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2015/07/02

ギリシャの金融危機と東海道新幹線での焼身自殺について社会安全を考える

ギリシャ政府は日本円で総額33兆円とも48兆円とも言われる負債(国債やら融資)を返済しない(する考えはあるとのポーズだけ)事を選択した。
チプラス首相(アホラスかも知れない)は、カネを借りた自分達の主張(返済しない)が正しく、カネを貸したEU諸国の主張(返済しろ)が間違っていると言い張り、どちらが正しいかギリシャ国民の国民投票で決めると言うのだから、まぁ、開けた口の塞ぎようもない。

EUは、もぉギリシャのアホラスを相手にしても仕方がないと考え、交渉する事を打ち切った。
そして6月30日にIMFへの返済が不能になった事を受け、IMFはギリシャが延滞したと世界へ公表した。

緊縮財政をEUはギリシャへ求め、ギリシャはEUが求める緊縮財政を拒否している。
EUが求める緊縮財政の要点は52歳から支給される1ヶ月日本円で52万円といわれる「高額年金」の縮減(半減)で、一定の層は苦しくとも受け入れユーロ圏に残りEUの一員としてのギリシャであるべきだと「緊縮財政」に「賛成」するらしいが、アホラス・チプラスに率いられる大半の層は、「高額年金」が重要で、従ってEUが求める「緊縮財政」には「反対」でユーロ離脱もEU離脱も止むナシとの事らしい。

目の前で「受領金額」が消えるより、他人に指図されたくないという理屈らしい。
経済の仕組みに無知なオバカは、いま現在の「カネ」が何処の誰から廻っているのか分からないのだから、本当に唖然とする以外に何もない!

ユーロから叩き出され金融秩序を守らないギリシャの単独通貨を何処の誰が信用するのか。何処の誰が受け取り交換してくれるというのか?
EUを離脱し、例えば「オリーブ」をEUへ輸出するには「関税」の壁が待ち構えている。
もぅ同じEUではないのだから「輸出入」には「関税」の壁ができる。人の移動には「出入国管理」の壁が控える事になる。
単に、受送金や為替だけの問題ではなくなるのだが。

この一連のゴタゴタで、日本も「ギリシャ」から学べる事が山のようにある。
こんなによいテーマとテキストは願っても中々得られない。
 ① 底辺下層(単純労働力階層)への社会保障(いずれの国でも失業問題と救済)だ。
 ② 公務員制度(失業対策としての施策摘要)。
 ③ ポピュリズム(無限のパンとサーカスの要求)でローマ帝国も滅んだ。
 ④ 工業生産力を適正に維持するための諸策(職業技能訓練とモティべーションの付与継続・希望を分かち合うには?)。
 ⑤ 高額所得層への課税(富裕税を含む適正範囲は?)。
 ⑥ 付加価値税(消費税)の徴税と運用配分。
 ⑦ 国債発行による財政運営のフレーム(限界)。
 ⑧ 国民国家の統治(政治)の最大の役割は「如何に国民を喰わすか」である事。
俄に思い浮かべるだけでもこれだけある。
まぁ、「他山の石」として学べる事は広く大きく深いと言える。

問題は、底辺の非組織・非熟練・非正規労働の失業対策と生活基盤形成ではないか?
単純労働はグローバル化の進捗に伴い、何もギリシャ固有の問題ではなく、日本も米国も同じ政策を不安定にする共通の悩みを抱えている。
洋の東西を問わず、体制の是非を問わず、いずれの国でも「失業率」は政権の安定に直結する問題である。
人は生きる上で喰う事を欠かせない。
人が喰うためには「カネ」が要る。
人は「カネ」を得るために「労働」を求める。
労働の機会を得られないと「失業」に至る。
「失業」すると「カネ」を得る事はできない。
「カネ」を得られないと「喰う」事はできない。
人はやむなく「カネ」を得るために「社会犯罪」に走る。
「犯罪」は「社会の安全」を阻害する。
「社会の安全」を守る「弁」の基本は「警察力」か「社会保障」である。
「社会」は「非正規労働」に時折「労働機会」を与えガス抜きをする。
「社会」は管理された「博奕」(競馬・競輪・競艇・パチンコなど)を提供しガス抜きを図る。
「社会」は一定の制限の下に「SNS」などの発信でガス抜きを図る。

社会は30%程度(測定方法にも依るが)の底辺層を抱えている。
その中の生産年齢人口で5%程度は半ば失業状態(辛抱している人も含め)にある。
次に底辺層のやや上に位置する中間下層ほぼ20%程度でも、2~3%が半ば失業の恐怖を抱えさせられ不安定を強いられている。
底辺層も中間下層も基本的には無産であり、押し並べて「英雄待望論」が強いと。
従って「希望」が「失望」に転じると、大きな「社会問題」を引き起こす要因を抱えているとも言える。
これへの対処の要点は「議論」ではなく「パン」と「サーカス」を与え続ける事である。
それができなくなった時、かの「ローマ帝国」は滅亡した。
文明的には、米国も同じ途を歩んでいる。
既に実験国家でもあった「ソ連邦」は消滅した。

同様にギリシャはEUという母体に寄生する事により、上手い方法で過剰ともいえる「パン」と「サーカス」を与えてきたが、遂にバレてしまった。
体内で大きな寄生虫に成長したギリシャはEUにもっと「カネ」を出せと言っているのだ。

翻って、日本でも「底辺層」「中間下層」は生活面での厳しさが増している。
中間層以下を狙う商材の流通量は伸び悩んだままである。
内閣は、チカラ一杯「経済は回復」していると、吹聴するが底辺層も中間下層も一向に実感できず消費は低迷したままである。

ネット上では異常なまでに「安倍晋三イノチ」が狂い咲いているため見えないが、消費についての実体経済は異常なまでに低迷から脱せないでいる。
そろそろ疲れ果て「アベシンドォ~」となるように思う。

しかしよく分からないのはミギもヒダリも、ネット上で「情感豊かに、罵り合う」のは、どう考えても底辺層か中間下層ではないかとしか覗えないから真に不思議な事かと。
よく分かりませんが、本当は底辺層か中間下層かも知れないのに、自分自身は中間上層だと幻視させられ、一番、虐げられているんじゃないのかと?

そんな日本社会の中で底辺層か中間下層だったのではないかと覗える71歳のジィさんが、東海道新幹線「のぞみ」の車内で焼身自殺におよび、女性乗客が巻き添えを食い落命されるという真に痛ましい事件が起きた。
「何をするのか!?」と腹立たしい限りだが・・・

ネット上では、勿論非難囂々の嵐が吹き止まずだが。
でも伝えられる報によると、
「年金支給額」に不満を漏らしていたとの事だ。
ネット上では「働かず、カネも貯めなかった」のが悪い。
この一語でもって「非難し尽くし、罵倒し尽くし」ている。
実は、ナンの解決にもならないし、なっていないのである。
(自分は、バカじゃないから大丈夫だという自信に満ちている)

その種の自信なんて、条件や状況が変わると、ナンの役にも立たないのだ。
そこが分からないのがネット社会がヒステリックな処だとも言える。
(またワケの分からぬ批判や非難をコメ付けするオバカが出るだろうが)

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