« 原発を止めて毎月1兆円近い発電燃料費輸入増加で、貿易収支は一年で11兆円の大赤字 | トップページ | 日本の「ゼネコン・政策(建設・土木)」って本当に都合のよい勝手なハナシだ (長文) »

2014/01/29

通行人追跡「顔識別」ビッグデータ蓄積実験はかなり不愉快だ!

JR大阪駅で通行人を追跡するため監視カメラで撮影し「顔識別」データとして蓄積する。
そのデータを用い、いくつかの解析に利用するという。
公共用地と云えども私有地なのだから、所有者がやりたいと言えば利用者は阻止できない。
しかし撮られる側には「撮られたくない気分」がある。
「個人の肖像権」を主張し制限をかける事もできる。
所有者は「公共の安全」を主張する。
実際には関連会社に運営させている商業施設への動線計画に役立てたりして。
撮られる側が阻止できないなら、JR大阪駅の利用料(例えば入場券、運賃)などで還元されるべきだ。
いや、乗車もしない、駅への入場もない、と云うヒトには、何らかの休養施設などを改善提供すべきだろう。
それもする事無しに「公共の安全」を謳い文句に個人の映像撮影は、果たして何処まで許されるのか。
この度の撮影追跡は根本的に「防犯カメラ」の目的と違うだろう。

「社会の安全」「公共の秩序」という大義名分の前に、少し温和しすぎるのではないか。

先日、この実証実験を前にした「仮説実験」と思われる場に出くわした。
ヘルメットに作業着姿で腕章を巻いた100人近いオッサンらが、JR大阪駅の中央改札付近でそれぞれの役割を与えられた場に、一脚固定のカメラを構えて陣取り通行人やら下車する利用者を撮り続けていた。
実際、出先だったとは言え、偶然にもその種の現場に遭遇させられた者としては、実に気分の悪いデキゴトだった。

果たして、個人が公共の場で監視されるのは分からないワケではないが、それがビジネスデータとしてカネ儲けのネタに置き換えられるなら、非常に不愉快だし腹立たしい限りと言っておきたい。

引用開始→ 通行人の顔を識別、追跡実験…JR大阪駅ビル
(2014年1月25日16時45分  読売新聞)

無数のカメラが通行人の顔を識別し、その行動を追跡する。

そんなSF映画のような実験が、4月からJR大阪駅で始まる。1日の乗降客は82万人。顔認証技術を用いて位置情報を取得する。

これほど大規模な実験は珍しい。位置情報をビッグデータとして活用する試みは今後、防犯対策などにも広がりそうだが、気になるのは、行動を把握される当人が本当に納得しているのかどうかだ。

実施するのは独立行政法人・情報通信研究機構(東京)。JR大阪駅と駅ビル「大阪ステーションシティ」のうち、地下1階から3階までの改札やコインロッカー、エスカレーターや店舗などに90台のカメラを設置。カメラは3メートル四方にいる人物の顔を撮影すると顔の特徴を抽出してIDをつける。別のカメラが同一人物と認識すると位置情報や時間を登録。その人物の行動履歴を1週間分記録する。顔認証システムを納入した業者によると、個人識別率は99・99%という。

JR大阪駅は1日の乗降客は82万人。駅ビルの入店者は2011年5月の開業以来3億2000万人以上に上り、人の往来は関西最大級の場所だ。

機構は「災害時の避難誘導に役立てるため、人の流れを把握したい」と説明。実験は2年間続ける予定で、集めたデータは顔の画像などを消去した上で、JR西日本に無料で提供する。JR側は「まだ使い道は決めていない」と話す。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun. 

|

« 原発を止めて毎月1兆円近い発電燃料費輸入増加で、貿易収支は一年で11兆円の大赤字 | トップページ | 日本の「ゼネコン・政策(建設・土木)」って本当に都合のよい勝手なハナシだ (長文) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 原発を止めて毎月1兆円近い発電燃料費輸入増加で、貿易収支は一年で11兆円の大赤字 | トップページ | 日本の「ゼネコン・政策(建設・土木)」って本当に都合のよい勝手なハナシだ (長文) »