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2018/11/13

日照不足と収穫前に北海道を連続して襲った台風2本で「蕎麦が不作で 4割減産」に!

近しい知人が「蕎麦屋」を営んでいます。
提供形態は「玄蕎麦」を用いて「二八蕎麦」に纏めた「田舎蕎麦」です。
「二八蕎麦」と言っても、知人が提供するのは「十割蕎麦」に「二割小麦粉」を加え、いわゆる「84:16」で蕎麦の比率が高く風味を愉しめ粘りもある「二八蕎麦」です。

先日、「いやぁ、蕎麦が不作でコストが上がり、『国産(北海道産)蕎麦粉』は、もぅ大変よ」と言っておりました。
その種の話をした直後に、日経が11月8日に「蕎麦不作で4割高」と報じていました。

この記事で、咄嗟に「朱鞠内湖」を抱える「幌加内町」の蕎麦畑が目に浮かびました。
雨竜川沿いに拡がる「幌加内」の蕎麦畑。
可憐な「白い花」を点け、その頃に訪れる人を圧倒する蕎麦畑の収穫が4割減だと。

それなら、カナダ産や中国産に切り替えれば良いじゃないかと、哲学も思考力もない人は軽く口にしがちですが。

マチバの「風味」もない「立ち食い蕎麦屋」じゃないなら、そのように馬鹿げた「売国奴」の如き軽い思考には走らないのです。

日本の「蕎麦」は「国産そば粉」でなければ、溢れる地味や香りを提供する手間暇をかけた「日本蕎麦」ではありません。
味覚音痴ドモは「売国蕎麦」でもマチバの安い「そば屋」が提供する「擬き」を自由に持ち上げれば良いのです。

北海道は「幌加内町」の産業は「幌加内の国産蕎麦」です。
地域(地域立)が維持する「北海道幌加内高等学校」は、農業科を設け、そこで「蕎麦」について、植え付け、生産、収穫、流通、製品化(食品工業)、蕎麦打ち、消費、全ての過程を実践的に学べる唯一の高校です。
寮を完備し、全道はもちろん内地からも、北辺の大地で「蕎麦」を学ぼうとする若者が志願してき、3年間の共同生活の中で知識と技術を学び合う素晴らしい高校です。

都市域に棲む皆さんの多くは、消費者として食料品は1円でも「安い」方がよいと主張され、そば粉くらいは、カナダ産でも中国産でも良いじゃないかとお考えになるのは、仕方がありませんし自然な考えとも言えます。

しかし、細々であっても「地域の農産業」を守り、「地域の経済」を守るために地道に取り組む若者がいる事を考えて下さい。
また、全国各地から、農業としての「蕎麦生産」を学び、流通としての「そば粉」を学び、消費としての「蕎麦」を学び、その上で蕎麦の6次産業化として蕎麦の「付加価値」提供(生産)を体得するを目指し、集まる若人を温かく応援したい。
彼らは、出身地へ戻り「国産そば粉」に挑んでいます。
それに刺激を受け、信州長野・戸隠で、中国山地の北広島で、奥出雲で、あるいは福島で、山形で、新潟で、蕎麦の花を咲かせ、人生の花を咲かせようと挑戦を続けているのです。

近しい知人が「蕎麦屋」を始めたいと打診してきた時に、直ちに「この話」を提供し、北海道は幌加内を訪ね現地を観て、現地で生産農家から話を聞いた上で「肚を決めて取り組め」と、強く助言しました。

蕎麦屋は、「① 挽きたて、② 打ちたて、③ 茹でたて」が大原則で、謂わば絞り込まれた受注生産の「オートクチュール」です。
だったら「量」を追わず「質」を追い、それを提供する事で「顧客創造」と「支持」を得よと、強く求めました。

「饂飩屋」も同じで「讃岐」や「四国」を名乗るなら、オーストラリア産の小麦粉じゃなく、少なくとも讃岐産の小麦粉を使え!
それでなきゃ、如何にチェーン化しビジネスとして成功しても、それは詐欺(擬き)じゃないか!?

気象予報士の友人が「日照時間」の研究をしています。
農業生産とは密接不可分の関係にあり、① 日照、② 土壌、③ 水、これが農業生産の上での三要素です。
収穫期に相次ぎ北海道を襲った台風もあり、完全に「日照不足」であった2018年は特異な年とも言えますが、今後のデータとして、2018年の「日照量」と「収穫」の関係を精査し蓄積し、次に同等の条件で「事前予測」をする際、対処方法などで、次の知恵を出す事ができるのではと「研究」の効用を考えています。

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