« コラコラコラムは2014年3月31日で「3000スレッド」になりました | トップページ | 正義は国際司法裁判所でと無知な日本人は考える そこは国際政治の力関係を示す場に過ぎない »

2014/04/01

理化学研究所は東京で「STAP細胞」研究論文は研究不正と断定する調査結果を公表!

新年度が始まる日に、理研は世紀の新発見と持ち上げられ、同時に疑惑を持たれた小保方晴子女史による「STAP細胞」論文について検証調査した結果を発表した。

少々というより強烈に情けない結果となった。
自然科学と社会科学は違うし、全く異なる分野に身を置く研究者としての考えというか期待は、騒がれている事案や指摘されている事項が間違いであって欲しいとの希望もあった。

しかし先端細胞学の研究者は科学者としての良心や知見に基づき、精緻な指摘をしていた事が明らかになった。
科学研究者の見識や知見は素晴らしい。
虚飾を指摘しただけではなく、研究過程そのもの自体を断罪しきったとも云える。

小保方女史が、何故にこの種の行為を冒し恥も外聞も無く研究そのものを貶める行為に出たのか、それを知りたい。
発覚しないと考えたのか?

何よりも、このニュースが伝えられた際に記述した事だが、
理研の神戸研究センターは、査読をしなかったのか?
共著者が権威を持つからと言って、査読も無しに世界へ向けて「世紀の大発見」と発表したなら、その責任は小保方晴子女史一人に押しつけて終わりというワケにはいかないだろう。
文系の研究でも、先行研究と当該研究の関係性について精査するのは当たり前だ。
何よりも理系論文の場合、仮説を研究し実証する過程での変化をまとめた上で再現性を保証する事がポイントだろう。

その過程で使用した実験データの写真が改竄されていたというのは、科学研究者として全く信じられない。
良心の呵責は無かったのだろうか?

理研のというか日本の科学研究の信用力を著しく低下させた責任は極めて重大である。
今日の発表が「エイプリルフール」のジョークなら休心できるが。

引用開始→ STAP論文の画像切り貼り、研究不正と断定 理研
(日本経済新聞 2014/4/1 11:53)

理化学研究所のSTAP細胞を作製したとする研究成果の不正を調べる調査委員会の石井俊輔・調査委員長は1日、小保方晴子・研究ユニットリーダーが行った画像の切り貼りなど2点を研究不正と断定したと発表した。一方、STAP細胞がそもそも存在するかどうかについては「調査委員会のミッションを超える。不正があったかどうかを調べるのが同委員会の役目」として言及しなかった。

小保方氏が博士論文と同じ画像を使ったことについてはねつ造があったと結論づけた。また、別の電気泳動の画像を加工したしたことについても、改ざんと判断した。石井委員長は「研究者の世界ではあってはならないこと。我々も十分に認識はしている」と話した。

会見で石井委員長は「研究者を錯覚させる危険性がある。データをきれいに見せたいという意図をもとに作られた画像で、科学的な考察と手順を踏まない」と説明。さらに「不正と認定された行為はデータの切り張りと画像の使い回し。小保方氏個人の行為」とした。論文で文章の無断借用があったことについては「悪意のある盗用とまではいえない、と判断せざるをえなかった」と話した。

調査委によると、小保方氏は異なる条件で作ったSTAP細胞の画像を間違えて使ったとした。ただ、実験ノートを調査委員会が調べると3年間分に2冊しかなく、実験データの由来も明らかにできなかった。石井委員長は「説明を納得することは困難。データの信頼性を根本から壊すもの」とねつ造に当たる研究不正行為と断定した。

調査委の真貝洋一委員は、「最初のノートが2009年10月から12年の7月まで。詳細な日付はない」と実験ノートについて説明した。論文中に使われた画像の「部分的な記述しかない。詳細な記録がない。いつのどういったサンプルなのか確認できなかった」と話した。石井委員長も「内容が断片的な記載で、実験がフォローできないという経験はこれまでない」と指摘した。

また、小保方氏と共同で研究した笹井芳樹・理研発生・再生科学総合研究センター副センター長や若山照彦・山梨大学教授ら3氏は、加工した後の画像を見たため改ざんを見抜けないとし、研究不正行為がなかったとした。ただ、指導的立場でありながらデータの正当性を見抜けなかったことで責任重大とした。

笹井副センター長が事前にねつ造について知っていたのではないかという質問について、石井委員長は「2人の説明によると、最初の2月20日のヒアリングの数日前に小保方氏が画像を間違えて使ったと説明。笹井氏が学位論文の画像も投稿論文に使えることを確認後、正しいデータをとるよう指示し、2月19日に作ったと聞いている」と説明。笹井氏は「正しいデータがとれたので問題ないと思った。正直に全部話さなかったのは申し訳ない」と話したという。

小保方氏らが会見の場に出ていないことについて、調査委の渡部惇委員は「委員会は研究不正と認定した。不服申し立ての権利はある。弁明の機会がある。そこで弁明をすればいい」と説明した。←引用終わり
Copyright © 2014 Nikkei Inc. All rights reserved.

|

« コラコラコラムは2014年3月31日で「3000スレッド」になりました | トップページ | 正義は国際司法裁判所でと無知な日本人は考える そこは国際政治の力関係を示す場に過ぎない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« コラコラコラムは2014年3月31日で「3000スレッド」になりました | トップページ | 正義は国際司法裁判所でと無知な日本人は考える そこは国際政治の力関係を示す場に過ぎない »