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2011/02/12

エジプト市民はムバラクの独裁を崩壊させたが、蓄財した国外資産を取り戻せるか

独裁政権の陰には、限りないウソが隠されている。
ウソを隠し通すためには、独裁にならざるを得ない。
ウソを暴こうとする者を、片っ端から引っ捕らえ獄舎に繋ぐ。
これらの行為は、古代から中世へ、そして近世から近代へ、さらに現代という今もなお連綿と受け継がれてきた、最もあからさまで愚弄な行為である。

アメリカは、イスラエルを死守するために「膨大なカネ」を周辺諸国へ投じてきた。
そして「親米政権」「親イスラエル政権」を画策樹立し、さらに「カネ」を注ぎ込み「イスラエル防衛」の楯とした。
米国や欧州連合が「イスラエル」を生存させるために注ぎ込んだ「カネ」の多くは、砂漠へ吸い込まれる「水」のように、飢えた者には届かず(届けられず)、上層に位置し巧妙に巨大ダムを形成した者ドモへ注ぎ込まれただけだ。

中東・アラブ諸国で生きる知恵は、いかに労せず注ぎ込まれ続ける「カネ」を屈巣ね、テメーのモノに置き換えるかが唯一絶対なのである。
この「金鉱脈」さえ掘り当てれば、米国や欧州連合へ「楯」としてのポーズを決めるだけで、必要な「カネ」は溢れんばかりであり、その余剰たる「カネ」もまた溢れんばかりとなる。

石油だけが溢れんばかりではないのだ。
石油よりも「カネ」の方が、(欧米から)勝手に湧き出し溢れるのである。
かくして、砂上の楼閣国家は徐々に固まりを見せ、お零れを手にする事ができる民は「親米」「親イスラエル」の先兵となるのである。

しかしながら、その陰で、中東・アラブ世界の格差は肥大化し、もはや埋めようがないところまで達した観さえある。

米国は、イランのパーレビ王政をイランの民の怒りで破綻させられ、失敗したではないか。
それを指揮したのは、パーレビ国王に追われパリへ亡命中のホメイニ師だった。
ホメイニ師が民衆の呼びかけに応じ、フランスから帰国し、民衆を率いて一気にパーレビ国王の親米独裁政治を打倒した。
イランでは、これを「イスラム革命」と呼び、欧米社会は「ホメイニ革命」と評してしるではないか。

王政か大統領制かは別にして、基本的には同じ構造の「エジプト」で同じように民衆により独裁政治が打倒されたのである。

米国と欧州連合は、「イスラエル」を守り抜くために、また新たな工作を開始する事だろう。
エジプトの場合は、エルバラダイ氏がどのような動きを見せるのかにより展開が変わる事だろう。
しかし、この40年、中東・アラブ諸国で生じた「貧富の格差拡大」は、米国や欧州連合の「きれい事」では解決できない事態へ至ったのではないか。

中東アラブ社会の権力者の多くは、最初は、強い意志を備えた敬虔な「ムスリム」であった。
しかし、政治を担い、権力を手にすると、どこからか「届けられる甘言やカネ」に惑わされ、心ここにあらずとなり、「ムスリム」の理想や「アラブ民族の大義」はどこかへ消え去り、最後に「自らを守る楯」を必要とするのである。
そして「自ら(のカネ)を維持」するために国家機構を変質させ、巨大な独裁王国を築き上げるのである。

独裁王国が徐々に強大な姿を形成するには、一人の独裁者だけでは成立しない。
一人の独裁者を担ぎ上げる者ドモが、頂点に立つ独裁者の手法を真似て蓄財に励むのである。

しかしながら、頂点の独裁者は「海外」からの「カネ」を外交を利用し私物化するが、手下ドモはそれができないために民衆から強奪する事を企てる。
ありとあらゆる理屈を探し出し、それを適用し民衆を圧迫し民からの「強奪」を繰り広げるのである。

いずれの発展途上国でも繰り返される、おぞましいばかりの政治という名の行為である。

こんな事ばかり繰り広げているから、ヒズボラもアルカイダも志願者が絶えないのではないか。
「コラコラコラム」が考えるのは、最終的に行き着くのは「サウジアラビア」の王制打倒へ向かう気がしてならない。その前に湾岸諸国の王制独裁国家は隈無く打倒されるだろう。
たまたま、ベドゥィンの長で腕力の強かった者が、部族の長となるのは致し方ないが、それが王制国家を築き上げ、いかにも国家として国際社会でモノ申す姿を見せられるのは片腹痛しである。

米国は、欧州連合は、イランで失敗し、イラクでも失敗し、そしてエジプトでも失敗した。
まだ懲りずに、同じ思考で「イスラエル」を防衛するために、独裁国家を仕立て上げ「カネ」を注ぎ込み続けるのだろうか。
それは、限りない「無駄」であり、アラブ諸国の民の「怒り」を拡大再生産続ける愚弄な行為と考えるが。

「イスラエル」の解体も去る事ながら、究極的には、ユダヤの金融資本に支配される「米国」の解体へ向かう以外に解決はあり得ないのではないか。
何よりも、「ユダヤ社会」と「ムスリム社会」の根源的な対立は、「米国」と「欧州連合」が無理に無理を重ね人為的に作り出したワケだし、それを作り出さねばならない基本事情は、「キリスト教社会」の価値観と「ユダヤ社会」の価値観が絶対的に相容れなかった事などを原因としているワケだし、世界は未だに「多様な価値観」を認め合う状況にはないのだし、「ユダヤ社会」は、何処でどう「カネ」を造り続けるのか産み出すのか、巨大な「国際金融資本」を形成し、「米国」を支配し、様々な小理屈や理論を世界の国々へ押し付け「金融支配」による「世界制覇」を目指し、常に「世界不況」を招く「金融の失敗」を繰り広げている。

しかし、そのツケは、配下に置く「米国政府」を始め、先進工業国の各国政府へ押し付け生き延びてきた。
その種のバカげた事を打倒すると息巻き米国大統領に就任したオバマも、米国の「ユダヤ社会」からの圧力に抗しきれず、最近はすっかり「ユダヤ社会」の番犬に成り下がっている。

「米国」と「欧州連合」は、「イスラエル」防衛のために「サウジアラビア」「エジプト」「レバノン」「ヨルダン」「アラブ首長国連合」に加え、果ては「パレスチナ」のファタファまで広汎に政権買収を繰り広げ、もはや埋める事のできない「巨大な格差」を「イスラム社会」で作り出してしまっている。

従って、「サウジアラビア」の絶対的な独裁王制が打倒される事で、この度のアラブ世界の市民革命は幕を閉じるのではないか。

アジアでは、「中華饅頭低国」を支配する「中華饅頭狂賛党」の威光を着た悪徳政治家や腐敗官僚ドモが、やがて打倒されるのではないか。

引用開始→ ムバラク氏一族の資産凍結指示 5兆円報道も
(asahi.com 2011年2月12日13時9分)

【カイロ=前川浩之】エジプトのムバラク大統領が辞任したことを受け、ムバラク氏の巨額の金融資産が存在する可能性が取りざたされてきたスイスが11日、ムバラク氏と家族、ムバラク氏側近ら12人を対象に、スイス国内の銀行などにある資産を最大3年間凍結する政令を出した。「国有財産の横領を防ぐため」としている。

カルミレイ大統領が11日付で政令を出した。ムバラク氏や次男ガマル氏ら一族7人のほか、国外逃亡が疑われているマグラビ前住宅相や、人権侵害の疑いで訴追準備が進むアドリ前内相ら政権幹部5人の計12人を名指しし、スイス国内のすべての金融機関に調査と、判明した銀行口座の預金や有価証券などのすべてを凍結するよう命じた。

スイス政府は「額は確定していない」とした。英紙ガーディアンは2月初旬、中東専門家の話として、ムバラク一族が持つスイスの口座や英ロンドンの不動産などの資産の合計は最大約700億ドル(約5兆8千億円)と推定されると報じている。

スイスの銀行は、顧客情報を第三者に漏らすと刑事罰になる銀行法を悪用した途上国の独裁者らの資金の受け皿になってきた。イメージ改善を図るため、スイスは今年から新法を施行。凍結資産の持ち主の国家元首らが、国有財産横領で有罪とされた場合などには、その国の国民に還元できる仕組みを導入した。

今回のムバラク氏の資産を巡っても、スイス政府は新法に基づいて今月初めに調査を開始。資金の出入りを監視し、辞任時の凍結に備えていた。先月には、民衆デモで倒されたチュニジアのベンアリ前大統領や、選挙結果を受け入れずに居座るコートジボワールのバグボ大統領の資産も同様に凍結している。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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コメント

【この2年間で起こったたった一つのことは、古い自民が嫌悪されたこと=保守の分裂自滅=自民の世代交代失敗】(10)若い世代を投げ捨てる組織は、自らの未来を捨てている組織である!若い世代を取り込めない保守は滅びる!
 この2年間で起こったたった一つのことは、民主に魅力が増したわけでも、民主が成功したわけでもない(民主はもとからあの低レベルなのである)。
 古い年寄り自民が、もう国民から嫌悪され愛想つかされていること!そして自民党が若返り(世代交代)に失敗したため、若い保守と老人保守に二分裂したこと・・これである。
 自民よ!政権交代がおこった理由は、全然解決していないぞ!自民の分裂のおこぼれを民主が拾ったにすぎぬ。自民が否定されたということ。国が滅びるのに、自民に回帰がない。有権者はもはや昔の有権者ではない。21世紀の有権者である。若者と団塊の世代なのだ。古い自民は永遠に否定されつづける。新しい、若者の自民党に脱皮しろ。
(証拠)民主が史上最悪の政権なのに、内閣が倒れない。
(証拠)民主支持が下がる→しかし自民が上がらない→みんなの党・地域政党を支持。
 分裂は弱さであり、敗北である。
 若い人脈を取り込まない限り、自民は実は復活しない。このたった一つの事実を自民は直視せよ!
 保守が分裂・分断すれば、保守はほろび、国が滅ぶのだ!
 若い政治家、若いグループを取り込み、世代交代をはかれ。そうしないと、若いグループを民主に奪われるぞ。
 ◎大阪府連会長は即刻辞任しろ!!
 ◎そして総裁は後進に譲れ。老醜をさらしてしがみつくな、醜いぞ!国を守る気持ちがあるなら、世代交代し、総裁交代せよ!
→ 自民党よ誤解するな!自民を愛するが故にあえて言うのだ!
  若い世代を投げ捨てる組織は、自らの未来を捨てている組織である!
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日経2011/2/13
「リーダーが生まれない 政策や手腕 軽視のツケ」→この小選挙区制を導入した張本人も小沢、日本が悪くなるすべての元凶は、たった一人のおとこが原因とは!!
ニッポンこの20年 第4部(5)
 日本が直面する重要課題に迅速に対応できない原因はいったい何なのか。過去の教訓に学べば、それは政治のリーダーをどう選ぶかという根源的な問題に行き着く。
・・・・今や嘆く言葉は「20年で首相は14人」に変わり、首相交代はもはや年中行事に近い。・・・■消えた「予備軍」・・・かつて自民党には「次代のリーダー」と目される議員が何人もいた。人材の発掘や育成で大きな役割を果たしてきたのは派閥だった。・・・当時、衆院の選挙制度は中選挙区制。同じ選挙区で自民党系候補がぶつかり、各派は独自候補の擁立に力を注いだ。新人議員は政策決定や国会運営のノウハウを吸収しながら、派内で頭角を現そうとしのぎを削った。総裁候補の地位を固め、激戦を制した者だけが首相に登りつめた。・・・こうした仕組みは90年代半ばに転機を迎える。きっかけは衆院への小選挙区制の導入と新たな政党交付金制度だ。選挙区の候補者は1人になり、応援は党本部中心に変わった。政治資金の分配も執行部が決定権を握り、派閥の機能が空洞化した。

投稿: 【この2年間で起こったたった一つのことは、古い自民が嫌悪されたこと=保守の分裂自滅=自民の世代交代失敗】(10) | 2011/02/13 09:41

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