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2005/11/16

世界の中の「日米同盟」はスゴイ!

ホントに、予想どおりでしたね「対中国」に向けた「世界の中の日米同盟」!

今日のことは「小泉外交の脆さを懸念する!」(11/03)で事前予測しています。

アッとサプライズ!オッー、サプライズ!ではなかったですね。最初に想定していたとおりでした。それでもスゴイです。臆面もなく言い切ることができるというのは。次は、いよいよ「日米英三国軍事同盟」ですか、もう、それしかないですよね。「日米の結束がアジアの平和を保つ」と小泉首相、これもスゴイね。ワシントンでラムズフェルドは腹を抱えて高笑いしているよ、「小泉よくやった」ってね。おそらくね。ライスが後追いしてきますよ、そう遠くない時期にね。「何しにって?」、「それは、具体的な中身を詰めるためにですよ」。

多くは空手形に終わるだろうけど、①「日本の国連安保理事会常任理事国」、②「北朝鮮の核完全廃棄と拉致問題への懸念」、③「台湾を含む中国はひとつであるが、台湾の平和と安全を保たなければならない」、④「イラクでもアフガニスタンでも、日本はよくやっている。感謝している」、⑤「日本の景気が回復することは、米国にとって(は大変)良いことだ」、⑥「小泉さんは、よくやっている、素晴らしいパートナーだ」、⑦「在日米軍の統廃合については、日本の関係者とよく協議したい、基本的には日本の国内問題だから」、⑧「米国産の牛肉の件は、日本の関係者が『安全』との見解を示してくれた。感謝に堪えない」と、表情に焦りを感じさせ(今日は、どこか落ち着きがなかったですね)ながら、リップサービスを連発した米国ブッシュ大統領。

対する、わが小泉首相も、①「在日米軍の再配置は、誰でも、基地の受け容れについて『反対』表明するのは、当たり前のことだ」。「しかし、平和があって繁栄が保たれている。このことを忘れてはいけない」とさり気なく応じて付け加える。そして「政府一体となって、地元に何が重要かを充分に説明し推進していく」と強い決意を凛々しく述べた。②「イラク、サマーワで活躍する自衛隊の派遣は、イラク情勢の推移を見守りながら延長する」と優等生の見解を述べる。本当にお利口さんですね。なぜか、共同会見場での目元や表情には、どこかにゆとりさえ感じさせましたね。どっちが米国大統領か分からないくらい、小泉首相は実に堂々としてましたよ(お世辞ではなく)。ちょっと、気合いに恐ろしさを感じましたが。

米国ブッシュ大統領は、日本で「兄弟の契り」を(軍事面で)充分に固めた上で中国の首脳陣に対したい。それこそが、対テロ戦争の後に迎えるであろう、対「中国」(軍事)戦略のキーポイントなのだから。何よりも、沖縄を始めとする日本国内の軍事基地は極東全体に睨みを利かせるためにも最重要テーマなのだと考えた?!。最近の「中国」は国力がついたと、奴らは思い上がった節があると、米国の軍事関係者は分析しているらしい。なおかつ、近頃の「中国」は、いまやアゼルバイジャンの石油を手に入れ、世界最大の産油国の地位を占めるであろう「ロシア」と急接近し、殊もあろうに、シベリアルートの石油パイプラインを「中国」内へ引き入れようとしている。「なんということだ!?」という焦りもあるが、「中国」へ一発見舞うにも「日本」の長期的な協力が欠かせない。「小泉純ちゃん」と仲良く「兄弟の契り、できれば主従の契り(日本人が一番好きな心に響く人間関係)を結んでしまうことだ」と考えたのである。

ラムズフェルドとライスの考えは、「日本は、場所と金を出す(提供する)だけだ。ぐちゃぐちゃ言わせない」。「日本は、小金持ちなのだから」。何よりも「義侠心に篤い連中だ」という思いこみもある。これさえ固めれば、「中国」なんて一捻りだと「米国」は考え、さあ、「中国」に勝手な真似はさせない。「自由」こそ大事だ。「覚悟しろ、中国!これからは揺さぶるぞ!」なのだ。そして帰りの駄賃で「モンゴル」にも楔を打ち込んでしまう。これが「APEC」を軸(ダシ)にした今回の「米国」の基本戦略ではないか。米国大統領閣下は就任以来の失態続きで支持率は低下の一途を辿り歴代最低らしい。間もなく中間選挙だし、ここらで一挙に挽回できる方法を考えないと終わってしまう。欧州大陸では、相手にしてくれそうな奴はいない。そう考えれば、「小泉純ちゃん」は、いい男だなぁということだ。

今回の「日米首脳会談」の席上では細かな話は一切なく、どちらかといえば友好確認に重きをおく雑談に近かったはずである。何よりも「京都」へ立ち寄ることが絶対条件(日本の文化を愛しているし造詣を深めようと考えている姿勢を見せる)であり、それが日本の世論に良い影響を与えると「米国」は考えたのだろう。今後、長期的に軍事費を日本に分担(支出)して貰うためにも大切なことだとの判断が先立っている。その条件整備の上からも、何よりも「在日米軍と自衛隊の共同指揮」へ踏み込まなければ、「日本に軍事費の肩代わり」をさせられない。また長期的な視点から考えれば、取るに足らないことだが、日本が喧しいから「国連の安保理常任理事国」の席を与えることだ。これらの点を間接強調するためにいろいろと考えに考えたスピーチ(リップサービス)が、共同記者会見では連続し突出していた。

この度の、「日米首脳会談」は、日本が米国とのこれまでの関係性(歴史)を飛び越え、明らかに平等性を欠く(能力からして当然)ものの一気に有力なパートナーの位置を占めるように仕組まれた中身(準備されたシナリオ)を持つのではないか。その意味で、米国は大枠を抑えたのだし「予想以上の成果」を得たのではないだろうか。これからは、実務者の会議で詰めればよく、それはタフな外交官ライス国務長官の仕事だ。おそらく日本の外務、防衛官僚では、ほぼ太刀打ちできないだろう。赤児の手を拈るみたいな話になるだろう。そして正確には「日米英三国軍事同盟」+「豪州」を加えた「日米英豪四国軍事同盟」へ進むことを想定した方がよい。

これから、いよいよ、日米は中国との間で熾烈な「アセアン10」の争奪戦に入ることになるだろう。日本人は、本当にその覚悟はできているのだろうか。その意味で真に不思議な一日である。ひょっとして世界史に残る一日かも知れない。そんなことを、いかに形式的で儀礼的なこととはいえ、約2時間弱の首脳会談で合意してしまったようだ。分からないなぁ!ホントに。大丈夫かなぁ?ホントに。

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受信: 2005/11/16 23:25

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