富士通 PC事業を「レノボ」に統合 NECに続き実際は事業売却だ!
もぅPCは特別なモノではなく単なる「お弁当箱」なのだ。
「ハコ」に過ぎないPCに何を盛りつけ、どう輝かせ、どう使う(使わせる)かであり、「ハコ」より「中身」と「使い手」が重要なテーマになった。
やはり「IBM」は凄かったなぁ!
PC事業を「レノボ」に売り払い、さっさと撤退してしまった。
特化しなけりゃ市場での存在価値は無い。
「MS」は、新しい「市場開拓」と云えば聞こえが良いが「クラウド利用による市場(ユーザー)開発」に乗りだし、ようやく「MS」が目指す次の方向が見え始めたという事か。
IBMに加え富士通とNECがPC事業を「レノボ」に統合した点は注目に値する。
しかしながら、その「レノボ」は「モバイル」分野では大苦戦へ追い込まれている。
普及期を超え成熟期に入ると、次の市場を見通した製品開発と習熟したソフトをワンパッケージにする以外にPCが生き延びる要素は残されていないのか。
引用開始→ 富士通「成長へ様々な検討」 レノボとのパソコン統合で
(日本経済新聞2016/10/6 11:50)富士通は6日、中国レノボ・グループとパソコン事業を統合する方向で調整に入ったことについて「事業成長に向けて様々な可能性を検討している」とのコメントを発表した。市場縮小で採算悪化が続く中、IT(情報技術)などのサービス事業に経営の軸足を移す狙いだ。レノボは「ノーコメント」としている。
富士通、レノボ両社は10月中の合意を目指す。レノボ主導の合弁会社を設けて富士通のパソコン部門を移管する案や、富士通のパソコン子会社にレノボが過半を出資する案を検討している。富士通は今後の大幅な成長が期待できないパソコン事業を非中核と位置付け、2月に分社化してテコ入れを進めていた。
6日の東京株式市場では取引開始直後から富士通株に買い注文が集まった。株価は前日比46円50銭(9%)高の584円70銭まで急騰した。今年1月以来、約9カ月ぶりの高値となる。
コモンズ投信の糸島孝俊チーフポートフォリオマネジャーは「不採算事業の切り離しで成長シナリオが見えやすくなった。生き残りの道を探す意識が変わった」と話す。←引用終わり
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