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2018/10/07

米国は「NAFTA(北米自由貿易協定)」に踏み止まり 日本はメキシコ生産の見直しと「物品貿易協定(TAG)」交渉を選択!

少し前のニュースで恐縮すが、北米自由貿易協定「NAFTA」の改定交渉が妥結したと!

トランプの米国も世界の自由貿易協定を推進した「NAFTA」を破棄せず踏み止まり面目を保ったと言える。


  https://jp.reuters.com/article/trade-nafta-trump-idJPKCN1MB3GO


トランプ大統領は、これで米国の雇用を数十万人規模で支える事ができると満面の笑みを浮かべたとか。
しかしながら、それはトランプ在任中(あと2~6年)の対処療法にはなるが、長期的に米国社会が必要とする基幹部分の基礎的競争力を取り返したとは言えないのが悲しい処だ。


中間の労働層に適切で安定した労働機会を提供するためにも、耐久消費財の開発・生産を支え得る中間労働人材を創り出さないと、ラストベルトを再興する事は無理だろ。


最先端の科学研究と人材輩出は、東海岸と西海岸で世界をリードし、それらを欲しがる中国からコピー人材などを送り込まれながらも争っているが、五大湖から西は完全な「ラストベルト」で、この地域の再生再興こそが世界に冠たる偉大な米国を取り返すキーポイントだ。
最近は、南部の「サンベルト」も怪しくなってきているため、西海岸の「シリコンバレー」だけでは米国の焦りは大きい。
第一、シリコンバレーは米国であって米国ではないとも言えるし。


例えば、日本の自動車産業は、メキシコ生産の一部を米国生産(ラストベルト)に切り替える投資が求められるだろう。
しかし、同時に米国は、産業を支える基礎的な技術者教育を為すべきと考える。
トランプ大統領が掲げる米国の安定と繁栄を支えるのは中間層労働人材そのものなのだから。


そして日本に対し、二国間貿易協定を求めているが、日本は多国間自由貿易を堅守する立場から、例えば「TPP」への米国の復帰を呼びかけ続ける原則を崩さない。


しかしながら焦眉のテーマとなった、例えば「NAFTA」で関係3カ国が合意した内容から、米国とは「自動車交渉」や「部品交渉」で臨む事を表明し、双方が「共通の利益」を維持できる事を念頭に掲げ、「物品貿易交渉(TAG)」を提起している。


日本国内の無能なメディアと万年野党は、それは米国の要求する二国間自由貿易協定に直結し、トランプが掲げる「農産品の自由化」に舵を切るものだと、小児病的な反発を示している。
情けないネ! 貿易政策や国際経済政策全般を俯瞰的に基礎から学び直して貰いたい。

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