« シャープ、汚く臭い朝鮮人「サムスン」のに「強姦され妾」にはならないと、やっと決断したか! | トップページ | 藤圭子の逝去で外野は、自分の売名目的で針小棒大、実にウルサイねぇ »

2013/08/31

シリア情勢は緊迫してきました 岡崎研究所の論考を紹介しておきます

シリア情勢の膠着とアサド政権の粘りに対し、米国は焦りもあるのでしょうが、遂に手を振り上げたワケですね。
フランスとイギリスが当初は賛意を示し、トルコが支持を表明した事もあり、オバマ大統領は強く出ました。
それを受け、カタール訪問中の安倍首相は「アサドは退陣すべき」と、これまた米国と気脈を通じたと思わせる、踏み込んだ発言をし、それは瞬く間に世界へ報じられました。

ところがところが、イギリスは国会(下院)でキャメロン首相が提議した「軍事行動」を僅差で否決しました。
すると、一緒になって焚きつけていたフランスのオランド大統領は、いきなりトーンダウンしてしまいました。
いずれの国も、対シリア軍事行動には国民の半数近い「反対表明」があります。

それを受け、当の米国も半数近い47%が軍事行動に反対で、賛成は25%との報道です。

シリアの周辺国、親密国のイランを始め、直接友好国のロシア、間接支援国の中国は米国を牽制しています。
シリアは、軍事攻撃を受けると、直ちに対イスラエル攻撃に出る事は規程の方針でしょう。
ついでにレバノンを木っ端微塵にし、ゲリラ攻撃などで、今度こそフランスの権益を根底から崩壊させるでしょう。
それは、パレスチナとイスラエルを巻き込んだ、全面戦争に突入する可能性も否定できなくなりました。
米国は、定石どおり空中戦では勝てるでしょうが、イスラエルの保全を考えると腰が退けるでしょうね。
何よりも、アサドを除去した後の統治には陸軍を派遣する必要があります。
その際は、地上戦(ゲリラ戦)を避ける事はできないでしょう。
米軍は、ゲリラ戦で勝った経験を持ちません。
(全世界で負けています。負け続けています)

対シリアについて発言すれば、「アサドの退陣」は一致です。
それを、いつ、どのタイミングで実行するかですが、岡崎研究所は、米国の研究論文を抽出し紹介する方法で解説指摘をしています。
以下で引用紹介しておきます。

引用開始→ 綺麗ごとではすまされないシリア介入論
(2013年07月25日(Thu)岡崎研究所)

米Foreign Affairs誌2013/年7-8月号で、Andrew J. Tabler米ワシントン近東政策研究所上席研究員は、シリアの内戦の混乱を放置するのは最悪の選択肢であり、米国と反政府勢力との間に強固な関係を築くことが、シリア問題を収拾し、この地域での米国の影響力を維持するために必要である、と述べています。

すなわち、シリア情勢をこのまま放置するわけにはいかないが、アメリカはもうイラクのような介入をする意思はない。

アメリカが最低できることは、まず、毒ガスなど大量殺傷兵器を使わせないことである。もし、アサド大統領が言うことを聞かないようならば、無人機などによるピンポイント攻撃も考えるべきである。

次は、反乱軍支配地域に対する、政府側からの空爆を防ぐことである。ヨルダン、トルコ国境から50-80マイルの地域に、飛行禁止区域を設定する。

第三には、反乱側の中で、過激派でない勢力に、試行錯誤で、武器を供給してみることである。

米国は、早急に南トルコと北ヨルダンに事務所を設け、シリア反乱側と連絡すべきである。

こういう形でアメリカが関与してこそ、反乱側がアルカイダ等の過激派中心となることを防ぎ、現在反乱側の主要勢力である、世俗派、穏健イスラミストを核とすることができる。

その上で、アメリカは政府側と反乱側との対話を促進することができる。最終目的は、アサド大統領の退陣とシリアを民主的国家として再統一することにある。

それは必ずしもうまく行くとは限らない。しかし、大事なことは、米国が、亡命者だけを相手にせずに、現にシリアに存在する勢力を強化することである。何もしないのは最悪の選択である。シリアの国内勢力と強い関係を持つことによって、米国は、米国及びその同盟国の利益、そしてシリア国民の将来に貢献できる、と論じています。

* * *

まず、論文の内容よりも、オバマ第2期政権がシリア介入について慎重な姿勢を取っている最中に、Foreign Affairs誌がこのような論文を掲げたこと自体が注目に値します。新たにオバマ大統領の国家安全保障補佐官となった、スーザン・ライス、その後任の国連大使サマンサ・パワーが、人権論者で、人道的介入論者として知られているのでなおさらです。

介入の目的は、アサド大統領を退陣させ、シリアを民主的国家として再統一することであるなどと綺麗ごとを言っている論文ですが、現状では、ロシアとイランが支持する反西欧的な政権が生き延びています。介入の目的は、レバノン国内で強力な反イスラエルのヒズボラ勢力の更なる拡大を防ぐことであり、シリア国内では、反政府勢力の中で過激派が主流となることを防ぐことにあります。

もともと、シリアは、外交的姿勢としては反米、反イスラエルではありましたが、裏では米国、イスラエルの情報機関とも意思疎通していた現実主義的な国家として、米国、イスラエルも信頼していた中東の一つの安定勢力でした。それで、当初は、米国の現実主義的な戦略家は、介入など考えていませんでした。当時のヒラリー・クリントン米国務長官は、介入の可否を訊かれて、「介入して、それから、どうするの?」と問い返したといわれます。

しかし、その後、シリアが自国民を虐殺したことによって、西側世界とは友好関係を持てないようになり、このままでは、親露、親イランの政権が生まれて来ることは避け難い状況となってきました。

論文が提案しているような軍事援助は、反乱側の支配地域の保全には役に立つと思われますが、統一された民主政権を樹立する筋道を示してはいません。とりあえずは、アサド政権によるシリア全土の制圧を許さず、内戦の継続を支援する政策を提示していると言うことです。

つまり、先の見えない介入ではありますが、米国の事情から言えば、その程度の介入は、やらざるを得ないでしょう。←引用終わり
世界潮流を読む 岡崎研究所「WEDGE Infinity」の
Copyright(c)1997-2013 株式会社ウェッジ All Rights Reserved.

本当に難しい判断だと考える。
イラク開戦時の例もある。コソボ紛争への直接介入(空爆)もある。
何よりも国連が無力だという歴然とした事実を前に、常任安全保障理事国を狙う立場もある。
ロシア、イランとの関係もある。
日本は、覚悟があるようで「実は覚悟なんてない」のだから。
ネット上で、中国と韓国を揶揄し、悪し様に言い合うのは得意だけれど、その多くは断片的な情報を都合よく切り貼りしたに過ぎない、基本的には覚悟もない無知な層である。

いつか、大きな事を主張するジジィやそろそろオッサンに、そこまで言うなら「陸自でよいから入隊してみろ」と問うたところ、
「そう言うオマエはどうなんだ」と返してきたから、10年ほどの間に毎年定例で体験入隊をしていた事を資料付きでアップすると黙ってしまった。

それだけじゃない、ある時期は米軍(地上軍)と一定期間行動を共にし、Cレーションを喰ってきた経験を持つから、ネット上で喧しいヒトに覚悟を問うのだ。

別に、シリア内戦に、日本が直接参画するワケでない事は言うまでもない。
しかし、事、軍事行動という事になれば、いきなりアドレナリンを撒き散らすのが出てくるから不思議と言えば不思議だ。
できれば、介入は避けるべきだ。
アサドを説得できるのは、ロシア以外に考えられない。
米国は、辛抱強くロシアと話をする事だ。血気にはやるのは、その後でヨイのだ。

引用開始→ 政府、シリア対応協議…軍事介入なら難しい判断
(2013年8月30日20時00分  読売新聞)

政府は30日、シリア情勢を巡る関係閣僚会議を開き、今後の対応などを協議した。

米国などが軍事介入に踏み切った場合、日本政府として「支持」を表明するかどうかが焦点となるが、英国が軍事介入を断念したこともあり、難しい判断を迫られる可能性がある。

関係閣僚会議には安倍首相のほか、麻生副総理、岸田外相、菅官房長官らが出席した。首相は〈1〉米国をはじめとする関係国との連携強化〈2〉化学兵器の使用実態に関する情報収集の強化〈3〉シリア情勢を安定化させるための措置の検討〈4〉邦人保護の徹底――の4点を指示した。

首相はカタール訪問中の28日、シリアのアサド政権について、「化学兵器が使用された可能性が極めて高いと考えている」と批判したほか、「道を譲るべきだ」と述べて退陣を要求した。日本政府は今後、反体制派向けに医薬品提供などの人道支援を継続するほか、シリアから周辺国に流入した難民支援に力を入れる方針で、軍事介入があった場合などは「何らかの意思表示をする」(外務省幹部)方向で調整している。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

引用開始→ 石破氏「化学兵器使用なら武力行使支持を」
(2013年8月30日08時45分  読売新聞)

自民党の石破幹事長は29日、テレビ朝日の番組で、米国などによるシリアへの武力行使の可能性が高まっていることについて、「大量破壊兵器が国民に使われ、(国外に)流出する恐れがあるなら、わが国として『支持する』と明確な意思表示をしないとならない」と述べた。

アサド政権による化学兵器使用の事実が明らかになった場合、武力行使を日本政府として支持すべきだとの考えを示したものだ。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

|

« シャープ、汚く臭い朝鮮人「サムスン」のに「強姦され妾」にはならないと、やっと決断したか! | トップページ | 藤圭子の逝去で外野は、自分の売名目的で針小棒大、実にウルサイねぇ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« シャープ、汚く臭い朝鮮人「サムスン」のに「強姦され妾」にはならないと、やっと決断したか! | トップページ | 藤圭子の逝去で外野は、自分の売名目的で針小棒大、実にウルサイねぇ »