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2009/10/09

「ヨウジヤマモト」民事再生法を申請!デザイナーズ・ブランドもビジネス・モデルの闘いなのだが!?

草創期とはいえ、一度でも時代の空間や商業空間で隣接関係を、ともに一つの時代や空間を経験できた側として、山本耀司氏の躓きを耳にし複雑な思いを強いられています。

高田賢三、三宅一生、山本耀司、川久保玲、この四人は日本人デザイナーとして世界のファッションビジネスを席捲した人達である。
高田賢三氏は、"とらえもん" の郷里の大先輩だ。
三宅一生氏は、ある時期、程良い仲間達と一緒に業務を共有できた。
山本耀司氏は、ワイズ草創期まさに初期の店舗が隣り合わせだった事もあり良い空間を共有できた。
川久保玲さんは、時間も空間も共有する事は叶わなかった。

"とらえもん" は、原則的にファッション・ビジネスの第一線を退き「隠遁生活」している身だからエラそうな事を口にできる立場にはない。
今は、学生相手に従来の経験を実務的により高度化させ発展させた「ビジネスモデル」を始め「経営戦略」やら「比較優位」の創出を実践的に論じている身に過ぎない。

山本耀司氏と最後に親しくさせて頂いたのは、国鉄が民営化され間もなく「JR東海」のユニフォームをヨウジさんが手がけられた頃だったか?
「花は『りんどう』を選びモチーフにさせて貰いました」と、ヨウジさんは何か照れて恥ずかしそうに言っていた。
あの頃から、もうコケが生えそうな時間が経過している。

ファッション・ビジネスの世界で、日本から世界の舞台を目指す「エネルギッシュな若者」に大きな「夢」の可能性を見せてくれたのが、先に挙げた四人のデザイナーだ。

でも、実際にはヨウジさん達の世代のデザイナーが事業経営を行うのは、いかに自らの会社(事業)であっても難しい。
"とらえもん" は、いま、ファッション・ビジネスを目指す学生に「戦略的マーチャンダイジングとそれに伴うSKU」の構築を、マーケティング戦略に基づく思考と論理で教えているが、どちらかと言えばデザイナー志望で講義を受講する学生には苦痛があるようだ。
逆に、マーチャンダイザー志望で講義を受講する学生には興味深いようだが、そちらはデザイン開発や展開になると苦痛を伴うようだし。
左脳と右脳を巧く組み合わせ、両方を応用展開するのは本当に難しい。

しかし、世界の「ファッション・ビジネス」は、いまやデザイナーのアイデアを使い捨て消費する対象でしかない。
基本は、「戦略的なマーチャンダイジング」ができるか否かであり、それを資金面でどのように支え、いかに効果的で効率的な事業展開を行い、巨額の投資を最短で回収できるかである。
ヨウジさんは、その両方(ソフトと経営)に挑戦したデザイナーでもあった。
ヨウジさんの経歴(学歴)からすれば、それは高い可能性を秘めていた。
しかし、しかし、それほど簡単な話ではないのが、「ファッション・ビジネス」の世界である。

民事再生へ至る過程でのヨウジさんの心中をお察し申し上げる。
できれば、より適切な事業管理者を得られた上で、力強く再生される日を期待します。

既に、世界のファッション・マーケットは「ファッション・デザイナー」の時代から戦略的「ビジネスモデル」を軸にした「マーチャンダイザー」の時代へ軸足を移しています。
その事をよくご理解頂きたく、ただただ願っています。

引用開始→ ヨウジヤマモトが再生法申請 負債60億円、営業は継続
(産経MSN 2009.10.9 18:33)

世界的ファッションデザイナー山本耀司氏のブランド「ヨウジヤマモト」(東京都品川区)が9日、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。負債総額は約60億円。営業は継続し、山本氏はチーフデザイナー職にとどまる。

同社は「昨年からの世界同時不況と円高の影響で負債が膨らみ、財務状況が悪化。消費の低迷も響き、事実上の債務超過に陥った」としている。

同社は昭和47年「ワイズ社」として創業。56年のパリ・コレクション進出で、黒ずくめの作品が一大旋風を巻き起こして以来、世界的なデザイナーズブランドとしての地位を確立した。←引用終わり
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