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2014/09/18

多様な外国語学習も大切だ 「日本」の良さすばらしさについて もっと話せる中身を学び身に付けよう

「グローバル人材」について、
9月17日に目にした、国際交流基金の安藤裕康理事長の記事(日本経済新聞 夕刊一面のコラム)をご紹介します。

「日本語」が正しく話せる事は基本的な条件だと考えている。
「英語」が話せる方が良い、「中国語」も話せる方が良い。
他の言語、例えば「フランス語」「イスパニア語」「ポルトガル語」「ロシア語」「ベトナム語」「タガログ語」などが多少でも使えるのは良いことだ。

多言語が使いこなせるのは、沢山の「道具」を持ち使いこなせるということだ。
素晴らしい道具を揃え持ってみても「中身」がなければ「宝の持ち腐れ」でしかない。
日頃から、その種の皮肉な見方をする者として、相手に伝える「自らの何か」つまり「中身」も考えも持たなければ「画に描いた餅」に過ぎない。

話せる「中身」を持ちたい。
次の姿を「外国」に求めるのではなく、「日本」の良さを自覚し、しっかり足を地に着けた「議論」ができることが大切だ。

新渡戸稲造博士は、
「深い倫理性に基づいた品位ある自律した個人の育成」
「日本人としての自覚を持ちつつ、偏狭な排外主義に陥らない国際精神の涵養」を掲げられています。

その意味で、ご一読願えればと考え、以下に引用しご紹介申し上げておきます。

引用開始→ あすへの話題
(日本経済新聞 2014年9月17日)
国際交流基金理事長 安藤裕康

グローバル人材という言葉が話題にされることが多くなった。国際社会で通用する人材という意味だろう。必要な資質として、英語力とか、異文化理解、海外経験などがよく挙げられる。すべて大切なことではある。外国とわたり合うに当たって、少なくとも身につけておきたい、最低のルールのようなものだが。だがそれだけで事足りるわけではない。ルールに熟知したからといって、直ちに勝負に勝てるものでもない。

そもそもグローバル人材の議論が盛んなこと自体に、日本の特殊性を感じる。日本は鎖国を解いた明治以来、欧米から学ぶ伝統があり、自分たちとは異なる理想像を外国に求める傾向が強かった。しかし国際社会を意識しすぎるあまり、自らに否定的になりすぎてもいけないと思う。

世界に通用する人材とは、むしろ自国の歴史や文化や国民性をしっかり理解し、自国に軸足を置きながら、なおかつ独創的な視点を持って外国に相対していく人ではないだろうか。確固とした自らのアイデンティティに裏付けられた、魅力のある人間力の持ち主だ。外国人と話していて興味深いのは、たとえ国際性が薄くても個性的な日本人が敬意を表せられる場合が多いことだ。日本独特の美の世界を追求してノーベル文学賞に輝いた川端康成や、西洋の論理的思考と異なる禅の伝統を海外に広めた鈴木大切拙の実績を観れば、それが判るだろう。

これからの世界のグローバル化は、画一化ではない。世界は益々多様化していくだろう。多様性を許容しつつ、様々な価値観が共存する時代だ。そういう世界であればこそ、これ
ぞ日本人と胸を張って送り出せる次世代の若者を多数輩出していきたい。←引用終わり
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