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2015/07/27

「GU」を引用記事は分析か 経営革新力のない事業者は大小の別なく市場から淘汰される!

「GU」は元を正せば「ダイエー」が「ユニクロ」を迎撃するために始めた事業だ。
「迎撃」しようと「要撃」体制を整えてはみたものの「攻撃」できる迄に、自らの体力がままならず頓挫し、それではと「GU」を拾い上げたのが、柳井正率いる「ユニクロ」のホールディングス会社「ファストリテーリング」である。

暫くは、「ユニクロ」の製品レベルも差して変わらないために、お互いに喰い合うのはよくないと牽制し合い決定的な競走を避けつつ市場展開を演じていた。

「ユニクロ」は「GU」が自陣営に加わった事で、商品構成のアップグレードを図り一定の成功を手に入れつつある。
「GU」も利益を必要とするなら、「産業廃棄物」と差して変わらない「商品構成」では、市場で大きな支持を得られないし、利益を得るなど根本的に無理がある。

この種の市場は「規模の経済」が基本だから、一定の経営が成立する規模へ押し上げなけらばならない。そのために、必要な経営革新を断行し合理化を図る事で体質を強化する必要があるし、加えて商品構成の強化は不可避だろう。

ネット社会や市場の一部では、嫉み半分の批判連発の素人発言が続いている。
100%、ヒトを満足させる得るビジネスなんてあり得ない。
だから幅広い市場が形成されるのだが。

「GU」の経営努力を見守ってみよう。

引用開始→ GU、試練の衣替え 規模もトレンドも追う 
(日本経済新聞2015/7/20付 日経MJプレミアム)

ファーストリテイリング傘下の低価格衣料品店ジーユーが設立から10年目を迎える。昨年には売上高1000億円を突破、足元ではようやくヒット商品も出始めた。次は本格的なスケールメリットが発揮できる3000億円が目標だ。だが次のビジョンがいまひとつ見えてこない面もある。「廉価版ユニクロ」にとどまらない衣替えを迫られている。

売上高3000億円めざす

「これまでは意識的に若い女性を重視してきた。これからはあらゆるお客に低価格のファッション商品を届ける」。ジーユーの柚木治社長は今年に入り、顧客層の拡大を重点テーマに掲げ始めた。その手応えをつかんだのが、4月に発売した「ガウチョパンツ」だ。

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ガウチョは膝の下までの丈で裾が広がりゆったりしているのが特徴で、発売後2カ月で約100万本を売った。「スカート見えするデザイン」が特徴。立ち姿ではスカートのように見えるが座るとパンツのため、足を崩しても恥ずかしくない点が幅広い女性に受けた。

「街でみんなが履いているから私もと思って……」(27歳の女性会社員)、「ガウチョとか流行の物が手軽に買えるから最近は店に来ることが増えた」(24歳の女性会社員)など好評だ。ジーユーの従来顧客よりも上の世代の30~40代女性にも支持を広げた。

これまで目玉商品がなかったジーユー。ガウチョは今年前半のファッション市場でのヒット商品で、ジーユーがブームを支えたのは間違いない。社内では「久々の大ヒット商品」と沸き立っている。

ジーユーではファッション企画の手法を見直している。これまではコレクション情報や業界情報などをもとに次に流行するものを追いかけていたという。2014年からは欧米などのストリート(街中)の情報も探り、「スカート見えするパンツ」というトレンドが流行しつつあることをいち早くつかんだ。

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売れ行きが好調なジーユーの「ガウチョパンツ」(東京・銀座のジーユー銀座店)

ジーユーは06年、ユニクロの低価格版のブランドとして誕生した。ユニクロの生産網や店作りなど事業モデルを活用しつつ、09年に発売した「990円ジーンズ」など低価格の商品にこだわって事業を伸ばしてきた。米ギャップが低価格業態のオールドネイビーも運営して顧客の裾野を広げたように、ユニクロでは取りこぼしている顧客の開拓を担った。

だが「ZARA」や「H&M」など海外ファストファッションが日本でも成長。そこで11年ごろから若い女性を意識した品ぞろえを広げた。14年8月期には売上高が1000億円を突破し、15年はガウチョパンツのヒットも重なり、「オシャレ好きの若い女性」の支持を広げた。

ただ、次に目標とする売上高3000億円に向けて壁にぶち当たっている。ユニクロの場合、99年に売上高1000億円を超え、わずか2年後の01年に3000億円を突破した。秋冬に2600万点と爆発的に売れたフリースが起爆剤になった。ジーユーのガウチョもヒットとなったとはいえ、ユニクロのフリースには遠い。

3000億円に向けてはユニクロ廉価版というポジショニングでは実現が難しい。今月6日にはシンプルなデザインが特徴の商品シリーズ「ジーユーベーシック」を全店で発売した。女性向けにくるぶし丈のジーンズ(税別1990円)や、男性向けに首回りが幅広いTシャツ(同990円)などをそろえ、着回ししやすい定番品として男性の需要も取り込んでいく。売り場でも入り口付近に専用棚を設け、大々的な売り込みを始めた。

「あらゆる人が自由にファッションを楽しめる、オシャレのコンビニエンスストア」(柚木社長)を狙う。

脱「廉価版ユニクロ」難しく

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「2020年に売上高5兆円」という目標を掲げるファーストリテイリングにとって、ユニクロに次ぐブランドであるジーユーの成長は欠かせない。ファストリの柳井正会長兼社長は「これまでの延長で売上高3000億円は実現できない。あらゆるものを作り替える必要がある」とも指摘している。

本来ジーユーは「H&M」などの海外の低価格ファッションブランドを日本でも普及させる狙いで始まった。H&Mなどは最新トレンドを反映させた新商品を週替わりで発売し、顧客の来店頻度を高めて成長を続けている。

だがジーユーは売上高1000億円規模とはいえ海外大手より小さい。低価格を実現するためにはまとまった生産量で取引先工場に発注しておく必要があり、ファストファッション戦略は採りづらい。少なくとも3000億円規模に達しない限り、商品企画の自由度は高まらない。

結局、若い女性以外にも来店してもらう必要がある。ただ、誰にでも支持されるファッションを目指すほど、シンプルなデザインに落ち着いていく。子供から高齢者まで同じ商品を購入するユニクロと重なり、「廉価版ユニクロ」に逆戻りする恐れがある。柚木社長は「ファッションの非常識に挑戦する」とぶち上げるが実現は簡単ではない。

14年6月には東京・渋谷に開いた新店で、商品を試着したまま店の外に出られるサービスを期間限定で実施した。他店の服と組み合わせるなど、自由に商品を試してもらう狙いだったが利用者は18人どまり。ファストリの柳井会長は「ジーユーは一体何をやっているんですか」と怒ったという。

「ユニクロ対ZARA」の筆者でコンサルティング会社ディマンドワークス(東京・港)の斉藤孝浩代表はジーユーの成長について「ファストリ傘下だからこそ順調に伸びてきた」とも指摘する。理由は3つ。出店ではユニクロが売り場の大型化を進める一環で閉めた店舗の跡地など、比較的集客しやすい立地を優先的に確保できた。生産面ではユニクロが築いた取引先工場とのネットワークを活用できる。

採用でもファストリグループの企業として人を確保しやすいほか、ファストリ本部やユニクロから経営幹部も順次送り込んでいる。日本国内であればユニクロより安いブランドとして、今後も一定の需要を取り込める可能性はありそうだ。

ただ将来アジアなど海外に店を広げる際、低価格だけでは地場ブランドや屋台と競うのは難しい。「今のままでは海外に出ても通用しないだろう」(斉藤氏)

1代で複数の事業を成功するのは至難の業だ。巨大チェーンのユニクロとどうすみ分け、海外ブランドと戦っていくのか。はっきりとした道筋はまだ見えない。
(川上尚志)←引用終わり
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