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2021/11/05

「パティシェ・エス・コヤマ」に過労死に値する過重労働疑惑があると報じられ!

「パティシェ・エス・コヤマ」に過労死に値する過重労働疑惑があると報じられ!

まぁ、メディアで騒がれるよう巧妙に仕掛けた「エス・コヤマ」には感心しますが。
基本は「徒弟制度」の色彩が色濃く、なおかつ「クリエイティビティ」追究を掲げる事もあり、何処までが「労働作業」かどうか、線引きが難しいのはパティシェの世界とも言われますが。


この世界と同じく「徒弟制度」の色彩が濃い、
「零細アパレル」や「理美容・ヘアサロン」に、似通う制度があるような、ないような!?
いずれの業界も「クリエイティビティ」が求められ!


それを実際上の展開にするには、基礎技術を保持しても応用展開するにも「クリエイティブ」がある方が、より高い人気と支持を強く得られると考える緩い汚ツムの「パティシェの卵」が居るのも事実だ。


「線引き」できなくても、事業者は適正に「管理」し「規制」し「制限」し、必要な「指導」をしなければならないのは当然だ。


引用開始→ 人気洋菓子店で「やりがい搾取」、残業100時間超が常態化…超過分未払いも
(讀賣新聞2021/11/03 15:00)

 人気洋菓子店「パティシエ エス コヤマ」の運営会社(兵庫県三田市)が、社員らに「過労死ライン」を超える月100時間超の時間外労働をさせていたとして、今年までの3年間に2度にわたって、伊丹労働基準監督署から労働基準法違反で是正勧告を受けていたことがわかった。1度目の勧告を受けた後、改善していなかった。労基署は長時間労働が常態化していたとみている。

 同社の説明によると、同社は、労使の合意に基づき、時間外労働を「月100時間未満」と定めていた。しかし、18年の是正勧告で、製造や販売などに携わる社員ら約100人のうち、半数超の55人が100時間を超える時間外労働をしていたと認定された。その後も改善しなかったとして、今年1月に2度目の是正勧告を受けたという。

 また、同社では、社員ごとに労働時間を定め、固定残業代を支払った上で、所定の労働時間を超えた分を別に支払う仕組みだった。しかし、一部の社員に超過分を払っていなかったという。

 同社広報室は取材に事実関係を認め、「1度目の勧告の後、担当した社員が退職し、是正勧告について社内で共有されなかった。今は改善している」と釈明。2度目の勧告に対する改善報告書を現在作成中で、労使協定の内容を見直し、未払い残業代について、労基法に基づき、過去2年分を今後支払うとしている。

 同社は、1990年代にテレビのコンテスト番組で活躍した代表取締役の小山進氏(57)が、99年に有限会社として設立。2011年に株式会社化された。小山氏は、世界的なチョコレートの品評会で最高位に輝いたこともある有名パティシエで、ロールケーキ「小山ロール」で知られる。三田市にある店舗のほか、ネットでも販売している。

 同社によると、現在の社員と契約社員は計約110人。19年8月期の売上額は約20億円だったが、コロナ禍で20年8月期は約1割落ち込んだという。

 小山氏は「手作りへのこだわりが評価され、魅力を感じてやる気のある人材が集まっていた。だからといって法律に違反していいわけではなく、反省している。今後働き方の改善を進める」と話した。

 ◆ 時間外労働 =労働基準法で定められた「1日8時間週40時間」を超えた労働。労使協定(36協定)を締結すれば「月45時間、年360時間」を上限に認められ、労使が特別条項に合意した場合、年6か月以内に限り「月100時間未満」まで延長できる。ただし、年間720時間を超えてはならない。厚生労働省は、脳や心臓の病気で過労死として労災認定される目安を「発症前1か月に時間外労働がおおむね100時間」としており、「過労死ライン」と呼ばれる。

「パティシエ次々辞める」

 「若いパティシエが使い捨てのように扱われ、次々辞めている」。従業員の一人が、読売新聞の取材に同社の労働実態を打ち明けた。

 同社の製造部門では「 LINEライン 」のグループチャットで、出退勤時刻を管理職と共有する仕組みだった。従業員のLINEの履歴によると、従業員は昨年のクリスマス前、午前4時頃から午後9時頃まで働くこともあった。3日しか休みがない月や、時間外労働が200時間を超える月もあり、月の時間外労働が300時間を超える人もいたという。

 従業員は「みんな疲弊していたが、会社は『嫌ならやめればいい』という雰囲気で、声を上げられなかった」と言い、心身の調子を崩して入社後数か月で退職する社員もいたという。

 従業員は「みんな小山さんに憧れて入社した。ボロボロになっていく姿を見るのはつらい」と訴えた。

「一人前になるまでは修業」の意識根強く

 総合サポートユニオン(東京)の池田一慶執行委員の話「社員の意欲を利用して、長時間労働やサービス残業をさせる行為は『やりがい搾取』と呼ばれる。飲食業界は、労使ともに『一人前になるまでは修業』という意識が根強く、違法労働が横行している恐れがある。長時間労働は命にかかわり、意識を変えるべきだ」←引用終わり

地元紙というか、
神戸新聞が報じる記事は以下です。


引用開始→「小山ロール」の人気洋菓子店で違法残業 過労死ライン超え月100時間超
(2021/11/3 17:25神戸新聞NEXT)

 「小山ロール」などで知られる人気洋菓子店「パティシエ エス コヤマ」の運営会社(兵庫県三田市)が、いわゆる過労死ラインとされる月100時間以上の残業を社員にさせ、労働基準法に違反したなどとして、伊丹労働基準監督署から2度にわたり、是正勧告を受けていたことが3日、同社への取材で分かった。

 同社によると、製造や販売、営業にあたる社員55人に月100時間以上の時間外労働をさせたとして、2018年1月15日付で是正勧告を受けた。残業が月161時間に上った人もいたという。


 しかし改善せず、今年の1月14日付で48人に対する2度目の勧告を受けた。同社は同3月19日付で同監督署に是正報告書を提出。現在、労働環境の改善と、調査で明らかになった時間外手当の未払い分の支払いを進めているという。

 同社は、京都市出身の小山進氏(57)が03年に三田市で創業。小山氏はフランスのチョコレート品評会で数々の受賞歴があり、19年には「世界最高峰のチョコ職人100人」に選出されるなど世界的に活躍している。

 小山氏は「できる限り機械に頼らず手作りにこだわっており、そこが多くの人に評価されてきたと思う。従業員もその技術を学びたいと集まってくれていたが、法律は守らないといけない。反省し、継続して改善に努める」とのコメントを出した。(喜田美咲)←引用終わり

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