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2007/10/08

「コラコラコラム」は、開設二周年666本!

暴走し続ける「グローバリズム(環球主義)」への、ささやかな対抗軸として市井の小市民が「オルタナティブ・オピニオン」を主張し続けることができれば!

2005年10月9日に、「外国人技能研修・実習生」制度を論じることで、「コラム」のような「ブログ」をスタートさせました。
パキスタン(カシミール)で巨大地震が発生した事を知り、ある時期に訪ねた際に交流した現地の人達の顔が浮かび、無事を祈る気持ちの記述も別に掲出しました。
カシミール(パキスタン領)の陽気な人達とは、今も、連絡が取れないままです。

Icon_toranoana最初は、細々と作成し、「維持できる範囲でよい」と考えていました。
大きな位置づけをしたわけではありません(今もそうですが)。

そもそも、このブログ「コラコラコラム」を始めようとした最大の理由は、電子メールが発達したことで、国内はもとより海外在住の友人知人と気軽にグチや意見を言い合う(交わす)機会が増えたことに由ります。
日本国内、あるいは海外で、何か事件や興味深い事が起きると、その都度、多くの友人知人とメールで意見を交わし合う事になりました。
様々な立場の人と、様々な観点の意見を交換するのは、最初は興味深く愉快な事でしたが、その回数や量が多くなるに従い、実際には手間取り個人的な時間の多くが「それら」に占領されるワケで、困った事に陥っておりました。

とりわけ、海外の友人知人とのメール往還は、日本語でも表現に手間取ります。ましてや、コチラのデキの悪い無能な英語(原則)によるメール往還は意外に時間と労力を要することもあり、次第に億劫になりました。

そんなことが積み重なり、せめて日本語でメールを往還させる「日本人の友人知人」や「日本語の堪能な(外国人の)友人知人」との意見交換を合理化しようと考え、このブログ「コラコラコラム」へ辿り着いたワケです。

海外の(外国人)友人知人の多くは、日本語の堪能な方が多い事もあり、それらの人達を介して、日本語が堪能でない方へも、話を伝える事ができ、後に英語で意見を頂戴することが定着したように思います。

その中の一人にパレスチナの友人がいました。
「ハマス」がパレスチナ評議会で圧倒的多数を占めた頃、いくつものメールを送ってくれました。しかし、ある時期、メールが届かなくなりました。
闘いに巻き込まれたものと考えています。最悪は死亡した事も想定されます。あるいはイスラエルに囚われたかも知れません。
この友人は、シオニズムを認めようとはしませんでした。しかし、ズッと闘い続ける事は排除していました。適度な妥協が必要(理解している)だと、いつも主張していました。
しかし、自らの利権確保と暴力的な制度を公然と押す「ファタファ」の遣り口は認められないと、「ハマスの主張にこそ、パレスチナの正義がある」と主張していました。
パレスチナを扱う際、この友人の主張(思考)を基盤に組み立てて紹介してきました。
今は、パレスチナについて自らの浅学では論じきれない事もあり、ほとんど触れておりません。有為の友人との通信が途絶えると、世界が狭くなることの証左です。

「ウイークリー・ベトナムニュース」は、
ホーチミン市在住の友人から特別に配信を受けています。
ハノイ在住の大切な同志的友人から、受けたメールに感動し、その部分を全面転載したことが原因で、作成者ご本人から直接メールが寄せられました。
転載について、お小言を頂戴するかと思いましたが、快く「諒解」頂き、次週から直接配信を頂戴し転載させて頂いております。「コラコラコラム」に幅ができたと考えています。
ホーチミン市在住の作成者は、いま熱い「ベトナム株」の運用者でもあり、「ベトナム株」については、鋭い切り込みと的確な批評が多くを占めています。
まさに、「ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース」と改題し掲出させて頂いておりますが面目躍如というところです。深く感謝申し上げております。

海外在住者の多くは、日本国内の政治の出来事に関心があります。
海外在住の友人知人の最大の関心事は、国内政治の推移です。なぜなら、直接的に「ビジネス」で影響を受けます。加えて何よりも、滞在国での地位や安全に直結している事が、関心を深めざるを得ない大きな要素です。
日本国内で、ノホホンと生活する上では、首相が誰であろうと直接的に大きな影響を受けるわけではありません。よくいわれる事ですが「誰がなっても変わらない」「他の人より信頼できそう」という程度です。「何を、どう信頼できるのか?」、よく理解できませんが。世論調査では、その程度の「答え」が主流です。
ところが、海外在住者は、「そうは、いきません」。ひとつ間違えば、日本人に対する評価が一変することなどザラです。
宗教、言語、習慣、文化、社会、制度、政治の違いが、価値観の基層を形成しますから、何気ない「日本国内」の出来事が、ある国には「(その国の)国内政治を震撼させる事」にも直結するワケです。
その瞬間に、在住者の地位と安全は著しく揺らぎます。
海外で活躍する日本人は、概ね100万人と算えられています。
この100万人の日本人が、各国の市場で貿易業務に就いているワケで、その活躍により、「貿易立国日本」と12500万人のGDPを支えていると言っても過言ではありません。
日本は、(特定の)一部の国を除き、ほぼ全世界の国と貿易をしています。
食糧と燃料を含め基礎的な原材料を輸入し、加工した上で、工業製品を輸出しているワケです。最近は、貿易で稼いだ大量の資金を貸し出す「金融サービス貿易」で、より付加価値の高い稼ぎをしています。
従って、海外在住者は直接間接に、それらの業務に関わっているワケです。何らかの関係性を持つ日本の政治の変化を見逃す事はできません。
そのため、「コラコラコラム」は、オモシロオカシク、独自の視点で痛烈に皮肉り批評を加えようと日々試み続けています。

グローバリゼーション(環球主義)へのささやかな対抗軸。
「コラコラコラム」は、グローバルな経済展開、政治の展開に異議を主張しているワケではありません。「反グローバリズム」を推進しているワケでもありません。
余談ですが、日本語は「Global」を表現する適切な言葉が見当たりません。そのため日本語は「グローバル」とカタカナで表現しています。
中国語(北京語)は「Global」を「環球」と表現しています。
ここに基本的な文化の違いがあるわけです。オモシロイですね。
国境を越えた「グローバリゼーション」の展開は、世界の人々が出会う機会を増大させました。その結果、地球上の資源(天然資源、人的資源)の有効配分や活用を推進しているともいえます。その一方で、先端技術を保持する側と保持しない側の「格差」を巨大化させたともいえます。
「技術的優位」を保持する側が、そうでない一方に対し「技術的、経済的」優位性を武器に一方的に組み敷いているといえなくもありません。
「資源の有効配分」を進めたといえば聞こえはよいですが、それが進んだ事で、「技術力と経済力」を保持しない側は、「収奪」されるだけの側に位置づけられました。
これが、1989年以降に頻発する、小さな地域戦争(紛争という人もいます)の隠れた原因を構成していると考えています。
とりわけ、イスラム原理主義が強い影響力を保ち勢力を拡大する地域では、世界の経済的繁栄から取り残されたかのような地域がほとんどを占めています。
それが、縮小するのではなく、むしろ拡大する傾向を見せている点に強い懸念を感じます。
「グローバリゼーション」は、どこの国のどの地域の誰を利したのか?この検証が必要です。
誰のために都合のよい思考と制度であるか?「グローバリゼーション」という耳障りのよい言葉が跋扈し始め、ほぼ20年の歳月が経過しました。
誰が豊になり、誰が貧困の淵へ追いやられようとしているか、冷静に分析することが何よりも大切です。
錦の御旗を打ち立て推進している国は、世界経済を破壊するほどで修復不可能な巨大な、「貿易赤字」「国際収支赤字」「財政赤字」を抱えています。
「一国超巨大軍事主義」と「時流に左右される感情的な世論」で世界の至るところでチョッカイを出し、混乱を拡大させ漂流を助長させるだけです。対抗軸と自らを位置づける側は、これまた「一党独裁」で「巨大な軍事力」で周辺国を睥睨する事に最大の関心があり、一定期間は政権が安定するものの、ひとつ間違えば、国を争乱に陥れる「争い大好き」で「権力争奪」のみに関心が高いワケです。何よりも「懲罰を与える」という言葉が大好きな自己中心的な国です。
この二国がどちらへ向かうのかを見守る世界各国は、ハラハラさせられ続けています。
よくよく考えれば、この二つの国は、歴史が浅い成り上がりか、世界最古の歴史を誇る埃だらけかの違いはありますが、テメー勝ってなところ、自己中心的なところは、全く同じで兄弟ではないかと、思わず疑ってしまいます。
こんな環境でも、市井の小市民は、自らの命を明日に繋ぐ努力を自らの責任で手当てしなければなりません。その意味で、暴走を続ける巨大な「グローバリゼーション」への、ささやかな対抗軸でありたいと考えています。

世界各地の、様々な友人知人から支援を受けたことへの感謝。
他にも、本当に様々な「友人、知人」から国境を越えた支援を受け、今日まで666本の掲出を維持してきました。「ほぼ毎日更新」という流れですね。
最初は、ここまで維持できるとは考えもしませんでした。これは、送稿下さる仲間のお陰です。また、毎日、想定以上のアクセスを頂戴する多くの訪問者のお陰です。
ご協力に対し、本当に、感謝しています。

「コラコラコラム」は、今後も「アクセスカウンター」を始め他の機能は置きません。
ブログのアクセス数で勝負しようというワケではありません。
ブログでカネを稼ごうというワケではありません。
日本国内はもとより、世界各地の友人知人達との私的なコミュニケーション手段に過ぎませんので、提供者の中で推移が分かればそれでよいと考えています。

最近は、コメント、トラックバックの一部を制限しています。
まともに取り上げる必要を感じないモノが多い事が最大の理由です。
スルーするにも、削除しなければならないし、その手間が無駄だと思うからです。
@NIFTYが、送信してきたコメントやトラックバックを、勝手に掲出しないプログラムに転換されてから、大いに助かっています。(この掲出はコメントを受けます)

「ブログ」は世界の小市民には小宇宙。
たくさんのブログが世界各国で作成され公開されているようです。「メール」「ホームページ」「ブログ」はインターネットが提供してくれた最大の贈り物かも知れません。
一人ひとりは大した力がないけれど、必要なネットが自然に形成される事で、「様々な情報が真実と嘘偽を混在させ」ながら飛び交い、長い時間をかけ、やがて新しい世界を形成するのかも知れません。
「ブログ」は何よりも小市民である発信者と国際社会を結ぶ手立てですが、小市民には「小宇宙」のようにも思えます。
「メール」「ホームページ」「ブログ」を始めとする、インターネットの世界は、あと2000年も経てば、不動の技術が確立され、誰もが所有できる「世界遺産」になるかも知れません。
有効に作用させ得る「ブログ」として、「小宇宙」でもある「コラコラコラム」を維持できたらと考えています。
これからも、細々と、「コラコラコラム」を維持してまいりますので、皆様、よろしくお願い申し上げます。  [主宰者:2007/10/08-15:05 日本時間]

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