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2007/12/30

パキスタン!ブット元首相暗殺で、だれが利益を得るか見極めが大切だ!?

ブット元首相暗殺で、最も利益を得たのは誰で?最終的に利益を得るのは誰か?

この点の解明が何よりも重要だ。
一番慌てふためいているのが、ワシントンのサルとニワトリのコンビだろう。
進退窮まる所へ追い込まれたのが、パキスタンではムシャラフだろう。
サル・ブッシュとメンドリ・ザ・ライスは、描いたシナリオが崩れ、赤っ恥の声明を強気で出し続け、ムシャラフの尻を叩きまくっている。所詮は「サル知恵」の限界を見せている。このままなら、サルとニワトリには2009年1月の退任時期、寂しい結末が待っているだろう。史上最悪の大統領、リチャード・ニクソンと並び称せられる知性を欠いたオバカ大統領のレッテルが待ち受けている。共和党は二人もオバカ大統領を送り出したと合衆国の歴史に刻む事になる。オバカ大統領の名を馳せた件で、対する民主党はジミー・カーターを抱えているが。

さて、話を戻してパキスタンである。
誰が何を吸い寄せ、誰が何に対し混乱を準備したのか?
この点を読み切らないと前へ進まない。

パキスタン内務省は、検死結果を発表していない。イスラムの慣習では「検死」が困難なことは分かるが、それではいずれも分が悪い。悪すぎる。
公表した内容の程度では、誰も信用しないだろう。
むしろ火に油を注ぎ、暴動を激化させる事に作用するだろう。
その点を織り込み済みで発表したなら、中々の知恵者がいると考えた方がよいのだろう。

①各地で暴動が頻発する。抑えられない。
②下院選挙や地方議会選挙などやってられない。選挙は無期限延期!
③外出禁止令を出す。
④暴動はゲリラ化して止まない。
⑤全土に戒厳令を敷く!
⑥治まらない。
⑦公然と軍隊を出す!武器を持つ側と保たない側が戦闘に!
⑧北西部のトライバルエリアから、パシュトン人主体の武装グループの進撃が始まる!
⑨パキスタンは、完全な内戦状態に陥る。
⑩カシミールで、対インド戦線に火がつく。
⑪ラホール付近でインド国境を破る破壊が始まる!インド側から応戦の火蓋が切られる。
⑫政権軍とPPPがカラチの攻防戦を始める。
⑬米軍は、手が出せない。気を揉みながら見守り続ける。
⑭米国内は中間選挙で、強硬な議論が続出する!
⑮サル・ブッシュは介入のタイミングを狙う!
⑯米国の財政は一気に悪化する。
⑰中国は、カシミール国境線へ人民解放軍を集結させる。
⑱ヨーロッパで、イスラム過激派によるテロが続発する。
⑲パキスタンで「核兵器(資料や操作ボタン)」が行方不明になる。
⑳世界は、「恐怖のどん底」へ叩き落とされる。

*収拾案は、パキスタンの北西部辺境地域を切り離し、アフガンの一部と一緒にパシュトン人を閉じこめ、彼らの国を設ける。アフガンと、パキスタンは当面、国連が管理統治し両側からパシュトンを牽制し、閉鎖地域から一歩も出さない。
その上で、追い込み逃げ込んだイスラム過激派を徹底的に炙り出す。
これは、チンギスハーンの統治行為に倣う必要がある。そうでもしないと治まらない。

世界は、平和な面構えで、パキスタン情勢に対し手を拱いているヒマはない。
ここまで追い込んだ、米国はその責任をとるべきである。
絶対に逃れる事はできない。責任転嫁をさせてはならない!
とにかく、国際社会の武力行使も含めた知恵を出すべきである。

不埒な事だが、現在時点で最も利益を得そうな側に位置する者たちの仕業だ。

「コラコラコラム」はナワズ・シャリフと気脈を通じる奴らを何よりも誰よりも疑っている。
そいつらは、現在のパキスタン政権内部にも巣喰っている。
何よりも、イスラム過激派との連携は命脈を保っている。
そして「核兵器」開発を推進した張本人がナワズ・シャリフである。
ムシャラフ政権を後方からコントロールしてきたのも、ナワズ・シャリフの一派である。

ムシャラフ大統領は、抑えが効かなくなるが故に、国軍の参謀総長辞任を嫌ったのである。

ナワズ・シャリフの主張は、民主主義を建前に掲げるが、実は汚職まみれ(これを暴く主張を続けるとパキスタンの政権は成立しない)で、イスラム的には超保守派に位置し、過激派とも幅広い交流がある。
だから、ムシャラフは、シャリフの帰国を許可しなかった。
それを、メンドリ・ザ・ライスがしゃしゃり出て、帰国を許可せよと迫ったのだ。
加えて、ムシャラフの参謀総長辞任を迫った(最も、これはブット元首相の主張を受け入れたものだが)のだ。

さて、選挙戦が始まると、パキスタン国内は圧倒的に「ブット」であり「パキスタン人民党」である。各地はPPPの党旗一色に染められてしまった!
ムシャラフは安心しながらも一方では強い恐怖を感じ始めたと考えられる。
何よりも、シャリフの一派は相手にして貰えない。存在感など皆無になった。誰も見向きもしないし相手にもしてくれない。シャリフは政治的孤立を痛感したことだろう。
焦りにも似た、悲鳴が湧き起こったのではないか。

ブット元首相がテロに会い銃撃で死亡したと聞くや否や、シャリフは、早速「選挙のボイコットや中止」を声高に求めた。
29日には、カラチへ移動し、葬儀出席を断られたもののブット家の霊廟へ弔問し、哀悼の意を表明したと報じられている。

シャリフが恐怖を抱いたのは、ブット元首相を8年前に追い落としたのは、自らで、その汚い手法はパキスタン内で厳しい批判を浴びた。しかし、ムシャラフ大統領が登場するまで我が世の春だった。
もし、この度の選挙で、ブット元首相のPPPが大勝し、自分達が敗退したら「それは政治生命の終焉を示す」から、負けられないのである。しかし実際には勝てないのである。
ムシャラフも、ブット人気に恐怖した。

それは「政策を持ち、政策を掲げられる人物」と「そうでなく、単なるボス的政治屋に過ぎない者」との差であるが、オバカさんには分からない理解できない事なのだ。
日々漏らすグチ「勝てそうにない、ブットは強い、強すぎる、自分達に明日はない」とボヤキ続けたのだろう。
それを誰かが聞き、それならと・・・・・・・!
先進国では、凡そ考えられない事だが、パキスタンでは普通の光景である。

従って、政権内部と周辺に屯するボロ政治家の周囲がクサイのである・・・・・・・?

科学的裏付けのない死亡理由だとか、電話傍受電波だとか、寝言や戯れ言をパキスタン内務省が公表しても、現在のパキスタンでは誰も信用しないだろう。ナワズ・シャリフもムシャラフも、恐怖が先立つと善悪の判断は狂うし、悪魔は互いに手を握り合う事もある。世の東西を問わず、「敵の敵は、最大の味方」であるから!

オバカさんの集まりだから、誰が得するか?も考えず、「自分達が一番有利に立つ!」としか考えられない短絡的な思考回路に結論を求めたと推論する自由は極東の島国の一角で保持しておきたい。

かつ、故ベナジル・ブット元首相のご冥福を祈りたい。

引用開始→ 「何か起きれば責任は大統領に」故ブット元首相が警護に不信感  (日経NET)

【ニューヨーク28日共同】米CNNテレビは28日、パキスタンのブット元首相が生前、自分にもしものことがあれば「その責任はムシャラフ(大統領)にある」と指摘し、ムシャラフ政権が提供する警護態勢に不信感を抱いていたと報じた。

CNNによると、元首相は米国駐在の報道官を通して10月に同局のキャスター、ウルフ・ブリッツァー氏に送った電子メールで「(ムシャラフ大統領の)取り巻きのせいで、自分が安全だと感じられない。(何か起きれば)ムシャラフに責任がある」と伝えた。報道官は、元首相が死亡したときのみメールを公表してよいとの許可をブリッツァー氏に与えたという。

元首相は10月に南部カラチで約140人が死亡した自爆テロで狙われたことから不信感を抱いたもようで、メールは同テロ後の10月26日に送られた。(29日 12:10)
Copyright 2007 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ パキスタン政府「ブット氏の死因は爆風、頭強打」(12/29)   (日経NET)

【ニューデリー=山田剛】パキスタン内務省のチーマ報道官は28日夜記者会見し、27日に暗殺された野党指導者ブット元首相の死因について、爆風によって車体に頭を強打したのが原因との調査結果を発表した。自爆犯の銃撃が死因との従来見解は撤回した。

しかしブット氏が総裁を務めていたパキスタン人民党(PPP)幹部らはこれに強く反発、「政府は事実の隠ぺいを図っている」として新たな抗議行動も辞さない構え。暗殺に抗議するブット氏支持者らの暴動は29日も南部カラチなどで散発的に起きている。

記者会見したチーマ報道官は死因について、「自爆の衝撃でサンルーフのレバー部分に側頭部をぶつけた頭蓋骨(ずがいこつ)骨折によるもの」と説明。「病院に運ばれたときには心肺停止状態だった」と述べた。また、治療に当たった医師の証言として「ブット氏の体には銃創はなかった」としている。
Copyright 2007 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

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コメント

混迷するパキスタン情勢。益々眼が離せない状況になりましたね。テロ活動収まるどころか増える一方です。

投稿: としき | 2007/12/30 15:57

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