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2007年9月

2007/09/30

「巨星」逝く!鬼塚喜八郎氏のご冥福を心からお祈り申し上げます!

また、人生の大先輩が逝かれた。この訃報を受け自らの家族の訃報と同じように悲しく、はからずも涙が溢れ出た。
自らを取りまいた世代が、とりわけ自らには巨星のような先達が一人またひとり召されていく。歳月がそれだけ経ったのだ。
初めて、神戸で、鬼塚喜八郎氏にお目にかかってから、思えば既に30年を超える時間が経過していた。まさに青二才に対しても「実に、気さくに、優しく」接して頂けた。

大親父の世代だった。酒席で興が乗ると、流行し始めたカラオケで得意の「正調・武田節」を大きな声で力強く唄われた。
とりわけ、「何よりも『人は石垣、人は城』が大事なんだ」と、いつも歌の後に必ず口にされた。お陰で、部外者の多くが「正調・武田節」のファンになった。いや、鬼塚喜八郎氏が口にされる「正調・武田節」のファンになった。
三社合併で「アシックス」を創業された際、社名は「健康な精神は健康な身体に宿る」という言葉に由来すると、部外者にも分かるよう丁寧に説明下さった。
この頃、三社合併で得たエネルギーを一つにまとめる上で、まさに「人は石垣、人は城」だったのではないかと思量申し上げておりました。

時には、「私は、アベベに靴を履かせたんだ」と、さり気なく話をされた。
「そうですか!」スポーツシューズ(とりわけマラソンシューズ)の開発で身体動態科学の視点を展開される上からも大きな要素だったろうと、改めて思い致す次第です。

ある時、どうしても面談しなければならない事情が生じ、ご連絡申し上げたところ、ヨーロッパ出張中だとのこと、仕方がないか!?と諦めかけていた。
夜中に携帯電話が鳴り「鬼塚ですが、お目にかかるのは、いつがよろしいかな?」といういつもの張りのある声が響いたものだった。早速日時を調整し面談日を確定できた。
その時は、オリンピックに懸かる件で、当時のサラマンチ会長とスイスで話会う必要があったとのことで、鬼塚喜八郎氏は「私の事を、所詮は靴屋のオヤジだとしか見ない人も多い、それでもいい。人は靴がなければ生きて行けない。何よりもスポーツで今日のような成績を記録できるわけがない」と、よく口にされた。
オリンピックに挑戦する世界のアスリートを下支えされる挑戦者であり庇護者であるともいえた。サラマンチ会長とも、世界のスポーツ用品界の重鎮としての立場、あるいは一人の人間鬼塚喜八郎として、よい交流を重ねておられた。常日頃から「人に国境はない」と「世界市場を視野に」入れた、スケールの大きな国際ビジネスマンでもあった。

部外者である青二才の若造は、目をかけ心配りを頂戴し、人生観を始め、ビジネスの要諦など、実に数多くの事を学ばせて頂くことができた。
過日も、フィンランド滞在中に寸暇を惜しんで毛筆で認められたお便りを頂戴しました。このお手紙が、鬼塚喜八郎氏から最後に頂戴した文書と言葉になりました。大切にさせて頂きます。

様々な思いと感謝を込め、心から、ご冥福をお祈り申し上げます。
「安らかにお眠り下さい」。

引用開始→ アベベに靴をはかせたアシックス会長・鬼塚喜八郎氏死去  (讀賣On Line)

国内最大手のスポーツ用品メーカーを一代で築き上げたアシックス会長、鬼塚喜八郎氏(おにつか・きはちろう)が29日、心不全で死去した。89歳だった。告別式は近親者で済ます。後日、社葬を開く。

旧制鳥取一中(現鳥取県立鳥取西高校)を卒業し、1949年にスポーツ靴製造の鬼塚商会(後のオニツカ)を神戸市で創業。タコの吸盤にヒントを得て靴底を吸盤状にした国産初のバスケットシューズを商品化したのを始め、マラソン、体操、バレーボールなど世界の一流選手に製品を提供し、「オニツカタイガー」を国際ブランドに育てた。

61年、「はだしの王者」と呼ばれたマラソンのアベベ選手にシューズを履かせたことで知られる。毎日マラソンで来日したアベベ選手を「道路にガラス片が落ちているかも」と説得し、アベベ選手は鬼塚氏が提供した靴で見事優勝した。

77年にオニツカが同業2社と合併してアシックスが誕生すると初代社長に就き、92年から会長。2005年3月期から売上高でミズノを抜き、国内首位となっている。
(2007年9月30日3時3分  読売新聞)
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引用開始→ 鬼塚喜八郎氏が死去 アシックスを創業 89歳  (神戸新聞WEB NEWS)
2007/09/30

大手スポーツ用品メーカー・アシックス(神戸市中央区)の創業者で、神戸経済の発展やスポーツ振興に尽力した鬼塚喜八郎(おにつか・きはちろう)氏が二十九日午前十一時五十三分、多臓器不全のため神戸市内の病院で死去した。八十九歳。鳥取市出身。葬儀・告別式は親族のみで行う。アシックスが社葬を計画しているが、日時、場所などは未定。

旧制鳥取第一中学校(現鳥取県立鳥取西高校)を卒業後、兵役を経て一九四九年、神戸に靴メーカーの「鬼塚商会(後のオニツカ)」を設立。トップ選手に商品を提供しPRと技術力向上を両立する手法で、「オニツカタイガー」を世界有数のスポーツ靴ブランドに育て上げた。

七四年には東証一部上場。七七年にスポーツ衣料メーカー二社と合併してアシックスを設立し、初代社長に就任。九二年に代表取締役会長に就き、九五年から代表権のない取締役会長を務めた。

本業の傍らスポーツ振興などにも貢献。兵庫県体育協会副会長や県バスケットボール協会名誉会長などスポーツ関連団体の役員を数多く務めた。

地元財界では八五年から九四年まで神戸商工会議所副会頭として、財団法人神戸ファッション協会の設立に尽力した。二〇〇二年十月から〇三年四月まで神戸新聞文化面に「わが心の自叙伝」を連載した。
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引用開始→ 町工場を世界企業に 起業家草分け、鬼塚喜八郎氏死去  (神戸新聞WEB NEWS)
2007/09/30

00665963神戸・元町のJR高架下を歩く鬼塚喜八郎さん(中央)。ともに神戸経済の発展を支えた田崎俊作・田崎真珠社長(右)、太田俊郎ノーリツ名誉会長(左)と=2007年2月、神戸市中央区元町高架通

二十九日亡くなったアシックス会長の鬼塚喜八郎さんは、戦後日本の起業家の草分け的存在だった。社会貢献にも汗を流した生涯は、良き経済人のモデルでもあった。

鳥取出身。終戦後、戦友の恩人を支えるため神戸に転居し、靴作りを始めた。技術的に難しく大手が扱わないバスケットボール用靴の開発が「オニツカタイガー」の原点。一つの目標に経営資源のすべてを注ぎ込む「キリモミ経営」を旗印に、町工場を世界有数のスポーツ用品メーカーに育て上げた。

地元経済界では神戸商工会議所副会頭を九年間務めた後、神戸ファッション協会会長に就任。阪神・淡路大震災で影響を受けたファッション産業の再建に尽くした。

神戸経済界の発展を一緒に支えた田崎俊作・田崎真珠社長、太田敏郎・ノーリツ名誉会長(元神戸商工会議所副会頭)とは創業者仲間。太田名誉会長は「鬼塚さんは完全燃焼の人生を全うした。会社の苦しいときも明るく、元気いっぱいの姿勢で乗り切られた。来年はオリンピックイヤーだが、天国からもアスリートたちを応援しているはず」と冥福を祈った。

また、元神戸商議所副会頭で柏井紙業名誉会長の柏井健一氏は「一代でこれほどのスポーツ企業をつくった業績は誰にもまねができない。見事な一生だった」と悼んだ。

鬼塚さんは自他ともに認める世話好きで、社会貢献にも尽力。晩年は代表権を持たない創業者会長となり、スポーツ関連団体などの役職に就いた。九月中旬、イチロー選手ら著名スポーツ人の靴などを集めた企業博物館構想を発表したばかり。

鬼塚さんは二十八日夜まで「北京五輪に行きたい」と話していたが、二十九日朝に容態が急変したという。

井戸敏三兵庫県知事は「昨年の兵庫国体で開会のあいさつをしていただいた。その鬼塚さんが、秋田国体の開会式の日に逝去されたのは残念だが、鬼塚さんらしいなという感がある」と話した。
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今年は、政界でお世話になった、(故)宮沢喜一元首相が逝かれた。そして、ビジネスの面で、様々なお世話を頂戴した鬼塚喜八郎氏が逝かれることになった。お二方とも確か同年の士であった。共通して軽妙洒脱な点をお持ちだったが、こと政治やご自身の事業についての見識知見は見事に達観された重鎮であった。加齢によるものとはいえ、日本は、本当に惜しい余人を以て代え難い貴重な人材を失っている。

<<追加引用紹介:2007/09/30/17:10>>

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引用開始→ 鬼塚さん死去 兵庫国体開催に貢献  (神戸新聞WEB NEWS)
2007/09/30

00666446自社製のスポーツシューズを持って元気に話すアシックスの鬼塚喜八郎会長=2007年2月14日、神戸市中央区港島中町7、アシックス本社(撮影・宮路博志)
29日、死去したアシックスの鬼塚喜八郎会長は、スポーツ用品メーカーの創業者として兵庫のスポーツ界発展に大きな足跡を残した。1988年から兵庫県体育協会の副会長を務め、昨年の「のじぎく兵庫国体」では副団長として選手団の士気を鼓舞した。また、県バスケットボール協会会長として競技の普及、振興にも尽力。県スポーツ界の功労者の悲報に、県内関係者から惜別の声が相次いだ。

県体協副会長だった鬼塚氏は昨年の国体開会式で選手団とともに入場行進。閉会式では閉会宣言の大役を担い、力強く大会を締めくくった。

県体協の武田政義元副会長は「兵庫国体の(開催)内定通知も決定通知も(日本体協に)一緒にもらいにいった。秋田国体も一緒に行きたいと言っていたが…」と無念そう。吉井和明専務理事は「2週間前にお会いし『秋田国体はよう行かんが頑張ってくれよ』と言われたばかり」と肩を落とした。

また、バスケットボールでは2005年、日本協会会長に就任。昨年8月の世界選手権では組織委員会会長を務め、国際大会開催に貢献した。県協会前会長の小西彬夫さんは「思い出は尽きない。世界選手権で無理されたんじゃないか。世界選手権が終わって喜んでおられた姿が印象深い」と故人をしのんだ。

鬼塚氏と同じ鳥取県出身で、甲子園高バスケットボール部前監督の霜村武彦さんは「30年連続インターハイ出場で県協会から表彰されたとき、鬼塚会長(当時)自ら表彰してくださって感激した」と思い出を語った。

アシックスのグランドマイスターでマラソンシューズなどを製造する三村仁司さんは8月中旬、病床の鬼塚氏から電話を受けた。「『君はアシックスの誇り。永久社員だから頑張ってくれ』と言われていたんだが…」と声を詰まらせた。
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2007/09/29

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第134号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年9月29日 土曜日 第134号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflagいつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その134 今週のヘッドライン

*9月24日(月) ベトナム映画DVDで日本発売
*9月25日(火) インターナショナルスクールの値打ち
*9月26日(水) アメリカご都合主義の人権カード
*9月27日(木) 円借款の橋崩落 犠牲者多数!!
*9月28日 (金)   橋梁崩落事故 その後。。。
*9月29日 (土)  デング熱の猛威と中秋恩赦

9月24日(月) ベトナム映画DVDで日本発売
*ベトナム映画“ズオントゥー”(メッセンジャーの通り道)がDVDとして日本でリリースされた。この映画は1967年ベトナム戦争当時、クワンチ省ケッサンの戦いでの兵士たちの物語である。前線基地861号はアメリカ軍に包囲されると共に、負傷者や戦死者は山のように積まれ、軍事郵便配達人として6年間の軍務を与えられたタンと新兵のホアンアンは一緒に機密指令を届けるよう任務を授けられた。

激烈で痛ましい風景の中、アンは恋人からの手紙により自らを奮い立たせ戦争の困難に立ち向かう。メッセンジャーの通り道は戦争映画だが、しかし新進気鋭映画監督のブイ・トオアン・ズンは通常、戦争叙事詩には終わりを告げる対話を必要とするがこれには存在させず、この手のジャンルに新鮮みを呼び込んだ。この物語は事実を元にドアン・ミン・トォアンが脚本を書いている。

(辛口寸評)
ついこの間、ベトナム有名歌手のミーリンが日本で今月アルバムをリリースするとお知らせしたばかりだが、今度は映画がDVD化され発売に至るという。これまで日本とベトナムの関係はどちらかといえば経済が先行し、文化的な面での結びつきは弱かったが、ここへ来て徐々にその度合いが増し始めているようだ。特に、日本からベトナムを見つめる眼差しが強くなってように思う。2~3年前に韓流ブームが巻き起こったのは記憶に新しいところだけど、ひょっとすると来年か再来年には越流ブームが日本を席捲することになるかも知れない。ベトナム人の身内や親戚をもつ筆者にとって更にベトナムが日本人の身近な話題に採り上げられるのは嬉しいものである。

9月25日(火) インターナショナルスクールの値打ち
*ここのところ二週間の間、グエン・ヴァン・フンさんの眠りは浅い。
彼の希望は息子を意中のインターナショナルスクールに通わせることなのだ。「私には子供を海外へ留学させるだけの余裕はありませんが、少なくともインターナショナルスクールで学ばせることは可能だと考えています。」とフンさん。フンさんの同僚の子供たちは何れも私立学校で新学期を迎えることを熱望しており、父兄もその顕示欲を顔から隠そうとはしない。インターナショナルスクールへの興味は何も今始まったものではないが、ここ最近になりベトナム国内のより多くの人々への選択肢として広まってきたものだ。

結果的に、子供たちを留学させる代わりに多くの父兄はその対案としてベトナム国内で国際規格を整えた教育設備の揃ったインターナショナルスクールでの教育環境を子供たちに提供するようになって来たのである。国内のインターナショナルスクールに通わせるようになって授業料や生活費を安く抑えることが出来、その一方で学生たちはベトナムに居ながらにしてイギリス・アメリカ・オーストラリアなどの有名大学の学位が修得出来るようになる。

インターナショナルスクールのプライマリー(小学課程)やセカンダリー(中学・高校課程)の児童生徒らは外国人教師たちから最新の教育方法で学習する機会を得ることが出来る。「インターナショナルスクールで学ぶということは、子供たちが個別に彼らの能力と進捗に併せた形で学習のスキルを身につけられ、それに付随して英語を速い速度で覚えてゆくのです。」とある外国人教師は言う。現在のところ自称も含めインターナショナルスクールと冠した学校はベトナムに45校存在するが、ブリテッシュインターナショナルスクール(BIS)、インターナショナルスクールホーチミンシティー(ISH)、サイゴンサウスインターナショナルスクール(SSI)、ABCインターナショナル(ABC)の僅かなインターナショナルスクールのみが、英語を母国語とする教授陣に拠るインターナショナルバカロレア準備の為のイギリスやアメリカのカリキュラムに従った教育を施しているのが実情だ。

インターナショナルスクール人気は、入学申込の増大に拠る学生の増加を招いたものの、興味だけでは不十分で、これら教育機関に通おうとする児童生徒はこれらスクールでついて行けるだけの能力も必要とされている。多くのインターナショナルスクールでは、学校でベトナム語或いは各児童生徒の母国語を話すことを固く禁じているため、英語の得意な子供たちにとって問題ないものの、そうでない子たちにはとても難しくきつい問題となっている。

ホーチミン市チャンフ区在住のチャン・アン・トゥーさんは最近、息子をイギリスと関係の深いインターナショナルスクールに通わせることにした。月謝は凡そ1200万ドン(約9万円)、トゥーさんにとっては安く無い費用だったがそれ以上に心配だったのは学校への英語の入学試験だったそうだ。昨年の夏、トゥーさんの息子は英語の勉強にほとんどの時間を費やし、寝てる最中でも息子は英語で話をしたほどだったという。しかし最終的に彼の情熱は入試の成功となって顕れ、彼は志望の学校に他の17名のベトナム人学生と共に入学を受け入れられたのだった。ところが、彼はクラス分けされるには更に一年待たなければならなかったのである。

トゥーさんの息子にとってインターナショナルスクールで学ぶことは第一ステップに過ぎず、彼は英語での授業について行くために一生懸命努力しなければならないのである。インターナショナルスクールの児童生徒の中には、折角入学してもついて行けず落ちこぼれてしまう子たちも大勢出てきている。「うちの娘はインターナショナルスクールから娘の能力に合ったベトナム人学校に戻すことにしました。私にとって最も重要なのは我が子が良い教育を受け、将来、良い仕事に就かせる事なのです。」と語るのはフートン区在住のタン・ラムさん。国際教育は全ての人のものではない。ある児童生徒は有資格でもその他は異なるもので、父兄たちはインターナショナルがもつ名声に拠って子供たちの教育の場を選ぶのではなく、子供の成功にとって何が必要なのかを心配すべきなのである。

(辛口寸評)
昨今のナムサイゴン程ではないものの、我が家のあるフーニュアン区もサイゴン陥落以降、陸軍将校とその家族が北から移り住んで来た地域であるため、所謂、社会主義国家の中では成分が高く普通の庶民よりかなり就職・出世・収入などで恵まれた人々が多く住んでいる。
既にベトナム戦争から32年を経ているので、住民も息子や娘の世代に代替わりしているが、一方で彼らのような若い世代の人々がベトナム社会の中の各方面で影響力を持ち始め、親から受け継いだ有形・無形の資産を昨今の経済成長の中で資本主義の部分と従来の人知的な要素とを有機的に利用し、莫大な収入を手にし出すようになってきた。

そんなお金は当然家庭内での教育費におけるエンゲル係数を飛躍的に高める結果となり、インターナショナルスクールや海外留学の需要の底上げをしているわけだ。インターナショナルスクールでもピンからキリまであるので一概には言えないが、記事に登場した学校だけで見れば、月謝は凡そ平均800米ドルにもなる。このクラスになると実はシンガポール留学という選択肢も出てくる。シンガポールでは現地校に編入するため、その分、授業料は現地人よりはやや高めでも100~200米ドル前後で納める事が可能で、後は生活費と考えて差し支えない。尤も、人それぞれだが如何に留学とはいえ小中学時代を親元遠く離れて暮らす事が果たして本人や家族にとって幸せなのだろうかと筆者は思う。

インターナショナルスクールで学ぶことの目的は、虚栄心を他者にひけらかす事にあらず、子供たちが様々な国々から集まって来た同窓と色々な価値観・文化・物の考え方などを共有し、コスモポリタンとして一人前に成長させることにある。とは言え、インターにしろローカルにしろ、最も重要なのは本人の能力が高いことが大前提である。ある意味、我が家にとっての娘の場合、親に似てやや劣るからせめて親心で厳しく過酷なローカルより少しでも教育環境の好いインターを選択したともいえる(笑)

9月26日(水) アメリカご都合主義の人権カード
*ベトナムはアメリカの提出した人権記法案について出鱈目であると強く抗議した。ベトナム外務省レ・ヅン報道官は、水曜日にベトナム人権アクトとして広く知られるこの法案は越米二国間関係の発展において否定的な結果をもたらすだろうと述べた。米国下院は、火曜日、ベトナムは人権侵害しているとして非難する法案を可決した。この後、法案は上院によって再審理を受ける事になっている。もしこの法案が最終的に上院で可決され法整備化されると、人権アクトはベトナムの人権記録の全てに結びつけられることになるという。

ヅン報道官は、過去数十年においてベトナム人民は独立と自由、そして民権を勝ち取るための努力をし続けてきており、ベトナム憲法下では国家は国民の経済・政治・文化・社会や信教・言論・発表・情報・結社の自由を含む市民権を明確に謳っていると語った。国際社会は既にベトナムが経済発展・社会裁判制度・主権在民・生活水準・人権に渡り高い成果を挙げてきていることを認識しており、ベトナムはこれまでも、そして今後もアメリカ合衆国と民主主義・人権・宗教などの問題点を話し合いに拠る解決を模索してゆくだろうと述べた。

我々は合衆国政府に対しベトナムの人権や民権の些末な部分に血道を開け揚げ足をとるのでは無く、我々の歴史の前後関係から二国間協力・相互理解を基礎としたベトナム経済・文化・社会を尊重してゆくことこそが、両国関係の発展に繋がって行くものと理解するよう要請した。

(辛口寸評)
これまでアメリカという国は、グローバルスタンダードと称し、自由・平等の名の下に自国の都合の良い民主主義と人権を強要してきた。
まるで、アメリカが世界一まともな国家であるが如く。ただ、何れの場合もアメリカは人権を外交カード化し、どちらかといえば嫌米国家やアメリカとの関係に一定の距離を置く途上国に対してのみこのカードを切り、表向き親米を標榜する国家であれば、それが民主主義や人権と遠く掛け離れた独裁国家であっても、アメリカは何も問題にせずダブルスタンダードでどこ吹く風のご都合主義なのである。

国に相当する英単語は大まかに二つあるという。ひとつはネーション(Nation)他のひとつはステート(State)だ。前者は、自然発生的に生まれ長い歴史を掛けてひとつの国が形成されたというニュアンスを持つのに対し、後者は、歴史は比較的浅く人工的に造られたという語感を持つのだと、以前、司馬遼太郎の著作の中で読んだことがある。想像するに、ネーションの歴史の始まりは個人だったろう。それが社会の最小単位である家族を形成し、そして部族社会と変遷を辿り今日の伝統文化を練り上げ作り上げていった。当然、紆余曲折もあったことだと思われる。

さてステートはどうかといえば、元を辿ればネーションが社会に閉塞感をもたらした結果、そこから独立を求め新天地を目指し、そのような人々の合議により新しく過去の因習の悪い部分を除外した上で、創り上げたといえる。それ故、ついつい自分たちの掲げる考え方が最も完成度が高いと錯覚してしまうのだ。その一方で、ステートに個々のネーションの成り立ちや生い立ちなど解る筈もなく、そうであるにも拘わらずステートがネーションに対しあれこれ口出しするところに無理があるのに気がつかないのである。その最たる国をアメリカとすれば、ここでベトナムが何を訴えたいのか自ずと理解できるだろう。

9月27日(木) 円借款の橋崩落 犠牲者多数!!
*ベトナムで水曜日、朝、発生したカントー橋崩落事故に拠る犠牲者数は増加の一途を辿り、少なくとも52名が死亡。150名以上が重傷を負ったと警察発表がなされた。未だ多くの人々が瓦礫の中に残されているというが、水曜日夕刻となっても救出の為に借り出されたクレーン車は僅か一台のみで、救助作業は遅々として進んでいない。公安の発表では、午前8時30分、朝勤務開始直後に崩落した橋の下で作業をしていたワーカーは100人ほどで、橋の上での作業者数は凡そ150人という。「最優先事項は人命救助である。その中で最も難しい課題は、瓦礫の下に挟まった大勢の人々を救出するために巨大なコンクリートブロックを取り除いてゆくことにある。現在、150名の軍隊をレスキュー隊として救助作業に当たらせている。」とゴ・ティン・ドック運輸副大臣はベトナムテレビのインタビューで語った。

現在、国連会議へ出席の為、ニューヨーク滞在中のグエン・タン・ズン首相は各関係当局に救助活動の迅速化と事故の原因を調査するようメッセージを送った。同日夕方5時になって2~3名の生存者を発見。そしてその中のひとり、ヴ・ヴァン・クンさんは彼が埋まっていた瓦礫の更に下の方から助けを呼ぶ人々の悲鳴が聞こえていたと話した。「ある男性は、携帯電話を使い母親に“助けて”と啜り泣いていました。」とクンさん。なぜ、橋は崩落したのでしょうと云う質問に対し、工事関係者は雨で地盤が軟らかくなっていたのではないかと応えた。
足場の材料に不具合があり事故に繋がったとの見方が広がっており、全長2.75キロの昨日造られた90メートル部分が崩れ落ちている。亦、崩壊によって引き起こされた衝撃波で近くに2つあったカフェテリアも崩壊してしまった。

この橋の着工は2004年9月で日本からのODAで進められた。3億米ドル掛けて建設されるこの橋の完成予定は来年とされており、ハウ川を渡すことに拠ってカントー市とヴィンロン省を繋ぐ予定だった。
今回、崩落事故が起きたのはヴィンロン省側であった。

(辛口寸評)
未曾有の大惨事である。しかも日本が関わった悲劇で、あってはならぬ大事故を起こしてしまった。大成建設と鹿島、そして新日鉄エンジニアリングのJVが建設に携わっていたそうだが、理由は兎も角、この様な事故を起こした日系各企業の責任は重大である。責任の所在を明確にするのはもちろんだが、起きてしまったことは仕方がない。今はただ関係日系企業はベトナム当局と力を合わせ、一刻も早い被災者の救助を押し進めることが肝要だ。

それとこの事故は日本のマスコミでも報道されているが、何れも文末に「在ベトナムの日本大使館によると、日本人の作業員らが事故に巻き込まれたとの情報はないという。」と言ったコメントがつけられているが、ベトナム人に囲まれて暮らす日本人のひとりとしては複雑な心境になる。「ベトナム人なら何人死んでも構やしないのかと、、、、。」この事故で尊い命を失ったベトナム人犠牲者の皆さまのご冥福を深くお祈りする。

9月28日(金) 橋梁崩落事故 その後。。。
*南部ベトナムで起きた崩落した橋の瓦礫の下から木曜日になり救助隊は更に6体の遺体を発見した。43名の犠牲者を出したベトナム最悪の橋梁崩落事故となった。日本の資金で建設作業に250名の作業員が携わっていた橋梁が崩落したメコンデルタの水曜日に起きた災害で、救助隊は夜を徹して崩れ落ちたコンクリートを取り除いたり、鉄筋を切断し被災者の救助・発掘作業を行った。「一晩掛けて、5体の遺体を掘り出しました。」と、ホー・ギア・ズン運輸大臣は崩落現場近くでロイター共同に語った。作業員の家族たちは不安げな面持ちで被災地近くに設けられた場所で夜通し、救助作業の様子を見守っていた。現場は商業都市ホーチミン市から南西170キロのところにある。

ある女性は、彼女のご主人の遺体が5遺体の内の一体であると聞かされて気を失ってしまった。約100名がこの事故で負傷し、内17名が重傷を負ったと病院関係者の弁。運輸大臣は、現段階で42遺体の身元が判明し、87名の負傷者を把握しているものの、今も多くの人々が消息不明となっていると説明。「最優先課題は、行方不明者の捜査・救出です。この事故はベトナムの歴史始まって以来 最悪のものとなりました。が、崩落現場の除去と安全性が確認され次第、建設再開を一刻も早くしなければなりません。」とズン運輸大臣。

今度の崩落の原因は現状不明だが、しかし関係者に因ればこのところ続いている雨で地下の地盤が弛み、結果的に足場が崩れ、火曜日に築かれた90メートル部分の崩落を招いたと考えられる。捻れ曲がった鉄骨、壊れたコンクリートブロック、ひん曲がった足場は凡そ5階建てビルに匹敵する。ヘルメットを着用した救急隊は、慎重に瓦礫を取り除く隣で、クレーン車は休む間もなく崩れた足場や鉄骨を取り除いている。年8%の経済成長と足並みを合わせる為に急がれていた今回の橋梁建設プロジェクト、日本の円借款と日本のJVはカントー市とヴィンロン行政区を連絡させるために2004年から取り組み来年の完成を予定していたが、今回の事故で延期は避けられない状況だ。

(辛口寸評)
事故から二晩明けて、被災者救出作業が今も続いているという。
さて、今も雨で地盤が弛んだとの推量のみで不明とされる事故原因だが、人災も多少あったのでは無いかと筆者は診ている。ベトナムでは、住宅建設などで建設を請け負う建設会社は通常、建設のみしか責任を負わず、建設資材などは施主が自分で買い揃え、そして請負会社に渡して家を建てて貰う仕組みとなっている。勿論、請負会社に材料供給も依頼することは可能だが、彼らの利益がONされるので、とても高くついてしまう為、やはり納得の行く材料は自分たちで選ぶことになる。しかし、材料を請負会社に渡せばそれで終わりとならないところが、ベトナムなのだ。実は請負会社(便宜上、会社としているが多くは個人経営の親方と徒弟グループ)を、施主サイドで建設現場を常時、監督していないと、集めた資材を横流しして売り払ってしまうのだ。その結果何が起きるかというと、残された工期の中で作業を完成させる為に手許に残された資材で何とか格好をつけることとなり、日本じゃ無いけど、見た目問題なしで、とことん強度不足の家が建つわけだ。故に、工事期間中は必ず施主の家族が交代交代で建設現場を監視することと相成る。

当然、この様なことは個人住宅だけに限らず公共工事でも存分に発揮されるのは想像に難くない。造ったばかりの道路が至るところで陥没したり、河川工事をさせれば工事後に下水が家庭に逆流したりといった話題には事欠かないのがこの国でもある。しかも、建設関係の仕事は伝統的に国営企業が絡んでいるために権力が利権に介在し手抜き・丸投げ・水増し請求は日常茶飯事でしかない。
この事を今回の橋梁事故に結びつけるのは忍びないが、ベトナムのこれまでの背景からするとあっても何ら不思議ではない。ただ、今回、この工事に関与した日本の公的機関及び日系企業は建設知識・環境のみならず、当該国の国情や国民性などの知識は一通り持っていたプロであり、それらを十分理解した上で、プロジェクトを進められなかったことは断腸の思いである。

9月29日(土) デング熱の猛威と中秋恩赦
*保健省に拠れば、ベトナムではデング熱感染割合が昨年同時期と比べ5割りも高くなっており、今のところこの伝染病は衰退する兆しを見せていないという。南部では88%の感染者が蚊を媒介に感染していると専門家は指摘し、報告を受けているデング熱発生件数6万件の内、53000件近くが南部20の自治体、特にメコンデルタ地域での発生率が高い。メコン地域では大量の家庭排水が住宅地に溜まりそれが蚊の発生を促進させている為だ。その中でも最も感染率が高いのはドンタップ省のホング・タンビン・タップムオイ地区であり、既に今年8000件の感染者を出している。同省保健課長ドアン・ホン医師は、地元病院や健康センターは既に感染者で満杯状態で現在も伝染病の猛威は衰えを見せず、今年だけで5000億ドン(US309000$)をこの病気の対策費として割り当てていると語った。

ベトナム政府は国の年次恩赦プログラムの一環として10月に約10000人までの恩赦を行うと発表した。公安省下の受刑者管理局は現在10月半ばに行う9000~10000人の恩赦対象者リストを作成中であると同局ファム・ドック・チャン局長。このリストの完成後、グエン・ミン・チエット大統領へ10月6日から10日の間に送られ承認を得る予定となっている。受刑態度が良好で、少なくとも刑期の三分の一を勤めた受刑者が恩赦リスト対象者となる。しかし、子供の性的虐待・婦女子の誘拐・偽札偽造及び使用・麻薬密売・武装強盗などの犯罪で懲役を受けている者は対象外される。昨年 ベトナムで恩赦を受けた者の総数は6300人だった。

(辛口寸評)
一昨年前、デング熱で命を落とした在留日本人のことは今も記憶に新しい。当時このニュースが日系社会を駆け巡った時、皆一様に警戒の色を濃くし心配もしたようだが、喉元過ぎれば何とやらで筆者も含め殆ど主立った対策を講じていないのが実情だろう。デング熱は記事にもあるよう蚊を媒介とするため、兎に角、蚊から身を守ること、蚊に刺されないようにすることが肝要なのだ。それとこの時期、特に子供で風邪の症状を見せたら、ただの風邪で済ませず、直ぐに医者に診て貰うようにすることだ。そうしないと取り返しのつかぬ事になりかねない。デング熱での子供の致死率は50%と高いことを決して忘れてはならない。

さて、中秋に恩赦があるというと不思議に思われる向きもあろうが、ベトナムも仏教国であるよう、この時期、日本の福岡や小浜などで行われる放生会(ほうじょうや)或いは放生祭(ほうぜまつり)が、五穀豊穣と国家安寧・万民和楽を願い捕えられた魚鳥に法を修して山野、池水に放つ慈悲行として執り行われるのだが、ベトナムでは受刑者にも適用されているというと飛躍しすぎとは言え、その思想が根底に流れているのである。故に、この時期、恩赦が行われるのだ。但し、ベトナムの刑務所はどこも定員を大きく超えているのが実情で、オーバーキャパに至っているため、小規模な特赦は各自治体の公安警察の裁量で行われており、再犯で監獄に戻る元受刑者も6割を超すと聞く。これからベトナムは旧正月、所謂テト商戦に突入してゆくわけだが、果たしてこの時期の恩赦が本当に良いのか毎年、筆者は疑問に思うのだ。

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2007/09/28

狂ったミャンマーへ助言すべき中国は背を向ける。ASEAN諸国が隣人を糾すほかない!?

日中国交回復35周年の日に考える、ミャンマー情勢と中国の本質!

中国は、自国の事しか考えない!実に不思議な思考回路の国だ!自国のせいで周辺の国がどんなに苦しもうと、困難に追い込まれようと、自国の利益(カネ)が最優先であり、周辺国で人が踏み付けられようが、打ちのめされようが、虫けらのように殺されようが、素知らぬ顔で平気の平左だ!
周辺国で巻き起こされる蛮行を非難する国際社会へも「内政不干渉」という、実に珍奇な言葉を繰り出し素知らぬ顔を貫くから、救いようのない国(政権)とも言える。

自国の利益を最優先する点は、中国は米国と何ら変わる事がない。米国も中国も、この点ではイコール・パートナーだともいえる。

中国は、僅かなカネをミャンマーへ投げ与え、あらゆる天然資源を切り取り分捕り放題だ。加えて、ミャンマー内に石油パイプラインを敷設し、ミャンマーを自国の辺境領土のように扱い振る舞っている。

Mymnflミャンマーの軍事独裁政権は、中国(の国家利益)を守る実に忠実な番犬である!

その国で、その政権が、その人民に、何をしようが中国の知った事ではない。その国の問題であって中国が関与するワケではない。内政は不干渉が原則だから。

この文句は「カンボジアでポル・ポトが、あの稚拙で狂気の皆殺し政策を展開していたときに、漏れ聞かされた言葉」だ。
ポル・ポトがカンボジアを支配した時代に、中国(政府)は、必要な要員を配置していたから、そこで何が行われているか知っていたにも拘わらず、平然と自己弁護を繰り広げたのだった。
カンボジア人が、何人死のうが生きようが、そんなことは中国と何の関係もない。というのが中国の姿勢であり態度だった。
当時の中国は、米国が介入した戦争で米国を追い落とし意気軒嵩のベトナム(もと弟分)を牽制するため、カンボジアへ(秘密裏に)積極介入したのである。
そして、国際社会へ閉ざされたカンボジアを創り上げ、ポル・ポトによる盲目的な膨張主義と恐怖の殺戮政治を黙認したわけだ。
中国が、あらゆる手段を講じ弁明しようが非難しようが、カンボジアの悲劇は、その多くが「中国」の間接的な政策(関与)にある事の疑いを払拭することはできない。

その舌の根も乾かぬうちに、ミャンマーへ手を出し、積極的に手を貸し、軍事独裁政権を創出させ、属国化させ辺境領土のように組み敷いている。
従って、国際社会(欧米社会)が「ミャンマー」非難の声や手を挙げると、まるで幼児のように反射的に反発するのである。
ミャンマーの軍事独裁政権が倒れたときに一番困るのは、何を隠そう「中国(政府)」そのものである。ミャンマーでの権益を独占するために、ありとあらゆる手立てを講じ、繰り出し、繰り広げ、ほぼ全ての分野に「中国の権益確保」の根を張らせた、薄汚い手段がバレてしまう可能性を秘めているからだ。

この構図は「北朝鮮」も、全く同じであると指摘しておきたい。

あそこまで馬鹿げた、愚劣な政権を創り上げ維持させているのは、全て「中国(政府)」である。
今日は、日本が中国と国交を回復させて35周年の記念日だという。しかし、日中友好の美名の下に、本来、意志の通う友人なら「強く指摘しなければならない」、中国の恥部に日本は触れずに過ごしてきた。
それどころか、中国から一方的に「日本が犯したという過去の罪」を非難され続けてきた。この日本非難を中国が続ける理由は、自分達が現在、国際社会の至る所で繰り広げる非人道的な行為を、有力支援国である「日本からの非難や批判を防ぐ事」が最大の目的である。
つまり攻撃は最大の防御なのである。それを実践しているに過ぎない。

日本は、中国に対し、余りにもモノ言わぬ国である。
これでは、本当に友人なのかどうか疑わしい。友人なら口角泡を飛ばし、時には掴み合いの行為に至っても、為すべきは為す決意と行動が必要だ。

これができない日本と中国の関係は、形だけの思い入れの友情に過ぎないのである。
(日中国交回復35周年の日に改めて思う事だ)

さて、ASEANである。
ミャンマーを迎え抱える事になったときから、一貫して、ミャンマーの軍事独裁政権に対処する決定的な方法を見出せないままでいる。
一つには、シンガポールの上級首相とか上級顧問とか何とか言い続けるリー・クワン・ユーが、なぜかミャンマーの軍事独裁政権を庇うからである。
(尤も見ようによれば、シンガポールもリー親子[一族]が支配する形だけの民主主義国家に過ぎない王国だ)

ASEAN創設は、シンガポールのリー・クワン・ユーが立役者でありスポンサーみたいなものだ。従って、シンガポールの意向は大きな要素を占めるのである。
ミャンマーがASEANへ参加してからというもの、実に多くの間、シンガポールは中国の意向を受け、あるいは中国がシンガポールの意向を受け、ミャンマーの軍事独裁政権を擁護し続け援助し続けてきた。
そして、決定的に甘やかしたのである。
(何よりもシンガポールは華人国家である)

この流れの裏は、シンガポールがASEANの中で唯一の「金融国家」であることが原因にある。シンガポールは、ASEAN内の後発国(各国)へ巨大な資本投下を繰り広げている。<<時と場合によれば、ユダヤ資本顔負けともいうこともある>>

ミャンマーのように、カネのない国をシンガポールがモノにするのは容易な事だ。
そのためには、軍事独裁政権の方が組みやすいワケだ。この一語に尽きる。

しかし、ASEANの残りの国はそうはいかない。シンガポールの勝手な振る舞いに対し指をくわえて見守るような愚かなことはしたくない。とりわけ長い国境を接し国境紛争を抱えるタイには死活問題ともいえる。

そこで、ASEAN各国が一致してミャンマーへ強い助言を示すかどうか、その際、シンガポールがどう出るか?ここが最大の見モノである。
ASEANの原則も「内政不干渉」だ。

ここで何もできなかったら、ASEANは「共通市場の利益だけを求める利益共同体」でしかないことを示すから、マレイシアが掲げる「ASEAN共同体」の構築なんぞは、所詮、暑い昼間の「シエスタで見た夢」に過ぎないということになる。

ミャンマー情勢は、ASEAN各国の意志が正真正銘、問われる事態を迎えたといえる。

引用開始→ ミャンマー情勢:ASEANがNYで非公式外相会議 (毎日MSN)

【ニューヨーク小倉孝保】東南アジア諸国連合(ASEAN)は27日午前(日本時間同日夜)、ニューヨークで非公式外相会議を開き、ミャンマー情勢への対応を協議した。ミャンマー軍政側に慎重な対応を求める意見が出たとみられる。ASEANは同日午後、ライス米国務長官とも会談する。

西側外交筋によると、欧米諸国はミャンマー軍の暴力を停止させるためASEANが影響力を行使してくれるよう希望している。しかし、ASEANは加盟国の内政には干渉しないことを政策の柱にしており、強い指導力は期待できないという。ライス長官はASEANに対し、米国の懸念を伝え影響力行使を要請するとみられる。

ASEANは東南アジア10カ国で構成しミャンマーは97年に加盟。今回の会合は、国連総会に合わせて開かれたもの。ミャンマー情勢の緊迫を受けて緊急に開かれたものではない。

一方、主要8カ国(G8)は26日、ニューヨークで外相会合を開き、ミャンマー情勢に関する懸念で一致した。
毎日新聞 2007年9月28日 1時06分
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<<追加引用紹介:2007/10/05. 23:35>>

対ミャンマー、華人国家シンガポールの本音!実際はシンガポールも独裁国家と変わらない。また、中国の意向もよく理解しているから、予想に違わず、お利口さんの態度を表明するワケです。誰が、ミャンマーの軍事独裁政権を支えているか、よくお分かり頂けるものと思います。

引用開始→ ASEAN議長国のシンガポール首相、ミャンマー制裁に慎重  (日経NET)

【バンコク=野間潔】東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国シンガポールのリー・シェンロン首相は、反政府デモを弾圧したミャンマー軍事政権への対応について「制裁は(同政権を)孤立させて逆効果だ」と述べた。国連安全保障理事会などでの制裁決議には慎重な姿勢を表明した。

5日からのミャンマー情勢を巡る国連安保理会合を前に同日付地元紙ストレイツ・タイムズのインタビューに答えた。ミャンマー問題を巡る国連安保理会合にはシンガポール代表も招かれている。

リー首相は「軍事政権自身もミャンマーの国民和解の過程に含まれなければならない」と説明。ミャンマー問題解決の途中で無政府状態を生み出さないよう注意する必要があると述べた。(19:51)
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2007/09/27

ミャンマーは破局へ向かうか?軍事独裁を強め、「北朝鮮」になるか?

軍事独裁が長く続けば、国は法による統治秩序が乱れ、崩れ感情と暴力が支配の方法になる。その結果、より大きな不満が溜まり、その不満を抑えるために軍事独裁をより強化する。

軍事力による独裁者は、最初、必ず「国を守り、人民を守るため」と宣言する。

Mymnfl_2しかし、軍事独裁は、基本的な統治能力を持たないから、徐々に、強権発動で様々な活動を抑圧する。最初に自由を抑圧し、批判を封じ込める。次に自由な経済活動を抑制する。自由な経済活動を抑制すると、様々な面で支障が生じる。とりわけ生活必需品の流通が制限されるようになる。なぜなら、ほとんどの国は生活必需品の多くを貿易により手に入れるから、その活動を制限されると生活必需品が徐々に姿を消すのである。

そうなると、今度は、軍事独裁政権にワイロを使い接近し、必需品の貿易を始め流通を独占しようという輩が登場するのは、洋の東西を問わず同じ事態を迎えるワケである。
貿易には、決済資金が必要だ。軍事独裁政権は、正確な経済政策や知識は持たないけれど、「カネ」には目がないから、「(生活必需品の)流通の動きを制限し、カネの動きも制限する」ワケだ。
さて、そのように抑え込んでみても、外国貿易には決済資金が必要だから、この決済資金を得るために、貿易に従事する側はワイロが必要で、簡単に言えば、その資金を持つ者だけが利益を独占できる仕組みになるワケだ。(40~50年前の日本も似たようなものか)

軍事独裁も最初の頃は、多少は資金を手にする者が優位に立ち、次に、その資金で膨大な独占的利益を得られた者が、軍事独裁政権へワイロ攻勢をかけ、より独占を強めて、弱体者を排除する。排除できない者は軍事力を用いても排除する。排除に手を貸す軍事独裁政権も、その方がテメーらの利益を大きくすることができると考えれば、容易に協力するワケだ。
ここに法の支配はない。あるのは政治と経済を支配する側に立つ自分達の利益だけである。そこに「市井の民の姿」は見えない。見る必要がないからだ。
なぜなら、喰わせてやるのだから、軍事独裁と非難されようが支配者の自らが選良であり、市井の民や山岳の民族は、「しょせん下僕に過ぎない」と実に簡単に割り切った思考方法を採るワケだ。難しく考えないのだ。その日その日が軍事独裁政権に都合よく廻ればそれでよいワケだ。

日本で終わってしまったボロみたいな知り合いの事業者が、(日本で)落ちぶれ辿り着いたミャンマーで僅かなカネを軍事独裁政権の末端から中枢にバラ撒いた末に、とんでもない貿易に手を染めた馬鹿野郎がいた。元はお近くの半島から流れ流れて漂着し、差別と困難に耐えながら(とは本人の弁)、破れかぶれで様々な事業(ほぼ2年ほで中身が変わっていた)を展開し、とうとう、日本国籍を取得して日本国旅券を手に入れ日本人に(成りすましている)。そして、とうとう日本で日本人はもとより、かの半島の国の定住者からも相手にされなくなり、恥も外聞も捨て去り一念奮起、かの半島の国からの定住者(のボス=未だにボス社会らしい)の下へ足繁く通い、草履取りから、靴磨き、玄関働き、雑巾がけ、ボスの入浴には三助も、(改めて)身を立て、そして幾ばくかのカネを恵んでもらい、ミャンマーへ渡ったとのこと(渡る前に面談を求めてきた)。

次に、日本へ立ち戻った時には、なれなれしい電話を寄越し、いわく「自分は、軍事独裁政権の役人と意気投合し独占的な扱いを受けている」と、いけしゃあしゃあと嘘偽りの洪水と大バーゲンセールだった記憶がある。
そこまで成功した野郎が、「仕事のネタありませんか?」だと!持ち出したカネを(おそらく全部)吸い取られただけの事だろうが。

軍事独裁政権は、頭から足の先まで、組織を動員して、擦り寄る奴らから巧妙にカネを巻き上げる。そんな軍事独裁政権は非民主的だと非難する象徴的頂点がアウン・サン・スーチだ。
"アウン・サン・スーチ女史なんぞは、海外生活を重ね、かぶれた危険人物で、日本で勉強したとかなんとか言っても、自分達(軍事独裁政権)には邪魔で危険なだけだ。出国せよと執拗に言っても出て行かない。だから家から出さない"のだと軍事独裁政権は考えているに違いない。

Mm20070924210438717m0軍事独裁が悪いと、米国や欧州はよく非難するけれど、隣の中国は非難するどころか、応援してくれる。世界の嫌われ者と言われる北朝鮮も、一時は自分達(ミャンマー)を破滅に向かわせる状況を作りだしたが、最近は、何かと親切だ、良い国に違いない。と脳天気に考えているのだろう。もともと何もない国だから、そういうことだろう。(←仏教僧侶の巨大デモ)
何よりも、中国は、ミャンマー軍事独裁政権へ(無知蒙昧な軍事政権には)莫大な資金(中国には雀の涙ガネ)を手渡し、イラワジ川沿いに、ベンガル湾から雲南省への石油輸送パイプラインを建設している。
無知のミャンマー軍事独裁政権は、自分達がこれまで考えられなかった膨大な資金(中国には雀の涙ガネ)をくれたから、その資金で、今までの首都ヤンゴンから離れた田舎に首都を建設し移転させた。
"もう、ここまでやると、ヤンゴンの喧しい批判は聞こえてこない。聞こえたら、軍隊と治安警察を動員して叩き潰せばよいのだ。実に簡単な事"だと考えているに違いない。

ミャンマーは、ASEAN加盟国である。
ASEANも厄介で困った国を抱え込んだモノである。

日本(東京・北品川[分かりやすく言えば"御殿山"])の大使館も、駐在する形式上の外交官は実に優雅なモノだ。仕事らしい仕事もないから、優雅に遊んで暮らしているように見える。極貧国家の外交官とは思えないセレブな生活ぶりだった記憶がある。

ミャンマーは、軍事独裁政権がいよいよ底無しの馬鹿さぶりと、上限無しの脳天気さを発揮して、いよいよ「北朝鮮」化一歩手前状態にある。
極めて近い将来「北朝鮮」化するのではないか、その懸念を払拭できない。

ミャンマーのような小乗仏教国で、仏教僧が立ち上がるというのは相当深刻な事態だ。ASEAN各国も国際社会も、この事態を真剣に捉え、何らかの見える形の対処行動を為すべきである。
遠くは、「カンボジア」で、狂気のポル・ポトが行った愚行蛮行と何ら変わる事がない。
近くは、「アフガニスタン」で、これまた狂気のタリバンが行った愚行蛮行と変わる事がない。
国際社会は、これらの点を、反省しながら捉え返すべきではないか?

引用開始→ デモに催涙ガス、僧侶ら4人死亡の情報 ミャンマー情勢  (asahi.com)
2007年09月26日21時58分

僧侶や市民らによる大規模な反政府デモが続くミャンマー(ビルマ)で26日、最大都市ヤンゴンであったデモの参加者に軍事政権当局が暴行を加え、威嚇発砲や催涙ガスの発射を繰り返した。AFP通信によると、少なくとも僧侶3人を含む4人が死亡した。また、約200人が拘束され、負傷者も多数出た模様だ。一連のデモを静観してきた軍政が実力行使に乗り出したことで、ミャンマー情勢は一気に緊迫の度を増している。

Apx200709260004ヤンゴンで26日、治安部隊との衝突後、壊れたオートバイの脇を走り去る僧侶や市民ら=AP

僧侶らはデモを続行する意向とされ、軍政側の出方しだいでは混乱がさらに広がる可能性がある。

実力行使に国際社会の批判は高まっており、ブラウン英首相は26日、国連安全保障理事会の開催を呼びかけた。安保理議長国のフランスは同日午後、緊急会合を招集する方向で調整している。

目撃者によると、デモの集結地点の一つであるシュエダゴン・パゴダ(仏塔)に集まった僧侶や市民ら約千人に対し、治安当局がデモを中止するよう要請。僧侶らが拒否すると、警察官が警棒で僧侶らを激しく殴打したうえ、トラックに乗せて連れ去った。

それでも群衆が去らずにいると、治安当局は空に向けて威嚇発砲し、催涙ガスを放った。僧侶や市民らはその後、その場を離れて抗議のデモを決行。これに他の僧侶や市民らも合流し、デモは数万人規模に膨れ上がった。

軍政側は市内の主要な施設や道路を封鎖し、デモ隊に向けて威嚇発砲や催涙ガスの発射を繰り返したが、デモ隊は分散と合流を繰り返しながら夕方までデモを続けた。沿道の市民らもデモをする僧侶らを手をたたいて激励し、治安部隊には非難の声を浴びせた。

燃料費の値上げを機に先月中旬に始まったデモは、僧侶らを中心に次第に拡大。ヤンゴンでは今月18日から大規模デモが続き、24、25日には10万人規模に達した。軍政は24日、デモを「違法行為」として参加しないよう強く警告したが、デモは25日もそれを無視する形で行われた。

このため、軍政は25日夜にヤンゴンと第2の都市マンダレーに夜間外出禁止令を出し、5人以上の集会の禁止も改めて命令。また、同日夜から市内各地に武装した治安部隊を配置し、26日のデモに備えてきた。

    ◇

日本の外務省は26日、ミャンマー全土に対する危険情報について、前日までの「十分注意(レベル1)」から「渡航の是非検討(レベル2)」に引き上げた。治安当局とデモ隊との衝突が起きるなど治安状況が著しく悪化していると判断したためとしている。

外務省の調べでは、ミャンマーの在留邦人は25日現在、計615人。ヤンゴンの日本人学校には、幼稚部から中学部まで児童・生徒60人と教職員10人が通う。同校は25日午前で授業を終え、午後は休校したという。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

ミャンマー問題で、国連の安全保障理事会の開催をイギリスが呼び掛けるところが、また、別の意味で興味をそそる。やっぱり、それなりに植民地にしていた頃の懐かしさか、あるいは、現在に至る膨大な経済上の利権が受け継がれ残されているのだろうか?

それが、国際社会の圧力で、維持できなくなる事を懸念しての事だろうか?米国が、国連の場でミャンマー非難をする前に、先んじて手を打とうとするところが、何となく胡散臭い空気がある!?と感じてしまうのは、ゲスの考えすぎと非難されるだろうか。

イギリスが、多少の権益と影響力を持っていると、自ら誤解してるなら、もっともっと影響力を駆使するべきではないか?欧州各国は、決定的に国家権益が消滅するところまで事態収拾への助言もせずに、放置し、非難し、影響力を残しながら、隙を窺う展開しかしないのは実に姑息な態度だと批判を加えておく。

<<追加引用掲出:2007/09/27 22:17>>

本当に、中国は、恥を知れ!人としての恥を自覚し、ミャンマーへ影響力を行使せよ!

引用開始→ ミャンマー情勢、中国が影響力行使を・欧米メディアが論評   (日経NET)

欧米メディアは27日、ミャンマーの事態沈静化に向け、中国が影響力を行使すべきだとする社説、寄稿を一斉に掲載した。

米ウォールストリート・ジャーナル紙は「中国は恥を知れ」と題したノーベル平和賞受賞者ジョディ・ウィリアムズ氏の論文を掲載。中国の経済支援抜きにはミャンマー経済は成り立たないと指摘したうえで「中国が自ら政策を転換しないのなら圧力をかけなければならない。北京の『内政不干渉』政策は容認できない」と強調した。

米ワシントン・ポスト紙は中国とロシアの反対で国連安全保障理事会の声明から軍事政権への「非難」が削除されたことについて、社説で「残忍な武力鎮圧に青信号を出したようなもの。鎮圧が進めばプーチン大統領と胡錦濤国家主席の責任だ」と断じた。

英タイムズ紙は社説で「対ミャンマー制裁を求めるブラウン英首相やブッシュ米大統領の声はほとんど意味がない。圧力をかけられるのは(ミャンマー産)ガスの顧客でもある巨大な隣国、中国だ」と指摘した。(20:04)
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2007/09/26

お名前は「ハイスイノジン」、「排水の仁」、「配水の人」、「背水の陣」内閣らしい!

仲秋に 満つる手前の 月見上げ

国会で狸寝入りしイビキのイブキと見立てたヌエのイブキが、デカバナコガァマガリが出しゃばったことで、超幸運にも「幹事長」のポストを手に入れモンカァッカ大臣のポストが空いた。

ヒョウタンフクダは、この後釜に、なんと(親父の代同士の友情か?)殆ど無能のヨウカイトカイ(できそこないの同じようなヒョウタン面で不思議なキャラ[面はでかいが全く存在感がない]の妖怪野郎)を充てた。
いくらか人物評を知る側としては、ビックリ仰天、しかもモンカァッカ(ショウモナイ)である。
子供たちの教育を論じ、日本の先端科学を論じるには、適正かな?大きな大きな疑問だね?そんなこと論じる前に「(実質崩壊と噂される)家庭を立て直す事が先決」ではないのぉっかなぁ?
ヨウカイトカイは、いつもヒヤヒヤドンジリ選挙を、次は閣僚ということで安全パイにしたいだろうけど、そうは行くかな?「カネ無し、人気無し」状態から「お代官様」を演じることで、一時的にはカネが集まり貧血脱却できるかも知れないなぁ、家庭崩壊を喰い止めることができるかも知れないなぁ。そう遠くない時期にヨメの面を見てみたいモノだ!?
まぁ、ヒョウタンフクダの友情というモノが見えた瞬間だ!
これで、ヨウカイトカイにも政治資金が入ってくるなぁ!1円から領収書出せよなぁ~!

次は、トチ狂ったオイケポチャコが返り咲きを狙い猟官画策を展開したグンジの椅子だ。手堅さでは定評のあるコウムリ兄ちゃんが、居残らず外向き御用係へ移りそうなニュースを耳に、また、どこかで誰かに跨ろうと一大決意し一発勝負服でノコノコ出かけてみたモノの跨り損ね、「オイケにハマって、また大変!振り出しに戻る!」(ザマー見ろィ)。ジブントォは除名せよ!一日も早く除名せよ!

タナボタでグンジの椅子を手に入れたのは、オタクというかネクラというか特異なキャラで迫るナキムシイシバァ~だ。今度は外野から評論せずに省昇格後二代目の跡目を継いで三代目に就任する。
これから、毎日、国会でいじめられ(正真正銘)泣きながらということになる!
どこまで泣くか、どれだけ涙を溜めるか見てみたい。

※当初は、ヒョウタンフクダの草履取りテコンドォセイシロォが、「この度の活躍、見事であった、よってグンジの椅子を分け与える!」と親方から得るモノとの憶測が流れていたから、ちょっぴり拍子抜けだった。(草履を温めているのがミエミエ過ぎた!)
でも、よくよく考えれば、ここがヒョウタンフクダとアベカワモチの違いで、アベカワモチなら底が浅いから掌の内を見せてしまうのだが、ヒョウタンフクダは、手堅さゆえに、そこまでバカげたことはしないのである。テコンドォセイシロォもなかなかのキャラであるから、早く、舞台へ上げ転げ落ちる様を見たい気持ちも湧き起こっているが。

そして見ものの「所信表明演説」は来週1日ということらしぃ!
1ヶ月よくお遊びしましゅたねぇ~!ご褒美あげましゅよぉ~!

引用開始→ 福田新政権更新:
福田内閣始動、実務重視・13閣僚再任
 (日経NET)
09月25日 21:42

自民党の福田康夫総裁は25日、国会の首相指名選挙で第91代首相に選ばれた。組閣では官房長官に町村信孝前外相を起用。後任の外相には高村正彦前防衛相を横滑りさせ、防衛相に石破茂氏、文部科学相に渡海紀三朗氏を登用した。安倍前内閣からの閣僚交代は4人にとどめ、残る13閣僚は再任。参院で野党が過半数を占める「ねじれ国会」での攻防をにらみ、手堅い実務型の布陣とした。

福田内閣は26日午前、皇居での首相の親任式、閣僚の認証式を経て正式に発足する。政府・与党は福田首相の所信表明演説を10月1日とする方向で調整している。

臨時国会の開会中という事情もあり、閣僚の入れ替えは最小限に抑えた。11月1日に期限を迎えるテロ対策特別措置法に代わる新法案の審議を控え、官房長官になった町村前外相の後任は高村前防衛相を横滑りさせた。新たに防衛相となる石破氏は小泉内閣で防衛庁長官を歴任し、安全保障政策に精通していることが決め手になった。
Copyright 2007 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

とりあえず、「舟が出るゾォ~!」ということらしい。漕ぎ手が、それなりに努力し遅れを挽回するか、できるか興味深いところではあるが!?

Quotation Beginning→  Fukuda elected prime minister in Diet faceoff  As expected, much of Abe's Cabinet retained.
Wednesday, Sept. 26, 2007

By MASAMI ITO
Staff writer
New Liberal Democratic Party President Yasuo Fukuda was elected prime minister by a divided Diet on Tuesday afternoon amid the political turmoil stemming from Shinzo Abe's sudden resignation announcement two weeks ago.

The House of Representatives picked Fukuda as prime minister, while the House of Councilors elected Democratic Party of Japan leader Ichiro Ozawa. After consultations between the two chambers failed to reach an agreement, the Lower House choice prevailed under the Constitution.

After the ministers in Abe's Cabinet resigned en masse in the morning, Fukuda announced a new lineup in the evening that retained most of them — including Finance Minister Fukushiro Nukaga — to ensure there will be enough continuity to deal with legislative business in the Diet, which is still in session.

Also brought back was Abe's foreign minister, Nobutaka Machimura, who will serve as Fukuda's chief Cabinet secretary. Machimura is the leader of the largest LDP faction, of which Fukuda is a member.

Former Defense Minister Masahiko Komura, also a member of the former Cabinet, will take over for Machimura as foreign minister. Shigeru Ishiba, a former chief of the Defense Agency, was appointed defense minister.

An attestation ceremony at the Imperial Palace is scheduled to be held Wednesday morning, which will formally approve Fukuda and his team as Cabinet members.

"Day by day, I feel the weight of responsibility getting heavier and heavier," Fukuda told fellow LDP lawmakers at a meeting before the vote in the Lower House. "I will do my best to create a society in which the young can have hope and everyone can have a sense of security."

In his first news conference as prime minister, Fukuda acknowledged that his Cabinet is "up against the wall" — having been launched following the chaos created by the collapse of Abe's administration.

He said he will do his best to resolve the pension record keeping problem — one of the major issues that contributed to the downfall of the Abe Cabinet — "in order to regain public trust in politics."

He also said he will try "more than ever" to win cooperation for his legislative agenda from the opposition camp, which controls the Upper House. He said he is especially ready to talk with the DPJ, the biggest opposition party, on key issues such as pensions and the consumption tax.

Fukuda also offered an apology for the two-week stalemate in the Diet, during which the LDP elected their new leader following Abe's sudden announcement on Sept. 12 of his intention to resign.

Fukuda, 71, is the first prime minister whose father was also prime minister. Takeo Fukuda held the office from 1976 to 1978. It is also the first time since 1994, when Tomiichi Murayama became prime minister, that Japan will have a leader in his 70s. Murayama was 70 years old.

As expected, the LDP-New Komeito coalition, which controls the Lower House, voted for Fukuda as prime minister.

But things did not go as smoothly in the Upper House, where opposition parties voted for Ozawa. The ruling bloc lost its majority in the Upper House in the July 29 election.

In the Lower House vote, Fukuda garnered 338 of the 477 votes cast, while Ozawa got 117. Nine votes went to Japanese Communist Party leader Kazuo Shii, seven to Social Democratic Party leader Mizuho Fukushima and five to Tamisuke Watanuki, head of Kokumin Shinto (People's New Party). One vote was void.

In the Upper House, 117 of the 240 votes were for Ozawa, 106 for Fukuda, seven for Shii, five for Fukushima and four for Watanuki. One Upper House vote was also void.

With no one winning a majority in the upper chamber, a runoff was held between the top two candidates. Ozawa received 133 votes and Fukuda 106.

Following the split between the two houses, a joint committee was formed to select the prime minister. But it failed to reach agreement and the more powerful Lower House's decision prevailed. It was the first time in nine years such a committee was needed.

DPJ lawmakers argued that the result of the July election was the most recent expression of the public's "voice," and Ozawa should therefore become prime minister.

"Public opinion is clear," said Azuma Koshiishi, chairman of the DPJ's Upper House caucus. "That is why (the LDP) should seek judgment from the public by dissolving the Lower House" and holding a general election.

Under Article 67 of the Constitution, when the two chambers fail to reach an agreement, the result in the Lower House takes priority.

Ozawa told reporters later in the day that nothing will change even though Japan has chosen a new leader.

"The ruling LDP and New Komeito will remain the same no matter who becomes their leader," Ozawa said. "The LDP and New Komeito pushed (policies) that turned Japan into a distorted and warped society, creating disparity, unfairness and inequality in every field. There is no other way but for such a (coalition) to end its rule as soon as possible for the public."

Ozawa said he will do everything he can to ensure the DPJ wins the next Lower House election, which must be held by September 2009.

Fukuda met with Akihiko Ota, head of New Komeito, in the morning and agreed to continue their coalition.

He admitted to reporters that he asked former LDP Secretary General Taro Aso, who ran against Fukuda in Sunday's LDP presidential election, to join his Cabinet.

"The LDP is in a difficult position and it will be tough to manage political power without the cooperation of (all members)," Fukuda said. "The LDP is in a crisis and I don't want to trigger (problems). Things won't go well without everyone's assistance, so I asked Aso for his cooperation."

According to Fukuda, Aso declined the offer because he wanted to rest after having served in various key Cabinet and LDP positions over the past few years. Fukuda added that he will talk to Aso again.
The Japan Times
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The Japan Times Ltd. All rights reserved.  ←Quotation End

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2007/09/25

大きな期待があるわけではない!しかし、もうビックリ仰天ジブントォ執行部の新人事ですねぇ~!

20070924k0000e010021000p_size3ヌエのイブキが、ついに堂々というか、ジブントォの幹事長だとぉ!
政治資金の不明を合理的に説明できない、説明する考えもない、ヌエのイブキ。(見よ、このマヌケのアホ面を!:毎日MSNより引用)
これだけでも政治家失格の人物が、ヒョウタンフクダに幹事長の椅子を与えられたという!
一体全体、どうなっているのやら!?

①消費税を上げる体制を敷いた!
税収を上げるため、「減税廃止、徴税強化」これをヒョウタンフクダは打ち出す考えらしい。そのために、ジブントォの幹事長をヌエのイブキに担当させるワケだ。実に見事に人材枯渇を顕している。日本の国としても悲劇だ!
②ヌエのイブキを閣僚に置く限り、政治資金の説明を求められる。
これで、「一円」から領収書を、という流れには終止符を打ち、そんな寝言の議論は聞かないという姿勢を示したワケだ。(徹底批判が必要だ!)
何より、ジブントォの幹事長なら、「政治資金」処理について国会の場で責任追及される事はない。

※加えて、税制に強い能力を持つ人材がジブントォ内にない。従って、ここは一番、ヌエのイブキで「消費税率上げ」の強行突破を狙う作戦のようだ。

ミンチトォ、原理原則だけの書生の議論ではねぇ?相当シッカリしないと煙に巻かれてしまうよ!

③選挙は、デカバナコガァマガリを特別待遇で迎えるらしい。
Im20070924ns000y2142409200713腕力だけで勝負してきた輩まがいの人物が裏でイロイロ工作するわけだ。
これはノナカヌエのシナリオだろう。だからボクちゃんガッキも政調会長という路線だ。
ブルドックニカイは、ノナカヌエに吼える事はないし逆らう事はない。
従って、デカバナコガァマガリ(ヌエノナカの子飼い)は九州福岡を選挙地盤とするモノの、実際は、ノナカヌエが描いたシナリオで、ヌエのイブキとボクちゃんガッキ連合の京都閥(ノナカヌエ支配の完成)ジブントォ執行体制そのものだ。(日経NETから引用)

④ノナカヌエは、何が何でもアッソォタロォを許す事はできない!
お友達のアベカワモチを許す事もない!アッソォタロォは、昨日、197票を得て、意気軒昂前途洋々の気分だったろうが、そうはいかない風が京都から吹き寄せてきたねぇ~!
後は、前回の選挙でノナカヌエに反抗の弓を引いたタコ坊主中川が、コイズミドンイチロォに教唆されノナカヌエに詫びを入れ土下座でもすれば、ノナカヌエのジブントォ復権支配が完璧に完成する。尤も、ノナカヌエがタコ坊主中川とドンイチロォを許すかどうかは、意見が分かれるところでもある。
しかし、アッソウタロォは昨日の喜びは、雲散霧消となるのではないか!
ノナカヌエのアッソォタロォに対する怒りは尋常ではない。当たり前の事で、「人権侵害」に由来する指弾(発言)を公的な場で受けたからである。ノナカヌエは自分の著作で厳しく指摘している。

※かの竹下登(故人)シェンシェーにご登場願い、コメントを求めたら、たぶん「二つの要素で、興味津々の展開になるワナぁ~!」と、以下の見立てと解説がつくことだろう。

それはねぇ~、「先祖を求めて三千里」の旅に出るのがハッキリした事ダワなぁ~。

①その体制作りにノナカヌエのシナリオ(影響力)を持ち込んだ事ダワなぁ~。

②それへ反発する勢力を自然に抱え込む(自然形成される)という事ダワなぁ~。

アッソォタロォやヒラメのヌマやん、アベカワモチの底流に代表されるミギワシ路線をビミョォに修正してねぇ~、凡庸で中庸な事になるだろうねぇ~。
アッソォタロォやドンイチロォみたいな、いわゆるナンダワなぁ~「コンセプトちゅうのぉ、言葉で酔せるちゅうか、乗せらるちゅうか、それを喜ぶ政治を知らんワカイ連中は、不満を溜めるちゅうこったワナぁ」。でもって、人事の不満と、路線の不満で、徐々に反発勢力が形成される。マスゴミに乗せられ不埒な発言をするようになるだろうなぁ!
抑え込むのは、(ノナカヌエ子飼いの)デカバナコガァマガリの腕力だちゅう事ダワなぁ~。それをブルドックニカイが「ヘェヘェ」聞いて記録するワケだワなぁ~!

目障りなドンイチロォの子分まがいを一掃して選挙にも勝って「先祖を訪ねて三千里」の旅も完成ダワなぁ~!

この流れに、ミンチトォのオザワ君が、どこまでコミットするちゅうか、手を突っ込んで掻き回すかちゅうところが見所ダワなぁ~。

ヒョウタンフクダは、案外、粘り強いかも知れないちゅう事ダワなぁ~!

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2007/09/24

ようやく、「外国人労働力」問題は実情に即した議論となるか!?

現代の奴隷労働!「外国人技能研修・実習生」。日本は組織的集団搾取をいつまで続けるのか?

外国人技能研修・実習生制度」は、当初の目標あるいは目的と、はるかに乖離した状態で「技能研修」どころか、体の良い「低賃金労働力」としての機能に堕している。

何が、いったい、どこが「先進的な日本の技術を途上国の技能研修生に教え、効果的な技術移転を促進する」というのか?「コラコラコラム」が知りうる範囲で、その目的に沿う事業会社は、5%にも満たないと捉えている。実態は、相手国との「経済格差」を利用した、体の良い「搾取が目的の集団強制労働」に過ぎない。
適当な言葉を並べ、言いつくろいながら、「外国人労働力」を「安価」に扱き使い、彼らの汗を巧妙な事業利益へ置き換える仕組みに過ぎないのが実態だ。

何が技能研修だ!どこが、どう技能研修をしていると言うのだ?
噴飯モノの理屈を並べ立てるが、労働力としての外国人が本邦へ到着入国後、受け入れ機関の世話係が、もみ手で、到着空港で出迎え(逃亡防止目的で)バスに乗せ、目的地へ案内するといえば聞こえはよいが、実態は連行するわけだ。大方の場合がこのとおりだ!
そして、政府(実態はJITCO)が規定する、「日本語学習や業種毎に規定された座学研修を集中的に行うわけだ」。ほぼ1週間でこれらの導入研修を終了させると同時に、各配属先へ送り込むことになる。
これから先の実態は、分かりやすく言えば、例えが悪いとは思うが「3年間の懲役刑」みたいなものだ。朝から夜半(ときには深夜~未明)まで、指定の業務に就かされる。
技能研修など、どこ吹く風で、実態は牢獄に閉じこめられた低賃金(搾取)強制労働そのものだ。しかも、各配属(受け入れ)会社が準備する宿舎(早く言えば「タコ部屋」もどき)の部屋に閉じこめられ(一部屋=六畳間で3~4人)、その多くが、連日、休みもなく単純な作業を強制され続けているわけだ。
挙げ句の果ては、以前にも報道されたが、土木屋へ押し込められた女子研修生が、連夜の強制猥褻被害(性的暴行)を受ける。あるいは、賃金未払い。最低賃金を守らない。はたまた受領賃金の一部を強制預金させられた挙げ句、その預金を流用されて失うなど、外国人技能研修・実習生に対し加えられた悪事を挙げれば枚挙に暇がない。

労働基準監督署は、「外国人技能研修・実習生」の保護は、自らの業務ではないと平然と嘯き、見て見ぬフリをして平気の平左だ。日本の行政組織、とりわけ政府機関は頭の先から末端まで腐りきっている。
この実態が、様々な形で告発されるようになり、海外の人権NGOも「実態調査」に乗りだし、余りにも過酷な日本での「外国人技能研修・実習生」にかかるテーマを、国際社会へ告発し始めた。
この流れを受け、政府(実際の機関はJITCO)も腰を上げ、仕事をしたようなフリをして、自らの不作為を棚上げし醜い言い逃れを始めている。
(こんな輩は、本邦の名誉のためにも、国際人権裁判にかけて粉砕する必要がある)

ジブントォの出来そこない議員から、しこたま、圧力をかけられた経済産業省は、「外国人技能研修・実習生」制度は、発展途上国への効果的な技術移転を目指し促進する「国際経済政策」であると未だに寝言の建前を掲げ、現在の仕組みでよいという!つまり、現代の奴隷労働というか強制労働による搾取行為を容認し拡大しようというのだから恐れ入ってしまう。

最近、人気の悪い厚生労働省は、これ以上の人気低下は避けたいのか、というより、国際社会の非難を浴びるのは嫌だから(当たり前)、「外国人技能研修・実習生」制度などという意味不明で体の良い強制労働による組織的搾取制度を廃止し、「外国人労働力」として一本化することを狙い、受け入れ組織も、一定の組織能力を持つ事業者に限定しようとする案を提示した。この案に、正面から異議を唱え「外国人労働への組織的集団的搾取」の継続を主張するのが経済産業省のボロ役人どもだ!

経済産業省は、日本経団連(便所屋オヤジが代表)の後押しを受け、堂々と噴飯モノの議論(=国際競争力を維持する上で必要な制度)をするから「人として潰れている」としか言いようがない。

日本で製造現場(あえて製造業とは言わない)での、低賃金を巧妙に要求するのは、末端小売業である。「市場競争価格」などと宣い、「消費者が求める価格が必要」と金科玉条の如く言い放ち、社会の実態については知らぬ顔である。巨大流通事業者の大半は、建前のきれい事の陰で、何が行われているか、実際は知っているのである。しかし、オノレの利益を極限化するため、素知らぬ顔で、更に汗を絞りとる事、汗を絞り利益を得る事を推進させようとしている。低レベルの悪い時代劇で、お代官様と悪徳商人がデキの悪い談合で見返り(ワイロ)を手渡す構図そのものだ!
もちろん、消費者は「製造現場の実態を知らない、知らされていない」のである。
流通事業者の下で働く組織労働者(例えば「ゼンセン」などに代表される「連合」)は、流通現場の労働そのものをパート、アルバイト化し、経営陣と一体になり、平気で「汗」を掬い取り搾取を重ねている。反省は愚か自覚もないのが高木が率いる「連合」の実態だ!
高木ナンゾは、所詮、便所屋オヤジと談合を繰り返すだけだから、まず以て話にならないワ。
例えば消費市場では「外国人技能研修・実習生」制度を悪用し、低賃金に押し込めている張本人は「市場競争価格」を唱える、日本経団連に巣くう流通事業者の部門だ。それらに資金を貸して法外な銭儲けに忙しい金貸しボリックスの悪党ミヤウチ達である。

しかし、この問題は、より本質的には、
日本(政府)の「経済政策」が先にあり、それを裏付ける「労働政策」と一体である事を抜きには語れない。この点を抜本的に議論し、日本人そのものが、自らの問題として捉えかつ考えなければ解決は難しい。
このまま放置し続けると、極めて短時日の内に、国際社会から「集団搾取による強制労働」告発を受け、アタフタすることになるだろう。

ここまで歪な労働市場というか環境へ追い込んだ、文部(非)科学行政の教育の結果がもたらせた顛末でもある。

「外国人技能研修・実習生」制度の破綻は、日本人の姑息さを浮き彫りにしている。
生産」と「消費」の関係について、もう少し真面目に考えるべきではないか?

韓国は、既に「外国人技能研修・実習生」制度を抜本的に改め、一律、最低賃金を適用する政策転換を済ませている。この流れを受け、韓国内で維持する事業と、海外展開すべき事業を明確に区分し、それらの均衡を保たせた展開を推進している。
従って、ASEAN各国を始め、アジアの国々で韓国系中小零細企業の進出ラッシュが続いているのである。

「外国人技能研修・実習生」制度で巻き込まれたのは、入国管理行政を預かる法務省であり、外交の場では矢面に立たされる外務省である。この二つの省庁には同情さえ覚えてしまう。

ようやく、日本の識者も、現実を見つめ改善する方向へ議論を提起したと、積極的な考えをとる事にしたい。

「コラコラコラム」がこれまでに「外国人技能研修・実習生」制度の悪用で警告または提議した既掲出へのリンク↓それぞれのURLをクリックして下さい。これまでの各記述をご覧頂けます。掲出へのリンク(①が直近のモノ、以下数字が大きくなるに従い古い記述に)

①JITCOは嫌らしいねぇ!末端官僚機構で巣喰うバカ丸出しの無責任ぶりを発揮!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/09/post_5f0b.html

②外国人研修生・実習生で不正を犯す組織団体への刑事罰(厳罰)を求める!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/08/post_14ea.html

③「外国人技能研修・実習生」制度のあり方、労働開国について、真摯な議論を求める!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/07/post_9e73_1.html

④「外国人技能研修・実習生」制度について、JITCOは建前と寝言の言い訳を!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/cat4619563/index.html

⑤「外国人技能研修・実習生」制度について改めて現状と懸念を主張する!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/06/post_f7f7.html

⑥現実の「外国人技能研修・実習生」制度は、建前を悪用され低賃金労働力に堕しているだけだ!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/05/post_0a53.html

⑥外国人技能研修・実習生制度を廃止し、正規労働力として法的地位を保障せよ!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/05/post_0705.html

⑦「外国人技能研修実習生」制度を拡充し、彼らの基本的人権を国は保障せよ!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/05/post_096a.html

⑧外国人労働力は労働奴隷でも機械でもないぞ!弱い立場に集り続けるウジ虫とクズどもに鉄槌を!責任を徹底糾弾せよ!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/03/post_99be.html

⑨「外国人技能研修実習生制度」を悪用する組織団体を、国は徹底摘発し壊滅させよ!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/02/post_e455.html

⑩「外国人技能研修・実習生制度」を悪用のブローカー逮捕!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/01/post_aaff.html

⑪「人材開国」を「労働開国」と同様、国を挙げて真剣に議論すべきだ!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/01/post_5289.html

⑫「労働力開国」の是非を問う?「日本の構造をどうするか」が先だろう?!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2007/01/post_4990.html

⑬「在留外国人(労働者)」の管理制度が抜本的に改革されるそうです!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2006/12/post_e9df.html

⑭今度は「外国人技能研修・実習生」へ「性的暴行」を加えたエロオヤジが出たらしい!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2006/12/post_7476.html

⑮「外国人技能研修実習生」制度の実態を論じる!
http://febnet.cocolog-nifty.com/column/2006/12/post_e2a8.html
    ↑この掲出文に、これ以前の掲出のリンク8本を貼っています。
既掲出文の合計は23本、今日の掲出を含め「コラコラコラム」の652本中の24本が「外国人技能研修・実習生制度」に関連する内容になっています。
ここでは、フィリピンとの看護労働力導入交渉に伴う件はリンクさせておりません。

引用開始→ 外国人労働者「高度技能、門戸拡大を」・諮問会議調査会が提言   (日経NET)

政府の経済財政諮問会議の労働市場改革専門調査会(会長・八代尚宏国際基督教大教授)は、高い技術を学ぶ外国人労働者の受け入れを拡大することを提言する。これまでの外国人研修・技能実習制度に加え、2年間の「高度技能実習制度」を設けることが柱。外国人研修生が不当な扱いで働くのを防ぐため、労働法制の適用範囲を広げることも求める。

21日夕に開く調査会の会合でまとめる。外国人の研修・技能実習制度をめぐっては門戸をさらに開くべきだとする経済産業省と、研修生の保護を強めたい厚生労働省が異なる意見を打ち出している。調査会は「産業構造の高度化を実現する」との観点で、受け入れの拡大に向けた制度の再構築を促す。 (2007/09/21-20:31)
Copyright 2007 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ 外国人の就労 要件緩和を提案 諮問会議専門調査会  (asahi.com)
2007年09月21日06時07分

政府の経済財政諮問会議の労働市場改革専門調査会の第2次報告案が20日、明らかになった。外国人労働者については、就労可能な在留資格の範囲を看護や介護などにも広げることを提案。また、仕事と生活の調和を図るワーク・ライフ・バランスの実現にはテレワーク(在宅勤務)の拡大が重要だとして、仕事と生活の線引きが本人に任された働き方にあわせた労働時間規制の見直しも求めている。

報告案は21日の調査会で正式決定し、経済財政諮問会議に提出される。

外国人労働の分野では、就労可能な在留資格を弁護士や医師など専門的分野に限定する出入国管理法について「将来的に弾力的に見直すこと」の検討を提案。看護や介護、育児、家事なども加え、短大や高等専門学校程度の学校教育修了を前提に、一定の日本語能力や公的資格、企業推薦などがあれば在留資格を与えることを求めている。

また、外国人研修・技能実習制度見直しは「喫緊の課題」とし、現行の「研修1年+技能実習2年」を3年間の技能実習に一本化、座学の時間を除いて労働関係法を適用すべきだとしている。この制度をめぐっては複数の見直し案が発表されており、そのなかでは厚生労働省案が、研修制度の廃止と実習生への一本化を提案している。

在宅勤務については、硬直した労働時間管理を求める現行法制が普及の壁になっているとして、「労働者の自由度の高い働き方にふさわしい法制上の工夫を検討する必要がある」とした。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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2007/09/23

「終わりの始まり」か「始まりの終わり」か、取りあえず自民党総裁選挙は無事終了!

ヒョウタンからコマになるか? それともヒョウタンはヒョウタンで終わるか?

意外に健Ldpemblem闘、アッソォタロォ! 意外や、意外!(というより、ほぼ「読みどおり」とその筋の専門家の声もある)
潰し合いと握り合いが同時並行したジブントォの総裁選挙!「単記無記名投票」だったこと(民主主義の大原則だから「とても便利」でよかった)もあり、イヤ、何とも光り輝く想定内の結果を得る事ができたというところではないか。
なかなかの知恵者がいるのだなぁ~!

そこで幹事長(人事)!
デカバナコガァマガリとの声もあり、イヤイヤ、ここはブルドッグニカイとの声もある。
いずれがなっても、ジブントォは「先祖を求めて三千里」の旅の途を歩むことになるワケだ。見モノだねぇ!
下馬評では、デカバナコガァマガリが鼻の差でリードしているとか。この差が、決定的に息の根を止める事になるのでは!?との穿った見方も流布されつつある。

対するミンチトォ!
オザワは、今日はモグラにならず、自らの存在感を高める目的で、もう一度モグラ流「イスワル原理主義」思想が生み出した思考論理を鮮明に打ち出す事だろう。
パトロンのポッポ鶏ガラ(栄養が行き届き過ぎたのか面構えが丸くなったように見えるが、お子ちゃまランチの喰い過ぎかなぁ?)は、面白くも何ともないコメントを準備するのに忙しそうだ。
傭われマダムのイッカンナォットは、ワクワク気分で、オザワの体調不良と心臓病の悪化(進行)を心待ちにしているらしい。(それは談合じゃないのかなぁ?)

遠くない時期に、ジブントォは杉田玄白の「解体新書」ではないけれど、とても古い手法で解体の方向へ歩を強める事になるのじゃないかな?
ミンチトォも、「(頭を中心に)内臓移植」した方がよい部分もあるしね。

ジブントォは、「(事の)始まりを(抑え)終え」事態を収拾できたと考え、胸をなで下ろすのだろうが、それはどう見ても「終わりの始まり」に過ぎないような気がする。

尤も、多少救われるとしたら、米国の一国覇権主義によるグローバリゼーションが崩壊の兆しを見せ始め、米国が尤も嫌う「様々な国際社会の利害調整」による多極分散型グローバリゼーションが萌芽する傾向にあることだ。
この時流に、(ハッキリ)乗り遅れるだろうから当に「終わりの始まり」なのだが、最初は「痛みを伴わない」ため、「先祖を訪ねて三千里」への旅立ちは(誤解に満ちた)評価を得る事だろう。そこで舞いあがり途を見失うワケだねぇ!
混乱と混迷を重ねる国際社会へ向けて、ヒョウタンフクダは、どう舵を切るのかな?!
大きな期待はしないけど、小さな小さな「ヒョウタンからコマ」程度は賭けてみたいけど無理だろうなぁ!ヤッパリ、ヒョウタンのままかな。

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2007/09/22

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第133号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年9月22日 土曜日 第133号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflag_2いつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その133 今週のヘッドライン

* 9月17日(月) ベトナム有名歌手 日本でアルバムリリース!
* 9月18日(火) 米航空会社ベトナム路線就航
* 9月19日(水) チェット大統領 ニュージーランド公式訪問
* 9月20日(木) 露携帯大手ベトナムで合弁事業設立
* 9月21日 (金)   一流雑誌?!に高評価されるベトナム
* 9月22日 (土)  第13回世界清掃デーとゴミ意識

* 長崎の愛読者さまより“村山富市氏ベトナムで叙勲”に対する感想

9月17日(月) ベトナム有名歌手 日本でアルバムリリース!
*超有名なベトナムの歌手ミー・リンの3枚のアルバムが今月下旬、日本でリリースされるという。日本のエム&アイ・レコードフィルム社は、“メイド・イン・ベトナム”、“モーツアルトとお話しして”そして“愛を歌わせて”をポニーキャニオンを通じて発売されるとのこと。各アルバムの詳細については、9月19日発売日の前日に東京で記者会見の席上発表される予定だ。各アルバムは日本有数のラジオ局で名古屋に拠点を置くラジオアイで包装される。

“メイド・イン・ベトナム”は同ラジオ局において9月のベストアルバムとしてノミネートされたという。“モーツアルトとお話しして”は、2005年にベトナムでリリースされ、モーツアルト、バッハ、シューマン、チャイコフスキー、ヴィバルディなどのクラッシック音楽にベトナムの有名な作詞家ドントウーが詩を書き下ろし謡わせているものだ。“メイド・イン・ベトナム”は2003年に発売され、ドントウーやフイトウアン、バオチャンなどの有名作詞家などの手による11曲を載せている。“愛を歌わせて”は昨年発売で、新進気鋭の若手ミュージシャン ホー・ホアイ・アンなどを招き10曲が網羅されている。

(辛口寸評)
ほ~~と記事に眼を奪われた。これまで何かといえば、ベトナムと日本の結びつきは経済が一番で、日本からはベトナムへの投資、ベトナム自体もそれを期待し続けている。ところが音楽を含む文化的な催しといえば、全く無いことはないもののいつも隅に追いやられているような感じで、今ひとつ表に出てこないでいた。銭金ばかりでなくもっと文化的な交流と交換があっても良いのではとかねてより思ってきたが、今回、ベトナムの歌手が日本でアルバムを発売すると聞いて嬉しくなった。筆者は日本でもベトナムでも芸能音痴なので、歌手ミー・リンと聞いてもピンと来ないのだけど、記事にもあるように“モーツアルトとお話しして”なんかはベトナム語といえ、耳慣れたクラシック音楽を使用している分、馴染みやすいだろうから、聴いてみるのも悪くなかろう。皆さんも、如何です?

9月18日(火) 米航空会社ベトナム路線就航
*牽引的アメリカの航空会社であるデルタ航空はこの月曜日、ベトナムの二大都市とアメリカを結ぶ航空路を今月就航させると発表した。そのフライトはホーチミン市と、北部首都ハノイを離陸し、ソウルか台北を経由後、アメリカ・カナダ・メキシコ、或いは南部アメリカの諸都市を結ぶことになるという。デルタ航空は乗客に対し他の航空会社に先がけ地球上でより多くの就航先と接続先を目指しており、現在その数は52カ国311目的地となっている。昨年、60以上の国際路線を付け加えたデルタ航空はアメリカの他の航空会社の路線拡大の追随を許さず、大西洋を横断する32航空路線では世界をリードする立場にあるという。また、デルタ航空は世界中の参加航空会社・目的地・質の高いサービスを提供するグローバル航空会社提携組織“スカイチーム”の設立メンバーでもある。

同様にアメリカの航空会社、ユナイテッド航空は10月29日よりホーチミン市-ロスアンジェルス間にデイリーで就航させる予定で、世界で越僑人口が最も過密した地域である南カルフォルニアからの集客を狙っている。ユナイテッド航空のデイリーフライトは香港で途中寄航した後、ロスアンジェルスまではノンストップで飛行する。ロスアンジャルス-ホーチミン市間のEチケットは既に今年6月から販売されている。
さて、アメリカの航空会社が順調に米越間の路線を発展させる一方でナショナルフラッグキャリアのベトナム航空はアメリカ直行便開設に遅れが生じており、関係行政当局に対し、来年2008年後半まで計画の延期を求めている。この様な遅れは、ベトナム航空をして既に二度目であるが、同社は今回の延期をアメリカの競合先に耐えうるべく強い競争力を養うためとしている。デルタ航空ベトナムオフィスは、31 Ly Chinh Thang St, District 3, Ho Chi Minh CityとVincom City, 101 Ba Trieu St, Hanoiにある。

(辛口寸評)
昨今、筆者が日本へ帰国する際に利用する日系航空会社には多くの越僑が乗り合わせるようになってきた。タンソンニャット空港のチエックインカウンターでは、多くの荷物を預けようと人の数よりもうずたかい山になっている。通常、我々日本人乗客の場合、エコノミーなら20キロまで、ビジネスクラスなら30キロまで、更に航空会社の上客に与えられる追加+10キロまでが預けられる範囲なのだが、アメリカからやってくる人々の荷物は重量制限でなく、個数制限が認められるそうで、故にひとりで4~5個の荷口持ち込みが可能となるわけだ。

しかも、アメリカからベトナムまでの往復航空運賃はシーズンにも因るが平均エコノミークラスで500米~600米ドル前後でとても安く設定されている。ベトナムから日本への往復が一年オープンがエコノミーでも1000米ドルを超えることを思えば、如何に彼らアメリカからベトナムへ訪れる人々は優遇されているかというものだ。一体、どういうカラクリになっているのか知らないが、それにしてもアメリカとの関係で常に貧乏くじを引かされるのはここでも日本人のようである。アメリカと日本ではルールが異なるといえばそれまでかも知れないが、そのルールを平等にしなければならないと気概を持つ政治家にしろ民間航空関係者が今の日本に居ないのが嘆かわしい。

9月19日(水) チェット大統領 ニュージーランド公式訪問
*グエン・ミン・チェット大統領のニュージランド(新西蘭土)公式訪問が9月11日より始まり、昨日のウェリントンを皮切りにクライストチャーチ訪問、そして本日はヘレン・クラーク首相との会談が予定されている。今回 ベトナム国家元首レベルのニュージランド訪問は、同国首相及びアナド・サティアナドニュージランド総督の招聘により実現したもので、チェット大統領の初訪問地は昨日午前中のクライストチャーチで、ここでベトナム・ニュージランドビジネスフォーラムに参加した。フォーラムの席上、チェット大統領は越新二カ国のますますの協力関係拡大を嬉しく思うと語る一方、大統領に随行したベトナムビジネス使節団はニュージーランドでの投資とビジネスの機会を模索していると伝えた。大統領は二国間のビジネスがそれぞれの国を有機的に投資の機会と捉え経験を共有して発展拡大してゆくことを望むと述べた。

同日、午後、チェット大統領とその夫人はウェリントンに入り、そこに暮らす越僑住民や留学しているベトナム人学生たちとの懇親会を持った。チエット大統領は当地の越僑や学生たちが安定した生活を営む姿と、同時に彼らが祖国発展の礎として貢献している姿を目の当たりに出来て喜ばしく、ベトナム共産党と政府は常に祖国を現代的な産業国家建設に邁進する原動力として機能する決意を語り、海外に住む所謂、越僑は重要なパートの一部をなすものであると力説した。ベトナム人留学生たちとの懇親会で、チェット大統領は学生たちに学業に励み、将来、その知識や経験を祖国建設に役立てて欲しいと依頼した。現在のベトナム発展に欠かせぬ人材で才能ある留学生や祖国へ帰還した越僑らの存在はベトナムの大きな励みになっていると結んだ。チェット大統領は、クライストチャーチ航空機エンジン修理センターやTAIT電子プラントなども見学した。

(辛口寸評)
この間、チェット大統領の子息を紹介してくれた女性経営者は、今回、大統領と共にベトナムビジネス使節団の一員として随行している。オーストラリアとニュージランド、この前の会食で、女性経営者はもうすぐオーストラリアへ行くと言っていたので、てっきり今年からオーストラリアの大学生になる長男の世話で出掛けるのだろうと思っていたが、実は後になってこの使節団に参加しての公用旅行と知った。11月には彼女は大統領に随行して来日も果たすと聴いた。

そういえば会食で彼女は盛んに、11月まで安倍政権は持つのかと尋ねて来た。どのような意図があってかは敢えて問わなかったが、微妙なところにあると応えておいた。尤も、先の参院選で歴史的大敗北を喫した自民党で、今も総裁の席にしがみついていること自体、不思議な現象であって本来、あってはならぬことなのだから、、、、。と、書いたが結局、安部さんは12日、首相の地位を投げ出した。全く持って世間知らずのわがまま坊やを露呈した格好だ。

9月20日(木) 露携帯大手ベトナムで合弁事業設立
*ロシア第二位の携帯電話会社のヴィムペルコム社がベトナムで携帯電話事業サービスの合弁に乗り出し、ここ2~3年のうちにGMS携帯ネットワークへ10億米ドルを投資するという。この水曜日、ヴィムペルコム社がステートメントにて発表したところに因れば、ベトナムの法律に従い、この合弁で同社の株式はパートナーのGテル・モバイル社より低い割合になるものの利益取得割合はヴィムペルコム社が主体となる。この合弁は、ヴィムペルコム社にとってロシア連邦以外で操業する初の海外戦略で、ロシアとウクライナの移動テレコミュニケーション市場が飽和状態にあり、それを打破し多角化する一環とされる。

「ベトナムは大変魅力的な市場で増加傾向にある総人口は8500万人、携帯人口は全体の32%を誇っています。」と代表執行役員のアレキサンダー・イゾシモフ氏。ヴィムペルコム社曰く、ベトナム公安省とアメリカ新千年紀ソリューショングループが出資し設立した会社が、ヴィム社の合弁相手になるとのこと。ビーラインブランド名で操業するヴィムペルコム社は、ロシアのアルファグループとノルウェイのテレノア社に拠って所有されている。

(辛口寸評)
ベトナムは国家の主軸を担う運輸・通信関係の事業は外資100%を認めていない。この為、海外の事業者がこの分野へ参入する場合は、現地企業と合弁の形をとらざるおえない。この際、そんなことは重要では無く、筆者が驚いたのはベトナムには従来、国営企業系のモビフォン社、ビナフォン社の双璧とそれを追随する軍部関連企業のヴィッテル社の三社が国内携帯電話事業を他者が入る隙間も無いほどに固めており、国家もこの事業だけは外資に与えることはあり得ないと考えて来たのだが、思いも拠らずロシアのヴィムペルコム社の参入を認めたことにある。

丁度、この時期、ベトナムのグエン・タン・ズン首相が欧州歴訪の旅にあり、しかも現在はロシア滞在中で、プーチン大統領とも会談し発表のタイミングとしてはバッチリだ。多分、ロシア以外の先進国がこの様なビジネスを提案してきてもベトナムは受け付けなかったと筆者は考えている。恐らく政治的な配慮と判断がここにはなされた筈で、ベトナムはロシアの豊富な天然資源を手にする見返りとして今回の合弁が承認、そして認可されてゆくのだろうと思われる。

9月21日(金) 一流雑誌?!に高評価されるベトナム
*国際的に有名なビジネス雑誌である“アフリーク・アジー”の9月号に“ベトナム昇竜の時”と題し過去20年間で成し遂げた経済成長とグローバル化に躍進するベトナムを褒め称える記事が掲載された。2頁に渡る記事には、20年足らずでベトナムは貧しさから脱却したばかりか農産業分野で胡椒輸出は世界第一位、米とコーヒーの輸出はそれぞれ第二位、海産物では第七位にランクインを果たすまでになったと書かれている。記事に拠れば、ベトナム繊維産業・シューズ・家具製造も順調に伸びており、この地域で中国に次いで2006年度第二番目の経済成長率8.2%を達成している。

ベトナムの高い成長率を主要因をこの雑誌は昨年、同国に投下された102億米ドル以上の外国投資にあるとし、ベトナムが政治的に安定し、若くて熟練した労働者が豊富で且つ、オープンドア政策等が外国人投資家たちを惹き付けていることを証明した結果と括った。また、同誌は今のままベトナムが成長を持続させるのならベトナム昇竜は12年後に対を追い抜き、2020年までには産業国の仲間入りを果たすことになるだろうと結んでいた。

(辛口寸評)
ベトナムが今の成長力を続ければ12年後にタイに追いつくという。昨年、タイのあるビジネス雑誌が14年後にベトナムに追い抜かれると記事を書いてから一年、既に1年その時間を短縮させたようだ。とは言え、あくまでも“このまま持続可能ならば”という但し書きが付く。常々、筆者が語って来たようにベトナムは証券や金融・不動産開発などを中心とした第二のバブルに入っており、海外からの進出企業が増え、それと共に外国人の流入も激しくなり、オフィスビルやアパートメントの需要は高まりつつも、供給が需要に追いつかない為に更に物価は上がり、結果的にそれがインフレに帰結している有様なのだ。

基幹産業が未発達のベトナムで、バブルの要因を構成するものは唯一外国人投資家の“期待値”のみだということを忘れてはならない。それがバブルの99%を占めているといっても過言では無い。
自国で製鉄が出来るわけでもなく、単純なプラスチック加工は出来てもその原料を造り出す大元の石油精製・製品も覚束なく、化繊は100%の輸入に頼る現状で、石油産油国といえども、現在、採掘中のベトナム最大級のバックホー油田にしろ2005年から生産量の急速な減退が伝えられており、後7~8年のうちには枯渇するとさえいわれており、この油田のベトナムにとっての存在価値はもはや“産油国”という広告塔の役目しかないところまで来ている。これらの事実を見据えた上で本当にベトナムに明るい未来が来るのかどうかの判断が今後問われるのだろう。

9月22日(土) 第13回世界清掃デーとゴミ意識
*先週金曜日にハナム省ビンルック町とドンナイ省ビエンフォア市で開催された第13回世界清掃デーに3000人以上の人々が参加した。このキャンペーンは天然資源環境省とオーストラリア大使館及び在ホーチミン・オーストラリア総領事館、そしてベトナム青年同盟の共催で“我らの気候・我らの実行力・我らの未来”をスローガンに掲げ行われた。「今年は環境破壊に対する警告だけでなく、多くの国で深刻な結果をもたらしているベトナムを含む世界的な気候変動に反応する特定で実用的な措置の要請も行った。」と、グエン・コン・タイン天然資源環境副大臣は語った。

在ホーチミン市オーストラリア総領事のグラハム・ペアース氏は今回のキャンペーンが熱狂的な支持を受けているのを確認することが出来て嬉しいと述べる一方で、ビエンホアに集まった2000人を超えるボランティアの参加自体、このプログラムの重要な意義付けとなり、ベトナムの人々が祖国の環境問題改善を意識するきっかけとなることでしょうと話した。ホーチミン市では、ホーチミン市人民委員会天然資源環境課と同市10区の人民委員会が共催でキャンペーンを組織した。このキャンペーンは元々10区住民への環境に対する啓蒙活動の一環として立ち上げられたものが、ゴミ問題もからめホーチミン市全体の企画としたのである。参加したボランティアは道行く人々にゴミ拾いを呼びかけながら、啓蒙の為のチラシを配布していた。

このキャンペーンは、元々1989年1月に“シドニー港清掃デー”に端を発し、その翌年にはオーストラリア全土から5000名の地元民と30万人の参加者を集め“第1回オーストラリア清掃デー”へと拡大した。1993年9月に“第1回世界清掃デー”が開催されると同時に世界規模へのイベントへと拡大発展したのである。毎年、世界清掃デーでは世界120カ国総勢3500万人に及ぶボランティアが参加し、環境問題キャンペーンとしては世界一の規模を誇るイベントとなっている。
世界清掃デーの活動項目は、資源再生・資源回復・植林・啓蒙・水資源再利用・環境保全・展示・修復プロジェクトなどが含まれる。ベトナムは1994年に世界清掃デーに参加以来、強力な支援者として活動を擁護してきた。2006年には数千人のベトナム人がこの行事に参加し、植林・ビーチでのゴミ拾い・ドブさらいなどを行った。

(辛口寸評)
この国での環境意識は残念ながら低い。ゴミのポイ捨ては至るところで行われており、それを咎めようとする人もいない。尤も、これには理由がある。というのも、社会主義体制下のベトナムでは仕事を平等に与えるため、各自治体では大量の清掃員を抱えており、夜間から早朝に掛けて吐き出されたゴミを一斉に掃き清め片付けてくれる。
住民の頭の中にもこの“どうせ彼らがきれいにしてくれるし、彼らに仕事を与えなければならない。」といった意識があり、結局、ポイ捨ては無くならない悪循環に陥っているというわけなのだ。

だがいくら清掃してくれるからといえ、それでは衛生的にどうかといえば良くないのに決まっている。筆者は毎日午前4時に起床し、一時間半ほどの散歩を日課としているのだが、前夜、各家庭から出されたゴミ袋の小山を左右に見ながら歩いていると、子犬ほどもあるドブネズミがゴミからゴミを走り回っているかと思えば、ゴキブリがかさかさ大量にその周りを這いずっている有様で、これでは害虫や害獣に繁殖用の餌を大盤振る舞いしているようなもので、結局、これらはある程度、腹が満とねぐらを求めて、各家庭へ明け方に戻って子孫を増やし続けるのである。

今回、ドンナイ省やホーチミン市で行われたイベントは住民の意識を高める上でのメディア的効果はあったのかも知れないが、ベトナムで13回目を数える割りに参加者が3000人というのは焼け石に水のような気がしなくもない。恐らく参加ボランティアは学生が中心だと考えられるが、それ以前にベトナムの交通マナー問題同様、親の世代を啓蒙しないことには現状が変わることは無いだろう。

長崎の愛読者より“村山富市氏ベトナムで叙勲”に対する感想

*村山元首相については,おっしゃるとおりだと思います。地震直後に、自衛隊を直ちに派遣すべきでしたし,自らも現地に飛ぶべきでした。
自民党と共謀の上、アメリカを騙して日本に有利な政策をしてもらうというだけ、そして国民に幻想を与えて社会党の選挙にも役立てるというのだけの意味しかなかった非武装中立論に自分自身が騙されて、頭が本当に馬鹿になっていたのでしょう。うそつきが、自分がうそつきであることを忘れて、自分のうそを信じてしまったら、滑稽としか言いようがありません。

以上

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2007/09/21

いよいよきたかビンラディン、死に損ないが世迷い言!「パキスタンへ宣戦布告」とか

世迷い言のビンラディン。

Mm20070908133009656m0世界はビンラディンの存在を許すのか?ビンラディンが存在する事を許せるのか?世論の流れが変わったから、ビンラディンの存在を許すのなら、なぜ、米国の反撃権主張に同調しアフガニスタンへ侵攻する事を許したのか?
また、欧州連合は、追随したのか?
その説明で、「ブッシュとラムズフェルドに欺された」では、論理にならない!

難しく考える必要はない!米国は「攻撃されたから、反撃する!」と主張する。カウボーイの頃から実に分かりやすい思考論理だ。

米国大統領ブッシュの政権があと1年に迫る中、国際社会の厄介者、ビンラディンが、予想どおり「パキスタンへの宣戦を布告」するらしい。
この死に損ないは、どうしても21世紀には、自分がイスラムの予言者ムハンマドに代わり「イスラム世界」を支配する妄想と邪念が抜けないようだ。
もちろん、コヤツの支配論理は、既にアフガニスタンが、狂気のタリバンに嫌というほど経験させられた「恐怖の社会支配」である。

ムシャラフがパキスタンで再び大統領に選出されようがされまいが、あるいは、元首相のブット女史が帰国した後、国会議員選挙に出た後、首相に選出されようがされまいが、もう既に、パキスタンの運命は決まっているのである。

パキスタンという国は、米国と欧州連合から押し付けられた現状の政治システムを、米国の稚拙な政治判断により失い、途轍もない彷徨を、より稚拙なイスラムの過激思想集団に強いられるワケである。米国は建前の友情を強制し、友情を顕した友達(政権と国家を)失う事になるように思う。

漏れ聞こえる範囲では、トライバルエリアのパシュトン人は、便宜上「パキスタン」という国に属してはいるが、パキスタンの政権を認めているわけではなく、いつでも内戦を受けて立つ考えで準備万端整えているようだ。
その際の戦争は、「正面戦ではなく、徹底したゲリラ戦」である。
狙われるのは、イスラマバードとカラチである。ここへゲリラ戦の出張攻撃を加えるわけだ。もちろん攻撃部隊は「イスラム聖戦戦士」による片道切符だ。

商業地も、住宅地も関係なく、テロ爆弾による無差別攻撃を画策しているのだろう。
イラクで繰り返されている爆弾テロと同じ構図のように想像できる。
この二つの都市を破壊すれば、パキスタンの政治と経済は簡単に崩壊する。
二つの都市が破滅し国が崩壊すれば、イギリスを中心にヨーロッパでも同時多発テロが横行するのではないか。「イスラムの過激派」が、これまで仕掛けてきた流れから類推すればそのような懸念を払拭できない。

パキスタンは、もう断末魔である!南西アジアは一気に流動化する。インドもタダでは済まないだろう。

イギリスで狙われるのは、シティーの金融街だろう。想像に過ぎないが、ビンラディンは世界の金融を止める動きに出ることを考えているのではないか。
ロンドンを中心に、世界が混乱している間、パキスタンから目が離れるから、その間に「核ジャック」を狙っているのだろう。

いよいよ、このビンラディンという脳タリン男に「世界は強請られる」ワケである。

日本は「平和」だという人が殆どだ。しかし、日本のちょっと南西地域では、毎日死闘が繰り広げられているワケだ。これはもう新しい「世界戦争」が展開されていると考えるべきなのだ。これまで、20世紀を生きてきた側には、類を見ないというか経験がない、新しい形の「価値観の違いを争う『宗教(価値を問う)戦争』が全面的に展開されている」のだ。

他の教徒には全く理解できない、「イスラム社会でも極めて偏狭な思考論理を押し付け強要する」集団が引き起こしているワケである。
既成の国家概念では捉えきれない超国家(=宗教価値による連帯)であるため、既存の思考論理で対抗しようとする側は常に敗退を余儀なくされている。

20070913k0000m010135000p_size6S5554768平和だと信じ切っている極東の島国の政治屋どもがアホ面下げて「国際社会だとか、国連中心主義だ」とか、なんていくら議論してみても何の意味もない
ビンラディンが規定するあるいは規定しようとする「ビンラディンがねじ曲げた偏狭なイスラムの宗教概念(宗教価値)」を受け入れるのか、受け入れないのか、という「概念」を規定する戦線無き戦いだ。

従って、日本の中が安全だというワケではない。ビンラディンはアナタの横にいるワケだ。

折りから、2001年、6年前にブッシュが提議した「テロとの戦い」を、どう評価するか?に懸かっているのであり、ビンラディンの主張をどう評価するかと言えなくもない。

そう遠くない時期に、パキスタンからアフガニスタン、イラクを含め、レバノン、イスラエルを含めたインド洋から地中海に至る「世界大戦争が迫っているように思えて仕方がない。
中国も、ロシアも、国内に様々なイスラム勢力を抱え、政治は流動化するだろうから、黙って見ているわけにはいかなくなるだろう。

引用開始→ ビンラーディン容疑者 パキスタンに宣戦布告へ   (産経WEB)

国際テロ組織アルカーイダは20日、指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者がパキスタンのムシャラフ政権に対して宣戦布告する内容のビデオ声明を近く発表するとの予告をイスラム系ウェブサイトに掲載した。

予告は「アルカーイダはビンラーディン師の言葉で、暴君ムシャラフとその軍に宣戦布告する」としている。ビデオ声明の発表時期は不明だが、従来こうした予告から数日の間に声明が発表されている。

また、アルカーイダのナンバー2、ザワヒリ容疑者は同日公表したビデオ声明で、パキスタン軍が7月、過激派モスク「ラル・マスジード」を軍事制圧し指導者ガジ師を殺害したことが「(パキスタン当局の)卑劣さと背信ぶりを露呈した」と非難し、ムシャラフ大統領は「報復を受ける」と警告した。(共同)
(2007/09/20 20:52)
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引用開始→ パキスタン選管、10月6日大統領選・野党反発、実施は不透明  (日経NET)

【ニューデリー=山田剛】パキスタンの選挙管理委員会は20日、大統領選挙を10月6日に実施すると発表した。再選を目指すムシャラフ大統領が、国軍最高司令官を兼務したまま立候補する予定。当選はほぼ確実だが、最高裁による「立候補無効」判断などの司法介入も予想され、日程通りにできるかどうかはなお不透明だ。投票まで約半月という選挙日程に対して、野党などは大規模な抗議行動を計画中で、政情がさらに流動化する可能性がある。

ムシャラフ大統領の任期は11月15日で切れるため、憲法は大統領選を9月15日から10月15日までの間に実施すると規定している。政府が野党側に巻き返しの時間を与えないためには、早期の選挙実施が好都合だったが、政権協力を巡るブット元首相陣営との交渉や与党内部での調整が難航していた。(07:02)
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2007/09/20

能弁でない表情もない総裁候補、浅学を多弁で補い勝負をかける総裁候補!

なかなか、不思議な風景というか光景が展開されています!人気投票と間違えているようにも見えますしねぇ~!チッチキチーですなぁ~!

S5554768_2いずれか一方の候補しか勝てない。地方遊説だとか外国特派員協会で討論したとか言ってみても、大多数の市井の民には直接的な投票権はない。騒いでみても仕方がない!

ヒョウタンフクダというかダイフクモチというか、か、アッソォタロォのいずれかだから、不幸は続くどこまでもいつまでも。

だのに、報道各社は、その発言を始め一挙手一投足に集中し、今日○○は何を言った、○○はどこへ行った、と忙しい話だ。ネタがないからというわけでもないが、やがて、この国を背負うであろういずれかの候補が、「どこで、何を、どう語る」かを報じる事はそれなりに意味はあるけれど、そんな語りの大半は差して大きな意味を持たない。その場で、あるいはその前後で思いついた事を口にしているに過ぎないからだ。

ゆっくり腰を落ち着けて、一つのテーマに絞り徹底討論すれば、その思考論理を読む事ができるし論理の綻びを見出す事ができる。
票欲しさに徘徊する遊説中のこぼれ話は本質を衝いていることもあろうが、人気取りに過ぎないのではないか。

例えば、福田候補は、昨日、開発されて40年が経過した「多摩ニュータウン(もう死語だよね)」を訪問し、即席の街頭討論をしたようだ。そこでのテーマは「多摩NT住宅の耐震補強工事」だった。何か、(後ろに)意味がありそうだ。
次は、多摩NTの商業者から、「(現状を)何とかして欲しい」との要望を受けていた。
人口(ピラミッドによる)構成と人口動態を見ることが先で、何とかできるとか何とかできないということでもあるまい。自ら掲げる「200年住宅」構想を裏付ける狙いが見え隠れする。この構想自体悪いわけではないが、個別住宅の「耐用年数や資産価値」だけを論じてみても差して大きな意味はない。そのストックを活用できる「政治」と「経済」の仕組みというか、つまり「社会」の仕組みを変えない限り、アイデアだけに終わり議論には自ずと限界と無理が生じる。
それは、短時日の内に解決できるテーマではない。それでも、足を運びポーズを見せる点は「生活重視」の姿勢をアピールできる。

例えば、麻生候補は、国会議員会館を廻り、各議員事務所で「自分への一票を」と頭を下げる。その時の言葉が人物を顕している。「(劣勢だからと)ここで引っ込んだら、男が廃る」という代物だった。また、「密室談合で決めると非難されるから、(自分は劣勢でも)立候補している」のだ、という趣旨の発言を重ねていた。
麻生候補は、自らを高見に置き(下々を)見下す発言連発である。
アキハバラで「オタクの皆さぁ~ん」と発言するのも、実は親しみではなく「見下し」ているのである。外国特派員協会で下手な英語を繰り出すのも、自らの浅学を多能に置き換え誇示したがる悲しい性根が原因である。
麻生候補は、常にエラそうに自己演出したがるのが最大の特徴だ。身に纏う服も地味に見せようとしているけれど、仕立ても素材もよいものを選び、そこいらの議員とは氏も育ちも趣味の領域も絶対的に違う「セレブ」さを強調しているところが憐れにも見える。
見下しているから、自然にできるわけだ。
外国特派員協会での話を聞いて、フランス人記者が口にした「麻生氏は威圧的な話し方で将軍気取り。怖いくらいだった。福田氏の方がよほど好印象で、質問に一生懸命答えようという誠意が伝わってきた」に、その人柄の多くが集約されているように見える。

いずれにしても、市井の民には全く縁もゆかりもないジブントォの総裁選挙だが、どちらにしても、日本の政治リーダーとしてはいかがなモノか?お二方とも資質に欠けるのではないか?かと言って、ミンチトォの悪党オザワやポッポ鶏ガラが適しているなどとは、全く思わないし同意できるワケもない。後は、その他大勢で故郷へ戻って墓石でも守っていろと言いたい輩の集まりだ。

その点で、日本の政治はスケールが矮小化され、政治家も小粒になった。
そりゃぁ、スギムラタイゾォ~なんて幼稚園児みたいなのが大手を振って当選するし、オイケポチャコみたいな、何にでも、どこででも、誰にでも跨るメスダヌキが自分こそ、この国を代表すると、「絶対の、あぁ勘違い」を犯して平気の面の皮の厚さを見せて平気だ。

市井の民は救われないワ。

引用開始→ 総裁選、特派員も注目 2氏会見で自民への厳しい意見も  (asahi.com)
2007年09月19日22時08分

安定感のある語り口の福田康夫氏と、英語スピーチで会場を沸かせた麻生太郎氏――。自民党総裁選を4日後に控えた19日、東京・有楽町の日本外国特派員協会に両候補が招かれた。安倍首相の突然の辞任劇と総裁選のゆくえを、海外メディアはどうみているのか。

日本外国特派員協会には、日本メディアも合わせ、今年最多の約360人が詰めかけた。

「日本の安定だけでなく、世界の安定に少しでも貢献できる国にしたい」と落ち着いた口調で信念を述べた福田氏に続いて、麻生氏は約10分間にわたり英語でスピーチ。時折、「レディース・アンド・ジェントルメン」と会場に呼びかけながら、「日本には霞が関(の官僚)に操られるだけではない、強いリーダーが必要だ」と訴えた。

仏フィガロ紙のレジス・アルノー記者は「麻生氏は威圧的な話し方で将軍気取り。怖いくらいだった。福田氏の方がよほど好印象で、質問に一生懸命答えようという誠意が伝わってきた」。福田氏をドゴール元仏大統領にたとえ、「しばらく影の存在だったが、ここにきて一気に表舞台に躍り出た。アジアにもヨーロッパにもオープンな外交政策をとるのではないか」と期待を込めた。

一方、米国出身のフリージャーナリスト、ジャスティーン・ボーンステインさんは、英語で語った麻生氏の好感度が上がったという。ただ、日米関係への影響は、どちらが首相になってもさほど変わらないとみる。「それよりも、来年の米大統領選の方がはるかに大きな影響があるだろう」

ロシアのイタル・タス通信のセルゲイ・ミンガジェフ特派員は「麻生氏のプレゼンテーション力には感心したが、自民党内で支持が十分得られていない以上、結果は見えている。もっと民意を問える選挙の方が望ましいが」。

自民党に対する厳しい意見も飛び出した。

「小沢民主党代表の方が首相にふさわしいと感じる国民もいる。年内にも解散総選挙で民意を問うべきでは」と質問したのは、仏RTL放送のジョエル・ルジャンドル・小泉特派員だ。「自民党は国民にもっと寄り添い、年金や教育が関心事なのだということに早く気づくべきだ」

アジア外交にも関心が集まった。

香港フェニックステレビのリ・ミャオ東京支局長は、「4月の温家宝首相訪日で『日中の氷が溶けた』と言われている。どちらが首相になっても早めに訪中を実現し、良好な日中関係を継続させてもらいたい」と話す。

ハンガリー・ネプサバドシャーグ紙のパラノビチ・ノルバート記者は、どちらが首相になっても外交政策に大きな差はないだろうとみる。「格差解消など、内政問題の方を優先させるのではないか」と予測するからだ。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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2007/09/19

国連も、米国も大した仕掛けですねぇ!「インド洋補給戦」いよいよ波高しですなぁ!

米国も国の面子をかけて、というところですね。おそらく欧州連合も同じなのでしょう。

国連は米国の機関みたいなモノだから、というテーマは別にするとして、中国も、ロシアも賛成したら、日本の立場というか「マスゴミ」と「ミンチトォ」に乗せられて、わけも分からず、ただただ騒いでいる日本の世論はどういう反応を見せるのかねぇ?

何よりも、ミンチトォはイスワリ原理主義のオザワを先頭に、鶏ガラポッポ屋も、意味不明の「国連決議」の欠落と欠如を言い連ね、日本の自衛隊が海外で活動するには何が何でも「国連決議」が必要だとの主張をバカの一つ覚えみたいに繰り返してきた。

主権国家が、国際社会での名誉や地位を考慮して、一定の国際行動をとるのになんで「国連決議」が必要なのか。「国連決議」さえあれば、何をしても許されるという「国家としての意思を欠如させた」バカバカしい議論を繰り返すのは、オザワが視野狭窄病を患い目が見えない状態であることを何よりも示している。
それなら、首相の座を争う必要はない。だから傭われマダムを指向する人品賤しいイッカンナォットが手を挙げたがるわけだ。
ミンチトォはホラグチハラグチを添乗員にでもしてコウカイ食堂でお子様ランチでも喰ってればよいのだ。

この国連決議は、米国と示し合わせた本邦外務省がそれなりに根回しをしたであろうことは容易に想像がつく。
当面の、日本の国益を考えた場合、どのような立ち居振る舞いをすべきか、答えは見えているが、視野狭窄のオザワにも、鶏ガラポッポ屋にも、ホラグチハラグチにも見えないようだ。ミンチトォ、世界の笑いモノになれぇぃ!但し、お付き合いはゴメン被りたい!
何たって、「政策の前に政局を」が悪党オザワのスローガンだし、それこそがオザワの戦略(政策)だから。国際社会が大好きなオザワは、国際社会を相手にしてまで立ち向かう気力があるのかな?
そのうち、簡単に宗旨替えして、モトローラへ日本市場を分け与えたように、いつの間にか平気で米国へすり寄ることをするだろう。いまは、日本の将来を考えるみたいにエラそうな口を利いているけれど、間もなく、米国へすり寄るバイコクドそのものだ!
廊下鳶だった野郎がエラそうに何を?!

悪党オザワにも跨ったであろうオイケポチャコの発想と何ら変わる事がないし、変わるところがない。それがコイツ等の特徴だ!
政治をしようというのではなく、政治はゼニ儲けの手段に過ぎないのだから、きれい事を並べ立てても聞く耳はないよ!
ミンチトォは、「政治は生活だ」とかなんとか、会見場にゴタクを並べているけど、あのキャッチフレーズは、「政治は(オザワの個人的利益を追求する)生活(道具そのもの)だ」と読み解くのが正しいのである。

さて、ジブントォである。
福岡県支部は、デカバナコガァマガリとジャマタクが、福岡県連として「アッソォ~タロォ」を支持し3票をアッソォへ投票するって決めたことに噛みつき、ゴロツキのデカバナコガァマガリは、「国会議員を何だと思ってやがる!」って捨てぜりふを吐いたそうで、それに対し福岡県連は「地元から、首相を目指そうという人物が出て、それを押すのは当たり前だ!(バカ野郎!)」って言い返したという。ノナカヌエの子飼いデカバナコガァマガリは、(利権の)美味しそうな臭いを嗅ぎ廻っている間に、鼻の形が異常に大きくなり過ぎた変な野郎だ。その鼻をクンクンいわせながら、ようやくヒョウタンヅラのフクダと握り合ったのに、テメーの足下がぐらついちゃったワケだ。ジャマタクも、引き際を間違えたワケで終わってるのにそれが分からないドンカン人間だから、自分の県連でも誰も意見など聞いてくれないってワケだ。

自業自得ってとこだろうよ!

次の衆議院の選挙で、福岡県連が、新人議員を立てて、ゴロツキのデカバナコガァマガリとジャマタクの選挙で手足を提供せずに叩き落とせば、錦糸勲章モノでござりまするよぉ!マコトニ。

ちょっと、脱線しちゃいましたねぇ~!

アッソォタロォもヒョウタンフクダも、国連安保理事会で、「(日本のみなさん)ありがとう決議」なんかされちゃうと困るよねぇ~!どうしますかねぇ~?

国権の発動は、主権国家が自らの意志で決定する事である!
国際社会と協調する際、「国連決議」は無いよりもある方がよいという程度の問題に過ぎない。
オザワは訥弁が通じるイワテは水沢へ戻り、WTO(GATT)ウルグアイラウンド農業分野での「米の自由化」についてでも、寝言の言い訳でも考えていろぉ~!

引用開始→ 国連、海自給油など海上阻止行動への「謝意決議」採択へ  (讀賣On Line)

【ニューヨーク=白川義和】アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)の任務を1年間延長し、日本の海上自衛隊がインド洋で参加する多国籍軍の海上阻止行動への謝意を初めて明記した国連安全保障理事会の決議案が18日、安保理に提出された。

19日午後(日本時間20日未明)にも採択される見通し。安保理が海上阻止行動の重要性を認めることは、11月1日に期限が切れる日本のテロ対策特別措置法の延長論議にも影響を与えそうだ。

決議案は前文で、米、英、日本などの有志連合によるテロ制圧のための「不朽の自由作戦(OEF)」に言及。安保理が「ISAFと、海上阻止部門を含むOEFへの多くの国の貢献に謝意を表明する」としている。

安保理が2001年のISAF派遣決議以降、毎年採択している任務延長決議案で、海上阻止行動が明記されたのは今回が初めて。日本の民主党が海自の多国籍軍船舶への給油活動を「国連決議に基づかない」として反対していることを受け、日本政府は活動の重要性が決議で示されるよう、米国などに働きかけていた。

決議案が全会一致で採択されれば、海上阻止行動を含むOEFに対し、国際社会のまとまった支持が示されることになる。ただ、海上阻止行動への言及は、安保理の決定を示す決議案の本文にはないことから、日本の国内世論や民主党の判断にどこまで強い影響を与えられるかは微妙だ。
(2007年9月19日12時0分  読売新聞)
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2007/09/18

パキスタン安定するか?それとも国家破滅し、世界戦争への引き金を引くか!

ブット元首相は、帰国後、ムシャラフ大統領を支えるか?

Pknationalflagパキスタン情勢から目が離せなくなってきた。一歩間違えば、インド亞大陸から地中海までの地域で大戦争が起きる。
そんな中で、「インド洋での洋上艦船給油の是非」を論じるのは、いかにも世間知らずの脳天気と言うほかない。

アフガン戦争は、パキスタンの戦争と言い換えてもおかしくない。パキスタンは表向きは普通の国を装っているが、基本的には戦争当事国である。しかも相手は国境を勝手に往き来し、好きな時に好きな方法で勝手に戦いを挑んでくるゲリラ戦だから、正直なところ手に負えない。

そんな戦時下の国が、なんと「民主主義国」であることを証明するために、大統領選出を手順どおり進めるのだという。その際、ムシャラフ大統領がパキスタン軍の最高司令官とでもいうべきか「参謀総長」を兼ねている。
「大統領を続けたいなら、参謀総長を辞任せよ!」と迫られているわけだ。
ムシャラフ大統領の対抗勢力は、何が何でもムシャラフ追い落としを画策し強力に展開中だ。孤立無援となりかけたムシャラフを失うと、アフガンでの米国の存立はもちろん、欧州連合の存立も危うくなるから、何としても押しとどめなければ話にならない。

そのために、かつての政敵の中から、比較的立場や思考方法が近似している、元首相のブット女史との談合的妥協を持ちかけ両者は合意に達したという。

これは、おそらく米国(CIA)のシナリオだろう。それを承知でブットもムシャラフも乗るのである。米国は、どれだけの資金をこのシナリオ実現のために注ぎ込むのだろうか。
まさに、この点こそが見物なのだ。

米国は、先般、反対を押し切って帰国した元首相のシャリフを、ムシャラフが再び国外追放したことを、表向き非難した。(見え透いたことでも建前を平気で主張するのが米国だ)

米国は、インド亞大陸から地中海までを戦場にすることは、何としても避けたい。

なぜなら、イランへの対処方針でのまとまりを欠くからである。
イランへの対処を確実に固めるには、東の核兵器保有国であるインドとパキスタンでの主導権確保である。
パキスタンは、ウッカリすると、中国に主導権を奪われかねない状況も抱えている。

米国としては、従って、ここは一番、思考系譜が似通った元首相のブット女史とムシャラフが手を結び合うことに尽きるのである。

しかし、パキスタンの最高裁判所は反ムシャラフである。ハッキリしたムシャラフの反対勢力である。この点では、一応、パキスタンは三権分立の民主主義国家なのである。

元首相のブット女史の逮捕を辞さない。ムシャラフ大統領との談合密約があるなら、それ自体が訴求対象になるという思考論理だ。「もし、ブットが無罪なら、シャリフも無罪だ!」と考えるわけで、10月18日にブット女史が元首相として、パキスタン人民党の党首として帰国の際、その対応が世界の注目を集めるだろう。
何よりも、アフガンで復活しつつあるタリバンとその後方支援部隊アルカイダの反応が見物となるだろう。

ブット女史の帰国を機に、パキスタンは断末魔を迎え、世界戦争への引き金を引くか?!

引用開始→ パキスタンのブット元首相、10月18日帰国へ   (日経NET)

【ニューデリー=山田剛】海外亡命中のベナジル・ブット・パキスタン元首相が総裁を務めるパキスタン人民党(PPP)のファヒム副総裁は14日の記者会見で、ブット氏が10月18日に帰国することを明らかにした。同国では10日、シャリフ元首相が帰国と同時に国外に再追放された。今回、ブット氏はムシャラフ大統領との政治取引でほぼ合意したとされる。だが両者の交渉の行方や、再選を巡る最高裁の司法判断によっては、今後同国の政局が緊迫化する可能性も残る。

汚職容疑で禁固刑判決を受けたブット氏の帰国は約8年半ぶり。アジーム情報担当国務相は14日、「ブット氏の帰国には何ら障害はない」と表明。同氏への訴追取り下げの可能性を示唆した。ブット氏はかつてシャリフ元首相と共闘し反ムシャラフ路線を掲げていたが、一転して大統領との秘密交渉に応じた。

ブット氏は政権側に訴追の取り下げなど、政権側は大統領再選支持などをそれぞれ求める取引でかなりの進展が出たようだ。 (07:00)
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2007/09/17

日本も本格的な宇宙開発へ向け「月探査」へ参入!探査衛星「かぐや」打ち上げ成功!

P070910011いろいろ言われ、様々な指摘を受けながら、日本の宇宙開発は維持されてきた。
満を侍してというか、辛抱に辛抱を重ねてというか、苦しさ悲しさに耐えながら、艱難辛苦を乗り越えてというか、「月探査」という地平を切り拓く探査衛星「かぐや」の打ち上げを成功させた。

口上によると、1960年代後半に米国が国家の威信をかけて挑戦した「月面探査・アポロ計画」以来だと喧伝されている。

宇宙開発は、科学技術の力量を顕し示す。

日本は、宇宙開発へ参入するにしても、国際社会、とりわけ近隣諸国から発せられる雑音と闘わなければならない。手足を縛られての技術開発を強いられ続けている。
日本(の開発チーム)は、この困難を克服し、「月面探査」推進に向けた挑戦を組み上げた。
その取り組みと、現状の成果に対し「敬意を表し拍手を贈りたい」。

何よりも、10月以降に届けられるであろう、月面探査の情報に期待する。

また、この成功を機に更なる邁進を期待したい。

引用開始→ 月探査機「かぐや」打ち上げ成功 種子島宇宙センター  (asahi.com)
2007年09月14日14時49分

月の起源や環境などを探る月探査機「かぐや」を載せた国産のH2Aロケット13号機が14日午前10時31分、鹿児島県種子島の宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターから打ち上げられ、目的の軌道に投入することに成功した。H2Aロケットは7回連続の成功。宇宙機構から製造、打ち上げを移管された三菱重工業にとっては初の成功。本格的な衛星打ち上げビジネスへの参入が期待される。Seb200709140008

月探査機を搭載し、打ち上げられたH2A13号機=14日午前10時31分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで

Seb200709140011打ち上げ後、順調に上昇する月探査機「かぐや」を搭載したH2A13号機=14日午前10時31分、鹿児島県南種子町沖の高度約8500メートルで、本社機からSeb200709140014

月探査機を搭載し、打ち上げられたH2A13号機=14日午前10時31分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで
宇宙機構によると、かぐやは地球を約280~23万3000キロの高度で回る楕円(だえん)軌道に投入された。地球を2周した後にエンジンを噴射して月へ向かう。約20日後には月を回る軌道に到着する。

かぐやは約3トンの機体にX線や赤外線、ガンマ線のセンサーなど14種類の観測機器やハイビジョンカメラを搭載。「米のアポロ計画以来の本格的な月探査」(宇宙機構)という。(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

引用開始→ 月周回衛星「かぐや」打ち上げ成功  (讀賣On Line)

月周回衛星「かぐや」を載せて打ち上げられたH2Aロケット 三菱重工業は14日午前10時31分、宇宙航空研究開発機構の月周回衛星「かぐや」を搭載した大型ロケット「H2A」13号機を、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げた。

「かぐや」は打ち上げから約45分後にロケットから分離し、打ち上げは成功した。

これまで国が行ってきたロケットの打ち上げを、今回はじめて民間企業に移管した。アポロ計画以来の本格的な月探査を行う「かぐや」を予定通り宇宙へ送り出し、ロケット民営化は幸先のよいスタートを切った。

今回の打ち上げ費用は、宇宙機構の時とほぼ同じ約110億円。

「かぐや」は太平洋のチリ沖上空約390キロ・メートルでロケットから分離し、地球を回る長円軌道に入った。約5日かけて地球を2周した後、地球から38万キロ・メートル離れた月へ向かう。

「かぐや」は、重量3トンの主衛星と、いずれも50キロ・グラムの2基の子衛星で構成され、開発費は約320億円。約20日後には月周回軌道に達して2基の子衛星を分離、エックス線や赤外線など14種類にも上る観測機器の調整などを行う。

月の元素や鉱物の分布、地形や重力などの観測を始めるのは12月になる見通しで、それから約10か月にわたって月の起源や進化の秘密に迫るデータを集める。

今後、米国や中国、インドが衛星打ち上げを予定しており、「かぐや」は、月探査ラッシュの先陣を切る形になった。

今回の打ち上げを含め、H2Aロケットは05年2月以降、7回連続で打ち上げに成功したことになる。
(2007年9月14日11時31分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

引用開始→ かぐや、順調に飛行 太陽電池パネル開く  (asahi.com)
2007年09月14日20時12分

「米アポロ計画以来最大の月探査」のふれこみで月の起源に迫る探査機「かぐや」は14日午前、H2Aロケット13号機で宇宙航空研究開発機構・種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられた。地球を回る長円軌道を2周してから月に向かい、10月4日に月を回る軌道に到着する予定。太陽電池パネルも無事展開し、順調に飛行しているという。

打ち上げは、宇宙機構から事業を移管された三菱重工業が初めて担った。衛星打ち上げビジネスへの参入を目指す。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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2007/09/16

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第132号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年9月15日 土曜日 第132号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflag_2いつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その132 今週のヘッドライン

* 9月10日(月) カシューナッツ生産と今後の課題
* 9月11日(火) 愛国心を女性に喩えると?!
* 9月12日(水) 希少野生動物密輸の裏事情
* 9月13日(木) 職業訓練校にも未来はある!
* 9月14日 (金)   最近目を引いた観光関連情報
* 9月15日 (土)  村山富市氏ベトナムで叙勲

9月10日(月)  カシューナッツ生産と今後の課題
*高い営業実績を記録するにも拘わらず、カシューナッツ産業界は、2010年にかけて安定的発展を遂げるための長期戦略が要求される偉大な挑戦に晒されているという。今年8ヶ月間で、ベトナムは92000トンのカシューナッツを輸出し、3億7500万米ドルを稼ぎ出し、年度予算遂行率を65.7%とした。昨日、業界団体の専門家たちは、ホーチミン市において今年のカシューナッツ貿易と生産高、そして業界の発展計画について話し合いを持った。草の根レベルから中央までの関係企業団体と関係省庁及び自治体政府が一同に会し討議は進められた。

ベトナムカシューナッツ協会の報告によれば、第一四半期の実状を採り上げてみると、カシューナッツの輸出価格はやや上昇し、7月から8月のピリオドで昨年同時期にFOB一立米あたりUS3950$だったものがUS4100$で推移したという。現行、カシューナッツの最大輸出先国はアメリカで全体の市場の32.9%を占め、中国とオランダがこれに続くとの事。次に農業僻地開発省は、世界のカシューナッツ需要は今も高く、今後、カシューナッツの年間需要伸び率は平均5.7%になると見積もられている。加えて、ベトナム市場自体、大きな需要を秘めて下り今後の拡大が見込まれると語った。

とはいえ、未だ幾つかの課題(開発の未計画・労働者不足・機械化の未整備・衛生上の規格未完備・安全性の向上等)が業界全体に残されており、これらを前進させない事には業界の手堅い伸びは見込めないという。生産設備不足が生産性の劣化を招き品質・価格・手間に多大な影響を与えてしまう一方で、人材不足も業界に近年打撃を与えつつある。というもの、他の産業に人材が流れてしまうからだ。農業僻地開発省は、既に農業計画開発研究所に対し、2010年までのカシューナッツ業界の種苗開発・インフラ整備・原料生産特区の策定の実行可能なプロジェクト化を進めるよう課題を与えたという。それに拠り、2010年にはカシューナッツ生産地域を45万ヘクタールにまで拡大させ、より多くの投資を呼び込み生産施設の合理化並びに農業生産技術の底上げを図ってゆくという。カシューナッツ生産加工施設は再編を行い、中小は徐々に減らし、近代的な設備と技術を有する大規模加工施設に集約させてゆく方針だ。
現在、ベトナムは世界一のカシューナッツ輸出国で全部で164社の生産者が従事している。

(辛口寸評)
筆者の会社で生産するお菓子にも原料として多くのカシューナッツが使われているので、この手の記事にはついついひきづり込まれてしまう。そんなことは兎も角、これまでカシューナッツの主な生産地は、インドやアフリカのジンバブエ辺りがトップを占めてきたが、現在はコヒーと共にカシューナッツでも世界一の輸出国に押し上がったようだ。この背景には、やはり中国の存在がある。以前、原料としてのカシューナッツを手に入れるのは用意で、サプライヤーに電話一本かければ、その分を予め打ち合わせた価格で、取りに行くまで預かっていてくれたものだが、それが4年前に突如、中国カシューナッツバイヤーがベトナムに乗り込んで来ると、彼らはトラックを何台も連ねて、カシューナッツ生産者を直接回り、虱潰しに買い漁っていったのである。

突然、相場は軒並み跳ね上がり、しかもそれまでサプライヤーと地元メーカーとの関係も壊れていった。それはそうだろう。オフシーズンになれば、中国人バイヤーたちは酷いときは相場の二倍以上でも札束でサプライヤーを煽り、カシューナッツを買い付けてゆくのだから、全く歯が立たないのである。弊社も対抗策として、それまで必要な生産量だけ細かく仕入れていたシステムから、一年分の使用量をハーベストシーズンに丸ごと買い付けることにした。幸い、カシューナッツは外殻と中殻の二重構造なので、外殻のまま保存すれば2~3年は十分、鮮度を保つのでこの方法は功を奏したものの、それでも一気に現金を用意して買わなくてはならなかったのは、資金的にきついものだった。

現在はカシューナッツの生産高が上がってきたので、中国人が多少余分に買い付けて行っても問題ないが、それでも記事の中でも指摘されていたように、これからはベトナム国内需要が上昇してくるのは間違いない。以前は一般的なベトナム庶民にとって、カシューナッツは高嶺の花だったが、今では市場にピスタチオも目にすることができるほど、その裾野の広がりを見せて来ている。ベトナム業界団体は取りこぼしのないよう、国と共に産業の発展と育成に励んで頂きたいものだ。

9月11日(火) 愛国心を女性に喩えると?!
*色々な面においてグエン・ティ・キム・フエさんの勇敢な精神はベトナム国家の神髄を代表していると言える。しかし、現在68歳のフエさんの誇りはベトナム戦争に民兵として従軍し華々しい功績を挙げた事ばかりでなく、ベトナムの偉大なる指導者にして伝説の英雄ホーチミン大統領と直接話しをする機会を得たことだ。「私は世界一の強運の持ち主だと思います。ホーチミン大統領に5回も会えたのですから!会う度に大統領は私の人生や戦友について尋ねてくださったの。」と今も思い出すと胸がときめくというフエさん。戦争中の彼女の人生や一緒に苦楽を共にした戦友たちはどちらも心温まる想い出だが、しかしホーおじさんに対する彼女の傾倒は愛国心の片鱗を見せるものだ。

フエさんは1965年に民兵に志願し入隊した後、彼女は中部クアンビン省に配属され、16名の小隊長としてバイディンに向かう途中のラ・チョン橋南の国道12A号の補修に従事したのだった。この道路は他の道と同様、北部から南部へ兵站を運ぶ補給路である一方、戦略重要拠点と米軍から認識され絶えず爆撃に曝される道でもあった。
彼女らの使命は危険で決死のもので、最前線に送られる彼女たちは常に敵の爆撃に因る戦死を意識し仮葬式を出して戦場に臨んだほどだった。1966年7月3日に始まる凶暴なB52爆撃機に因る、絨毯爆撃はそれから45日間続き、フエさんの戦友24名の命を奪った。「あの当時、私たちは車の通行を可能とするために道路のある部分の補修工事を急ぎながらもその一方で、爆弾で離ればなれになった戦友を探したものです。」とフエさん。

「爆撃後に戦友を探すのは危険この上ない作業でした。1966年7月3日、アメリカの戦闘機が突然、私と3人の戦友に襲いかかりました。襲撃を避ける為、私たちは近くのトンネルに飛び込んだのですが、4人が入るには狭すぎて私はひとり外へ出て他のトンネルを探すことにしたのです。暫くすると一発の爆弾が戦友の潜むトンネルに落とされたのでした。爆撃が終わりそのトンネルへ様子を見に行くと誰もおらず、そこには骨や肉やスカーフの破片が飛び散っているだけでした。」とフエさんは涙をすする。幾度かフエさんは死ぬような目に遭ったが、彼女のファイテイングスピリットは萎えることがなかったという。
「正気に戻る度、私は戦闘に備えたものです。」とフエさん。

勇敢なる彼女の功績が認められ、フエさんは1966年北部フンイェン省の軍事訓練コースに送られた。ここで彼女は先ず第一回目のホーおじさんとの出会いがあったのである。「あれは昼下がりのことでした。私は射撃試験を終えたところで、直ぐに私が最高点を記録したと発表がありました。すると南部ベトナムスタイルのパジャマを着て、ゴム草履を履いた老人が私に向かってやってきて、どうしたら射撃の腕が上がるのかその秘密を教えて欲しいと尋ねて来たのです。
そして私は彼に、先ず自分を落ち着かせ感情をコントロールし、息を深く吸い込み後は引き金を引くだけですと答えたのでした。その後、射撃訓練をもう一度行っていたら、先ほどの老人が現れ、私に“クアンビンの若い女性は農産物育成に長けているばかりかアメリカとの戦いにも長けているようだね。」と語りかけてきたのです。それがホーチミン大統領であることは既に気づいていました。」とフエさん。

「その年の暮れ、クアンビン通信代表団の功績をホーチミン大統領に報告するための代表に任命され、私は偉大なる指導者との再会を果たしました。大統領は私が所属する部隊や人々、そしてそれらの働きぶりについて多くの質問をなされました。私は彼に182名の部下が彼女の指揮下に入り、現状、マラリアが部隊内の問題であるとお伝えしたのです。ホーおじさんはヴ・キィ秘書官に私が話したことを全て記録させ最後に独身かどうか尋ねたのです。ですが、私は恥ずかしがり屋なので私が幼妻であることを躊躇いました。しかし、近くの誰かが私が既婚者であることを報告するとホーおじさんはいつ子供を作るのか尋ねられました。私は、我々の革命が成就した暁にとお答えしました。」とフエさんは語る。ところが、その時、ホーチミン大統領はフエさんにアメリカとの戦いは今後、5年10年に渡る長丁場になるので、早く子供を作り共にアメリカと戦う一員として育てて欲しいと言い、良い戦士のフエさんは良き母親にもなれるでしょうと付け加えたそうだ。

ホーおじさんとの会見を終えると、全ての人々が大統領との夕食に招待され、招待者には当時ベトナムでは貴重なお菓子が贈られたのだった。この会見後、国中の民兵の毎月の砂糖の配給量は250グラム・塩250グラム増量され、新しい戦闘服一枚と女性用医薬品一瓶が与えられることとなった。この小さなプレゼントが結果的に民兵の戦闘意欲を高めることに繋がった。当時、食事や衣服は全て国家の管理下に置かれクーポン券システムにより支給されていた。
フエさんはそれから数ヶ月後の1967年1月に大統領に再会することになった。この年、英雄たちの国会議会において彼女はクアンビン省代表の11名の同志と共に労働英雄称号を授与されたのである。

「ホーチミン大統領は私たちひとりひとりに腕時計とハンカチをくれました。今でもそれらは大切な私の宝物です。」とフエさん。そしてフエさんとそのチームが前年、45日間の爆撃での苦難を物語ると、ホーおじさんは感動し涙を流したという。しかし、フエさんのとって最も感動的なホーおじさんとの会見は1967年7月の第4回国家民兵会議の時だった。「私は花束をホーチミン大統領に渡す役目を任されていました。私が花束贈呈をする際、カメラマンがその瞬間を捉えて撮影してくれました。その写真は何度も何度もメディアに利用され国中が見てくれたのです。そして今もその写真は我が家に大切に飾ってあります。」とフエさんは誇らしげに話す。

5回目と最後にフエさんが大統領と会ったのはロシア10月革命記念式展でのことだった。フエさんと他の代表者たちは旧ソビエトを訪問前にホーおじさんは代表団に声を掛けた時だ。1969年9月2日にホーチミン大統領が死去すると、ベトナムの伝統に倣いフエさんは大統領の為に100日間の喪に服した。喪に服する最中もフエさんは偉大な指導者に対する愛情と支援を続けたわけだ。この間、フエさんと5人の仲間たちはホーおじさんとベトナム青年劇団メンバーとして日本と中国へ公演に出掛けた。偉大な指導者は死去したが、彼の教えは今も生き続けており、フエさんはベトナムニュースに対し、現在 国家の産業かと近代化を推し進める為にベトナム共産党中央が掲げる青年たちの教育モデルとしてホーチミン大統領を見習おうとするキャンペーンに同調していると語る。

フエさんは1995年退職し、現在は中部クアンビン省の片田舎で静かに余生を送っている。「私の恩給は僅かで一ヶ月あたり140万ドン(約10450円)でしかありません。しかし、一日の私の生活には十分で、貯金して我が家の改修に充てたり姪や甥の学業の足しにしています。」とフエさん。多分、フエさんの最も偉大なキャリアを挙げるとすれば、1969年訪日前の記者会見で彼女自信の言葉で語った言葉になるだろう。外国の記者がフエさんに何故アメリカを向こうに回した戦士がこんなにも可憐で若いのかというして門に対し、彼女は「確かに私の身体は小さいけれど、スピリッツまで小さいものではありません。私たちは敵に懼れず、国家の自由と独立の為なら自己犠牲も厭いません。」と答えたのだった。

(辛口寸評)
この記事の主人公、フエさんもそうだし、またクチトンネル観光で観光前の見せられる当時のクチの様子を撮影した記録フィルムの中に出てくる若い女性のベトコン兵士もそうだが、慎重は150cm、そこそこで体重40キロを軽く切るような彼女たちが重い対地機関砲を背中に担ぎ、ギリギリで死角を作る戦車の前に出ての正面突撃などなど若い女性だからといって決して侮ることは出来ない。我が家の嫁は戦後直ぐに産まれたので、やはりこれら芯の太い(図太い)世代に属する為、夫婦喧嘩をしても時に嫁が“こわい”と感じることがある。

何分、筆者は日本の高度成長期真っ直中に誕生した世代のため、我慢や辛抱をすることに不得手で、しかも消費は美徳の観念がしっかり植え付けられているため嫁さんとは対極の位置におり、一言で云うならばこちらは“へたれ”なのである。確かに怖い女房ではあるが、筆者に無い部分を持ち合わせ、それで後方支援に入ってくれればこれほど心強いパートナーもいないのも事実だ。まあ僕としては可能な限り“敵”に回したくない女性であるのは確かだろう(笑)

9月12日(水) 希少野生動物密輸の裏事情
*ハノイ市警は今週火曜日、ベトナムに虎の骨や内臓を密輸しようとしたギャング一味を摘発し、4人を逮捕すると共に内蔵の一部が摘出された3匹の虎を没収した。3匹の虎はタンスアン区の一軒家で密かに育てられ、内2匹は腸を取り除かれ弱った状態で見つかり腸は冷凍庫の中で冷凍保存されていたという。また、この一軒家近くに住むラオカイ省出身のグエン・ティ・タン40歳が所有する家の中で、虎の皮と骨、そして内臓が発見されている。タンの居住地域内でタン名義で借りた別の家では、内臓を除かれた虎と4本の象の鼻、それに8個の雄牛の頭他、多くの動物の骨が見つかったという。結果的に主犯のタンと彼女の3人の手下が逮捕されたのである。

尋問に因れば、タンは内蔵が摘出された虎をミャンマーから輸入し、その骨を砕いて1グラム辺り400米ドルで伝統的なリューマチの煎じ薬として販売したという。密輸は2004年から行われてきたと云い、昨今、ベトナム北部で虎の違法取引が広がっている為、余罪が無いか更に追求の手を強めていると当局は結んだ。

(辛口寸評)
ベトナムも中国文化圏に属するため、漢方が盛んだ。チョロンへ行くとそれらしい何種類もの薬材が軒先にうずたかく詰まれ異臭を放っているが、沢山の客でどの店も賑わっている。薬材はナツメ類、キノコ類、タニシ、エビ、フカヒレ、牡蠣殻、アワビ、サザエ、タツノオトシゴ、ナマコ、ウコン、朝鮮人参、薬草百種の他、記事の話題となり珍重され高価な虎の骨や胆、或いは熊の胆などが販売されている。2年ほど前にも、ホーチミン市の直ぐお隣のドンナイ省で、生きた熊の胆を定期的に採るため自宅で熊を養殖していた男性がその熊に襲われ非業な死を遂げ、このベトナムニュースでも採り上げたが、虎や熊の骨や胆の需要の高さを物語るものだ。

今回はミャンマーから虎が密かにベトナムに運び込まれたということだが、ここから筆者にはベトナムでの虎の乱獲がここ数年で激しくなり、個体数が激減していると直感的に識った。筆者の嫁さんの故郷はベトナム北部ソンラ省でラオス北部と国境を隣接するところにあるゴールデントライアングルの山岳地帯にあり、虎や熊がよく出る地域なのだ。ある旧正月にソンラへ家族連れで里帰りをした際、親戚の家でお呼ばれをして、そこの人に裏庭に案内されついてゆくと、何と小さな虎を飼っていて大いに驚いたことがある。何でも、親にはぐれたそれをハンターが拾い、それを分けて貰ったのだという。

親戚の人は生後未だ一ヶ月くらいだといい、暫く育ててみるつもりだと話してくれた。それから一年ほど経ってそこの家から小包が届いた。中を開けて見ると手紙一通にクリーム色した粗い粉、それと茶色に干涸らびた肉片のようなものが同封されていた。そう、感の良い読者の皆さまにはお判りだろうが件の虎のなれの果てである。
どうやら、大きくなると共に食費が嵩みだしたことに加え、その内、こちらが餌になる恐れが出てきたので、やむなく潰して漢方の薬材にしたとのことと書き添えられていた。虎にしても熊にしても北部では普通に取引されてきたのが今日に祟り、需要の高まりと共に密輸が行われるようになったと考えて間違いないのである。

9月13日(木) 職業訓練校にも未来はある!
*今年25歳になるデザイナーのグエン・ゴック・ディウさんはインターネットカフェで、新しく設立された日系企業の会社ロゴの仕上げに余念がない。2004年にディウさんが挑戦した産業芸術大学の入試結果は惨憺たるもので不合格となった。この為、彼女は大学進学を断念しFPTアレナで職業訓練を履修することにしなければならなかった。「デザイナーになることが子供の頃からの夢でした。仮にもう一年待って受験するという選択肢があったとしても、更にお金がかかったでしょうし、何よりも合格する保障もありません。確かに大学を出ていればある程度将来の保障はされるでしょうが、しかし職業訓練を受ければ私にも仕事が得られると考え、大学を諦め新たな道を職業訓練に求めたわけです。」とディウさん。

毎年、10人に7人の割合で何千人もの高校生が大学入試に失敗し、ディウさんと同じような状況に置かれ、浪人し来期を目指すか或いは職業訓練校に身を置くかの狭間でしばし悩むものである。ハータイ省バヴィ区出身のブイ・ザンくんは大学入試に失敗したら職業訓練校に入学すると決めていたという。「僕はいくつかの職業を考えて見たけど、最終的に選んだそれは自動車修理を選択したのです。
これを履修すれば卒業後仕事の機会に恵まれるであろうことを自分なりに理解していたからに他なりません。」とザンくん。また、フンイエン省ティエンルー区出身のファム・ヴァン・タンくんは、職業訓練校で新しく学ぶものは難しいことも多くついてゆくのが大変だと理解していましたが、卒業後、深い市場経済の知識を有した有資格専門家となれば必ず成功するものと強く信じ、この道を選びました。」と語る。

ホーチミン市経済研究所のレ・ヴァン・タン氏は、労働市場はある意味、職業訓練校を通じて高等専門教育を求める学生たちの支持により変化を遂げようとしているのだという。「昨今、雇用者は給与体系をこれまでの資格偏重主義から、効率性と許容力にシフトしつつあり、結果的に大卒とか職業訓練校卒であるかは問われなくなり、その意味において合理性が優先されるようになったと言えるでしょう。」とタン氏。

しかし、全ての学生や保護者がこの意見に同調しているわけではない。実のところ筆者の妹が大学受験に失敗した時、私は両親に妹を職業訓練校に通わせたらと提案すと彼らの機嫌は更に悪化したのだった。父は、私が妹の未来を望まないのか、大卒にしか未来は無いのだと詰め寄って来た。結局、妹は友達のほとんどが大学へ行くのに自分だけが職業訓練校では恥ずかしいと言って、浪人を選び職業訓練校へは行かなかった。

職業訓練校に対する世間の見方が変わる必要がある。ホーチミン市職業訓練校のグエン・チャン・ギア校長は世間の人々が職業訓練校へ通うことが一般的なキャリア追求の道であることに気付く必要があると語る。ベトナム全土に1000カ所の職業訓練校があり、50万人の学生が学ぶことが出来、この一は1.5倍も大学より高いのだ。
ホーチミン市人民委員会労働傷病兵社会課のチャン・クオック・ニン氏は、主要産業における熟練工の需要は急速に高まっており、これらの企業では実用的なスキルと能力を身につけた職業訓練校卒業者採用を熱望しているという。職業訓練校の重要性を広く認知せしめ、卒業後の効果と効用を学生たちに理解させる機会を提供すべきで、専門的知識を学べば彼らに適した仕事が選択出来るのですとギア校長は結んだ。

(辛口寸評)
ベトナムが今後 近代化と工業化を国是として成し遂げてゆくために必要なことは如何にして、技術的知識を持つ集団を量産し、社会に送り出して行くことにあると言える。現段階では、高校で普通課程を優秀な成績で終えた者は大学へ進学し、そうでない者が“仕方なく”職業訓練校に通うと言った構図がこの国に存在している。結果的に、高卒で出来の好くない者の受け皿が職業訓練校だとの見方が世間に定着しているのだ。とは言うものの、のっけから職業訓練校の選択が格下扱いでは、そこに集まる学生も生涯ある種の劣等感を持ち続けるのみならず、そもそも学習意欲の低下は免れない。故に、国是にも照らし合わせるとするなら、ベトナムも日本同様、中学卒業後の高校課程において、普通科だけでなく、工業科や商業科、更にいえば技術の基礎(初歩)を職業高校の設立が求められるのである。

この3年間で、工業科では初歩的な旋盤操作や製図をひく技術を取得し、商業科であれば初級の複式簿記や情報処理などの技術を取得出来るようにして行くことが肝要だ。その知識を持って、専門大学で学ぶのも好し、或いは即戦力として就職しても好しと言った状態にすることが最終的にこの国が望むものを得ることに繋がるわけだ。加えて、高校課程から将来付きたい職業を目指すわけだから、そこに誇りを持ち学習に意欲を注ぐことも可能となろう。この点にベトナムは早く気づいて欲しいものである。

9月14日(金) 最近目を引いた観光関連情報
*カンボジア観光省に因ると、カンボジアとベトナムは共同で二国間を繋ぐ沿海部の観光開発を行って行くという。この計画は、ベトナム及びカンボジア、そしてタイの三カ国の南部都市間を海上で繋ぐ協力枠組みの一環として合同で行われるものだ。カンボジア観光省は、同国の財界が370万米ドルを投じ、観光ルートとして利用されるカンボジア海浜の町ケップの都市整備とサービス開発を実施するとのこと。この計画の下、完成の暁には観光客はケップからベトナムのハアティエン間を海上で行き来が可能となる。また、カンボジア政府は、シエムリアップからの飛行機を就航させる為に海辺のシアヌークヴィルにある国際空港をアップグレードすることに決定した。カンボジアへの観光客数は年々増加の一途を辿り、2006年には200万人が訪れているという。アパレル産業と共に、カンボジアでは観光業の発展を目指している。

ハノイ市から世界的に有名なサパ地域があるベトナム北西部のラオカイ省を走る豪華列車が運行した。最も高額なチケットは個室一等ベット付きで片道99万ドン(約7390円)、4人用コンパートメント寝台車は一ベット34万ドン(約2540円)、6人用コンパートメント寝台車は一ベット30万ドン(約2240円)、ソファー席が20万ドン(約1500円)で、所要9時間のこの鉄道はラオカイ駅を午後11:50発で、ハノイ駅発は午前0:30発となり、チケットはハノイ04-9429919 ホーチミン08-5174085で電話予約が可能だ。この豪華列車以外にハノイからラオカイへは5本の汽車が運行されている。現行、ベトナムではホーチミン市と中部ビーチリゾートのニャチャンを結ぶ2台の5星観光列車が運行している。このチケットの予約は次のウェブサイトから可能だ。
www.5starexpress.com.vn 或いは www.5star-express.vn. 

(辛口寸評)
このところ、アセアン域内の移動が年々簡単になってきている。
その一例が、国境を跨ぐ国際バスの運行が充実してきたところにある。ホーチミン市とプノンペン市を約6時間で結ぶバス料金は片道11米ドルから14米ドルと各社マチマチだが、おしぼりや飲み物サービスは当たり前で、他にバインミー(ベトナムのサンドウィッチ)をくれるところもあり、現在、10数社がこの区間にバスを走らせている。最近では、ホーチミン市・シエムリアップ間の運行サービスも開始され、片道18米ドルで16時間を掛けて移動するというものだ。こちらも需要は高いようで、今後、続々とバス会社やタクシー会社が参入すれば、価格も引き下げられるかも知れない。

事実、ホーチミン市・プノンペン市間は現在、そのような傾向にある。ヨーロッパへ行くとユーロバスなるものが走っており、ヨーロッパの都市間を縦横無尽に結ぶ国際バスのネットワークが広がっている。
大都市間を結ぶだけでなく、中核都市間からもハブ化されているため、例えばアイルランドのダブリンを起点に、ロンドンを経由せず、ノルウェーのオスロやフィンランドのヘルシンキ、或いはドイツのハンブルグなどへ行くことが可能だ。アセアン域内の移動も最終的には東西回廊の整備充実と共にユーロバスのように進化するのだろうと思われる。

9月15日(土) 村山富市氏ベトナムで叙勲
*グエン・タン・ズン首相はハノイで元日本国首相で日越友好協会会長の村山富市氏に友誼勲章を贈呈した。この賞は村山氏の日越二国間関係発展に寄与貢献した実績が認められ贈られたものだ。訪越中の元首相との懇親の席で、ズン首相は日越両国が共有する文化・習慣のお陰で両国が戦略的パートナーになり、貿易・投資・政策・国防の面で共通の利益をシェアするまでになったと語った。またベトナムとの多面的協力においては特に経済・貿易・投資の分野で日本の役割が増大し、アセアン地域に重きをなす存在となりつつあるとズン首相。

ズン首相は日越両国の友好促進及び協力関係建設に貢献してきた村山氏を賞賛し、ベトナム政府と人民は日本国首相として国に奉仕した頃から現在に至るまでの同氏の貢献を忘れないだろうと語り、併せてこれからの村山氏の協力も期待したいと祝辞を述べた。村山氏は祝辞に応え、ベトナムを訪れる度、発展めざましい成果を目の当たりにし、そして日越関係が全ての分野 特に投資と貿易で順調に発展進化している姿に満足していると述べた。良好な二国間関係は双方に利益をもたらすばかりでなく、アセアン地域の安定・発展・平和に繋がるものだと村山氏は指摘し、今後ともベトナムでの日越平和友好協会の効果的な無償援助を通じ貢献し続けて行きたいと語った。
村山富市氏は第81代日本国首相として1994年から1996年の二年間、政権を担った。

(辛口寸評)
この村山富市氏、失礼ながらまだご存命にあったとは、如何にベトナム暮らしが長いとはいえ正直大変驚いた。1994年6月24日に自民党・社会党・さきがけ連立内閣において、海部俊樹元首相を破って、棚からボタモチのように内閣総理大臣のポストに就任したわけだが、この人ほどその後の日本を貶めた首相はいなかったと思う。就任期間中に阪神淡路大震災が起きたのは記憶に新しいところだが、ニュースで首相官邸内に出来た、緊急災害対策室で、村山氏を始めとする時の執行部の面々は一応にテレビに釘付けとなり、火の海となった神戸の街を馬鹿面揃えて呆然と眺めていたのに無性に腹立たしい気持ちにさせられた。目の前の大災害に何ら有効な手だても対策も打てづ、苟も一国の宰相が一個の“野次馬”でしか無かった姿に深い失望感に襲われたのである。恐らく、読者の中には同じような気分に浸った方も多いのでは無いかと思う。

次に、1995年8月15日の戦後50周年記念式典において、村山は閣議決定に基づき、日本が戦前、戦中に行ったとされる侵略や植民地支配について公式に謝罪したことである。このお陰で、日本の戦時中の行為が全て“悪”として、中共や朝鮮、所謂“特定アジア”が、その後の対日政策において外交カードとして有効に使い始め、従軍慰安婦問題や今日に尾を引く靖国問題への禍根を生み出すきっかけとなった、全く愚かしく情けない村山談話が定着し、以後の歴代政権に引き継がれて日本国政府の公式歴史見解として扱われることになった元凶でもある。時代の悪戯とは言え、村山内閣政権発足時から55年体制下で続いてきた保革対立に終止符を打った自社さ連立政権だからこそ実現できたのだろうし、衆議院議員総選挙で大敗した社会党の党首であったことが、自民党の後押しで数の力で政権を取ってしまったという面も否定できない。要するに時代のあだ花だったのだろう。

以上

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2007/09/15

「灘のけんか祭り」姫路(白浜町)松原八幡宮・秋季例大祭(平成19年)のご案内!

平成十九年の「秋季例大祭」も、例年どおり10月14日(宵宮)、15日(本宮)です。
本年の、宵宮は14日が日曜日。本宮の15日は月曜日になります。

<<祭典の様子を記録した写真は、ブログ右下へ大量に掲出しております>>

<<個人の開設ですが、「灘のけんか祭り」の詳細WEBへも右下でリンクしています>>

<<本年の祭典は、MBS(毎日放送)が、宵宮・本宮ともに全面取材とのことです>>

<<「灘のけんか祭り」松原八幡宮秋季例大祭の大まかな時間的な流れ>>
10月14日(宵宮)は

午前11時過ぎに、祭典の先陣を切る、
①東山屋台(前後紋所:千成瓢箪)、続いて②木場屋台(前後紋所:菊水紋)が、松原八幡宮楼門へ到着し宮入を前に絢爛豪華な屋台練りが始まります。
①東山屋台が宮入した後、
正午前後に③松原屋台(前後紋所:左巴紋、擬宝珠:鯱鉾)が神社楼門へ到着、②木場屋台との練り合競い、②木場屋台はこの後宮入。
続いて④八家屋台(前後紋所:左巴紋)が楼門へ到着、続くように⑤妻鹿屋台(前後紋所:左巴紋)が楼門へ到着します。③松原屋台は宮入という流れです。④八家屋台と⑤妻鹿屋台が少し練り合います。
⑥宇佐崎屋台(前後紋所:黄龍紋)が楼門へ到着、続くようにしんがりの⑦中村屋台(前後紋所:五七桐紋)が優美な姿で楼門に到着します。⑥宇佐崎と⑦中村の屋台が神社楼門に到着する頃、④八家屋台は宮入、続いて⑤妻鹿屋台も宮入します。
⑤妻鹿屋台を追いかけるように⑥宇佐崎屋台が宮入し、⑤妻鹿と⑥宇佐崎の屋台が神社境内で練り競います。⑦中村屋台も直ちに追いかけるように宮入し、狭い境内で絢爛豪華な3台練りが展開されます。

宮の外に屋台を据える、⑤妻鹿、⑥宇佐崎、⑦中村の3台の屋台が宮入を終えて境内を出ると、それを待つかのように、宮入後、神社境内に据え置かれた①東山屋台、②木場屋台、③松原屋台、④八家屋台が、神社境内で順に練り上げ、つかの間ですが、絢爛豪華な3台練り、4台練りを競います。
やがて、①東山屋台、②木場屋台、③松原屋台、④八家屋台が順に境内から、宮前広場へ練り出します(ほぼ午後4時ころ)。
宮前広場では、①東山屋台、②木場屋台、③松原屋台が練り合う中、④八家屋台は、宮西に据え置く⑤妻鹿屋台を宮戻りのために迎えに行き、宮西から神社楼門まで仲良く息を合わせた2台練り(同時行動)で戻ります。これは圧巻です!

④八家屋台、⑤妻鹿屋台による宮戻り道行きが終わるのを待ちかまえるように、
⑥宇佐崎屋台、⑦中村屋台が練り上げ、宮前広場で灘旧七か村の宝ともいえる、桃山時代に完成された技法により、金銀で固められた欄間彫刻や飾り金具、見事な伊達綱を揺すりながら、7台の屋台が、宵宮の圧巻となる見事な練り合わせを行います。(ほぼ午後5時前~6時ころ)

陽が落ちるため、各村の屋台は電飾され見事に光輝きます。

午後6時を過ぎる頃、①東山屋台、②木場屋台、③松原屋台、④八家屋台、⑤妻鹿屋台の順に帰路につきます。最後に、⑥宇佐崎屋台と⑦中村屋台が練り競い、午後6時30分頃には、宮前広場から各村の屋台蔵へ帰って行きます。

今年は、宵宮が日曜日ですから、14日は18万人ほどの見物人数を想定します。

15日の本宮は、午前9時30分ころ、
①東山屋台が楼門前へ到着、続いて③松原屋台、午前10時30分ころには、④八家屋台が楼門前に到着、11時頃に⑤妻鹿屋台が楼門到着、引き続き⑥宇佐崎屋台、しんがりの⑦中村屋台と続きます。

その後、今年の神輿を担当する②木場の宮入になり、潮掻き神事の後、宮入し、祭神に加護を祈り、神輿を拝殿(はいでん)から引き出し、神社境内で神輿合わせ神事を激しくぶつけ合うことで執り行います。何度か神輿合わせを境内で行ったあと、神社楼門前(宮前)広場へ出て、激しく神輿合わせを繰り広げます。

一の丸(白)は「応神天皇」、二の丸(黄)は「神功皇后」、三の丸(赤)は「ひめ大神」の三祭神が祀つられています。

この間、御旅山(おたびやま)へ向け古式豊に「神官渡御」が始まり、旧松原村が露払いを務め③-2傘鉾と③-3獅子壇尻(環境省選定:日本の音百選)が続きます。

「神官渡御」の一行に付き従うように3基の神輿が続きます。

神輿が御旅山へ向け神社楼門を出発すると、③松原屋台、⑦中村屋台、⑤妻鹿屋台、⑥宇佐崎屋台、①東山屋台と続き、御旅山へのしんがりは④八家屋台が務めます<御旅山への順番は、7年に一度の神輿当番を除き、屋台を整えた順と伝承されています>。ほぼ、午後1時30分ころには、1キロほど西の御旅山へ向かい神社楼門を後にします。(本宮の神社楼門前広場での祭典神事は全てお終いです)

この頃、御旅山の麓に設けられた広畠(ひろばたけ)では、③-3旧松原村の獅子壇尻が「悪霊の退散と祭礼の無事を祈願」する荒技による練り上げと練り落としを繰り広げます。この間、獅子壇尻の太鼓打ちは何があっても軽快に太鼓を打ち続けます。

続いて、3基の神輿合わせ、③松原屋台、⑦中村屋台、⑤妻鹿屋台、⑥宇佐崎屋台、①東山屋台、④八家屋台と6台の屋台が練り競います。最初は1台練り、2台練り、3台練りとなり、時には4台練りになる場合もありますが、広畠の練り場が狭く危険なので最大3台練りで調整しています。最後は④八家屋台の独断場で1台練りとなります。
広畠での屋台練りを終えた各村の屋台は、急峻な山道を練り上げ這うように山上の神社御旅所を目指し、到着後、神社御旅所で神事を執り行います。
④八家屋台が御旅所の所定位置へ到着し、神事を終えると、「神官」の遷御が始まります。(ほぼ午後4時30分ころ)
「神官」に付き従う旧松原村の③-2傘鉾、③-3獅子壇尻が続き、3基の神輿が広畠へ向かいます。
広畠へ降りた3基の神輿は、今年の担当である②木場の氏子により最後の神輿合わせを激しく行います。毀れる、潰れる神輿の姿に見守る観客からは悲鳴に近い声も上がりますが、「神輿合わせは、激しければ、激しいほど神の意に適う」と信じられ言い伝えられています。

神輿合わせが終わると、本宮最後の屋台練りが始まります。③松原屋台、⑦中村屋台、⑤妻鹿屋台と続き、おそらく⑥宇佐崎屋台が加わり、最後は狭い広畠で4台練りが繰り広げられると思います。③松原屋台が帰路につき、①東山屋台が広畠へ降りてきます。⑦中村屋台が帰路につくと、④八家屋台が広畠へ降りてきて、4台練りが繰り広げられることになるでしょう。
⑤妻鹿屋台が帰路につくと(午後6時ころ)、眩いまでに電飾された⑥宇佐崎屋台、①東山屋台、④八家屋台が、最後の練り合わせを繰り広げます。
陽もとっぷり暮れた、午後7時ころに、ようやく3台の屋台は各蔵を目指し帰路につくのですが、今年は、⑥宇佐崎屋台、①東山屋台、④八家屋台の3台は、白浜と八家、東山への、各旧村時代の分かれ道で(午後8時ころに)、おそらく練り競うものと思います。これが終わると、2007年の「灘のけんか祭り」は全てが完了します。各村の屋台蔵へ屋台を納めると、「来年の祭りまで、あと365日やなぁ!」と思わず口にしてしまいます。
姫路市の東南部、山陽電車の「妻鹿」、「白浜の宮」、「八家(木場、東山)」の地域では、一年の中心を「松原八幡宮の秋季例大祭」が占めています。

15日の本宮は月曜日ですから、観覧者は少くなるでしょうが、松原八幡宮で7万人程度、御旅山広畠を中心に15万人程度ではないかと予測しています。

松原八幡宮」へは、山陽電車「白浜の宮」駅下車、南へ徒歩3分です。
★山陽電車は、阪神電車と大阪(梅田)=(山陽)姫路間で相互直通運転をしています。
☆「白浜の宮」駅まで「阪神梅田」駅から「姫路行き直通特急」に乗車し約1時間20分で到着(宵宮、本宮両日とも、直通特急は「白浜の宮」駅に臨時停車)します。
☆「山陽姫路」駅からは「新開地(神戸)」、「阪急三宮」行き各駅停車に乗車し約10分で到着します。
「阪神梅田行き直通特急」も「山陽姫路駅」からご利用頂けます。6分ほどで到着します。
★ご遠方からお越しの方は、新幹線で「姫路駅」下車、↑山陽電車へ乗り換えて下さい。
(東京駅から姫路駅まで、「のぞみ」利用で、ほぼ3時間で到着します。「早い!近い!」)

★松原八幡宮周辺は、祭典(屋台練り合わせ)のため全面駐停車禁止です。
まず、車を駐める適当な場所がありませんので、観覧される方は電車をご利用下さい。

★両日とも、国道250号線は、東は高砂市曽根町内(天川西端)から西は姫路市妻鹿町内(市川東岸)までの区間が、祭典による通行禁止区間です。国道2号線姫路バイパスは通行できますが、例年、「姫路東出口」が大混雑し本線通過に影響を与えるほどの大渋滞を引き起こしています。

☆祭典地域の人の多くは部類の車好きですが、
「道もようワカランくせして、ド素人が、車で来る言うのんかぇ、アホぬかせ」、
「ワイら、祭りは、歩いてしょんねゃ、見る方も歩かなアカンがな」、
「まぁ、ごじゃごじゃ言わんと、電車で来たらエエねや!」と地元の人は思っています。ということで。

今日は、泉州・岸和田の「だんじり祭り」、その勇壮さにおいては、播州・姫路「灘のけんか祭り」は、相通じる要素がある。いずれも勇壮さをこよなく愛しむ側として、1ヶ月後に本番を迎える平成十九年「灘のけんか祭り」のご案内を申し上げておきます。

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2007/09/14

次期首相は、国際社会での信頼回復が先決!

政治家に人格高潔などという言葉を求める事は何ら意味をなさない。
それは、「八百屋の店先で、大工道具を売れと求める」ようなものだ。
しかし、「日本」という国と、「日本」が位置する国際社会に対し、「絶対の責任」を持て!

突然政権を投げ出すとは、国内はもとより、国際社会も、その幼稚な行為に呆れかえっている!
次期首相は、国内に山積する政治課題に対応する必要があることは言を待たない。

一方で、国際社会へ与えた「政治的無能、政治的無責任」への衝撃は、驚きを持たれているわけで、日本の信頼は地に落ちたと考えなければならない。

今更、言ってみても始まらないが、何よりも、参議院議員選挙が終了した後、インドネシア、インド、マレイシアを訪問し、首脳会談を行い様々な約束事を交わした事である。
インドネシアとは、経済連携協定(EPA)の締結署名をしている。
インドでは、長期的な(経済)交流に向けた様々な取り組みを確認し約束した事である。
日本にとりASEANの友好国マレイシアでも、長期的な(経済)関係について、双方が更に踏み込んだ関係を多様な方法で構築すると合意した事がある。

その後、内閣を改造し、第二次内閣を組閣した。

その上で、シドニーへ赴き、APEC首脳会議へ出席。
そこで各国首脳との会談をセットし、とりわけ、オーストラリア、米国との三国会談を行った上で、例の「インド洋における給油は『対外公約』と言い切った」わけである。
そして、追い打ちをかけるように「職を賭する」と断言した。

シドニーでの、この一連の発言に対し「コラコラコラム」は懸念を示し批判した。

帰国後、準備された原稿に基づき「所信表明演説」を行い、さぁ、各党からの「代表質問」を受けて立とうという前に、内閣を放り出したわけだから、それまで、お付き合いしてきた国際社会は呆気にとられている。

辞任理由も、釈然としない。

「党首会談を断られた」点を12日の辞任会見では大きな理由に挙げているが、麻生自民党幹事長の言では、10日の衆参本会議での「所信表明演説」終了後に、「辞任」したい旨を、そっと聞いたが聞き流したと、発言しているから、小澤民主党との党首会談については、正式な話ではなく憶測に尾ひれがついた程度の事だろう。テレビを軸にしたマスコミ報道により出た、廊下鳶の話に過ぎないわけで、この程度の話を理由に挙げるのは見識を疑うしもってのほかと言うよりない。
また、今月24日に予定された国連総会への出席も事前にキャンセルしていたわけ(国会も多忙だろうから理解はできる)だから、何をか況やということになる。

事実が、透けてくれば、いよいよ国際社会で嘲笑されることだろう。
日本は、国際社会との貿易により国を存立させていることを、全ての人が何よりも理解しておかなければならない点である。
国際社会から見放され、市場を失うと、日本は立ちゆかない、厳然たる事実をよく弁えなければならない。

次期首相は、自民党だとか、民主党だとか、下らない事を言い合っているわけにはいかない。国際社会で地に落ちた「日本」の信用と名誉を回復願いたい。
但し、国の財政は「打ちでの小槌」ではないので、国際社会への無原則なバラマキも止めて貰いたい。
何よりも、国内に山積する「悪党官僚による政治のねじ曲げ」を糺して貰いたい。

その上で、「日本」に住む多くの人が、近い将来「幸福」を実感できるよう、希望を持てる政治を進めて貰いたい。それが、次期首相への何よりの希望である。

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2007/09/13

阪神電車「なんば線」の新開発1000系車両!

閑話休題です。「阪神電車なんば線」、2009年に開通へ、阪神電鉄は新車両を開発投入!

Img_position1阪神電車「なんば線」と新車両について、多くの捜索アクセスがありますので、阪神電車西大阪線「なんば」延伸について、必要な情報を探してみました。
WEB上のホームページ「阪神電車の部屋」に、詳しい記述がありました。
必要箇所を引用紹介させて頂きます。
阪神電車のファンが作成されたホームページのようですが、素晴らしい中身です。より詳細な情報をお探しの方は、リンクを貼り付けましたので、ご確認下さい。

阪神電鉄なんば線、1000系新車両についての記載と写真は、阪神電鉄グループからの引用紹介です。

阪神電車なんば線の↑路線地図は、西大阪高速鉄道のWEBページからの転載です。

引用紹介→ 西大阪線延伸線計画について  (「阪神電車の部屋」)

阪神電鉄の輸送量は1991年を境に減少傾向が続いています。特に、震災後の数年でピーク時の4分の3に減少しており、かなり深刻な状況になっています。タイガースの好調により甲子園球場の入場者数が大幅に増加し、それに伴って輸送量にも良い影響を与えていますが、減少傾向の歯止めにまでは至っていません。甲子園球場の利用者はあくまでもおまけであり、日常において、通勤・通学や買物等での利用を増やす必要があります。とは言え、平行するJR神戸線の利用者数も停滞しており、少子化やリストラによる雇用の減少、更にはマイカーの利用が以前にも増して増えている現状を踏まえると、削れるところは削る一方で、打開策を遂行する事が必要になってきます。

阪神電鉄には阪神本線の他に西大阪線という支線があります。元々は、別線高速線の一部として計画され、今の千鳥橋付近から梅田に至る路線が考えられていましたが、戦後、各私鉄が挙って都心乗り入れを計画し、阪神も西大阪線(当時は伝法線)を難波まで延長し、同じく上本町~難波間を延長する近鉄と相互乗り入れする事になりました。阪神は1964年に西九条まで延長し、翌年には西九条~神戸元町間の特急(西大阪特急)を昼間のみ運転し、その後、更に九条までの延長に取りかかりましたが、地元住民の反対によって断念しました。一方の近鉄は1970年に難波延長線(難波線)が開通し、阪神電鉄に免許が与えられている難波以西の数百メートルを折り返し線に使用しました。対して、阪神は西大阪線建設の理由にあった本線の混雑緩和が車両の大型化により達成されつつあった事や、1970年以降は利用者が横這い傾向となったこと、オイルショック等の不況や建設費の高騰、等から建設を見合わせる事になりました。

ところが、1990年代に入り、大阪ドームや湊町の再開発計画、更に大阪湾岸の開発が相次いで計画され、その輸送ルートとして再び脚光を浴びることになりました。当時のお役所の考えでは、2005年までに整備が妥当な路線として西大阪線が挙げられ、阪神電鉄としても高騰した建設費を償却できるだけの新たな補助ができれば建設を再開しようという考えになり、再着工は時間の問題と思われました。しかし、1995年の阪神・淡路大震災で阪神電鉄は膨大な被害を被り、全線復旧後も先に復旧したJRにかなりの利用者を奪われる事となり、単独での事業化は困難な状況に陥りました。

その後、数年が経ち、大阪市がオリンピックを誘致する事になり(これは失敗に終わる)、大阪ドームの完成や神戸方面から大阪ミナミへ直通する唯一のルートとして重要路線と考えられ、上下分離方式により建設されることが決定、阪神電鉄と大阪市・大阪府が50%ずつ出資する西大阪高速鉄道(株)が設立され、着工が許可され、それに伴う本線~西大阪線直通化工事(乗り継ぎ円滑化事業)として尼崎駅の改良が着工されて現在に至っています。延長線工事は平成15年度に着工され、起工式も行われています。

尚、九条の一部住民の方々がまたもや反対運動を起こされている様です。今回は、表面上は工法の問題(開通は賛成だが、九条駅西側の高架区間を地下化せよ、という非常に無謀な要望)と主張されていますが、そのために工事認可の取消要求を裁判所に訴えており、これは事実上の開通反対と言っても過言ではありません。建設予定の道路状況や、中央大通り・地下鉄中央線の騒音を考えれば、渋滞や騒音公害といった理由による反対は理解できません。いずれにせよ、起工式も終わり、いよいよ着工に至るわけで、阪神にとっては勿論、地元にも大阪にも多くの利益・利便をもたらす西大阪延伸線の早期開通を願って止みません。

現状分析

阪神西大阪線難波延伸線は、神戸と大阪ミナミ・奈良を直結し、更に南海電鉄乗換えで関西空港・和歌山方面、近鉄鶴橋乗換えで大阪南東部、奈良南部方面も一度の乗換えで行ける様になり、また、大阪市営地下鉄とも九条(中央線)・大阪ドーム前千代崎(長堀鶴見緑地線)・汐見橋(千日前線桜川駅)・難波(御堂筋線・四つ橋線・千日前線)・日本橋(堺筋線)・上本町(谷町線谷町九丁目駅)と、地下鉄全線と接続するなど、市内交通にも重要な路線となります。

では、現在の神戸・阪神間~大阪ミナミ・近鉄・南海沿線間の需要、供給ルートについて考察します。

三宮~難波間 

三宮~難波間 朝ラッシュ時 運賃
JR神戸線・地下鉄御堂筋線 新快速19分、乗換え8分、地下鉄8分、計35分、8分間隔 390+230
阪神本線・地下鉄御堂筋線 特急33分、乗換え5分、地下鉄8分、計46分、14分に2本 310+230
阪急神戸線・地下鉄御堂筋線 特急32分、乗換え8分、地下鉄8分、計48分、7.5分間隔 310+230

神戸三宮~難波間ではJRのスピードが際立っています。普通運賃は高くなっていますが、通勤定期は阪神・阪急よりJRが安くなっており、JRの優位性は高くなっています。

西大阪線延伸開通時の車両予想

西大阪線延伸線は近鉄奈良線との相互直通運転が行われる事になっており、その車両については阪神と近鉄の車両長が異なる事から、様々な憶測が流れている。開業までまだまだ時間があり、断定は禁物であるため、仮定の話として車両計画を予想していきたいと思う。

決定している事項

運転種別~急行系(以下、快速急行と仮定)阪神三宮~近鉄奈良間(昼間6両、ラッシュ時尼崎以東8・10両)
普通 阪神尼崎~近鉄石切・瓢箪山・東生駒間(6両)

近鉄奈良線は関西圏ではラッシュ時の混雑が激しい路線で、20.7m車が最大10両で運転されている。一方の阪神は19m車で統一されているが、西大阪線に近鉄奈良線列車の多くが乗り入れる事から、19m車を近鉄線内に乗り入れるのは混雑を助長させる恐れがある。現段階では乗り入れ車両の仕様は決定しておらず、幾つかの案が考えられる。

【1】近鉄20.7m車を阪神も導入
そこで、近鉄奈良線に乗り入れる阪神快速急行は近鉄車と同仕様の車両として開発費を削減し、事実上の共通運用として阪神が必要以上の近鉄仕様車を所有する事を避ける事とする。

仮に阪神三宮~近鉄奈良間快速急行が10分間隔で、阪神線内32分運転と仮定して、阪神線内運用分は折り返し時間を考慮すると、8編成程度が必要と考えられる。更に、阪神尼崎折り返しの普通は阪神線内を17分運転とすると、5編成程度が必要と考えられる。しかし、実際には近鉄奈良線に乗り入れる事により、若干の効率化が図られるため、これだけあれば充分、余裕をもった運用ができる。
とは言え、阪神全体で19m車6両編成は34本であり、それに対して20.7m13編成はかなりの負担であり、また、尼崎以西では梅田方面急行等との連絡によって梅田~三宮間先着列車の代替にもなる事から、所要となる19m車は減少させる事が可能であり、7編成程度は20.7m車を代替新造とし、残りの6編成が純粋な増備車両と予想される。
ところで、ラッシュ時の近鉄快速急行は8・10両編成であり、直通時には尼崎で2・4両を開放・連結する。
この増結分は阪神にとっては不必要な車両であり、これについては近鉄車両で運用する事が妥当と思われる。

そのため、阪神車は近鉄車と連結可能な仕様とすることが求められる。

【2】近鉄が19m車を導入
普通は尼崎以東の運転なので近鉄20.7mのみで運用し、三宮まで乗り入れる快速急行には阪神19m車仕様の車両を近鉄が8編成程度導入する。ただし、朝夕については20.7m車10連・8連で運行し、尼崎で切り離して以西は6連で運行とする。阪神としては本線列車と共通運用が可能となり運用効率が高くなる。

一方で、朝夕の近鉄混雑列車に20.7m車を運用する必要があり、ダイヤには一工夫が必要となる。
朝ラッシュ時、快速急行は奈良発三宮行で近鉄車10連を使用、尼崎で4連を切り離す。(一部は尼崎・難波行)逆に三宮発奈良行は早朝から7時過ぎまで19m車6連を使用、その後は近鉄車となり、10時以降は19m車が中心となり、走行距離を調整する。
普通・準急などは基本的には近鉄車を使用するが、朝夕を中心に一部は19m車で運用する。

【3】阪神は19m車、近鉄は20.7m車をそれぞれ引続き増備
両社とも別規格の車両の配置は運用効率の低下を招くなど、無駄が多く、今まで通りの規格で車両増備を行う事が考えられる。特に車両数の少ない阪神にとって、別規格の車両が数十両も入ると本線系統の列車運用にも無理が生じてしまい、非現実的とも言える。

西大阪線延伸線開通時のダイヤ予想

西大阪線の利用者は神戸~大阪ミナミ間だけではなく、神戸市東部、芦屋、西宮、尼崎市内でJRと競合している地域でも大阪乗換えで難波方面へ向かう利用者の多くが阪神西大阪線に転移する可能性が高い。また、事実上、ミナミがキタの向こう側に存在する現状で、梅田志向が強い神戸・阪神地域の住民にとって、ミナミはたまにしか行かない街であるが、乗換え無しで行ける事により、注目度が上がるのは確実で、更に神戸~大阪間のビジネス需要のうち、難波は勿論、心斎橋・本町から西大阪線乗換えで神戸に向かう利用者も少なくないと思われる。

近鉄線~阪神沿線間の流動については、現状では極わずかと思われるが、JR神戸線~環状線から鶴橋乗換えで近鉄線に向かう利用者も西大阪線を利用する可能性が高い。また、南海線とは難波乗換えが可能であり、更に西九条ではJR阪和線の関空快速とも乗換え可能となっており、JRの運賃制度から考えて、西九条以南~神戸方面各駅間利用では西九条での乗換えによる利用が有利になるため、西九条での乗換もかなり増加するものと思われる。

また、沿線には大阪ドームがあり、合併球団オリックスバファローズが神戸のスカイマークスタジアムと共に本拠地としており、2005年は30試合程度を行っている他、阪神タイガースが数試合、更には読売ジャイアンツも主催試合を行う事がある。近鉄時代には1~2万人に低迷していた観客動員も、2005年は営業努力もあってか、かなり増加している。
現状では交通アクセスにやや問題があり、近鉄沿線から直接行くことができない事がかなりのネックになっており、西大阪線延伸線の開通により、近鉄沿線からも直通で大阪ドームに行くことができるため、観客動員の大幅な増加が期待できる。また、見落とされがちだが、甲子園球場の阪神戦も例年は満員になることは意外に少なく、ジャイアンツ戦以外は3~4万人程度の動員にとどまっている。もっとも、最近では、ジャイアンツ戦でなくても満員になる事も多いが、阪神ファンは近鉄・南海沿線にも当然の如く多いわけで、現状では梅田に加えて難波か鶴橋でも乗換えが必要だったのが、乗換え無しか一度の乗換えで甲子園まで辿り着ける様になり、これまで以上に行きやすくなるので、観客動員の安定的な増加も期待できると思われる。

*「阪神電鉄の部屋」作成の想定ダイヤ一覧表は省略割愛
(ココログブログ上への反映掲出が困難なため)

リンク↓をクリックするとご覧になれます
http://homepage3.nifty.com/tk-tk/index.html  ←素晴らしい「阪神電車ファン」のWEBです。

まだ開通までかなりの時間があり、不明な点多く、ダイヤの検討は愚行かもしれないが、イメージとして提案してみたい。一部の情報では朝ラッシュ時14本/1時間、昼間急行系3本・普通6本/1時間と言われているが、この新線の成功は神戸・阪神間と大阪ミナミが気軽にアクセスできるかにかかっており、本線と同等レベルのサービスが必要不可欠である。そのためにも直通列車ができるだけ速く、頻度を高く、多くの主要駅から利用できる事がそのポイントであると考えられ、10分間隔の直通”快速急行”を設定した。

現在、近鉄奈良線は昼間快速急行・急行・準急各20分間隔、普通10分間隔で運転されている。
これをラッシュ時と同じく快速急行と準急を各10分間隔で運転し、快速急行を全て阪神直通とする。準急は西大寺始発石切で快速急行を待避し、石切から難波まで先着、汐見橋で折り返す。普通は、東生駒始発とし、瓢箪山・布施で快速急行、東花園で準急を待避し、西大阪線内は待避なしとする。

延伸線における停車駅だが、汐見橋は近鉄線内折り返し列車専用の折り返し線が2線設置されるが、連絡する南海汐見橋線(高野線)・地下鉄千日前線(桜川駅)の重要度が低い事から、阪神直通の快速急行は当面、通過で良いと思われる。

大阪ドーム前千代崎はドームにおける野球・コンサート等の催し次第で利用者数に大きな落差が予想され、普段は普通のみで充分と思われる。ただ、連絡する長堀鶴見緑地線に乗換える事によって心斎橋にアクセスが可能であり、朝夕のみか、終日停車も検討に値すると思われる。

九条は地下鉄中央線と連絡しており、本町や南港方面への重要アクセスとなるため、全列車の停車が必要であり、西九条もJRとの連絡があり、近鉄沿線からもUSJにアクセスできるため、全列車の停車が不可欠である。また、西九条~尼崎間各駅は普通のみ停車で対応可能だが、千鳥橋については、大阪の中心部に直接アクセスできる事から利用者の急増が考えられ、朝夕のみの優等列車(急行か準急)が設定されればこの駅への停車も検討が必要と考える。

これらを念頭に昼間ダイヤをシュミレーションしたのが上表である。2009年の延伸線開業時には尼崎駅改良工事をはじめとする延伸関連工事は勿論、春日野道駅の改良(対向式ホーム化)も完成している予定で、車両性能の向上も踏まえて数分の所要時間短縮も見込んだ。特急(直特)・快速急行・急行(甲子園行)・普通4系統10分サイクルの運転は現状では供給過剰だが、JR・阪急からの転移や新たな需要開拓に対応するには必要と考える。本線急行は尼崎行として特急を甲子園停車とする方が効率的だが、武庫川停車列車がなくなる事や本線特急のスピードを維持する必要がある事から急行は甲子園行としている。

このダイヤによると、難波~三宮間は快速急行で32分となり、30分程度で大阪ミナミと神戸が結ばれる。
また、尼崎・甲子園・西宮・芦屋・魚崎・御影から難波へ直通でき、六甲アイランドからも魚崎乗換えで結ばれる。これら各駅における利用者もかなりの増加が期待できる。更に、尼崎で本線急行と相互乗換が可能となり、下りについては急行を福島通過とする事により、梅田~三宮間は26分で結ぶ(直通)特急の他、急行と快速急行の乗り継ぎにより、同区間を29分で結ぶ事ができ、結果的に梅田~三宮間においても30分以内に到着する先着列車が1時間に12本も運転される事になり、JRの牙城に食い込む体制も整える事ができる。
(2005.8.19.訂正)  ←引用終わり

引用開始→ 新型車両1000系が完成しました  (WEB阪神グループ)
阪神電気鉄道では、阪神なんば線開業による近鉄との相互直通運転の実施に伴い、新線及び近鉄線にも対応する車両として、急行系の新型車両1000系を新造しています。
1000系車両は、2005年に開業100周年を迎えた当社が、次の新しい100年へのスタートという節目に最初に開発した車両であり、9300系まで重ねてきた車系番号を「1」から再スタートするという意味を込めて1000系としたものです。
1000系車両は試運転、乗務員の教育運転などを行った後、順次、営業運転を開始する予定です。

新型車両1000系の概要

Img_nishi01_a1000系外観

Img_nishi01_b1000系外観

Img_nishi01_c1000系車内

Img_nishi01_e車いすスペース・非常通話装置

Img_nishi01_d運転台

Img_nishi01_fボルスタレス台車

編成
基本編成は、現在の急行系車両と同じ6両編成とし、ラッシュ時に対応するため、増結用の2両編成を導入します。これにより、2両編成2編成を増結することで最大10両編成となります。

車体
従来のスポット溶接に比べて車体の溶接跡が目立たず仕上がりが美しい、ステンレス製レーザー溶接構体を採用しています。また、環境にも配慮して車体外板を無塗装化しています。
車体正面にはフルカラーLED式の列車種別表示器、白色LED式行先表示器を採用しています。また、車体側面には行先・列車種別一体の表示器を採用し、列車種別表示部分はフルカラーLED、行先表示部分は白色LEDとし、お客様に列車種別・行先を見やすく表示します。

ボディーカラー
1000系は阪神なんば線対応の急行系新型車両となるもので、現在の急行系車両のベーシックカラーを引き継いだ「オレンジ系の新色」を車体前面及び側面(ドア部)に配しています。

保安装置
列車無線、ATS装置、列車種別選別装置などの保安装置については、阪神線用の装置に加え、近鉄線乗り入れに対応した機器を搭載しています。

バリアフリー施設
お客様に快適にご乗車いただくために、安全面にもさまざまな配慮を施しています。
床面の高さは当社の最近の車両と同じく1130mmとし、当社の車両の中で最低床とすることで、ホームとの段差を小さくしています。また、車内案内表示装置、扉開閉予告ブザーを設置しているほか、扉開閉予告灯を新規に設置しています。車いすスペースは全車両に設けています。

サービス施設
座席は全車ロングシートとし、着座位置の目安となることや乗り心地でご好評をいただいているバケットタイプのシートを採用しています。また、全車両に非常通話装置を設置し、車いすスペース部については車いすをご利用のお客様にも扱いやすい高さとしています。

その他の装置
VVVF制御装置、SIV、ボルスタレス台車など、これまでの実績や信頼性を考慮し、省エネ性を有する機器を採用しています。  ←引用終わり

阪神電車の1000系車両は、増結作業と解放作業を運転士が運転席で制御でき、簡易に、増結作業と解放作業がボタン一つで可能な装置を組み入れているそうです。ラッシュ時の増結や解放に、鉄道としては人手と手間を、また乗客としては必要以上の時間をとられると、なぜかイライラするものです。簡易にそれらの作業ができるのはよい事だと思います。

慣熟走行を本線や西大阪線で実施した上で、近日中に、営業運転を行うそうです。鉄道ファンの皆さんには楽しみな事ですね。

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2007/09/12

突然、唖然、呆然、驚然、愕然、漠然、アベカワモチによる今日の午後でした!

いやはや、なんとも、ですねぇ~!

Pmabe_nifty0609269日(日)の発言を聞き、やがて、こんな事になるのではと、漠然と考えてはみましたが、こんなに早く、目にも止まらぬ早業でというか早技を繰り出すとは思いもしなかった。
今の時点で、こんな手は、全くの想定外でした。

突然、こんな手を繰り出されて、まずは唖然。
そして、究極の無責任とはいえ、アッケにとられ呆然と立ちつくしてしまいました。
その後、ちょっぴり冷静に考え、驚きに包まれていることに気づき、驚然とさせられ。
よくよく考えれば、10日(月)に所信表明を行い、何と今日の午後は各党の「代表質問」を受ける予定だったとのこと、それを思いだし愕然とさせられました。

次は誰がやるの?
局面を変えて、局面なんか変わるわけないじゃん!
余計にヒドイ状態になることくらいは、漠然と想像できるよね。

ワザワザ、舌足らずのダミントォのミズホ姐さんに言われるまでもなく、「ミンチトォ(イスワリ原理主義)のオザワさんが会ってくれないって言ったもん」なんて事を理由にされちゃ、ミズホ姐さんでなくても、まるで子供のママゴトだよねアホらしくって相手にできないワ!
だから、すかさず、ミンチトォの悪党オザワから、早速、痛烈な反撃を見舞われ突き放されるワケだ。

アベカワモチは、例のオチョボ口で、次々、置かれた状況も考えずに、自縄自縛っていうか自らの首を絞める「自主的な発言」を繰り広げたねぇ~!

有名なところでは、参議院議員選挙で「ミンチトォのオザワさんをとるか、ジブントォの自分をとるか」が問われた選挙だと、衆議院議員の選挙でもないのに「余計な事を言い放ち自ら墓穴を掘った」。
いろいろあったけれど、最高でサイテーな発言は、シドニーでの「インド洋での艦船への給油は『対外(国際)公約』です」って言ってしまったよね。次の日には更にヒートアップして「職を賭して臨みたい」ってまで言っちゃったわけだからねぇ。
普通の感覚じゃ、驚くよね、ビックリ仰天ってなところだった。

そして、今日は、職を賭しちゃったわけだ!
でも、問題は何も解決されてないじゃない!どうなってるのかな?

お坊ちゃまだから、自分が考えていることは、だれも同じように考えてくれて、同じように働いてくれるって、脳天気に考えてしまうところが、そもそも、根本的に間違ってるわけだよね。
それと、昨年、ドンイチロォ後継の総理総裁候補下馬評に挙がった時にも指摘されたことだけど、党の要職をこなしたワケじゃない。閣僚経験があるワケじゃない。
それでは、党内手続きや、与党と政府の関係を整理するって、内閣の基本的な事が理解できないだろうし、何よりも、霞ヶ関に睨みが利かないよね。
だから、勢い、お友達内閣になっちゃったわけだけど、その人選が何とも杜撰だったしね。加えて、首相補佐官なんて、日本の政治制度(体制)では全く意味のないのを乱発して、結果は、税金の無駄遣いに寄与しただけで、挙げ句の果ては、セコイ世耕なんて野郎は、ジブントォの資金や政府の資金を引き出して、ジブンの選挙運動しかしなかったなんて後ろ指指される始末(つまり、参議院議員選挙では全く機能しなかったって総批判)だ。
大口ペコちゃんも、口を開けば耳下まで開くから大きかったけど、口ほどにもないペコちゃん人形だったよね。なんったって、この集まりのアァ、勘違い代表チャンプは、あの「メスダヌキのオイケポチャコ」に尽きるよね。
この間、①地獄のサダも金次第、②ホンマにホンマのマンマ先生、③ヤナギのドジョウはハクジョオ大臣、④アクトオ還元水マツオカ、⑤あかぎれ絆創膏アカギ、⑥オバQトンマ、⑦メスダヌキのオイケポチャコ、⑧(農水だけはやりたくなかった)タコ坊主エンドォ、⑨逆剥けのサカモト、⑩カモにシタらカモられた、なんて野郎も抱えて瀕死状態。全部で10件でしょ!アベカワモチの内閣は1年に満たないの、ワカルかなぁ~!つまり2回合わせて11ヶ月少しだよ。11ヶ月で10本の不祥事乱発内閣だったってワケさ!⑪自ら、自らの失敗を他人のせいにして逃げを図るなんて、サイテーだね、アベカワモチ!そこまで言っちゃうと人としてはもちろん政治家としてもオシマイよ!

国内では、笑ってれば済むかも知れないけれど、海外では相手にされなくなるよね、三流国家ニッポンなんてね、そのうち、あの中国から、やっぱり「野蛮=ヤパン=Japan」だねなんて指弾されてみろ、格好つかないじゃないか。

こんなことで、遊んでいるけど、今日の午後は、日頃お付き合いのある、海外メディアや通信社のお友達から、いろいろ取材されたり、コメントとられたり、それが執拗なんだよね。思わず、午後3時から会見した「イスワリ原理主義の悪党オザワ」みたいに開き直ってやろうかなって、思ったりしたね。ホントだよ。

米国は、サブプライムローンの焦げ付き無間地獄だろう、日本は政治の混迷が無間地獄かよぉ~!米国と韓国から特派員として滞日中の友人は特に執拗だったなぁ!
アベカワモチの心境なんて、分かるわけナイよ!思わず、オザワよく言った!って拍手してやろうかと思ったくらいだよ。

最後に感想を記せば、
それにしても、「無責任さにおいては、前代未聞だね!」。所信表明演説ブッ放して、代表質問を受けようかという日の、しかも、その直前に「辞めます」って、それは、いくら何でもナイんじゃないのかなぁ~。局面打開なんてできないよ!局面なんて変わらないよ!余計にヒドイ状態になるばかりだよ、泥沼っていうかねぇ!
世論を読み違えるって、結構、恐ろしいワ、「アベカワモチは、KYだってよく言ったよね」。世界の友人達に恥ずかしいワ、ホントに、しょうじきな感想ですね。

突然、唖然、呆然、驚然、愕然、漠然、アベカワモチによる今日の午後でした!ホント!

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2007/09/11

中国にも、対「北朝鮮」で、冷静な人達がいるらしい!

中国も普通の感性を持つ国なら、腐りきった豚癌野郎に率いられた北朝鮮の政治は異常に見えるはずだ。当たり前の事だろう。

「血の同盟」、「唇と歯の関係」などと珍奇な言葉を駆使し固い関係を強調したがるけれど、冷静に考えれば、これほどマンガチックで実際にバカバカしい話はない。
中身のない野郎共は、空疎で大袈裟な物言いを喜ぶ見本みたいな話だ。

さて、北朝鮮という国を牛耳る、腐りきった豚癌野郎がどこまで恥知らずの唐変木か、中国の官僚達が痛烈な批判を加えたというから、少しくらい、興味を持って見てみるかってとこですかね。

批判の中身は、北朝鮮が自画自賛する「核実験」の事前通報に端を発した中身らしい。
本当だとすれば、中国も実にナメられたモノだ。
この話はホントのようだから、それなら金正日は、癌が脳みそにまで廻って腐食しているらしい。救いようがないなぁ~。

「北朝鮮」の外交官達は、自らのポジションを確保しようと考えを変えたのではないか?
死にかけの金正日に関わっていたら、そのうち国際裁判にでもかけられて、生きる途を失うかも知れないから、ブタ野郎には、適当な報告をして、国際的に通用する論理で対応した方が現実に「北朝鮮」も「自らも」立場がよくなると考えの転換を図ったように見ているのだが。
先のウランバートル(モンゴル)での会議でも、そのように窺える論理のすり替えがところどころで見られたように思う。(分析してみないと何とも言えないが)

しかし、「北朝鮮の外交官は、いずれにしても優秀な(平和の)兵士だ」、実に見事である。
一歩も退かない、何も持ち合わせていないくせに、「山ほどネタを持っている」ように振る舞うし、交渉条件を恥も外聞もなく繰り出し繰り広げ放置する。
持ち込まれた方も、無碍にもできないから、一応の対応を余儀なくされる。その隙に、次の展開をしてしまうなどというのは、並の国ではできないことだ。
失うモノを何も持たない国の外交官僚は実に強いモノである。変に感心させられてしまう。

中国からの批判や非難を浴びて、北朝鮮は、少しずつ、現実を直視した官僚が軍出身の思考停止官僚を凌駕しているのではないか。

そして、中国に、現実というかリアライズされた世界で生きることを考える官僚達がいることを示した(情報)書籍の中身に期待してみたい。

何よりも早く、一日も早く「北朝鮮」はブッ潰れてしまえ!

引用開始→ 核実験、事前通告は20分前 中国官僚らが北朝鮮批判  (asahi.com)
2007年09月11日17時21分

北朝鮮から中国への核実験の事前通告はわずか20分前――。中国共産党や中国外務省の現役官僚とされる匿名の中国人グループが、北朝鮮を批判する内部報告書をまとめた。朝鮮戦争以来、「血の同盟」で結ばれてきた中朝関係が揺らいでいる実態が記されている。この報告書は中国国内で公表できず、近く日本で翻訳出版される。

報告書は、対北朝鮮外交の窓口にあたる中国共産党中央対外連絡部アジア局や外務省アジア局、中国軍事科学院などの現役官僚5人が昨秋から執筆したといい、北朝鮮による麻薬取引や偽札などの国家的犯罪、金正日(キム・ジョンイル)政権が崩壊しない理由など計約300ページに及ぶ。

報告書によると、06年10月の北朝鮮の核実験の際、北京の北朝鮮大使館は実験の約2時間前、本国から「30分前に中国へ知らせろ」と指示を受けた。しかし、大使がさらに10分遅らせて連絡。中国への通告は実験の20分前だったという。

突然の通告を受けた中国外務省から、胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席や温家宝(ウェン・チアパオ)首相への報告は核実験の直後になり、中国側はメンツをつぶされた格好。報告書は「(北)朝鮮という狂った戦車のために中国の外交戦略と国際的地位が台なしにされるのも耐えられない」と北朝鮮を激しく批判している。

また、報告書には、50年代から中国による北朝鮮経済援助額は「約8000億人民元(12兆8000億円)を上回る」など極秘情報も記されている。

報告書はジャーナリストの富坂聡氏が入手。富坂氏によると、著者グループは中国の大手出版社に持ち込んだが、断られたため、富坂氏の仲介で「対北朝鮮・中国機密ファイル」(文芸春秋)として出版されることになった。富坂氏は「出版後の当局の対応から、今の中国の北朝鮮外交や言論の自由度を推し量ることができる」と語る。韓国側資料が多数含まれているとみられ、専門家からは、中国の学者やジャーナリストの関与の可能性を指摘する声もある。

北朝鮮問題に詳しい重村智計・早大教授は「中国の北朝鮮への対応が率直にまとめられた初めての本だろう。新事実がいくつか含まれ、中国国内で北朝鮮に振り回されることへの強い反発が伝わってくる」と話す。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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2007/09/10

パキスタンの政治、一気に緊迫化、その度合いを強める!米国のシナリオは成功するか?

米国は、対テロ・アフガニスタン戦争を遂行する上で、パキスタンを失いたくない。
インド洋上での日本により艦船給油も不可欠だが、何よりもパキスタンを失えばアフガン戦争は維持できない。その瞬間に敗退となる。

明日は9月11日だ!
Mm20070908133009656m0あの日から、丸6年が経過した。それでもアフガンを制圧できない。何よりも不届きなビンラディンは死にかけのくせに、洞窟から国際テロを指示し呼び掛けている。
コヤツを引っ捕らえるにも、パキスタンを欠く事はできない。

ところが、もはや傀儡政権に近い大統領のムシャラフは、建前の民主主義を維持するため、この秋に大統領選挙を控えているという。「ナンたることか!?想定してはみたものの、気持ちの上では想定外だ!」。だから本音は「大統領選挙なんかヤメロ!」と言いたいけれど、なにせ、自分達こそ「民主主義を普及させるべく押し続けているワケだから、正面から大統領選挙をヤメロ!とは言えない」。ムシャラフの説明によると、「大統領選挙には自分が立候補するものの、現状では勝てそうにない!」とあっさり言うものだから、ナンとかムシャラフに勝たせる悪どい方法を講じる必要に迫られているわけだ。

そこで米国が考え出したのは、政治的立場で大きく変わらない、元首相のブッドを担ぎ出し協力関係を構築させようと懸命に工作し続けてきた。
何よりも、イギリスを説き伏せ納得させた。サウジアラビアも説得し合意させた。ムシャラフに対し高飛車な要求を繰り広げるブッドの考えも受け入れ、ムシャラフを脅かし無理矢理に同意させた。

ようやく戦線が整い、あとは様々な手段を駆使して選挙を乗り切るだけと、考え着手し始めた時に、ナンと最大の政敵、元首相のシャリフがシャシャリ出てきたから、話がややこしくなり、パキスタン情勢は一気にマグマが頂点に達するかの勢いを招いてしまった。

シャリフを下手に切り捨てると、パキスタン情勢は収拾がつかなくなる。シャリフの一派を勢いづかせないように、いかに処断するかが、米国情報機関の腕の見せどころというワケだ。

取り敢えず、勝手に帰国したシャリフは再度追放、サウジに受け入れさせる。将来、目処が付くまでサウジから出させない条件をつけて。

その流れを受け、元首相ブッドの帰国を推進する。イスラム教徒とはいえブッドは米国との価値観を共有できる。大統領のムシャラフとも大きな違和感はない。
二人が協力し合うなら、パキスタンは米国のモノだ。傀儡政権といわれようが何と指摘されようが、そんなことは知ったこっちゃないわ。

米国は、インド洋上での艦船への給油や補給活動と、パキスタンを失う事は、アフガン戦争の敗北を意味するのだ。
米国との関係を重視すると、建前でも本音でも考えている、イスワリ原理主義悪党オザワ、ミンチトォ、どう対応するのかな?
パキスタンでは、文字通り、大統領のムシャラフが身命を賭してカケに出ているぞぉ!

引用開始→ シャリフ元首相、再び国外追放に  (日経NET)

【ニューデリー支局】パキスタン当局は10日、海外亡命先から同日帰国した有力野党指導者のシャリフ元首相の身柄をイスラマバード空港内で拘束した。当局はその後、元首相に自主的な出国を促したが元首相が拒否したため、強制的に別の航空機に乗せてサウジアラビアに追放した。(18:14)
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引用開始→ パキスタン治安当局が帰国のシャリフ元首相を逮捕   (産経WEB)

パキスタンの地元テレビによると、同国治安当局は10日、1999年のクーデターで失脚、国外追放され、滞在先のロンドンから同日帰国したシャリフ元首相をイスラマバード空港で逮捕した。

容疑など詳細は不明だが、政府はシャリフ氏がクーデター後に訴追された職権乱用や汚職の罪状は現在も有効とし、帰国後の逮捕を警告していた。シャリフ氏が率いる野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派などが反発を強めるのは必至だ。

シャリフ氏は10日、空路イスラマバード空港に到着。地元テレビによると、治安当局から機内でパスポートの提出を求められたが拒否し、空港内の貴賓室に移されていた。(共同)(2007/09/10 17:26)
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引用開始→ シャリフ・パキスタン元首相が帰国、即時再追放の観測も  (讀賣On Line)

Mm20070910125055426m0ロンドンのヒースロー空港で待機中の機内で、携帯電話をかけるシャリフ元首相(左)=AP 
【イスラマバード=佐藤昌宏】1999年のクーデターで失脚し、国外追放中だったパキスタンのナワズ・シャリフ元首相がロンドンから空路、帰国し、首都イスラマバードに10日午前、到着した。

元首相は、パキスタンの主要野党パキスタン・イスラム教徒連盟ナワズ・シャリフ派(PML―N)の総裁。ムシャラフ現政権の打倒を掲げ、年内にも予定される下院選に出馬する構えだが、到着後の即時国外追放や逮捕の観測も流れ、緊張が高まっている。

政権側は、警察が空港や周辺の道路などを封鎖。警官隊と支持者らとの間で小競り合いも起きており、AP通信は、支持者約30人が空港で拘束されたと伝えた。

元首相は帰国後、故郷の東部ラホールに向かう予定としている。しかし、英紙ザ・タイムズは、パキスタン政府高官の話として、政権が元首相をサウジアラビアに再度追放する方針だと伝えた。また、首相在任中の汚職容疑などで逮捕される可能性もあるという。

元首相は99年、クーデターで首相の座を追われ、2000年12月から、サウジなどで亡命生活を送っていた。パキスタン最高裁は8月、元首相の帰国を許可する判決を下した。
(2007年9月10日13時30分  読売新聞)
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引用開始→ ブット元首相、近く帰国へ・パキスタン政局流動化も  (日経NET)

【ロンドン=共同】事実上の亡命生活を送っているパキスタンのブット元首相は1日、ロンドンで記者会見し、近く帰国すると表明した。帰国日程は元首相が総裁を務めるパキスタン人民党が14日に明らかにするという。

1999年の軍事クーデターで政権を追われたシャリフ元首相も10日に帰国する考えを示しており、大統領選や総選挙を控えるパキスタン政局が一気に流動化する可能性が高まった。ブット氏によると、連携を模索しているムシャラフ大統領との交渉は合意に至っていないという。(00:49)
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2007/09/09

アベカワモチ、オチョボ口で、幼稚で稚拙な危うい外交発言を、繰り広げますねぇ~!

「ワタシの、私の」発言と言い過ぎが目立つアベカワモチ、ついに「インド洋での艦船給油」は「国際公約」とまで言い放ってしまった!?

例のオチョボ口で語尾不明、何を言っているのやら、何が言いたいのやら?
国際社会を相手にしても「日本」の提案は、いつの間にか「私」の提案にすり替わり、「日本」はいつの間にか「アベカワモチの『私』に」変えられている。
前回の、インドネシア、インド、マレイシア訪問の時もそうだったけれど、いつの間にか「日本」を「私」に置き換えている。「内側」での会議と「外側」での会議を峻別できないらしいから、思わずオツムの程度を疑ってしまうワケだ!
国際社会は、町内会を大きくしたようなものだけど、アベカワモチは少なくとも日本のPMとして会議に出ているわけだし、当然ながら首脳会談は、アベカワモチ個人がやっているわけじゃない。
日本のPMとしてのポジションが与えられているわけだ。決して、アベカワモチ=私ではあっても、国際社会の首脳外交では、日本であって、日本=アベカワモチではないのだ。

視野狭窄で訥弁症のイスワリ原理主義オザワは、自らの視野の狭さを省みず、オノレの野心を満たすため得意の政局へ持ち込もうという狙いから、罠を仕掛けて待ち望む。

これに、がなりたてる事しかできない、バッカ丸出しのイッカンナォットがナットォを喰いつつ糸引きトンマホークを買って出る、それを見てポッポ屋鶏ガラやは無表情に笑う、オカシナ構図が明日からの永田町場所の見せ場ということになる。

いずれの側も、小中学校の学級委員長と一国の国会やPMを、ゴッチャにしてるんじゃないかな?実にお粗末な話だ。

イスワリ原理主義のオザワは、「1992年の湾岸戦争」の時と同じ旧弊な発想で、国際社会へ得意の「日本振り出しの小切手外交」で臨もうとしているらしい。
その遣り口は、1992年に世界からバカにされ相手にされなかっただろう!既に破綻した方法じゃないか、自分自身で自分がいくら正しいと考え思ってみても、国際社会は相手にしないんだよ。
何よりも、日本の財政は、不用意に国際社会へ小切手を振り出し続ける体力を欠いているじゃないか。本当にイスワリ原理主義のオザワは、国家財政と政治を理解しているのだろうか。
アフガニスタンへ、表向きは民間人を政府機関でまとめた上で陸上支援要員として民間部門へ派遣しようという構想らしいが、全くヘソが茶を沸かすとはこのことだ。
ミンチトォの世間知らずが、ホラグチ・ハラグチを焚きつけほざくのだろうけど、以前、カンボジアへもダミントォの辻元姐さんが、同じ思考スタイルでノコノコでかけて、現場の自衛隊員をからかったこともあったなぁ~。

ミンチトォは、既に、アフガニスタンの東隣、パキスタンの政治と体制が危機一髪ってところまで追い込まれていること理解しているのかな?民間人の地上派遣なんて寝言を言ってる場合じゃないよ。

問題は、アベカワモチが、国内向けへの圧力をと幼稚に考え「国際公約」だと、言い放った事にある。そこまで言っちゃオシマイよ!

それで成立しなかったら、どうなるの?
アベカワモチは、責任とるのかぁ~? ってことになる。

オザワは、得意のイナオリを続け、イッカンナォットにがなりたてさせ、政局へ追い込めばよいだけの話だろぉ!

この前の参議院議員の通常選挙の構図と同じじゃないか?
結局、アベカワモチの方針や提案が選択されければ、国会(衆議院)を解散しなければならないよ。失礼ながら、いまのジブントォにはそれを闘いきるだけの力量はないよ。
ミンチトォにも、参議院選挙の時のように旨い風は吹かないけどねぇ!

10月~12月上旬は、国会もさることながら、外交日程は詰まっているじゃないか!
こんな時、衆議院の選挙やってる場合じゃないだろう。

アベカワモチは、一応それなりに計算した上で、発言しているのだろうけど、周辺の状況や環境を理解しているのかな、何よりもオノレの置かれたポジションを理解しているのかな?よく分からなくなっちゃうんだよね。

APECでの成果は、法的な意味での拘束力はないけれど、Co2の半減目標を、ASEAN諸国の支持を得てとりあえず合意できたことは、日本外交の得点として記憶しておこう。胡錦涛中国主席から、訪中要請を受け、正式に検討しようという点も得点だろう。
もう一点、今後の日本外交をとりわけアジア外交、特に日中外交を変えるかどうか、現在時点では予測ができないけれど、オーストラリアのPMハワードが提唱する「米・豪・日の新外交戦略基軸」に乗ったことだろう。構想ではインドを加えるらしい。その上でシンガポールやマレイシアを抱え込み、いよいよ中国包囲網を完成させることになるのか?

今回のAPECでは、そのほかのテーマは、見るべきものがほとんどない。
WTO体制の下での自由貿易体制は、お題目でずっと議論し続けることになるだろうなぁ。

引用開始→ インド洋での給油活動継続、安倍首相「新法を検討」  (日経NET)

【シドニー=中山真】安倍晋三首相は8日、シドニーで同行記者団と懇談し、11月1日で期限が切れるテロ対策特別措置法に基づくインド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するため、新法制定を検討する考えを明らかにした。特措法をそのまま延長する法案を出しても、野党が多数を占める参院では可決のメドが立たない。新法案に積極姿勢を示すことで、民主党との話し合いの糸口を探る狙いとみられる。

給油継続について「対外公約であり、それだけ私の責任は重い。約束を果たすため、すべての力を出し切らなければならない」と力説。具体的な法案づくりに関しては「新法を考えるのであれば、どういう形にしていくのかを政府・与党でよく考えなければいけない」と語り、民主党の主張を採り入れることもあるとの考えを示した。

参院で首相問責決議案が可決された場合の対応を巡っては「(問責は)決議としては重いものだ」と認めつつ、そこで衆院解散に踏み切るかどうかでは「全く考えていない」と明言した。(21:35)
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引用開始→ 「海自給油は対外公約」と安倍首相、米大統領に継続表明  (讀賣On Line)

【シドニー=望月公一】安倍首相は8日夕(日本時間8日午後)、シドニー市のホテルで同行記者団と懇談し、インド洋における海上自衛隊の給油活動の継続について、「対外的な公約であり、私の責任は重い。約束を果たすため、すべての力を出す」と語った。

11月1日のテロ対策特別措置法期限切れ後の活動継続を国際的な公約と位置づけ、自らの責任で実現を目指す決意を表明したものだ。首相が責任に言及したことで、継続できなければ厳しい批判を浴びることになりそうだ。

首相は「どういう法的な担保にするかは工夫の余地がある。新法を考えるのであれば、どういう形にするかも政府・与党で考えなければならない」と述べ、給油活動を継続するための新法を検討する姿勢を示した。「民主党とできる限り、話し合いをしたい。あらゆる可能性を考えなければいけない」とも語り、民主党の主張を大幅に取り入れる考えを強調した。

一方、首相は衆院解散について、「今、全く考えていない」と述べた。10日からの臨時国会で、海自の活動継続ができなかった場合や参院で首相の問責決議案が可決された場合の対応としても、「解散は考えていない」と明言した。

「政治とカネ」の問題を抱えた閣僚の進退の判断基準については、「事務的な処理の単純な間違いだったか、ということも一つの基準だ」と述べ、事務的ミスなら辞任の必要はないとの見解を示した。

政治資金規正法のさらなる改正については「できる限り透明性を高めるため、1円(の支出)から(政治資金収支報告書に領収書を添付する)という議論もあるが、そのことも念頭に置いて(対応したい)」と語り、臨時国会での改正に意欲を表明した。
(2007年9月9日1時34分  読売新聞)
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<<追加掲出9/09 17:15>>
オチョボ口で、固い決意を、述べるのは構わない。一向に構わない。

しかしですね、
ついにここまで言いますか? とうとうここまで言いましたか?

それでダメなら、首相辞任ですね! そういうことになりますね?!
そこまで言っちゃぁオシマイよ! ホントにねぇ!

参議院議員選挙の結果に対した態度もあるからねぇ、注目を集めますよ!
今度は知らないなどとシラを切ったり、ウソをつけないよね、ここまで大見得切っちゃったんだから!

引用開始→ 海自の給油活動継続に「職を賭す」 首相が決意強調   (産経WEB)

【シドニー9日=船津寛】安倍晋三首相は9日午後、シドニーで内外記者会見を行い、インド洋での海上自衛隊の給油活動継続について「民主党をはじめ野党の理解を得るため職を賭して取り組んでいく」と述べた。この際、首相は「職責にしがみつくことはない」とも述べ、給油活動の継続を可能とする法案の成立に不退転の決意で臨む考えを示した。
(2007/09/09 16:54)
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2007/09/08

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第131号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年9月08日 土曜日 第131号
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ こんにちは!!

Vnnationalflagいつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その131 今週のヘッドライン

* 9月03日(月) 祝!第62回ベトナム独立記念日
* 9月04日(火) アドベンチャーツアーに観光客を取り込め!
* 9月05日(水) 建設現場での労災リポート
* 9月06日(木) 困った時の緑のおじさん
* 9月07日 (金)   ベトナム芸能界とピンクレディー
* 9月08日 (土)  第三の航空会社が嵐を呼ぶか?

9月03日(月) 祝!第62回ベトナム独立記念日

* ベトナムは今後もドイモイ(刷新)に邁進し、平等で民主的開明国家を目指し努力を欠かさないとグエン・タン・ズン首相は在越外交団を前に決意を述べた。首相はこの日曜日、第62回ベトナム独立記念を祝し、外交官を集めたパーティーを主催した。過去62年間、ベトナムの全てが独立と自由に向けた運動を続け、ベトナム共産党指導力の下、ベトナム人民は力をひとつに合わせ、困難に立ち向かい国の自由と統一に向け英雄的な活躍を見せ、現在に至ってはこれまで以上に力強く、より繁栄し幸福な国家建設に弛まぬ努力を続けているところにあるとズン首相は語った。

ベトナム政府と人民は世界中の多くの外国政府及びその人民、或いは友人たちからの支援・助力・友誼を心から嬉しく思い感謝してきた。これらはベトナムの人々に対する信頼と強さを育ませ、彼らの正当で崇高なゴールに導かせることに繋がったのだとズン首相は続ける。過去20年に渡る共産党と人民によって率いられたドイモイ政策は多くの分野で偉大なる成果を挙げ、ベトナム共産党により目標として掲げられた社会経済発展5カ年計画の成功は政府と人民に自信を植え付けドイモイを更に発展させてゆくことになるだろうと首相は付け加えた。

「これらを通じ、ベトナムを早く発展途上国の地位から脱却させ、近代的工業国家を建設し、繁栄と平等で民主的な先進国の仲間入りを果たすことが重要だとし、目標達成の為に、ベトナムはこれからも挑戦と偉大な成功を模索してゆくことになるだろう。しかし、それには国民の固い結束と決意、そして国際社会からの強い協力と支援がベトナムに不可欠であるという。ベトナム政府と人民は過去から現在にかけていつも関係各国の外交官たちや国際関係機関の代表者たちに尊敬と感謝の念を持ち続けており、今後とも彼らの協力と支援を期待するとズン首相。

各国大使を代表して、在越アルゼンチン大使館トーマス・フェラーリ大使は、ベトナム政府と人民の努力が繁栄した国家を築き、ベトナムのWTO加盟はドイモイ20年の歴史の中で市場経済に完全に移行する画期的な成果だと褒め称えた。又、国際社会はベトナムがドイモイを続けて行く限り、今後も助力を惜しまず、このパーティーに集まった在越外交機関はベトナムとの友好関係発展強化を継続し続けるだろうと結んだ。最後に会場に集まった全ての人々は、ベトナムの人々の幸せと繁栄に、そして、べトナムと各国間友好の更なる強化と発展を祝し乾杯した。

(辛口寸評)
9月2日は、62回目のベトナム独立記念日だった。我が家ではベトナムの国旗を掲揚するくらいの他、取り立てて祝賀ムードに包まれたわけではないが、たまたまこの前の日、人を介してチェット大統領のご子息と会食した。元々会食の目的は彼に会うことではなかったが、たまたま偶然、招待された場所に出くわし、共通の友人からそのような紹介を受けたというわけだ。普通政府高官の息子や娘となると威張り散らして鼻持ちならない輩が多い印象を受けがちだが、紹介された彼は風貌は穏やかで、尊大な感じは一切受けることなく常に笑顔を保ちながら英語で受け答えをしていた。一時間半ほど食事をしながら打ち解けた中で会話を楽しんだ。また再会を約して別れた。

自宅に戻り、かみさんに会食のことと頂いたメールを見せると目を丸くして驚いていた。一日記念日とズレたものの、僕と我が家にとって佳い記念となった。と、自慢げにここまで書いてきたが、実はこのベトナムニュースの読者の中には公私とも長きに渡りベトナムの真の友人として当該国の中枢に深く関与している諸先輩方が多くおいでで、それを考えると大統領の子息に会ったくらいで舞い上がってはおれないのだが、、、、(^_^;)

9月4日(火) アドベンチャーツアーに観光客を取り込め!
*冒険的な旅行は常に多くの観光客を魅了するもので、特に何かを捜し出したり自然に親しむようなものは人気が高い。ベトナムは今、このような観光をするには非常に高い可能性を秘めた行き先として脚光を浴びつつある。現在、老若男女に関わらず、より多くの観光客がスポーツ関連ツアーへ参加しており、これらの層はそれが長期間であっても参加可能な経済環境に身をおいているものが少なくない。ベトナムは観光業発展の高い可能性を持ち、世界の中の魅力的な新興観光国として期待されている。国土の4分の3が高原や山間部の高地に属し、3000キロ以上の沿岸部には多くの河が流れ、鍾乳洞、熱帯雨林と国立公園を形成しているのだ。これらのお陰で、トレッキング、登山、サイクリング、ツーリング、ラリー、ダイビング、ボートレーズ、水上スキーなどを含むスポーツアドベンチャーツアーが楽しめるのである。

斬新で、且つ美しく、荒涼とした景色の北東部、山の多い北西部、中心地域と中央高地に暮らす少数民族の無形文化遺産はべトナムで冒険旅行をするための格好のロケーションとなりうるのだ。しかし、豊かな可能性を秘めながら、このようなツアーを組める旅行会社は数えるほどしかないのが実情だ。これまでのところ、ダラット市にあるファンジパン山やランバイアン山登頂ツアーやトウアティエンフエ省のバックマ山登頂ツアー、ニャチャンやフーコック島、それにコンダオ島でのダイビングツアー、或いは山間地域でのサイクリングツアーにバイクツーリング、ハーロン湾でのカヤックなどが僅かに催行されたに過ぎない。

ベトナムにはこれら冒険旅行の高い可能性を秘めているものの、催行し定期的なツアーとして定着させることは未だに容易ではない。
アドベンチャーツアーを開発発展させるために、国家が中心となって幅広い調査を行い、これらツアーを実施し易い場所を選定し、マスタープランを創造しなければならないのだ。また、国は社会資本への投資や投資家を呼び込むための優遇措置を講じる必要がある。そして、旅行業界関係者や外国のマスコミを集めた販促用ツアーを催行し広く宣伝に努めてゆく事が肝要だろう。

(辛口寸評)
つい最近、3年ぶりくらいにメコンデルタとクチトンネルを訪れた。
どちらも随分、観光地化されていたのには大いに驚いた。以前、メコンデルタツアーと言えば、ベトナム南西部の都市ミトー市まで車で出て、メコン河を木船、河の中洲の島を訪れ、フルーツを食べて、手作りココナッツキャラメルの作業工程と見せて貰い、後は昔一時期栄えた宗教ヤシノミ教団跡を眺め、又、対岸に戻ってお終いと何とも詰まらぬものだった。ところが、今は中洲の中の各種売り場もそこそこ整備され、おまけに中洲を縦横無尽に走る水路に小舟を浮かべベトナム人船頭に導かれ、鰐や大蛇が今にも出て来そうな密林を進んでゆくのだ。それに中洲の中で、個人旅行者から100名以上の団体客が食事をする事の出来るレストランなども完備されていた。これまで食事といえば、ミトー市に戻らなければ不可能だった事を思えば大きな進歩といえよう。

ひとつ欲を云わせて貰うなら、水路に本物の鰐や大蛇を時折出して貰えると更にスリル万点になるだろう。クチトンネルはどうかというと、駐車場に到着し、チケットを買うと以前ならそのまま反対側のジャングルに入って行ったものだが、最近は地下道が作られ、そこを潜る途中でチケットのもぎりをして貰い、ジャングルに行けるようになったのだ。しかし、確かに危険な道路を横切らずにトンネル側ヘ行けるようになったのは良いのだが、その代わり、これまで10秒でそこに着けたものが、10分ほどになってしまったのはベトナムらしくて好いのだが、歩かされる客としては何とも面白くない。(万歩計常時携行の身には善い事だが。。。)まあ、とにかく不便にならず客の目線に立った観光地開発に励んで欲しいものだ。

9月5日(水) 建設現場での労災リポート
*ホーチミン市の建設現場における労働災害はこのところ警告レベルに達しており、各建設会社が労働安全規約に注意を払わなければ今後も増加する傾向にあると云い、労働者を守るためのアクションが今すぐ必要であると、ホーチミン市労働社会保障課は労働災害に関するリポートを発表した。このリポートに拠れば、今年初めから現在にかけホーチミン市で39件の労働災害が発生し、内18名が安全装置不備により命を落とし、26名が感電死を7名が高所より墜落死したという。

タンビン区の建設現場で、作業員が22メートルの高さから落ち墜落死した。彼は命綱をつけていなかったという。7月21日にはビンタン区の建設現場で同様の事故が発生し、1名が死亡し2名が重傷を負った。感電死もしばしば建設現場で引き起こされている。今から二ヶ月前、フックフウオン社に勤める作業員のグエン・ヴァン・ドックさんは、タンビン区13坊グエン・ヒエン・レ通り24A番で建築中の家の建設現場で感電死した。フックフウオン社の経営陣が安全基準を守らず、作業員のドックさんが感電事故死に至った責任を追及された。

この建設現場では以前から作業員たちはしばしば鉄板の上を横切っていたという。しかし、事故が起きた時、ワイヤーに腐食が始まり、そこへやってきたドックさんを死に至らせたのだ。ホーチミン市労働社会保障課検査官の手に拠る報告書に拠ると、現在、建設現場での事故死の4割が感電死に因るものだという。これらの感電死の主な原因は、建設現場で不完全な絶縁器材或いは不正操作された電気を作業員に強制使用を強いるからに他ならない。報告書ではまた、建設現場での電気安全性規則違反の点検が十分になされないケースが多く、作業員たちの命が危険にさらされていると付け加えている。

(辛口寸評)
ベトナムの建設現場では、伝統的に整理整頓がほとんどなされていない。普通、日本では作業効率と安全面から使用した道具や資材は必要なとき取り出し、不必要になれば元に戻しておくのだが、ベトナムでは出したら出しっぱなしなので足の踏み場がない状態に陥る。では一日の仕事が終わって纏めて後片付けをするかといえば、それもしないので、工事現場の状態は益々酷いものとなり、この様な場所で安全を確保することの方が至難の業ではないかと思うほどだ。確かに建設会社の経営陣の安全意識を高めることも重要で、規則に沿った機材の取扱や安全基準のフォローを徹底すべきだろうが、それ以前に“整理整頓”を作業員に教え込むことが何にも増して大切だと筆者は考える。

余談だが作業員の命のコストが信じられぬほど安いのがベトナムである。通常、事故で亡くなっても保障は2000米ドルから3000米ドルほどが遺族に支払われて終わってしまう。結果的に雇用者側も作業員のことをパーツのひとつくらいにしか考えず、極論を言えば2~3人欠けても補充はいくらでもあるものだから、寧ろ事故が起こされて迷惑なのは会社だと言った感覚が普通なのだ。しかも本来純然たる労働災害法を国が用意し一定の雇用者責任を問うのが一般的なのだがここベトナムではそれがお座なりでしか無いのも問題で抜本的な整備が急がれる。

9月6日(木) 困った時の緑のおじさん
*“右見て、左見て、青になったら横断歩道を渡りましょう!”は一般的にどこの国でも守られている交通マナーだが、ことベトナムではそれも役に立たないのだ。多くのバイクや自動車はそれぞれ勝手気ままに自分たちの思う方法で行き交っているため、平均的な観光客はしばしば道の真ん中で恐怖の叫び声を上げてしまうほどである。しかし、ホーチミン市はこの度、この問題の解決に乗り出した。それは緑のおじさんの登場である。彼らの使命は観光客や歩行者の安全を守ることにある。ベトナムで何か知りたいことがあれば、公共情報を教えてくれるダイヤル1080に尋ねれば事たるが、個人的に手伝いが必要な際は、ホーチミン市の緑のおじさんに頼むことにしている。特にベンタイン市場近くのいる緑のおじさんは、密を渡るのを手伝ってくれるのだ。

一体、ミステリアスな緑のおじさんってなんなんだろう?彼らは観光客の多いベンタイン市場の交差点付近や、戦争博物館、或いはレックスホテルなどにいる。彼らはホーチミン市青年奉仕団と言い、市内の観光客や歩行者の手助けをする使命を与えられている。外国人観光客のサポートも任せられている彼らは必要最低限の英語能力を持ち、簡単で単純だが重要なセンテンスMay I help you? やDo you have a map?などを話せるという。仮に観光客がどこへ行きたいのか理解すると緑のおじさんは道順を教えてくれ、必要なら道を渡るのも手を貸してくれる。

とは言え、緑のおじさんたちのも心配がある。それは月給が少ないことだ。彼らの多くは年金受給者で構成されているものの、金銭的な報酬は僅かでしかないのだ。「助けた人々は私に敬意を表してくれます。彼らの笑顔と有り難うの言葉だけが私を嬉しくさせてくれるのです。」とある緑のおじさんはいう。また、感謝の言葉だけは文化が違っても互いに解り合えるもので、人々はThank you、Merici、有り難うと言い、または手を合わせ感謝の念を贈ってくれるものです。仮にベトナムがスローガンを作るとしたら、“ベトナムは21世紀最大最高の厚いもてなしを施す国”というのが素敵かも知れませんと緑のおじさんは続けた。

人懐っこい笑顔は通りの道案内や人助けに必要は無いと言うのは緑のおじさんに始めから参加したナムさん。観光客などは土地勘が無いためそれを逆手に彼らを騙そうとする輩がホーチミン市には多い。「あるシクロ運転手は観光客に15000ドンで値段を決めたのに、下りる時になって50000ドンを要求したりする。この様な状況に遭遇すると緑のおじさんは観光客の立場に立って収束させるのですが、時折、これら悪い人々に仕返しされることもあるのです。」とナムさん。緑のおじさんの仕事にはホテル探しや飛行機のチケットの購入、最寄りの警察やATMへの案内、その他にスリから身を守る方法などを教える事、はたまた安くてうまいフォーの店の案内と多義に渡る。いずれにせよ、これら緑のおじさんの存在は、悪いイメージが付きまとうホーチミン市の交通マナーの悪さを相殺してくれ、彼らの世話になった観光客が旅の印象を好くして帰国するのに役立つものとなっている。

(辛口寸評)
この緑のおじさんがホーチミン市内に出現したのは3年くらい前に遡る。別に観光客が集まる繁華街だけでなく、市内の交通量が激しい至るところで赤い小旗を持ち交通整理を警察(公安)と共にしているが、この緑のおじさん登場以来、本職であるはずの警察官は、彼らに専ら仕事をさせ自分たちはタバコを吸って同僚警官と無駄口を叩いている光景があちこちで見られ、ただでさえ摘発で賄賂を稼ぐと評判の悪いのに警察は遊んでばかりいると市民から顰蹙を買っていたものだ。特に、ボランティアベースの仕事ながら一日6時間働いた報酬は毎月僅か2000円程度でしかなく、市民の同情を誘い、有力新聞などに投書が続き、それと共に警察も人目を気にして緑のおじさんと手分けして働くようになった経緯がある。警察はさておき、この様に一度リタイアした人の再雇用としてこの様な使い方は日本でも参考になるのでは無かろうか。尤も、2000円では話しにならないだろうが、一考の余地はあると思われる。とは言え、よくよく観察してみると、リタイヤのおじさんだけでなく結構若い青年も活躍している。

9月07日(金) ベトナム芸能界とピンクレディー
*歌手として観客を魅了するために最も大切なのは真心のこもった歌を披露することだが、今日の多くの若手歌手はセクシーな衣装に身を包み歌うことがチャームポイントを観客に訴えることだと考えており、大人たちはこの状況を嘆いているという。このような状況がトレンドとなって迎え入れられたのは今から二年前で、ホークエンとドアンチャンの有名な二人の歌手がライブ音楽ショーでセクシー衣装に身を包み歌を謡った時に遡る。匿名希望のある歌手は、ステージ上でセクシーに振る舞うこと自体、悪いとは思わないし、彼女自身、しばしばそのようにしてステージに立つが、ファンからそれが影響し変なリアクションに繋がることはないという。しかしその一方で歌手仲間や関係者などから文句を受けることもあるとのこと。

「ファンのために如何に自身を美しく見せるかを知ることが大切で、セクシーさは私が選んだセールスポイントなのです。美しく見せることが行けないのでしょうか?悪いことですか?世界中の歌手は毎日、彼女らの自慢の身体を見せているのよ。違いますか?」と彼女。ファッションデザイナーのヴィエト・フンさんは、今日の歌手はチャーミングとセクシーであることをはき違えており、セクシーな衣装さえ着れば自分たちがチャーミングになれると勘違いし、結果的に彼女たち自身が自分のイメージを落としているのに気づいていないのですと語る。また、フンさんはほとんど全ての歌手が観衆の反応も気にせず露出度を可能な限り高く顕わそうとする姿勢に憤りを感じるという。「人はそのパーソナリティーやチャームポイントを着ている衣装や彼が住む世界の文化で主張するものであるように、歌手にとって何を着てどのように自分たちを見せるのかは彼らの名誉に掛かる重要なポイントなのだ。」とフンさんはいう。

歌番組“モーニングスター”の新人歌手フォン・リンさんは、歌手は自分たちを大勢の観客の前で美しく見せるためのノウハウを所持していることが大切で、チャーミングに見せることに因って観客を喜ばせるべきで、お色気でそうするべきではないと語る。とは言えほんの僅かなお色気を的確に醸し出すことで観客はリンさんの隠れた魅力を見出させる素養は知っておいて損にならないという。「しかし、歌手がお色気だけを先行させれば魅力は長続きせず、観客も喜ばずただの露出趣味の歌手として烙印を押され最後には飽きられてしまうのです。」とリンさん。

歌謡ショウーのプロモーター ホアン・タイ・フエンさんは、「時折、歌手がセクシーなコスチュームとミニスカートを履いて音楽ショー、或いは国家行事のような特別なセレモニーなどでも登場しますが、私には彼女らの感覚について行けません。私は歳をとりすぎたせいでしょうか、やはり落ち着いた衣装を纏い歌の実力と正確で勝負して欲しいと思うのです。何故なら、彼女らは公共の目に触れる存在であり、お色気では頂けません。」と語る。加えて、有名な彼女たちの行動様式はこの頃では若者に多大な影響を与えるようになり社会悪に変化することも見逃せません。

誰もが歌手の命が彼女らの魅力と美しさに依存するということを知っており、彼女らはファンの目に因りより美しさが磨かれるものです。
しかし、セクシーな衣装の着用が魅力を示す唯一の方法と美しさでは無いことを今一度立ち止まり考えるのが必要だろう。

(辛口寸評)
ピンクレディーが「ペッパー警部」を引き下げ初めて我が家のお茶の間に現れた時、親父はのんでいたお茶を吐き出し、お袋はばつが悪そうに慌てふためいてちゃぶ台の上の食べ終わった茶碗や皿をかき集め流しにいそいそと運んでいった。僕と弟は、ぽかんと口を開け目を輝かせて食い入るようにミーちゃんとケイちゃんの姿を画面の向こうに追っていた。衝撃的だった。それまでの日本歌謡界アイドル部門を根底から変える出来事だったと思う。お色気満点の水着のような衣装に、二人の健康的なナイスバディーは、ビートたけしで無くても思わず股を開いて“コマネチ!”としたくなるほど強烈で鮮烈な存在だった。デビュー当時の彼女たちを私の親の世代である大人たちは子供に目に触れさせたくなかったようだが、しかし彼女たちには強烈な個性を表す武器がもう一つあった。そうあの踊りのような振り付けだ。「瞬く間に女児の間で、ピンク・レディーの振り付けの真似が大流行し、完璧に踊れるのが当たり前と言われた。

ちなみに「探偵!ナイトスクープ」2001年2月9日放送分の「30代の女性は皆ピンク・レディーの振り付けを踊れる?」の調査でも、街頭インタビューを行った一般の女性達が次々と完璧に「UFO」「サウスポー」などを踊りこなし、当時の人気振りを偲ばせた。」とウィキペディアにも書いてある。事実、これを裏付けるように筆者の友人で現在は在日某国領事館に勤務する、ある美しい女性商務官は、酒が入りカラオケとなると往年のピンクレディーヒットナンバーを完璧な振り付けで再生するほどである。恐らく当時、彼女は5歳くらいだっただろうが三つ子の魂百までというように恐ろしいものである。余計な話だが彼女が歌うマドンナのライスラボニータも仲間内では定評が高い。セクシーさプラスアルファーをベトナムの芸能界でもピンクレディーを参考に採り入れてみては如何だろう?

前出のウィキペディアに因れば、人気ロックグループサザンオールスターズのデビュー曲『勝手にシンドバッド』は、沢田研二の『勝手にしやがれ』とピンク・レディーの『渚のシンドバッド』のふたつの曲のもじりであるという。(それ以前に『8時だヨ!全員集合』で志村けんが「勝手にシンドバッド」というギャグを披露しており、サザンは志村をパクったとも言える)。両曲とも1977年の大ヒット曲であり、この時期のピンク・レディー人気がいかに巨大な存在だったかを物語っている。
『渚のシンドバッド』は歌詞に「セクシー」という言葉が登場するが、これは日本のメジャーな歌謡史上で初めて使用された例だとされている。それでいて歌全体に淫靡なムードが漂わない辺りが、ピンク・レディーという存在の独特な個性だったと言えるだろう。

9月8日(土) 第三の航空会社が嵐を呼ぶか?
*マレーシア籍の格安航空会社エアーアジアがベトナムで新たな航空会社設立計画を今週、木曜日に発表した。エアーアジアはベトナム国営造船会社のヴィナシン社と組みこの地域での第三番目の航空会社立ち上げを画策しているとAP通信はエアーアジア執行役員トニー・フェルナンデス氏の談話を引用した。東南アジア随一の機材サイズを誇るエアーアジアが30%、ヴィナシン社は70%の資本参加をするとフェルナンデス氏。

ヴィナエアーアジアと名付けられる予定の新しい航空会社は、今後2年のうちに9機の機材を発注、そして納品に漕ぎ着けるという。
タイとインドネシアに提携機材を持つエアーアジアはこの地域にもう2つの提携機材を持つことになると彼は語ったが、詳細は伏せたままだった。ヴィナシン社はベトナム一の造船会社で、造船以外の金融投資・輸送サービス産業にも事業拡大を進めている。

(辛口寸評)
第三の航空会社がいつ就航可能なのか記事からは掴めなかったが、9機の機材投入後は間違いなく、早ければ3年~4年のうちには商業利用が始まるかも知れない。はっきり言って、外国人ばかりかベトナム人からも評判の悪いベトナム航空は、一頃の日航のように“親方星印”が消えず、経営陣ばかりか空港の地上勤、エアホステスまで生意気で、客を客とも思わず、飛行機が遅れても一言の謝罪もなく説明もないと来ている。余りにも不愉快な航空会社なので出来れば使いたくないと考える人も大勢いることと思う。補助金体質のくせに横柄で横着なベトナム航空をいつまでものさばらせておいてはいけない。早急に競争原理を導入しないことにはベトナム航空の未来はなかろう。この点において今回の記事は未確定なるも将来のベトナムの航空機利用者に一筋の光明を照らす歓迎すべきニュースである。

以上

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2007/09/07

サブプライム焦げ付きを前に、「木を見て森を見ず」、真に米国らしい話です!

米国は、何事も最先端だ!その点は大いに認めるし、高い評価を与えたい。
下らないビジネスモデルも、最先端金融モデルも、バカな話も、世界の最先端だ!

とりわけ米国の金融は、世界の最先端だと言い切って過言ではない。
まったく以て素晴らしい!次から次へと発明される、ほとんど詐欺まがいの金融商品をよく考えつくモノだと、いつもながら感心させられ、呆気にとられの連続だった。

しかし、大した金も持たない貧乏人の「コラコラコラム」の主宰者は、ただただ、指をくわえて眺めるしかないし、外野からヤジを飛ばす程度で溜飲を下げていた。<情けないね>
圧倒的な国際金融市場で、目くそ鼻くそ程度の資金では太刀打ちできないもで、指をくわえて眺めるしかないわけだ。アッタリマエだろうぉ!って、指弾されそうだが。

「サブプライムローン」って最初に耳にしたのは、いつ頃だったかなぁ?
知人の証券会社役員から聞かされた(説明を受けた)記憶が最初だった。しかし、イマイチ飲み込めなかった。件の知人は、よく理解しているようだった。
(だから、この問題が国際的な金融危機の引き金になりそうだとの噂が世界を駆け抜け始めた頃、改めて丁寧にレクチャーを受けた)
それで、これは実に巧みな組み立てだと、改めて感心させられた。米国で金融商品を開発する人の発想というか構想力というか、それにはいつも驚かされる。
その際の、印象は「それって、一歩間違えば、詐欺にあたるんじゃないの?」って、当に素人の質問をした。
知人は、そうならないために、幾重にも安全ネットが組まれている(いわば保険の再保険みたいなものだ)という。確かになぁ~!

しかし、その対象とする様々なサブプライムの安全性や安全度は、どのように評価するの?
という素朴な質問をした。

すると、知人は、そのために「格付機関」があるじゃないか、って指摘した。

ナルホドなぁ~!そういうことか!
しかしだよ、その格付機関の評価能力(技術)が問われるけど、それは大丈夫なのか?
と、またバカな質問をした。

なぜなら、「エンロン」の破綻で、米国内の格付機関の能力(技術)に、国際社会は疑問を投げかけた記憶があるからだ。エンロンの破綻は、国際金融市場へ少なからず影響を与えた。ご記憶もおありの事だろうけれど。

知人は、
そんなこと言い始めたらキリがないよ!と言い、
こちらもそれ以上、話に踏み込むことを遠慮した。なぜって、噛み合わないからだ。

日本の金融も同じだけれど、何よりも書類主義だ。
書類の要件が整っていれば、それでよいのである。
要件を整える事ができなければ、アウトである。実に分かりやすい!

しかし、対象となる案件が消費市場に直結するなら、経営環境って、チョッとした事で激変するから、情報の扱いや判断にはいつも苦慮させられる。

なのに、サブプライムローンが対象とするマーケットは、市場環境や(労働)経営環境の変化があれば直撃を受ける可能性を否定できない。
サブプライムローンが対象とする相手は、コンクリートされたり鉄板状態の案件ではないわけで、何よりも、薄氷の上を進むようなモノではないか?
よく、そんな金融商品を考え出すなぁ~?というのが、正直、いまも理解できない。

日本に戻せば、既に破綻して久しい住専がサラ金というか街金を兼ねているようなもので、住宅という担保を抱えているから、取りっぱぐれても、ブツは残るから、それをネタに別の人物にあてがい新しいローンを組ませるなんて手法で、動かしているわけだ。
何ともアコギであくどいビジネスだ。しかし、それは米国で個人住宅が欲しいという欲望が果てしなく続くことが前提だ。
そう簡単に、幸運のシナリオが続くとは考えられない。

スレスレのサブプライムローンもあるだろう、それをどういうように評価し格付けするのか、格付機関の格付け担当者は対象の「経営」はもちろん「現場」を見るのか、見て判断するのか?
大枠において、米国は、理論で解決する。現場を見るかも知れないが、それは大きな要素ではない。何よりも書類が整えられているか否かが重要なのである。その書類に記載された数値やデータが希望的観測であってもなくても、現場を精査し見通しを考慮しなければならないが、記載された数値やデータが一人歩きするわけだ。
こんな危険な「格付機関」の能力で、「あぁだ、こうだ」と評価されても、どこまで信用できるのか?というのが常に沸き上がる疑問(愚問)である。

米国議会の議員も、エラそうな口を利いてみても、コラコラコラムの主宰者の発想と余り変わらないのだということを、朝日の報道で改めて理解した。

米国って、やっぱり、タケチン・ヘェクセェゾォーみたいな生まれつきの詐欺師みたいな野郎が、舌足らずの早口で、自己陶酔しながら、自分が発明した「金融商品」を嘘飾しつづけ喋り続け、嘘がばれないうちに、聴取者へまるで催眠にかけるように販売し続けるのだろうなぁ。
それで、聞いた方は、あるいは買わされた方は、実際のところ何も分からないくせに、知ったかぶりを決め込み、次の欲張りへ売り抜けるのだろうねぇ~。
金融商品として、こんなことを繰り返している間に、最初に資金を投じた輩は、必要な利益を上げて売り逃げてしまうわけだろう。
やがて、ホルダーが現れ保ち続けるのだろう。しかし、ホルダーは実態が分からないままだろうから、形式だけで判断する「格付機関」の情報に頼るわけだ。

しかし、今回はフランスの金融機関が「ダメ!話にならない!放棄した方が損失が少ない」と(詐欺的)事実を見破ったことで、深刻な危機に陥ったってわけだ。

そこで、米国議会としては、自らの良識を示しておきたいと、自分に都合のよい格好だけを考え、とりあえず「格付機関」の能力(技術)を批判する愚挙に出たわけだ。
まるでコミックみたいな話だ。バカバカしいったらありゃあしない。

まさに「木を見て、森を見ず」、米国ならではの話(議論)だなぁと、改めて考えた。
やはり金融商品については、何が何でも基本的には「自己責任」だろう!

引用開始→ 格付け会社「大間違い」 サブプライム問題で米議会  (asahi.com)
2007年09月06日20時48分

サブプライムローン問題を巡り、米議会は5日、格付け会社の監督強化などに向けた審議を始めた。格付け会社は会計不祥事の「エンロン事件」でも機能不全を指摘され、監督強化策として証券取引委員会(SEC)による登録制が始まったばかり。議員の間には「今回も(格付け判断は)大間違いだった」との批判が出ている。

下院金融サービス委員会が5日開いた公聴会では、議員から「格付け会社の役割を追及したい。『欠陥のある金融商品の開発に貢献した』との批判も出ているからだ」、「格付け会社の信頼が落ちているのは当然。高格付けだった(サブプライム関連)の債務の多くが不履行になりかねない」などの声が上がった。

米財務省など金融当局者も、「損失が表面化し始めた今夏になってから、高格付けの債務担保証券(CDO)も含め格下げが本格的になった」と、格付け会社の対応の遅さを疑問視する。

SECなどは格付け会社の機能を再点検中で、来年初めにも財務省は危機の再発を防ぐ規制見直し案などを打ち出す方針だが、その前に議会による監督強化法案が提案されそうだ。(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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2007/09/06

JITCOはイヤらしいねぇ!末端官僚機構で巣喰うバカ丸出しの無責任ぶりを発揮!

官僚の特徴は、
①仕事をしない(表面上は懸命のフリを装う)
②責任転嫁へ巧妙な言い訳をする
③非難する相手を掬う方法と機会を狙う   
に集約される。
ほぼ間違っていない(もっとあるけど、上位3つに止めておく)

末端官僚機構の大半は、これらの腐りきったバカ丸出しの木っ端役人が占めている。
つまり、日柄一日、何もしないで遊んでいるわけだ。まったく、何もしないで遊んでいるのではなく、仕事をしているフリをして過ごしているわけだ。

例えば、9時に業務に取りかかるフリで、書類に目を通すようにみせかけ、ジッと書類を眺め、記入された「文字」の誤字脱字を探してみたり、句読点の打ち間違いを探してみたり、助詞の誤使用を見出しては、その書類を宙づりにすることを楽しむのだ。
まかり間違って、書類に訂正箇所がなく、承認押印だけを求められるモノなら、午前中全体をかけて押印し、午後まで渡さないのが主義だと聞いた。

会議があるとすれば、自席を離れることができるから、1時間でも大歓迎、10分で終わる話は世間話や噂話を繰り広げ90分かける。で、なければ時間を潰せないから。

午後も似たような状態だ。そのような状態で夕方まで過ごすわけだ。
どこかの誰かが、何かクレームをつけるとか、持ち込むことがあれば、部門を上げて組織を上げて反論する、ネチネチと、言い訳し、攻撃してくる相手の出方を窺い、徹底的に反撃できる機会を狙う。
挙げ句、これで、クレーム者が尻尾を巻いて帰路に就いたとすれば、大勝利の歓声が沸き上がり、もう、夕刻以降は貯めた裏金で「乾杯!乾杯!」の宴が開かれるということらしい。

この組織の典型的な代表チャンプが、社会保険庁であり、社会保険庁の末端組織だろう!

さてさて、JITCOである。
ここは、直接的に、国民一人ひとりを相手にしているわけではない。
主として、相手にしている国民とは、「外国人技能研修・実習生」を受け入れている、中小零細の事業者で、その大半が潰れかかったオヤジが率いる小規模会社だ。
だから、多少の事(裁量行政)を加えても、別に文句を言うような相手ではない。
仮に、何か言ってきたら、いろいろやり返す手はある。

だから、JITCOは仕事をしているフリだけしておけばよいのである。
厚生労働省から出向させられた、デキの悪い(末端官僚)職員を主体にした集合体である。
先にも記したように、「外国人労働力」としての「外国人技能研修・実習生」は、現行では最大3年しか滞在しないのだし、細かな日本の法制度を理解している者は誰一人いないから、テキトーに対処したフリをしておけばよいのだ。

第一、潰れかかった中小零細事業者のオヤジに、正面から「法律制度を守れ」って言ったところで、守るような輩は誰一人としていない。だからテキトーにヤルしかない。

JITCOは、おそらくこのように考えているのだろう。

本来の任務を忘れ腐りきった木っ端役人なんて、この程度の思考方法しか持ち合わせていない。バカバカしい話だし、実にお寒い話だ。

今日、引用する記事で、特徴的な点は「強制権がないので」に集約されている。
これこそが、問題意識もなく無責任を貫き通すための寝言の言い訳に過ぎない。
「強制権」を持つよう、持てるよう、法改正を起案すべきではないのか?
このように問うと、「私たちには、そこまで期待されているワケではありませんので」と、またぞろ寝言の言い訳を繰り広げるワケだ。

JITCOは「外国人技能研修・実習生」制度を創出するにあたり、国がとりあえず実務(?)を担当する外郭機構として、形だけ整えたに過ぎないから、実際に仕事のできる人材を送り込むワケがない。
従って、JITCOの職員の大半は、まさしく官僚の特徴を備えた、
①仕事をしない(表面上は懸命のフリを装う)
②責任転嫁へ巧妙な言い訳をする
③非難する相手を掬う方法と機会を狙う
で満たされていると考えて、ほぼ間違っていない。

だから、毎日毎日、寝言の言い訳を繰り出し繰り広げるワケである。
なぜ?それが、それこそが彼らの仕事だからである。
その際、自らの業務についてのミッション(使命)なんて、何もないし、何も考えないからだ!
こんなバカどもに、国民の税金をジャブジャブ使っているのである。

「外国人技能研修・実習生」制度を悪用した、「労働搾取」「人権侵害」は、国際社会から注目されている。強い関心を持たれている。とりわけ「労働・人権」を扱うNGOでは問題視している。
隣国の韓国は、「外国人技能研修・実習生」制度を抜本的に改正し、基本的には通常の労働力として規定したと聞いている。
従って、韓国では日本で繰り返される問題は基本的にクリアーしたようだ。

ミンチトォは鶏ガラ・ポッポ屋の弟(ポッポ・ブロイラー)が大臣に就任し、「単純労働力としての外国人の存在を認めない」なら、それはそれでよい。「外国人技能研修・実習生」制度を残せばよいが、国際社会から「労働搾取」「人権侵害」の強い疑いをかけられている制度の抜本的改革を行うべきだ。
その基本は、何よりも「賃金制度」の全面改革だろうと考えるが。

経団連は、「外国人技能研修・実習生」の賃金制度を改革することに立ちはだかる。「絶対反対」だという。これは流通事業者の会員が反対するからだという。
それが正しいのなら、「日本の流通事業者は『外国人労働力』の汗を自らの利益にしている」ことになる。日本の流通事業者が劣悪で低賃金の「外国人労働力」を推進している第一原因者ということになる。そして「一円でも安く」と主張する消費者、つまり皆さん、より細かく言えばアナタが、流通事業者をけしかけ「外国人労働力」の汗を吸い続けているというワケになる。もちろん、末端消費者であるアナタは、そんなことを考えたこともないだろう。実は、アナタも加担しているわけですよぉ!
まさに、現実は、そのような話なのである。

このテーマを一貫して追い続けているのは、讀賣の社会部である。
経団連の広報紙である日経が追いかけるわけがない。
朝日も、これまで放置していたが、にわかに「労働搾取」「人権侵害」と国際社会からのクレームが目立つようになったことを受け、調査報道へ舵を切った。以前もそうだったが、取材が甘いというか問題の本質を掴み切れていない弱みがあり、調査報道というわりには深い報道になっていないが、朝日も乗り出した事を評価し、引用紹介しておこう。

引用開始→ 外国人実習、違反7397件 氷山の一角   (asahi.com)
2007年09月06日06時37分

過酷な労働環境が問題になっている外国人の技能実習制度で、制度を運営する財団法人「国際研修協力機構」(JITCO、本部・東京)が受け入れ先企業への巡回指導で把握した06年度の違法行為の延べ件数が、前年度より24%増の7397件に上っていることがわかった。ただし、巡回指導は事前に相手企業に連絡され、調査項目もほぼ同じで、企業が違法行為を隠蔽(いんぺい)する事例も少なくない。明るみに出た違反は「氷山の一角」との声が上がっている。

●トップは健診未実施

JITCOは、労働基準法などが適用される技能実習生の受け入れ先企業を毎年定期的に巡回指導している。違法行為が相次いで発覚したため、06年度は指導件数を前年度の1.3倍の6206事業所に増やした。

違反が最も多かった項目は、労働安全衛生法違反にあたる雇い入れ時の健康診断の未実施で、指導した事業所の28.2%の1749件。厚生年金保険の未加入が1103件(17.8%)、健康保険未加入が1099件(17.7%)だった。

労基法違反は、適切な労使協定なしの残業が754件(12.1%)、労使協定なしの賃金天引きが565件(9.1%)。賃金台帳の未整備は43件(0.7%)、残業代の不適切な支払いは61件(1.0%)、最低賃金法違反は24件(0.4%)にすぎなかった。

●賃金の違反は隠す

この結果について「(安い労働力として使うのが目的なので)賃金関係は問題が発覚しないよう入念に対策を講じている」と明かす関係者は少なくない。

東海地方にある衣類加工の有限会社の場合。昨年、JITCOの男性職員が訪れ、中国人実習生3人の賃金台帳や実習日報を点検。実習生の一人に「賃金は現金でもらうか、振り込みか」などと日本語で尋ねた。調査は20分ほどで終わった。

経営者は言う。「以前の巡回はよそで働いていないかを確かめる程度だった。今回は実習生の面接もあり緊張したが、突っ込んだ質問はなく台帳類もぱっと見た程度。何もばれなかった」

台帳では、月額基本給約12万円、残業代約1万円、寮費・光熱費の天引き2万5000円など。だが実際は基本給5万円、残業代が1時間三百数十円。寮費や光熱費は取っていないが、最低賃金を大きく下回る。日報も「検品作業」「ファスナーの付け方」などの実習項目が並ぶが、本当はひたすらアイロンがけだ。

多くの中小零細企業は協同組合などを通して実習生を受け入れている。この衣類加工会社には、数週間前に組合から「調査がある」と連絡があり、日報と台帳を違反がないようにつけるよう指示された。経営者の妻が数カ月分を記入した。

●受け答え事前練習

賃金の受け取り方も、実習生は「現金」と答えたが本当は現金は一部。残りは会社が実習生名義の口座に預金し、通帳も保管している。実習生には組合の通訳が模範回答を覚えさせたという。

別の受け入れ組合の担当者は「うちも現金払いと答えさせる。正直に振り込みと答えて『控えを見せて』と言われると、実際の賃金がばれてしまう」と打ち明ける。

この担当者らによると、巡回指導では同じような質問があるので、やはり実習生に練習させる。年金や健康保険の未加入は「正直に答えても『これから入ります』と言えば強くは指導されなかった」という。

JITCOは「強制的に立ち入り検査をする権限はなく、相手の協力なしに指導はできない。意図的に不正行為を隠されたら、見破ることは難しい」としている。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

日本の政府は、いろいろ発展途上国を支援していると綺麗事を並べ立てるが、「外国人技能研修・実習生」制度も、最初は途上国支援の一つだった。しかし、現在は、日本が途上国からの「低賃金労働力」を調達し酷使する制度にすり替えてしまっているじゃないか。

いかにも聞こえがよい制度上の建前と名称だけが、そのまま残り、実態は「労働力派遣」であり、しかも「低賃金による労働酷使」にすり替わっている。この事実に目を瞑り知らぬ顔で押し通すことはできない。ミンチトォの鶏ガラポッポ屋弟(ポッポ・ブロイラー)は、大金持ちのオボッチャマだから、汗くさい話はどうでもよいし、何よりも自らが依って立つ基盤を崩されるのは嫌なのだ。だから、強権を以て体制維持に当たる思考の持ち主でもある。従って、貧乏な国の民は、大金持ちの国で働き、一定の所得配分にありつきたいなら、「辛抱したらどうじゃ!」という考えのようだ。

「発展途上国の人達は、いつまでたっても、先進工業国では一人前の市民として扱われないのか?」、「虫けらのように、扱われても、クレームを主張することは許されないのか?」、それは現在の国際社会の底流を形成する思考とは相容れないのではないのか。

日本と日本人は、真剣に、向かい合い考えるべきである。

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2007/09/05

社会保険庁は国営の「ドロボォー」と「サギ集団」の巣窟か!

ガンバレ!マスゾエ!希望の星だ!闘う厚生労働大臣マスゾエに強い支持を!

これまで何度も厚生労働大臣をしてきた人は、全員、頭を丸めて土下座して国民に謝罪せよ!
何でもかんでもブッ潰すのが好きで得意だった、コイズミ・ドンイチロォなんざぁ、自らが厚生労働大臣を務めた時期を反省し、一番始めに土下座しろ!

イッカンナォットォもガラガラ声でエラそうに言う前に、お得意の土下座をして、国民に詫びよ!それがミンチトォの代表代行としての姿勢だろう!?

その前に、以下↓の人事、厚生労働省は、どう説明するのかな?
正当で合理的な説明ができますか?

引用開始→ 前厚労次官・社保庁長官、厚労省顧問に (讀賣On Line)

厚生労働省は3日、辻哲夫前事務次官と社会保険庁の村瀬清司前長官に、同省顧問とする辞令を交付した。

村瀬氏は社保庁の最高顧問にも就任した。
発令は9月1日。
(2007年9月4日9時4分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.   ←引用終わり

ミンチトォ、ダミントォ、ギョウサントォはもちろん、ジブントォ、サヨカトォの皆さん、これって、諒解できる事項ですか?
誰がどう責任をとったって、説明できるのですか?理解できませんね?

現在の、行政の仕組みだったら、大臣は拒否できない仕組みだから、いわば「(悪徳)官僚のやりたい放題」なんだよね!?
どうして、マスゴミ各社は叩かないのかな?マスゴミも口先と建前で言ってるだけか?

国民の怒りって、もちろん、無能なジブントォに向けられているよ!
でもね、それは同時に、いま勝ち誇っているミンチトォにも向いてんだよぉ!
国民の怒りはね、「(上位から下位まで)悪徳官僚のやりたい放題、私腹肥やし放題を正せない」その姿勢に怒りがあるんだよ!
もっと言えば「政治家が、官僚にすり寄り、ゴマをすり、オノレの選挙区へ持ち帰る、実にちっぽけな予算(無駄遣い)の連鎖」に怒りを爆発させているんだよ!

ワタナベ行政改革担当大臣の指示に対し、平然と抵抗してバカにする!
その抵抗姿勢は、国民をナメた、ナメ切った姿勢としかいえない!糾弾だぁ~!
ナンダ!その態度は!悪徳官僚の防護壁だったオカヤマベンのガタガタヤマのトラ公は落選したんだよ!

ジブントォもミンチトォも、これから生きる途はね、悪徳官僚の体制をぶった切る事だ!多少の行政停滞は構わない!マスゴミ報道もそうだよ!分かってるのかねぇ~?
行政組織を根本的に改めるには、現在の「ホンゴウバッアカモン」人脈を頂点に仕組まれた人を人と見ない悪徳官僚体制をブッ潰す事だ!
ドンイチロォは、正真正銘の大バカだから、ブッ潰す所を間違えたわけで、ジブンのジブントォをブッ潰して、本当にブッ潰すべきは「ホンゴウバッアカモン」人脈を頂点に仕組んだ人を人と見ない悪徳官僚体制をブッ潰す事をしなかった!できなかった、手も付けなかった!だから能無しの大バカってぇことになる。

この国を拠り所にする日本人が、本当に幸せを願い、多少なりとも将来への希望を夢見るなら、マスゾエとワタナベに強く熱い支持を寄せるべきだ。
無表情のアベカワモチが組織した17人の閣僚で、悪徳官僚と闘っても、と考えているのは、閣内ではこの二人しかいないんだよ。実際のところ、情けない話じゃないかぁ!

引用開始→ 11府省、独立行政法人廃止でゼロ回答…行革相が再考要請  (讀賣On Line)

独立行政法人(独法)を所管する政府の11府省が、行政改革推進本部に提出した整理合理化計画案で、新たに廃止する法人を一つも示していないことが3日、明らかになった。

各府省の権益に直結し、OBの有力な再就職先となっている独法の縮小に対し、官僚が強い抵抗を示した形だ。渡辺行政改革相は各府省に対し、「ゼロ回答」の再考を求める考えだ。

計画案では、101ある独法のうち、すでに廃止方針が決まっている緑資源機構などを除き、新たに廃止する法人も、全体を民営化する法人も示されなかった。

税関業務のコンピューターシステムを運営する通関情報処理センター(財務省所管)について、「組織の在り方を検討する」と民営化の可能性に触れたが、明記はされなかった。

統計センター(総務省所管)、国立病院機構(厚生労働省所管)については、役職員の身分を非公務員化する方針が記された。

一部の事務・事業を廃止、民営化する法人としては、〈1〉「健康管理センター」を廃止する国立印刷局(財務省所管)〈2〉波浪等観測事業を廃止する防災科学技術研究所(文部科学省所管)〈3〉地方事務所を統廃合する農畜産業振興機構(農水省所管)〈4〉ビジネス日本語能力テスト事業を民営化する日本貿易振興機構(経済産業省所管)――などが挙がった。

政府は8月10日、「事務・事業の徹底的な縮減」「運営の効率化」「自主性・自律性の確保」の観点から独法を見直すことを定めた「独立行政法人整理合理化計画の基本方針」を閣議決定した。この中で「真に不可欠な事務・事業以外は廃止する」ことを掲げ、「廃止が国民生活・社会経済に著しい悪影響を及ぼすか」など、4項目の判断基準を示した。

これを踏まえ、各府省は31日、所管する独法の見直し計画案を推進本部に提出していた。

政府は12月末に整理合理化計画を決定する予定だが、「廃止・民営化や財政支出の大幅な削減という目に見える成果を生み出す」とした基本方針の徹底を目指す行革相と、官僚との綱引きがぎりぎりまで続きそうだ。
(2007年9月4日19時8分  読売新聞)
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ガンバレ、ワタナベ!ファイト!ヨシミ!  上↑のテーマは、与野党の支持の別なく、明日の日本のためにワタナベ大臣へ強く熱い支持を!

さてさて、我らがマスゾエ大臣の刑事事件化へのコンセプト↓(普通の感覚)を理解し支持するために!2連発だぁ!!

引用開始→ 年金保険料着服 刑事告発を  (NHK On Line)

この問題は、社会保険庁が全国の市区町村に調査を依頼し回答があったものを取りまとめた結果、3日、明らかになったものです。それによりますと、昭和36年度から平成13年度まで、国民年金の保険料の収納業務を委託されていた市町村の職員などが保険料を着服した事案は、全国23の都道府県で49件、金額にして2億77万円余りに上っています。49件の事案のうち、12件はこれまでまったく公表されていなかった事案であることが今回明らかになりましたが、社会保険庁が依頼した調査項目には、着服した職員を処分したかどうかや、処分の内容などが含まれていないため、49件の事案でどのような処分が行われたのかはわかっていません。これについて、舛添厚生労働大臣は閣議後の記者会見で、「許されることではない。どういう職員がどういう着服をし、どう処分されたのか。こうした事案がきちんと公表されているのか、さらに調べたい」と述べました。そのうえで、舛添大臣は「国民の金を盗んでいた人間が、ぬけぬけと役場で仕事をしていていいのかと思う。厳正なる法の処分に従うということがないと、内部処分だけだと甘くなる。近く増田総務大臣と会って、市区町村長に対し、刑事告発を行うよう申し入れたい」と述べ、今週中にも増田総務大臣と会って、全国の市区町村の実態調査をあらためて行うとともに、保険料を着服した職員を刑事告発するよう、問題のあった自治体に促していくことを求めたいという考えを示しました。一方、3日、あわせて発表された社会保険庁の職員による保険料や年金給付金の横領は、昭和37年度から昨年度までに50件、被害総額はおよそ1億4200万円となっています。50件の事案のうち44件では処分が行われ、41人が免職、3人が停職となっていますが、残る6件では職員が退職したり死亡したりしていて、処分は行われていません。また、50件のうち27件は刑事告発が、1件は捜査機関に情報提供が行われて、これまでに11件が有罪となり、現在、3件で捜査が行われているということです。50件のうち、社会保険庁などがみずから公表した事案は24件でした。これについて、舛添大臣は記者会見で、「平成10年度ごろまでは、処分や刑事告発などを行っても公表していなかった。社会保険庁の感覚はズレており、立て直さないといけない。これまで刑事告発していない分について、今からでもできないか検討したい」と述べました。
9月4日 18時52分
(NHK On Line NEWS) ←引用終わり

引用開始→ 「きちんと牢屋に入ってもらう」 年金横領で舛添厚労相  (asahi.com)
2007年09月05日00時10分

「横領したような連中はきちんと牢屋(ろうや)に入ってもらいます。今からでも刑事告発してやろうかと思って」。社会保険庁や市区町村の職員が過去に年金保険料や給付などを計3億4000万円着服していた問題で、舛添厚生労働相は4日の閣議後の記者会見で怒りをぶちまけた。横領職員らの処分状況調査の徹底も指示した。

社保庁職員による横領が判明したのは50件、1億4000万円あまりに達したが、刑事告発したのは27件にとどまる。舛添氏によると、処分の公表を始めた98年以降の20件はすべて刑事告発したが、それ以前は十分な資料も残っていないという。「ひどい話。めちゃくちゃなんです。私がそのとき大臣だったら、もっと厳しく処分していただろう」と述べ、97年以前の処分状況の調査を指示した。

怒りの矛先は、社保庁を上回る2億円の横領が明らかになった市区町村にも。市区町村職員の処分や刑事告発の実態は分かっていない。舛添氏は「いい加減にしか処分していないなら、話にならない。泥棒したやつがぬけぬけと役場で仕事をしていていいんですか」と話し、増田総務相と6日会談し、首長に刑事告発を促すよう要請する。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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2007/09/04

米国、ブッシュは、イラク戦争のイメージ造りと演出にサルにもすがる思い!?

ガセネタでなければ、ひょっとすると、これは、お笑いネタではないか?

しかし、笑ってはイケナイ。ご当人は真剣勝負なのだから!
退くに退けない、進むことは、もうできない。
その上、時間がない!

ヒールになっても、ヒーローになれない!

八面六臂の大活躍は、いまや四面楚歌で壁の中だ!

米国の歴史の中でも、世界史の中でも、アクトォの大統領として末永く記憶されるだろう!
こんなハズじゃなかった。少なくとも、2001年の秋は人気絶頂だった!米国民の殆どがそして誰もが「ブッシュ!ブッシュ!」とコールした。
いまになって冷静に考えたら、それは「プッシュ!プッシュ!」だったかも知れない。
多くの米国市民は「USA!USA!」と叫んだ。
ひょっとして、それは「USO!USO!」だったかも知れない、幻聴だったのだろうか?
でも、自分は「アメリカ合衆国大統領だ」確かに聞こえたのは「USA!USA!」だった。決して「ウソ!ウソ!」ではなかった。

今となっては、もう遅いが、コリン・パウエルの話をよく聞き、彼の意見を取り入れるべきだった。なんで、こうなってしまったのか?

ハラモヘルゾォーって、騒ぎ立てるラムズフェルドが、勝手にドンドン戦争を拡大したからだろうか?あいつはウソの固まりだった。しかし、ダチ公だから「何も言えなかった」。

パウエルの後釜は、メンドリーザライスだ。このメンドリは、一生懸命支えてくれているけど、もう一つハッキリしない。ハッキリしているのは、計算高く「ズルイオンナ」という点だけだ。
なにせ、オイラは「計算が大の苦手」だから、ついつい頼ってしまうんだねぇ~。

イラクは、もうどうしようもない事になっちまったなぁ。

あと、一年でナンとかなるかな? ナントも、なんねぇだろぉなぁ~!

と様々な思い悩みを抱え、米国での公式スケジュールを誤魔化して、
「電撃的」とは嘘偽りで、イラクのテロ勢力に漏れないように、秘密のベールに包みこみ、サル・ブッシュはワシントンから7時間「エアフォースワン」は飛び続け、バクダッドへ降り立ったってわけだ。
勝手な事をさせないように、メンドリーザライスも連れて行った。

このメンドリは、自分の発言方法を修正し、例えば「北朝鮮」との交渉を「成功」と言い放つ、とんでもないメンドリだ!
「北朝鮮」との交渉など、何も変わっていないどころか「後退」しているにも関わらず、形式だけが整えば、それでよいってワケだ。テメーの都合しか考えないズルメンドリってワケだ。
サルブッシュと良い勝負だなぁ~!ドンイチロォは、サルブッシュとお友達だった。サルブッシュはアベカワモチとはドンイチロォほど巧く噛み合わないからイライラしている。
そんな状況で、オーストラリアでAPECだ!
ちょっぴり遠回りになるが、出発時間を早めて「バクダッド」へ降り立つ事にしよう。
自分の目で確かめ、米国内向けのパフォーマンスにしよう!何たって、演出の時代だから。

そういえば、イラク戦争を始めた頃のクリスマスに、ハラガヘル、ハラガヘルと煩かったラムズフェルドを従え、バグダッドの基地へメンドリじゃなくって「七面鳥」を届けに行ったなぁ~!

なんて思い描きながら!?サルブッシュはバクダッドへ降り立ったわけだ。
これは、もうフセインの呪いかも知れない。

むかし、むかし、世界的に有名な「バクダッドの盗賊」の童話(物語)がありました。
いま、バクダッドへ押し入っているのは、誰でしょう?誰もが知ってる、その名は、「サルブッシュと、その手下ども」って、今度は、未来に向け、世界的に有名な「その後の、バグダッドの盗賊」って物語(童話)へ書き残されるのでしょうね。

いやはや、暑い中、ご苦労様ですなぁ~!心中、お察し申し上げますよぉ~!

引用開始→ ブッシュ米大統領がイラク電撃訪問、安定化へ協議 (日経NET)

20070903at2m03020030920071fイラクの米軍基地に到着したブッシュ米大統領=3日〔AP〕

【カイロ=金沢浩明】ブッシュ米大統領は3日、イラクを予告なしに訪問した。ライス国務長官やゲーツ国防長官、ハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らも同行する異例の訪問。イラク政策最終報告の米議会への提出期限が15日に迫っているのを受け、イラク政府首脳や駐留米軍司令官らと、イラク安定化へ向けた今後の政策を協議した。

大統領を乗せた航空機は首都バグダッド西方のアンバル州にあるアサド空軍基地に到着した。駐留米軍の兵士を激励したほか、イラクのマリキ首相やタラバーニ大統領と会談、宗派・民族対立の解消へ向けた取り組み強化を改めて要求したもよう。国防総省報道官は「最終報告前の米・イラク首脳による最後の大きな会議になる」と意義を強調した。同州の有力部族指導者たちとも会い、治安回復への協力継続を求める予定だ。(01:33)
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引用開始→ 米大統領、イラクを電撃訪問…マリキ政権に情勢改善圧力? (讀賣On Line)
イラク情勢

【カイロ=長谷川由紀】ブッシュ米大統領は3日、予告なしにイラクを訪問した。ライス国務長官、ハドリー大統領補佐官(国家安全保障担当)らが同行している。また、ゲーツ国防長官も現地で合流したという。同大統領のイラク訪問はこれで3度目。

ブッシュ政権は、治安改善・国民融和などが十分に進んでいないことにいらだちを募らせており、訪問は、イラク情勢の進展に関する報告の米議会への提出期限を15日に控え、イラク関与の必要性を強調するとともに、マリキ政権に対し、情勢改善のための圧力をかける狙いがあると見られる。

AP通信によると、ブッシュ大統領はシドニーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に向かう途中、イラクに立ち寄った。
(2007年9月4日1時57分  読売新聞)
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引用開始→ 米大統領、イラクを電撃訪問 政権・軍幹部勢ぞろい   (産経WEB)

【カイロ=村上大介】米国のブッシュ大統領は3日、ライス国務長官、ゲーツ国防長官らを伴い、予告なしにイラクを訪問した。ロイター通信が伝えた。ブッシュ政権は、今後のイラク政策を左右する議会へのイラク情勢報告書の提出期限を今月半ばに控え、「大統領自身が重要な決断を下すための方向を見定めるための訪問」(同行筋)とされている。

大統領は今回、首都バグダッドではなく、イラク西部アンバル県のアル・アサド空軍基地に到着。ライス長官のほか、ハドリー国家安全保障担当補佐官らが同行し、一足先に同基地に到着したゲーツ長官、ペース統合参謀本部議長、ペトレイアス駐留米軍司令官ら軍幹部、クロッカー駐イラク大使と合流した。大統領は、マリキ首相らイラク政府首脳らとも会談し、国民融和の進展を強く促すものとみられる。

イスラム教スンニ派武装勢力の活動が活発だったアンバル県を訪問先に選んだのは、地元部族が米軍と協力してイスラム過激派を閉め出す動きを示していることへの前向きのジェスチャーを示すねらいがあるとみられている。

マリキ首相は3日、バグダッドで演説し、旧支配政党バース党党員の公職追放緩和などの法律を近く議会に送付すると表明、国民融和策を進めていると強調した。
(2007/09/04 01:47)
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2007/09/03

情け無いなぁ~!バカバカしいなぁ~!何してんのアベカワモチ?

閣僚辞任第一号の「タコ坊主エンドォ」、想定外の辞任になっちゃった!

任命して、1週間保たなかったっていうのは、少々異常だよね!
少なくとも、真面目に物事を考える人なら、口をポッカリ、アングリ、アングリーってとこじゃないのかなぁ!
「開いた口が塞がらない」って、こんな時に使うんだろぉうねぇ?

農林水産大臣は、いまや経済閣僚なんだよねぇ~!
だから、1週間前のブログでもWTOを始めとする国際交渉の場で、タコ坊主では「センスがないから」期待が持てないって、罵声をお見舞いしたところじゃないか。

それが、WTOの交渉を前にして、何もしない間に「国に対する詐欺行為、しかも3年前に会計検査院から不正を指摘され、それを返還もせず放置していた」なんて、笑い事ですまされないよね。国もナメられたものだよホントに。

「コラコラコラム」はタコ坊主エンドォでは、(農業分野での)経済交渉の国際会議で保たないと考え、早晩その無能ぶりを露呈させ、お付きの官僚からのブーイングの嵐が吹く、それがマスゴミに聞こえ、バッシングが始まり、意味不明の言葉を連発させることでいよいよ身動きが取れなくなって進退窮まれりって状態を想定していたんだけど。
ちょっと、様相と違ったねぇ~。

農林水産大臣は、工業国日本の貿易体制をどう維持するかという、国際感覚とそれを支えるセンスがなければやって行けないんだよ。
だから、悪党マツオカは、いまや「死人に口なし」だけれど、それでも一定の国際感覚とそれへのセンスは持っていたんだよ。「なんとか還元水」と「緑資源開発機構」以外の部分ではねぇ。
絆創膏アカギが問題だったのは、何よりも、悪党マツオカが持ち合わせた国際感覚もセンスも持ち合わせていないから問題なんだよ。
国際感覚って、「ポルシェ」を持って乗り回してるってことじゃないからね。

ところが、今回は、タコ坊主エンドォだろう?変な閣僚人事だったんだよ。

ナンデ「農業問題」が「国際問題」かって?どうして「国際経済問題」かって?
その質問には、別に説明することにしたい。

とりあえず、「コラコラコラム」としては、想定外の行き詰まりっていうか辞任だから、まさしく「開いた口が塞がらない」ってわけだよ。

それにしても、「イビキのイブキ」と「タコ坊主エンドォ」が、アノ弱小派閥「イビキのイブキ」派から二人も任用したってことが、チョッとしたスキャンダルまがいじゃないのかなぁ~?って目下の「ナガタ・カスミ・ニュース」だったんだけどねぇ~!
こっちは、もう少し掘り下げないと何とも言えない。

ついでに辞める、サカモト何某、テメーも余程の危機感がないって見本のチャンプみてぇなオンナだねぇ~!

とりあえず、手っ取り早く、「産経のWEB」からの引用で速報しておきたい!
もう少しオモシロオカシク追加掲出するけれど、まぁ、月初だから多忙なので!

引用開始→ 遠藤農水相が辞任 補助金不正受給で引責 (産経WEB)

遠藤武彦農相(68)=衆院山形2区=は3日午前、自身が組合長理事を務める農業共済組合が共済掛け金を国から不正受給していた問題をめぐり、安倍晋三首相に官邸で辞表を提出、受理された。この後、農水省で記者会見し、辞任や不正受給問題に対する見解を表明する。

首相は、遠藤氏の後任人事の調整を本格化するが、不祥事をめぐる閣僚交代は、昨年9月の安倍首相就任以来、5人目となるだけに政治資金状況などの入念な調査が必要となり、人選に手間取る可能性もある。

8月27日に発足した改造内閣で早くも辞任者が出たことで、政権基盤は大きな打撃を受けた。野党は9月10日召集予定の臨時国会での各党代表質問、衆参予算委員会を皮切りに首相の任命責任を厳しく追及する方針で、安倍政権は深刻な局面に立たされる。

政党支部の政治資金収支報告書に領収書の二重計上の疑いがあることを認めた坂本由紀子外務政務官(参院静岡選挙区)も辞表を出す見通しだ。

与謝野馨官房長官は2日昼に自民党の麻生太郎幹事長と会談し、遠藤、坂本両氏の問題について早期収拾を図ることで一致。同日夜に両氏と個別に会い、辞任を促した。

遠藤氏が組合長理事を務める「置賜(おきたま)農業共済」(山形県米沢市)は、農作物の霜などの被害を補償する農業共済をめぐり、加入者を水増しするなどの手口で共済掛け金115万円を国から不正に受給していた。
(2007/09/03 09:34)
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★★★お知らせ・ご案内★★★
☆現在「コラコラコラム」は、携帯電話からアクセス頂きましても、PCでのアクセスと同じ画面をゴラン頂けるようになりました。「いつでも、どこでも、だれでも」に対応できるサービス提供をブログでも@niftyが開始したことによります。お気軽にアクセス下さい☆

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2007/09/02

パキスタン!建前でも「民主主義」を維持するために、ブット帰国!シャリフ帰国!

Pknationalflagパキスタン情勢は、徐々に緊迫の度合いを高める!アフガニスタン情勢の複雑化を背景に、いよいよ混迷へ!米国の戦略は破綻崩壊の瀬戸際か?

Pervez_musharraf大統領のムシャラフ、いよいよピンチに、この窮状への救い手はブット元首相から差し延べられることになる。
Benazir_bhutto2ブット元首相は、亡命先のイギリスで帰国の意志を明らかにし、イギリス政府とも緊密に協議した上で、ムシャラフ政権と「帰国条件」の合意に達したと言われている。

しかし、その前にシャリフ元首相も亡命先からの帰国意志を表明し、パキスタンは、軍事面だけではなく政治面での緊張が急激に高まる様相を見せ始めた。

歴史的に見ても、地理的な要素から考えても、インド亞大陸の西側を占めるパキスタンがアフガニスタンの部族社会と形式上の国境で分断されながらも、実態上の国境はない状況の中で、欧米社会との間でテロ戦争(というアフガン戦争)が始まるまでは、米国もパキスタンを通じ、アフガンを占領していたソ連軍と戦うアフガン部族社会(アフガンゲリラ)を支援し続けた。

Photoところが、ビンラディンが率いるアルカイダの手により、米国経済の象徴ニューヨークや国家防衛機能の象徴だった国防総省(ペンタゴン)が、航空機テロで襲われたことにより、欧米社会は対アフガン戦争(対テロリズム戦争)を宣言し、当時のアフガニスタンを支配しアルカイダを擁護するタリバン政権を打倒した。
武力打倒されたこのタリバン政権こそが、米国とパキスタンが「対ソ連アフガン戦争」時に支援し続けた政権である。実に皮肉な事だ。

タリバン兵の基本は、パキスタンの西側半分を占める地域(アフガンとの国境があるようなないような)を含め、パキスタン側とアフガニスタン側に別れて棲む「パシュトン人」である。
パキスタンの半分近い地域は、パキスタンであってアフガニスタンでもあるし、アフガニスタンの東側はアフガニスタンでもあるしパキスタンともいえる地域だ。

従って、アフガニスタンの側に棲む「パシュトン人」も、パキスタンの側に棲む「パシュトン人」も、これまで支援者であった米国がパキスタン(政府)を抱き込み、突然、心変わりして、自分達を攻撃する側へ位置を変えたわけだから、この状況をにわかに受け入れる事はできないし、理解する事など到底できるものではない。
従って、パキスタンの首都であるイスラマバードで、商都であるカラチで反政府行動を引き起こす。「パシュトン人」の側に立てば、これまでどおり、「パキスタン政府は『パシュトン人(=タリバン)』を支持し応援せよ!」というわけである。

また、タリバンの基になったと指摘される「イスラム神学校」の閉鎖を、ムシャラフ大統領が米国の意志を反映し強行するため、「信教の自由」を掲げ激しく抵抗するわけである。
*米国による「信教の自由」は「米国の安全」を脅かさない前提が必要なワケで、基本的には相容れないし、一方的に過ぎるため相互理解は不可能だ。

ムシャラフ大統領は、パキスタンの全軍を掌握する「参謀総長」を兼ねている。つまり大統領兼国軍参謀総長なわけである。
そうでなければ、米国が求める「対テロ戦争」をパキスタン内で遂行できるわけがないと考えているわけだ。
つまり、「対テロ戦争」を掲げる米国の圧倒的な圧力を前に、仕方なく「対テロ戦争(=対タリバン戦争)」へ踏み切らざるを得なかったわけだ。

米国の圧倒的な圧力とは何か?
軍事力もある。しかし何よりも「経済」をほぼ握られているわけだ。
「国際市場」という売り先を、パキスタンは「米国」を中軸に、「英国」に「欧州連合」内の各国、「オーストラリア」、「ニュージーランド」、そして何よりも「日本」である。
全てが「米国」の息のかかった国々であり市場である。
また、パキスタンへ導入された資金は、開発援助も含め、その殆どが「世界銀行」を始めとした「米国」の息のかかった国からのものである。
誰が考えても、冷静に考える能力や判断力があれば、「パキスタン・イスラム共和国」の経済が先進諸国に組み敷かれたモノであることを理解できる。

適正な言葉ではないが、「パキスタン」の現況は、経済を軸にした「米国」による「新植民地主義」そのものである。
パキスタンの多くの民は、自らの国の意志を自らの手で主張できない「もどかしさや苛立ち」に満ちている。
だから、実際に「選挙」をする事は恐ろしいことなのだ。
しかし、米国はパキスタンに選挙を要求する。それはパキスタンが「民主主義国」であることを形式的に示す建前からである。
ムシャラフ大統領は、自らが不人気なのは分かっている。だから「選挙」をすれば、自分は負ける。負けると政権を手放さなければならない。それでは米国は困るだろうし、何よりも大統領のムシャラフ自身が、どこかへ亡命しなければならない。おそらくそのようになるだろう。それはイヤだ。
もっと、ハッキリ言えば、ムシャラフが去ると、パキスタン国軍は四分五裂状態に陥り、一気に内戦状態になることへの懸念がある。
何よりも、厄介な事は、シャリフ政権の時に「核兵器」を開発し、パキスタンは「核保有国」なのである。この「核兵器」がアルカイダを軸にした国際テロリスト組織の手に渡ることを、どう阻止するのか?この避けられない問題に突き当たる。

米国は、何が何でも「パキスタン」の国家崩壊を食い止めなければならないワケだ。
しかし、パキスタンが民主主義国家としての(米国の価値観による)建前を貫くには、選挙は避けて通れない。負けたらオシマイ!
だから負けないために、数々の不正を企図することだろう。
その前に、ムシャラフと話(談合)ができる、ブット元首相を亡命先から帰国させるわけだ。今後は、ムシャラフ大統領(国軍参謀総長を辞任した上で)とブット首相という枠組みを構築しようというわけだ。

ブット元首相だけを亡命先から帰国させたのでは、国際社会へ説明できないので、シャリフ元首相も亡命先から帰国させる形にする。しかも、帰国した瞬間にシャリフ元首相は逮捕拘留すると最高裁判所が決定しているわけだ。
だったら、シャリフ元首相は帰国しない方がよいと、多くの普通の日本人は考えるわけだが、シャリフ元首相はパキスタンへ帰国する途を選ぶのだ。
なぜか、それこそが「パキスタン流の政治手法」なのである。
「建前」と「分け前」の調整こそが、パキスタンの知恵であり真骨頂といえるわけだ。

さて、どこまで戦えるか。どこまで戦い合うか。

結果、パキスタンは崩壊の途へ進むか?それとも踏み止まるか?

「パキスタン」の実体的GDP/GNIは700米ドルほどに過ぎない。低所得国家である。「イスラム」の国々における「貧困」は際限がないと、よく指摘されるが、中でもパキスタンの格差を自ら目にすると本当に目に余るモノがある。

国際社会が「パキスタン」も「アフガニスタン」も、テロの温床にさせたくないなら、武力よりも経済力による収入の途を確保することだ。
そのためには、何よりも(人としての)教育の普及が必要だ。文盲率の改善が最初である。

ゲリラは農民である。ゲリラを掃討する事は、農民を掃討することになる。
基本的には農民であるゲリラは、農民との区別が付かない。
というより、余りにも仕打ちが酷いから、農民がときおり武器を持ちゲリラになってしまうのだ。戻れば、また農民である。
日本も中世から近世の「戦国の頃」には、同じような状況だった。

合意が形成できる「統一政権」と、経済建設だが、この時の資金投入(直接投資)の在り方がもちろん問われるが。

この秋、国際社会は、アフガニスタン情勢とともにパキスタン情勢から目が離せなくなった!

引用開始→ ブット元首相、近く帰国 パキスタン政局流動化も   (産経WEB)

事実上の亡命生活を送っているパキスタンのブット元首相は1日、ロンドンで記者会見し、近く帰国すると表明した。帰国日程は元首相が総裁を務めるパキスタン人民党が14日に明らかにするという。

1999年の軍事クーデターで政権を追われたシャリフ元首相も10日に帰国する考えを示しており、大統領選や総選挙を控えるパキスタン政局が一気に流動化する可能性が高まった。

ブット氏によると、連携を模索しているムシャラフ大統領との交渉は合意に至っていないという。

ブット氏は汚職などの罪で訴追され、事実上の亡命生活を送っている。(共同)
(2007/09/02 01:20)
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引用開始→ ブット元首相、近く帰国へ・パキスタン政局流動化も  (Nikkei Net)

【ロンドン=共同】事実上の亡命生活を送っているパキスタンのブット元首相は1日、ロンドンで記者会見し、近く帰国すると表明した。帰国日程は元首相が総裁を務めるパキスタン人民党が14日に明らかにするという。

1999年の軍事クーデターで政権を追われたシャリフ元首相も10日に帰国する考えを示しており、大統領選や総選挙を控えるパキスタン政局が一気に流動化する可能性が高まった。ブット氏によると、連携を模索しているムシャラフ大統領との交渉は合意に至っていないという。(00:49)
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引用開始→ パキスタン大統領、陸軍参謀長辞任へ 元首相が明かす  (asahi.com)
2007年08月30日10時24分

パキスタンのブット元首相は29日、亡命先のロンドンでパキスタンの民放テレビに電話出演し、「ムシャラフ大統領が陸軍参謀長を辞任することに同意した」と明らかにした。支持率の低迷に苦しむムシャラフ氏は、秋以降の大統領選と総選挙を控え、政敵のブット氏から協力を得ようと水面下で交渉。ブット氏はムシャラフ氏が軍籍を離脱しない限り協力しない姿勢を見せていた。

ブット氏は「私は軍人でないムシャラフ氏を支持する」と明言。大統領選でムシャラフ氏を支持する意向を述べた。参謀長辞任の時期は、9~10月に予定される大統領選の前とみられる。また、ブット氏自身もその後に予定される総選挙の前に帰国すると語った。

ブット氏が率いるパキスタン人民党議会派などの野党は、ムシャラフ氏の陸軍参謀長兼務を「非民主的」と強く批判し、退陣を求めて攻勢を強めていた。最高裁は23日、同じく海外亡命中で野党指導者のシャリフ元首相の帰国と総選挙参加を認める判決を出すなど、続投を狙うムシャラフ氏は政治的に苦しい立場に追い込まれていた。

パキスタンのメディアによると、ムシャラフ氏は近く国民向けの演説で自らの立場を明らかにするという。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

引用開始→ パキスタンのブット元首相が帰国へ、14日にも日程発表  (讀賣On Line)

【ロンドン=本間圭一】パキスタンの主要野党パキスタン人民党(PPP)総裁のベナジル・ブット元首相は1日、滞在中のロンドンで記者会見し、近く帰国すると表明した。

帰国日程は14日に明らかにするという。1999年にムシャラフ陸軍参謀長(現大統領)による軍事クーデターで海外に追われたナワズ・シャリフ元首相も10日に帰国する意思を明らかにしており、両氏の帰国でパキスタン政局は一気に流動化しそうだ。

ブット氏は会見で、帰国の理由について、「民主主義の回復」を挙げ、選挙戦を戦う考えを示した。帰国の条件とされるムシャラフ政権との協議については、「(交渉のうち)80%が進んだ」と明言、ムシャラフ氏が陸軍参謀長を辞任する合意を得たことを明らかにしたが、議会の権限強化などの懸案は合意に至っていない点を指摘した。

ブット氏は3度目の首相就任を目指しており、憲法改正などを大統領側に求めていく考えだ。

ブット氏がこの時期に帰国に向けた動きを強めた背景には、政治情勢の変化が影響している。帰国を表明したシャリフ元首相がムシャラフ政権打倒を鮮明にしたことで、ムシャラフ、ブット両陣営の交渉が加速した可能性もある。また、ブット氏は8月31日、英外務省でミリバンド英外相と会談したが、会見では「国際社会は民主主義の回復を支援している」と言明、米英政府から帰国に理解を得たとも言われる。
(2007年9月1日23時52分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.    ←引用終わり

引用開始→ シャリフ元首相「9月10日に帰国」 パキスタン  (asahi.com)
2007年08月31日01時50分

パキスタンの野党指導者、シャリフ元首相が30日、亡命先のロンドンで記者会見し、9月10日に帰国するとの意向を明らかにした。ムシャラフ大統領の現政権を「独裁」であり「違法」と批判、「決定的な闘いを仕掛ける」と語り、今秋に予定されている大統領選や総選挙を機に政権打倒への意欲を示した。

シャリフ氏は99年、陸軍参謀長のムシャラフ氏によるクーデターで失脚、国外追放となった。今月23日、パキスタンの最高裁が帰国を認める判決を出していた。

国内で厳しい批判にさらされている大統領に対して、やはりロンドンに亡命中のブット元首相は29日、大統領が陸軍参謀長を辞任すれば協力する姿勢を表明。しかし、シャリフ氏はこれについても「国にとって不幸だ。ムシャラフは転落の途上にある。だれも個人的な思惑から彼を助けようとするべきではない」と批判した。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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2007/09/01

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第130号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年9月01日 土曜日 第130号
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ こんにちは!!

Vnnationalflagいつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その130 今週のヘッドライン

* 8月27日(月) 教育改革と米百俵のありか
* 8月28日(火) マイン主席 洪水被害の自治体見舞う
* 8月29日(水) ベトナム・オートエキスポ2007
* 8月30日(木) ベトナム人の食生活の変化 
* 8月31日 (金)   第9回越柬経済文化科学技術協力合同委員会
* 9月01日 (土)  好調な外国投資と奮闘努力

8月27日(月) 教育改革と米百俵のありか
*140年前の日本の実話“米百俵”はベトナムが比喩的なその初歩教育制度改革解決のヒントが隠されていると書くのは日本の大学で教鞭を執るベトナム人教授だ。歴史的この逸話は我々に今を我慢し忍耐することが将来の利益に繋げるというもので、ベトナムの教育問題に示唆を与える物話である。

戊辰戦争で敗れた長岡藩は7万4000石から2万4000石に減知され、実収にして6割を失って財政が窮乏し、藩士たちはその日の食にも苦慮する状態であった。このため窮状を見かねた長岡藩の支藩三根山藩から百俵の米が贈られることとなった。藩士たちは、これで生活が少しでも楽になると喜んだが、藩の大参事、小林虎三郎は、贈られた米を藩士に分け与えず、売却の上で学校設立の費用とすることを決定する。藩士たちはこの通達に驚き反発して虎三郎のもとへと押しかけ抗議するが、それに対し虎三郎は、「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と諭し、自らの政策を押しきったのだった。

はじめのうちは多少の損失も出たものの、最後には米百俵を活かした改革は教育の拡大に繋がっていった。教育人口の増加は、明治時代の発展に寄与貢献する有能な人材に育っていったのである。この米百俵の売却代金によって開校したのが「国漢学校」であった。また、この学校は士族によって建てられた学校であるが、一定の学力に達した庶民の入学も許可された。洋学局と医学局が設置され、洋学局が現在の長岡市立阪之上小学校と新潟県立長岡高等学校、医学局が長岡市内にある長岡赤十字病院とその付属の看護学校が後進となっている。この時代、教育の普及を至上命題に掲げ、富国強兵の礎とした。多くの研究発表から明治時代の教育は同時期の先進ヨーロッパを凌ぐものだったとしている。この様な教育体制が日本を西洋列強と肩を並べるほどのアジア一の強国に押し上げたのである。

ベトナムは長きに渡り教育を国家建設の最重要課題に掲げて来たものの、未だ実現には至らず、解決すべき問題が山積している状態にある。学校自体不足している為、多くの小学校は一日を午前と午後の二回に分けて授業を行う有様で、僅かばかりの教職員の給料では彼らは生活維持もおぼつかず彼らが不正なアルバイトや副業に走らせる原因となってしまった。問題は国家や自治体当局が国民教育に対するベストを尽くした改革を行ってきたか、或いは職員の給与を引き上げる施策を行ったか?これらが改善されない限り現行の教育システムの向上はなされないのだ。

多くの世論が同調するように、国家は先ず少なくとも小中学校の義務教育化を実現すべきである。これらのレベルは基礎教育に繋がり、国民生活向上に欠かせぬものなのだから。社会の平等は全ての子供たちに義務教育を与えることで達成可能となるものだ。そして国家のみがその責務を負うことができるのである。私はここに以下のような国家への教育改革を提起したい。

1)3~4年のうちに幼稚園及び小学校教育は全日制に切り替え、授業料を免除し、教職員の給与を生活維持可能なレベルまで引き上げること。
2)1を終え3年後には中学校教育に拡大普及をさせる。

これら計画の改革予算の捻出は、以下の提案を国家にぶつけてみたい。一番最初の提案は、教育費用の使途を修正する。
いくつかの資料から、ベトナムの教育予算は近隣諸国と比べて高めに充てられている。しかし、そのお金はどこに行ってしまうのだろう。不必要な支出を完全に止めることはできないのか?二つめの提案は、各省で無駄に使われている予算を切りつめ、それを全て教育予算に充当することだ。ニュースメディアに因ると、多くの社会資本整備の為の国家プロジェクトは予算の無駄遣いを放置しており、関係当局でその存在が知られている。

多くの公務員たちは予算を自分たちの立派なオフィスを建設するために流用し、高級車を買い揃え、しばしば贅沢な宴会を開いている。これらの支出は抑えられなければならないのだ。そして最後の提案は、国家が全力を投球し改革に着手するも、資金が集まらない場合は、税金により購うようにすれば好い。特に贅沢品に高い課税を行う。例えば、15万ドン(US9.3$)以上の食肉に10%を課税し、それを教育費に回すと云う方法だ。国家が無償で義務教育を国民に与えることにより教育改革が更に進むものと為政者は気がつくべきだと件の教授は結んだ。

(辛口寸評)
この記事をストレートに読めば、ベトナムに教育改革の断行が求められると解釈できる。もちろん、更なる改革は必要だが、筆者はこれまでベトナムは教育に関し、それでも貧しい台所事情の中で、近隣諸国に比べよくやってきた方だと考える。この国の識字率が93%でありタイの91%であることを思えば、十分なその裏付けとすることが出来るだろう。しかし、有望な投資先国として羨望の的となったベトナムの教育システムが旧態依然であって好かろう筈がない。恐らくそこをこの日本で教鞭を執る大学教授は指摘するのだろう。

ベトナムが更に飛躍し、富国を目指すには完全な義務教育化を急がねばならない。その為の資金を政府の無駄遣いを省くことから進め、それでも不足する場合は、物品税を課し、それを財源に充てよという。至極尤もな話しで、日本の自民党を中心とする政治家もよくよく参考にして貰いたい。先ずは自己の無駄遣いを見直し、スリムにし、それでも足らなければはじめて税金で賄う。
米百俵。日本で生まれたこの意味を本当に悟べきは、国民ではなくベトナムも日本も政治家と高級官僚なのだと筆者は思うのだが如何かな。。。

8月28日(火) マイン書記長 洪水被害の自治体見舞う
*ノン・ドック・マイン共産党書記長は8月18~19日の二日間を充て台風災害に被災した中部ベトナムのハアティン省を見舞い、地元当局に対し洪水災害後、犠牲者や被災者たちを迅速に救出、保護し、一刻も早く状況を回復させるよう要請した。マイン書記長は、フオンケ区のハアリン村とフォンミ村 そしてヴクアン区ドックボン村等の洪水被害の様子を視察すると共に、これらに暮らす洪水被害者たちを見舞った。共産党書記長は犠牲者家族や被災者に対し深い同情の念を示すと共に、ベトナムは共産党・政府・人民を通じハアティンの人々を助けるよう努力することを約束すると強く述べた。

又、マイン書記長は地元自治体当局各レベルの職員が一致団結しレスキュー活動に従事し、洪水被害に遭った人々の支えとなり活躍したことを褒め称えた。加えて、書記長はハアティン省に対し、省民を飢えさせることなく安全な水と薬品の供給を怠らぬよう求め、地元関係諸機関に対しては、感染症の発生を食い止め、9月はじめの新学期までには学校再開に漕ぎ着けるよう要請した。8月19日に書記長を招いて行われたハアティン省当局との事務レベル協議の席上、当局担当者は主席に対して社会経済状況、防衛、公安及び地元共産党の省建設の進捗と洪水の被害状況とその対策と活動報告を行った。

共産党書記長曰く、ハアティン省は各自治体の中でも経済低成長の部類に属し、経済のリストラの遅れが、未だ同省を農業立省のままに置き去りにしている。結果的に同省GDPは国内平均の半分に満たず、中央からの助成金に頼る体質から脱却出来ないでいる。ハアティン省は可能性の扉を開けるようあらゆる努力を模索し、投資を呼び込み産業を興し加速してゆかねばならない。その一方で貿易・観光・サービス産業の発展に目を向け近代化を促し、国家と共に世界に互して行くようにすべきだと訴えた。そして発展の為の人材育成にも力を注ぐよう同省共産党と行政当局者たちに申し送りをした。

(辛口寸評)
中部ハアティン省では台風の影響で河川の水位が上がり洪水となって沿海部を襲った。犠牲者数や被害件数などは未だ正確に出ていないが、マイン書記長は直ぐに視察に入り、適切な処理を地元自治体及び当局に出したという。先だって、新潟で起きた中越沖地震後、参院選の応援演説に長崎選挙区へ出向いていた日本の首相、安部晋三氏は直後直ぐさま被災地への視察に赴いたが、画面の向こうから票数稼ぎのポーズであることがプンプンと臭って来るものだった。もちろん行かないよりは行った方が良いに決まってはいるが、それにしても一公益企業の失態とは言え東京電力柏崎原子力発電所へのその後の首相の対応と指導力のなさを見る限り、やっぱり実際は選挙が主、被災した地元民は二の次にされた感は否めない。

今回の原発事故、日本ではかなり報道管制が敷かれたようだが、海外では非常に大きなニュースとして採り上げられている。事実、イタリアのサッカーチーム、セリアAカターニャが放射能の影響を恐れ“危険だから”と云う理由で来日遠征を取りやめたほどが、この日、筆者はネットとテレビでBBCを始めCNNの関連記事を拾い読みしていたが、何れも事態を深刻に受け止め今後の成り行きに予断を許さない状況で採り上げていたが、その一方で日本の報道はどれも“大したことない”とほぼ180度異なる見解を呈しており、思わず背筋が凍る思いがしたものだった。非常事態の時ほど政治指導者の力量が試されることはこれまでの事例を診ても明らかである。国民を統率し、せっしょせっしょで的確な判断を下すことが指導者に求められ、マイン書記長は見事にその職責と使命をこなした。僕ちゃん総理の晋三くん、見習うべきだろう。

8月29日(水) ベトナム・オートエキスポ2007
*第三回ベトナム国際自動車及びスポーツ産業展示会とその会合が、“ベトナム・オートエキスポ2007”と銘打ち本日よりハノイで開幕した。130社以上の国内外の企業が約8000平米の会場にそれぞれの商材を出展している。ヴィナコミングループ、チュンハイ自動車、ホアンチャ自動車、ドックフォン社、ソンホン社、チェンタン社、タンコン社などの国内企業たちは彼らの最新式の自動車関連商材を展示。ヴィナコミングループ(ベトナム石炭鉱物産業グループ)は、7トンから35トンの特殊車両のトラックやダンプをKamaz、Kraz、Scania等の登録商標で本体以外にエンジンや部品などと共に出展している。

チュンハイ自動車は最新のスウエーデンモデルのPicanto、New caren、Rio Cerato、Optima、Sorentoなどを紹介している。
輸入新車やベトナムで合弁に拠って組み立てられた自動車、例えばマレーシアのJRD、Hyundai、Nissan、Volvo、Vietsan Moto、韓国のKPI、中国の東風なども飾られており、他にバイクメーカーのHoa Lam Kymco VMEPやSufatなども参加している。展示会への参加企業は100を超すブースにドイツ、タイ、中国、台湾、日本、ロシア、イタリア、韓国、マレーシア、シンガポール、インドが集まり、各の製品ばかりでなく、自動車生産に必要な原料や技術などのアピールにも力を入れているとのこと。このショーはCISベトナム広告・展示会会社と産業政策戦略研究所。そしてベトナム自動車技術者協会の共済で8月25日まで行われている。

(辛口寸評)
今年に入ってからホーチミン市での毎月平均自動車登録台数は凡そ6000台を超えるという。1年前まで3000台だったことを考えると、倍の数量になったわけだ。身の回りを見廻してみれば、それも頷ける。ベトナム人の親戚が小型自動車を普通に所有しだしたし、うちの会社のマネージャークラスで家族持ちがいるのだけど、彼も購入を検討しており、来年の旧正月前までにはオーナーになる勢いだ。彼の場合、夫婦共稼ぎで二人合わせた月収は約800米ドル。頭金5000米ドル突っ込んで月々400米ドルを3年のローンを組んで支払ってゆく予定だという。この調子で行けば現在、ホーチミン市内は至るところで道路の拡張工事が行われているものの、完成時には車で飽和状態に陥り、まるで漫画のような有様になるのではと密かに懼れているのだが、ベトナムでのマイカーブームは誰にも止めることは出来ないだろうね。

8月30日(木) ベトナム人の食生活の変化
*過去20年間でベトナムの家族の食生活が劇的な変化を遂げ、特にタンパク質と脂肪分の消費が著しい伸びを見せていると先週金曜日に国家栄養研究所が研究結果を発表した。「ベトナム人の肉食傾向は1985年と比較すると現在は5倍にもなっています。」と語るのはハノイに拠点を置く同研究所のグエン・コン・カン所長で研究結果を提出したその人である。「20年前までは料理に卵と牛乳を使用することは珍しかったケースだが、しかしこれらの使用は現在24倍以上にのびていると所長。又、植物油や脂肪、それに砂糖の消費量などは警告レベルに達するほどの伸びを見せる一方で、野菜類の摂取量に変化は見られず今も一人一日辺り200グラムが保たれているとのこと。

「20年前と云えば余り食べるものがありませんでした。ご飯を主食にいくらかの野菜とほんの僅かな豚肉料理が副食でつく程度だったことを思い出しますね。フライドポテトやエビなんて云うのはお正月か結婚式くらいにしか食べられませんでしたが、今では一般食として幾らでも口にすることが出来るようになりましたが、これ以上、太りたくないですね。」と話してくれたのはハノイのヴィナコントロール社に勤務するグエン・キム・チさん。一日当たりの平均的なベトナム人の野菜の消費量はWHOが推奨する量の半分しかないのだが、脂肪分は平均値より20%も多く摂っているそうだ。カン所長はベトナム人の食生活の変化の原因を急速な経済発展に起因すると見ているという。

ある科学者は、1990年半ばより感染性の病気は減少傾向にある一方で、食中毒を含む非感染性の病気は増加しつつあるという。非感染性慢性疾患も増加し、現在60%のケースが認められている。1996年から2005年の間、高血圧と糖尿病に起因する死亡数は、病死に起因するすべての死の6割を占め、その原因は不適当な食事に責任があったと、カン氏は述べた。「以前 ベトナムの食事は現代より遙かに健康的だった。最近では不衛生な食品が摘発されるケースも多く、私は吟味してから出ないと口にしませんよ。」と前出のチさんは語った。

(辛口寸評)
筆者は毎朝4時に起き、正味90分を費やし歩いている(以前は走っていたが、膝に負担が掛かるので今は80キロに落とすまで歩いているのだ)ことを知るコアな読者も多い週刊ベトナムニュースなのだが、公園にやってくる小学生のほとんどはちょっと前までならこの国に存在すらなかった“デブ”所謂肥満児が多い。その多くは母親に連れられ、半ば強制的に走らされているのだろうが、伝統的な野菜食から急激に肉食に移行しつつあるのがそこからでも容易に判断がつく。特に男の子に顕著に見られるのだ。体重0.1トンある筆者がそれを見て偉そうなことは言えないのだけど、なかなか体重は落ちないもので、最近、目標を作ると良いということで盆に日本へ帰省した際、手に入れたオムロンの万歩計をポケットに忍ばせ歩くのだが、5キロ歩いても消費カロリーは350前後しかない。茶碗にご飯一杯が160カロリーらしいので減量が如何に多難な道なのかここからでもご理解頂けるだろう。

8月31日(金)  第9回越柬経済文化科学技術協力合同委員会
*ファム・ザー・キエム副首相は昨日、カンボジアのノロドム・シアモニ国王とサムデク・チェア・シム上院議長 そしてグオン・ネール下院議長をプノンペンに訪れ表敬訪問を果たした。外務大臣を兼務するキエム副首相はカンボジアで開催される第9回越柬経済文化科学技術協力合同委員会のベトナム政府代表団団長として出席するためである。シアモニ国王との会見で同国王はキエム副首相のカンボジア初訪問への敬意を表し、今回の合同委員会でのセッションが越柬両国の包括的な協力関係を構築し、同時に伝統的関係を深め、絆を強めるのに貢献するであろうと述べた。

又、国王の父であるノロドム・シアヌーク前国王とシアモニ国王、そしてカンボジア国民に対する過去の動乱期におけるベトナムの強い支援と干渉、そして現在の経済発展への協力に深い感謝の念を贈った。ベトナムの医師たちがカンボジアの貧しい人々に提供したチャリティー健康診断と医療処置は両国の友好関係と協力関係の強さの証拠を描写するものであると同国王。サムデク・チェア・シム上院議長とグオン・ネール下院議長の両名は、最近の前向きな二国間関係発展、特に経済・教育・訓練・医療・保安・国防・運輸などについて喜びを表した。カンボジアの指導者たちは平和・友好・相互協力を更に促進させるために国境線策定競技を加速してゆくことを歓迎した。併せて、彼らは両国の二国間協力メカニズムの重要性や両国省庁間及び自治体同士の協力が重要で、これらを押し進めることに拠ってより関係が深く強固なものに発展してゆくでしょうと強調した。

ファム・ザー・キエム副首相兼外務大臣とカンビジア側カウンターパートのホア・ナムホン氏が臨席し、昨日プノンペンで開催された第9回越柬経済文化科学技術協力合同委員会の席上でベトナムとカンボジアの貿易額は今年US10億米ドルに達したとの報告がなされた。両者は、今後とも教育・訓練・社会資本に拠る建設・貿易・投資・エネルギー・輸送・健康・鉱業・石油・ガス・農業・水産加工品の各分野に焦点を当てて行くことを確認した。犯人引渡条約に関する国境を跨ぐ国際犯罪、共同海軍パトロールの予備交渉とともに、2008年の最終期限までに推進される予定の境界目印策定速度を上げることが、会議の重要討議事項でもあった。第10回委員会は来年ベトナムにおいて開催される予定だ。

(辛口寸評)
ベトナムの子飼い化しているカンボジア。アセアンでのベトナムの発言権を強めるためにもラオスと共に大切にしたい隣国である。
ベトナムはこれら隣国の兄貴分として、ドイモイ移行、ベトナム自身が貧しい時から包括的な協力関係を築いて来ており、特に教育面ではベトナムの国立大学には多くのカンボジアやラオスの学生がベトナム政府の招聘で学ばせているほどで、嘗てソビエトや中国がベトナムやキューバなどの学生を受け入れシンパを作り祖国に送り返したと同様、ベトナムシンパを造成し恒久的な関係強化に努めている。

ところで、カンボジア在住日本人の友人に拠れば、ここだけの話だが、新国王シアモニ国王はフンセン首相の操り人形だという。
元々、シアヌーク前国王には次男で皇太子として目され第二首相だったラナリット殿下という後継者がいたのだが、殿下はカンボジア暫定政権首相、その後、フンシンペック党党首として政治の場で活躍したもののあらゆる場面で共同統治したフンセンと敵対し、1994年、フンセンのクーデターで完全に政治の場から失脚したのだという。フンセンが実権を握って、新首相に指名されたのが、実は箸にも棒にもかからぬシアモニ国王という徒花であった。一年の内、カンボジアにいるのは二ヶ月ほどで残りの月日は世界旅行に明け暮れているそうだ。加えて、新国王にはホモの噂が常に付きまとっているとのこと。

9月01日(土) 好調な外国投資と奮闘努力
*ベトナムは今年の外国投資の実際の対前年伸び率を9.8%の上昇で45億米ドルになるだろうと予測したと政府関係者は談話を残した。今年の新規投資案件は8.3%アップの総合計130億米ドルで、外国投資局ファン・フー・タン局長が語ったとティエンフォン新聞は引用している。タン局長は特定投資案件の詳細は伝えていないものの、工業団地や輸出加工区で操業している外資系企業の実際のインフローは昨年度の33%増で45億米ドルの内20億米ドルで移行し、工業団地並びに輸出加工区における新規事業の誓約も全体130億米ドルの内、既に58億米ドルに達しているとタン局長は語った。

外国投資と海外からのベトナムへの送金が貿易赤字を縮小の手助けを行う鍵となっており、今年、政府のそれら予想は約二倍の80億米ドルと見ているという。経済成長率8%以上を叩きだし、豊富な若い世代の労働力を持ち、WTOに正式加盟を果たしたベトナムはより多くの外国人投資家を惹き付けているのだ。とは言うものの、新興国への投資にはリスクも伴う。例えば、熟練工不足や貧弱な社会資本整備、そして法整備の遅れなどだ。ハノイで開催された東南アジア財界と政治家との会合で、グエン・タン・ズン首相は、ベトナム政府は国際的パートナーたちと共に社会資本整備向上に傾注しなければならないと語った。韓国は今年7ヶ月間で14億3000万米ドルの対越投資を行う最大投資国としての地位を築き、シンガポールが13億2000万米ドルと次点に続く。

(辛口寸評)
最近、ベトナム投資といえば、ベトナム株の方が話題に上るけど、株なんてものは短期投資であり、流動的で地に足がついた投資とは言い難いものだ。今も昔も、何と言ってもベトナムに必要なのは、ベトナムへ進出してくる外国企業の長期投資なのである。いつも書いていることだが、一見 街を眺めれば到るところで槌音が響き、新しいオフィスビル建設や道路の拡張工事が行われ、発展目覚ましく見えるのだが、筆者には張り子にしか見えない。実力とは遙かに遠いところにあるベトナムで、本当の意味でこれから5年の間に何が出来るかに拠って、真価が問われるのだろうと考えている。ベトナムは中国のように、独自で全ての生産材を賄えない。工業製品のほとんどは輸入に頼らなければならぬ現実を踏まえ、外国企業(特に製造業)が進出し易くするための法整備や魅力的な優遇措置の確立に邁進し、技術の移植に務めることが肝要である。置かれている状況を勘違いせず、真摯な態度で貪欲に外資を呼び込む姿勢を崩さず、今後も奮闘努力を期待したい。

1)定年前の国際的技術者さんからのお便り
*泳げないベトナム人→ひょっとするとキン族は民族的に水が恐いのかもしれません。古来、水上・海上活動はチャム人が握っているので、そのトラウマがあるのかもしれません。というのもインドネシアのジャワ人もほとんどが泳げません、というところから気がついたものです。その理由はこちらに。

http://omdoyok.hp.infoseek.co.jp/Indonesia/Aind-18/Aind-18.htm

*家庭内暴力→韓国人男性は日本人に比べて暴力的だといわれています。ジャカルタのカラオケ店の什器を壊す外人は韓国人が圧倒的に多いと聞きます。日本でも家庭内暴力はしばしば見かけられますが、韓国と異なるのは男性が被害者になるケースがあることです。

*さて、この間「定年前研修」を受けてきました。そのなかで印象的だったのは、「おもいやりとは相手の意見を認めること。これが熟年離婚を避ける最良の手段である」ということばでした。特に男性に多いおもいやりのない人は頻繁な意見交換による調整は得意ではなく、言葉が不自由な分暴力に訴えてしまう傾向にあるのでしょう。「ちょっと異常」な人は男性が女性の十倍多い。その証拠は、刑務所の囚人の男女比であると読みました。良好な夫婦の関係の構築は40歳台からはじめる必要がありますよ、安田さん。ご用心ご用心。
ではでは。まだまだ暑い東京から 定年前の国際的技術者 拝

2)週刊ベトナムニュースの読者 時事通信にお勤めの三井千絵さんが、この度、ベトナム株の電子書籍を上梓なされました。その名も”ベトナム株に投資する?!~三井千絵の個人投資「家」旅行記~”です。ご本人のベトナム株証券口座開設の経験を解りやすく網羅したばかりでなく、7年ぶりの訪越で感じたことを綴った紀行文形式でとても親しみやすく読みやすく書かれています。今なら“緊急値下げ・半額1200円”日経225が週間平均17000円代を回復するまでの間のスペシャルオファー!詳細は次のサイトからご覧下さい。

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以上

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