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2013/10/09

日本航空 エアバス「A350」機材を導入すると発表

JALは「B777」の後継機に「A350」を導入する。
日本の空を圧倒的に支配したボーイングを選ばず、自由な雰囲気の下でエアバスを選んだというワケだ。
日本航空の経営を歪めてきたのは「政治」であった。
「政治家」や「政策」を押し付ける官僚の都合で、経営が左右される中で右往左往させられ2010年の2月へ追い込まれた。
公的資金を受けたが、会社更生法により見事に企業再生した。

以来、一貫して「過去との決別」を推進し「政治との決別」に成功した(ように見える)。
だから、機材の発注も自由にできるようになった。
分からない人には、全く分からないテーマで話なのだが。

以下の記事は、如何に日本航空が政治の犠牲になったか、政治の犠牲にされたかを柔らかく記述している。

引用開始→【東京】それは10年前だったならば考えられない光景だった。
(ウォールストリートジャーナル2013年 10月 08日 10:12 JST)

欧州航空機大手エアバスの最高経営責任者(CEO)がきらびやかなホテルの会場で日本航空の社長と握手し、一緒に日航の鶴のマークを付けた大型旅客機「A350」の模型を掲げた。

しかしこの記者会見の真の重要性は、過去50年間ずっと日航の長距離旅客機の発注先だった米ボーイングを蚊帳の外に置いたことだ。ボーイングの金融子会社ボーイング・キャピタルの資本市場・リース部門のマネジング・ディレクターであるコストヤ・ゾロツキー氏は、「我々は日航と長年にわたって関係を築いてきただけに、胸が張り裂けるような思いだ」と語る。

7日のニューヨーク証券取引所では、ボーイング株は0.51ドル安の116.69ドルで終わり、一方エアバスの親会社である欧州航空宇宙・防衛大手EADS株は同日のパリ証券取引所で2.2%高の50.30ユーロで引けた。

日航のエアバス機A350型機の購入は参考価格で総額9500億円に上り、何十年にもわたって日本市場を独占してきたボーイングにとっては大きな打撃となった。2005年から昨年までエアバス・ジャパンの社長だったグレン・フクシマ氏は、エアバス社に入社した直後に開催されたアジア・太平洋地域航空会社協議会(AAPA)の会合に出席した時のことを思い出す。

同社は、AAPAメンバーの17航空会社のうち16社に航空機を納入していたが、日航だけが購入していなかった。「日航とボーイングの関係がいかに緊密だったかを示すものだ。日航がエアバス機の購入を検討すると言っただけでも革命的なことと思われた」と、同氏は振り返る。

ボーイングが、日航とライバルの全日空に初めて民間旅客機を納入したのは、東京五輪が開催された1964年だった。日航は1966年にボーイング747型機(ジャンボ)を全航空会社中2番目に発注し、日航・ボーイングの関係は強固なものとなった。その後日航は、747型機を100機以上購入し、「747-400」を看板機として採用した。747-400は、日航が会社更生法を申請した後、2011年に退役となった。

1970―80年代にはボーイングにとって、日本は米国以外では世界最大の市場だった。関係者によれば、当時の通商産業省は日米の巨額な貿易不均衡是正のため、日本の航空会社各社にボーイング機の購入拡大を働き掛けた。1987年まで政府が日航株を一部保有していたこともあり日航は政府の圧力に弱かった。一方でボーイングは、日本のメーカーからの航空機部品購入を拡大して相互依存関係を強化し、他社が割り込むのは不可能と思われるほどになった。

しかし、航空業界の規制緩和などを受けボーイングの支配力は弱まり始め、エアバスも日本のメーカーから部品を調達するようになる。加えて、日航は会社更生法から脱して昨年再上場を果たすと、コスト意識が強まった。

航空機リース会社インターナショナル・リース・ファイナンスのアンリ・クープロンCEOは、「驚きなのは、日航がエアバスのA350を発注したことではなく、ボーイングが長期にわたって日本市場で独占的地位を維持できたことだ」と指摘。さらに、エアバスとボーイングを互いに競わせることで、日本の航空会社の交渉力が増し、航空機の購入条件は改善されるだろうと予想し、「日本の航空業界は長期的に利益を得るだろう」と述べた。

日航の植木義晴社長は会見で、エアバス機購入に当たってはボーイングの歴史や日本の部品メーカーとの関係は考慮せず、また日本政府とも事前に協議する必要もなかったと語った。

エアバスのファブリス・ブレジエCEOは、JALからの受注を勝ち取ったことは、日本市場の自由化を示していると述べた。一方、「ライバル会社の航空機を30年も40年も飛ばしてきた人たちに、自分の製品の方がいいとトゥールーズ(エアバスの本社)から説得できると思っていたなら、とんでもない間違いだ。問題は日本や日本の航空会社ではなく、たぶんエアバスにあった」と述べた。←引用終わり
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