たちを先輩として教えをこうて学んで行くことが不可欠だっただけに、ついつい気後れする部分もあったのだろうと考えられる。

その上、ド・ムオイ主席の頃は、国自体にお金が無かった。当時、筆者もビジネスコンサルティング会社の駐在員をしていたのだが、役人とクライアントとの会合やセミナーのセッティングなどがあると、こちらからビジネスの提案を持ち込んでいるにも拘わらず、その都度、協力費・会議室使用料や会議出席者の為の足代・弁当代など訳の判らない名目でお金を流さなければ商談自体が機能しなかった。ところが、ここ2~3年でのベトナムの変わりようはまさに激変と言える。ついこの間まで、中古建機や工作機械、果ては発電機の類まで喜んで日本製を受け入れていたのに、最近は新品が主軸となりつつあり、それに出せる資金的余裕も随分膨れ上がって来た。

街には、高級外車が溢れ出し、昨日も娘を学校にピックアップの帰りがけ、黒塗りのベンツS65を見た。スタイリッシュなフォームだけでなくその形状から特殊加工を施してあろうことは容易に推察出来たが、それが我々を追い抜いて行くとき、リアにAMGのエンブレムが燦然と光っていたのにはとても驚いた。ベトナムで買うとすれば税金込み45万ドルは下らないに違いない。

今、流行のベトナム株の儲けで買ったのだろうか、、、。

3月16日(金) 日越関係が深まると桶やが儲かる
* ベトナムのNguyen Minh Triet大統領は、日本の投資家がベトナム経済発展の牽引的役割を果たしていると述べた。
このコメントは、ベトナム経済の進捗を視察に首都ハノイヘやって来た日本民間外交促進協会代表団との会見の席上なされたものである。大統領は代表団に対し、これからも多くの日本の投資家がベトナムの北部と南部を繋ぐ高速道路の修復工事や高速鉄道建設事業などの投資に参加するよう希望していると語った。また、これらの投資を迎えるにあたり、ベトナムは全面的に特に日本を含む外国人投資家の為の投資環境を前向きに整備してゆくだろうと述べた。

返礼として日越経済文化発展協会理事長兼代表の武藤孝義氏は、ベトナムの経済発展の偉業と豊かな文化・伝統はベトナム人民の可能性に信用を与えているものと述べ、ベトナム政府が今後ともベトナムに投資の意欲を見せる日系企業に対し、広く門戸を開け続けて欲しいと結んだ。

(辛口寸評)
水は高いところから低いところへ流れるものだが、経済も同様で労賃の安価な途上国へ先進国の企業が生き残りを賭けて乗り込んで来るものだ。昨今は、企業ばかりでなく筆者のような個人もどんどん祖国を離れ、ベトナムにやって来るようになっている。その理由として、既に日本が経済の衰退期に入っていること。そして社会不安の増大・二極化から多くの庶民は夢も無く閉塞感に包まれ、政治屋や官僚たちは新たな税金を導入し、その付けを後世に回し、団塊の世代は、その老後さえ金銭的に余裕を持った生活を満足に過ごす事が困難になって来ているからだろう。

日越関係は、政府レベルのみならず、民間企業レベルでも益々活発化しており、日本人も多く流れて来るだろうが、これだけ関係が良好になって来ると、その内、ベトナムに暮らす日本人に対する課税措置なども日本政府は本腰を入れ行ってくるのでは無いかと密かに怖れている。何だかんだと適当な理由をこじつけ、これまで住民票を抜いていれば、課税義務から逃れることが出来ていた人も課税対象とする。あるいはベトナム政府と折半するような措置が講じられるかも知れない。ベトナムに限らず、日本脱出者が増えれば、いつか空想好きの寝惚け話でも無くなるのだろう。

3月17日(土) 副首相とカリフォルニアの青い空
*“多くのアメリカ企業が新興ベトナム市場への早急な足場作りを望んでいるのです。”と、米政治家や米企業の指導者たちはベトナム代表団に語った。Pham Gia Khiem副首相兼外相とその側近たちはカリフォルニア州に於いて同州選出のLeland Yee上院議員・Fsbien Nunez下院議員及び銀行家・港湾指導者やその他大勢の企業家たちと会見した。ベトナムは、アメリカ企業・貿易機関・投資家たちにとってとても可能性の高い魅力的な市場であるとアメリカ側は見ているという。

コンサルティング会社の多くは、アメリカの投資家やビジネスマンたちにベトナム市場を紹介したいとの意向を持ち、ベトナム企業をアメリカの証券取引所に上場させる手伝いをしたいと願っている。Oakland港指導部は、ベトナム側のパートナーたちと港湾建設・操業システムの構築などで経験の共有を是非図って行きたいと意気込みを語った。その一方で、アメリカの銀行・金融関係グループは、ベトナムに支店設置を要求し、ベトナムローカル銀行とパートナーを組み、ベトナム投資資金を集めて行きたいと述べた。

Yee上院議員とNunez下院議員は越加友好と協力を促進し、特に今後、ホーチミン市やダナン市との結びつきを強めて行きたいと発言した。併せて両議員はベトナムのオフィシャルが会見で話し合った事を実行に移し、通商の重要性を新しい高さの目標値まで押し上げる努力をして欲しいと要求。Nunez下院議員は、ベトナムのゲストに情報技術・バイオ技術・文化交換、そして教育分野に渡り、越加が集中的に協力関係を築いて行く必要性を説いた。Khiem副首相は、ベトナムが両地域の価値の高い貿易パートナーとなる目的を持って越米が経済的な結びつきを更に深めて行きたいと希望し、カリフォルニア州との協力が今後の越米経済協力の模範となるだろうと語った。副首相は次回夏季にカリフォルニアとベトナムの企業家合同のビジネスフォーラムの開催を提案し、Nunez下院議員に同フォーラムの共催者となるよう要請した。

(辛口寸評)
副首相兼外相がアメリカ歴訪中だ。ベトナムはどこの国とも仲良くお付き合いをする全方位外交を心掛けているのだが、その中でも対アメリカとの関係は特に大切に考えている。何しろ途上国が作りアメリカに売る図式にベトナムが参加、イコールが外貨獲得増大に繋がる。しかも、アメリカにとってベトナムは、対中国政策に置ける楔の役割を果たしてくれる(くれるようにしむけなければならない)戦略上、重要な国で、その為には今後、ある程度、経済的パワーを持たせる為に嘗ての日本がそうであった様に多少損をしても庇護して行かねばならないのだ。

もちろん、ベトナムはこの事を当然理解し切ってアメリカと渡り合っていると見て良く、時にアメリカ側に取り入りつつも牽制したり、同様な措置を中国にも行い、両天秤を架けつつ、両方の手から最大限の利益を引き出そうとしているのである。今回なぜ首相自ら訪米をせず、副首相が代表として出掛けたのには理由がある。一昨年、前首相Pham Van Khai氏の歴史的訪米で、当座の二カ国間の交流の流れはほぼ決定され、それを踏襲した現首相は、進捗を確認する程度で良いのに加え、
未だ体制を完全に掌握しきれていない彼が、資本主義国の総本山であるアメリカに乗り込み話し先に進めるわけには行かず、結果として露払いを兼ね副首相の出馬となった次第だ。

以上

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