大都市の都心、ターミナル、大きな商業施設周辺は、駐停車禁止を法制化し、都市域での監視カメラを設置しDX化の徹底で社会安全を確立する事を求む

京都市は、春の観光時期と秋の観光時期に、
市民生活が圧迫され「批判と非難」が喧しい。


特に、無用な車の流入が引き起こす大渋滞で、どうにもならない。


最も人と車が集中する「四条河原町」の交差点内に堂々と駐車する不届き者を排除もできずの実態が目に余る。


NYは、都心部の渋滞解消を目標に「渋滞税」を課すという。


日本も政府は「DX化」の推進を掲げるが、
日常生活で大きな無駄を産み出している渋滞での損失を解消するために、
有効な対処の手を打とうともせず放置したままでワケが分からない。

503

先ず、手がけるのは「都心部」「ターミナル」また「大規模商業施設」周辺での「駐停車禁止」を徹底する事で、
車寄せ(送迎ベイスペース)と駐車場の確保と流出路の徹底的に義務づける事で、
近隣の周辺地域も含む客待ち時間待ち待機車の徹底排除が必要と考えます。


ビルの出入りに車寄せ(送迎ベイスペース)を確保させ、
私有地なのだからガードマンを配置し、進入と利用の登録をさせる事で無用な車の進入を排除すればよい。


この程度の事は「DX化」を進めれば容易い事だ。


次に、周辺道路を含め駐停車禁止を行うには、
所轄する警察官が少なすぎると、現場は否定的に非難するが、
そんな事は監視カメラを配置し、コントロールセンターから警告し、
同時に記録写真で高額な罰則課金を科せばよい。


個人の肖像権だとか、行動監視だと非難するヤカラが出てくるだろうが、
社会的損失の防止と地域の安全を確保する上で、
個人と公共の問題などを天秤にかける事そのものが無用な話で、
反対し公共社会の迷惑を助長するだけの下らない寝言に過ぎぬ。


それを言うなら、
道路上に設置される「オービス」による取り締まりも批判され非難されるべきであろう。


基本は、社会の広く大きな公共の快適確保であり、
簡単な技術の改良と法整備で「大きな利便や安全」を確保するために、
いずれを選択するかはコンセプトと考え方の問題だ。


交差点にも設備すれば、
24時間「速度超過侵入」や「信号無視」を含め監督監視できる。


時たま「制服の警察官」を配置するより、
遙かに効率がよく「交通秩序」の維持形成に有用だろうし、
自然に抑制効果を示し無駄な渋滞による「社会経済」の損失を防ぐ事になり、
社会全体の発展に大きく寄与する事だろう。


極めてアナログな「一事案に対し2警察官という対処」では、
身近な渋滞被害による安全も冒されている事を弁知すべきだ。


中国でも、台湾でも、シンガポールでも、これらの取り締まり方法は有効に機能し、
社会全体の合理的な安全形成に寄与している。


日本で喧しく議論する社会の「DX化」で、
何らの有効な姿が見えないのは、
著しく思考停止した「司法」に係る「警察」「検察」「弁護」「裁判」の現実を観ず、
浮世離れし強固な「壁」を形成し、足を引っ張る重大な原因と強く批判しておきたい。

|

2024/12/01

地域の優良なクリニックも周辺の弱体がファンドの資金力で経営統合し地域全体への攻勢を強めると、地域で連繋し強化する事で医療体制を守るか

知人の医師が地域連携を進めた結果、
「自身のクリニックでも " 内視鏡検査 " ができるようになった」と言い、
勧めるワケでは無く案内という方法で推奨しているようだった。

501

まぁ、
現在時点では日常生活で内蔵機能に然程の不自然や不都合を感じない事もあり、
いきなり捨象せず聞き及ぶに止めたが、優良な開業医も実際の経営は苦労が絶えないのだろうと考えた。


医療に特化したファンドは、地域病院を資本支援し統合を進め、
肥大化させ「ターミナル立地」へ進出し、予防推奨、医療行為、これらの傍ら、
中規模企業の健康管理を引き受けビジネス化に余念がない。


住環境地域のクリニックも、それらの余波を受け一定の対応が欠かせなくなっている。


それを識る側に「内視鏡受診」の案内をしたのは、
知人のクリニックもウィングを拡げ「病気の開発」を必要とするのだろうと受け止めた。


いま、
最も儲かるのは「美容整形」であると医師の友人達は尤もな話を交わすが、
ブヲンナのオツラを始め、姿形をイジってみた処で、元々の姿形を超越する事などできないのだが、
汚バカヲンナどもには理解できないらしく、医療事故は絶えない状況で厚労省も実態解明に乗り出すという。


一方で、
地域医療も「老齢者」を相手にし儲けるにも限界がある。
そこで、内科の専門医が互いに協力し総合化を目指そうというワケで。


一応の経営目安として、
小規模な「クリニック」でも、1日に30万円の収益を得られなければ経営は苦しくなるワケで・・・


個人的な意見を述べれば、
「重大な内臓疾患を罹患したなら、それを受け入れ自然に生命を閉じればよい」と考えている者には、
なかなか噛み合う事がないように考えた次第で。

|

2024/11/30

Z世代に思う事は、現代社会を把握しているのか? その中で自身の目標を掲げているか? それに向けテクやスキルを適正に身につけ輝かせているか

Z世代の、バカ者よ、若者よ!


君は何に取り組み、何を実現したいのか?

Photo_20241130141601

ガニ股でゴリラ歩きするヲトコは、みっともなく小首を前に傾け垂らすカメ首だ。
「Z世代」か知らぬが、見ていて気分を逆撫でされたように虫唾が走り、
センスの一欠片も見当たらず、ユニフォームが泣いておるワ。
そりゃぁ、マトモな仕事先は採用を手控えるだろうし、先ずないよ!


人として、人が最も輝く時期(25歳~35歳の旬)に、自らが掲げる対象で実現に向けたテクやスキルを得られたか?


「生きる事」は「喰う事」であり、喰う事で生命を繋ぐという実に古典的で原点に立ち還る話に触れた。
それは生命ある動物に科せられた永遠の主題であり、その「喰うモノ」を如何に手に入れるかが大きな課題なのだと、卓見の友人は語るのだが。


正しくポジションを得られない限り、現代社会で生き抜くのは、とても厳しいのだ。
その目標もなく、ただただ飼われ弄ばれ、
「思った以上に給料が安い」と愚痴るのもヨイが、
果たして持つテクやスキルが、どの程度のモノか、
客観視しベンチマークで考えた事はあるのか?


何と比べ、誰と比べ、自らの能力を「どう捉えているのか?」を問う!


以前から指摘しているとおり、
一般論としては「35歳くらいまでは、然程の格差も生じない」が、
「35差異を過ぎる頃には、必要なテクやスキルを保つ者と、持たぬ者の差は一気呵成に開く」のだ。


既に、開いた事が漏れ聞こえるから「不満」を述べるのだ。


年功序列を採用しなかった側として言えば、
既に、30歳を待たずして、5倍ほどの年俸差をつけた経験がある。
それは単なる消耗品の「兵」と、
「士官候補」との差異とも言えた。


「兵」はあくまでも「兵」であり、
60歳を前に年齢加給や勤続加給を加え年俸を600万円程にした。


一方の「士官候補」は、先ず「尉官」クラスの業務を与え挑戦させた。
それを達成した事もあり、次に「佐官」クラスの業務を任せ、そして旬の時期を見事に乗り切り花開かせた。


それではと、
海外の主要な案件に挑戦させる目的で2年の留学経験を与え、
その間に「盛り」の時期に大きなステージを経験させた。


戻って以降は「参謀」として、
事業戦略を担う分野を任せ好きなようにさせた。
その結果、著名なシンクタンク(国際的なコンサル事業社)からのオファーを受け、快く転職させた。


60歳を前に当該国で億単位(日本円)の年俸を得ていると聞く。


一方は、60歳を前にして600万円の年俸だ。
拾い上げた時期は全く同じで、600万円の側は、チョイと著名な名の通った大学だ。
海外へ羽ばたいた側は、いわゆる日本の社会で大学は恵まれてはいなかった。
目標に掲げたスケール感を持つ自身の人生の設計だろうと考えている。


最初に面談した時に、波長が合った。
早い話は「ウマが合った」のだけれど、同じように「駄法螺」だったかも知れないが、
それを次々に「実現」した。


モチロン、
実現の名誉と利益はクライアントのもので、我々は黒子で単にお手伝いをしただけだ。
しかしながら、得がたい「ノウハウ」は残り蓄積され、共有できる事は共有するため、ウィングは大きく拡がる。


安価な案件は相手にしなかった。
トップの器量を眺め見た上で集団討議して受諾の有無を決めた。


最初から「粗利80%」を目指し、それを忌避する先は歯牙にも掛けず相手にしなかった。
「付加価値」を創るのを助力する事に対し、安価な値切りを少しでも見せると直ちに退いた。


競合先や相見積もりなどの行為は徹底的に批判し相手にせず、
秘密主義の徹底と高飛車を貫き通した。


最初から競合が現れると、
その中身を想像し、完全に凌駕する提案を重ね「サラリーマン型」を徹底的に潰し去った。


一度主義で、同じ手(案)は二度と使わず、
「秘すれば花、秘せずば花なるべからず」を貫き通した。
そして、さっと退いた!


負債は全くない事もあり、率いた事業は組織(人)ごと売却した。
得た利益は、その殆どを社会の公益に資したく僅かな寄付や寄贈を行い綺麗に閉じた。


「Z世代」のバカ者よ、若者よ、社会への怨念と愚痴の前に、
踊らされてないで、適当に喰われないで、自らを認識し開き直り、
底ナシの自身を掛けて勝負してみよ! 開き直って勝負してみよ!

|

2024/11/29

いま、東京の不動産は急騰しているため、カネもないシロウトを引き込みクズ物件を売りつけ、夢見た「利益」が一挙に「負債」へ転じるなどは普通の事だ

世の中は「善人」が半分いれば「悪人」も半分いるワケで、
時に、その「悪人」と「善人」が巧妙にすり替わり成り代わるのだから手に負えない。


ゆえに、世間では「詐欺」が絶える事はない。


犯罪になるというか、ギリギリの構成要件を問われるのは、善人も悪人も、いずれも「強欲」だろうと冷たく眺め観ている。


しかも、被害に遭うのは全くの素人か、
あるいは「知ったバカぶり」を吹聴するゴミ漁りの類いだ。
共通するのは「ナンでも知っている」との自負心が、思わぬ陥穽に填まるのだ。


詐欺を働く側は、
その当たりを十分に理解した上で持ち上げ巧妙な「罠」を平然と仕掛ける。
ここでも紹介されている案件は、
「詐欺ではない」し「詐欺には当たらない」ように見受けますが、


基本は、
「強欲」が勝ると、肝心の「実態」を見失うともいえ、
何よりも、基本的に得られるというか得ようとする「利益」の「シミュレーション」を欠くのだ。


物件を、内外装で小綺麗に仕上げる事など容易い事で、
それよりも「本質の評価」を冷静に行う事だ。
それを省略する側には、不動産投資を語る資格はない。


引用開始→ 新宿にうまい儲け話があります…年収700万円の都内在住・37歳ふつうの会社員、転落のきっかけとなった「一通の電話」
(2024年10月25日 11時49分 THE GOLD ONLINE)

502

将来への不安からなにかしらの資産運用を始めようと考える人は少なくないでしょう。資産運用の手段として不動産投資を選んだ場合、得られるメリットは家賃収入、節税、売却益と魅力的です。しかし、なかには失敗する人もいて……。本記事では、リノベーションバリューデザイン協議会の代表理事、REISM株式会社取締役の挽地裕介氏が、牧野さん(仮名)の事例とともに不動産投資で失敗しないための方法について解説します。


自己資金少なく始められて、会社員でも節税ができる投資
ここ最近NISAやiDeCo、ふるさと納税、といった資産運用の話題をあちこちで聞くことが当たり前になってきました。37歳の牧野さん(仮名/男性)も、今後のキャリアや老後に少なからず不安を抱えていたため、なにかしら資産形成を始めなくてはと考えている1人でした。牧野さんの年収は700万円、都内のメーカー企業に勤めています。

ですが、貯金がたくさんあるわけでもないのに投資に回していいのだろうか?という不安や、本業の忙しさも相まってネット記事を読む程度で進まずにいました。そんなタイミングでかかってきた中古の区分マンションを取り扱う不動産会社からの電話。電話口の営業担当の話を機に不動産投資へ興味を持ちました。

不動産投資は「自己資金少なく始められる」「会社員でも節税ができる」といったメリットがいまの自分にピッタリの運用だと魅力を感じ、これはうまい儲け話だと思った牧野さん。紹介された新宿区にある築13年、すでに入居中の中古ワンルームマンションを検討します。


シミュレーションを見てみると、月々の収支が5,000円の赤字になっていましたが、「不動産は団体信用生命保険がつくので、生命保険を払う金額でそれ以上の保障を受けられる」「繰上げ返済で元本を減らせばトータルの返済額が削減できる」と教えてもらい、物件を購入することを決意。マンション経営者としての道を歩み始めることになります。

物件の引き渡しから4ヵ月後、次々届く悲報
ところが、物件の引き渡しから4ヵ月後、経営する物件の入居者が退去する旨の解約通知が管理会社から届きました。年末年始のいわゆる賃貸市況が繁忙期に差し掛かるタイミングには当たり前のことだし、申込もすぐ入るだろうとその時点ではまったく気にも留めていませんでした。

しかし、そこで提示された新しい募集賃料は2万円下がった査定。管理会社に問い合わせたところ、「実は、今回退去したのは、新築時からずっと住み続けていた入居者で、いまの周辺相場ではそのくらいでないと賃貸がつかない」と説明されました。次の入居者が入らなければローン返済が滞ってしまうため、悩んでいる暇はありません。やむなく条件を飲むことにしましたが、次にまた泣きたくなるような知らせが届きます。

室内の原状回復費用が60万円の見積書です。10年以上継続した入居で修繕箇所が多く、耐用年数を超えているため入居者の費用負担はほとんどなく、また特殊設備を備えていたためオーナーが全額の負担を背負ってしまいました。

そして不動産取得税、固定資産税などの税金の支払い、手出し少なく始めるつもりが自己資金からどんどん現金が出ていくばかり、さらに月々の収支も当初の目論見から5倍もマイナスです。このまま赤字物件を抱えていても仕方がないと売却査定を行いましたが、提示された金額は購入金額よりも600万円も低い査定。

所有して間もないことからローン残債も減っておらず一括返済の負担は捻出できるわけもなく、赤字のまま持ち続けることになってしまったのです。「こんなはずではなかったのに……」牧野さんは、不動産投資は失敗だったと結論づけるに至りました。

株式のように急落しづらく、価格推移も緩やかな中古不動産だが…
「副収入が得られる」「もしものときの備えになる」「複利効果で運用できる」、不動産業者が営業トークとして伝えた不動産投資によるメリットは決して間違ったものではありません。

ただし、提示された情報をただ鵜呑みにするだけでは同じような失敗を辿ってしまいます。都心エリアで築年も古くなく、入居者もついているし「よさそう」という、目の前の情報だけで物件を選んでしまうことに大きな問題があります。

株式、先物取引、暗号資産などに比べて、不動産は2つと同じ物件はなく個別性が強いとみられがちです。しかし、1990年代のバブル崩壊からリーマンショックを経て、現在の不動産価格の高騰といわれている昨今の状況でも中古不動産の価格推移は緩やかで、株式などのように価値が急落したり、消失したりすることは限定的です。

さらに、収益の安定性や法整備、金融機関の仕組みまでも考慮すると、堅実な資産形成を行うならほかの金融商品よりも不動産で取り組むことが最適にもみえます。では、なぜ牧野さんのように失敗だったと感じる人が後を絶たないのでしょうか?

適切な判断力があればリスクは回避できる
不動産投資はいかにリスクをコントロールできるかが非常に重要なポイントになります。代表的なリスクは空室、滞納、家賃下落、金利、災害といわれ、なかでも空室、滞納、家賃下落のリスクは、正確な情報を知ることで対策できます。

先の牧野さんの事例でもわかるように、物件の内装はどうなのか、どんな入居者がいつから住んでいるのか、一時的な資金が準備できるか、といったことさえ事前にわかっていたら、リスクに備えた選択肢を持てたのかもしれません。

数万円の家電やブランドバッグなどの買い物においては、その商品の性能や状態、持った後のアフター保証までしっかりと店員スタッフへ念入りに確認するにも関わらず、投資においては知識がなかったという理由で正確な判断がなされないケースが多くあります。

失敗しない不動産投資に不可欠なもの
不動産投資においていかに失敗しないか、成功確率を高める要因は「物件を選ぶ根拠があるかどうか」に尽きます。

日本の不動産は、価格に関する情報の透明性がない時代もありました。しかし現在では、大手情報サイトも数多くあり、インターネットで所在地や過去事例をみることも、またはFPなどの専門家へセカンドオピニオンのサービスを受けることも可能です。

ただし、周辺環境や相場を自分自身で確認することはできたとしても、オーナーチェンジ物件であれば室内の状態を見ることはできません。さらに、賃貸借契約の内容や管理状況も把握できません。

加えて、将来の賃料と価格の推移を予測しながらどのような選択肢を持てるのか、それらを総合的に判断する必要があります。そのために物件選びの根拠となるデータや仕組みまでも提供してもらえるか否かを確認することが、結果として不動産会社を見極めることに繋がります。

自分の資産管理を任せるパートナーだからこそ長い付き合いと考えて、電話をきっかけにすべて判断するのではなく、同業者の話ができるかどうかなどを聞いてみながら、信用のおける不動産会社を選ぶことも大切です。

もし仮に10万円の賃料が8万円に下がり、自己資金から2万円を捻出することになったとしても、賃貸がしっかりと付いていれば他人資本によって8万円のローン返済は着実に進み、レバレッジ効果も働くため完済後は数千万円の資産を手にすることができます。一時的な原状回復費用も室内をアップグレードするノウハウを持っていたら家賃を引き上げられるチャンスにもなります。

短期的に目の前の収支が赤字だから失敗だったと判断するのではなく、不動産運用は長期的な目線で計画的かつ余裕を持つことで安定した資産形成を行うことができます。将来の豊かなライフスタイルをもたらしてくれることでしょう。←引用終わり

挽地裕介
リノベーションバリューデザイン協議会 代表理事

REISM株式会社 取締役

|

2024/11/28

政治は一定の勢力を喰わすため施策を目に見える形にする事で、それを不要と考える側には「無駄」でしかない、官僚の仕事は「無駄の制度化」に尽きる

「有力な事業なので」と、夢想のアイデアを頑なに述べ立て支援を求める側は、
先に巨大な「幻想」があり現状の分析が甘く詰めも希望的だ。


従って、示す事業計画も精緻さを欠くが「幻夢」を眺め見ているのか、酔いしれている。

Met

凡そ、30年前に通商産業省(現在の経済産業省)が所管する「第3セクター」方式による「地域拠点事業」があり、
国と自治体(都道府県)を主体に、地域の基礎自治体(市町村)に商工会議所、
そして関連する事業組合と金融機関また総合商社へ呼びかけ、
出資と人材派遣を求め寄り合い(経営責任が曖昧な)所帯で、事業計画を策定する事になった。


一から、所管者は「中立の立場」を表明し、
主体を負わされる自治体の部局は、降って湧いた「事案」に対し主導権を握るが責任は負いたくないとの姿勢に終始し、
異動の時期を待ち解かれる事を顔に表す始末だった。


商社と銀行から駆り出された側に、日常業務は押し付けられるが、
いわゆる社内の窓際を捨て場の先として送り込んだ事もあり、
全く仕事をする事など能力的にも無理な話で無駄な事だった。


余りの遅滞に業を煮やした国の担当部局が、自治体を牽制指導し、
立て直しに向け、吾が方は強制的に引き込まれたのだった。
現状分析も希望的な作文で、
産業としての将来展望もなく、
人材育成も供給もないままで、
資本金と借入金が然したる事業計画もないままあった。


しかも、詳細な事業計画もないにも関わらず建設計画と建築図面があり、
発注時期も引き渡し時期も決まっていて、テナント部分に導入する先も未定のまま、
工事を進めるという無責任で、唖然とさせられ。


結果は、火の目を見るより明らかだった。


建前の20年間は維持する維持できる方向で計画修正を行い、
そのための条件整備に取り組み修正を加え、手を退いた。


概ね、そのように推移し幕を閉じたと見ている。
ハッキリ言って「何の役にも立たなかった」無用の長物であり、
有力政治家の売名貢献の暴力行使に過ぎなかった。


その事案を経験し、
政治と官僚と民間の綱引きと責任の押し付け合い。
その間の公費投入(消費)の無駄を思い識る事ができた。


それもあり、
民間であろうとナンであろうと、雑駁なアイデアでも事業化し、
その支援を求める側には、事業経営の度量評価も去る事ながら、
徹底的な甘さを排した考査を科すのです。


いままた、イシバカの手で「地方創成」と「防災庁」が、
具体的な展望を書いたまま、再び無責任な状態で「推し進められ」ようとしていますが、
掴み金に群がるヤカラやゴリラは雲霞の如くなのでしょうねぇ。

|

2024/11/27

脇の甘いヤツは喰い千切られ終わるのが歴史の教えだ! 「脇の甘いヤツは、腋臭が臭い」のも世間の定理であり既に公理とも言え、隠すも漏れ匂うのだ

嗚呼! 齋藤元彦!
ホントに、お騒がせの疑惑が次から次へと湧き出るのは異常で、
誤当人の「脇の甘さ」が原因で自然に漏れ出すわけだ。


公正を主張する首長であるなら、
何よりも「公正さ」に一点の曇りもなく疑惑を持たれない事が最重要課題だろう。


以前も指摘した事だけれど、
人として薄っぺらく人間的な魅力に欠けるためか、
「本当の友達がいないのだろう」おれは深刻な問題だ。


どんなバカでも、アホと言われる者でも、
学歴やキャリアに関係なく、真剣に意見する友達はいるものだ。


コヤツには、真っ当に考えるチカラを備え、コヤツの側に立ち真剣に意見する友達がいないのだろう。


立花孝志やら、ヤタケタ崩れのスカ・チンイチロォのようなのが、
勝手に応援者だと掻き回し、それにも一線を引かず「無知を煽り」怒濤の波を創り出し、再選を果たしたとも言える。


しかし、その直後に裏に控える鼻持ちならぬバカヲンナが、自慢げに言いふらした事が、公職選挙法違反を問われる事になる。
バカヲンナは、黒子であるなら、表に出てはいけないのだ。
齋藤のヨメも鼻持ちならぬ無知だと言われて久しいが、
そんな汚「バカ連」に囲まれ、焚きつけられ「有頂天」になっているのは、オツラの薄っぺらさと同じで、底が浅いとしか言えぬワ!


脇が甘い人物の、腋臭が臭い」のは天下の定理であり公理だ!
齋藤元彦は、素知らぬツラでいるが、それを続ける事は難しいだろう。


既に、汚バカヲンナが自慢げに勝ち誇ったように「SNS」上へ公開してしまったデータは消去しても消去できない。

Photo_20241127145501

司直が、無視を決め込んでも、批判や非難の声は燎原を焼き尽くす炎のように逼るだろう。


以前も指摘したとおり、
「本当にヨイ友達を持てよ」と、改めて言っておく。


引用開始→ 斎藤元彦に「公選法違反」疑惑をかぶせたPR会社女性社長の「ヤバイ肩書き」
(アサ芸プラス 2024/11/26)

出直し知事選で再選を果たした兵庫県の斎藤元彦知事に、今度は「公職選挙法違反」疑惑が浮上している。

コトの発端は斎藤氏が選挙後に初登庁し、知事就任式を済ませた翌11月20日朝に行われた、兵庫県内のPR会社の女性社長によるX投稿だった。

二度のフランス留学歴があるという女性社長は、日本の公職選挙法をご存知ないのだろう。その内容は実に危うかった。
〈兵庫県県知事選挙にて、斎藤元彦さんの当選が決まりました。心よりお祝い申し上げます。前代未聞の歴史的な選挙が無事に終わった今、『SNS』という言葉が一人歩きしてしまっているので、今回広報全般を任せていただいていた立場として、まとめを残しておきたいと思います〉

そして得意げにスライド換算にして25ページにわたる、選挙用のPR戦略を語ったのだ。

公選法では選挙活動で報酬を支払える対象は、事務員や車上運動員、手話通訳者らに限定されており、もしこのPR会社に報酬が支払われていたとなると、公選法違反に抵触する。さらに、この投稿がヤバイのは、文末に書かれた女性社長の肩書きだ。

〈2021年より兵庫県地方創生戦略委員〉

〈2022年より兵庫県eスポーツ検討会委員〉

〈2023年より兵庫県空飛ぶクルマ会議検討委員/西宮市産業振興審議会委員〉

この中で兵庫県地方創生戦略プランは、令和6年分の予算額だけでも8575億円にのぼる。

斎藤知事は11月25日に「(PR会社に)ポスター製作費として70万円ほどを支払っている」と釈明したが、PR会社がポスター以外の選挙支援活動を無償でやっていたとなると、その報酬や見返りはどこから出るのか。いっそう疑惑を深める結果となった。

これらの疑惑について、元大阪府知事の橋下徹弁護士は自身のXで一刀両断。

〈これだけ斎藤さんの近くで兵庫県庁の仕事を受けていた人に、自分の政治活動・選挙運動の仕事は頼まんよ。疑われることが間違いないから〉

さらに橋下氏は昨年のプロ野球における阪神とオリックスの優勝パレードで、兵庫県が金融機関向けの補助金総額1億円を、昨年11月21日に成立した補正予算で4億円まで増額、協賛金を還流したのではないかと疑われた「キックバック疑惑」についても言及。

〈これ、野球パレードの寄付と補助金増額の時期が一致してキックバックの疑いを持たれた構図と同じ。いくら当事者がキックバックではないと言っても、あそこまで時期が一致すれば疑われない方がおかしい〉

これらの問題意識を欠く斎藤知事は、権力者として不適格と断じている。

本サイトで報じた通り、斎藤知事をめぐっては8000万円超の「北朝鮮への補助金」のほか、兵庫県内には自民党安倍派と「救急医療のドン」をめぐる医療スキャンダルが噴出している。安心して救急車も呼べない現状に有権者が怒り、既成政党に属さない斎藤知事に投票しても不思議ではないのだが、これで斎藤知事も「補助金利権ズブズブ」で、県議会との抗争の本質が「補助金利権の奪い合い」だとしたら救いがない。

ちなみに兵庫県の補助金事業の多さは、全国10指に入る。自公政権と国民民主党で調整中の「所得税住民税103万円の壁」引き上げで地方税収が減るというなら、財務省は疑惑に満ちた350案件にも及ぶ「都道府県の補助金バラマキ事業」を全面凍結すればいい。←引用終わり
(那須優子)

|

2024/11/26

「金融商品」にはリスクが付きもので、そのリスクを被る考えのない側に身を置くなら、安易に借入金をしてまで勝負に出る事は避けるべきだろうと考える

少し前のネタですが、無知の欲張りについて興味深い記述がありましたので。


投資話を斡旋してくる側は、基本的に「自身の安定した喰い扶持を求めている」のでして、
それを実現してくれるのが其奴にとり「上客」なのです。
簡単な話です。


嘗て、先代の銀行からの借り入れが過大で、返済に汲々としていた事業者がありました。
取り立てでは矢の催促で、資産売却などを平然と迫られ「万事休す」状態で、人を介し「救援依頼」を受けました。


経営状況と資金繰り状態を厳密に精査した処、まぁ健全とは言えないものの不健全という程でもなく、破綻懸念先には及ばない経営でした。
銀行が抱える、不良債権先を一律にカットし、営業成績を上げようと企む本部スタッフの意向と判明しました。


早速、
強硬に主張する銀行の本部スタッフを呼び出しミーティングをする事に。
銀行側の当該事業者に対する査定表を提出させ詳細に解説させました。


此方は、資金繰りが苦しい状態に陥る最大の理由が、
高率な「支払い金利」と「借入金返済」の多額さにあり、
しかも、その対象期間は一貫して「利息支払い」と「資金返済」を怠った事もなく「リスケ」要請をした事もないので、
何処の何がどう「破綻懸念先」に当たるのか、詳細に論理的に述べてみよと質問した。


もぞもぞ、モジャモジャ、小理屈にもならない言辞を繰り出したものの、
自行が長年にわたり金利を得てきた事実、また「貸し出し、借入れ」を相互に繰り返し多額の「利益」を獲得してきた点への言及がないため、
その「越年に渡る獲得利益の総額を示せ」と強く求め、法外とまでは言わないが借入要請者の足下を見るかのような高率利息を課した理由を述べよと迫ると、それはできないと断った。


この点を見逃さず、
「現在の発言は争った時点で重大な争点になる事を指摘しておく」とボイス・レコーダーを示す。


一気に、気力や気迫を削がれたのかトーンダウンし、
発言に勢いがなくなった。


そこで「経営を健全化」するために、
① 高率の借入利息の訂正低減
② 当面の期間(双方が合意できる)は「借入額の返済」と同等の「新規借入」を合意し双方同意の訂正した定率金利を適用する。
この2点を呑ませた文書を交わし、後日に正式な「金銭消費貸借合意契約書」を締結し交わす事で参会した。


これは決裂時に訴訟する事も含め「チカラワザ」だったとも言える。


その事実を忘れ、
当該の事業者は「借入金」を全て「返済」してしまった。
(ナンともバカな事をしたものだ)


コロナ禍で、資金に窮した際に、
件の銀行に「融資」を求めた処、既に実績がないと断られたのだった。


「金融商品」にかかる事は、
「利益」を提供する側に必要にして十分な「利益」を供与してくれる客が「上客」なのであり、
それをしない客は、いわば単なる客という通過者であり風景に過ぎないのだ。


ゆえに、相手が「自己資金」か「借入資金」かの別なく、
多くの利益を獲得できる案件を勧めるのも致し方ないし、自身の無知も考えずそれを受け入れ乗るのも自由な事だ。

493

495

496

引用開始→「投資がうまくいくかどうかは運だが…」森永卓郎が指摘する、バブル崩壊で破産者になる人の共通点 (2024年11月16日 11時00分 集英社オンライン)

2023年に「資産所得倍増元年 - 貯蓄から投資へ」というスローガンが政府から発信された。税制優遇措置もあり、これまで投資に興味がなかった多くの人たちも投資を始めたが、経済アナリストの森永卓郎氏は多くの人が投資に夢中になる今の状況に警鐘を鳴らしている。

書籍『投資依存症』(三五館シンシャ)より一部を抜粋・再構成し、その危険性を説明する。

投資がうまくいくかどうかは運

投資信託を買うと、運用会社に毎年信託報酬を支払う。その料率は、比較的料率が低いインデックスファンド(S&P500とか日経平均など、すでに投資の分散先が確定しているファンド)でも、0.05%から1.7%程度だ。

一見、たいしたことがないように見えるかもしれないが、たとえば信託報酬が1.7%だと、10年間運用した場合は、投資金額の17%が運用会社の懐に入る勘定になる。

ちなみに運用会社が投資する銘柄を決めるアクティブファンドのなかには、信託報酬が2%を超えるものもある。ファンドマネージャーが、成長性の高い銘柄を選択することで、より高い利回りを実現するのだから報酬は高くて当然という触れ込みなのだが、アクティブファンドの運用成績がインデックスファンドの成績を上回っている証拠は存在しない。

私の元同僚であり、友人でもあった山崎元氏は、2024年1月に亡くなったが、生前私にこんな話をした。

「森永さん、運用という言葉は〝運を用いる〟と書きますよね。投資がうまくいくかどうかは運で決まるんです」

資産運用のプロ中のプロだった山崎氏でさえ、何に投資したら儲かるかはわからない。未来のことは、誰にも予測できないからだ。

それなのに、金融のプロは、さも自分たちには未来が見えるような顔をして、高い手数料を顧客から受け取る。しかも私がおかしいと思うのは、彼らは仕事が成功しても、失敗しても手数料を変えない。

たとえば、投資信託の基準価格が下落すれば、投資家は損失を被る。ところが、そうしたときにも、運用会社は既定の信託報酬を要求する。投資家は泣きっ面に蜂になるのだ。

私の苦情に配慮したわけではないと思うが、最近になって、成果報酬型の信託報酬を採用する投資信託が登場した。しかし、その投資信託の信託報酬の額は法外なほど高く、とても使いものにならない。金融業者というのは、それほど強欲な存在なのだ。

「借金で投機」は絶対に禁物

胴元の一人勝ちという意味では、有名なエピソードがある。

19世紀半ばにカリフォルニアでゴールドラッシュが起きた。全米から一攫千金を夢見た採掘者がカリフォルニアに集結した。彼らは、金脈を見つけて富豪になった者と金脈を見つけられずに破産した者に分かれたが、ゴールドラッシュのなかで確実に儲けた者がいた。採掘者たちにスコップを売りつけた業者だ。

金融業者が胴元として一人勝ちするという構造は、バブルの中で鮮明に浮かび上がる。それは、世界初のバブルである1630年代オランダのチューリップバブルのときにすでに始まっていた。

球根ひとつに数千万円の値が付き、富裕層から一般庶民にいたるまでが投機に熱中して、そしてバブル崩壊で軒並み破産者になった。

しかし、なぜ庶民がそんな高額投資に手を出すことができたのか。

当時、チューリップの球根は、現物の取引が中心だったが、途中から一部の高額球根には「所有権証明書」が発行されるようになり、球根そのものがまだ土中にあっても取引が可能になった。現代の言葉で言えば、セキュリタイゼーション(証券化)が行なわれたのだ。

そのことによって、チューリップの球根の所有権は分割できるようになったのだ。金融業者が発明したこの仕組みによって、庶民は高額球根投機の輪に加わることができた。それだけではない。金融業者は投機のための資金を融資して、バブルを煽ったのだ。

バブル崩壊で破産者になる人の多くに共通するのは「借金で投機をした」ということだ。自己資金だけで投機を繰り返したあとでバブルが崩壊しても、最悪自分の資産をすべて失うだけだが、借金で投機をするとそれだけでは済まない。

バブル崩壊時に資産は暴落するが、借金は一切減らないからだ。だから、「借金で投機」は絶対に禁物なのだ。

ただ、そんなことは投資の世界では常識中の常識だ。そこで胴元は、自動的に借金をさせる手段を考え付いた。それがレバレッジ(テコの原理)だ。

投資依存症 こうしてあなたはババを引く ←引用終わり

森永 卓郎

|

2024/11/25

「皇族」にも学問研究は自由であり、「報道」にも言論・表現の自由はあり、御簾垂の奥を巡り「推察」や「推量」も自由ながら、「皇室」に言論の自由はない

シモジモには、未だに分からぬ、未だに理解できぬ事が「秋篠宮 家」を巡り絶えないゴタゴタだ・・・


一番理解できなかった事案は、
神道の大宗家でありながら、長女次女はお二人とも後期高等教育進学先が「国際基督教大学」であった事。


その結果、長女は意味不明な思考と行動を採り、国を二分する意見対立を招き前代未聞の大騒動を繰り返した事はご承知のとおりです。
それに続いて皇嗣職の親王(長男)の成長に伴う進学先を巡る叩き合いだ。
幼稚園、小学校、中学校、高校、と煩い事であったが、いまは大学への進学先を巡り批判の嵐は止まない。


「秋篠宮 家」の子育て、躾、教育の方針が全く理解できない。
原因が皇嗣職にあるのか皇嗣職妃にあるのか? 双方にあるのか? 適正な誘導をしなかった宮内庁にあるのか?


世間は賑やかに勝手な批判を展開し、言いたい放題であり「週刊新潮」に至っては放火して廻っているかの如くで情けない。
「不敬罪」を問われた頃なら「重罪」に問われたとも言えるが、現代は「学問研究」「思想」「言論」「表現」の自由の下に言いたい放題だ。


基本は
皇嗣職たる「秋篠宮」が話さない事であり、
おそらく
「宮内庁」が、宮家を御簾垂に隠し「制限」している(と疑える)ためではないかと(世間は批判的に見ている)。

492
(2016年11月 秋篠宮邸の庭を散策されるご一家 宮内庁提供を時事通信から)


不思議な事は、
「御簾垂」の陰で見えるような見えないモヤモヤが喧しさの要因であろうかと・・・・


引用開始→ 秋篠宮家の悠仁さまの学習院大学進学を識者提言  「東大進学にメリットなし」
(2024年10月10日 10時40分 PRESIDENT Online)


秋篠宮家の長男・悠仁さまの進学先が注目されている。皇族の大学進学はどうあるべきなのか。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員・藤澤志穂子さんは「東大への推薦入学や、生物学の研究が盛んな大学名が候補として挙がっているが、いずれもリスクがある。将来、天皇になられるからこそ、私は『学習院へお進みください』と強く勧めたい」という――。

「東大推薦入学」に反対する1万2000筆超の署名

高校3年生になられた秋篠宮家の悠仁さまの大学進学先はどちら? といった憶測が飛び交っています。トンボなど生物学の研究が継続できそうな東大、筑波大、東京農大、玉川大などなど。紀子さまが熱望しているとされる東大推薦入学は、オンライン上での「反対運動に1万人以上が署名した」との報道もあり、やや遠のいた印象でしょうか。

お茶の水女子大附属幼稚園から現在、通われている筑波大附属高まで、悠仁さまのために作られた制度とみられてしまうこともありました。同様の制度を活用して進学した一般生徒の例が殆ど聞こえてこないことも不思議でした。「皇室特権」とみられてもやむを得ず、その最たる事例が東大推薦入学になるのでしょう。

推薦入学は私学では一般的とはいえ、東大となれば「国際数学オリンピック」で入賞するなど、一般入試よりハードルが高いのが実態です。それに匹敵する実績を悠仁さまが出されているのか? どうしても「モヤモヤ感」は否めません。

ですが悠仁さまの進学に当たり、「皇室特権」を使っても全く問題のない、むしろ自然な進学先があります。それが学習院です。だからこそ、学習院出身の筆者としては、今こそ悠仁さまに「学習院大学へお進みください」と強くお勧めします。それに学習院大学理学部には生命科学科という、生物の研究ができる学科もあるのです。

なぜ歴代天皇・皇族は学習院で学んできたのか

学習院は、明治天皇が皇孫・迪宮裕仁親王(後の昭和天皇)の教育を任せるため、日露戦争の名将:乃木希典を院長に招いた歴史があり、当時の教えが教育の基本になっていました。そのもとで上皇陛下も天皇陛下、秋篠宮殿下も学んでおられます。

ある意味「天皇になるための帝王学」の一端を担ってきた学習院に通う機会がなかったことで、悠仁さまが得られなかった代償は、あまりにも大きいのではないしょうか。それを学習院大学へ進学することで埋め合わせてほしい、と考えます。

その理由をひもといていきましょう。

目白にある学習院のキャンパスには、「乃木館」と呼ばれる建物が今も保存されています。乃木は1907(明治40)年に院長に就任、ただちに学習院の中・高等科(当時)を全寮制に切り替え、自身も生徒たちと一緒に寝食を共にしました。その乃木の居室部分を保存・移築した建物です。木造平屋建ての大変質素な造りに、乃木の心根が偲ばれます。

日露戦争で乃木の2人の息子は戦死しています。明治天皇は「そのかわりに多くの子供たちの教育を任せたい」と依頼、乃木は裕仁親王はじめ皇族・華族の教育にあたりました。その教育は人格形成を目的に、質実剛健を旨とした「乃木式」と呼ばれ、長く学習院の教育方針とされてきました。

学習院には乃木が当時、生徒たちに遊泳指導を行った際に海岸で一緒に撮影した写真、また自身がふんどし一丁で遊泳に臨む姿を映した写真もあります。学習院では沼津(静岡県沼津市)の遊泳場で遠泳をする臨海学校が毎年、初等科以上の生徒たちを対象に行われており、男子生徒はふんどし一丁で泳ぐ習わしです。質実剛健の「乃木式」が今の時代にも息づいていることの表れでしょう。

皇族であっても「特別扱いしない」安倍能成院長の教え

学習院は戦後、宮内省の傘下を離れ、一般の私立学校となりました。その「中興の祖」と言われるのが教育者・哲学者の安倍能成で、文部大臣など国の要職を歴任してから学習院長に転じ、現在に続く学習院の基礎を作りました。

安倍の「正直であれ」という教えは、学習院では初等科の際に叩き込まれます。「逃げずに自分が考えたことをしっかり打ち出す誠実さ」を謳った教えであり、「まだ何も分からない子供の頃に、この教えを身に着けられてよかった」と振り返る卒業生は少なくありません。そうした卒業生たちの多くは、自身の子女を初等科に入学させたいと考えるようです。

ある卒業生はこう打ち明けます。

「一部の有名私学の小学校や幼稚園には、合格を期待して学校関係者に対する謝礼などが行われているのかもしれません。でも学習院ではそういったことは一切ありません。そうしたことをしないTPOがある、ということも学習院の良さだと思います。入学に当たっては合格基準の成績をクリアするのが当たり前。たとえ卒業生の子女でも、不合格となったケースは多数あります」

出席と単位数の足りない上皇さまを留年に

安倍は新制の学習院大学を創設しています。ここでちょっとした「事件」がありました。現在の上皇陛下(当時は皇太子・継宮明仁親王)が学習院大学政治経済学部2年生に在学中の1953(昭和28)年、天皇陛下の名代としてエリザベス二世の戴冠式に出席するため英国に渡航し、半年間に渡り外遊されました。

帰国して復学されようとしたものの、出席と単位数が不足していることが教授会で問題になりました。「特別扱いはしない」ということで留年が決まり、明仁親王は退学、その後は聴講生として大学に通われました(「学習院」浅見雅男著、文春新書)。

この2つの事例から考えられることは何でしょうか。学習院における皇族に対しての教育は、一般学生と特別扱いはしない、嘘偽りなく、厳しく質素に育てる、ということだと私は考えます。同時に皇族としての自覚を持たせる教育でもあったでしょう。

私が卒業した学習院女子中・高等科で、秋篠宮家の眞子さま(小室眞子さん)が入学された際、秋篠宮家では「秋篠宮さん」と呼んでほしいと要望したそうです。ですが当時の教員はその申し出を受けず「宮様」とお呼びした、といいます。

「皇族としての自覚を持ってほしい」という願いがあったからでした。加えて言うならば、学習院女子では「奉仕の心」を学びます。貞明皇后(大正天皇の后)が力を尽くした、らい病患者の救済をはじめとする各種募金活動がありました。

皇族方を「宮様」と呼ぶ狙い

こうしたさりげない毎日を送る中で皇族としての自覚、つまりはノブレス・オブリージュの精神を養う。恵まれた立場の者には相応の、果たさなければならない責任と義務があることを教える、学習院とはそういう場所なのです。

悠仁さまがお生まれになった際は、学習院の本部がある目白で地元商店会の方々が記念植樹をしました。通学されるのを心待ちにしていたのに「残念です」と当時の関係者は振り返ります。いつか学習院に来て下さるのではないか、といった期待もあったでしょう。

そのせいか目白にある学習院高等科(男子)、大学とも、悠仁さまが入学を希望された場合に備えた受け入れ態勢を取っていたようにも見えます。まず高等科、中高一貫教育が男女とも制度化されている学習院ですが、男子のみ若干名の外部募集枠を残していました。保護者の間では「悠仁さまのために設けられた制度」との噂がもっぱらでした。

また学習院大学理学部は、物理や数学など基礎研究を基本としていましたが、生物や科学を学ぶ生命科学科は2009年創設と比較的、新しい学科です。もちろん、そうした学問のニーズが高まってきた背景があるからでしょうが、こちらも悠仁さまの進学を念頭に置いていなかった、とは言い切れないでしょう。

何しろ皇族の多くの男性方は生物研究をなされてこられました。悠仁様のひいおじい様の昭和天皇は変形菌類やヒドロ研究、おじい様の上皇陛下はハゼ、お父様の秋篠宮殿下はナマズと、生物は男性皇族の専門分野のような様相です。こうした需要に、学習院大学も応じる必要はあると考えたのかもしれません。こんなところに私は学習院の「懐の深さ」を感じます。

ただの私立学校と侮ってはいけない

天皇家の愛子さまは、幼稚園から大学までを学習院で学ばれています。成年を迎えたばかりの悠仁さまと比較するのは酷かもしれませんが、学習院で教育を受けた点では、皇族としての自覚をお持ちなのは愛子さまの方ではないでしょうか。

加えて学習院女子で学ばれた「奉仕の心」が、日本赤十字に就職されるきっかけになったはずです。歴代皇后が名誉総裁を務められる組織へのご就職は、皇族としてのノブレス・オブリージュによる進路だったことでしょう。

愛子さまのこうしたご様子、宮内庁インスタグラムで話題になった、御料牧場でタケノコ堀りにご一家でいそしまれるお姿を見て「自分の娘は学習院に進学させたい」と考える保護者は、卒業生はもとより、学習院出身ではない父兄の間にも広がっている印象があります。

いっぽう、悠仁さまが進学されたことを理由に、お茶の水女子大附属小・中や、筑波大附属高に息子を進学させたい、という声を私は聞いたことがありません。「未来の天皇」が学習院へ行かなかったことには教育上、やはり無理があったのです。

皇族としての最善の道

愛子さま「天皇待望論」もあります。悠仁さまと、どちらが天皇にふさわしいのか。女性が天皇になることについて、国の議論も方向性が見えない中、私ごときが言うのは僭越ではありますが、歴史をさかのぼれば女性の天皇も存在していたのに、現代ではなぜ女性ではダメなのでしょうか。人気のNHK朝ドラ「虎に翼」で流行語になった「はて?」が思い浮かびます。

このことはともかく、「天皇になるために、学習院で教育を受ける」機会を、悠仁さまには今からでも取り戻して頂きたいと思います。研究者とトンボ論文を共著された悠仁さまであれば、たとえ学習院大学に進もうとも、ご自身が望めば、どんな大学からも優秀な研究者が来て、ご指導をされるでしょう。

昭和天皇、上皇陛下、秋篠宮さまもご自身の生物の研究を、大学で学ばれたわけではなく、国内選りすぐりの学者から手ほどきを受けていたはずです。これもある種の「皇室特権」かもしれませんが、同じように考えれば、悠仁さまにとって実は大学名は関係ない、ならば学習院に進んでいただくのが、皇族として現時点では最善の道ではないでしょうか。

幸いなことに、今は理学部に生命科学科があります。他校では学べなかった、皇族としての矜持を学習院で身に着けて頂くことが、成年皇族として真っ先に必要なことと思います。←引用終わり


----------
藤澤 志穂子(ふじさわ・しほこ)
昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員
昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。元全国紙経済記者。早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻中退。米コロンビア大学大学院客員研究員、放送大学非常勤講師(メディア論)、秋田テレビ(フジテレビ系)コメンテーターなどを歴任。著書に『出世と肩書』(新潮新書)『釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝』(世界文化社) がある。
----------

|

2024/11/24

兵庫県知事選挙は呆気ない綱引きの結果に対し、選挙屋シロオトが姿を突き止められ後に「余波」を残す結果を招き、これまた実に煩く喧しい事になる

広域な選挙区で候補者として立候補するには、
選挙区の各地で「応援者」が必要で、選挙期間中を含め「物心両面」で手厚く支援を受ける事が基本条件だ。
その手足を支えてくれる応援者があり、初めて「候補者のポスター」を貼り出す事もできる。


泡沫候補は、それすらできない!


選挙で勝つには、物心両面にプラスして「戦略・戦術・作戦」を考え、
有効な投入とその展開を指揮する「頭脳」としての参謀を欠いては成立しない。
そんな事は当たり前で、無知が(ゆえにと考えるが)別段に騒ぎ立てる事でもナンでもない。


どのような「戦略」を短期間で組み立てるか?
どう有効な「戦術」を用いるか?
それらを一気呵成に「作戦」投入し、形勢を逆転するか、できるか?


これを練り上げ、粘り強くロジスティックできる陣営が接戦を制し勝つのだ。


モチロン、公職選挙法では僅かな「謝金(日当)」を車上運動員に支給する事以外は禁止事項であり、
破れば「公職選挙法違反」の罪に問われ当選は無効になる。


ゆえに「有償」で引き受けるバカはいない。
あくまでも原則は「ステルス」であり、選挙後も「黒子」が姿を見せたりする事はない。
有用だった費用は、様々な団体や支援者がコッソリと必要とした費用を選挙区外でロンダリングを重ね支払うのが原則だ。

Photo_20241124221101

その原則からして、
足が見え、姿を突き止められる、この度の「頭」は、全く分かっていない相当なシロオトだ。


引用開始→ 斎藤元彦知事再選「台本アリ」だった!? コンサル会社に〝委託〟発覚で興ざめ続出
(東スポWEB 2024/11/23)

ぼっちはウソだったのか。斎藤元彦知事が勝利した兵庫県知事選を巡って新たな騒動が勃発している。

パワハラやおねだり疑惑が報じられ、百条委員会も設置された斎藤氏だが、知事選ではSNS上で多くの応援の声が寄せられ、最終的に当選を勝ち取っていた。「大手メディアの敗北」がトレンドワードとなる一方で「SNSの勝利」が話題となった。

注目の中、2期目がスタートした一方で知事選の舞台裏を明かす「note」が物議を醸している。地元コンサル会社の代表が書いたもので、斎藤陣営の広報全般を担当したと明かし、陣営の戦略的広報について詳しく解説している。特にSNS戦略について説明しており、応援アカウントの立ち上げやハッシュタグを活用して流れを作る重要性などが指摘されていた。

政治に関係する人からすれば興味深い内容ではあるが、いかんせん詳しすぎた。勝手連的に盛り上がったと思われた斎藤氏を応援するSNSだが、コンサルによる方向付けが行われていたと明かされては支持者が興ざめするのも当然。しかも、選挙の興奮がまだ冷めやらぬうちにだけになおさらだ。

20日付でアップされたこのnoteが話題になると、代表のXには「『最初は1人ぼっちの選挙でした』ってのが嘘だって教えてくれてありがとう」「黙っておけばいいのに」「これにひっかかった人のなんと多いことか」と、がっかりする声が寄せられている。

地元コンサル会社に取材を申し込むと、担当者は「各社から取材依頼が殺到しており、一律でお断りしております」とのことだった。今後の対応について担当者は「弁護士や専門家を交え、弊社からどのように動くべきかアドバイスをいただき協議しているところです」と回答した。

この件が興ざめだけにとどまらないのは、コンサル側へ報酬の支払いがあると公選法との関係で問題となる可能性があるからだ。斎藤氏はこの日、この件について地元メディアに問われ「法に抵触することはしていない」と述べた。

兵庫県政が落ち着く日は一体いつになるのか。←引用終わり

|

2024/11/23

冬の訪れと共に晴れた日の夕景が一際、美しい季節になり、街にはイルミネーションが輝き、仮初めの恋人たちも冬ざれた頃に火が消え、去る日がきて

陽は落ち、空を染め、
マチは明かりを求め光を灯す。
ありふれ見慣れた夕景が包む。

20241121

訪ねたサロンに、見慣れぬ顔、見慣れた顔が。
間伸びした貌、間抜けな貌、カシコを誇る顔、アホ〜な顔には愛嬌もある。


間伸びしたカシコアホの貌は、毀れてカオスだ!
会釈されるが、無視し相手にする事などはない。
その汚い毀れた顔を洗ってからにしやがれ!バカ野朗!


そう見下しながら、バーラウンジへ進む。
そこで迎えられたのが、この夕景だった。


暮れなずむ中で、
席を改めトップラウンジで窓辺の席から夜空と降下する旅客機を眺めながら人を待つ。


壁際の席に座る年頃の男女が、どうやら破局を迎えたのか深刻そうで、時折ながら声が大きくなり、聞くとは無く聞こえてしまう。


そうか、
「冬ざれた頃」の石畳に、舞う枯れ葉と共に、別れが訪れたのか・・・

Photo_20241123122601

I

街や道路にはイルミネーションが、束の間の幸せを輝かせているが。


思わず、同年のオバケ世代を代表し、
五輪真弓さんの「冬ざれた街」を頭の中でアカペラした。


五輪真弓、中島みゆき、松任谷由実、茶木みやこ、
チョイと離れた歳上に森山良子、
皆さん、ほぼ同世代でオバケそのものですよ、もぉホントに!

|

«天才は天賦の才能で、誰もが持つ事はないが、それに勝るとも劣らないのは「丁寧」な「努力」の積み上げで獲得する「思考力や洞察力」による組立力だ