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2009/11/12

フィリピン雑感!トラブル続きで少々ウンザリだった!

Phnationalflag「コラコラコラム」の更新がないと、お叱りのメールやら、とうとう毒がアタマに廻り遂に憤死したかとか、何かを心配するメールやらイロイロ様々のメールが届きました。

まず、10月31日のスレッドで、インターネット環境の条件が悪ければ更新できないかも知れない旨をお断りしていましたが・・・・・

"まるでのうそまろバカセ" と "とらえもん" は、現地調査事業でフィリピンへ出向いておりました。
まず、往路は台風の影響を避けるため、2時間遅れの出発となりました。
最初から先が思いやられる、散々の・・・・・

それでも我らはメゲないのが信条ですから、どうという事はありません・・・・・
とは言いながら、搭乗したTG便はマニラへ無事に到着。飛行時間は予定どおり。

しかし、ホテルへ向かう空港タクシーのドライバーは、「台風で、自宅が倒壊した。家族はバラバラになって大変だ。ドライバーは貧乏だから生活できない」などと、繰り返し繰り返しカネになるかどうか、実に明るく説明したがります。(それがどうした?!)
台風がなければ、渇水で大変だ、火山が噴火して大変だ、交通渋滞で大変だ、毎日大変だ、ナンでも大変だ。(と、なるワケで、一々とり合っていたらキリがない)

でも、余りバカにしていると、開き直られるから始末に負えないのだ。(空港タクシーは多少なりとも安心できるけれど)

今回の調査事業は充分な予算を確保できませんでした。そのため、訪問先と面談予定者は実に華麗ながら、宿泊先のホテルは予算と訪問先(面談予定者)の社会的地位を考え、それなりのホテルをマニラでは手当てしたのですが、部屋によりインターネット設備が異なるという、真にフィリピンらしい事となりました。(これでは、先が思いやられる・・・)

到着しチェックインして、さてさて、何を食べるか?
一緒に行ったメンバーは、所詮は金満家ではないし、現地の食事をしよう(ホテルのレストランではなく)という。フィリピンを知らないから言えるのだが、実はエライ事である。

ナンたって、フィリピンの食事は「間違いなく、『マズイ』のである」。
今回の調査ミッションでリーダーシップを握るのは、
全ての幸せは胃を通る」という、食の分野では師匠である故・開高 健センセーの言を忠実に墨守する "とらえもん" であり、
故・立原正秋センセーの食の美学に傾倒する "まるでのうそまろバカセ" のコンビなのだから、「不味さ」にも美学が求められるとの頑固な考えを持っている。

フィリピンは、ご承知のようにスペインに蹂躙されたのだが、フィリピン人(何がフィリピン人か不明だ)は蹂躙されたとか植民地にされたという認識は薄弱である。
フィリピンという国名は、確か、スペイン人の名前「フィリップ」の国とかがベースになっている筈だ。「フィリップの土地」という意味か何かだったように記憶している。

まぁ、何せ、米国とスペインの戦争で、スペインが敗れフィリピンを戦時賠償として米国に割譲した事で、米国の基本思想とでもいうか「全ての市民は平等に扱われる」が浸透したのか、よく分からないが、フィリピン国民のアイデンティティは未だに謎のままである。

おっと、食が不味いというテーマだった。
とにかく、最初の侵入者であるスペインはヨーロッパの中で、決して美味い食があるワケではない。スペインの食には洗練がないという方が正確かも知れない。
次に来たのが、世の中でこれほど不味い食を喰うのも珍しいと思う米国である。
その両方に近代史の大半を支配されたフィリピンは、平均的に「食の味覚」を失ったというより形成する事ができなかったと考えている。

しかし、フィリピン人(何がフィリピン人か不明だ)の大半は、いまの不味い食を受け入れている。"とらえもん" は、「」の不味い国は、高度な「食文化」を形成できない。その国(地域)は「文化的に劣る」と考えている。(断定しているといった方が正確だろう)

それを喰いに出かけようというのだから・・・・・
それでも辛抱強く探し廻り、平均点の「食」に挑んではみたが・・・・・
答えはというか評点は、30点程度である。ハナシにならない。

フィリピンで安心して食べる事ができるのは、
①マクドナルド
②ケンタッキーフライドチキン
③ピザハット
と、いうところだ。悲しい「食」の国である。一人当たりGDP3,500US$を獲得してもだ。
実際、ローカルの農民は一日1US$以下の生活をしている。一年で手にする一人当たりGDPは400US$である。
マニラといくつかの地域が、名目上の一人当たりGDP3,500US$を支えているのだ。どれだけマニラ首都圏のマカティへ一極集中しているかが分かるというものだ。

最近、「スターバックス」は、マカティで働くビジネスマン(ウーマン)には、社会的ステータスを確立しているのか、こんなモノが幅を利かしている国は大した国じゃない。

調査事業というかフィールドワーク(クライアントとの契約で対象は表記できない)は、一日に400キロ近く車で走行しないとできないため、ひたすら車に乗り続ける。
毎日のようにフィリピン近海で台風の子供たち(熱帯低気圧)が生まれるので、連日「雨」に見舞われる中を走り続ける。
フィリピンの人達が言うところのハイウェイ(一般国道)を揺られながらの毎日で、朝の食事も、昼のランチも、夜の夕食も大して変わり映えしない内容を4日喰い続けるのは、「食」の苦痛であった。フィリピン人の同行者は何も言わず美味そうに喰っている。
彼らの「味覚」や「視覚」はどうなっているのだろう?

フィリピンの通信事情は、一定の人口集中地では「携帯電話」は生きているが、一歩でも市街地を出ると圏外になる。ハイウェイ(一般国道)を走行しながら、いつ切れるとも分からない通話を繰り広げるのはスリリングだ。何よりも電池の消耗が激しい。
だから、インターネットのブロードバンド回線など、設備がないのは言うまでもない。
従って、マニラ首都圏を出るとインターネット環境は劣悪なモノである。

ローカルのホテルは、W i F iを設備し、それをウリにしている。
しかし、三人(台)か四人(台)が同時に繋げば、もう動かなく(フリーズに)なってしまう。
疲れているから、全員繋がりが回復するのを待つまでもなく、ぶっ倒れて寝入ってしまうという状況が連日続くワケだ。

情報通信では、実にお寒い限りである。
第一、フィリピンのローカルへPCを抱えた外国人など出向くワケがない。
フィリピン人が、ローカルで日常的に生きていくのに、PCなど必要がないのである。
現地へ投資し、進出する会社は「自前でインターネット環境を整備するだろうし、自家発電装置も設備する」だろうから。それで解決するというワケだ。

もう一つ驚いた事は、政府機関の正規スタッフ(上級職員)と交わした名刺に記された、メールアドレスの大半は、yahoo.com であったり、yahoo.com.ph であったりした事だ。
政府機関に、政府機関としての基本のメールサーバーがないのである。
これはローカルの州知事も州知事秘書官(州政府の官房長官)も同じだった。
彼らは、平気なのである。

帰路の帰国便も、マニラから先は機体トラブルで飛ばなかった。
フライト・キャンセルになった。
ニノイ・アキノ国際空港で、出国手続きを終えた後の事である。
我らが一行は、何事も驚かないしフライト・キャンセルに遭っても、どのように対処すれば最適に最速で帰国できるか知恵と技があるけれど、大半の日本人客は為す術なく狼狽えオロオロするばかりである。
自分で対処できないなら、個人旅行などするな!

我らが一行は、別の便を最優先で手当てし、バンコクへ飛び、バンコクを経由し乗り換え、12時間遅れで無事に帰国した。
日本へ到着後、税関の職員に「大変でしたねぇ~」と同情されながら、遠い地へ戻るメンバーは、最初に予定した乗り継ぎ便へ20分しか残されていなかったが、フルに活用し無事に搭乗し、当日の予定を無駄にしないで済んだ。

まぁ、投資環境の整備は、投資庁のエグゼクティブが訪日したときに、改めて指摘したいと思う。今のままではお寒い限りだから。

とは、言え、マラカニアン宮殿へも足を運ぶ事ができたのだから、失敗ではないワな、成功かな? まぁ、イイか?!

フィリピンは、できそこないの「米国」である。「米国」に住む「フィリピーノ」は約400万人だし、インテリジェンスの高い連中や金満家は「米国」へ移住しているし、反対に、「米国」から一旗揚げに移住してくる「米国人」もいるワケだ。
もちろん、仮寓の生活で仮の家族をもうけ、一時的に家庭を築いてはみたものの、仮寓の生活というか仮面の生活をかなぐり捨て、米国へ逃げ帰って音信不通で素知らぬヘタレもいるらしい。最近は、日本人のヘタレも負けていないようだけれど。

そんなこんなのフィリピンである。雑感と言いながら雑感になっていないなぁ。

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