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2015/01/17

2015年1月17日、阪神淡路大震災の20周年に、被災者として全世界の皆様に感謝を!

お見舞いを頂戴しました皆様に心から深く感謝申し上げます!

囲い込まれ様々な強制をされ踏み付けられ続け、1975年4月末に、その囲い込みを強制し続けた国が消滅した事で、生命を賭して逃亡し海上を彷徨い救助され、這々の体で「インドシナ難民」として日本へ仮上陸したベトナム難民。
姫路、神戸、八尾、大和など、日本の地で溶け込み、凡そ20年の歳月をかけて生活を安定させ始めた1995年、神戸を襲った「阪神淡路大震災」で、その安定しかけた殆ど全てを一瞬にして喪い、安住の地と決めた国際都市神戸で、再び「流浪の生活」を余儀なくされた。
公園の仮設テントに身を寄せ合い、互いを励まし合いながらも自らの「運命」を嘆き悲しんだ。

1075年以前からの留学生だった定住者が立ち上がり、その当時の来日留学生も応援に駆けつけ、食糧と水を確保しながら必死で支えた。
やがて神戸を捨て八尾へ移る人、米国への再移住を希望した人、それでも母国へ帰るとは言わなかった。
彼らが拠り所にした鷹取教会は灰燼に帰した。
生活情報を、行政の支援情報を、母国語で伝える必要から、
鷹取教会の神田牧師を中心に多言語放送「FM Wai Wai」がミニFMとして電波を出し、鷹取教会は「段ボール」を用いて再建し情報交流と発信の拠点になった。
AMの電波では毎日放送(MBS)が採算を度外視しナイター中継が始まる5月半ばまで、各国語による情報伝達放送を維持してくれた。
これらの努力が後に「FM CoCoLo」に繋がっていったのだが。
(今は名前と建前だけ残しているに過ぎないのが残念だ)

仮に、日本人が海外で巨大地震などの天変地異に遭遇した際、日本語による生活情報や行政情報を受ける事ができたら、どれだけ安心できるだろう。
「公共放送」が果たさねばならない基本的な使命だと考える。

当時の神戸には、一切を喪っても知恵を働かせる人材が居た。

あれから20年経った2015年1月17日、今日も昼過ぎに冷たい雨が降った。
今日の神戸は、旧交を温め合う日でもある。
それなりに若かった被災者も、確実に「20年」歳をとっていた。
別の意味で、健康を心配しなければならない事情を併せ持つようになっている。

再会できたベトナム人の友人知人たち。
子供達は大きくなった。縁故でなく実力で大学の職員になった人材もいた。
「あの時は・・・・・・・」で始まり、「・・・・・・・、お元気で」と、会話は終わる。

神戸市は、インナーシティの活性化と復興住宅入居者の取り扱いに苦労している。
復興住宅を建設し供給し、被災者を入居させ一律に家賃を求めるなら、仕事を手当しなければ、人の生活復興はできない。
この間の歳月により高齢者が無業化するのは当然の事だ。
それに家賃を課すというのは無理な話なのだ。

インナーシティ・新長田地域の復興高層住宅も商店街も青息吐息だという。
ハコの建設を優先しただけで、雇用の場としての産業が無いのだから、人は居住しないから生活商圏も成立しない。20年間「空家」が増えただけで街は寂れやがて荒れていく。
やがて摩耶の海岸通りも同じ事になる可能性を秘めている。

それでも150万都市として神戸は機能しなければならない。
先端産業だけではなく、人が手で何かモノを造るという単純労働をグローバル化した経済の中でどう構築するか(できるか)が課題でもある。

都市政策で「雇用と税収を確保できる産業」の再構築が求められる。
そして神戸市民へ「しあわせ運べるように」取り組む段階にきたと考えている。
人が人として活発に生き、輝く目で「神戸」を誇りとする国際都市であり続けてほしい。

今日、台北から、ベトナム(ホーチミン)から、米国・ワシントンDCから、カリフォルニアから、パキスタン・カシミールから、友人達がメールを送信してくれました。
ありがとうございます!

    https://www.youtube.com/watch?v=KC7nFl5KMiQ
        (2014年 ルミナリエ 点灯式典の You Tube)

   https://www.youtube.com/watch?v=nQufiNohlLM
      世界へ拡げた「しあわせ運べるように」 歌詞の「神戸」が「故郷(ふるさと)」に。

臼井先生への限りない尊敬を込めながら。

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