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2017/02/22

北朝鮮のASEANでの汚い活動の一端をFT(フィナンシャル・タイムズ)が報じている!

本当はもっと汚い遣り口なのだけれど、そこはFTだけあって抑制的に報じたワケだ。
既にカンボジアでは北朝鮮は「やりたい放題」だし、カンボジアの国家主権なんて無いに等しいと見ている。
日本の大手パチンコ屋のMはカンボジアに北朝鮮のマネーロンダリングと送受金を目的に「カンボジア国際銀行」を設立経営し母国とミンジョクのために取組んでいる。
日本もカンボジアも、何よりも今回の事件の舞台を提供したマレーシアは、なぜ国連の決議事項を守らないのだ。

引用開始→ [FT]金正男氏殺害で見えた北朝鮮と東南アジアの絆 
(日本経済新聞Financial Times 2017/2/22 6:30)

クアラルンプールで北朝鮮の指導者の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏が「暗殺」された事件は、北朝鮮とマレーシアの間に外交的衝突を引き起こした。この事件で、北朝鮮と東南アジアに広がる商業的関係が注目されている。

地域全体で見られるレストランチェーン「ピョンヤン(平壌)」――客が冷麺やキムチを食べる傍らで、北朝鮮人ホステスが金一族をたたえるカラオケヒット曲を歌う店――の拡大から、カンボジアのアンコールワット遺跡群の近くに北朝鮮が建設した博物館「アンコール・パノラマ・ミュージアム」に至るまで、北朝鮮は他国通貨と自由に交換できるハードカレンシーを稼ぎ、友人を勝ち取ることを目指して、東南アジア全域に手を広げている。

北朝鮮政府は、制裁をかいくぐる方法を模索するうえでも東南アジアに目を向けている。

シンガポールに本拠を構える海運会社数社は、北朝鮮への武器輸出に手を貸した嫌疑をかけられている。そうした企業の一社、チンポシッピングは昨年、北朝鮮の兵器プログラムのために使われた可能性がある金融資産や資源を移し替えたことでシンガポールの裁判所で有罪判決を受けた。その後、18万シンガポールドル(約1440万円)の罰金を科された。

金正男氏の殺害事件の捜査の扱いをめぐってマレーシア、北朝鮮両国の緊張が高まる中、マレーシア政府は20日、平壌駐在の自国大使を召還するとともに、駐マレーシア北朝鮮大使を呼びつけて抗議した。

北朝鮮政府は検視を阻止しようとし、金氏の遺体引き渡しを要求した。マレーシア当局は捜査を実施すると主張し、遺体は金氏の近親者に引き渡さなければならないと話している。

北朝鮮とマレーシア、貿易関係拡大
これまで、北朝鮮は次第に友好的になるマレーシアとの関係を謳歌してきた。マレーシアは北朝鮮とビザ(査証)なし渡航ができる唯一の国だ。かつてビザなし渡航が認められていたシンガポールは、北朝鮮の核実験後、国連の追加制裁に応じてビザ取得要件を導入した。

収入を獲得し、国のイメージを取り繕うために北朝鮮は観光業に目を向けるようになる。同国政府は、東南アジアとインドからの旅行を振興しようと、クアラルンプールを事業拠点に選んだ。

また、マレーシア・サラワク州の建設現場と鉱山で80人の北朝鮮人が働いており、こうした人々でマレーシアは北朝鮮の専門知識を活用している。

バーター協定の下で、マレーシアはアジアで料理に広く使われるヤシ油を北朝鮮に供給する一方、北朝鮮から肥料を受け取ってきた。両国の貿易総額は2015年でわずか2270万リンギット(約5億7000万円)と、まだ少ないものの、貿易関係は拡大傾向にある。

アナリストらは、マレーシアの関与は、中立外交の伝統に加えて商業的なチャンスが原動力になっていると指摘する。

韓国ソウルにある峨山政策研究院の東南アジア専門家、イ・ジェヒョン氏は、「1960年代、70年代には、北朝鮮は東南アジアの共産主義政権や非同盟国と親密だった。マレーシアは北朝鮮が国を開放した場合の経済的な恩恵を狙っている」と説明する。

マレーシアと、南北朝鮮間の懸け橋になろうとしたインドネシアを別にすると、ほかの国はそれほど力を入れて対北朝鮮関係を強化してこなかった。

カンボジアの故シアヌーク国王は、北朝鮮の現指導者である金正恩(キム・ジョンウン)委員長の祖父であり初代指導者の金日成(キム・イルソン)氏との友好関係から、北朝鮮人ボディーガードを利用していた。これは国王が自国で利用できる警護を信用していなかった可能性もある。

かつてプノンペンに暮らしていた人物は「彼らはまるで、映画『レザボア・ドッグス』の舞台から降りてきたように見えた――黒いスーツ、白いシャツ、黒いネクタイを身に着けていた」と言う。

万寿台創作社が制作した金日成氏と金正日氏の銅像。同社はカンボジアにアンコールワットに特化した美術館を建造した=AP

カンボジアでは、北朝鮮のアートスタジオ、万寿台創作社がアンコールワットに特化した美術館を建造した。所蔵作品の1つは、アンコールの歴史を描いた幅123メートルの油絵で、何十人もの北朝鮮芸術家が制作に携わったものだ。万寿台創作社は世界中に記念碑や美術館、博物館を建築している。

メディアの報道は長年、北朝鮮政府が、2011年以前の半ば孤立していた時期にミャンマーに武器を供給したと伝えてきた。米国の当局者らはその後、疑わしい関係は、ミャンマー軍の最高司令部や文民主導の政府ではなく、個々のミャンマー人将校に限定されていたと語っている。

両国の絆を思い出させる出来事が2015年に起きた。金正恩氏を暗殺する企てを題材にしたソニー・ピクチャーズエンタテインメントのコメディー映画「ザ・インタビュー」の海賊版が出回った際、北朝鮮の政府当局者らが販売に抗議した。ミャンマー当局はソフトを市場の露店から押収したのである。←引用終わり
By Jeevan Vasagar in Singapore and Bryan Harris in Seou
(2017年2月21日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
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