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2017/05/01

「北朝鮮」は崩潰するか!?

如何に強力な「経済制裁」を加えても、簡単に「北朝鮮」が崩潰する事はないだろう。
「石油」を除きエネルギーも食糧自給も、基本的に自国内で完結するシステムを構築している。
「石油」を供給しているのは「中国」だが、その供給を全面的に止める事はないだろう。なぜなら、統治する仕組みが同じだからで、「北朝鮮」の現状には腹立たしい思いだろうが、「北朝鮮」の体制崩潰は中国の体制崩潰に直結する事を十分なまでに認識しているからだ。

世界には「北朝鮮」の実態を知らない国が大半多数存在する事もあり、北朝鮮は巧妙にそれらの国の袖を引き、
「周囲の国から様々なイジメを受け苦労している」と、主張し生きていくための「小さな貿易市場」を確保している。
これらを丁寧に繋ぎ積み上げ続ける事で最低限必要な外貨を稼ぎ出せる。
「金正恩」は、国全体のシンボルであり、国の最大産業ともいえる「人民軍」は、「金正恩」を「冠」として「推戴」する事で統括している。
何よりも頭脳集団として「朝鮮労働党」を表裏一体で組織し統括する事により「政治(統治)」と「政策課題」を整理し、必要な「機能」を整え、掲げた「テーマ」を実現するための役割を与え、必要なら「人民軍」を動員する事で解決している。
見ように依れば「異常」だが、角度を変えれば「合理的」とも言える。
国の状況に合わせ形成したシステムだろうが、外見的には機能しているように見受ける。
昔の日本も異常なシステムだったワケで、日本が統治方法と歴史的正統性の形成を教えたとも言える。
この仕組みを嘲笑う日本のウヨクは、(過去のシステムを)彼らが評価し取り縋るのを笑うのと同じ事なのだが。

「北朝鮮」の統治システムと思考の根源を徹底破壊(再生不能に)しない限り、東アジアの安寧は実現できないのだ。
(この点を日本人は正しく自覚する必要がある)

軍事的に「北朝鮮」が「核」と「ミサイル」を廃棄する事はしないだろう。
何よりも米国本土を直接狙う「ICBM」の開発を止める事は現体制ではないだろう。

現在の睨み合いは、米国が攻撃しない限り継続されるだろうが、やがて双方が疲れ、現在の展開を縮小し戈を収める事になる。
開戦するなら、この「夏」が焦点になるだろう。
(日本の政治は覚悟ができているのだろうか)

日本は既に、現在の保有ミサイルの「射程内」にある事を認識しなければならない。しかも「核」の小型化を進めるだろうから、日本が「北朝鮮」の「核ミサイル」の脅威に包まれている事の認識を欠いては存立できない状況へ、現在も追い込まれているのだ。
日本は既に十分な「核兵器」を開発しうる能力を備えている(と国際社会は観ている)。
結局のところ、日本は米国の「核の傘」で護られている事態を正確に認識した上で「北朝鮮」と対峙しなければならない。
日本は未だ「自立」した「主権を保持する独立国家」とは、お世辞にも言えないのである。

また何よりも現在の「北朝鮮」を解体した後の「朝鮮半島統治」を、誰がどのように統治し、それを担うのかについての「覚悟」と「決意」が求められているのだが。

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