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2018/04/28

朝鮮半島「南北首脳会談と板門店 共同宣言」に仕組まれた実に狡猾で巧妙な注意すべき罠論理!

汚伝環オツムと寅の文在の朝韓首脳会談:4月27日の板門店
発表した「共同宣言」は、意図を巧妙に隠し練り造られた文書だ!
(分析と解説:長文ですが)


最大の要点は。
A 朝鮮半島の完全な非核化を目指す!
B 2018年内に「終戦」させる。
この2点に集約されている。


この要点を「善」の立場で強調するために、必死でコミカルなパフォーマンスを次々に繰り出し、イメージ転換の「印象付け」に取組み成功させた。

★朝鮮半島の事実確認:
① 現在65年目の「休戦」状態にある朝鮮戦争は、北朝鮮(金日成)がソ連(現ロシア・スターリン)に唆され、国連の保護下にあった南韓のオバカ大統領・李承晩の間隙を衝き、一方的に南韓へ軍事侵攻した事に依り起きた。本質は「北朝鮮と国連(国際社会)の戦争」である。
② 国連軍(米軍主体)に押し返され、現在の北緯38度線(元の分割戦)で休戦に至った。<朝鮮戦争は北朝鮮に因る南韓への一方的な侵攻戦争だ>
③ 休戦後、中国の人民解放軍(義勇軍との建前)は「休戦協定」に基づき朝鮮半島から全て撤退した。
④ 米国は国連軍として南韓に駐留を続けている。
 *南韓の「国際法上の立場」を改めて議論する必要がなる。

☆問題点:
B まず B 2018年内に「終戦」させる。
① これは「米軍」の南韓駐留は正当な権利の喪失を掲げているワケだ。
② 実際には国連と米国の立場は異なるため、撤兵撤収に向けた議論は困難を極める事(だろう)が予想される。
③ 中国は65年前に完全に撤兵撤収していると強調。
④ 米国(米軍)は、国連の名目で南韓に駐留し軍事支配を続け南韓の政治に対し間接的に支配(主権を制限)している。
(国際社会へ宣伝し米国に責任を押し付け米国非難の国際世論を興す)
⑤ 米国(米軍)の完全撤収(撤兵)が成される事により南韓の非核化が達成される(それが先行条件)。
A 朝鮮半島の完全な非核化の達成。
① 南北の「終戦」を合意(調印・宣言)する事で、非核化に着手できるとの意図を明らかにした。
② 南韓が米国の意向を受け「決断」できなければ、その段階で「朝鮮半島」の平和を害しているのは「米国」であると「証明」し、国際世論で無力化への要求が強まり「米国」は朝鮮半島への関心を次第に喪う。
③ この目標に合わせ、朝鮮戦争の実質的な当事者でもある「南韓」「北朝鮮」「中国」「米国」の四者会議を開催し、公開の下で解決を図る。
④ これに因り、北朝鮮の戦争責任は、一切「免責」「免除」されてしまったと云える。(殊更、南韓の文在寅政権の責任は重大である)
++これが「北朝鮮」の狙いであり、習近平が率いる中国が裏付け(描く)したシナリオである。
++従って、日本は本質的に「交渉」に関与する「資格」など持たず、相手ではないのと。
++「北朝鮮」の経済建設や国家基盤の整備については、日本は過去の経緯を考え「謝罪し賠償」する義務は残されている。
(この点は、一貫した「北朝鮮」の姿勢であり「南韓」も同意している)


&&日本(安倍)外交の弱点(問題点)
① 前述(上記)の枠組概要では、当事者としての立場を保たないので、北朝鮮も南韓も「交渉の当事(権利)者」として認識(容認)していない。
② 日本国政府が求める「拉致被害者」の解決は、大局的には重大性を保持し優先される事項ではない。
③ 従って、日本国政府もこの点は必要な認識があり、その提議や解決に向けた議論を「米国」と「南韓」に依拠せざるを得ないのだ。もし、本気で考えるなら、もう一方の当事国でもある「中国」の諒解を得る必要があり、中国からの働きかけを同時に求めなければならないが、日本国政府には、その意思がない。


予想された範囲ではあるが、これらの予備交渉に際し、一切の当面の着地点(4/27 合意点と発表)情報が、完全な統制の下で漏れなかった事を考え、以後の情報分析(想定)に備える必要がある。


このように「重大な意図」が隠された実に巧妙な「4月27日の板門店 南北 共同宣言」である事を基本的に認識しなければならない。

引用開始→ 板門店宣言全文
南北首脳会談 朝鮮半島
(日本経済新聞2018/4/27 20:48)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が27日に署名した「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」の全文は次の通り。(韓国側発表による)

 大韓民国の文在寅大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長は平和と繁栄、統一を願う全民族のいちずな願いを込め、朝鮮半島で歴史的な転換が起きている意義深い時期である2018年4月27日に、板門店の平和の家で南北首脳会談を行った。

 両首脳は、朝鮮半島にもはや戦争はなく、新たな平和の時代が開かれたことを8千万のわが同胞と全世界に厳粛に宣言した。

 両首脳は、冷戦の産物である長い分断と対決を一日も早く終わらせ、民族的和解と平和繁栄の新たな時代を果敢に切り開き、南北関係をより積極的に改善し発展させていかなければならないという確固たる意志を込め、歴史の地、板門店で次のように宣言した。

 1 南と北は、南北関係の全面的で画期的な改善と発展を実現することで、途絶えた民族の血脈をつなぎ、共同繁栄と自主統一の未来を早めていくだろう。

 南北関係を改善し発展させることは、全民族のいちずな願いであり、もはや先送りできない時代の切迫した要求だ。

 (1)南と北は、わが民族の運命はわれわれ自ら決定するという民族自主の原則を確認し、既に採択された南北宣言や全ての合意などを徹底的に履行することで、関係改善と発展の転換的局面を切り開いていくことにした。

 (2)南と北は、高官級会談をはじめとする各分野の対話と交渉を早期に開催し、首脳会談で合意した内容を実践するため、積極的な対策を立てていくことにした。

 (3)南と北は、当局間協議を緊密にし、民間交流と協力を円満に進めるため、双方の当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城地域に設置することにした。

 (4)南と北は、民族的和解と和合の雰囲気を高めていくため、各界各層の多方面の協力と交流、往来や接触を活性化することにした。

 対内的には、(2000年の南北共同宣言が発表された)6月15日をはじめ、南と北にともに意義がある日を契機に、当局と国会、政党、地方自治体、民間団体など、各界各層が参加する民族共同行事を積極的に推進し、和解と協力の雰囲気を高める。対外的には18年アジア大会をはじめとする国際競技に共同で出場し、民族の知恵と才能、団結した姿を全世界に誇示することにした。

 (5)南と北は、民族分断により発生した人道問題を至急解決するため努力し、南北赤十字会談を開催して離散家族・親戚再会をはじめとする諸問題を協議、解決していくことにした。

 差し当たって、今年8月15日を契機に離散家族・親戚の再会を行うことにした。

 (6)南と北は民族経済の均衡的な発展と、共同繁栄を成し遂げるため、(07年の南北首脳による)10月4日宣言で合意した事業を積極的に推進していき、一次的に東海線と京義線の鉄道と道路などを連結し、現代化し、活用するための実践的な対策を取っていくことにした。

 2 南と北は、朝鮮半島で先鋭化した軍事的緊張状態を緩和し、戦争の危険を実質的に解消するため共同で努力していくだろう。

 朝鮮半島の軍事的緊張状態を緩和し戦争の危険を解消することは、民族の運命と関連する非常に重大な問題であり、われわれ同胞の平和的で安定した生命を保証するための鍵となる問題だ。

 (1)南と北は、地上と海上、空中をはじめとするあらゆる空間で、軍事的緊張と衝突の根源となる相手に対する一切の敵対行為を全面的に中止することにした。

 差し当たって、5月1日から軍事境界線一帯で拡声器(宣伝)放送やビラ散布をはじめとするあらゆる敵対行為を中止し、その手段を撤廃し、今後非武装地帯を実質的な平和地帯としていくことにした。

 (2)南と北は、黄海の北方限界線一帯を平和水域とし、偶発的な軍事衝突を防止し、安全な漁業活動を保証するための実質的な対策を立てていくことにした。

 (3)南と北は、相互協力と交流、往来と接触が活性化することに伴うさまざまな軍事的保証対策を講じることにした。

 南と北は、双方間に提起される軍事的問題を遅滞なく協議、解決するため、国防相会談をはじめとする軍事当局者会談を頻繁に開催し、5月中にまず将官級軍事会談を開くことにした。

 3 南と北は、朝鮮半島の恒久的で強固な平和体制構築のため、積極的に協力していくだろう。

 朝鮮半島で非正常な現在の休戦状態を終わらせ、確固たる平和体制を樹立することは、もはや先送りできない歴史的課題だ。

 (1)南と北は、いかなる形態の武力も互いに使用しないという不可侵合意を再確認し、厳格に順守していくことにした。

 (2)南と北は、軍事的緊張が解消され、互いの軍事的信頼が実質的に構築されるのに伴い、段階的に軍縮を実現していくことにした。

 (3)南と北は、休戦協定締結65年となる今年、終戦を宣言し、休戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制を構築するため、南北米3者、または南北米中4者会談の開催を積極的に推進していくことにした。

 (4)南と北は、完全な非核化を通して核のない朝鮮半島を実現するという共通の目標を確認した。

 南と北は、北側が講じている主動的な措置が朝鮮半島非核化のために非常に意義があり重大な措置だという認識を共にし、今後それぞれ自らの責任と役割を果たすことにした。

 南と北は、朝鮮半島非核化に向けた国際社会の支持と協力を得るため、積極的に努力することにした。

 両首脳は、定期的な会談と直通電話を通じ、民族の重大事を随時、真摯に議論し、信頼を強固にし、南北関係の持続的な発展と朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた良い流れをさらに拡大していくために共に努力することにした。

 差し当たって、文在寅大統領は今秋、平壌を訪問することにした。

 2018年4月27日

 板門店

 大韓民国 大統領 文在寅

 朝鮮民主主義人民共和国 国務委員会 委員長 金正恩

(ソウル=共同)←引用終わり

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