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2018/01/29

ベンチャーもフリーランスも継続し「労働生産性」を高め積み上げなければダメだろ!

1人当り労働生産性と賃金(収入)
*起業する事やフリーランスを夢見て考える皆さんへ。


企業(就業)時の例:
年収1,000万円の人(40歳・監督者または管理職)を考えます。
業種・業態・企業(収益力)にも依りますが17ヶ月(12+5)支給とします。


実際に考えてみましょう。
月額約60万円(総額)で、1ヶ月当たりの可処分所得としての手取りは36万円程です。つまり1日1万円ほどですね。
(実際はアップアップの生活でしょ)


雇用する会社には、一人当たりの諸費用(家賃等・水光費・通信費・支払利息などの管理費)が必要で、普通は人件費の2倍を必要(目処)とします。
分かりやすく言えば、1,000万円の年俸を支払う人には管理費2,000万円を含め、ざっと3,000万円の総費用が必要なワケです。


1年は365日ですが65日程度は「休日」ですから、実際に稼働できるのは300日と考えれば、1日当換算で10万円を稼ぎ出す事で成立します。
つまり8時間労働(出退勤時間を含め10時間とします)で、1時間当で1万円を稼ぎ出せなければ、年俸(額面)1,000万円を得る事はできません。
分かりやすく記述してみました。


これ以下でも普通に生活していると言われる方は、相方というか配偶者が共に働き、些少なりとも所得(賃金)を得る事により合算で「人並み生活」を成立させているのです。


これを押さえた上で、サービス業が主体になっている現代社会の労働生産性について議論できなければ、日本全体の労働生産性を高める事には結びつかないワケです。
付加価値の高い労働、付加価値を提供する(主として知的)労働を、時間労働で計ろうとするのは非常に困難です。ここが重要なポイントです。
(連合は分かっていませんからミシミシミンシン3馬鹿トリオは思考不全です)


起業者が付加価値生産を追う際には、その事業の長期的な付加価値生産を考えた「競争戦略」の構築が必要です。


最初の10年でヒットを飛ばしポジションと資産を形成する事です。
次の10年は追いつかれますから、ポジションと資産を喪わないよう五分を維持できる事が重要です。大半はここで「矢尽き、刀折れ」全てを喪うワケですが。
更にそれを乗り越える事ができれば、穏やかに「資産」を喰い(敗退が増え)ながらも都合30年程度を繋ぐ事ができます。
その後は、適度に引退し、形成した「個人資産」を欲で喪わないように図る事でしょうね。
マーケティングでも製品(商品)に「走り」「旬」「盛り」「名残」の時期を明確に評価し次に備えます。半世紀を超えて支持される製品(商品)は、同じように見えても、必ず細かなマイナーチェンジを加える事でロングセラーを保つのです。


フリーランサーを目指す人も同様に、目先の収入10万円(実際の収入3万円)に嬉々とするのではなく、安定的に可処分所得10万円(即ち獲得総額換算30万円)を目指さないなら、現実はとても厳しく続きませんね。
フリーランサーも年収1,000万円を目指すなら、契約受注総額3,000万円を目指して下さい。
分かりやすく言えば1時間1万円を産出できないなら、フリーランスになる事、その途は「物乞い最下層」への直結街道とも言えますので。


ベンチャーで起業するなら維持発展に必要な事を:
如何に優れたアイデアであっても、一瞬のアイデアだけでは業は続きません。この点を履き違えるのは「はれのひ」と同じで話になりません。
起業・創業すると、毎日が競争であり闘いです。
「精神論」や「ガンバリズム」だけで乗り越えられる程、社会も市場も甘くありません。


上でも触れましたが、
どのように卓越した事業でも「走り」「旬」「盛り」「名残」という一定の「ライフステージ」が待ち受けています。
起業時の「アイデア」や「スキル」また「技術」が稚拙であれば、いきなり「名残」に至り「幕」が下ります。
残念ながら「はれのひ」は、スタートした時点で「幕引き」だったとも言えます。


少なくとも「走り」を経て「旬」の時期を10年程度は継続できなければ「盛り」へ達しませんから難しいですね。
そのような残念な「仲間」を数多見てきました。
当初は、皆さん鼻高々で冷静に「聞く耳」を持ちませんから、躓くのも早いですね。
(金融は、その点をジックリ冷たく評価しますのでね)

ベンチャーに投資する友人の話では「モノになるのは千に一つ」と評してました。
それなら、千三(0・3%)より酷いじゃないか、と合いの手を入れた記憶があります。
意外かも知れませんが、現在の日本市場は「カネ余り」ですから「資金調達」は容易な環境にあります。
従って「ベンチャー」として「資本」を調達するのは容易いのですが、資金は簡単に集まらず投資するヒトも機関も見つかりません。
しかし、実際には様々な方法を駆使する事により、容易に資金を調達する事ができます。
全くできないヒトは、ご自分では物凄い「アイデア」だと考えている「テーマ」が、客観的には然したる「テーマ」でも「アイデア」でもなく「自己陶酔」しているに過ぎません。


評価し投資する側は、
a) そのアイデアを実現する事で、①社会(市場)の何が解決できるか、②それはどの程度の改善効果が期待できるか、③実現した際に効用を有無か、④今後どの程度「資金」供給が必要か、などを検討(裏付け)します。
b) 関与する人材の技術能力やスキルの継続性も重要な評価点です。
c) この段階で客観性のない押し売りに陥るケースが多いですね。


それでは、10年、20年という戦略に基づいた長期的な視野での「投資」はできなくなります。
ですから躊躇なく「短期投資」で「短期回収」し「事業売却」する選択肢を選びます。
ベンチャーに厳しいのではなく、ベンチャーが幻想に甘えているに過ぎません。

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