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2009/11/11

失態続きの日本の警察は名誉を挽回できたか、日本の裁判は信頼と名誉を回復できるか?

市橋達也に刑事裁判は必要か?
(カネ儲けが目当ての)国選弁護人を付ける必要があるか?
抗弁権を保障すべきか?
弁護人は、例え、制度上必要でも国選弁護人を辞退すべきじゃないか?

こんな事件に裁判は必要か?
このオトコに裁判を準備しないとイケナイか?
こんな人物の弁護を引き受けた国選弁護人が、抗弁権を主張し始め、あらゆる手段を講じて裁判を長引かせたらどうなるのだろうか?

日本の裁判は信頼と名誉を回復できるだろうか?
「死刑廃止」を主張する、千葉景子法務大臣、福島瑞穂消費者行政担当大臣を始め、亀井静香国民新党代表などは、どのような弁明をどのように試みるのだろうか?
総論の理想論ではなく、個別の事案として、人の悲しみ、奪われた人の生命について、どのように合理性のある論理的な説明ができるのだろうか?

この種の凶悪犯が生じた時、「死刑廃止」を唱える議員やインテリゲンチャは黙して語らずで、黙って逃げるが勝ちとばかりに「知らぬ顔」を決め込むが、何か発言を聞いてみたいね。
待っているのは、即決裁判で「死刑」判決であろう。それ以外に何があるというのだ?!

この事件全体を、どう伝えているのか? 実に興味深かった。
いくつか記事を当たってみたら、程良い心情と見解を紹介した記事に出会ったので、引用紹介しておきたい。よくお考え頂ければと切望します。

引用開始→ リンゼイさん事件で思い出すあの事件、日本の警察と司法は今度こそ
(goo ニュース2009年11月11日(水)12:00)

英語メディアが日本をどう伝えているかご紹介する水曜コラム、今週は昨夜のリンゼイ・ホーカーさん事件の容疑者逮捕についてです。たくさんの英メディア記事からは、「やっと…」と溜め息をもらしつつも、悲しい怒りに表情がこわばっている様子が伝わってきます。そんな中、リンゼイさん事件で思い出されるもうひとつの事件の父親が「戦いはこれから」と警告。日本の警察・司法の力量を疑うイギリス人たちを前に、ぜひとも名誉挽回してもらいたいと思います。(gooニュース 加藤祐子)

○立場が逆だったらどう思う

リンゼイ・ホーカーさんの事件を知るイギリス人がどう感じているかは、立場を逆転させてみると想像しやすくなると思います。生物学の学位を最優等の成績でとって医学部進学を希望していた22歳の日本人女性が、日本語を教えるためしばらくイギリスで働いていた、と。母国の家族と恋人には頻繁に連絡をとって、外国での生活を楽しんでいたと。電車で向かいに座っていたイギリス人男に「日本語を教えてくれないか」と個人レッスンを頼まれて駅近くのカフェで会ったものの、財布を忘れたと言う男と一緒に男のマンションへ行く羽目になり、それを最後に連絡が途絶えたと。その彼女が、次に発見された時はむごたらしい死体になっていたら。そして彼女をマンションへ誘ったイギリス人男が複数の警官を振り切って逃げ、そして31カ月間も逃げ続けたら。娘の死と男の逃走に激怒する父と家族が、何度もイギリスに渡り、片言の英語で、犯人逮捕のため戦い続けたら。そして整形までして逃げ続けようとしていた男がついに逮捕されたら。もし立場が逆だったら、日本人としてどう思うかということです。

英メディアのほとんどの記事がリンゼイさんの遺体発見時の状況を改めて、淡々と、けれども詳細に書いていることからも、その怒りのほどが伝わってきます。

ITNTVが放送した映像など複数報道によると、リンゼイさんの父ウィリアム・ホーカーさんと家族は、コヴェントリーの自宅近くで報道陣の前に立ち、「長く苦しい戦いでしたが、やっと終わりました。私たちは家族として不眠不休でがんばり続けて、娘のために決して諦めませんでした。私たちはただ正義を求めていたのです。ついに正義を獲得しました」とコメント。「娘の墓に行って、報告できます。家族にとっていい一日でしたが、私たちの生活は二度ともとには戻りません(our lives will never be the same)」と。

父親ウィリアムさん(愛称ビル)はさらに「日本の警察に感謝します。捜査の出だしでひどいヘマをしたものの(after a very bungled start to the investigation)、不眠不休で働き、最後には犯人を捕まえたのですから。捜査責任者の人には、我々は遅かれ早かれ必ず犯人を捕まえますからと言われていた。言った通りになりました」と。日本の警察に対する非難と感謝がないまぜになった複雑な感情がうかがえました。

○「日本のためにも捕まってよかった」

娘の死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者についてビルさんは、「市橋はずっと諦めなかった。犯行現場から逃げて、今日捕まったときも、逃げようとしていた。彼は何も後悔していない。日本社会が最大限の刑罰を与えることを期待している」と発言。市橋容疑者が殺人罪で起訴されるような展開になれば公判を傍聴したいと言い、「I want to look him in the eye(あいつの目を真正面から見据えてやりたい)。I want to see his evil eyes myself(あの男の極悪な目を、自分の目で見たい)」と。そして刑罰については「I want to see him locked away forever(永遠に閉じ込めてほしい)」と。さらに死刑を廃止した英国と違い日本にはまだ死刑があることを意識して、「彼は日本で事件を犯したんです。日本当局が何をすることになるのか、それがなんであれ、私たちは受け入れます。終身刑であれ、極刑であれ」と。

ビルさんはさらにこのあと、スカイTVの単独取材に対し、市橋容疑者には「どうしてこんなことをしたのか聞きたい。私の娘は彼に何の危害を加えたわけでもないのに。彼女は素晴らしい美しい娘だった。彼を手伝ってあげようとしていたんだ」と。

さらに「ともかく、捕まって良かった。それに日本の人たちのためにも、市橋が捕まって良かったと思う。市橋は、同じことをまたしたかもしれないから」と。

○日本の警察・司法は名誉挽回を

たくさんの英記事に繰り返し出てくるのは、ビルさんが言ったように日本の警察が初動捜査で容疑者を取り逃がし「bungled(失態を犯した)」こと。そしてそれから捜査がなかなか進まず、たびたび来日したホーカーさん一家が「voiced frustration(いらだちを口にしていた)」こと。英タイムズ記事は、市橋容疑者を逃したことで「日本の警察が恥をかかされた(humiliated)」と書いています。

インディペンデント紙は「法の手から逃げようと新しい顔を買った容疑者、逮捕(Suspect who bought a new face to evade justice is held)」という見出しで、「この事件はただちに、英国人ホステス、ルーシー・ブラックマンが殺された2000年の事件と比べられた。ブラックマンさんの死を巡って、対応があまりに遅いと(for dragging their feet)散々批判された日本の警察は、またしてもホーカー事件で捜査を批判されることになった」と書いています。

そうなんです。ルーシー・ブラックマンさんの事件があって(警察の事件着手よりも先に被害者の友人や家族が、捜査を呼びかけて運動。織原城二被告は2007年4月27日に別件の女性9人に対する準強姦致死罪などで無期懲役判決をうけたものの、ルーシーさん殺害については一審無罪。高裁はこれを棄却し、被告が最高裁に上告中)、その一審判決が出る1カ月ほど前にこのリンゼイさん事件があり、そしてリンゼイさん事件で日本に住むイギリス人の多くが怒っていた最中に、よりによってルーシーさん殺害に無罪判決が出てしまった。あの頃、東京に住む私のイギリス人知り合いたちはみんな、静かに怒ってました。

インディペンデント紙はそうした経緯を承知しているのでしょう。ルーシーさんの父ティム・ブラックマンさんの寄稿をすかさず掲載しています。娘の裁判に証人として出廷し、織原被告と何度も対決してきたティムさんは「この家族の苦しみはまだまだ終わらない(This family's ordeal is far from over)」と警告。私も、ホーカーさん家族がさかんに「やっと戦いが終わった。ようやく終わった」と繰り返しているのを見て気になっていたのですが、ティム・ブラックマンさんも同じ心配をしているようです。

「リンゼイ殺害の主要な容疑者が逮捕されて、これでやっといくらかの正義が実現されたと、家族がそう思う気持ちはよく分かります。しかし、これから先には長い道のりが待ち受けています。日本の司法制度に関わっていくという道のり。そして自分たちの悲しみに対応していくという道のりです。(中略)これから待ち受けている司法手続きは、とても時間がかかるものです。織原城二(被告)の逮捕から判決までには7年もかかり、控訴はまだ続いているのですから」と。

ルーシーさん裁判が始まったときと今では、司法改革が多少は進んで事情が違っているかもしれない。それが一縷の望みです。ブラックマンさん家族が味わった砂を噛むような思いが、裁判の迅速化とか裁判員裁判制度の導入で少しは改善されるよう、ホーカーさん家族の苦しみが少しでも軽減されることを祈ります。日本の警察はひどい大失態をなんとか取り戻しました(フェリー会社の大手柄です)。日本の司法は、娘を奪われた家族の思いに、今度こそきちんと応えられるでしょうか。←引用終わり
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◇筆者について…加藤祐子 東京生まれ。シブがき隊と同い年。8歳からニューヨーク英語を話すも、「ビートルズ」と「モンティ・パイソン」の洗礼を受け、イギリス英語も体得。怪しい関西弁も少しできる。オックスフォード大学、全国紙社会部と経済部、国際機関本部を経て、CNN日本語版サイトで米大統領選の日本語報道を担当。2006年2月よりgooニュース編集者。米大統領選コラム、「オバマのアメリカ」コラム、フィナンシャル・タイムズ翻訳も担当。英語屋のニュース屋。
(gooニュース・JAPANなニュース) 11月11日 12:00
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