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2008/02/07

苦悩の米国!ヒラリーでも、オバマでも、マケインでも、大統領予備選挙で多様化と分散化(分裂)が進む!

国家分裂しないために、バラマキではないけれど、「the United States of America」「アメリカ合衆国」と叫ぶ必要があるのだろう。
「the United States of America」なら本来「アメリカ合州国」だが。
「アメリカ合衆国」なら「the United Peoples of America」でなければならない。

ニューオルリンズを襲い街を破壊した台風カトリーナ。
あの被害で逃げ回る被災者の姿が映像で映し出されたとき、日本で多くの人は驚きを隠さなかった。米国社会が抱える姿を如実に描ききったからである。
高度に発達した先進工業国で打ち捨てられようとする人達の実態を見せたからである。
それは、とりもなおさず社会の病巣である。

次に、昨秋、証券化し世界へ売り飛ばした悪名高い「サブプライムローン」が遂に破綻した。ここでも明らかになった事は、社会のミドル~ロアーミドルへ寄って集って巧妙に資金を収奪する「米国式金融資本主義」の縮図であった。
これも米国社会が持つ深刻な病巣だ。
イラクの戦場に投入された兵士の多くは、意味無く生命を落としている。
この件で、サル・ブッシュは勿論、メンドリー・ライスも素知らぬ顔で頬被りし口を閉ざし逃げの一手である。

米国社会は、ウソに満ち溢れた社会の仕組みに対し、一般的に怒っている、と考えるべきである。
もはや米国は、従来のパターンでシステムで国を統治できる状況にないのでは?

興味深い点は、ヒラヒラ・ヒラリンが、絶対有利の東部13州のうちニューヨーク州とマサチューセッツ州では勝利したが、コネティカットではバラマキに敗れた事だ。
日本に置き換えると、東京都、千葉県、埼玉県では勝ったものの神奈川県を落としたようなものだ。この点が実に興味深いところだ。
ちょっとウィークポイントになったように見える。

次に、バラマキは、中西部各州を押さえた事だ。米国社会で各州の収入による差が得票に表れている。今回の予備選挙で米国社会の地域格差とそれによる所得格差が明らかになっている。この点に注目する必要がある。

米国社会は多様化した中で、分散化の傾向を見せている。
強力な一枚岩の「アメリカ合衆国」が、強い「アメリカ合衆国」を維持しようとした稚拙な政治と経済政策のために、地域格差と所得格差が明確になり、それに対する疑問と抗議が投票で示されたと見る事もできる。

従って、今後はヒラヒラ・ヒラリンが主張するように従来型の統治でも緩やかな「アメリカ合衆国」(州政府主体)でいくのか?
それとも、バラマキが主張するように、強固に構築された階層社会の存在を認め「下層社会」に身を置く側の主体による強力な「アメリカ合衆国」へ転換するのか?
民主党は、この戦いをしているのである。

大統領予備選挙でバラマキが主張している事で政策面を検討すれば中身は全くない。
「変革しよう!社会を変えよう!バラマキにしかできない!」と叫んでいるだけである。
これは革命なのだ!革命をしているのである!
それに、米国社会の少なくとも25%近い人達が支持を寄せたのである。
この点が驚異的なのである。「コラコラコラム」はこの点を重視している。

対する共和党である。
東部を基盤とする、マカロムニーは自らのマサシューセッツ州で勝利しても、周辺州は殆どマケラレイン派に押さえられてしまっている。
マケラレインも党内基盤としてはコイズミ・ドンイチロォみたいな人物で、大きな組織も母体もない人物と言われている。
つまりサル・ブッシュの共和党の中では、サルに最も遠い位置に立つ人物だ。
共和党も、変革を求めているのである。
これが米国流の世論である。
一番有利だったズリオチーニが選挙戦から撤退するのも、サルが木から落ちるのも、米国が攻撃されたときには強いアメリカを求める声で推されるが、短期間に勝利し強いアメリカとして世界に君臨できなければ、人気も支持も落ちるのである。
サルのオヤジも、第一次湾岸戦争で圧勝し人気絶頂であったが、二期目を目指した大統領選挙では、ヒラヒラ・ヒラリンの旦那のビルに「不適切な関係」はなかったけれど蹴散らされた。8年後に、今度はヒラヒラ・ヒラリンの旦那のビルが片腕と頼った「不都合な真実」のゴアとオヤジの無念を晴らそうとサルが挑み戦い勝った。
そしてメンドリを抱え、短気で狡猾なペアは、至る所で「不適切で不都合な戦争」を繰り広げ、「アメリカ合衆国」を破綻へ導こうとしている。
これをヤメよ!と米国の世論は主張しているワケである。

革命として、しかし血を流さずに!
サルとメンドリの首を切ろうというワケだ。

だから、ヒラヒラヒラリンでも、バラマキでも、ここはマケラレインでも、サルとメンドリの路線が完全に否定され、米国の多くは「自分達の手は汚れていない」と掌を返した主張を間もなく繰り広げるのだ。
便利で都合のよい国だ!
米国は、既に完全な分裂状態にある。これが強まるか弱まるか?

ただ、ハッキリしているのは、米国は「大統領予備選挙」を通じ、階級闘争を繰り広げているという事である。
バラマキが黒人だとかブラウンだとか?
ヒラヒラ・ヒラリンがオンナだとか、どうでもよいのである。
ここはマケラレインが、ベトナム戦争時に撃墜されたパイロットで5年間ベトナムで捕虜になった「英雄?」だ、などという事はどうでもよいのだ。

米国社会は、「金融資本主義至上主義者」へ階級闘争を仕掛けているって事実だ。

引用開始→ 民主党指名争い、決着せず…共和党はマケイン氏が王手  (讀賣On Line)
米大統領選

【ニューヨーク=貞広貴志】米大統領選の民主、共和両党の候補者指名争いは5日、最大のヤマ場である「スーパーチューズデー」を迎え、民主党はヒラリー・クリントン上院議員(60)が最大票田のカリフォルニア州など8州で勝利する一方、バラク・オバマ上院議員(46)も中西部を中心に13州を押さえ、指名争いの決着が今後に持ち越される大接戦となった。

共和党は大票田を確実に押さえたジョン・マケイン上院議員(71)が指名獲得に王手をかけた。

2008020711434501nyomi6日朝(日本時間同夜)までの集計によると、予備選・党員集会が行われた全米24州(民主党22州、共和党21州)で、クリントン氏は、カリフォルニアのほか東部の大票田であるニューヨークやニュージャージー、ヒスパニック(中南米系)の多いアリゾナ州などで勝利した。オバマ氏は、黒人の人口比率が高いジョージアなど南部2州や、地元イリノイ州など中西部5州などで支持を広げた。

また、CNNテレビによると、夏の党大会で指名候補の投票に臨む代議員の獲得数は初戦のアイオワ州以来の累計で、クリントン氏が783人となり、709人のオバマ氏が激しく追う展開となっている。

指名獲得には代議員総数の半数を超える2025人が必要で、今月12日のメリーランド、バージニア両州の予備選挙でも決着がつかず、決着は大票田のテキサス、オハイオ両州で予備選が行われる3月4日以降にもつれ込む可能性が高い。

クリントン氏は5日、ニューヨークで支持者らを前に「次世代により良い国を残すため、これからも戦い続ける」と宣言。オバマ氏も同日、イリノイ州シカゴで「この動きは本物だ。米国に変化が起きようとしている」とそれぞれ今後の選挙戦に自信を示した。

2008020711434421nyomi一方、共和党では、マケイン氏がカリフォルニア、ニューヨーク両州など大票田で確実に票を重ね、9州で勝利し、独走態勢に入った。獲得代議員数の累計でも、CNNテレビによると、マケイン氏は559人。ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(60)は265人、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)は169人にとどまったが撤退宣言は見送った。
(2008年2月7日09時04分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

引用開始→ 民主2氏譲らず 共和はマケイン氏首位固め (asahi.com)
2008年02月07日03時00分

米大統領選の予備選・党員集会を一斉に行った5日の「スーパーチューズデー」で、開票が残っていた西部諸州のうち、全米最多の代議員数を持つカリフォルニア州は、共和党は「本命」のマケイン上院議員(71)、民主党はヒラリー・クリントン上院議員(60)がそれぞれ順当に勝利した。クリントン氏はオバマ上院議員(46)と互角の戦いとなっており、接戦は長期化する見通しとなった。マケイン氏の指名獲得の可能性はさらに高まった。

Tky200802060463asahi_2スーパーチューズデーの主な結果(CNNから)

今回のスーパーチューズデーで最も注目を浴びたカリフォルニア州だが、民主、共和いずれも事前の世論調査で優勢が伝えられた通りの結果となり、大きな波乱はなかった。得票率で1位になっても獲得代議員数で必ずしも大きな差がつくわけではないが、重要州を獲得したことで、今後に向けた政治的な影響は大きいと見られている。

民主党はクリントン氏が8州、オバマ氏が13州だった。クリントン氏は5日夜、「私たちは戦いを続ける」と選挙戦の継続を宣言。オバマ氏も「我々の時が来た。我々の運動は本物だ。米国に変化が訪れた」と決意を示した。民主党の候補指名争いは大きなヤマ場を越えたが、予備選・党員集会は6月まで続く。最終的には8月末の同党全国大会で正式に候補指名の運びとなる。

共和党のマケイン氏はニューヨークなど9州、ロムニー前マサチューセッツ州知事(60)は7州、ハッカビー前アーカンソー州知事(52)は5州で首位をとった。ハッカビー氏は予想以上の善戦で、ロムニー氏と同様、選挙戦から撤退しない考えを示した。
(WEB朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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