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2017/08/27

岩盤規制を撤廃し 構造改革を推進して 社会に競争力を!

獣医学部の新設は「岩盤規制撤廃」の象徴事例で、取組み進めるのか中止し後退させるのか、そこが問題なのだ。
加計学園の申請とその中身を審査し可否を決めるのは「大学設置基準審議会」であり、朝日や毎日などのメディアではない。
 
加計学園の「岡山理科大学(今治)獣医学部」開設認可審議は、大学設置基準審議会の議論に任せるしかない。
引用開始→ 認可保留となった加計獣医学部、文科省「理由や状況説明できる段階ではない」 関係者複雑「仕方ない」「嫌がらせ」
(夕刊フジ 2017.8.26)
 
政府の国家戦略特区制度を活用した学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を認可するかどうか審議していた文部科学省の大学設置・学校法人審議会(設置審)は25日、答申を保留し、審査を継続することを正式に決めた。学生の教育環境が整っていないと判断したとみられる。経営譲渡をめぐって学生が訴訟を起こしている苫小牧駒澤大(苫駒大、北海道苫小牧市)の設置者変更についても判断を保留した。
 
◆苫駒大も先送り
文科省は「審査が続いており、保留となった理由や状況を説明できる段階ではない」としている。
 
加計学園の獣医学部設置計画について、設置審は今後、学園から提出される修正案を審査し、10月下旬にも認可の可否を判断する。学園は平成30年4月の開設を目指しており、認可されれば獣医学部の新設は昭和41年の北里大以来となる。
 
設置審はこれまで、愛媛県今治市で予定している岡山理科大獣医学部の新設計画について、教育課程や財務状況、学生確保の見通しなどを調べていた。
 
5月には、教育の質の確保に、問題があるとして入学定員や教員の構成について再考を促し、学園側はその後、入学定員数を減らすなど計画の一部を改めた書類を提出していた。
関係者によると、設置審は今月9日の会合で、学生の実習計画など教育環境に課題があるとして、答申の判断を保留する方向で意見がまとまったという。
 
獣医学部新設計画をめぐっては、文科省前事務次官の前川喜平氏が「行政がゆがめられた」と主張し、安倍晋三首相の関与の有無をめぐっても政府・与党と野党が激しく対立していた。
 
答申の保留について、加計学園は「審議継続中であり、コメントは差し控える。認可に向けて粛々と事に当たる」との談話を発表した。
 
一方、学校法人駒澤大学傘下の苫駒大の設置者変更をめぐっては、産経新聞が6月、変更先となる学校法人京都育英館を設立した学校法人育英館について中国との関係の深さを指摘し、苫駒大が“中国化”するとの懸念を報じた。
 
 
■「仕方ない」「嫌がらせ」
設置審が加計学園の獣医学部設置認可について正式に保留と判断したことを受け、「騒ぎの中では保留もやむを得ない」「嫌がらせではないか」。関係者の間では複雑な反応が交錯した。
 
「これだけ大きな騒ぎに発展したので、設置審としても一発で認可する状況にはなかったのかもしれない」。設置審の判断について、学園関係者の一人は一連の騒動が影響した可能性に触れた。その上で、設置審が保留の根拠とした指摘事項については「複数あったようだが、いずれもクリアできると信じている」と話した。
 
一方、愛媛県への獣医学部の誘致に尽力し、7月の閉会中審査で加計学園の設置計画の正当性を主張した旧文部官僚の加戸守行前愛媛県知事は、不満を漏らす。
 
加戸氏は設置審の委員が獣医学部新設に慎重な既存大学の教授らで構成されているとし、「(保留は)新設への最後の嫌がらせではないか」と指摘。25日夜には、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が主宰のインターネットニュース番組「言論テレビ」に出演し、「仮に(認可が)潰れるようなことがあったら、野党などの追及のために残る人生すべてをかけて戦う」と強調した。
 
林芳正文部科学相は同日、出張先の京都市で記者団の取材に応じ「(引き続き)静かな環境でしっかり審査をしてもらいたい」と求めた。
 
■設置審で保留の8割、最後は認可
加計学園の獣医学部設置認可は保留となったが、これまでの保留のケースでは約8割が最終的に認可されており、今後の大学設置・学校法人審議会(設置審)による審査の行方が注目される。
 
文部科学省によると、大学や大学院、学部などの設置申請数は過去10年で計711件。このうち110件に関する答申がいったん保留となり、最終的には89件が認可されている。19件は申請が取り下げられ、残り2件は不認可だった。保留の一般的な要因は、施設整備の遅延▽教員不足▽書類上の不備-などとされる。
 
学校側は新学部を設けたい場合、新設を予定する1年前の3月末に文科省に申請。これを受けて文科相は新設の可否を判断するよう設置審に諮問し、4月から審査が始まる。
 
教育内容の検討は研究者ら10人前後による専門委員会が担当。現在、獣医学のほか法学や医学など29の委員会が置かれている。専門委の意見を上部の審査会がさらにチェックする。通常は5月中に学校側に計画の不備や改善点を伝え、必要に応じて現地に足を運ぶ。
 
設置審は例年8月末に新設の可否判定を答申するほか、「保留」として9月以降も審査を継続。文科相が最終的に判断する際に答申内容が覆ったことはほとんどない。
平成30年度開設予定の学部などの設置認可について、設置審は規則上、今年度末までに最終判断を行うが、大学側が学生募集を進めるためには10月下旬、遅くとも12月までに認可の判断が必要となるため、年内が事実上の最終期限となる。
 
ただ、設置を認める答申が出されても、加計学園の獣医学部については手続き面を疑問視する声もあり、より一層の説明責任が求められそうだ。
 
林芳正文科相は今月の記者会見で、国家戦略特区制度を活用した同学園の獣医学部新設計画の手続きに問題はないとの認識を示した上で、設置審の答申時に「どういった説明の仕方があるか考えていきたい」としている。
 
【用語解説】加計学園問題 政府の国家戦略特区制度による獣医学部新設計画の公表前に、文部科学省が内閣府とやりとりしたとされる複数の記録文書が判明。早期開学をめぐり「官邸の最高レベルが言っていること」などの記載があった。新設計画が認められた加計学園の理事長は安倍晋三首相の友人。文科省前事務次官の前川喜平氏は「初めから加計学園と決まっていた」などと批判したが、政府は問題ないとの立場を強調した。
 
【用語解説】大学設置・学校法人審議会 文部科学相の諮問機関。大学や学部などの設置認可申請の適否を審査し、文科相に答申する。大学関係者らが委員に起用され、学生数に対応した専任教員の数や体系的な教育課程編成、財政状況などを審査する。独立性を確保するため審議会は非公開だが、今回の答申から審査の透明性を高めるため、審査過程で大学に伝えられた意見も公表されることになった。←引用終わり
多分、日大を中心とした既存利益を死守しようとする審議委員も一定程度いる事は承知の上で「まな板の鯉」でしかない。
教員審査で「教員の数が必要数に達していない」という指摘は、不認可とする場合の常套手段だ。
この点が最も大きく厚い壁だろう。
既存の利益を死守する側に位置する大学が加計学園に教員の紹介などを行うわけがない。

この妨害が最もキツいだろう。京都産業大学は「教員の確保」が困難と考え「獣医学部」の新設申請は諦めたと、渦中の議論の過程で発表したのだから。加計学園とは比べものにならない組織力を持ちガバナンスも十分な大学でもだ。

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