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2014/10/22

香港の街頭抗議活動と街頭占拠を観て感じる懸念

今も引き続き、香港で一定の業務を保持し、事業上のパートナーやスタッフが少なからず事業活動を展開している側に身を置く者として。

香港行政府は21日夜に、ナンバー2が学生組織の代表と「対話」をしました。勿論「対話」は双方が交わりの無い「指摘」や「主張」を "通過儀礼" として展開したワケです。

思い起こせば46年前、1968年6月に「東京大学」は「東大闘争」の終結を目指し東大全共闘との「大衆団交」を受け入れました。
この時も、昨日の香港と同じく双方の「指摘」と「主張」が交わりの無いまま繰り返され、双方ともに体力も知力も「疲労困憊」させただけで終わりました。

その後、東大では本郷キャンパスの象徴「安田講堂」が封鎖され、東大全共闘は「大衆団交」の総括を巡り「四分五裂」する事になりました。
後は、当時の学生運動を街頭政治闘争として主導したい、各セクトの主導権争いの場と化し、最終的には「安田講堂の攻防戦」が繰り広げられ、国家(権力)の強い意志が示され、実力で封じられました。
国家が体制防衛に向けた政治として(国家)権力を発動する時は、徹底的に行使し踏み付けます。

今後、香港では行政府との「対話」の総括を巡り、統一性の無い「学生組織」も四分五裂に陥っていくものと考え、個人商業者は自らの稼ぎ時でもある「クリスマス商戦」~「正月商戦」を控え、いつまでも「学生組織」に好意的ではありません。
人は喰えなければ生きていけませんので、今後は、香港の中心地域で猛然とした争闘が繰り広げられ、学生組織は統一を保てず瓦解を余儀なくされるのではないかと強く懸念しています。
その意味で北京政府の傀儡ではあっても「香港特別区行政府」は強いのです。政治権力というものは本当にしぶとく狡猾でもあります。
昨夜の香港行政府の発言での重要ポイントは、
「香港は独立した国家ではなく、中国の特別行政区に過ぎない事を弁える必要がある」。
これは、香港行政府が事態収拾に向けて示した原則である事を理解した上で、今後の「要求行動」を辛抱強く組み立てられるかどうかに懸かると観ています。

いま日本でも、「香港」の街頭占拠行動を支持する立場(反中国により)を示される方が多いのですが、その多くの皆さんは東大全共闘により主導された「東大闘争」を強く批判されます。
理由の最大は、単純に「全共闘」=「左翼・悪」であり、体制を揺るがし今に至るも多々の政治的困難を創出した最大の原因だとの保守としてのレッテルを貼られ、それを無謬に信じ込む立場からでしょう。
しかしながら、その「保守としての立場」を強く表明される方々の多くは「戦後民主主義(ポツダム民主主義)」の打破を主張されます。
東大闘争こそ「戦後民主主義(ポツダム民主主義)」の擬制(架空の権威主義)を正面から問い、その「戦後民主主義(ポツダム民主主義)」の打破と打倒を掲げた事について、全く無知で「レッテル貼り」を無批判に受け入れ、単純にモグラ叩きの非難を繰り広げるだけと観ています。
「東大全共闘」を発端にした「全共闘」=「関わった団塊世代」は全て「左翼・悪」であり、攻撃すべき対象だと捉えて止まれないようです。
その延長上には「中国」や「ロシア」がありますから、例えばこの度も「反中国」=「香港・民主派」だから支持するという姿勢です。
「香港・民主派」も、いつ「反日」へ転じるかも知れません。
「香港」は現在も、基本的にはコスモポリタンですから、この度の「要求」も「一国二制度」の下に提起されるわけですが、実際には多くの「反日」の皆さんも居られます。一概に一律で共感や支持が正しいとは云えません。

嫌われ誤解される事も承知で「投稿」しておきます。

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