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2008/08/19

パキスタンからムシャラフ大統領がシャリフに蹴り出され亡命へ!

昨夜(18日)このニュースが寄せられたとき、とり上げるべきかどうか随分考えた。取り上げるとすればどのようにすべきか?
基本的には、パキスタンの国内問題に過ぎない。従って、外国人が口を差し挟むべき出来事ではない。しかし、パキスタンには多くの友人がいる。もちろん政府関係者も多数存在するワケだから、全く関係のない無垢で手垢がついていないなどと言うつもりはない。

しかし、パキスタンは複雑な国だ。欧米が律したがる民主主義の枠には収まりきらない実に複雑な国だ。

ムシャラフ大統領が存在した理由は、いま現在は、追い出す側に廻っている「ナワズ・シャリフ」が原因である。
シャリフの悪行非道に耐えかねたパキスタンの人民が、シャリフ打倒のためにパキスタン国軍と結託したというべきかパキスタン国軍を嗾けたというべきかだったワケだ。
担ぎ出された軍の頭目がムシャラフ大統領(陸軍総参謀長)だった。

そして、欧米社会は、ムシャラフ大統領をアルカイダとの戦闘で全面に立たせたくせに、パキスタンの政治情勢はもちろん、社会の基層を理解しようともせず「民主化を要求」した挙げ句、ムシャラフ大統領には許し難い政敵のナワズ・シャリフまで亡命先から引き戻し、珍奇な選挙戦を繰り広げさせたワケだ。
基本的には、これも亡命先から呼び戻されたベナジール・ブッドが率いるパキスタン人民行動党が圧勝する予定(手筈のシナリオ)だった。
しかし、ブッドが選挙で圧勝すれば、パキスタン西部の辺境地帯を根城にするアルカイダは窮地に陥る。このため、ブッド暗殺に及んだわけで、昨年、年も押し詰まった年末にパキスタン人民の希望の星だったベナジール・ブッドはアルカイダの手下が放った銃弾により斃された。

そもそも、ブッドを亡命へ追い込んだのは、ナワズ・シャリフである。ブッドを追い落とした上でシャリフは首相の座に就いた。
そして繰り広げたのは「汚職の山」と言われている。
その結果、パキスタン人民の怒りを買い、ムシャラフに蹴り出されサウジアラビアへ亡命したのである。それが昨年の冬に「欧米社会」が期待する「形式的な民主主義」の格好付けで帰国を許されたのである。

そして選挙期間中に、パキスタン人民には運悪く、シャリフには運良くというか、ブッドの暗殺が白昼堂々と人民の前で公然と行われたのである。

その時、「コラコラコラム」は2007年12月と2008年1月のスレッドで、「ブッド暗殺で、最後に笑う者は誰か?」と掲出した。

いま、明らかにされようとしている事実がある。
ブッドが消され!
ムシャラフが追い出され!
最後に残る者は誰だ! それこそハゲの「ナワズ・シャリフ」その人である!

ムシャラフを誘惑し汚職まみれへ誑し込んだのは、パキスタンのビジネスを仕切るボスの手下か配下である。
シャリフを誘惑し汚職まみれへ誑し込んだのは、パキスタンのビジネスを仕切るボスの手下か配下である。

シャリフが、汚職まみれだと糾弾し訴追しようと身構えた相手は、ベナジール・ブッドであり、ブッドは身の安全を図るため、まずはサウジへ亡命し次に英国へ逃げ出したのである。

ブッドを誘惑し汚職まみれへ誑し込んだのは、パキスタンのビジネスを仕切るボスの手下か配下である。

常に手が綺麗なのは、汚職を誑し込ませる側である。
仕切る事ができるボスである。
ボスは、一度も打倒されず、いつも我が身は綺麗だと言い切っている!
そりゃ、そうだ、自らは手を下さないのだから。
ハッキリしている事は、パキスタンの経済を握る数名のボスが、自らの利益のために「表紙を変えたがる」のがパキスタンの政治の真実かも知れない。
これらの人物は、常に、欧米多国籍企業の靴磨き係であり、肩叩き係であり、給仕であり、コックにもなり、ドライバーにも変身する。
こんな腰巾着共がパキスタンの富を囓り続けるから、パキスタンは産業を伸張させる事ができない。
パキスタンの「格差社会」は尋常ではない。
ムスリム社会であるにも拘わらず、酷い!ムスリムの同胞による「喜捨の精神」はどこへ消えたのだ?と思わず異教徒を忘れて口走りたくなる。

パキスタンは、この構造を根本から変えない限り、政治も経済も人民も安定しない。
そのパキスタンは「核保有国」である!
しかも「中国」と大変な仲良し国家である!
西部辺境地帯の要所を実質的にはアルカイダに占領されたままである!
アフガニスタンではアルカイダに領導されるタリバンが息を吹き返しつつある!
パキスタンの「核兵器」はどうなるのか?
ちなみに、従来の言動を分析する上では「ナワズ・シャリフ」はアルカイダの主張を受け入れる要素を保持している。

後は、皆さん、それぞれ考えてみて下さい。
ほぼ48時間更新せずに考えましたが、ナマズのシャリフを扱き下ろす事にします。

引用開始→ ムシャラフ大統領辞任、欧米メディアが速報   (日経NET)

欧米メディアは18日、ムシャラフ・パキスタン大統領の辞任を相次ぎ速報で伝えた。

英国放送協会(BBC)は辞任発表の演説を中継すると同時に「大統領の社会的名声は2007年に最高裁長官と約60人の裁判官を解任した時に大きく傷ついた」と解説。ロイター通信は「(ムシャラフ大統領は)今年2月の総選挙で大統領派が大敗して以降、孤立していた」と指摘した。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「米政府には、ムシャラフ氏の辞任が人口1億6000万人の核武装国に新たな不安定の時代をもたらすとの強い懸念がある」との見方を示した。 (23:47)
Copyright 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ ムシャラフ前大統領、サウジ巡礼後に亡命か…パキスタン紙  (@nifty NEWS)
2008年8月19日(火)20時17分配信 読売新聞

【イスラマバード=佐藤昌宏】18日辞任したパキスタンのムシャラフ前大統領は近く、首都イスラマバード近郊の厳重な警備を誇る陸軍の居住施設から退去する見通しだが、その後、亡命も視野に出国するとの観測が流れている。

19日付同国英字紙ドーンによると、同氏は退去と共に、サウジアラビアへ巡礼に出掛け、その後、どこに住むか最終判断をするとみられる。亡命先には、サウジ、米、英、トルコの4か国が挙がっている。

ムシャラフ氏は大統領在任中、国際テロ組織アル・カーイダの暗殺未遂に少なくとも2回遭い、現在もイスラム過激派から命を狙われている。

同紙によると、ムシャラフ氏は当初、イスラマバード市内の自宅に住むことを希望していたが、側近が「国内に住み続けることは非常に危険」と助言し、現在は亡命に傾いているという。
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