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2019/04/23

グローバル化を進めた結果、いずれの先進国も「中間層」を解体した その結果「消費市場は低迷」し、社会不安は増大し不満を高め不安定化した!

フランス社会の断面を象徴していますねぇ!
「黄色いベスト」が反政権を過激に主張するのは。


仏「黄ベスト」23週目、パリで200人以上逮捕 ノートルダム大聖堂周辺はデモ禁止に


「格差是正」を正面に掲げ始めたという!

そこで、想い出すのはカルロス・ゴーンの弁明(主張)だ。
「自分はニッサンを愛している!」
「自分はニッサンのために心血を注いできた!」
「自分は感謝されても、非難を受けるような事はしていない!」

この翻訳は、
『自分は、好き放題に掠め獲る事ができるニッサンを支配者として心から愛しているし、絶対に手放したくない』
『自分は、ニッサンを再建するために大資本家から送り込まれ、画期的に再建を果たした(のだから)、ニッサンが自分に従い奉仕(収奪を受け)するのは当然だ』
『それに反対する勢力が、自分の追い出しを目指し仕組んだ陰謀だ』


フランス社会は、
純朴なカトリックに支えられた「農村社会」が基盤だ。

商工業・金融の稼ぎ手(重要なプレーヤー)は、積極的に移民も受け入れ、軍隊も外人兵を受け入れ、根源の指揮権は渡さず奉仕させるのが伝統だ。
農業を支える層には、必要な「補助金」を与え、国土を保全させ、競争力のある素材(例えば:ブドウ)を生産させ(そのために必要な労働力も移入する)、基礎食糧の生産を奨励する。
農村社会の基本は囲い込んだ「農奴」そのものだし。


社会階層の概略はザッと、
資本家+都市ブルジョアジーが5%
上位中間層が10%
中篇中間層が10%
中間下層が15%
都市ワーカー(上篇下層)が15%
下層が40%
底辺が10%
貧民が5%程に分類されると見ているのだが。


都市は、支配者に奉仕する移入動員されたプレーヤーに活躍させる事で活性化させ、海外から一過性の滞在(旅行)者をイメージ善く招き寄せ、上から下までが巧妙に分け合いタカリ奪い取る経済社会が基本だ。


そのために、あらゆる社会基盤は整備され管理され、目的に合わせ機能的に運用され監視される(社会)国だ。


OECDが「中間層」の果たす役割に注目し、先進国に、その再生の重要性を指摘したのは、当然だが「画期的」と云える。


企業も国も地方も「人材の質」だ!
その人材は、将も士官も下士官も兵もあるが、
「政策」や「戦略」を樹てる「将」
「戦術」を効果的に指揮する「士官」
「作戦」で前線に立ち工夫するのは「下士官」
「戦闘」するのは「兵士」なのだ。
ラッパが正確でなければ、戦う兵士も、戦闘を鼓舞する下士官も、戦術を考え組み立てる士官も、政策や戦略を展開する将の「想像力」が必要で、その「人材の質」こそがトータルな「組織の質」なので。


実際には、構想としての戦略を瑕疵なく下支えしているのは「士官」と「下士官」なので。
それこそ「中間層」の厚味が問われるのです。


経済の「グローバル化」が進み、
生産現場の平準化が同時進行したワケで、
その結果「労働」の「生産性」と「質」および「配分」の関係が問われ、生産現場の合理化が進み、それが一巡すると「中間層」の圧縮が始めたわけです。


消費の低迷も含め、この間に「先進国」が喪った事でも重要な事は「人材の喪失」であり、とりわけ「中間層」の喪失や滅失であった。
この層を圧縮した結果、質の高い生産は喪われ、それに対応するように「消費」も停滞し喪失へ急激な落ち込みを見せ、いわゆるデフレに拍車をかけている。


先進国は、この事実に目覚め、中間層の再建、再構築に着手する事が重要だと考える者として、OECDの指摘を大切に考えたい。

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