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2009/02/26

ローソン、予定どおりエーエム・ピーエム(am/pm)を吸収統合へ!

コンビニ事業は「規模のビジネス」に過ぎない。
思いのほか時間を必要としたようですが、当初の予想どおりローソンはエーエム・ピーエム(am/pm)を吸収統合する事を正式に発表。3日連続で「流通」です。

am/pmの経営は、創業当時から揺れ続けましたねぇ。
都心の「コンビニ」は狙いもコンセプトもよかったけどねぇ、石油事業者のお遊びとまでは言わないけれど、発想や狙いはよくても「官僚的な事業」だったんじゃないかな。

当初は狙いどおり都心で事業展開できた。それで有頂天になってしまったのかな?
その当時、猛烈な勢いで「都心優良地点」へ出店するために「破格の賃貸条件」を呈示していた。
いま現在、am/pm経営の足を引っ張っるのは、この頃の店群である。

結果は、石油事業者の手に余り「本業回帰」の鶴の一声で、あっさり「レインズ」へ売却されちゃったと記憶している。

「レインズ」はファンドに過ぎない。
「レインズ」は、am/pmが儲かる事業と考えたから、投資したのだろう。
しかし、コンビニ事業は、寝転んでいても「カネ」が転がり込むような甘いハナシではないため、やがて持て余し気味になっちゃったって事だろう。

ローソンは、かつて「ダイエー」が元気だった頃、ダイエー創業者の中内功(故人)ラッパの下で関西で創業し、西日本各地に隈無く店舗網を張り巡らせ「西の横綱」の地位を得た。
一方、首都圏を中心に量販事業で「東の横綱」を目指すヨーカドー配下のセブンイレブンと争う展開になった。
当然の事ながら、東も西も、凡そ儲かると考えられる地域で細かいネットを終えると、次は、相手の土俵へ切り込む以外に拡大の途はない。
それは、格下のコンビニも同じ事である。

コンビニ事業は、「本部機能の構築」に莫大な資金投資が必要だ。
ロジスティック、とりわけ物流(倉庫)に限らないタイムリーな「調達+供給」の効率化が求められる。そのためには「店頭の商品情報」の把握が不可欠である。これを支える「情報システム」を構築できない限り「勝負にならない」のである。

ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、サンクスアンドケー、ミニストップ、もちろんam/pmなどは、一定の投資に耐えてきたのである。
しかし、「投資対効果」を評価すると、一定の規模にあろうとなかろうと、「システム投資」と「ロジスティック投資」が大きく変わる事はないのである。

すると、コンビニ事業で必要な投資に対する「リターン」を求めると、投資に見合う規模を追わない限り成立しなくなりつつある。
日本全国で既に4万店が網羅され、飽和感があるという。

これ以上、増加させるには、一方で淘汰が待ち構えるのである。
それは避けられない。しかし、避けるには「事業統合」で、当面、競争者に対する規模拡大で対処する事になる。これが、今回の表面上のテーマと考える。

引用開始→ ローソン、am/pm吸収合併を発表…来春めど145億円で
(2009年2月26日01時40分 読売新聞)

コンビニエンスストア2位のローソンは25日、同7位のエーエム・ーエム・ジャパン(am/pm)を買収すると発表した。

実質的な買収額は145億円で、来年春をめどにローソンがam/pmを吸収合併する予定だ。両社を合わせた店舗数は約9700店舗となり、最大手のセブン―イレブン(1万2100店舗)に迫る規模となる。

am/pmは、焼き肉チェーン「牛角」などを展開するレックス・ホールディングスが株式の約62%を保有している。2007年12月期決算で約120億円の債務超過に陥っている。

am/pmは200億円の有利子負債を抱えているが、レックスは55億円を増資して財務体質の改善を図る。レックスが他の株主から残る株式を取得して完全子会社化した上で、ローソンが全株式を1円で取得する計画だ。

買収後、「am/pm」の店舗名は残すが、郊外店などで店舗オーナーが希望すれば、「ローソン」に変更することも検討する。

am/pmを巡っては、ローソンのほか、JR東日本やコンビニ3位のファミリーマートも買収を検討していた。←引用終わり
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