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2010/06/30

中国の大卒者、年600万人のうち「就業できるのは65~70%」に過ぎず!

中国は、サービス業が未発達というより十分ではない事情にある。
これは中国の経済が未だ発展段階にあるワケだから仕方がないのである。
国の面積がデカイと言い、あるいは人口が13億人を超えるからと言ってみたところで、所詮は、大学(学部)卒を喰わせられるだけの産業の組織がないワケだから仕方がない。

某大学院で「中国の大学(学部)卒者が70%弱しか就職できない」事を捉え、その研究に取り組む知り合いがいる。
2年ほど前に、御仁は日本の人口と中国の人口を単純に捉え、1.3億人と13億人という子供にも分かる数字を取り出し、議論の材料の一つに据えた。
次に、日本の大学全体の一学年収容定員・50万人と中国の大学全体の一学年収容定員・600万人を同列に並べ立て議論の材料にした。

「数字が揃っていれば、比較できるから議論できる」と考えるのは、単純にして明快で一見論理的にも見えるが基本的な論点がズレている。
一人当たりGDPという視点を欠いた、単純な数値による比較論は「無意味」である。
いや、最初から「意味性」を求める事自体に重大な問題があると、御仁の単純な議論の基盤をよく批判的に指摘した。

そんな事を繰り返した事もあり、その後は御仁から、何らの接触もなくなった。
つまり、喧しいヤロウとは関わりたくないし話もしたくないって事だろうと想像し受け止めている。
上記のテーマについての研究は進んでいますかネぇ?
付き合うにも「ヒマ」「カネ」「コンキ」が要りますからネぇ。

で、日本の一人当たりGDP(34.254US$ / 2007年)と中国の一人当たりGDP(2485US$ / 2007年)を比較してみればよい。
尤も、中国は、2009年にGDPを伸ばしに伸ばし、いまは米ドルとの交換を管理の下ながらフローにするところまでになった。(1US$=6.85RMBが相場らしい)

日本のGDPは、第二次産業としての製造業が稼いだモノだが、それを流通させる第三次産業(サービス業)との連携で稼ぎ出したモノが主体である。

中国のGDPは、主として第二次産業としての製造業が稼ぎ出したモノである。
しかも、FDI(外国直接投資)を受けた外資系の生産工場で搾取構造の低賃金による汗の労働が産み出したモノが主体である。
中国の「富裕層」は、これらの組織化を上位で担った「党関係者」か「(中央も地方も)政府高官」に繋累を有するか強い人脈を有する側が、様々な方法で網の目をかいくぐり「汗せず」得た「カネ」を元手に稼ぎ出した「ゼニ」の山を意味するのである。

中国は、今もなお、有力大学への進学は熾烈を極める。
さすがに「科挙」の国である。
その昔、魯迅が「阿Q正伝」で軽快に論述したように、昔は「科挙」で今は「北京大学」かそれに類する「清華大学」かへの入学と卒業が、その後の社会的地位を決めるのである。
だから、田舎モノには「夢のまた夢」ながら「成功への途」である。

「党の有力者」や「政府の高官」を始め、繋累を持つ者ドモには密かな別の出入り口があるらしいと専らのウワサもある。

上海なら「上海交通大学」が有力か?

で、名も知れぬ「大学もどき」で勉強した風な「4年間」を過ごし、卒業したところで根本的に「基礎力」を欠いている。

カネとチャンスさえあれば、「日本へ留学」したいと恐ろしい事を言う。

ある者は「経済学」を学びましたとか「社会学」を学びましたと平気で口にする。
それではと、試しに「経済学の基本知識」を問うてみると、噛み合わない非論理的な主張を声高に延々と述べ立てる。
ピント外れである事がほとんどである。

基本的に、第二次産業で稼いでいる国で、第二次産業での就業を目指さず、第三次産業への就業を目指しても、「ボタンの掛け違いは、度し難く如何ともし難い」という事になる。

最初から、人生を失うのである。

日本でも、折りからの景気低迷もあり「大学(学部)卒の20%~25%」は就業機会に恵まれない事情を抱えている。
これは、本来、平均以下で単純労働力に過ぎない学生が「箔付けに大学進学」を選んだ結果、所定の4年が過ぎ、大学も残しておいて問題(事件)が生じた時に困るから「卒業」させるために起きる現象だ。
本来、大学(学部)へ進学する必要な能力を欠いているのだから仕方がない。
笑っても、いられないのだが。

さて、中国である。
「カネとチャンスを手に入れたから」って、日本へ留学されたら困るよナ。
デキのよいのは、「熱烈歓迎」って、大いに歓迎するけれども、何をしたいのか、何を言っているのか分からないヘタレは、追い返してやりたいって常日頃から攻撃し続けるけど、帰る宛てもないのがほとんどだから、攻撃する側がイヤになってしまう毎日だ。

でも、時たま、2009年の春に「博士(後期)課程」を目指し北京へ帰った留学生のように、そのままでも「論文審査」で「博士」学位を取得できる能力を保つ人財もいるから、一概には言えないって事になるワケだが。

引用開始→「足りないブルーカラーと余るホワイトカラー」、中国が抱える深刻な問題
(2010年06月28日16時12分 / 提供:サーチナ)

米「newsweek」はこのほど、中国で貧困層に属すホワイトカラーが急増していると報じた。中国網日本語版(チャイナネット)が伝えた。

郭易雷(音訳)は一見すると、その努力によって成功した中国人の典型例のように見える。甘粛省の農村に生まれた彼は、26歳になった今、コンピュータプログラマーとして北京で働いている。収入も週70ドルと、中国の基準から考えれば、なかなかのものだ。

しかし、これはもちろん仕事があるときの話だ。次の仕事が見つかるまで数カ月はかかる。彼は今、唐家嶺という郊外の僻地にある貧困街に、毎月90ドルで部屋を借り、彼女と2人で住んでいる。彼は「学生時代は知識が運命を変えると信じていたけど、仕事を始めてからはそれが半信半疑になってしまった」と言う。

彼と同じ境遇にある多くの者達が、中国における未曾有の厄介な現象を表している。それが、急増するホワイトカラーの貧困層である。前世紀90年代以降、中国では大学の募集定員数が倍増、それは大卒生の就職市場の発展速度を大幅に超えるものとなってしまった。

今年、中国の大学と技術学校の卒業生は合わせて約630万人、そのうちの多くが貧困僻地の都市や農村部出身者であり、しかも地方の二流、三流大学を出た者たちである。彼らは、勉強すれば父親の代よりもっと良い生活を送れるようになると信じてがんばってきたが、そんな彼らが北京や上海などの大都市で仕事を探す時、まるで頭に一発食らったかような大きなショックを受けるという。

彼らは頭もよく、元気もある。しかし、一部の者は今後のより良い生活への見通しについて疑問を持ち始めている。彼らはその勤勉さから「蟻族(ありぞく)」と呼ばれている。しかし生活環境は非常に悪く、いくら努力しても効率が上がらない。「蟻族は大きな理想を持ち、やる気はあるが、実用的技能に欠ける」中国人民大学の社会学者はこう指摘する。この状況には、非常に大きな危険性が潜んでいる。製造業全体において、すでに不安定な局面が出現しており、多くの工場従業員は賃上げを要求するばかりか、団体交渉担当者の選出を求めている。これは当局にとって非常に深刻な問題である。

収入の減少が、彼らの不満の唯一の原因というわけではない。ブルーカラーの収入が実質増加しているのに対し、ホワイトカラーの収入は減少している。これは、大卒者が多すぎるためである。中国の公的データでは、大卒者の就職率は87%、就職できたとしても、大学の専門とは異なる職種であることが多い。北京における蟻族の3分の1近くが「私営販売」に従事している。エンジニアリング専門者にとってのそれは、コンピュータ卸売りで安物の電子設備の呼び込み販売をすることである。

内蒙古大学の卒業生、王磊(音訳)は大変な努力により、すでにコンピュータプログラマーという安定した職を手にした。彼はこう言う。「今後の人生の中で、唐家嶺で暮らしたことのある人と出会うことがあれば、きっとすごく仲良くなれると思う。なぜなら、お互いの苦労を分かり合うことができるから」(編集担当:米原裕子)←引用終わり
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