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2007/12/02

世界は変わる!パキスタン、パレスチナ、小さいけれど大阪も!

ベトナム関係(国家主席国賓訪日)のニュースを追い続けた11月下旬でした。

その間に、世界の情勢は、劇的なと言うほどでではありませんが、想定以上の動きを見せ「変化」の兆しが見え隠れする状況と言えなくもありません。

その第一は、パキスタンで、ムシャラフ大統領が陸軍参謀総長を辞任し、大統領職に専念することを表明しました。最高裁判所の判事を入れ替えてでも、大統領職を守る姿勢で臨んだムシャラフ大統領、これに対する強烈な批判を抑え込むため、「非常事態宣言(=戒厳令)」を公布し、政治権力を一身に集中させての危うい政権運営だ。そうでもしない限り、現在のパキスタンでの政治情勢を乗り越えることができない、との認識がそうさせるワケですが、それに対する批判として、建前主義の欧米諸国、とりわけテメー勝手な「米国」から放埒な攻撃を受け続けています。「イスラムの国パキスタン」へ欧米の価値観(キリスト教的倫理観と価値観)を持ち込み、押し付けどうしようと言うのか、全く理解できないままで、自らの価値観を押し付け「イスラムのパキスタンをイスラム過激勢力との戦争最前線へ駆り立てている」。この情勢を強いられた事で、パキスタンの困難が始まったワケである。そこでは、「欧米型民主主義」の強制を繰り返すだけである。「イスラムの国パキスタンに、戦争を強制するなら、統一的な政治・軍事権力が不可欠だ」とムシャラフ大統領は考えたに違いない。しかし、「米国」の建前とヒステリックな人権第一主義の勢力は、そのような寝言を許さない。そもそも、「民主主義による人権主義と、基本的人権を否定する戦争は相容れない」のである。欧州諸国も米国の建前に対し無批判に同意する。「相互に矛盾」することを平気で言い続けることができる思考回路にどう対処すべきか、ムシャラフ大統領は苦慮した事だろう。近いうちに「非常事態宣言(=戒厳令)」も短期的に解除することになるのだろう。そして、間もなくパキスタンは「下院議員選挙」に入る動きを整えるようです。

引用開始→ ムシャラフ大統領、陸軍参謀長を退任…ホッケー場で交代式  (讀賣On Line)

Mm20071128205710139m028日、副参謀長に陸軍参謀長職を譲るムシャラフ・パキスタン大統領(左)=ロイター

【イスラマバード=佐藤昌宏】パキスタンのムシャラフ大統領は28日、首都イスラマバード近郊ラワルピンディのホッケー場で開かれた陸軍参謀長交代式に臨み、同職をアシュファク・キアニ副参謀長に譲り、退任した。

29日には、大統領2期目の宣誓を行う予定で、宣誓とともに軍籍を離脱し、文民大統領となる。これで1999年10月から8年間続いた同国の軍支配は一応、終幕する。

ムシャラフ氏は98年10月に陸軍参謀長に就任。その後、軍部の文民統制を強化しようとしたナワズ・シャリフ首相(当時)と対立し、99年10月の無血クーデターで実権を握った。

2001年6月には暫定憲法命令により、大統領に。翌年10月に下院選を実施し、「民政移管」を行ったが、自らは参謀長を兼務したまま大統領職にとどまり、今年10月の大統領選で再選した。

ムシャラフ氏は交代式で、「私の人生、情熱、愛は、すべて軍とともにあった。軍服を脱ぐだけで、今後も軍との関係は変わらない」と強調した。式の模様は、国営テレビで中継された。

後任のキアニ新参謀長は、ムシャラフ氏の腹心で、10月に参謀長昇進含みで副参謀長に就任した。
(2007年11月28日19時20分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

ムシャラフ大統領からすれば、「下院議員選挙」の役者は揃えたというところだろう。ブット元首相も、シャリフ元首相も帰国させた。野党(代表)候補を揃えたことで形は整った。さて、これからである。欧米の関心は「公平公正な選挙ができるか」にかかるのだろうが、果たして、パキスタンにそれを求めてどうしようと言うのだろう?

その結果、ムシャラフ路線が否定され、シャリフ首班になれば、パキスタンは泥沼の混乱に陥る事が目に見えている。それでも「欧米型民主主義」なのか?その瞬間に「米国」はいきなり強烈でヒステリックなパキスタン非難を始めることになるワケだ。「米国」による幼稚で稚拙な猿芝居は目に見えている。日本は、米国の顔色と欧州連合のモノ言いをハラハラしながら見守っている。「新テロ特措法」は新年1月8日以降に決着という流れができてしまうかも知れない。

とにもかくにも、パキスタン情勢とアフガニスタンでの戦争は、ムシャラフ大統領の舵取りを見守る以外に方法がない。

次は、パレスチナである。パレスチナの友人からの連絡メールは、依然、途絶えたままだ。生きているのか、殺害されたのか、謂われなくイスラエルに囚われの身なのか、全く消息不明で確認のしようがない。いかにPCを潰されたとしても、自由の身であればナントしてでも世界に向け、情報を発信することはできる。とにかく無事であって貰いたい。

そのパレスチナは、アッバス議長がイスラエルと手を結び、パレスチナ国家の樹立(建設)について基本合意を相互に遵守し合う事を改めて確認したと報じられた。基本的には、ヨルダン川東岸を軸に国際的に認められた政権を樹立する事になるワケだが、イスラエルは、自らの国は「ユダヤ人(ユダヤ教徒)のための国」だから、イスラムを信奉する異教徒を受け入れる事はできないと主張を変えていない。従って、エルサレムを追われたパレスチナ人がエルサレムに戻る事はおろか、イスラエルの主権に覆われる地域への入国は認めない。この主張を崩す事はないまま、全世界へ力で押し切る姿勢を見せているワケだ。この程度の合意(再確認)を、米国は手柄話のように推し進めている。この種の合意は、この20年ほどの間、世界は耳にタコができるほど聞かされ続けてきた。ブッシュのオヤジも、クリントンも、はたまたブッシュの小倅サル・ブッシュも、錆び付き苔が蒸す話を持ち出し、双方の代表を招き寄せ、政権を去る前にサル芝居を繰り広げようとしている。そこにはパレスチナ人の願いも主張も何もなく、ただただ、横柄なユダヤ国家イスラエルの存立が確保されればそれでよい。パレスチナが受け入れさえすれば、「世界の国々から膨大な援助をしてやるから、黙れ!」と言っているに過ぎない。パレスチナはもとより世界をバカにしている。政権を去る前に自らが繰り広げた「戦争」を綺麗にしておきたい。ただ、それだけである。真に知能指数の低い思考と言わなければならない。これが、世界の国際政治で類い希な知能指数の持ち主と厚顔にも自己宣伝して止まない、幼稚で稚拙なメンドリ・ライスの論理である。サル・ブッシュもサル事ながら、世界からそのサル知恵というか身勝手さを笑われるだけだ。

その三は、世界の論理から比べると小さなデキゴトだが、お騒がせの「大阪府知事選挙」である。先日は、「大阪市長選挙」だった。

大阪府内で、ほとんど誰からも支持されていない、元通産官僚の太田房江知事が、自らの身から出た錆で3期目に自分は立候補したいのに、誰も応援してくれそうにない孤立無援の四面楚歌に陥り、泣く事もできない事情へ追い込まれた。オォッタ・オォッタ・フサェッーと泣いているらしい真に小気味よい話だ。大阪市民を始めとする関西各地の政治スズメやトンボにからかわれているワケで、気味の良い話である。散々、エラそうに横柄なモノ言いを繰り広げやがって「ザマー見ろぃ!」。財政再建団体寸前の大阪府政を今は永田町を引退したが、それでも政界を睨み続けるモナカのノナカ(当時、自民党幹事長現役だった)によるツルの一声で、自民党大阪府連の反対にも関わらず、いきなり降ってきた尻軽る落下傘候補の典型だった。自らは、別に確固たる政策があるわけではなく、ただただ、毎日まいにち、時間を弄ぶお局様のごとく退屈な時間を潰した8年だった。それでも、「大阪府知事」のイスは「東京都知事」ほどでないにしても、座り心地は良いようで、古くは日本の食肉流通を仕切った事業者、ハンナンのアサダ某の自宅を訪ね会食やらカラオケを繰り広げ、その一部始終が週刊誌ネタに取り上げられ、東京でも政界の話題を掠っていた事もあった。あの頃が懐かしい。しかし、食肉流通王ハンナンのアサダ某もいまや塀の中に身を置いている。この時にも相当強いバッシングと批判の嵐に遭ったハズだが、本人は懲りないのか理解がないのか、それとも考える能力を欠く(一応、東京大学卒ということ)のか、全く分からないけれど、今度は、大阪府の取引業者団体が主催する会合に講師として招かれ、1~2時間会食をし、その際、何かを喋り、その度に、講師料とかお車代などの名目で謝金を受領していた疑惑が表面化した。その金額は合計880万円とされている。表面化した際には開き直り、「何ら、問題はない!」と思わず聞く側が耳を疑うような代物だった。加えて、会合に出席していた事業者の数社は、大阪府から随意契約により総額38億円の受注を得ていたことが判明、すると一転して前言を翻し、「不適切な受領であり、知事を退職する際(大阪)府へ寄付する」と表明。「いま、寄付すると言わないところが太田房江のオオタフサエたる点である。周囲が忘れるのを待つ作戦に出たワケだ。報道陣の度重なる追究に、最近は、「近い時期に、弁護士に問題の金額を『供託』し、しかるべき団体や機関へ寄付する考え」と、発言を修正している。何かがバレると、巧妙に言い訳し、前言を翻し続けるのである。自らの言葉が軽い、社会との約束など眼中にない物凄い人物である。

大阪市民、府民を始め、関西のプロ野球ファンを始め周囲をアッと言わせた事件を挙げればキリがないけれど、その昔、在りし日の「近鉄バファローズ」がパ・リーグ優勝を決めた年、「大阪ドーム」へ乗り込み、最もセンスのない「近鉄バファローズ」のハッピを身に纏い、キャーキャーワーワー大騒ぎを繰り広げ、「選挙運動?」と非難囂々のバッシングを「バファローズ」ファンから受けた。その舌の根も乾かぬうちに、ナント2003年の9月には、「阪神甲子園球場」へ足を運び、必ずテレビ画面に映る「阪神電鉄の保有席」から、「私、タイガースのファンですから!?」と厚顔にも主張し、甲子園の「タイガース」ファンから、「ナメとんのか、コッラ~!バカにすなぁ~!尻軽オンナ!クッソ・ボケ!」と罵られたのであった。

太田房江ネタで、この手の話を、数え始めたら枚挙に暇がない。極めつけは、今回、どの政党も推さないと強い決意を下した原因を紹介しておこう。それは、先日実施された「大阪市長選挙」で起きた。大阪市長選挙は、現職の関淳一氏(落選)を自民党と公明党が推した。それまで与党だった民主党は平松邦夫氏(当選)を推した。これまで大阪市政では与党同士だった二大勢力が、7月の参議院通常選挙の結果を踏まえ、袂を分かち雌雄を争ったワケである。このこと自体は大変良い事だった。政治はそうあるべきだ。さて、大阪府知事の太田房江自身は、自民党+公明党+民主党の共同推薦候補である。従って、自らの推薦組織が割れた大阪市長選挙では中立を守るのが政治家の基本原則である。何よりも大阪市は腐っても政令都市であり、財政規模は大阪府と同規模の自治体である。選挙中は、太田房江もしおらしく中立と沈黙を守っていた。

Mm20071118223257688m0yn開票が始まり当選結果(当確)が出そう(21:03分頃/開票開始後3分)になるや否や、民主党の候補平松邦夫事務所へ(大阪府の)公用車で駆けつけ、「おめでとうございます!」と祝意を述べ、ナント!?平松邦夫の「バンザーイ!」の際には平松邦夫の後ろへ廻り、自慢の赤い服で、テレビカメラ、報道カメラの絶好位置を確保し、「バンザーイ!!」を繰り広げたのだった(証拠写真を掲出しておこう:平松候補の後ろの赤い服の人物が太田房江である)。テレビ画面でその姿を見て、ビックリ仰天したのは、自民党+公明党はもとより、民主党の支援者も「言葉を失った!」そうである。

政令都市の市長とその都市を抱える道府県の知事は、相互の選挙では、極めて慎重であるべきだ。まして、自らの支持政党が割れている場合など、慎重の上にも慎重さが求められる。その点への思いが至らない、そこが分からない尻の軽さが太田房江のオオタフサエたる所以であると指摘されている。次の朝、陽が昇ると批判の嵐が巻き起こる!マスコミは一斉にその政治センスに疑いをかけた。自民党+公明党は批判のボルテージを上げ態度を硬化させる。民主党内からも強い批判が湧き起こる。お手軽お手盛りの民主党の草履取り「連合大阪」はナンとかのひとつ覚えで、太田房江支持を打ち出すが、世間の強い批判に曝されても怯まなかった。本人は、この批判の嵐を前に、大阪府政を放置し、先週は東京へ駆けつけ自民党本部へ乗り込み党首脳との直談判に持ち込もうとしたらしいが、相手にして貰えず、泣く泣く大阪へ舞い戻ったと噂されている。先週末(月末)には、民主党も正式に支持しない。他の候補擁立を考える旨を決定した。公明党も同じく不支持を決定し表明。自民党は別の候補を擁立すると既に発表。この流れを見て、「連合大阪」も批判に耐えきれず「大田支持」の旗を降ろす。そして、月が変わり「孤立無援、四面楚歌」に陥ったのである。「ヘッヘ!ザマー見ろぃ!」というのが正直なところだ。

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