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2009/06/17

政・官・財の構造的癒着と「政治利権形成」の本質構造を面白半分に!

16日のブログに対し、いくつか興味深い質問が届けられた。
その中から、掲出したブログの記述と関連する質問へ、"まるでのうそまろバカセ" の面白半分の私見をカラカイ気味に述べておきたい。

①「利権議員集団」について?
分かりやすく、ぶっちゃけた説明をすれば:
政治は、基本的に税の再配分を行う事が、第一義的な目的であるため、常に「政治の再配分(=利権)にありつこう」とする勢力が生じるのは、まず自然な事である。
それを意図的に避ける事はできるが、完全に排除する事は不可能である。
いかに民主主義が普及しても、政治の周辺に関わるヒトに「清廉潔白」を貫けと、求める事はできても、実際に貫けるかどうかはビミョ~ォ~なところだ。
それほど、ヒトは開明的ではない。この認識が全ての基本原則である。

②「利権議員集団」には「ローカル地域型」と「都市型」の二種がある!
分かりやすく、ぶっちゃけた説明をすれば:
「政治は『利権』で成立」しているのだから、議員は「利権」の再配分あるいは配分増加に向け激烈な闘いを、日々あらゆる形で展開する。
時には、所属政党とは別に利権を共有できる議員仲間と党を越え徒党を組む事もある。

ローカル地域型・利権議員」が獲得を目指す案件は、基本的に「ゼネコン」案件である。
具体的には、道路整備、橋梁整備、ダム建設、用水整備、港湾整備、空港整備、新幹線整備、地下鉄整備、工業団地開発、大型病院誘致、(多目的)文化センター設置、博物館設置、体育施設などに代表される、いわゆる「ハコモノ」「土建モノ」にイメージされる「ゼネコン潤わせ型」である。

都市型・利権議員」が獲得を目指す案件は、基本的に「ソフト・サービス」案件である。
具体的には、都市が抱える問題点を克服するために、「ローカル地域型・利権議員」と共通する部分は同じくである。
例えば、道路整備、橋梁強化、港湾整備、空港整備、地下鉄整備、大型病院整備、都市型公園整備など、「ハコモノ」は一地方として同様の要求を行う。
しかしながら、ここでいう「ソフト・サービス」案件とは、「流通の合理化(=巨大利権が生じる)」、「金融の合理化(=超克の利権が生じる)」、「通信の自由化(=想定不可能な利権が生じる)」などに代表される「新型利権(いわゆるソフトウェア型・サービス型利権)」である。

ゼネコン型利権」は誰の目にも分かりやすい。また獲得を目指した「談合」も行われるから、どこかからともなく「利権ネタ」が漏れてくるのである。

しかしながら、「ソフト・サービス型利権」は、全国にその利便性が普及促進される事もあり、「ゼネコン型などより遙かに規模が大きい事」により、一般競争入札なんていってみたところで、参入できる事業者数は限られているし、何よりもその技術や遂行能力を保つ事業者は限られてしまう。
従って、獲得配分の先兵となる議員は「睨みを利かせやすい」のである。
だから、手の内を見せないまま、シッカリ「超巨大な利権」を得てしまうのである。

「郵政民営化」は「構造改革」の象徴だ!というフレーズは、「ローカル地域型・利権議員(元祖エチゴ・カクエイ一家)」へ供給され続けた「(ゆうちょ)郵政資金(=財政投融資)」ってヤツを、「民営化」する事で取り上げ、「都市型・利権議員」へ「金融サービス」などという幻想的「錦の御旗」を打ち立て、その実「米国へ媚びへつらう」側へシフトし、その過程で膨大な資金から、お零れを掠め取ろうと画策したワケで、それだけでは元も子もないってんで、あらゆる金融の規制を解除したワケだ。

「郵政民営化」は、「ローカル地域型・利権議員」が抱え続けた「超大規模利権」を突き崩し「都市型・利権議員」の側へ振り替え、「米国へ売国」するための「錦の御旗」に過ぎないのである。
そして何より素晴らしい事は、例えば「郵政を民営化」しようがしまいが、いずれの側へも媚びへつらい、シッカリお零れに喰い付いたのは、やはり「霞ヶ関の官僚ドモ」であった。
なぜかって言えば、推進した側は、デッチ挙げの「規制改革国民会議」を始め、それを制度化したヘボ学者も、その取り巻きも、ナニより推進者の元祖Aホ~踊りも論理的思考能力を根本的に欠いていたからでもある。従って、官僚ドモには、「改革こそ焼け太り」の最大のチャンスと化したのだ。

だから、いずれの側に位置しようと、コイツらは、とてもオイシイ生活にありついているのだ。従って「郵政民営化」は維持されなければならないのだ。
何よりも、無茶苦茶な無駄を生産し続けた「霞ヶ関のクズ官僚ドモ」の責任追及はナイし、お咎めナシである。霞ヶ関こそは見事なまでに悪徳官僚の天国である。

「ソフト・サービス利権」に比べ「ゼネコン型利権」は一回毎に争闘する必要がある。

ところが、郵政民営化の過程で露呈した「ソフト・サービス型利権」は、一回構築してしまうと、その仕組みが全面完全崩壊しない限り「反復継続的に利益をもたらし続ける」事が簡単に分かるのである。
つまり、「ブロイラーのように、毎日まいにち『金の卵』を生み続けてくれる」のである。
何よりも、誰からも恨まれないのである。

③「政策型議員」とは何か?
分かりやすく、ぶっちゃけた説明をすれば:
例えば、重要な案件を実行しようとするなら、
まず、問題意識を持つ必要があり、問題の事実を確認し、問題に対する課題の整理が必要である。問題の本質を整理し、解決に向けた基本構想を示し、基本構想に添う実施計画を策定し、その実行を裏付ける「予算」の獲得と、施行するために根拠となる「法律」の制定が求められる。それらをクリアーした上で施策として実行されるのである。
これらを確実にクリアーするには、日頃から「政策研究」が必要である。
しかし、こんな事をしていたのでは、選挙に勝てない事だけは、"とらえもん" は請け負い落選する事を保証してあげる。

実際に、この手の議員は少ないけれど、何人かはいるのである。
例えば「年金の不正」で名を挙げた「民主党の長妻議員」などはその代表といえるかも知れない。

④「官僚の不正」はなぜ起きる?!
分かりやすく、ぶっちゃけた説明をすれば:
ところが、上記③の案件解決で、議員の多くは、基本的な調査研究を「霞ヶ関の官僚」へ丸投げし実施(解決=利権創出)を要求するのだ。
まず、何よりも「政策研究能力というよりも、基本的な調査能力」を欠いているのだから仕方がない。何よりも、「霞ヶ関の官僚」は「衆議院や参議院の議員ごとき」より、遙かに論理的思考力において長けている。

並の議論では、ポッと出の議員なんざぁ、「釈尊の手の上で踊らされる孫悟空」みたいなものだ。これを背景に「議員の多くは官僚へ『陳情』する側に堕してしまう」のである。
すると、「霞ヶ関の官僚」は、「○○先生、何をなさるのですか、この案件はお任せ下さい」と「魔法の言葉」を宣い、サッサと問題点を調査し課題を整理した上で、「政策」としてまとめ「予算」の見積もりも行い、アッと言う間もなく「法案」をまとめ「制度化」してしまうのである。

ここからが「霞ヶ関の官僚」には本当の出番が待つのである。
政策を施策として「制度化」し、確実に実行し成果を挙げるには、細かな点を補佐したり助言し、他の法律との整合性を保証し、日々無理なく政策展開が為される必要がある。
それを円滑に進めるために、「補助機関というか、助言機関というか、実施機関というか、監督機関」を「政府の外郭機構」として併せて設置してしまうのである。
この制度を維持する限り、この案件に関わる「政府の外郭機構」は毎年存続し、その組織を維持するために膨大な予算が与えられ、時には「施策実行」の権限(政策実行)を付与され太り続けるのである。
**官僚の仕事の基本は「無駄の制度化」である。官僚は「無駄を制度化」する事求められる。彼らの基本業務は「無駄を制度化」する事が本質である。

このため、一つの案件が国会へ上程される都度、「制度を保証する理屈」で構築される「外郭団体」すなわち「天下り機関」が、無数に生み出され「税金が費消」されるのである。

日本の政治は「政治家」と「官僚」のデキレースだ!
分かりやすく、ぶっちゃけた説明をすれば:
「政治家」は「利権を手に入れ」、自らの選挙区で、数年の間でも君臨できればよいのである。「シェンシェ~、シェンシェ~」と呼ばれると嬉しいのである。
ついでに、次の選挙の資金も手に入れば、もう天にも昇る気持ちなのである。
地域に残る「ハコ」やら「ナニ」やらが残れば、それで満足するのだ。

「霞ヶ関の官僚ドモ」は、論理的思考能力に欠ける「Aッホ~議員」に「政策展開」やら「制度運用」を任せると、トンデモない事になると考えるから、「Aッホ~議員」の面子を立ててやっても実質的な事には関与させないのである。
格好を付けるためだけなら、当該議員用に巨大豪華絢爛な部屋の一つや二つは設けてやるのである。それも「ハコ」を造る上での約束事である。
伴われ連れて来られた「ゼネコン」の面子や腹具合(仕事)を支えてやった結果でもある。

「霞ヶ関の官僚ドモ」は、一つ制度を構築すると「天下りの椅子が10席」ほどできるのである。
法律改正に伴い「公益法人」改革があり、「一般財団法人」などという呼称が増えてきた。政府機関の外郭団体と区別するために言い出した珍奇な事である。
「公益法人」をいかにも改革しているように見せかけ、市井の市民団体と、政府機関を明快に区分し、公然と差別化し悦に入っているのである。

これらを通暁して、まとめるとすれば、「利権政治家」はもちろん「ネズミ」である。
しかし「霞ヶ関の官僚ドモ」は、より巧妙で狡賢い「ネズミ」の集団である。

日本国は、政官の癒着で「巨大なネズミ」に喰い千切られ、瀕死の重症というか「重篤」な事態に至ろうとしているのである。
これを打破するには、ナニよりも、根本的に国民が目覚める事が先決である。
次に、法律を変え「国家公務員(上級管理者)の政策責任を遡及する事」し、失政を追及し失政に懸かる罪を問う事である。

いま大きな事を主張している民主党が、仮に政権を執ったとき、これを徹底実施できれば、明治維新以上の成果を日本国民は享受できるだろう。

⑥間もなく「伊勢神宮の御札」が空から舞い落ちる!
分かりやすく、ぶっちゃけた説明をすれば:
できなきゃぁ、江戸時代の末期に、空から(伊勢)神宮の御札(免罪札)が舞い落ちたように、(伊勢)神宮の御札(免罪札)が舞い落ちるかも知れない。
その時は、力一杯「エエじゃないか!エエじゃないか!エエじゃないか!」と、諸手を挙げて唄い踊りながら「伊勢」を目指して参拝しようじゃないですか?!
幕末に生じたこの打ち壊しも作用して、徳川幕府は呆気なく斃死し、明治維新も達成されたと、"まるでのうそまろバカセ" は、ウソのようなホントのハナシとして捉えています。

21世紀、平成の御代に、伊勢の御札は舞い散るか?伊勢の御札を持った御師はいま何処に?
日本は、ホントに救われない状況へ立ち至っているように思う、今日この頃・昨日・一昨日・明後日の心境ですね。

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