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2021/08/17

喰うための体裁だけで、国としてあるべき理想も思想も欠く実力も持たぬ傀儡政権は烏合の衆ゆえ、狂気を前に崩壊し始めると呆気なく潰れ去る!

国土の多くが山岳で、多民族の軍閥が割拠し領主として厳然と振る舞う1000年前からの無知に気付かぬ不思議なイスラムの狂気が支配するアフガニスタンという国が、欧米社会にテロを輸出し続け反撃され解体される前に、傀儡政権を支えた米国(米軍)の撤収撤退を機に、イスラムの狂気はものの見事に息を吹き返し、傀儡政権への面従腹背を見事に発揮し、敢えなく国家政権は崩壊した。


アフガニスタンは首都カブールの大統領府をタリバンが制圧し、
ガニ大統領は、国外脱出し寄せ集めの「政権は崩壊」した。


タリバンは、「アフガニスタンイスラム首長国」の成立を宣言!
後は、米国を始め、日本や各国の大使館員の脱出と、米国(米軍)やNATO軍に通訳などの要員として勤務したアフガニスタン人要員の脱出を、どこまで認めるかが、米国やNATO諸国および国連とUNHCRとの引き合いに懸かってくる。


国連と国際社会は、国際テロの封じ込め対抗に「国境封鎖」と「経済制裁」を徹底しできるか?
イランとロシアは、支援している「タリバン」にどう対処するか?
中国は、気脈を通じる現在のパキスタンの政権と、タリバンへの対処(権益拡大と植民推進と属国化)を、どこまで推進するか?


山々に囲まれた地域社会は部族の軍閥が支配する社会で、無知、非科学、非論理、この三拍子揃った多民族国家を統一力を欠く国をどのように扱うのか?


アフガニスタンは1978年から2021年まで43年にわたる戦争を戦い抜き、結局は国際的に協調できず孤立する途を選ぶのか?


引用開始→ タリバン、アフガン制圧 大統領国外脱出で政権崩壊―日米欧など大使館員退避急ぐ
(時事通信2021年08月16日11時57分)

 【ニューデリー時事】アフガニスタン各州の都市を破竹の勢いで陥落させてきた反政府勢力タリバンは15日、政府側の最後の拠点である首都カブール市内に進軍し、大統領宮殿を制圧した。AFP通信などが伝えた。ガニ大統領は国外に脱出し、「タリバンが勝利した」と敗北を認めた。アフガン政府は事実上崩壊した。

 ロイター通信によると、タリバンの報道官は中東の衛星テレビ局アルジャジーラに対して、戦争の終結を宣言し、「アフガン国内のすべての勢力との対話」や国際社会との平和的な関係の構築を呼び掛けた。日本や欧米など各国は、現地の大使館職員や協力者らの国外退避を急いでいる。

 2001年に米軍主導の攻撃でタリバン政権が崩壊し、民主的な政権が誕生してから約20年。イスラム原理主義を掲げ、かつて国民を恐怖支配したタリバンが再びアフガンを統治することが確実となった。今後、イスラム教の厳格な解釈により、女性の権利制限や公開処刑など人権侵害に当たる政策が再導入される懸念が強まっている。
 タリバンは今月に入り、バイデン米政権が決定した8月末までの駐留米軍完全撤退に付け入る形で全国の主要都市を驚異的なスピードで制圧。米軍撤退の完了前に権力を掌握する事態となった。

 ガニ大統領はフェイスブックに、流血を避けるため出国したと説明。タリバンに向けて「彼らは今や、新たな歴史上の試練に直面している」と語った。英BBC放送によれば、タリバンの進撃に対し政府軍の抵抗はほとんど見られなかった。タリバンは戦闘員をカブール市外で待機させた後、ガニ氏の脱出を受けて、市内への突入を指示したという。

 タリバンの進軍に先立ち、米国防総省は、大使館員の退避支援のためカブールに軍を増派すると発表。ロイター通信によると、15日にはヘリコプターで退避が始まった。米国のほか、カナダ、ドイツなども大使館職員の国外退避を進めている。
 タリバンは14日、北部バルフ州の州都である要衝マザリシャリフを制圧。政府側は東部ジャララバードも15日に失った。連日の州都陥落により、全34州都の大半がタリバンの手に落ちていた。←引用終わり

日本国政府も、
「在アフガニスタン日本国大使館員」の撤収撤退を!
危機は、いま、そこにある。
機密電文、通信手段、パラボラアンテナなど、徹底破壊しなければ。


引用開始→ 政府、大使館員の退避急ぐ アフガン情勢悪化を受け
(時事通信2021年08月16日11時11分)

 アフガニスタンの反政府勢力タリバンが首都カブールを制圧したことを受け、政府は16日、カブールにある日本大使館の館員退避に向けた作業を急いだ。アフガニスタンの在留邦人の安全確保を最優先に、退避を完了させるとみられる。

 大使館には12人の館員が残っており、外務省幹部は退避に関し、「オペレーション中だ」と記者団に説明した。大使館員とは別に、援助関係者ら国際機関に所属する邦人が現地にいるという。別の同省幹部は「退避を希望する人の段取りは付いた」と述べ、近く国外に移動するとの見通しを示した。←引用終わり

基本は、欧米型上級知識人を軸とする民主主義と、
様々なイスラム社会のイスラム的統治概念の乖離。


それに加え、軍閥領主社会という実力統治主義を加え、
談合による支配とチカラの分配を理解する事です。


隣国、パキスタンの北西辺境州で、経験した統治の姿は、
欧米型民主主義では説明できないのです。

衝撃を受け、そのオドロキは今もトラウマでもあり。
パキスタンは南部の商都カラチに「MQM」というヒンズー主体の反政府組織を抱えています。
その地域の統治は、上位機構、中位機構、下部機構、末端機構に分かれ、それぞれが機能しながら、上位(パキスタン政府直轄のカラチ)と、末端は全く違う統治組織です。

それは北西部辺境州も基本は同じで。
これらの地域では、自分自身を護るのは自分自身でしかないのです。
ブッド首相の時に、公式な招待訪問で見知らされました。
直接投資や開発援助の取組みやフィジビリティ・スタディーで、欠かす事のできない避けて通れない現地事情調査で激論になりました。

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