ベトナムでの「テト中の良い話」を、ご紹介します。
ベトナムは月暦(旧暦)正月節(Tet=テト)が明けました。
ベトナムの田舎の娘の「心温まる話」をご紹介します。
今の日本人の若者に欠けている心がまだ田舎には残っています。爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものです。
名前は、Hanh(ハイン)。タインフォア省の奥マイチョンの出身。現在ハノイ師範大学4年生。将来大学院を出て田舎の高校の先生になりたいとのこと。
平日の夜と休日は、日本食レストランでアルバイトしています。ベトナムの85%はキン族出身ですが、彼女はタイ族。所謂(いわゆる)少数民族出身です。ベトナムではIDカードに明確に記載されています。
テト休暇で、ハノイから田舎まで約180kmを中国製オートバイで帰るとき、山道で転倒して右腕を怪我し、ハノイに2日遅れて戻ってきました。
その時の店での彼女との会話。
Q「何故怪我したの?」
A「山道で明かりも無く、道の窪みが見えなかったんです」
Q「焦って帰らずに、朝早く出ればよかったんじゃないの?」
A「お土産を、お祖父さんに早く渡したかったから」
ただ、このことだけで、夜の山道を帰るんですよ。ポロリと涙が出そうでした。
ハノイからホアビン省の中心まで80km。そこからラオス国境に近いマイチョンまで80km。そこからまた山道を約20km。我々想像を絶するような所なんでしょうね?
しかし、こんな娘がきっと数多くいるんでしょうね。金が全てと考えているハノイの娘とは、比べようもありません。今年中には一度訪ねて、心の洗濯をと思っています。
きっと将来、学生に慕われる良い先生になってくれるように思いますし、心より期待してます。
今年のテトは、この6年間で一番暖かいテトでした。日本はまた寒波到来。かなり寒くなるようですが、皆さんもお体に気をつけて下さい。
[ハノイの素浪人]
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