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2008/08/20

すぐに火がつく「中国のインターネット」、「ガス抜き」と「ガス爆発」を中国共産党がコントロールする!

言論の統制を続ける社会。言論の統制が続く社会。
表向きには「表現の自由」が確保されている社会。
しかし、そんな事は誰も信じていない。

その一端を垣間見ると、
「北京オリンピック」期間中に、事前に届け出、許可を得た「デモ」は認められる!
と、公式に世界へ向けて発表している中国政府。

中国から漏れ出し報じられるネタを拾ってみると、
その、公式発表を真に受け、とある地方から女性医師が、自分達の地域医療を改革し充実させたいとの願いから、北京での「デモ」を計画し、所定の届けを提出するや否や、自分達の地域を所轄する「党の書記係」、「地方政府の役人」、「公安警察の係」が宿泊先へ訪ねて来て、即座に居住地へ連れ戻(連行)されたようである。

中国政府も、北京の関係者も、異口同音に「表現の自由も言論の自由も抑圧していない」と性懲りもなく毎日まいにち外国メディアに向け述べ続けるのである。

嘘で固めた「ペテン・オリンピック」。
開会式(茶番のマスゲーム)そのものが「ペテン」だった!
その言い分が、「開会式のプログラムは『中国』を表現しているのであって、別に大した問題ではない!」だから、「オォ、それは見事な見解よ!」。

開会式を企画演出した総監督が、
"中国の話は、「嘘の固まり、虚飾の固まり」であるが「別に大したことではない」" と言っているワケだ!
この程度の国である!この程度の人物が踏ん反り返って威張り散らす国である!
そのくせ、世界に伍して「国際社会での領導権を得ようと見栄を張る」のだから救いようがない。ヤッパリ「中華饅頭低国」という名で呼ばれる事が相応しいのだ。

中国は、あらゆる「嘘」で塗り固められ、北京オリンピック開会式の珍奇窮まるマスゲームでも見せられたように「虚飾」が好きである。
そう言ゃあマスゲームではいつのまにか「中国五千年の歴史」って言い放ってたなぁ~!

嘘がばれないようにするにはどうするか?
被支配者を抑制する事である。
被支配者を抑圧する事である。
抑圧する方法は何か?
①国家権力による過剰な暴力である!
②情報(言論)の統制である!
③密告の奨励である!
④相互監視の徹底である!
これだけを徹底すれば、ほぼ、ナンとかなる!

しかし、厄介な事には、「インターネット(電網)」などという、凡そ想像もしなかった方法が開発され遠慮なく侵入してきた。
これは正面から摘発できない!何たって、バンドルネームとかがある事だし~!?
手を拱いている間に、15%程度まで普及し根を張ってしまった。沿海都市部はもちろん、内陸部でも主要都市は完全に網羅されてしまった。
表では言わない事が、「電網(インターネット)」の中では言いたい放題である。
当初はガス抜き効果もあった!
しかし、それは「諸刃の剣」にもなる事が分かる。
中国政府は「プロバイダー」の規制を始める!
米国から進出した「グーグル」も自社の商業利益の観点から、この規制を受け入れむしろ積極的に協力しているようだ。
中国政府にとり「電網(インターネット)規制」する事は実に簡単だ。
プロバイダーを勝手に設立させなければよいだけの事で、建前上、競争させているようなポーズを見せればよいだけの事。従って「数社に競わせる状況」を維持すればよいのだ。

こんな国だから、
中国では、「電網(インターネット)」が「井戸端会議」になってしまう。
いわば「ワイドショー」である!
<日本のテレビ各局が競う「ワイドショー」は、「ガス抜き井戸端会議」の典型だ!>

一般的に中国人(漢民族でも)は、日常的な不平不満は鬱積している。
7000万人の中国共産党員に13億人が抑え付けられているのだから、基本的に7000万人の特権階級が超権力として存在し、それが原因の不正、次にそれらを遠因とする不平不満が渦巻いている。
しかし、その不平不満を直接主張すると人生を失いかねない事態へ追い込まれるから、そこまでの事はしないのである。

「地域の医療改革を訴えようとした女性医師」は純粋無垢な人なのだろう。
多分、今頃は、自分の故郷で
「私は、学習が足りませんでした。私は、方法を間違えました。そのために、党の書記に大変な迷惑をかけてしまいました。私は、深く反省し心から党と人民に謝罪します。私に対し、寛大な処置をお願いします」
という「自己批判文」を無理矢理書かされ署名させられている事だろう。

拒否しようものなら、医院は直ちに閉鎖、様々な医療ミスをデッチ上げられ「逮捕拘留」の挙げ句、「人道に対する罪」の汚名を着せられ断罪される事が待つだけである。

だから、鬱憤晴らしとしても「北京オリンピック」があり、そこには「中国人選手」の活躍が約束(様々な不正の限りで予定)され、「大中華饅頭民族」思想の表れと過剰に虚飾されるのである。
だから、簡単に「金メダルの英雄」が粗製濫造され、競技者は一身に13億の期待という圧力を受けるのである。
「劉翔」のような「金メダル英雄」は、ガス抜きにはピッタリなのである。
だが、彼は、身体故障によりエントリーしながら脱落し棄権した。
これにより、中国の電網(インターネット)は批判中傷で燃え上がってしまったのである。

このままでは「ガス抜きがガス爆発」になりかねないと考えた、中国共産党中央委員会は副国家主席の「習近平」を動員し、メディアを含めた過激言論(非難や中傷)の抑制に注力する事へ踏み切った。
今日の日本経済新聞朝刊が紙面で報じたところでは、この面でも「言論抑制」が効果を顕し徐々に統制のとれた世論へ収束されつつあるとの事だ。

中国の世論は、いつも「ガス抜き」と「ガス爆発」の間で揺れ続けているのである。
「過激」と「抑制」の叩き合いであり潰し合いである事が、この度の「劉翔」批判とその収束過程を見る事で一端を理解できる。
つまり、中国共産党中央委員会が自らに都合よく「世論操作しコントロール」できる、あるいはしている事を世界に知らしめたのである。
日本人は、この重大な点を見逃してはならないのである。

引用開始→ 北京五輪:陸上 劉翔選手棄権 「悲劇の英雄演出」 中国世論、落胆と怒り  (毎日JP)

【北京・浦松丈二】北京五輪陸上男子百十メートル障害で金メダルを有望視されていた中国の劉翔選手が1次予選直前で棄権したことについて、国内世論は19日も落胆と怒りが渦巻いた。ウェブサイト上には、足のけがの詳しい情報が伏せられていたため「悲劇の英雄像を演出した」との批判も。中国のインターネット利用者は世界一だけに、ネットで特定の対象を「攻撃」する傾向は中国社会でも強まっているようだ。

中国国民が北京五輪で注目する選手は多いが、アジアにスター選手が見当たらない陸上で五輪連覇に挑んだ劉翔選手は別格。「地元開催の象徴」と位置付けられた。それだけに、ウェブサイトの書き込み欄には「敵前逃亡」「中国人の恥」などと個人批判も出ている。「早くけがの情報を公表していたら国民の受け止め方も違った」など冷静な見方がある一方、孫海平コーチの棄権後の会見にも「泣いて同情を誘う演出」と厳しい意見が続出する。

けがの公表が遅れた背景として「ブランド価値の低下を恐れたのでは」との推測も。劉翔選手は多くの主要企業の広告に出演しており、米誌フォーブスの「中国有名人番付」によると、個人年収は推定で1億6000万元(約24億円)を超える。

一方、共産党ナンバー6の習近平国家副主席は劉翔選手とコーチに見舞いの電報を打って棄権に理解を示したほか、当局は国内メディアに批判しないよう求める通達を出したとされる。過熱する世論の沈静化を図る動きの一環とみられる。

◇情報の透明性の問題=中国青年報運動部長・曹競
耳をつんざく歓声の中で、「鳥の巣」は英雄を迎えた。しかし劉翔にかつての自信とスマートさは無かった。

「アキレスの腱(けん)」。劉が右アキレス腱痛で棄権したことを聞き、多くの人がギリシャ神話の英雄を思い浮かべた。英雄アキレウスは、唯一の弱点、アキレス腱を射られて死んだ。

元々出場してはならないレースだったのかもしれない。痛みが抑えきれないならば、出場を強行するのは最善の策ではない。それが劉であろうと、13億人が待ちかまえていようとも。必死に頑張ることの代償が、選手の生涯を差し出すことであるなら、紛れもなく人間性にもとる行為だ。

否定できないのは、期待が大きければ失望もより大きくなるということだ。

5月に劉が負傷した時、人々が情報を得ることができたなら、この2カ月余りの間、陸上管理センターが「けがは小さい。大丈夫だ」といった無味乾燥な答えをしなければ、期待はこれほど高まらなかっただろう。

これは情報の透明性と知る権利にかかわる問題だ。一般の人が自らの方法で成功と失敗を判断できるようになるかは情報の出所にかかってくる。センターは「すべて秘密保持のため」などと言い訳を並べた。だが、一人のスポーツ選手が国民の注目する公の人物になった時、その人物の情報は公にすべきなのだ。

神経と身体のすべてが極限まで緊張しきっていた劉。棄権しようとも、その後ろ姿は強者のものだった。観衆は大きなショックを受けた後、「最善を尽くした」と声を上げた。観衆の成熟と寛容さを表していた。

「アキレスの腱」はギリシャ神話となって残った。足のけがが癒えれば、劉はまた飛び立つ。民族の思いもまたこの時、鍛えられるはずだ。=翻訳・大谷麻由美
毎日新聞 2008年8月20日 東京朝刊
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