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2019/11/08

UKはジョンソン首相が「EU離脱を承認議決」しない「国会(下院)」を解散し総選挙(12/12 投開票)に出た!

自信を持つジョンソン首相、困惑を課された首相、最後の切り札の首相が、というように3年で3人交代したが、UKのEU離脱は国会で議決しないまま混迷を続けている。


大きな欧州を目指す「理念」を掲げる「EU・欧州連合」だけれど、
「理念」を説くドイツとフランス、利害得失を主張するUK、ただただ混迷するイタリアとスペイン、何もせず手ぶらでオイシイを享受したいギリシャ、それに個人の自由な労働利益を求め自由に移民し西欧社会の労働を奪うだけの「東欧各国」の民、奪われる国と奪う国の対立が深刻化し、それは取りも直さず「奪う側と、奪われる側」の対立であり、より深刻なテーマは「小市民の『小さな幸福』の奪い合い」なのだ。


つまり、掲げられ主張され包掌される大きな「理念」と、それにより奪われ溢れ落ちる小さな「幸福」を巡る、思想と現実の争闘だ。
分かりやすく要約すれば「喰い物」を巡る争いともいえ、さらに「安心・安全」を巡る「生命」の保全を巡る争いともいえる。


ゆえに「譲れない」
ゆえに「退けない」
ゆえに「妥協はない」のだ。


覚えておくがヨイ:
人はなぜ「境界」を造り、厳格に越境を防止し続けたかについて。
ユートピア論者が夢に描く程「人類は進化しても『人』は進歩していない」事を正しく理解する事から始めよう!


それゆえに「オルタナティブ」がある事を、
それを「ダイバシティ」として尊重する事を主張してきたのだ。


個人は善意であり、小さな利益をシェアできても、複数化され集団化が進めば大きな利益のシェアは困難である事を、少し冷静冷徹に思考する能力があれば、短時間にして理解できるだろう。
巧く働けば「小さな融和や融合が生み出されても、大きな枠組みには困難が付きまとう事を、静かに理解できるだろう」と。
だから「協働」や「協力」が必要だと、教科書的に求められても、大きな集合体に成れば成るほど難しい事くらいは幼児でも容易に理解できる。
「諦めよ」と言っているワケではない。
崇高な「理念」の実現を掲げ、性急稚拙なアクションが、様々な困難の基を形成している事を振り返り反省する必要があると指摘しているのだ。


引用開始→ ナショナリズム再燃 憎悪で扇動、ヒトラーと共通―ベルサイユ条約100年の欧州
(時事通信 2019年11月08日07時09分)

 【パリ時事】第1次世界大戦(1914~18年)後、連合国と敗戦国ドイツとの間で締結されたベルサイユ条約は、多額の賠償金と領土割譲でドイツに屈辱を与え、ユダヤ人排斥を掲げるヒトラーを生んだ。今年で締結から100年を迎えたが、対立の構造が複雑化した欧米でナショナリズムが再燃している。

◇恨みの感情利用
 歴史は繰り返すのか。ゲルマン民族の優位性を主張するヒトラーは、第1次大戦後の国内不況をユダヤ人に責任転嫁して第2次大戦へと突き進んだ。歴史家ジャンクロード・アゼラ氏はフランス紙ルモンドへの寄稿で「1世紀前は恨みの国民感情が民主主義にとって一番危険な毒だったが、状況は今でも変わらない」と警告した。

 現在、中東やアフリカからの大量の移民流入を背景に、欧州各地でナショナリズムが高まりを見せている。仏極右政党「国民連合(RN)」のルペン党首は最近、支持率でマクロン仏大統領と伯仲。10月のイタリア中部ウンブリア州の議会選では、反移民の右派政党「同盟」が連立与党に勝利した。9月に行われたドイツのザクセン、ブランデンブルク両州での州議会選でも、移民排斥を掲げる「ドイツのための選択肢」(AfD)が躍進した。

 いずれの勢力も「移民が雇用を奪い、治安を悪化させている」と主張し、憎悪をかき立てる。どこかヒトラーの手法と共通している点を指摘する識者は少なくない。

◇強要から対話へ
 教訓は生かされているだろうか。仏国際関係研究所(IFRI)のドミニク・ダビド顧問は、第2次大戦を防げなかったのは「ベルサイユ条約が交渉を経ずにドイツに強要されたからだ」と指摘する。中東での紛争や米中貿易戦争など、世界の対立の構造が複雑化する現在では、マクロン大統領が掲げる「多国間主義」が課題解決の鍵になると期待している。

 退任を見据えるメルケル独首相はレームダック(死に体)化し、英国は欧州連合(EU)離脱をめぐり混迷する。欧州の新リーダーを自負するマクロン氏は、トランプ米大統領の「米国第一主義」を真っ向から批判しつつ、イラン核合意をめぐる問題などで仲介役として奔走する。

 しかし、トランプ政権は今月4日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を通告するなど、ますます孤立主義を強めている。今のところ、マクロン氏の試みは奏功していない。

 ただ、ダビド氏は「多国間主義で世界を統治できるわけではないが、対話の保証にはなる」とマクロン氏の姿勢を評価する。欧州では2度の大戦を経て、EUの発展とともに和解が進んだ。ダビド氏は「欧州には対話と協力の文化がある」と楽観する姿勢を捨てていない。←引用終わり

古来より、歴史が示すように、移民を受け容れろと主張する側も、移民の受け入れは絶対反対を主張する側も、いずれの側ともに、
「喰い物寄越せ!」「喰わせろ!」なのであり、従って「容易に妥協」できないワケだ。
戦争で「全てを喪うのは嫌だ」けれど「静かに『息』の根を止められるのも嫌」なのだ。

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