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2015/11/24

日本相撲協会は横綱が繰り出す技を批判するなら「禁じ手」をまとめ 公表しておけ!

日本相撲協会はこれまで無差別級を貫いてきた。
しかし相撲界で横綱になれば、
例えば、将棋の世界で格下と対局する名人は必ず「飛車角」落としを強いられるのか?

そんな事なら横綱や大関の「禁じ手」集を決めるがよい。
しかし、それは根本的に間違っている。
永年、大相撲を見守り応援してきた者としては大いに異論がある

白鵬が7日目に繰り出した豪快な「櫓投げ」には拍手喝采したくせに、「猫騙し」はいけないと非難する。
技の一つなのだから何らの問題もない。
「こういう技もあったのだ、久しく見なかった、今日は珍しい技を観る事ができて幸せだ」というものだろうが。
「猫騙し」は元の「舞の海」の専売特許じゃないんだから。
(間違ってはイケナイ)

非難したい人の気持ちは分かりますがねぇ、大相撲は「国籍」「体格」「学歴」など世間が細かく煩い事をいう世界とは隔絶した「実力一本」「技一本」の「無差別」でのぶつかり合い申し合いが最大の魅力なんだ。

だから、日馬冨士の汚い横へ動き体を交わす立ち会いや、張り手技も許してきたじゃないか。
鶴竜などは、横へ体を交わす事ができなきゃ勝てないじゃないか。
ご両人とも「横綱」だろう。それが批判もされず許されて、なぜ白鵬の「猫騙し」が非難され許されないのか。
角界のハナシはハナシとして、角界で議論すればよいが、それは無差別級を貫く相撲の魅力を減退させる事になる。
謂わば「品位」を守るための「禁じ手」とするなら、それは単なる目標に過ぎないのである。

従って素人がアレコレ言いたがるのは自由であるが、それで相撲の手足を縛る事は許されない。

引用開始→ 白鵬の「猫だまし」は横綱がやってはいけない技だったのか?
(ダイヤモンド・オンライン 相沢光一)

日本相撲協会のトップ、北の湖理事長が亡くなった。
最近は入退院を繰り返していたと聞いていたし、テレビで見た容貌が妙に痩せていたので気になっていたが、急逝の報を聞いたときは驚きを覚えた。「憎らしいほど強い」といわれた現役時代の姿が焼きついているからだ。

相撲をとるために生まれてきた、と思わせる力士だった。腰が低いあんこ型の体型。それでいて抜群のスピードがあり、立ち合いで相手をがっちりと受け止めた後、有利な体勢に持って行く器用さも兼ね備えていた。「憎らしいほど」といわれたのも、圧倒的な強さに加え、勝った後も決して表情を崩さない厳しい立ち居振る舞いがあったからだろう。もちろんアスリートが長生きできるとは限らないが、あの気力充実した姿と死が、なかなか結びつかないのだ。

場所中に亡くなったのも、相撲とは切っても切れない縁があったからだろう。

場内の好角家からは痛烈なヤジもところがネットでは賛否両論
その北の湖理事長が最後に呈した苦言が、横綱白鵬が見せた“猫だまし”に対するものだった。10日目の栃煌山戦。白鵬は立ち会いで突進してくる栃煌山の目の前で両手をパチンとたたく猫だましをした。驚いた栃煌山は目をつぶる。白鵬は左に体をかわし、栃煌山は西の土俵際に。踏み止まった栃煌山が振り返ると再び猫だまし。その結果、優位に立った白鵬は簡単に得意の右四つになり、難なく寄り切った。

猫だましは格下、それも小兵でまともに相手とぶつかったら勝ち目がない力士が、一か八かで行う奇襲戦法といわれている。それを横綱がやったのである。

福岡国際センターに来場した好角家からは「横綱がそんなことするんか!」、「堂々とせい」といった痛烈なヤジが飛んだ。

当然、北の湖理事長はおかんむり。「前代未聞、あれで負けたら横綱の品格にかかわる。横綱としてやるべきことではない」と語ったのだ。また、現役時代は小兵力士して猫だましはもとより“八艘跳び”などあらゆる技を繰り出して戦った舞の海秀平氏は「私はどうしても勝てない相手に勝ちたくて猫だましをやった。白鵬は話題づくりとして、自分流のファンサービスとしてやったのかもしれないが、横綱としては、そんなことをせず、立ち合いで相手をしっかり受け止めてほしかった」と一定の理解を示しつつも批判した。ということで、白鵬の行った猫だましは非難囂々になるかと思われた。

ところが、ネットの反応は賛否両論。賛の方も少なくはなく、賛否は半々に分かれたのである。その反応を見ると、昔からの相撲ファンらしき人は“否”、相撲ファンではないが相撲に興味はあるというレベルの人は“賛”という傾向があることだ。

まず否には、次のようなコメントがあった。
「横綱がだまし討ちかよ。品位がないな」 「猫だましが選択肢に浮かんだ時点で横綱失格」 「横綱が猫だましで勝つなんて。もう国技としての大相撲は終わったな」

次に賛のコメント。
「白鵬の猫だまし、面白かった」 「技としてあるんだから、いいじゃないか。文句があるのなら禁じ手にすればいい」 「相撲だってエンタテイメントなんだし、それを考えれば有りなんじゃないの」 「勝敗を競う世界なんだから、いつまでも凝り固まった概念をおしつけるなよ」

といったところである。

当の白鵬は場内からのヤジも聞こえただろうし、批判を受けることもわかっていたはずだ。が、支度部屋で報道陣に囲まれると、笑みさえ浮かべて「勝ちにつながったんで、うまくいったと思います」と答えたという。つまり故意犯。物議を醸すことを承知の上で、猫だましをしたというわけだ。

筆者は長年相撲を見てきたひとりのファンとして横綱がこのような技を使うことに違和感を覚えたが、その一方で「面白かった」、「エンタテインメントだから、いいじゃないか」といった擁護の声があったことにも驚いた。

“好漢”白鵬はなぜ批判覚悟で猫だましをやったのか
そもそも白鵬はなぜ批判を受けることをわかっていて、猫だましをやったのだろうか。

白鵬は元横綱朝青龍のような、やんちゃなタイプではない。5年ほど前にインタビューをしたことがあるが、ひとつひとつの質問を深く考え丁寧に答える好漢だった。理想とする力士は戦前に活躍した横綱双葉山。69連勝という偉大な記録をつくった双葉山を尊敬しており、その映像を何度も見返して研究、「あの域に達したいと思っています」と語った。真摯に相撲を究めようとする姿勢には感動を覚えたものだ。だからこそ余計、猫だましという奇襲を行なったことに驚いた。

ただ、インタビュー時の好印象があるせいか、「白鵬は何か思うことがあって、猫だましを含めた色々な技を出しているのではないか」とも思うのだ。筆者の見解ではあるが、白鵬は相撲協会や好角家から「横綱はこうあらねばならない」という目で見られ続けていることに疲れてきたのではないだろうか。

白鵬が横綱を務めるようになったのは2007年7月場所からで、すでに8年が経っている。横綱在位は51場所。1位は北の湖の63場所で、千代の富士の59場所、大鵬の58場所に次いで4位に当たる。あと2年、横綱を務めれば1位の北の湖に並ぶわけだ。

当初は朝青龍と二人で横綱を務めたが、朝青龍が引退に追い込まれた後は2年8ヵ月、ひとり横綱として相撲を支えた。横綱は負けてはいけないうえ、取り口や土俵上の態度も「横綱はこうあらねばならない」というプレッシャーを受けながら、堂々と受けて立つ相撲で勝ってきた。が、そのうち同郷モンゴルの後輩力士、日馬富士と鶴竜が力をつけて横綱になった。やはり同郷の照ノ富士、逸ノ城という巨漢力士も脅威の存在になりつつある。また、肝心のところで勝ち切れず横綱になれないものの対戦すれば手ごわい稀勢の里という大関もいる。

外国人力士が当たり前になった今は国籍関係なく声援を受けるようになったが、それでも日本人力士の壁として立ちはだかる白鵬には「負けろ」という声がかかることもある。「憎らしいほど強い」といわれた北の湖も全盛期は「負けろ」という声を浴びたが「横綱が頑張れといわれたらおしまいだから」と思って耐えたというが、長年、こうしたプレッシャーを受けていたら、心が折れそうになることもあるだろう。

その一方で、「相撲とはこうあるべきだ」と考える古くからの好角家とは異なる新たなファンも生まれている。ネットで猫だましを「面白い」と反応するような。

白鵬はこうした時代の変化を理解したうえで、「横綱がこんな技を出したらファンはどう反応するのか」と考え、問題提起をしたのではないだろうか。7日目には「やぐら投げ」という大技で隠岐の海を下して喝采を浴びた。そして10日目には猫だまし。白鵬は今場所、滅多に見られない技をふたつ見せたことになる。猫だましだって奇襲戦法ではあるが、楽して勝つための技ではないし必勝法でもない。今回は勝ったからよかったが、もし負けたらそれこそ批判を浴び、これまでの栄光に自ら泥を塗ることにもなる。相当な覚悟で、この技を出したはずだ。

しかし敢えてやって見せた。そして物議を醸すことで、品格やら精神性で窮屈すぎる相撲界を少しは変えることになり、時代に応じた新たな相撲の魅力を提示できる。白鵬にはそんな意図があったのでは?というのは、考え過ぎだろうか。←引用終わり
ダイヤモンド・オンライン 2015 MicrosoftMicrosoft

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