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2009/09/16

ベトナム政府、「国有鉄道民営化を表明」は、驚く程の事ではない!

ベトナムは、着々と「市場経済」の体制を整えている。
国有鉄道の民営化は規定の方針である。既に、2007年11月にグェン・ミン・チェット主席(大統領)国賓訪日の際に、東京と大阪で開催した「ベトナム投資セミナー」の席で、既にその方向性を示唆している。
鈍感なヒトは何度聞いても分からないだけである。
基本的にというか明確な意志で示唆があったのは下記の5件だ。
① 高速鉄道(新幹線)の建設
② 南北高速道路の建設
③ ホーチミン市の地下鉄建設
④ ハノイ首都圏の環状鉄道と地下鉄建設
⑤ ホアラク・ハイテク・パーク開発
本当は、もっと案件があるのだけれど、基本的に伏せられているようなので触れない。

ベトナムは、2020年に工業国へ転換する事を国家目標として掲げている。
それに向け、あらゆる政策が大胆に採用されている。

国有鉄道の民営化は、規定の政策である。
日本の成功を十分に調査研究し学習もした。
本当は、トロッコ状の超狭軌レールを標準軌へ転換したいと考えている。
いずれにしても、南部の商都ホーチミン市からカンボジアを抜けてタイの首都バンコクまで高規格道路建設(既に一部は着手)と鉄道を敷設しようという機運が高まっている。
この鉄道は標準軌で敷設されるのではないか。

いま、ベトナムは1970年の「日本」と一人当たりGDPが同じ状態にある。
活気と熱気で市場は形成される。

既に国有鉄道は、南部を代表する絶景のリゾート地「ニャチャン」とホーチミン市の「サイゴン」間を結ぶリゾート専用寝台列車を、マレーシアの観光資本へ開放し運航させている。結構な賑わいで人気らしく、ここのところ何度か、思うように予約が取れない状態だ。

果たして、日本の鉄道会社のうち何社が、外国の観光資本へ列車の企画や運航を開放するだろうか?既にベトナムの方が考え方でも現実の面でも積極的だし大胆なのである。

引用開始→ 国営ベトナム鉄道、20年に分割・民営化 新幹線計画の資金確保へ
(日経NET 2009/09/15. 17:56)

【ハノイ=岩本陽一】日本の新幹線方式による高速鉄道建設を計画している国営ベトナム鉄道は、2020年を目標に民営化する方向で検討に入った。株式売却で大型事業向け資金の一部を確保する狙いがあるとみられる。中核の鉄道事業を地域ごとに分割する案も検討、各地の旅客需要に応じてインフラを整備できる体制を構築する。実現すれば東南アジアの他の国の国鉄民営化にも影響を与える可能性がある。

ベトナム鉄道のバン会長兼最高経営責任者(CEO)がハノイで日本経済新聞に明らかにした。将来は株式を国内で上場する計画。実現すれば同国で最大規模の民営化案件となる。ただ、同会長は「発行済み株式の過半数は国が保有する」と説明、経営の主導権は引き続き政府とベトナム鉄道が握る方針を明らかにした。←引用終わり
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