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2017/10/26

第48回 衆議院議員総選挙(2017年10月22日投開票)の私的まとめ:

ネット社会のウヨウヨさんは「勝った、勝った」と大喜びですが。
無邪気に呆けている場合じゃありませんよ。
オバカが憤死する中で、議席の財産を守りきる事ができたワケで、
日本の社会基層が大きく変わったワケではありません。
152/465=32.688は依然として維持されています。
小選挙区で、戦術が功を奏し守り切れたと考えるべきです。
比例区では、やや上回る程度で北日本や首都圏を含む東日本では、
自民党は負け越しています。
Photo
総得票数は前回より90万票ほど伸ばしましたが、これは自公の棲み分けにより公明の協力で得た数値と言えなくもありません。公明は5減で自民は同数なのですから。
浮かれず冷静に捉え真摯に受け止めるべきかと考えます。
Photo_2

さてパヨクの皆さんも、それほど落ち込む必要はありません。
元から脈々と受け継いできた基礎数値を確実に維持しています。
根を張っていますからパヨクは消えないのですよ。
従って「ガッカリ」する必要はありません。
肩で風を切り高飛車なモノ言いをされるのは拒否しますが。
そんな事で右往左往するヒマがあるなら、しっかり現代社会の社会経済を学び、そこから経済発展と社会発展に有効な政策を掲げる事でしょうね。
ちなみに、当方が集積した数値データを参考までに公開しておきます。
どう考えるかはご自由ですが、日本国憲法の改正に伴う国民投票をこの状況で実施すれば、必要数を獲得できるか甚だ疑問です。
その観点から、この度の比例区での各地域各党の得票率と、その勝敗また獲得議席数を、与党、与湯党、野党の3グループに分け捉えやすいようにしてみました。
希望の党は、近日中に期間限定・時間限定・数量限定の「早割れ」を求め殺到されるものと観ています。
決して「改憲」勢力などではありません。
貼付している資料、各都道府県の「投票率」をご覧頂くと分かるとおり、
基本的な「投票率」は劇的に変わらないのです。
(ほぼいつも50%~55%で推移しています)
Photo_3
政党としての「末端組織力」を発揮できるのは「共産党」だけです。
「自民党」は「地域社会」で幅広く根を張り、なんとなく「地域代表」としての色彩が強いとも言えます。
「公明」は支援組織の「組織力」は強固ですが、大きく拡がる事はありません。
一般社会へ拡大できる「組織力」という点では「連合」の組織力は強く大きいのですが「官公労」と「大企業労組」では、労働形態が「サービス業」へシフトし多様化した社会では拡がりに限界があるとも言えます。
特に「連合」をスポンサーに、彼らの代弁をするだけの寄せ集め野党は、未組織の労働者から完全に見放されています。それは「産業組織」による越えられない利害対立があり、下位の労働現場は上位の労働階層により「収奪」される対象に過ぎないからです。
そこで、そこから漏れ出す大量の「無党派層」が生じていると言えます。
しかし「無党派層」の本家は、労働の多様化による「未組織労働者」であり、「社会的不満層」でもありますから、潜在的には自らの信条(時々の社会的要求)に近い政党への投票行動に出ます。
小選挙区での「投票」はこれが反映されます。
比例区での「投票」には「社会的不満」と本来の「階層構造」を意識した「投票」行動を選ぶ傾向が出るように見えます。
現在の日本の政治は自民党を中心にした「中道」政治です。
なぜ「野党」が負けるのかと言えば、彼らの政治的要求や社会的不満の解消に向けた「社会政策」を自民党が取組み積極的に進めてしまうため、実は「政治的スキャンダル」以外には出番がないのです。
従って、野党の存在感が希薄で苦しいとも言えます。
今回、枝野幸男氏が率いる「立民」にしてやられた事があります。
「村落共同体」を軸にした、日本社会の基層を大切にする。
これを「保守」の看板を背負うかの如く利用し、選挙期間中述べ立てました。
当方らの主張でもありますので、言論に色はつけられませんが、マンマと盗み取られたようなものです。
「連合」に媚びを売る「野党」とりわけ教条主義の「立民」は、
官公労の声を拾い上げ代弁するだけに止まらず、
「教条主義」や「観念論」ではなく、生産現場やサービス現場を含めた下支えする実際の労働現場における声を丁寧に拾い組織化できれば、それなりの成果を多くの人が得る事になるのですが。
それには、先ず「現代の経済学」における「労働と利益」をよく理解し、国際社会が相互に支え合う事で成立する「現実の経済」と「国家の利益」、その潤滑油としての「国際金融」の関係くらい学んで貰いたいと切に願うところです。
本当に「未組織な市民」の組織化は、モノ事を深く考えない「B層」の不満屋を軸に代々木の「共産党」が着実に進めているようで、その影響は決して侮れません。
以前から積極的に取り組んできた「商工業者」を「民商」へ取り込む事も含め、ナカナカ手強くなってきました。この度の総選挙では自らの候補を取り下げても「立民」へ全面協力する事で、今後への布石として大きな貸しを作りました。
従来の「日本社会党・労農派(=社会主義協会)」の教条主義的な思想を連綿と受け継ぐ辻元清美や菅直人らに対し、大きな貸しを与え首根っこを放さない姿勢を示しています。
「立民」は枝野幸男が主張するように「改革保守」を政治路線としても明確に打ち出し、本当に日本の社会基盤を成す「村落共同体」を尊重する「政策」を打ち出せるのでしょうか。
「村落共同体」こそは「八百万の神」を軸にした「神道」そのものが「柱」である事について、本当に理解しているのかどうか甚だ疑問ですが。
枝野幸男は、自分達「立民」は「宏池会」と同じく保守リベラルだと言ったらしいが、それなら、これらの一連の精神を正しく捉えた上で、これまでの在り方を含め「総括」し「転向宣言」をして貰いたい。
その上で「立民」は「宏池会」と同じく「リベラル」だと言え。
 
確かに「宏池会」には森田実や青木昌彦をブレーンとして抱えるなどしてきたのだから理解はするが、都合の良い表面だけ捉えられるのは御免被りたい。
「宏池会」は一方においては武闘派ともいえる中川や田中六助を抱え、ミギからヒダリまで実に賑やかだった。
 
だから重厚な政策議論を闘わせる事ができ、創業者の池田勇人を始め、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一など、多彩な総理総裁を輩出したのだ。
軽々に口にするモノではない。
自民党も連立与党としての公明の選挙協力を得る事で、確かに勝つには「勝ち」ましたが「議席数の財産」を守っただけとも云えます。
この点を読み間違えてはなりません。
この点で、足枷を嵌められていますので、無理が利きませんね。
自民党も本当に「日本の立ち位置」を考えるなら、しっかりと足を地に着け、官僚や評論家の抽象的な観念論や空理空論の政策議論ではなく分かりやすい議論を行い、更に幅広い議論を広める事が重要と考えます。
野党も、それぞれの立場を理解はするが、官公労と大企業労組に依存し代弁する事で「政策」を議論したというなら、社会を下支えする零細な「商工業者」や「農水従事者」を含む「本当に社会の下層」の声を拾い上げ支持を得る事などできないだろう。
よくよく反省し、よくよく汗をかけ、その地道さが評価され共感を得ると、本当の意味で国政を担い得る政党にれる可能性も否定しません。

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