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2016/06/24

UK(GB)がEU(欧州連合)離脱の是非を問うた「国民投票」は「離脱」!

ほぼ「離脱」という結果が出たようです。
€ 110円(一時109円)
£157円(先物133円)
$101円(一時99円)  という市場の反応(13:30 JST)

「コラコラコラム」はタイムズやFTの主張とは別に、「離脱」に軸足を置いていましたから、差して驚きはありません。

G7伊勢志摩サミットで、本当に議論しなければならなかった事は、
英国が「EU離脱」を選択した場合の「国際経済」が喫緊のテーマだったのです。
1ヶ月後の今日(6/24)、UK(GB)市民は「EU離脱」を国民投票で選択しました。
安倍首相が「リーマンショックに似た世界(金融)市場の混乱」は、実は欧州大陸から想定どおり押し寄せるワケです。
「それ見た事か」と安倍首相は言うでしょうが、基本の認識が間違っていたと指摘しておきます。
G7財務大臣・中央銀行総裁会議(仙台)で、どこで議論したかは別ですが、世界的な金融に伴う混乱が一時的でしょうが1年程度生じると受け止めます。(次の金融危機は中国市場ですが)

別に、明日というか週明けに「欧州市場」や「英国市場」が崩壊するワケでもなければ、「世界市場」が崩壊するワケでもありません。
理解しなければならない事は、人間は「高邁な理想を理解し公平に受容する」のは難しいという事です。

また同時に、何れの国も「グローバル化」が進んだ事で「社会が2極分解」し、深刻な「社会階層の対立」を抱え、もはや国内に蓄積された膨大な差異や不利益が「理想」を語るだけでは「解決」できず、果てしない「政治不信」や「社会混迷」に陥っていると受け止めるべきです。
日本でこの点を指摘すると無自覚・無定見・無原則の野党勢力を利する可能性を秘めていますから慎重にと考えながらです。

世界は「ボリューム・ウェルカム」から、
「クォリティ・チョイス」への移行を模索し始めるように考えます。
全てが全て公平に「裕福」を享受する世界を形成するには、
大幅な自己犠牲を伴う単なる「幻想」に過ぎない事ではないかと、ようやく気付いたのでしょう。

人の「幸せ」は「経済」だけで計れるワケではありません、
UK(GB)のEU離脱は、なぜ「経済」だけが議論の軸で、それが判断の基準なのか?
一国や一地域の経済を「貿易」だけで語るのはどうか。
基本は「財政」であり、それに伴う「金融」じゃないか。
UK(GB)の経済規模があれば、自らの「生活防衛」は自主的に取り組めばよいのだ。
UK(GB)の貿易品は、UK(GB)でなければ産出できない「クォリティ」を保つし、たちどころに「何処かの誰かが代替」できるワケでもない。
一時的に、UK(GB)も世界も混迷し躊躇するかも知れない。
しかし、時の経過に伴い「落ち着き」を見せ、EU(欧州連合)が先進側の巨大な自己犠牲による「共同幻想」に過ぎなかった事を理解するだろう。

世界市場は、
「ボリューム」を追い過ぎ、「クォリティ」を喪った。
その部分を再構築する事が最も重要な点で、各国の「中間層」が安定的に「生産」に従事し生活を維持し「持続可能(サスティナブル)」である事が何よりも重要だ。
「中国」を始め「途上国」の「汗」を吸い取り続け「クォリティ」を喪い「人としての生活の質」も喪って平気な「ボリューム」を追う経済との決別を図るべきだ。

現代社会の「混乱」「混迷」「混沌」を形成する最大の要因は、
何よりも「中国」なのだから、その「安価」で「低質」な「市場」と決別し、「良質」で「信頼」できる市場へ転換する機会となる事を期待します。

「共同幻想」に軸足を置き
国際政治と経済を声高に論じたがる「評論家」の批評は、逃げた「女」をメソメソ追うが如きで、国際経済や金融から「カネ(=儲け)」が逃げたと悔しがるだけで、評論にも程遠い実に醜い「自吼え」に過ぎません。

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